7月24日第15回3期生ゼミ記録(岡田)

画像1
こんにちは。3期生の岡田です。

ついにゼミが終わってしまいました。伝えることの難しさはありましたが、まだまだやり足りないと感じてしまう程、楽しくもあり、充実感もあるゼミでした。

さて、今回は最終回、早川聡くんのゼミ発表について書きたいと思います。
「全員を聞く子どもにする教室の作り方」(多賀一郎)という本を紹介してくれた早川くん。今回の発表で正直私は「してやられた」と思いました。

私たちは初めにまっさらな余白だらけのプリントを配られました。活動を挟みながらどんどん話していってしまう早川くんに「もう1回言って!」の声ばかり上がっていました。
すると、早川くんはしばらくして余白の埋まった、全てが書かれたプリントを私たちに配りました。3期生はブーブー文句を言います。

しかし、これこそが早川くんが伝えたいことでした。プリントに書いてあることを読むだけだったり、1~10まで親切丁寧に細かいところまで話してしまったりするようでは、
適当に聞き流す習慣がついてしまいます。確かに初めから全てが書かれたプリントを配られていたら、私たちは目で追いながら聞くという状態になっていたと思います。まっさらなプリントだったからこそ、書かねば、聴かねば、という思いが働きました。
早川くんにはしてやられましたが、体感的に学ばされました。ありがとう。

そして、私が印象に残ったものとしてもう1つ挙げたいと思います。それは、教師が守るべき「聞く」ルールというものです。教師の話を聞かないときの注意の仕方と、友だちの発表を聞かないときの注意の仕方に差が出るのはいけない、誰が話していても聞くべきときに聞けていない場面では厳しく対処する、ということでした。先生が話しているんだから聞きなさい、などと「先生」が前提にあること自体が違うのだということを再認識しました。

誰かの話を聴くときは、目と心を傾けながら、相手の言葉を一生懸命受け止めようとすることが大切だと学びました。これから私たちは教育実習に向かいます。そのことを頭に置いて、児童生徒の話を受け止めながら聴いていきたいと思います。(岡田)

7月24日第15回3期生ゼミ記録(菱川)

画像1
こんにちは。ついにゼミも最後になってしまい悲しい思いの菱川です。

さて今回僕が読ませていただいた本は石井順治の『学び合う学びが生まれる時』と言う本を読ませていただきました。
この本は実際に石井順治さんが色々な全国の研究授業を見た時の授業記録をまとめたものであります。様々な授業の中で『学び合い』が発生している授業から学べることやみんなが是非実践してほしいこと、授業をやる上で意識してほしいことが書いてありました。

今回はその中で僕が是非みんなに知っておいてもらいたいことをここに綴らせてもらいます。
まず初めに一斉指導方式についてです。
今の若い大学生の方々はおそらく小学校時代この方式の授業を受けていた方が多いのではないか?と思います。
一斉指導方式とは教師が解釈したこと準備したことを一方的に教える授業
であると書いてありました。
今回これを発表に取り入れたのは新しい指導方法についての発表ばかりを今まで僕らゼミ生はしてきて過去の指導方法を振り返ることがあまりなかったなと感じたからです。
この一斉指導方式は教師が一方的に教える授業であります。
今は学び合いと言ってこの指導方式には真反対と言ってもいいやり方ですが昔はこれが主流でした。
今思うとこの指導方式はいけないことが多いです。
子供の教室の姿だと、
自ら考えない。
単語で話す子どもたち。 ...etc

教師の教室の姿だと、
子どもを褒めるより注意することが多い
子どもの言葉に対して教師の言葉が多すぎる ...etc

と言った悪い点があります。けどこう言った悪い点から今の良い授業のやり方が生まれて言ったことを忘れてはいけないのかな?と思います。
これは教育の現場でも重々言えることです。悪いことしかない指導方式はありません。だからそんな昔の今は使えないだろう!ってゆう所から新しい何か学び合いに発展するような指導方式を見つける工夫を僕はこれからして行きたいと思います。

次に『つなぐ』と言うことに対してです。
学び合う学びにおいて聞くこととともにつなぐことが大変大事になります。
つなぎのあるなしでは、学びの質を決定するほどの力を持ちますと言われているそうです。
今回そんな『つなぐ』働きをするにはどんなことをすれば良いのか3つのつなぐ働きを学びました。
1.考えと考えをつなぐ
2.子どまの考えとテキスト(教材)をつなぐ
3.子どもと子どもをつなぐ
1つ目の考えと考えをつなぐについては子ども1人が答えをもし発言してもらってもその子どもの答えと似通った違う意見もあるかもしれないからそれらをつないで行くこと。
2つ目は子どもの考えとテキスト(教材)をつなぐということで、どんな課題なのかを明確にすることです。
3つ目は子どもと子どもをつなぐということです。これは1つ目に関連付けて行います。
子どもの成り立ちや育ち方や経験は子供によって違います。そんな中で国語なんて意見が一人一人違ってくるのは当たり前です。そんな一人一人違う意見をつないで行くことが子どもと子どもをつなぐことであり、1つ目と関連していることでもあります。
『学び合う学び』において教師が実施しなければならない『つなぐ』はたらきの主なものは以上の3つであると本には書かれていました。
教師の目と心が、「教える」こと一辺倒から、このような『つなぐ』ことに移れば移るほど、『学び合う学び』の心地よさが子供の中に広がっていくであろう。

