5月8日第5回3期生ゼミ記録(静谷)

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こんにちは。3期生の静谷です。

5月8日に第5回目の3期生のゼミがありました。今回は、わたしが学んだことを皆さんに伝えていく、発表者でした。話した内容を書く前にまず、今回の発表で自分の「計画性の無さ」を実感しました。今回の発表のレジュメを完成させたのは、発表日の朝の4時です。1回目の発表を終えて、わたしは「まだ発表まで3週間もあるからあとでいいや」とレジュメを作るのを後回しにしていました。すると、他の授業での課題であったり、部活やバイト、サークルであったりとレジュメにかける時間がまったく作れなくなってしまいました。GWでは、遊びとサークルとバイトで予定がすべて埋まっていました。こんなことなら1回目の発表が終わった後の暇な日に、少しでもレジュメを進めておけば良かったと追い込まれてから気づきました。本に関しては、行き帰りの通学の時間で読んでいたため、しっかりと読み切ることはできていましたが、自分の追い込まれてからでしかモノゴトに取り組めない弱い部分がモロにでてしまった発表準備となってしまいました。

さて、自省はここまでで学んだことを書いていきます。
今回わたしは、前回に引き続き野口芳宏先生の「教師に必要な3つのこと」について発表しました。
野口先生は、授業の本質は「学力の形成」と説いています。授業とは、学力を形成するための1つの指導であり、授業の最も重要な目的は、「学力形成」であることを、常に心に留めておかなければなりません。確実に学力を伸ばす授業なら、子どもたちは結果的に、学ぶ喜びに気づきます。楽しい授業にしようとする前に、まずは「子どもの理解を確かにするにはどうしたらよいか」という点に、全力を注ぐことが大切であると説いていました。

わたしはこれまでの模擬授業で、どうしたら生徒たちを楽しませることができるかばかりを考えていました。実際に、指導案を考えている時に結局何を生徒たちに伝えたいんだ?と毎回途中で考え込んでしまいます。もちろん生徒たちを楽しませることは大切であると思うが、授業の本質を忘れずに授業を考えていくことが大切であると学びました。(静谷)

「教師になるということ」を読んで(寺坂)

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5月20日の教師力アップセミナーでお話をしていただく池田修先生の「教師になるということ」を読み、学びをまとめたいと思います。

実は、池田先生とお会いするのは3度目。一回目は、「教育と笑いの会」で、もう一回は、玉置先生から借りた、上越教育大学の赤坂先生のDVDでお会いしています。「教育と笑いの会」での、先生のお話がとても面白くて、とても印象に残っています。

この本の中で、一番印象に残っているのは「指導の力」とは、

つまらないを、おもしろい!に
分からないを、分かった!に
できないを、できた!に


変える力だと言うことです。勉強が嫌いな子、できない子は、往々にして、つまらない・わからない・できない、で終わったままなので、好きになれない。当たり前ですが、教師の果たす役割の大きさを感じました。授業を作る時に一度、子供の目線・思考に立ち返ってあげることで全員が参加できる授業になるのだと分かりました。その実践例として、漢字の苦手なN君の話がありますが、牧野さんが詳しく書いてくれているので割愛、、、、、
でも、授業を考える難しさと同時に、やりがいをとても感じるお話でした。

今回のセミナーは、教師の切り返しについての講演です。私は、中学校実習では自身の中学生の時を思い出し、やんちゃな子へのとっさの対応はできましたが、小学校実習でなかなかうまくできなかったので多くのことを学びたいと思います。(寺坂)

『先生子どもたちをよろしく!担任の仕事を楽しもう』を読んで(石川)

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つい先日、5月20日(土)に行われる教師力アップセミナーの講師である池田修先生の『先生子どもたちをよろしく!担任の仕事を楽しもう』を読みました。

1期生の牧野さん・渡部さんをリスペクトし、私も真似してみようと思いました。物事を継続して行うことが苦手な私の挑戦です。記事が上がらなくなったら、察して下さい(笑)。2期生の牧野さん・寺坂くんに負けず劣らず頑張ります!

