【20171030講演】立川談慶師匠と対談

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 13時に大学を出て、一宮市立大和西小学校へ向かう。30分ほどで到着。長谷川校長や同乗してくれたゼミ生と会場準備。14時15分、立川談慶師匠到着。進行を了承していただき、キーワードをもとに5分ほど打合せ。

 15時から16時30分まで「一生使えるコミュニケーション術&授業術」と題した立川談慶師匠との新企画。

 まずは僕の挨拶。立川談志師匠のこと、前座9年半という談慶師匠のことを紹介。談慶師匠高座へ。まくらのあと「転失気」で30分間。すぐに僕も高座に上がり、対談「一生使えるコミュニケーション術&授業術」で55分。

 この新企画。僕も師匠も手応えを感じたが、さて皆さんはどうだろうか。さっそく嬉しいコメントが届き、ほっとしている。ゼミ生の一人は、かっちりとした記事にもまとめてくれた。正直に言おう。キーワードを確認しただけの対談なので、僕も初めて生で聞く話が多くて、しっかり楽しませていただいた。僕が楽しいのだから皆さんも楽しいはず(笑)。

※三楽の仕事日記より

【20171028進行】授業深掘りセミナー

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 今日は授業深掘りセミナー。8時45分ごろ会場着。今日はゼミ生9名参加。ほとんど打合せなしで、セミナー開始。最初の授業は野木森先生の理科。若い教師を意識した授業提案だが、もちろんしっかりとした教材研究と実験準備がされていて、まさに子どもの言葉で創る授業。

 だからこそ授業深掘りができる。野木森先生を始めパネラーに、自分の授業変革を生み出したエピソードを語ってもらう。また話し合い活動を展開するコツを出してもらいながら深掘り。

 知っ得コーナーでは、後藤フェローから「数学的な見方・考え方」の概要を20分で話してもらう。その後、神戸先生の算数授業。見方・考え方を引き出す粘り強い授業展開。見事な授業終末。

 深掘りは、5つのグループになって「3+1方式」で。活発な授業検討。聞こえてくる意見交流もハイレベル。最後の5分を使って、「数学的な見方・考え方」について意見を集約して終わり。これだけの内容のセミナーは他に類はないと自負。

※三楽の仕事日記より

【20171027講演】熊本県中学校数学研究(熊本市・熊大附属)大会

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 6時頃目覚め。ホテル日航熊本は快適。やはり値段と比例。メール処理や仕事日記などを書いて、ゆっくり。

 8時にホテルにお迎えがあり、大会会場校の熊本市立白川中学校へ移動。9時10分から開会行事と研究発表。9時55分から2時間にわたって公開授業が6本。会長さんに案内されて15分ほどずつ参観。さすが事前検討が何度もされ、他の学校で実践も行われた上での授業。さらに白川中学校の生徒同士のつながりもよく、どの授業もどの場面に行っても、写真に記録しておきたいシーンが撮れた。あらためて敬服するのは、71回目も続いている大会だけあって、組織はしっかりしているし、各地の授業力ある教師が事前にも出会いを作っての飛び込み授業がずっと行われているという現実。

 午後は6分科会に分かれて、熊大の先生方や校長先生方が助言者となって授業検討会。僕はこの間に、プレゼンに写真と説明を追加。なんとか講演の準備完了。

 14時15分から総会。14時30分から僕の講演開始。「主体的・対話的で深い学びを生み出す数学授業」と題して、この大会テーマも意識して、日常授業におけて演題に掲げた授業をどう実現するかを話す。皆さんの反応よし。気持ちよく話した1時間30分。

 会場を出ると、「先生のお名前を見て楽しみにしてきました。本当に素晴らしい講演でした」と待っていただいていた方もあって感激。書籍も完売とのこと。ああ嬉しい。

 若手役員の方に空港まで送っていただく。せっかくの出会い。講演で話さなかった僕の濃い数学授業体験を話す。

 17時ごろ熊本空港着。夕食をとり、PCをネットに繋いで仕事。かなり捗った。20時ピタリに名古屋小牧空港へ向けて飛ぶ。空港からは車。22時過ぎ着。熊本の皆さんのあったかいおもてなしに大感謝。おかげさまでとても充実した二日間。