前期のゼミはこれで終了です。夏休みに入りますがあまり記事をあげていない菱川もしっかりあげれるように頑張りますので陰ながら応援よろしくお願いします。

では!また会う日まで〜〜!(菱川)

7月24日 第15回(最終回)3期生ゼミ記録(早川)

画像1
こんにちは。3期生の早川です。

今回のゼミが、僕ら3期生の前期最終回でした。今までの14回のゼミ活動で学んだことをできるだけ自分のものにした上で話すことができるよう頑張ろうと意気込んで臨みました。

今回、発表に使用した本は「全員を聞く子どもにする教室の作り方」(多賀一郎 著)という本です。この本は、元々玉置先生の本棚にあったものではなく、今回は新しく購入していただいた本です!それはそれは僕の発表に対するやる気も上がります(笑)

この本では、「聞く」ことの大事さをとにかく説いています。「きく」ということを表すものにはいくつかの種類の漢字がありますが、その中でも特に「聴く」ということが良い教室づくりの上で必要になるとのことです。単なる言葉遊びということではなく、ただ「耳」を使ってきくだけではなく、「目」も「心」も使っているのが「聴く」ということなのだと書かれています。(「聴」の漢字を構成している漢字に注目してください)

相手の話を「聴く」ということはただ話をきくということではなく、”一生懸命に相手の言葉を受け止めようとすること”とも書かれていました。自分が何かを相手に伝えようとするときに、全然自分の方向を向いてくれなかったりする経験ばかりがクラス内で広がれば、当然学級崩壊につながるであろうと感じると共に、逆に言えば、相手を受け止める・受け止められる経験がクラス内に広がれば学級崩壊などが発生することなどないのです。

以上が本を読んだ上で、特に印象に残ったことなのですが、今回の発表では僕も発表する自分の話に注目してほしかったので、プリントをほぼワークシートくらいの白紙にしてみました(笑)
わずかですが、いつもより集中して聞いてもらえたかなと思います。。。

全15回の3期生のゼミが終了したわけですが、この前期を思い返してみると本当に多くのことを共有しあってきたなと感じます。それをただ思い出とするのではなくて、一つ一つ自分のモノとしていけるように、また、自分のモノにした上で9月・11月にある教育実習の中で少しでも活かしていければいいなと思います。

後期も、できるだけ多くの学びの場に出向いて、学びを深めていきたいと思います。これからも僕ら3期生をあたたかく見守ってください。よろしくお願いします。(早川)

7月24日第15回3期生ゼミ記録(松田)

画像1
こんにちは。3期生の松田です。


早いもので、私も最後の発表となりました。私は前回に引き続き中室牧子さんが書かれた『「学力」の経済学』という本を読んで学んだことを発表しました。


1つ目は「学力テストに一喜一憂しない」ということについてです。中室さんは学力テストというのは学校教育の成果を測るうえで意味のないものと述べていました。

その理由として「教育生産関数」という子どもの教育成果分析に最も標準的な分析枠組みが用いられます。この教育生産関数というのはインプット(親の収入や遺伝などの「家庭資源」と教員の数や質、授業時間やカリキュラムなどの「学校資源」)がどのくらいアウトプット(学力)に影響しているのかを明らかにするものを言います。これによると、学力を分析するためには家庭資源のことも含めて分析しなければならないということになるので、学力テストでは子どもの学力を正確に測ることができないとしていました。

では、家庭資源と学校資源というのはどのくらいの割合で学力に影響を及ぼすのかということについてですが、60%〜70%が家庭資源であるという結果がある実験により明らかになりました。学力テストでは県別の順位が毎年公表されています。そこで正答率が悪かった問題について自治体や教育委員会は学校の指導法や教材に原因があると見がちであるが、順位に影響されるだけではなく、家庭資源と学校資源の関係を明らかにして、何に重点を置けば子どもの学力が上がるのかを示すことが大事であると述べていました。


2つ目は「いい先生とはどんな先生か」についてです。中室さんが思ういい先生とは、「ある子どもを他の子どもや集団と比較するのではなく、過去のその子自身と比較して昨日より今日、今日より明日と伸ばしてやれる先生」だそうです。このような先生を本では「質の高い教師」と呼んでいました。そして質の高い教師を見極めるものとして「付加価値」というものがあります。これは、例えばある子どもが前回のテストで35点だったのが次のテストで55点だったということがあったとします。この差である20点のことを付加価値と言います。この付加価値と教員の質について因果関係があることが実験で明らかにされ、質の高い教師は子どもの成績を上げることができるとされました。そして、今後はこの質の高い教師を増やすための動きが出てくるかもしれないということでした。

この本を読んでみて、教育というものをいつもと違う視点から見ることができました。いつもは実際に現場で働いている方や、働いていた方の本を読むことが多かったのですが、今回は経済学という立場から教育を見ることができ、新しい見方をすることも大切であると感じました。


ゼミでは玉置先生や読んだ本、他の人の発表から子どもの見方や教師の働きかけ、授業技術を学びました。教育実習で生かすことのできるよう、ノートやみんなのプリントを見直したいと思います(松田)

7月24日 第15回3期生ゼミ記録(丹羽)

画像1
みなさん、こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。今回で前期のゼミが終わり、菱川くんの発表をこうして振り返るのも最後だと思うと、なんだか寂しいです。(笑)