この本では、学級担任の仕事について具体的に書かれていました。さらに、「あなたは〇〇してしまっているのではないでしょうか」「〇〇に気づくあなたでした」と、まるで自分のことのように書かれており、イメージを持って読み進めることができました。
内容も各項目が短く構成されておりスラスラと読むことができました。
(個人的におすすめです。ぜひ読んでください。)

今回、私が新任になれたら気をつけようと思ったことを紹介します。それは、「指導哲学を持つ」と言うことです。本の中で池田先生は、

教師は、その場で答えなければならなりません。『ダメだよ』ときちんと声に出して言う必要があります。(中略)ところが「自分の指導哲学」を持っていない先生は、誤った対応になりがちです。

と、述べておられました。
考えてみると、いつ、誰を指導するにも自分なりの指導基準(哲学)は必要です。私は中学校教育実習中にダメなことに対して生徒に押し負けてしまうことがありました。教壇に立つ(予定の)身として、2度とこのようなことのないように「自分の指導哲学」を確立したいと思いました。

最後に、言い返しを効果的に行うために先生が心がけていたことの一つに「言葉遊びで練習する。」と述べていました。以前教育と笑いの会で池田先生自らが行なっていた「謎かけ」です。
せっかくなので私もチャレンジしてみたいと思います。(温かい目で見てください。)

「生徒指導」と掛けて「重量挙げ」と解く。
その心は、
どちらも「想い(重い)を持ち続けることが大切」でしょう。(石川)

5月11日小牧市立味岡小学校研究会に参加して(白井・石川・寺坂)

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5月11日に味岡小学校の「平成29年度 第1回授業研究会」にゼミ2期生白井、石川、寺坂で参加させていただいてきました。3人の学びをまとめたいと思います。

私は、5時間目、4年生の算数の授業を書かせていただきます。子どもたちは、学びに向かう姿勢がどの子もできていました。特に私が印象に残っている子供の2つの姿があります。

1つ目は、話をする人に身体の向きを変え、聴く姿です。2つ目は、「分からない」を友達に伝える姿です。どちらからも、互いの存在を大切にする学級づくりというものが、学びに向かう姿勢につながるということが分かりました。そして、「学び合い」から子どもたちが、友達を大切にする心情を学んでいることを実感しました。

授業では、その後の分科会でも話されていた「学び合い」をすることが目的ではないということを学びました。子どもたちにどんな力をつけさせたいかを見通しを持って、「学び合う」場面をどこで活用するかを考える重要性を知ることができました。私は、「学び合い」について研究をしていますが、「学び合い」することを目的に、考えてしまっていた気がします。子どもたちの学びが深まるにはどうすべきかを目的に、これからもっと学んでいきたいと思いました。(白井)


3年生の特設授業では「加減計算と乗除計算を組み合わせた問題」が行われました。学び合いを始めて見る機会でした。

学び合いの時間では「どうやったの?」と仲間に聞いたり、グループ全体で「教えて」「そういう風にやったんだ!」と話し合ったりしていました。1つの問題をグループで解決しようとする姿に学び合いの良さが現れていました。しかし、誤答を正答のように扱ってしまう事があり、正しい方向へ導くことの難しさを感じました。

分科会では、「話し合いをさせようとして授業が複雑化してしまう」という指摘がありました。このことから、教師が明確な目的を持って学び合いに取り組ませることが良い学び合いの一歩だと知ることができました。(石川)


1日参観させていただいて、玉置先生も仰っていましたが全クラスで学習規律が整っているなという印象を持ちました。その中でも、ロッカーの整頓状況でクラスの雰囲気は変わってくるということもとても分かりました。「環境の乱れは、心の乱れ」というように、何気ないところでも、気にかけていかなければならないと学べました。

箇条書きになりますが、1日で学べたことを列記します。

○ 「先生話すよ。誰が一番上手に聞けるかな。」
これは、1年生?の体育の授業での一コマです。良い学びは、真似から始まると言いますが、それがよくあらわされた瞬間かなと思います。実際に、子供の背筋はピンと伸び「先生の方向いて。」というよりも効果があることも分かりました。

○ 教師の立ち位置、目線
協議会でも玉置先生が触れられていましたが、5年2組の先生の子供が発表している時の目線の配り方がとても印象的でした。学び合いは、与えられた時間だけではなくどんな時でも起こせます。それをより深めるために、子供の表情発言からの意図的指名が大切だと思いました。それにしても、怒っているのかな?と勘違いしてしまいそうなとても強い目力でした。それほど、子供のことを強く真剣に見ていらっしゃるのだなと思いました。

○“教えてはならない”という思いに縛られすぎている
これは、本当に難しいと思います。私も、この日参加するまでは、すべてを学び合わせなければいけないと思っていました。しかし、割り切りは必要で本当に学び合わせるべきところを絞る必要があると分かりました。

○受容する雰囲気
全クラスで感じたのですが、子供たちがとても話しやすそうに話しているなと感じました。間違えた答えでも、クラスが温かく包み込んでいる姿を見て自分の小学生の時や実習では感じることのできなかった温かい雰囲気を感じました。白井さんも書いていますが、友達を思いやる気持ちも培えるのかなと思いました。