※三楽の仕事日記より

【20171023指導助言】稲沢市立祖父江小学校

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 13時30分、祖父江小学校到着。簡単な打合せ。授業参観。授業者は本学卒業生の方。1年生の国語。日頃からきっちり指導されていることがよくわかるとても雰囲気の温かい学級。子どもたちの反応もとてもよい。

 授業終了後、さっそくプレゼン追加作業。14時50分、授業検討会開始。「3+1検討法」を伝授。15時30分から指導助言。授業写真10枚ほどで、今日の授業価値付け。その後、稲沢市が指定されている研究テーマ(学力向上)をもとに、授業改善の視点から提案。校長室で授業者に追加助言。1年生10月の段階で、ここまで育てられていれば十分というコメントなど。

※三楽の仕事日記より

【20171021・22コメンテーター】日本個性化教育学会 第10回全国大会

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 10月21日、22日に日本個性化教育学会 第10回全国大会が本学で行われた。分科会でコメンテーター役を仰せつかり、緊張した二日間を送る。他のコメンテーターのおかげで、分科会自体は無事終了。以下は三楽の仕事日記から。

<10月21日>
台風接近に伴い、学会運営者はさぞかし心配しておられるだろうと想像しつつ、大学へ。8時頃着。大会要項を見ると、附属中の公開授業は10時10分からだと知り、研究室で一仕事。

 10時前に附属中の受付へ。書籍販売のことや参加費のことで、附属中と大学を二往復。傘をささず移動できることが幸い。

 附属中の学習パッケージによる授業を参観。2時間目はいわゆる一斉授業型の数学授業参観。ネタは面白く、不思議に思った子どもたちの課題解決に向けての動きがよい。この子どもたちなら、さらに突っ込んでも乗り越えられるはずと確信。

 昼食。研究室でしばし仕事。13時40分、学会開会式、楽しみにしていた奈須正裕先生による基調提案。いつものように情報満載の講演。自分の講演にも取り入れたい新学習指導要領の解釈多数。

 15時から17時まで分科会コメンテーターの一人。実はこれが僕にとっては苦難。話題提供として附属小、附属中のメンバー7名から、学習パッケージや学校運営の実際について報告。討議をする時間がなくなり、いきなりコメント。僕の立ち位置(個性化教育や学習パッケージについての研究経験なし、一斉授業における授業研究が中心)を最初に述べたあと、「子どもの姿で語られた報告には参りました!」とコメント。今後のICT活用に絡めて個の情報を的確に把握する必要性を話す。学会に長年携わっておられる方にも申し訳ないコメンテーター。

 17時30分から懇親会。奈須先生の正面に座ることができ、楽しく話すことができたことが嬉しい。また知多の庄子校長先生にもお会いすることができたこと、附属小中の方々と交流できたことも嬉しい。事情があって中座。帰宅。

<10月22日>
 ますます台風の進路が気になる日曜日。強い雨の中、大学へ向かう。研究室棟が開いておらず、学生食堂で仕事。

 日本個性化教育学会 第10回全国大会2日目。10時から昨日に引き続きE分科会でのコメンテーター。3人の方からの熱い提案。子どもの姿で実践の確かさをきっちり語られ感服。学習パッケージの実践をしたことはなく、個性化教育についての詳細もわかっていないが、子どもの変容の姿でこれだけ示されると本物の実践間違いなしと確信。

【20171020講演】島根県公立小中学校教頭会研究大会

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 益田泊の朝。8時20分、大会委員長の豊田先生に迎えをいただいて教頭会研究大会会場へ。聞くところによると、各地区持ち回りで2年ごとに行われているとのこと。大きな会での講演機会にいつも以上に緊張。

 さっそくプレゼンと映像チェック。完了後は、講演までの1時間30分ほど控室で仕事。ゼミ加入に関するメールがいくつか届き、その対応。

 10時40分から12時20分までの100分間、「新学習指導要領を踏まえた教頭の在り方」と題して講演。プロフィール紹介で落語を趣味にしているとあったので、講演冒頭に「教頭が知っておくと良い小噺」紹介から。始めは笑っていいのかしら雰囲気があったが、徐々に温まり、しっかり笑っていただけるようになった。もちろん、新学習指導要領のとらえ方や教頭としての学校改革のヒントをしっかり伝える。