それでは気を取り直して、菱川くんの紹介してくれた『「学びあう学び」が生まれるとき』という本を紹介したいと思います。

私は菱川くんの発表を聴いて、学び合いをすることで考えが深まるだけでなく、子どもたちの中で考えることの心地よさが広がっていくのだということがよくわかりました。

この、「学び合い」には克服しなくてはいけないことがあります。それは『一斉指導方式』です。どういうことというと、昔は集団に効率的に教えるためにこの授業は続けられ、この方式のおかげで日本は短期間で教育の水準を引き上げてきました。しかし、現代において、教師の説明と発問で誘導し、チョークによる板書で一方的に教えるという知識伝達式の授業では子どもたちの未来を切り開く学力は形成できないのです。

 この方式における子どもたちの教室での姿は、詳しく語ることが少なく、単語程度の言葉でしか話せない子や、よく発言して活躍する子どもに偏りがあるというような子どもの姿があります。それではいけないのです。

『学びあう学び』を支える教師の役目として聞くこととともに大切なことを3つ紹介します。1つ目は考えと考えをつなぐことです。例え、子どもが正解を言ってしまってもすぐに次の問題にいかずに、他の子にも考え方を聞くようにすることで子どもたちのいろいろな考え方を共有することができます。2つ目は子どもの考えとテキスト(教材)をつなぐということで、何を目指すのかという課題を明確にします。3つ目は子どもと子どもをつなぐということです。これは1つ目に関連付けて行います。

この「つなぎ」を意識して授業をすることで聞き合い、考え合うことの楽しさが子どもたちの中で広がっていきます。

私自身、発表のとき意見を求めたら発言者に対してうまく返せなかったり、次の人にうまくつなげないので意識して頑張ってみようと思います。(丹羽)

7月17日第14回3期生ゼミ記録(静谷)

画像1
こんにちは。
松葉杖がとれ、歩くことに幸せを感じている静谷です。

今回わたしが発表した本は、平田治先生が書いた「魔法の掃除」13ヶ月という本です。
本書には、「自問清掃」を導入した四月から子どもがどのように変化していくか、その過程で教師はどのような壁にぶつかるか、壁はどうやって突破していくか、家庭教育との連携をどうするか、自問清掃はどういうものか等々、随筆風に順をおって説いています。

今回の記事では、この本のタイトル「魔法の掃除」13ヶ月というところに着目して書いていきたいと思います。

まずは、「魔法の掃除」についてです。「魔法の掃除」とは、自問清掃のことを指します。ということで、自問清掃について簡単に説明していきます。自問清掃とは、指示・命令・注意を一切せず、さらに働くことをやめて清掃を休んでもよい掃除教育のことです。これによって、子どもたちから自発性を引き出し、自律心を育てようとすることが目的です。

次に内容について説明します。「自問清掃」は、五つのステップを踏んでいくように構想されています。一つ目のステップは、「がまん清掃」です。がまん強い意志力を鍛え、人に迷惑をかけないがまん強さ、つまり「自由」の真意を体得させることがねらい。二つ目は、「しんせつ清掃」です。ここでは、言葉ではなく行為で協力することを目指します。三つ目は、「みつけ清掃」です。自分の清掃が終わったとしてもチャイムが鳴るまで、仕事を見つけとおしてみようという段階です。四つ目は、「感謝清掃」です。目を内に向けて感謝の気持ちで働けるかを自問する段階です。五つ目「正直清掃」です。掃除時間のいっさいの行動を、自分自身の心の尺度で判断し、正直な気持ちですごす時間とする段階です。以上が魔法の掃除である、自問清掃の説明でした。

次は、「13ヶ月」についてです。普通、1年は12ヶ月で13ヶ月などありません。では、この「13ヶ月」とはどのようなものか説明します。4月から12月の話では、自発性を引き出す方法について述べています。ですが、この13月では、付け加えとしてまったく逆の自発性を潰す駄目な例について述べています。 徹底して巡回する「看守さん方式」、子ども達に相談させる 「話し合い方式」、 責任者を決めてまかせる 「班長方式」、 清掃委員が管理する 「見回り当番方式」、 道具・役割を細かく分ける 「徹底分担方式」、きちんとできたら点数シール! 「ゲーム感覚方式」、 手順をすべて画一化 「完全マニュアル方式」、雑巾がけで筋力アップ!? 「肉体鍛錬方式」、とにかく無言で掃除せよ 「精神主義方式」。以上が九つの反「自問」方式で、13ヶ月というタイトルの意味でした。

この本を読んで、掃除に関する見方や教師に対する見方が大きく変わりました。掃除に関しては、まだ実際の掃除現場をあまり見たことがないので想像がしにくいですが、とても掃除に関して興味がわきました。教師に対しての見方も子どもを褒めないで成長する方法もあるのかと、また一つ子どもと関わる方法を学べました。(静谷)




7月17日第14回3期生ゼミ記録(菱川)

画像1
こんにちは。オープンキャンパスで若いエネルギーをもらってきた菱川です。

さて今回の林さんの発表は志水 廣さんの愛を育てる算数数学の授業という本でした。
今回も学んだことをここに綴っていきたいと思います。

愛を育てる算数数学の授業ってなんだ?って思いました。
愛で育てる授業とは
→子供に外下(頭の中で考えていることをなんらかの形で出すこと)を求め、それを的確に受け止めて返すことから始まるらしいです。