1日を通して、多くの大きな学びを得ることができました。また、10月の研究会にも参加させていただきたいと思います。

味岡小学校を出た後、玉置先生と近くのお洒落な(笑)カフェで夕食をとり、先生のご自宅へお邪魔させていただきました。しっぽのある娘さんの「ななちゃん」と遊ばせていただき、奥様からも教師としての心構えを教えていただきました。短い時間でしたが、ここでも深い学びを得ることができました。ありがとうございました。教採が終わったら、2期生全員でお邪魔させていただきたいと思います(寺坂)

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5月8日第5回3期生ゼミ記録(菱川)

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こんにちは!呑むとすぐ寝るけどお酒好きな菱川です( ̄∇ ̄)

早いものでもう5回目のゼミが終わりました〜!
今回も林さんの発表について僕が印象に残った観点でまとめていきたいと思います。

今回林さんは、家本芳郎先生の『子供をみる24の発想』という本からの発表でした。
この本は「みる」は広くて深い意味を待つ言葉であり子どもをみるときは様々な『みる』を考えて行く必要があると書いてあるそうです。

今回はそんな林さんの発表からの第三章の『生活をみる』のまとめが僕の中で印象深かったのでそれについて綴らせていただきます。

○悪い子はいないとみる
その子が悪いことをしてもしたことは悪いことだけど悪い子では決してないんだということをその子にわかってもらう指導が必要。
頭ごなしに怒るだけだとその子はまた同じことを繰り返してしまうかもしれない、だから悪いことをする子が悪いではなく悪い子なんて元々いないんだってことをわからせてあげられる指導をしていかないといけないんだって思いました。

○家庭・父母をみる
家庭の5つの教育力について、1.経済の力2.しつけの力3.文化の力4.人格の力5.愛の力である。
まだまだ学生そして親のすねをかじる子どもの立場でこんなこと綴るのも生意気なんですがどうでしょうか?このホームページを見ている親さん方この5つの教育力間違えていませんか?家でできていると思っても出来ていないこともあります。昔は家庭の教育が悪循環を生むものであれば家庭訪問や親の指導などもまだやりやすかったそうです。だが、現在はプライバシーという力が強くなり家庭への踏み込みが困難になりました。それによって先生方がうまくお母さんお父さんへ話したいこうしてほしいと言った家庭内の要望をうまく伝えれてないかもしれません。だからもう一度この5つの教育力をこのホームページ見ているお母さんお父さんは考えて見てください。

僕も自分の子どもが将来結婚して出来たらこれらをしっかり考えて子供の教育に当たっていきたいなと深く思いました。

誰しも同級生に家庭内でひどい扱いを受けている子どもや同級生に出会ったことがあると思います。そんな子どもを1人でも減らしたいなって日々思います。
長々と失礼しました。(菱川)

5月8日第5回3期生ゼミ記録(松田)

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 こんにちは。3期生の松田です。前回に引き続き、嶋藤さんが発表した内容について書きます。

 嶋藤さんは前回と同じ「達人に学ぶ授業力〜10年目までに身に付ける授業の4[よぢから]〜」(千葉市教育センター)という本のうち、今回は後半に書いてあったことを紹介してくれました。

 後半は4力のうちの「意欲向上力」「授業構成力」というものでした。
「意欲向上力」では、学習意欲のない子どもにやる気を持たせる術について学びました。それは「導入」でその授業の必然性を話すという術です。「この授業は生活の○○に役立ちます。」と伝えることで、学習意欲のない子どもの気をつかんだり、驚きを与えることができたりするという術です。また、この術は「○○に役立てるために勉強するんだ!」と学習意欲のある子どもにとっても有効な術であるということが分かりました。授業のスタートである導入は、その授業における子どもたちの集中力を左右する大事な部分であると思うので、どうやって話したら子どもに興味を持ってもらえるのか、と子どもの立場になって考えたいと思いました。

 「授業構成力」では、評価規準を教師が知っているだけではなく、子どもたちにも共有するという評価規準の共有化について学びました。評価規準は子どもの目標であり、その規準によって授業の内容、ゴールも変わるということでした。図形の面積を求める授業で、「1通りの求め方を見つける」と「2通り以上の求め方を見つける」とでは授業のゴールが異なります。ということは、教師の評価や子どもの学習内容や目標が変わってくるということです。子どもも評価の規準を知っていることで、どんな力が自分につくのか、どんな力をつけなければならないのかを理解することができるので、教師と子どもの両方にプラスになり、良いと思いました。

 前回から、レクリエーションを1つ行ってからそれぞれの発表を始めるようになり、和やかな雰囲気でスタートします。どんなレクリエーションをするのかはそのときの担当の人が決めるので、毎回どんなゲームを知ることができるのかがとても楽しみです。(松田)

5月8日第5回3期生ゼミ記録(林)