 役員の皆さんと昼食。気づいたら、列車発車時刻が近づいていて、慌てて会場から駅まで送っていただく。

※ 三楽の仕事日記より

【20171016指導】尾張旭市立渋川小学校

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 早朝から原稿書き。時間が来たので、尾張旭市立渋川小学校へ向かう。10時30分、ゼミ生の石川君、牧野さん、丹羽さんと合流。校長室で今日の流れ確認。

 3時限、4時限目は、3年生の算数授業、4年生の国語授業、3年生の道徳授業参観。いくつかの助言メモ。

 久しぶりの給食。うまいカレーライス!ゼミ生と午前3本の授業について振り返り。授業のポイント伝授。そして、次の授業参観ポイントを確認。グループの話し合いをきっちり記録してくれるようにゼミ生へ依頼。

 5時限目は研究授業。4年生の学級指導の時間。4月からの指導の成果が子どもたちの姿からよくわかる、他の先生方に大いに参考となる授業。いくつかのポイントショットが撮れた。

 校長室でさっそく作業。教師の出場、意図的指名と感じられた写真を数枚使ってプレゼン完成。

 全体会冒頭で、授業研究法「3+1」を伝えて、さっそく実践していただく。同僚性がしっかり感じられるとても明るい職員集団。安心して聞いていられるグループ授業論議。ゼミ生も各グループで活躍。彼の意見を聞いて、「本当に学生さんですか!」と驚かれる石川君。

 20分間で、写真を使って授業総括。ある子どもの最終場面での発言は、実は水面下での教師が意図的な声かけが功を奏している写真を見せて、その教師から子どもへの指導について話してもらった。また、ゼミ生3人から、各グループでの話し合いの実際を報告してもらい、個のとらえをもとに学級経営をより充実させていくことが次の課題と提示。

 校長室では、授業を見せていただいた4名の先生が来られたので、個々に良いところと改善点を示す。教材研究の重要さ、明日から使える授業技術などについて話す。

 学校を出て、ゼミ生とともに振り返り。ゼミ生と一緒なので、パフェが注文できる(笑)。ゼミ生の話から授業を見る目が高まってきていることが実感できて嬉しい振り返り時間。

※ 三楽の仕事日記より

【20171015進行】未来をつくる教育フォーラム2017 マルチステークホルダー パネルディスカッション

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 早朝に起きて少し仕事。7時過ぎに家を出て、味岡→名古屋→東京→御茶ノ水へ移動。ソラシティカンファレンスセンターで開催される「未来をつくる教育フォーラム2017」 へ。

 会場下見、昼食(パネリストの藤井先生とは「学びの共同体」の話題で盛り上がる)、パネリストの皆さんと簡単な打合せ。

 開会の挨拶では、自立学習、協同学習、クリエイティブラーニングの重要さが語られる。

 その後、最初のセミナー。「協同教育を土台としたアクティブラーニングの授業」と題した和歌山県有田市立宮原小学校前校長、藤井英之さん、現校長の下田喜久恵さんによる精力的な授業改革報告。キーワードは、「子どもと子どもをつなぐ教えない授業」。多くの子どもの写真が実践の確かさをしっかり物語る。なるほど!

 第2のセミナーは、「クリエイティブラーニングとしてのプログラミング学習」と題してMITメディアラボ博士研究員の村井さんによる発表。「プログラミング学習」はまさに旬の話題。「プログラミング学習」をクリエイティブラーニングにしていくまでの重要性が語られる。失敗している実例にインパクトあり。

 続いて第2回子ども白熱会議。6名の子どもが登壇したが、いやあ凄い!視点の豊かさ、語彙の豊富さ、主張の明確さなど、唸ることばかり。モデレーターの下向さん、この人、うまい授業も出来る人。授業技術が光る進行。