子供の意見をきちんと受け止め認めることは確かに子供のやる気につながります。
そう言った当たり前なことをできるようにしていくことがまず大事だなと感じました。

算数数学における愛を育てる授業とは
→教師も子供も共に学び、共に成長すること
つまり教師も授業の中で新しい知識や知識に気づくことが大切である。と林さんはおっしゃってました。


志水廣先生の理論の特徴
→全員の子供が『わかる』『できる』『みにつく』
そのためには
・子供の学習状況をしっかり確認すること
・瞬時に応答できることが求められること。
これらが大事らしいです。
これらを実現するための高度な指導法がありました。
◯つけ法、意味付け復習法、音声計算練習法の3つだそうです。
これらの指導法はネットで実際に見れるらしいので是非みなさん見てみてください。

今回もまた新たな技術を得ることができました。実習まで残りあと1ヶ月ちょっとです。
まだまだ学べることはたくさんあると思うので色々学んでいきたいです。(菱川)

7月17日第14回3期生ゼミ記録(早川)

画像1
こんにちは!!!
本格的な夏の訪れを前に、体調を崩している早川です。咳が止まりません!(笑)
なのにバイトで予定がパンパンで地獄の毎日です。。。

ついに僕達3期生のゼミも14回目を迎え、他人の発表を記事にすることも今回が最後になります。時の流れの速さに驚かされるばかりです。

さて、今回静谷くんが発表してくれたのは、「魔法の掃除 13ヶ月」(平田治 著)という本です。この平田先生が開発した自問清掃というものを導入したクラスの子供達が4月からどのように変化していくかが書かれている本だそうです。
自問清掃とは、子どもたちに指示や命令を一切出さず、働くことをやめて休んでも良いという掃除のことです。
この掃除の方法で、子どもたちの自発性を引き出し、自律心を育てることを促進することができるそうです。

ただ上の文章を読むだけだと、「それ本当にできる?」と疑わしくなってしまいますが、発表の中では、本中に紹介されている子どもたちの自問清掃に関しての作文を読み上げる場面もありとても説得力のある発表になっていました。

発表後に聞いたのですが、「この本の中には、ほんとにたくさんの子どもの作文が書かれてて、自問清掃についてよくわかる」と静谷くんは教えてくれました。
発表だけでは、伝わりきっていない部分がまだまだ沢山あるのかなと思ったので、時間があれば先生に本を借りて一度自分で読んでみようかなと思いました。

お前はどの立場でものを言ってるんだと言われるかもしれないですが、最初に静谷くんの発表から記事にしようとしたときより、本当にゼミ活動の回数を重ねるごとに書きやすいです。笑
それだけ静谷くんの発表が相手に伝わりやすいものになっているということだと思います。

第15回は自分ら(早川・菱川・松田)の3人の最後の発表であり、前期の玉置ゼミ3期生の活動の締めくくりとなるので、集大成という意味を込めて今までに言われてきたことを意識して、分かりやすい発表ができるように頑張りたいと思います。(早川)

7月17日第14回3期生ゼミ記録(林)

画像1
私は今回、志水廣さんの『愛で育てる算数数学の授業〜授業はキャッチ&リスポンス〜』という本を紹介しました。
最近、芳賀先生の教育情報方法論という授業で、他の専修の学生の模擬授業を参観する機会がありました。そこで、自分の専修の教科でない授業もスラスラと分かりやすくやり遂げている仲間を目にし、とても凄いと思いました。私は自分の教科の社会ですらも、「まだまだなのになあ」と感じました。

そこで、違う教科の本も読んでみたいと思っていた時、志水廣さんのこの本の「愛」という言葉が気になったので、読んでみることにしました。

この本を読んで1番感じたことは、今までゼミで習ってきたことは、全て「愛で育てる授業」なのだということです。
志水廣さん曰く、愛で育てる授業とは、「子どもに外化(頭の中で考えていることを何らかの形で出すこと)を求め、それを的確に受け止めて返すことから始まる」のだそうです。つまり、キャッチ&リスポンスが大切です。また、この事は「子どもに合わせる」「子どもに寄り添う」ということを意味します。

私は、以前から、教師は一人一人の子供のこころ・気持ちに寄り添うべきだと思っていました。しかし、授業中においての寄り添いは、考えることができていなかったことに気づかされました。さらに、子どものこころに寄り添うことは、一体感のある授業にもなります。
ただ単に、丸つけ法や丸ごと復唱法などの授業技術を使うだけでなく、その根本にあることなども同時に考えていけたらな、と感じました。

3年生になってもう3ヶ月半も経ちました。時間が止まればいいのになと日に日に感じます。(林)

7月17日第14回3期生ゼミ記録(松田)

画像1
 こんにちは。3期生の松田です。

 今回は嶋藤さんの発表について学んだことを書きます。前回の発表に引き続き山田洋一先生の「発問・説明・指示を超える対話術」という本を紹介してくれました。その中でも3つのトレーニングについて発表してくれました。

 1つ目の「即興力を鍛えるトレーニング」では、見えるものに対し即座にコメントをするというトレーニングで、道にある信号を褒めたり、電車に乗ったときにひと駅の間に向かい合った人を褒めたりすることを紹介してくれました。ゼミ生同士ペアになり10個を目標に書いてみましたが、知っている相手でもなかなか10個は難しいと感じました。学校に来るまでの間やちょっとした合間にこのトレーニングを実践したいと思いました。