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今日紹介した本は、『子どもをみる24の発想』というものです。この本には、「みる」は広く深い意味を持った言葉であるので、子どもを見るときはこれら一切の「みる」を動員してみる必要があるということが述べられています。この中で感じたことが大きく2点あります。

一つ目は、子どもを集団の中でみるということです。これは、集団の中で比較してみるということではありません。学校ではみんな同じであることが要求されます。私も、子どもの個性が押しつぶされることにずっと納得いきませんでした。確かに集団の中で育てることに意味はありますが、だからといって子どもたちを同じ形にする必要はないな、と感じました。集団の中でみると、みんな静かに勉強している中に騒ぐ子がいると、騒ぐ子が異端者として映ります。また、遅刻してくる子でも、その子のものさしでみると、「今日は昨日より1分早く来れたね」と、一人一人にあった指導ができると感じました。

二つ目は、生活をみるということです。教師は、子どもの行為からその子の心にあるものをみる力を育てなくてはいけません。しかし、中々難しいことです。この本を読み、「みようとするだけで、子どもへの指導態度が変わり、その教師の優しさを受けて、子どもの態度も変わってくるかもしれないよ」と知り、その意思が大切なのだと気付かされました。また、悪い子と悪い事を区別して指導するという新しい考え方を学べました。それは以下のようなものです。

「君は悪い子ではないよ。君は本当は良い子だ、だけど君のしたことは悪い。それは分かるね。ではどうしたら悪いことをしないようになると思う?先生もクラスのみんなも力を貸すから、一緒にその悪いことを退治していこう。君はそれを退治する力がある。」と、自分の中に住む悪い自分を退治しようと指導します。確かに君は悪い子だと決めつけられたら、それを乗り越える力は養われないなと思いました。また、自分をみつめる良い機会にもなると思います。

前の紹介した本では、なかなか子どもをみることは難しいなと感じてしまいました。しかし、まずは、自分の意思が大切なんだ、と学べ、難しいなと思うのではなくとりあえずたくさん本を読んだり、セミナーに参加するなどして自分の力をつけていきたいです。(林)

5月8日 第5回 3期生ゼミ記録(早川)

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こんにちは。玉置ゼミの3期生の早川です。

最近、3期生全体の関わり方が最初に比べて何か壁が砕けてきているように感じ、嬉しく思います。毎週月曜のゼミ中でも、ちょっとしたことで笑い合えたり、個々の疑問や考えをぶつけあうことが自然にできていたりするのをふと思います。嬉しいです。どうも、早川です。

さて、今回も静谷(しずや)さんの発表から学び、感じたことを記していきたいと思います。本のタイトルは「教師に必要な3つのこと」(野口芳宏 著)です。
発表の中で特に印象に残った2つ、紹介します。

1つ目は、「授業の本質は『学力の形成』である」ということです。楽しい・おもしろい授業づくり云々以前に、まず学ばせるべき内容がしっかり教えられる授業でなければならないということです。子どもの授業内容の理解をまず第一に考えなければならないというものでした。


2つ目は、「授業の傍観者を作らない」ということです。傍観者とは発言等をせずに授業に積極参加することなく見ている、ただ受けている子を指します。ただ、発言と一言にいっても、(1)音声発言、(2)ノート発言(ノートに意見書き込み)、(3)音読発言(文章の読み取りから理解の深浅をはかる)、(4)表情発言(表情から理解度をはかる)があるそうです。


ここからは自分の考えになりますが、以上2つは非常に関連の深いことだと思いました。子どもたちの内容理解を深めるためには、まず授業に参加させなければならない。では、どのようにすればいいのか。→傍観者をまずつくらないようにしなければならない。

というように、ゼミで学んだ1つひとつのことが関連していくことで、良い授業というものが出来上がっていくんだなと感じることのできた今回のゼミ活動でした。
来週は再び自分の発表の番です。週末までになんとか頑張ってまとめたいと思います。(早川)

4月27日 尾張旭市立城山小学校の研究協議会に参加して(寺坂、石川)

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4月27日に、尾張旭市立城山小学校で行われた研究協議会にゼミ長石川と2人で参加させていただきました。そこでの学びを書きたいと思います。

研究協議会では、新学習指導要領の捉え方について玉置先生が講義をされました。その中で子供に培いたい力として、思考力・判断力・表現力・探求力・主体性・協働力があげられていました。
しかし、教育実習しか経験していませんが、1時間で全部は無理です。そこで大切になるのが、単元観なのかなと思いました。中学校の教育実習で、単元構造図というものを作りました。作るのは大変でしたが、作って授業に臨むとこの1時間でなにを子供に培わせるのかはっきりしたので、とてもスムーズに授業ができました。1時間という単位で成長を見るのではなく、1つの単元でどう変わったかトータル的に見ることが大切なのかなと感じました。(寺坂)