 そして、「マルチステークホルダー パネルディスカッション」。僕がモデレーター。パネリスト5人。テーマは「2030年の社会を生き抜く子どもたちにどんな能力が必要になってくるか、それに伴い、日本の教育はどのように変化させるべきか」。

 さすが選ばれたパネリスト。主張が明確で進行がしやすい。時々ツッコミ。塾経営の稲葉さんには、「結局、塾は点数を上げないといけないでしょ」、フィンランド出身のミッラさんには「日本はフィンランドの教育に学べという時期がありましたが、フィンランドの実態は?」、協同学習の藤井先生には「子どもの力を抑えているのは教師と言われましたが、協同学習はそれを解決するのですか」など。二人の高校生からは、「だれもが主体的になるのは難しい」といった主張もあり。笑いをとりながらディスカッションを盛り上げる必要がなく、きっちりした話し合いができた。手元PCに送られてくる会場参加者のつぶやきも加味しながらの進行は初めて。進行の疲れはいつもの2倍(笑)。

 移動してホテルで懇親会。乾杯の音頭。登壇いただいた皆さんをはじめ、多くの皆さんと交流。

※ 三楽の仕事日記より

【20171013会議】第1回文部科学省・校務におけるICT活用促進事業検討委員会

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 文部科学省・校務におけるICT活用促進事業検討委員会の第1回目に出席。場所は事務局のアビームコンサルティングの本社ビル。

 座長を仰せつかり、2時間進行。時々意見も述べる。

【20171009授業】教師力アップセミナー(野口芳宏先生)で道徳授業

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 今日は教師力アップセミナー野口芳宏先生の中で、僕が道徳授業提案をする役目。昼食時に野口先生に斬っていただく道徳模擬授業の段取り。13時から模擬授業開始。始めに野口先生著「道徳授業の教科書」から野口先生のお考えを紹介。それに対して、僕が考える道徳授業のつくりかたを紹介して、生徒役のゼミ生に登場してもらい授業開始。「二通の手紙」を読めば読むほど、今日の授業は社会人となったゼミ生対象にした授業にしてもよいと考え、授業開始。

 野口先生には80点いただいたが(ちなみに小樽での数学授業では100点満点(笑))、随分と気を遣っていただいた点数。最後まで自分自身がしっくりいかずの授業となった。会場の野木森先生の意見を聞いて、まったくその通りで「参りました」という言葉が素直に出た。浅い教材研究を反省。野口先生より野木森先生にバッサリ斬られたという状況。その後、つい「二通の手紙」について考えている自分(笑)。

 意識したことは授業検討会の面白さを伝えようとしたこと。授業に正解はない。論議することはこんなに面白いとぜひとも分かっていただきたいと意見に対してかなりキツい応答。オチはこんなことをしている「授業深掘りセミナー」へどうぞ(笑)。

※ 三楽の仕事日記より

【20171006授業】小牧市立味岡小学校にて

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 今日(10月6日)はこちらからお願いをして味岡小学校で飛び込み授業2本。それというのも、この夏、先生方相手に何度か道徳模擬授業をして手応えを感じ、やはり子どもを前にして授業をしてみたいという気持ちが抑えられなくなったため(笑)。

 このような話をしたら授業と学び研究所フェロー・授業名人の和田先生が、僕の授業分析をしますよ!と言っていただき、即お願い。ついでに和田先生も飛び込み授業をしてくださいと依頼をして、小学校にも了解を得て実現。

 こんなに学ぶことができるイベントは多くのゼミ生に参加させたい。2期生・3期生に声をかけて9名が参加。

 授業開始前に、ゼミ生は和田先生から授業の記録の仕方を学ぶ。「私も記録するので、私の授業記録とどれほど違うのか、何が記録できていないかを学んで下さい」という指示。

 1時間目は4年生で道徳「ドッジボール」。揺さぶりに対して、同意してくれる子どもがいて、俄然面白くなる。グループの話し合いで4者4様のところがあって、それを再現させて全体の話し合いにつなげる。