 2つ目の「コメント力を鍛えるトレーニング」では、マイナスの言葉をプラスに言い換えて言うというトレーニングで実際に考えてみました。「細かいことにうるさい」というマイナス発言を「よく気が付く人」と言い換えたり、「飽きっぽい人」のことを「気持ちの切り替えが早い人」と言い換えたり、子どもの見方を変えるためのトレーニングということでした。プラスに言い換えることで、今まで苦手だった人に対して少しは苦手意識が薄れたり、新たな見方ができたりするのではないかと感じました。

 3つ目の「質問力を鍛えるトレーニング」では、研修や会合で隣り合った人の好きな○○を聞き出すというトレーニングでこちらもゼミ生同士でやってみました。会話を進めると、「あれが好きなんだ!」と盛り上がる一方で、その盛り上がりに辿り着くまでにその人があまり好きではないものや、やらないことなども知ることができ、好きなこと以外にも多くのことを知ることができることが分かりました。


 ゼミの後、サークルのメンバーでご飯に行ったのですが、即興力を感じた出来事があったので書きたいと思います。

 お店に着いて、中に呼ばれるのを待つためにレジ横の椅子に座っていたところ、仕事帰りと思われる5人の若いお兄さんたちが入って来ました。私たちは3人で座っていて、あと5人も座れるスペースがなかったので、私の友達が私の膝の上に座りました。すると、お兄さんたちも私たちと同じように座りました。

 私たちがお兄さんたちの思わぬ行動に笑っていると、同じように膝の上に座った1人のお兄さんが、「このお店に初めて来たからここのお店はこうやって座るんだってお姉ちゃんたちを見て思ったよ」と言い、私たちはさらに笑ってしまいました。そのお兄さんたちのおかげで待っている間も楽しく時間が過ごせました。ゼミで学んだ即興力とは少し違うかもしれませんが、見ず知らずの私たちがとった行動にユニークな反応を返せることがすごいと思いました。その行動があってもなくてもご飯は楽しく食べることができたと思いますが、より楽しくご飯を食べることができた気がします。読んでいただきありがとうございました。(松田)

7月17日第14回3期生ゼミ記録(嶋藤)

画像1
今回も私は山田洋一先生の『発問・説明・指示を超える 対話術』という本について紹介していきます。今回は前回とは違い、対話術を鍛えるトレーニングを紹介します。

ゼミでは、三つのトレーニングを取り上げました。
一つ目は、即興力を鍛えるトレーニングです。これは、子どもの一瞬一瞬の行動、言動に対して即座に言う力を鍛えるものです。本に載っていた一つの「向かいに座っていた人について、ひと駅の間に十個褒める」というのをひと駅のところを一分に変えて、実際に三期生でやってみました。十個ってなかなか厳しいですよね。(笑)知っている人でもなかなか難しいのに、初対面の人だとなおさらです。なので、普段からこういったトレーニングが大事だと思いました。

二つ目は、コメント力を鍛えるトレーニングです。これは、教師にはとても大切なことだと思います。そこで、本に載っていた一つの「マイナス発言を、すべてプラス発言に変える」というトレーニングをやっていきました。例で、細かいことにうるさい人、計画性がない、飽きっぽい、八方美人、キモイ、きれやすいを出しました。皆さんもプラス発言に変えられますか?(笑)三期生のみんな(私も含め)は「キモイ」のプラス発言で悩んでいました。インターネットで調べたら、「存在感がある」がプラス発言でした。「え〜!!」と思いましたが、確かに「キモイ!!」と言われる子は存在感が強い気がします。三期生からは、「個性的だね」という意見が多かったです。それも良いかもしれません。このようにプラス発言に変えてコメントができる教師になりたいと思いました。

三つ目は、質問力を鍛えるトレーニングです。普段、興味のない人に質問をしないと思います。しかし、質問することでその中の話題からその人へ興味が湧いてくるのだとこの本には書かれていました。そこで、質問する練習としてペアで「好きな○○」について話し合ってもらいました。始めは何気なく聞いていた質問でしたが、質問していくうちに興味が湧いてきている三期生を見て、とても面白かったです。(笑)質問って大切だなと思いました。

三つしか紹介しませんでしたが、まだまだたくさんのトレーニングが本には書かれていました。対話術を身に付けるために今から少しずつ意識して、日ごろからトレーニングをしていきたいと思いました。(嶋藤)

7月13日 四季の学習会(夏) @日進市民会館 に参加して(早川)

画像1
こんにちは!3期生の早川です。

今回は、先日お手伝いとしてではありますが、参加させていただいた玉置先生の講演会について書きます。

普段、大学では玉置先生の講義を受けているものの、現職の先生方に向けた外部での講演会に参加させて頂くのは初めてだったためとても新鮮でした。と同時に、大人の方ばかりで自分がいるべき場所ではないなとも感じてしまいました(汗)

講演中の内容を長々と書くのもあれなので、印象に残ったことを1つに絞って紹介したいと思います。

それは、「エレベータートーク」です。

といっても、なかなかピンとくる方も少ないと思いますので、説明させていただきます。エレベータートークとは、2,30秒程度の短い時間の中で、自分の言いたいことを相手に分かりやすく伝える会話術のことです。普通の社員が社長と会うことのできる機会は、エレベーターの中くらいしかなく、その中で思いや考えを伝えるということからエレベータートークと言われているそうです。