4月27日(木)に、第1回城山小学校学校訪問がありました。今回は一般向けの講演会ではなく、校内での研修会でした。講師は玉置先生、テーマは『新学習指導要領のとらえかた』でした。

研修会は「笑い」から始まりました。玉置先生の話はいつ聞いても面白く、空気が和やかになります。私自身も笑いながら学びました。

研修会では「深い学び」について印象に残りました。
「深い学び」には「見方・考え方」が大切であり、それを育む事で未来に対応できる子どもが育つ。と玉置先生は話されました。そのために、先ずは教員が「見方・考え方」を育てていくことが大切です。私自身、ゆくゆくは子ども自ら「見方・考え方」を持った意見が言えるよう育てたいと思いました。(石川)

今回の研修会では、改めて玉置先生の話の上手さ、トーク力の高さを実感しました。学びあり、笑いありの研修会、ぜひ次回も参加したいと思いました。

5月8日第5回3期生ゼミ記録(嶋藤)

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こんにちは。三期生の嶋藤菜月です。
5月8日のゼミで発表したことについてお話します。

前回と同じ本の「達人に学ぶ授業力〜10年目までに身に付ける授業の4力[よぢから]〜」の中の意欲向上力と授業構成力について今回は発表しました。

意欲向上力を高めるためにするとよいプログラムの中で一つを取り上げると、「学習意欲のない子どもにやる気を持たせる術」というのがありました。やる気のない子どもにやる気を持たせるためには、”「導入」で授業の必然性を話す”という方法をとることが良いそうです。「この授業は、皆さんの普段の生活の○○に役立ちます」「今日の勉強を頑張ると○○という時に便利です」と、生活に関連した必然性を説くことによってやる意義を確認させることができると書かれていました。私はこれは学習意欲のない子どもだけでなく、やる気のある子にとっても必然性を説いてあげることはよいことだなと感じました。

次に、授業構成力を高めるためのプログラムの中の一つ取り上げると、「評価規準の共有化〜評価と学習の一体化作戦」というのがありました。先生が子どもに「算数をがんばっていたね。三角形の書き方で、何通りも出せるともっとよかったね。」と言って、子どもが「一通りでよいと思っていたのに。先に教えてくれてもよかったのに・・・」という場面があるとします。この場面では、教師だけが評価規準を知っている状態にあります。それでは、子どもたちにとってどこを目指せばよいのかわからなくなります。そこで、学習を始める最初の段階で評価規準を子どもたちに明確に示すことで、子どもの目標が明確になるというメリットがあります。また、教師にとっても子どもの学習状況が把握できるようになり、指導方向についても、どのようにしたらよいのか、その指針が明確になるというメリットがあります。評価が変わると学習(授業)が変わる。まさにそういうことだと感じました。

最後に、この本を読んで、教師が良い授業をするためには多くの力をつけなければならないなと感じました。これから教育実習にいくので、本で学んだことを少しでも実践できたらなと思います。実際にやってみた結果、この方法はよかったのかあまりよくなかったのかを考えていこうと思います。(嶋藤)

5月8日第8回2期生のゼミ記録(吉田)

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5月8日に二期生のゼミが行われました。
長期休業が終わって初めてのゼミでした。
最近はみんなが部屋に来るのが早く、輪になって話をするというのが当たり前になってきました。

そんなにぎやかな雰囲気から一転、いつも通り教採の問題を解いていきました。
問題を解くスピード、正答率が上がってきており、満点を取っていくゼミ生が増えてきました。競争ではないですが、刺激が多く、次はもっととれる自分になろうとみんな必死です。飛び交う意見は「これとこれってどうやって覚えた?」「ここは考えると…」など高め合うものとなっています。このまま進んでいきます!!

その後、各都道府県の教育施策や求める教師像を各自確認をし、語ることができるようにしていくことを確認しました。
そして、障害を持った子に先生がどう働きかけるかということをグループごとに話し合い面接のように一人一人意見を発表していきました。10人の意見をまとめていくことで多角的になった一つの意見になっていき、面接でも生かしていける良い時間でした。

実は試験まで2か月を切りました。
焦る気持ちも徐々に出てきましたが、ゼミの時間をフル活用し、みんなで挑んでいこうと思います。(吉田)

5月1日第4回3期生ゼミ記録(岡田)

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こんにちは。3期生の岡田です。

今回から2周目の発表が始まりました。それと同時に、初めにアイスブレーキングを行うようになりました。今回行ったのは「リズム de 〇〇」という、みんなで名前を呼び合いながら一体感を感じられるというものです。場も盛り上がり、目標も決めてやったのですが、、、最後まで達成できなかったのです。3期生のまとまりについては今後に期待していきたいと思います。(笑)