 2時間目は6年生で道徳「ある夏の日のこと」。全く初めての教材。「すがすがしいとは体がきれいになったこと?心がきれいになったこと?」という疑問を拾うことができて、この授業も俄然面白くなる。「シャワーをさせてもらったからすがすがしくなったのでしょ」という僕の挑発に一気に手が挙がる。

 2つの授業を僕がここのところ考えている道徳授業作りでやってみた。確かな手応え。和田先生にも大いに認めていただけた。

3時間目は和田先生、3年生算数飛び込み授業。見方・考え方を育てる授業を徹底的に。全員をしっかり巻き込みながら、級友との考えの違いをもとにさらに全体を高見にもっていく授業。大いに学ばせていただいた。

 4時間目は授業検討会。ゼミ生のみならず、何人かの先生方も参加していただいて、自分で言うのもなんだが実に質の高い協議会。僕は道徳授業作りのあり方、和田先生は見方・考え方を育てる授業のあり方、そして二人に共通している授業テンポの作り方について話す。

 給食は、お誘いを受けて授業をした4年3組の教室で子どもたちとともに。久しぶりにいっぱい子どもたちと話すことができた。

 校長室で和田先生からゼミ生へ、僕の授業分析をもとにした授業力量を高めるための数々の視点提示。超豪華な半日。

 14時から小牧市役所で某会議。審査をして15時30分頃終了。再び味岡小学校へ行き、お礼を届ける。

※ 三楽の仕事日記より

【20171005講演】小牧市立味岡小学校現職教育

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 徒歩で味岡小学校へ。2限目は高学年の授業参観。3限目は低学年の授業参観。4限目は1年生の算数特設授業参観。給食後、5限目は6年生の算数特設授業参観。分科会参観、そして1時間の講演。

 今日はゼミ生の吉田君が参加。2限の授業参観を終えて、感想を聞くと、「先生、この学校は教室に入ったときの空気が違います」と言う。学生でも分かるのだ。この言葉に感激して、僕の講演冒頭で、彼にここの学校の授業を見た感想を先生方に伝えさせることを決意。

 講演タイトルは「味岡小学校の文化価値と さらなる文化創造のために」とする。凄く大仰な感じがするかもしれないが、ごく自然に生まれたフレーズ。吉田君の感想「子どもたちが自然に級友の話を聴く姿、わからないという言葉が聞こえる学級、子どもたちの言葉が学年が上がるにつれてバージョンアップ」そのものが、この小学校の文化価値。

 「この文化価値があるからこそ、さらなる文化創造のためには教材研究なのです」というのが一番伝えたかったこと。参観したクラスへ一言コメント。意欲的で挑戦的な二つの特設授業には、授業者が書いた指導の力点に対応して、教材論をしっかり述べる。最後は明日、無理を聞いていただきやらせていただく道徳授業について紹介。

 校長室でお二人の授業者に再度思いを伝達。明日の道徳授業クラス担任から学級の様子を簡単にお聞きする。

※ 三楽の仕事日記より

【20171002講演】東海市立緑陽小学校現職教育

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 東海市立緑陽小学校へ向かう。途中のコンビニで食料を買い込んで、軽く昼食。13時ごろ到着。僕への依頼事項を確認して講演準備。

 13時40分から案内をしていただいて授業観察。ぜひとも共有化しておきたい授業場面(例 数学的活動、アルゴリズムの徹底)がいくつかありメモ。本学を卒業した新任教師の頑張りも嬉しい。

 講演前に写真を取り込んでプレゼン完成。14時50分から「新学習指導要領を踏まえたこれからの授業」と題して1時間の講演。聴き上手の皆さんのおかげで、伝える喜びを大いに感じさせていただけた。後半は明日からの授業に役立つ技術を紹介。明日、皆さんがなるほど!これはいい!と言っていただけることを願う。持参した本もたくさん買っていただき、サインまで求められて、さらに喜び増幅。

 本学にご子息がおられる方がお二人、弟が在籍しているという方もおられ、講演のお礼の言葉は本学卒の新任だったりとつながりを強く感じた1日。

※ 三楽の仕事日記より

【20170929講演】鳥取県三朝中学校区

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 9月29日、7時過ぎに家を出て、名古屋、姫路、倉吉へ。到着は12時30分。新幹線、スーパーはくと号の中では仕事。駅ではいつものように岡本先生に迎えをいただき、昨年から通算5度目の三朝中学校へ。今日は三朝町教育研究会第3回全員研修会なので、校区小学校の先生方も参加。