「今日学んだことは?」などとパッと質問された際に答えることのできる内容というのは本当に講演会で話を聞き、自分の中で腑に落ちたこと・理解できたことだそうです。つまり逆を返すと、パッとすぐに答えられないものというのは理解した気になっているだけということです。配布された資料にアンダーラインを引いたりして理解した気になっているだけということです。

この話を聞き、たしかにその通りだな、と納得したのと同時に、それで聞いていたはずの話はすべて飛んでいってしまいました(笑)
それくらい僕はこの話に共感できました。

内容の話はここまでにして、ここから先は書いて良いものかどうかわかりませんが、講演中にあったことに対しての僕自身の素直な気持ちを書かせていただきます。
今回のこの講演会で僕は一番後ろの壁際の椅子に座り、参加者の方をずっと目の前にしながら講演を受けていました。玉置先生が、何か隣の人とのペア活動のを促した際には殆どの先生方は積極交流されていました。また、玉置先生が「◯か☓かを書いて」との指示を出された際にも、殆どの先生方が資料の片隅に◯か☓かを書いていました。
しかし、ごく一部の先生方は足を組んで、話を聞いているのか、何かを真剣に考えているのか分かりませんが、指示された活動をしていませんでした。
もちろん、僕自身は後ろ姿を見ているだけなので真相はわかりません。もし本当に活動を面倒がってしていないのだとしたら、普段子どもたちに「しっかり授業受けなさい」なんて言う資格はその先生方には無いなと思いました。自分自身も出来ていないことを他人に求めるなんておかしな話だとしか思いません。

もちろんこれは僕の考えです。浅はかな考えなのかもしれません。
今回の件を踏まえ、将来子どもたちに教育する立場になる人間として、相手に何か指示する前に自分ができているかよく考えていきたいと思いました。(早川)


P.S.お手伝いとしての参加にもかかわらず、帰る際にお土産まで頂いてしまいました。愛知地区教職員組合の皆様、本当にありがとうございました。

7月10日第13回3期生ゼミ記録(嶋藤)

画像1
こんにちは、三期生の嶋藤です。今回は早いもので第13回目のゼミです。発表が一人につきあと一回ずつとなりました。今回発表してくれた岡田さん、丹羽さん、山下さんは最初の発表と比べて話す速さ、話すときの目線、発表の仕方、レポートの工夫の面でとても成長していたと思いました。人は一生懸命自分の悪いところを直そうとすれば直せるものなのだなということが分かりました。私も次回のゼミ発表で気を付けて発表しないといけないなと思いました。

今回も山下さんの発表した『国語授業のユニバーサルデザイン(桂 聖)〜全員が楽しく「わかる・できる」国語授業づくり〜』について学んだことを書いていきたいと思います。

山下さんは全員が楽しく「わかる・できる」国語授業にするためには、3つの指導内容と3つの読み方を身に付けるような授業をすることだと解釈したそうです。そういう授業をすることで、児童生徒一人一人が説明文を理解できるようになってみんながそれぞれわかる、できる状態になるのではないかなということだそうです。なるほど、そういうことか、と思ったのですが、どうやってその3つの指導内容と3つの読み方を教えていけばよういのかが書かれていなかったようなので、そこが知れたらよかったなと思いました。

ユニバーサルデザインは誰もがわかる・できる状態になるようにしていく支援だと思うので、個別の配慮が必要だということが分かりました。個々に合わせた方法で教えてあげなければならないので、一人の先生で教えていくのは大変だなと感じました。まだまだユニバーサルデザインについて知りたいことはたくさんあるので、自分でもいろいろ調べていきたいと思いました。(嶋藤)

7月10日第13回3期生ゼミ記録(林)

画像1
今回丹羽さんは、『1番優しい 教える技術』という本を紹介してくれました。
休んで発表を聴いていないので、プリントに書いてあることだけでまとめさせてもらいます。

その中で「相手の状況に沿って、ちょうど良い知識を提供する」ということに着目しました。難しすぎると投げ出してしまう。逆に簡単すぎても退屈してしまう。この加減が難しいな、と感じました。やはり子供一人一人を理解することは大切だと考えさせられました。

また、「相手に実践の機会を与えて、結果をフィードバックする」という点では、私たちもそうだな、と思いました。いくら知識ばかり得ていても実際に自分が活かせていないと意味がありません。大学の講義でも、学んでおしまいではなく、そこから何かにつなげたり、広げていけたらな、と思います。

貰ったプリントだけで学びを書こうとしていた瞬間、偶然にも丹羽さんが、メモしたプリントの写真を撮って送ってくれました。わざわざありがとうござきます。(林)

7月10日第13回3期生ゼミ記録(岡田)

画像1
こんにちは。3期生の岡田です。

ついに最後の発表が終わってしまいました。あっという間にここまで来てしまい、時の流れの速さに驚くばかりです。

個人的な話を始めに失礼します。今回は最後の発表ということで、少しだけいつもより力を入れてみました。なるべくみんなの活動を多くすること、その活動から学びへの繋げ方、視線など、これまでのゼミで学んできたことはなるべく生かそうという意識を持って臨みました。すると、玉置先生に「今までの発表で一番良かった。」と仰っていただき、ゼミが終わってからは早川くんから「今日の良かったんじゃね?うん。」と声をかけられました。いつもよりも力を入れた結果が今回の発表に繋がったとと思うと、嬉しくてたまりませんでした。まだまだ出来ることはたくさんあるので、今回の発表に満足し過ぎず、これからも成長していけたらと思います。