そしてその後、田中博史先生の「子どもが変わる授業 算数の先生が教える授業づくりの秘訣」という本についての発表をしました。

その中のひとつに、子どもをほめるのなら、その裏には必ずほめられない子どもがいることを意識しておかなければならない、というものがありました。確かにそうだと思いました。頑張る方向性は人それぞれあって、同じことに対して正面から向き合って効率良く頑張る子もいれば、遠回りしながらも 最後まで頑張る子もいます。片方をほめるだけではなく、両者どちらもほめる、あるいは何かしらのフォローを忘れてはいけないのだと学びました。

今回のゼミでは、とても良い場面が見られました。
それは、ある人の意見から、過去に自分達が読んだ本や発表した内容を引き出しから出して、結びつけるという場面です。これまでの学びとこれからの学びがどんどん繋がっていき、私たちの大きな財産となっていくのだろうな、と思うと、とても嬉しいです。(岡田)

5月1日第4回3期生ゼミ記録(山下)

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こんにちは。
3期生の山下です。

ついに2回目の発表が回ってきました。今度は桂聖先生の「国語授業のユニバーサルデザイン」という本を紹介しました。前回は算数授業だったためあまりしっくりきませんでしたが、今回は国語ということで気合を入れて頑張りました(笑)。

この本はある小学校の飛び込み授業で知的障害のあるAくんにも分かるような授業をしようとした結果、Aくんが大活躍し学力差が見えなくなったという経験から国語授業に特別支援教育の視点を入れて授業を見直し具体的な問答や板書を記した本です。

桂先生はこの本の中で国語授業で1番大切なのは「論理」だと言い切っています。国語授業では大抵教科書を読んで登場人物のの心情を読み取りますがその読み取り方を教えていないのです。論理的な読み方を指導するのが大切だということだそうです。

私は論理的な読み方を みず という詩を取り上げて説明しました。はじめに行動描写が3つあり、そのあとに擬態語、擬声語が3つ出てくるのですがそれぞれが関連しているのです。それらが関連していることに気づかせるために1番わかりやすいところから質問し、それなら他のところもそうだ!と気づかせるのが目的です。発問は教科書の前からだと決めつけず分かりやすいところから気づかせることで子供たちがより深く理解できるそうです。

授業を焦点化するという部分では教材にしかけをつくるというのが面白いと思いました。例えば順序がばらばらの段落を提示し、それを正しい順番に並び替えたりわざとある表現を削除しておき、自分だったらどう書くかを考えるというものです。過去の授業を思い返してみると実際にそれをやられていた先生がいてその時夢中になって考えていたことを思い出しました。しかけをつくっておくことで子どもたちは楽しんで内容を理解し、また記憶にもはっきり残ると思います。

2回目の発表ということで1回目よりは落ち着いて準備もしっかりして臨むことができました。途中授業のようになってしまいましたがゼミ生がノリよく付き合ってくれたのでとても助かりました。内容も関連づけることができていると言っていただけたので3回目は2回目よりよい発表になるように準備したいと思います。

次回は授業を視覚化する と共有化するの2点についてお話ししたいと思います。(山下)

池田修先生の本を読んで(牧野紘)

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ご無沙汰しています!
玉置ゼミ一期生の牧野紘子です。

夢だった教員になってから一ヶ月が立ちました。怒涛の一ヶ月でした。今までで一番大変だったと思います。いっぱいいっぱいになり、職員室で急に泣き出したこともありました。毎日毎日その日を過ごすのが精一杯で、ゼミでたくさん学んだはずなのに、学級経営も授業も何にも工夫できない自分が悔しくもあり、情けなくなりました。

けれども私は元気です!
毎日二年生と向き合っています。卒業するときに教えていただいた、謙虚さと素直さ、これだけは心の軸として毎日頑張っています。その教えのおかげで、先生方にも良くしていただき、毎日毎日先輩の先生方から多くのことを学んでいます。

ふと、玉置先生や仲間、後輩、セミナーでお世話になった先生方に会いたくなる時があります。五月のセミナーも参加したかったのですが、叶わず。せめて学ぶ機会は続けたいと思い、引き続きセミナーで講演される先生の本を読むことに決めました。正直言うと毎日忙しくて本を読む時間でさえとれないのですが、セミナーのおかげで毎月一冊という目標ができたので頑張れそうです。大学生のころと違うのは、社会人になり、図書館で本を借りるのではなく、購入になったことです(笑)

今回は池田修先生の「教師になるということ」を読みました。なったのですが、まだ遅くないだろう!と思い、初心に帰る気持ちで読みました。

その中で一番心に響いたのは、「教育はラグビー」という言葉です。以下引用。

学級担任をしている時は、まず先頭を走り、そして左右の後ろを確認して、学級委員や班長、またボールを受け止めて走りそうな生徒を見つけてパスをして、彼らを走らせ、後ろで倒れている生徒を起こして、とやってきました。