 1時間ほど余裕があるとのことで仕事をやらせていただく。13時40分から公開授業三つを参観。1年数学、2年社会、3年理科。いずれも若い教師の精力的な授業。

 15時10分から全体会で、僕が講演。演題は岡本先生のリクエストもあって「考え議論する道徳へ−模擬授業を体験しながら子育てについて考える−」。とはいえ、冒頭は笑いに必要性、新学習指導要領で注目すべきことを話す。そして、「特別の教科 道徳」の概要を伝え、模擬授業を3本。急ぎの模擬授業で反省点多い。講演+模擬授業で心掛けたのは日常授業の改善に生きる授業技術の伝達。月曜日からの授業にさっそく実践していただくことを願う。

 参観した三人の授業について、校長室で全体コメントと教材論も踏まえた個別指導。ほんのちょっと意識を変えることで、子どもを大いに生かすことができる三人の教師。次回の訪問が楽しみ。

 持参した書籍完売とのこと。ああ、嬉しい。荷物がどれほど軽くなることか(笑)。

 教育委員会の方に旅館渓泉閣に送っていただき、チェックイン後、すぐに三朝温泉へ。さすが人気温泉。肌ざわりのよさ、言うことなし。

 18時30分から21時まで、校長先生、教頭先生ら6人で懇親会。何と楽しく話が弾む時間だったことか。皆さんの温かいおもてなしに感謝するばかり。

※三楽の仕事日記より

【20170919講義】龍谷大学教職実践演習

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 9月19日、7時前に家を出て、味岡、名古屋、京都、くいな橋へ。龍谷大学深草校舎に到着が9時30分。
 
 10時から教職実践演習の1回目として「教員生活を豊かに生きるために」と題した講義。300名ほどの学生さんが熱心に聞き、よく考え、話し合い、意見を述べてくれた。質問もいくつかあって、90分間あっという間。

※三楽の仕事日記より

【紹介】10月18日教職専修ゼミ説明会での玉置ゼミ説明内容

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 私のゼミでは、優れた教師はどのようにして安定した楽しい学級を創っているのか、またどのような考え方や方法で、子どもたちが熱中するより良い授業を創っていくのかを文献や授業参観をもとに研究します。学級や授業作りについて調べてみたい、みんなと話し合ってみたいという人は、加入してもらっても損はしないゼミです。このような目標をもっている人にはぜひ入ってほしいゼミです。
 
 我が研究室のテーマは「書くことによって学ぶ」です。学んだことを文章に表すことによって、初めて自分のものになるからです。そのため、ゼミ記録を分担して書き、玉置研究室HPに掲載してもらいます。一度、研究室HPを見てください。このことがよくわかります。

 また、日々感じたことを「四方山話」として、記事にしてもらいます。1週間に一度くらいは、アルバイト先で思ったことや新聞やテレビ報道で感じたことなど、気軽に記事を書いて自ら高めようという気持ちをもって、ゼミに入ってほしいと思います。

 さらに私は若いうちにいろいろな人に出会うことが大切だと考えています。そのため、私が主催しているセミナーやフォーラムや私が助言している学校の授業参観などにできるだけ参加してほしいと思っています。また運営のお手伝いもしてもらいます。その中で、授業名人や学級作りの達人に出会うことができます。こうしたセミナーやフォーラム全てに参加してくださいとはもちろん言いませんが、セミナーやフォーラムは土日に開かれることがほとんどです。玉置から土日の参加案内が来ることが面倒と思う人は、私のゼミは避けた方がよいと思います。

 今話したことを理解した上で、我がゼミ加入を考えたり、もう少し詳しく話を聞きたいと思っている人は、早めにできれば1週間以内に私宛にメールをください。面接の日時を連絡します。加入前に一度は直接顔を合わせておきたいと思います。もちろん面接したら必ず入らなくてはいけないものではありませんから心配なく。以上です。