さて、個人的な話が長くなってしまいました。ここからは発表の内容について書いていきます。

今回は「先生のためのアドラー心理学 勇気づけの学級づくり」(赤坂真二)の本を紹介しました。

前回の発表でも私は赤坂先生の勇気づけについて取り上げたのですが、そこで説明しきれなかったところが今回は説明できました。それは、ほめることと勇気づけの違いについてです。

ほめることとは、ご褒美と同じもので、こちら側の条件を満たしたときにのみ与えられる褒美としての行為です。褒めることばかりをしていては、子どもは社会よりも褒めてくれる人の都合に関心を寄せるようになってしまう。一方勇気づけは、よりよくしよう、よりよくなろうというところが見られたときに無条件になされる行為であるため、子どもは自分の力に気付き、より世の中に関わっていこうという意識を持つようになる。

この文で伝えられているか心配なところではありますが、発表ではなんとか納得してもらえました。私自身も、前回ごまかそうとしていたところがありましたが、今回はごまかすことなく、理解したうえで発表できました。

ゼミでは勇気づけ教師になるための3つのレッスンも紹介しました。その中の1つに、「あるもの探し」というものがあります。子どもの持っているものを見つけ、伸ばそうとすることが教師にとっては必要だということで、まずは自分の持っているものを探してみよう、というものです。簡単なレッスンです。1分間で10個楽に挙げられるくらい、あるもの探しの名人になりたいと思います。


今回で前期のゼミでの最後の発表を終えました。最初の発表より、自分は成長できたと思っています。周りのみんな、そして玉置先生にもそう思って頂けていたらとっても嬉しいです。しかし、まだまだ成長できます。3期生みんなで成長していけたらと思います。(岡田)

7月10日第13回3期生ゼミ記録(山下)

画像1
こんにちは。3期生の山下です。
もう4度目になりますが今回も桂聖先生の『国語授業のユニバーサルデザインー全員が楽しく「わかる・できる」国語授業づくりー』という本について紹介したいと思います。

今回は説明文の3つの指導内容(説明内容、説明方法、論理)と3つの読み方(確認読み、解釈読み、評価読み)についてお話ししました。内容を説明すると長くなるので今回は発表の工夫についてお話ししたいと思います。

まず、「レポートの最後につけた文章をどのように読むとそれらの条件に当てはまるかを考えてください」と指示をしてから3つの指導内容と3つの読み方について例を交えて一通り説明しました。ただ発表するだけではぼーっと聞き流してしまうので後で何をするか見通しを持って意識して聞いてもらうために先に指示を出しました。次に、指示通り文章のどこにどの内容が当てはまるか挙手して答えてもらいました。ここでは手を挙げてくれてもすぐに当てず、手の挙げ方やスピードなど褒めるべき点がある人を指名するよう意識しました。最後はみんなに言ってもらって出てこなかったけど私が伝えたかったことを伝えました。

このゼミの発表のいいところは発表が終わった後に必ず質問の時間があるところだと思います。わからないことをわからないままにせずその場で解決できるのはとてもいいことだと思います。また、質問されることで発表者自身も気づかなかった発見があったり考えが深まったりすることもあると思いました。

私は以前記事にも書いた通り人前で話すことが苦手でどんどん速くなってしまう癖があったのですが最後の発表ではいい速さで話せていると言ってもらえました。まだまだ下手くそですが前期の5回の発表を通して少しは人前に立って話すということに慣れたのかなと思います。もうすぐ教育実習でゼミの9人という少人数ではなく、1クラスの何十人という児童の前で話さなければならない時が来ます。ゼミで学んだ授業技術や学級経営術を活用しながら言葉や態度で子どもたちに多くのことを伝えられる先生にになりたいと思いました。(山下)

7月10日 第13回3期生ゼミの記録(丹羽)

画像1
こんにちは。最近、自分のノートパソコンが欲しすぎる3期生の丹羽 亜由美です。

今回は向後千春さんの「いちばんやさしい 教える技術」という本から「教える」とはどういうことなのかについて紹介したいと思います。
みなさんは「教える」とはどういうことだと思いますか?どういう状態が教えたと言えるのでしょうか。それぞれ考えがあると思います。ここの本には〈相手が学んだ状態、相手のできないことができるようになった時〉と書かれていました。

具体的に紹介していきます。「教える」というのは3つのゴールに分けられます。
1.運動スキル・・・身体を使うことを教える時
2.認知スキル・・・頭を使うことを教えたい時
3.態度スキル・・・相手の態度を変えたい時

まず、運動スキルを教える時はスモールステップの原則で教えることが大切です。こうすることによって失敗が減り、できることが増えていきます。できたらすぐに声をかけるようにするのですが、「すごい!さすが!」のように褒めすぎるのは厳禁で、「よし!できてるよ!」のように事実を伝えるようにします。

次に認知スキルです。これは集中学習より、分散学習 の方が合理的です。分散学習をすることによって起きる、「あー、思い出せない」をクリアすることによってスムーズに進んでいきます。すでに相手が知っている知識と関連付けさせるとなおよいと書かれていました。