私は今自分は、先頭をただただ走っているだけだ、ということにこの本を読んで気づきました。走ることだけに夢中になり、子どもたちの確認をすることを気にかけていませんでした。そこで、五月からは先頭を走りつつ、後ろを確認してパスをだし、走っていく子どもたちを褒め、倒れている子どもを励まし起こしにいく、そんな風になりたいと思いました。

みんなが頑張っていると思うと私も頑張れます。離れていてもやる気にさせてくれるゼミの存在に、改めて感謝です。(牧野紘)

5月1日第4回3期生ゼミの記録(静谷)

こんにちは。3期生の静谷です。月も変わったのでもう1度確認します。私の名前は「しずや」です。決して「しずたに」とは呼ばないでください。よろしくお願いします。

さて、5月1日にゼミがありました。3期生のゼミの発表も2週目に突入し、みんなでたくさん学び合っています。

今回、私は岡田さんが紹介してくれた「子どもが変わる授業 算数の先生が教える授業づくりの秘訣」(田中博史)から印象に残ったことについて書いていきます。

私が一番印象に残ったところは、「子どもの二通りの動きにどう対応する?」というところです。私は、これまで先生が言ったことをきちんと守ってこそ、褒められる対象となるものだと思っていました。ですが、今回の岡田さんの発表から、先生が制限したところ以上に子どもが絵を描いていたら、それもまたしっかりと褒めるべきだと言っていました。もちろん、制限したところ以内におさめた子どもにも「しっかり枠内におさめれたね」と褒めます。褒められる裏側には褒められない子どももいるということをしっかりと意識し、そういった子のフォローが大切であると強く感じました。

また、ゼミの初めにはアイスブレイクとして今回は、「リズムで〇〇」を実践しました。少人数でやったにも関わらず、全員で30秒間繋げることが出来ませんでした。玉置ゼミ3期生大丈夫か?って少し思いました(笑)(静谷)
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5月1日第4回3期生ゼミの記録(丹羽)

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こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。今回のゼミで私は、森川正樹さんの「できる先生が実はやっている学級づくり77の習慣」から学んだことを紹介しました。その内容を一部紹介したいと思います。
この本でぜひ伝えたいと思ったことは3つあります。

まず1つ目はサッパリと話すということです。どういうことかというと、子どもに指示したりお願いをするときに回りくどい言い方をするのではなく、一言で伝えるということです。これはゼミの後半で玉置先生からも一時一事の原則という言葉を教えていただきました。一つずつ指示して子どもに行動させることで混乱しにくく、指示が通りやすいというメリットがあります。この技は教育実習で生かせると思うので意識していきたいと思いました。

次に2つ目は信用貯金高を増やすということです。子どもたちに信用されているかということは教師にとっての生命線であり、できない約束は絶対にしてはいけないのです。これも玉置先生の教師論で教えていただいた、「子ども理解より教師理解」という、子どものことを理解するのは当たり前のことであって、それよりも子どもから見て教師がどのように映っているのかを理解することが大切だという言葉です。

3つ目は言葉を大切にする教室で、子どものつぶやきに耳を傾け、子どもの投げかけてくる言葉から、子どもの内なる声に気づくことができなければなりません。子どもたちが休み時間や給食のときのつぶやきや毎日書いている文章、教師に対して発せられる言葉から子どもの言葉を拾い上げていくことが大切です。


この本で森川さんは「教師」という仕事が好きでたまらない。と述べています。私も森川さんのように教師を心の底から好きでたまらないと思えるようにまずは目の前のことを一つずつクリアしていきたいと思います。(丹羽)

5月1日第7回2期生ゼミ記録(百瀬)

第7回目の2期生ゼミがありました。
今日から5月ということで席替えをしました。くじ引きをして盛り上がって、そういうことで楽しめるゼミの仲間やゼミの雰囲気が好きだなと思いました。(笑)

前半はいつものように教採に向けた教職の筆記問題を解きました。最近は討論や面接の練習、教科の勉強を中心にやっている私は、問題を解いていて、「こうだったかな?」と思いながら解く問題がいくつかありました。
これは完全に定着していないからだなと思うと同時に毎日継続してやることの大切さを感じました。5月からの勉強方法や勉強計画を少し見直してみようと気づくことができました。

後半は10人で討論をしました。10人いると様々な意見が出るのはもちろんですが、中でも討論だからこそ「ここまでしか考えられなかった、他の人の意見を聞きたい」という発言があってもよいのだと学びました。それは、参加するという態度や他の人と一緒に問題解決に向かおうという態度を示しているからです。