ゼミ1期生の松井先生とともに原稿掲載

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 教育雑誌「授業力&学級経営力」(2017年11月、明治図書)に、我がゼミ1期生の松井大樹先生と私の原稿が掲載されました。ゼミ生と一緒に同雑誌に掲載される喜びは格別です。

【20170901講演】豊中市立第一中学校区小・中合同研修会

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 豊中市立第一中学校区小・中合同研修会での講演のため、自宅を出るまで最後のプレゼン調整。再度、僕も関わらせていただいた文科省発行の「小中一貫した教育課程編成・実施に関する手引」に目を通す。

 11時9分味岡駅乗車、名古屋から新大阪へ。13時着。豊中市立第一中学校長の鈴木先生にお迎えをいただき、会場の第一中学校へ。13時30分頃。車の中や校長室で講演内容のご希望をお聞きして、プレゼン再調整。

 14時から16時30分まで、「新学習指導要領を踏まえたこれからの小中一貫教育 −主体的・対話的で深い学びで確かな学びを保障する−」と題した講演。

 皆さん、最初は「僕は何者?」といった感じで聞いていただいていたが、僕のことを理解していただいたようで、そのうちドッカンドッカンと笑いも生まれて、濃厚な(笑)「新学習指導要領」の話ができた。10分休憩後、小中一貫で大切にすべきことを実態調査をもとに伝達。「小中での緩やかな授業の統一」を提案後、子どもを出力型にする様々な授業技術を体験していただきながら解説。あっという間に2時間30分が過ぎた。熱心に聞いていただける皆さん、頷きも多く、いつも以上に余談が多くなり、模擬授業を予定していたが時間がとれず。

 研修リーダー、校長先生から過分な評価をいただき、嬉しい限り。来年の予定まで聞いていただけた。有り難いの一言に尽きる。そういえば、もう一つ嬉しいことはこの4月からEDUCOMのc4thが校務支援システムとして導入されたとのこと。僕がアイデアを出したことを話したら、皆さん驚かれた。

 17時40分新大阪乗車。20時前に帰宅。この夏の数々の講演を振り返り、我ながらよく頑張ったと自分を褒める(笑)。

※三楽の仕事日記より

【20170831講演】尾張旭市立城山小学校現職教育

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9時ごろ、尾張旭市立城山小学校着。今回は2回目の訪問。簡単な打合せをして講演の準備。

 9時30分から11時までの1時間30分、講演+模擬授業。始めに「主体的・対話的で深い学び」の復習。さっそく算数授業映像を見せながら、教材の組み立て方、子どもの発言を促して生かす方法、学びの深め方などを説明する。勝手な判断だが、映像が訴える力が強く、納得していただいた感じ。最後の30分間は、道徳模擬授業。「ゆさぶる発問」で、深く考えることになることを体感していただく。
 
 ゼミ生の協力もあって、書籍はたくさん購入していただけた。次回訪問の打合せ(特に授業検討法)をして学校を出る。

※三楽の仕事日記より
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【20170830講演】小中一貫教育校飛島学園現職教育

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 8月30日14時から飛島学園で講演。今回の依頼は道徳授業がテーマ。1学期に行われた道徳授業映像をもとに話してほしいとの依頼。事前にかなりの時間がかかったが、なんとか今日に間に合う。

 八木先生の道徳授業映像をもとに、玉置流を提案。同じ題材で模擬授業。特に授業の組み立て方と子どものつなぎ方を伝授。

 次に別題材で、玉置流の道徳授業詳説して模擬授業。八木先生がやられた選択肢をもとにした道徳授業提案。最後は鈴木中人さんらと創った「いのちの授業」で模擬授業。やはり模擬授業は先生方の食いつきが違う。自分も講演とは違った緊張があり、あっという間に時間が過ぎる。

 大会議室で教育長、次長、校長ら4役の皆さんと今後の相談。書籍作りを通して、この学園のこれまで、そして今後を描いていくことがほぼ決定。「授業と学び研究所」の真価が問われる事業になるはず。

※三楽の仕事日記より
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