最後に認知スキルです。これは3つの中でいちばん難しいと言われています。やってほしいことや、相手の強みをたくさんいうことで、なぜそうするといいのかを相手に気づかせることが大切です。これは相手がやる気にならないと変わらないので会話などから相手自身に気づかせるようにする必要があるそうです。

この本を読んで、教え上手=コミュニケーション上手だということも学びました。コミュニケーション能力はこれから先どこに行っても必要な力だと思います。なので日常生活から意識していきたいと思います。また、玉置先生から発表の仕方についてもアドバイスをいただいたので実習までに理解して活かせるようにしたいです。

これで前期のゼミの発表は最後になりますが、これからも積極的に本を読んでいきたいです。(丹羽)

7月7日2期生ゼミ記録(吉田)

7月7日 快晴な七夕の日に2期生のゼミを行いました。
今回は吉田がご報告します。

百瀬さんは少し早めの帰省され、9人でゼミを行いました。
まず最初に「外国語活動と外国語科の違い」「なぜ英語教育が早期化されたのか」を理解し、ペアで語れるように練習をしました。
これで面接で聞かれても、大丈夫です。
気になる方は是非二期生に聞いてみてください!(話すことでより身につくので笑)

その後、田尻悟郎先生のビデオを区切りながら視聴し、討論をしました。
「教科に意欲的に臨めない子にどのように働きがけるのか」
「変わろうと思えた根底には何があったのか」
なかなか難しい課題で頭を抱えながらですが、交流することができました。

最後は玉置先生からの握手でした。
先生と握手することなんて、滅多にないので緊張しましたが、ちゃんと先生からの想いは受け取りました。あとは私達次第です。

いよいよ教採一次試験です!
二期生と先生の願いが叶いますように…。(吉田)

画像1

7月3日第12回3期生ゼミ記録(岡田)

画像1
 こんにちは。3期生の岡田です。先日の早川くんのゼミの発表について、今回は書きたいと思います。

 内容に入る前にまず、私は今回の発表で早川くんの頼もしさについて書かせて頂きます。実は早川くんは本を手にしたときからずっと、「発表できるかな~」と不安を口にしていました。しかし、いざ発表となると、彼は分かりやすくまとめたものを、スパッと私たちに示してくれました。なんだかんだ言いながらも、かっこよくやってのける姿を見て、早川くんはどしっと頼もしく、安心できる存在だということを再確認しました。さすが我らが3期生のゼミ長さんです。

 さて、ここからはそんな早川くんの発表についてです。今回、「知的好奇心」(波多野誼余夫・稲垣佳世子)という本を紹介してくれました。

 その中で私が印象に残ったことというのが、『知的好奇心を引き起こすには』というものです。水の入ったコップを傾けるイラストを描くことを例に挙げていました。自分たちの経験上、コップを傾けたらどうなるか分かっているはずなのに、イラストにすると中の水も一緒に傾いてしまう、ということでした。言われてみれば確かに…!と思わせ、そこから知りたい!という思いを引き起こさせると良いそうです。

 大人も子どもも、誰しも知的好奇心を持っています。自分の予想と違ったとき、何かに興味が湧いたとき、今までの考えが覆されたとき、その知的好奇心はより働くのだと学びました。そのことを頭に置いて、知的好奇心を引き起こす仕掛けというものを考えていきたいです。(岡田)

7月3日第12回3期生ゼミの記録(丹羽)

画像1
 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。小学校実習の学年が発表され、今からドキドキしています(笑)

 今回は菱川くんが紹介してくれた宮本博規「算数学び合い授業スタートブック」から2つに絞って学んだことを書かせていただきます。

 まず1つ目はペア学習・グループ学習についてです。ここから子どもに育つ力は、子どもの表現力や思考力、能動的な学びの姿勢、子どもたちの聞く力の3つです。

 例えば、ペアが生きる場面では子どもたちを全員立たせて、二人組で交互に発表し、確認しあいます。こうすることで、確実に理解してほしい内容を一人一人が理解することができます。グループ活動が生きる場面では何通りか答えが出せる場面などに、自分が説明を聞きたい場所にいって説明を聞いたりすることで自分では考えられなかった意見や、発想を知ることができます。2つともクラス全体で、友達の考えや意見を尊重しなければならないという配慮は必要ですが、1人で学習するよりも効果があっていい学習方法だと思いました。

 2つ目は、話し合いでは「物」が「モノ」を言う、ということです。どういうことかというと、教師が言葉ばかり話していても子どもたちには伝わっていないことがたくさんあります。言葉の空中戦に陥らないためにも具体物を用いたり、紙に書かせたりすることで「物」にしていくことが大切です。確かに、授業を受けている時でも、ただ言葉で永遠に説明を受ける授業よりも動画を見たり、話し合ったり、考えを書いたりすることで自分の考えがはっきりしたり、理解しやすくなるな、と感じる時が多々あります。教育実習でも子どもたちに伝えられるようになるべく「物」を使った授業を心がけていきたいと思います。

PS.「誠意はスピード」という玉置先生の言葉を今日聞いて、その通りだと思いました。また今度言えばいいや、とか思った時に言わないと後悔することってたくさんあると思います。だから何事に関しても後悔しないように感謝の気持ちはすぐに伝えていきたいと思います。(丹羽)

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31