やればやるほど新たなテクニックや考え方を知ることができ、とても楽しいです。これらはただ知るだけではなく、慣れて実践していくことで自分のものになっていくと思います。去年多くの先輩方に『場数を踏むことが大事』だと言われたことを思い出しました。5月からはよりいっそう、ゼミを含め多くの場所で経験から慣れると共に、仲間の意見から考え方を深めていきたいと思います。(百瀬)
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5月1日第4回3期生ゼミ記録(嶋藤)

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こんにちは。3期生の嶋藤です。今回は山下さんの発表で学んだことをお話ししたいと思います。

山下さんが読んだ本は桂 聖さんの「国語授業のユニバーサルデザイン」という本です。
山下さんは前回、算数のユニバーサルデザインについて発表してくれましたが、今回は国語について発表してくれました。

ユニバーサルデザインとは授業に置き換えると「発達障害等の有無に関わらず、すべての子どもが、楽しく『わかる・できる』を目指して工夫する授業のデザイン」だと山下さんが前回話してました。

それを踏まえて、国語での授業で1番大事なのは「論理」だそうです。例で『みず』という詩で説明してくれました。この詩は、まず行動描写が3つ書かれていて、その後擬声語がきている詩で、どの擬声語がどの行動描写と関連しているのかという発問をするときに、一番はじめの擬声語の『ばちゃ びちゃ』から順番にではなく、3つ目の『つるん ころり』の行動描写の方が分かりやすいためそこから発問しようというように、絶対前から発問するのではなく、子どもが分かりやすいところからやることで擬声語と行動描写を関連づけることが深く理解できるのだそうです。確かにそういう発問の方が理解しやすいなと感じました。理解しやすいと同時に1番目と2番目の擬声語と関連している行動描写も順番に書かれていることに気づくことができ、文の構成が分かるようになる利点もあるなと思いました。どの教科でも使うことができる方法だなと感じました。

「教材を教材化する」という話では、教科書をそのまま見せるのではなく、自分でプリントしてきて絵を少しずつ見せていくなど、ネタバレしないように授業をやっていくことで分かりやすくなるということでした。

教科書の絵を見ていればネタバレしてしまって思考することができないけれど、教師がプリントしたものを黒板に貼っていくことで子どもたちが考えることができるので、とても良い方法だと思いました。これは是非やっていこうと思いました。

教科それぞれに誰でも分かりやすい工夫した授業ができることを知り、他の教科についても知りたいなと感じました。
こういう授業は特別支援教育だけでなく、通常学級でも使うことができる技なので、是非覚えておきたいと思いました。(嶋藤)

5月1日第4回3期生ゼミ記録(林)

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丹羽さんが紹介してくれた本は、『できる先生が実はやっている学級づくり77の習慣』というものです。

丹羽さんの発表から特に2つのことを学べました。

一つ目は、子供理解より教師理解ということ。始めにこの言葉を聞いた時はどんな意味なのか分かりませんでした。しかし意味を聞くと、すごくいい言葉だなと感じました。子供が教師をどう理解するのか、また、子供達にどのようにうつっているのか。当たり前のようだけど、子供に信頼されているかどうかで、全然違うのだなと思いました。

二つ目は、子供の言葉を大切にするということ。子供が発する言葉の裏に隠れた気持ちを読み取ることが大事です。子供の投げかけからも子供の心が見えてくると思うと、子供の行動言動一つ一つに意味があるのだなあ、と考えさせられました。

子供たちは私たちが思っている以上に、教師のことをみているそうです。教育実習に行けば、当然子供たちから先生と呼ばれます。常に子供に見られている、という意識を持って実習に臨みたいと思いました。(林)

4月24日第3回3期生ゼミ記録(岡田)

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こんにちは。3期生の岡田です。

今回私は、私たち3期生のゼミ長、早川聡くんの発表について書きたいと思います。

早川くんは「算数好きにする授業力」という、志水 廣さんの本を読み、印象に残ったこと、実践すべきことをまとめて話してくれました。

私はその中の「Catch&Response」が印象に残っています。
子ども達の発言をそのまま復唱、板書できたりする能力で、教師と子どもが共に創る授業で欠かすことの出来ない能力のことだそうです。

私は国語を専攻しています。国語では子どもがどう読み取るのか、どこから感じたのかによって発言も板書も変わってきます。そのまま復唱、そのまま板書というものを意識しながら、自分の板書計画通りにいかなくても対応できる能力、ある程度の修正能力を身に付けなくてはならないな、と考えさせられました。

今回で全員が発表を終えました。
2回目の発表では、1回目よりも更に学びを深めていけたらと思います。(岡田)
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