12月2日第7回教育と笑いの会に参加して(江口・佐久間)

 12月2日、教育と笑いの会に参加しました。今回得た学びを2期生江口、佐久間でまとめます。

 12月2日に教育と笑いの会に参加しました。
 講談における、社会の歴史の嘘発見はとても面白いものでした。私は、社会が苦手ということもあるので、さっぱり分かりませんでした。全てが本当のものに聴こえて、話し方が上手いとすんなり頭に入ってくるんだなと感じました。隣の吉田くんは、いくつか見つけていて知識がしっかり、物語のように頭に入っていてすごいなと感じました。私は、単語で区切って覚えてしまっているから流れが分からないのだと気付きました。歴史を勉強し直したいと感じました(笑)。


 また、話し方についても話題になりました。同じ内容でも話す人、話すトーンで全く異なるということが分かりました。落語でも講談でも、もちろん教師でも話すことは、1番重要なものになります。教壇に立ったらベテランの先生と同じような授業を提供して行かなければなりません。みなさん、自分の声を録音して反省するなど工夫をして向上していらっしゃるので、私も基礎を大切に培っていきたいです。

 教育について、笑いを取り入れながら学べたのでとても楽しい会でした。関係者の皆さん、ありがとうございました。(江口)



 今年も教育と笑いの会に参加しました。昨年は、先生方の面白いお話から学んだり、初めて落語を生で聞いたりすることができ、充実した時間を過ごすことができました。なので、今年も教育と笑いの会を楽しみにしていました。

 今回は、講談を初めて聞きました。講談とは、主に歴史にちなんだ読み物を読み上げるものだそうです。歴史についてしゃべっていくので、自分が知っている人物や出来事が出てきました。そして、その人物や出来事を、目の前で実際にあったかのように話をしていきます。歴史について話すので、知的興味を引き出されているような気がしました。隣の吉田君が「ああ!知ってる!」と言わんばかりのうなずきをしていたのも印象的でした。
また、昨年初めて聞いた落語と同様に、講談も聞いているうちに話の世界に引き込まれていくのが分かりました。これは、落語や講談をする噺屋さんの本当にすごいところだと思います。ただ話を押し付けるというわけではなく、聞き手の視点に立ったり、聞き手の表情を見たりすることで、どうすれば聞き手に伝わるのかを考えていることを知りました。これは、教師にも必ず必要なことではないかと思いました。私も、聞き手視点に立って、どうすれば伝わるかを考えることを大切にしていきたいです。

 たくさん笑って、たくさん学ぶことができた素晴らしい時間でした。また参加したいです。ありがとうございました。(佐久間)
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12月2日 第7回教育と笑いの会に参加して(菱川、山下)

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 こんにちは!!3期生問題児といっても過言ではない菱川です!さて今日は教育と笑いの会に出席させていただきました。

 初めて教育と笑いの会というものに参加させていただき、笑いだって?って思いながらの参加でした。参加して見たら面白いんです(笑)。面白いし学びもすごく身につく本当に良い会でした。そんな中で学んだことを3期生の山下と一緒に綴っていきたいと思います。

 丸つけ方についてです。
 丸つけ方のポイントを学びました。

1つ目にスピード
2つ目に声掛け
3つ目に正確さ
そして4つ目に実態把握

だそうです。
 まず丸つけ方をしながら丸つけ方なので✖はつけてはいけません。そしてこの4つのポイントで1番難しいのが声掛けだそうです。明るい声でどんな回答や考えも丸をつけて行くのは至難の技だし、声掛けのポキャブラリーを多く持っていないとできないからだなと僕は感じました。中学校実習でも声掛けは丸つけ方を実践するしないに関わらず難しかったのを思い出しました。

 そして『間』についてです。僕はこの『間』が本当に嫌いです。なぜなら扱いにくいからです(笑)。けどこれから先大事になって来るものなのでしっかりと抑えていきたいです。子どもは僕たちに勝てるところを探します。
『先生、〜〜ってなんですかー?』と何か聞いてきて5秒以内に答えないと『先生知らないんだー』と調子に乗るそうです。
 この5秒がすごく大事だそうです。普段の会話においてもだし子どもたちとの会話でもそうです。5秒いないと受け答えを現場に出た時に反応できるように、常に意識していきたいものですね。

 今日は笑いの会ということで漫才や落語、そして講談と言った様々な楽しいそして面白いことから学びました。この学びをこれから先にいかしていきます。(菱川)


 こんにちは。3期生の山下です。今回、教育と笑いの会に参加させていただき初めて落語と講談を聞きました。落語とは説明が少なく登場人物の会話で物語が進んでいきます。リズミカルに話が進んでいくので聞いていてそのリズムも楽しむことができました。登場人物が2.3人いても1人で演じなければならないので口調であったり体の向きであったり演じ分けることで聞き手に想像させる話術が素晴らしいと思いました。

 それに比べて講談は歴史上の事実や伝説などを本当っぽく嘘を交えて話していました。人の名前や場所、年月日など具体的な言葉を使うことで真実だと思い込ませることができるそうです。講談を社会の授業に取り入れると話を整理しながら聴く力も育つし、知識がないとどこが違うか分からないので授業をよく聴くようになり、楽しく歴史を学ぶことができると思いました。

 私は落語や講談を語ることはできないけれど国語の授業でも小説などを読むときにセリフによって口調を変えたり声のトーンを変えたりと話術は応用できるなと思いました。
教育と笑いの会に参加して名前の通りたくさん笑って教育について考えることができた充実した1日となりました。ありがとうございました。(山下)

12月2日第7回教育と笑いの会に参加して(丹羽、嶋藤)

12月2日に第七回教育と笑いの会に参加してきました。
ここでは、玉置ゼミ3期生の丹羽と嶋藤のそこでの学生の学びを記事にします。

こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。先日第七回教育と笑いの会に参加させていただきました。そこで学んだことを記したいと思います。会は漫談や漫才で進められていき、桂雀太さんや旭堂南海さんなどの有名な方のお話や話し方はすごく勉強になりました。まず、野口芳宏先生の話し方から声の調子、テンポなど教師として身につけておきたいことがたくさん見えました。私は、志水廣先生が楽しく、面白く教えて下さった丸つけ法のポイントをここで改めて紹介したいと思います。丸つけ法には4つポイントがあります。1.スピード 2.正確さ 3.声かけ 4.実態把握です。中でも声かけが1番難しく明るいテンポで短くいいね、素晴らしい、オッケーなどと声をかけることが大切だと改めて確認することができました。今回、初めて生の落語家さんの話を聞き、やはりこのリズム感や話し方は教師として持っていたら役に立つだろうなぁ、と感じました。楽しい一日をありがとうございました。(丹羽)

こんにちは。3期生の嶋藤菜月です。私は今回初めて落語、講談を見ました。みなさんは落語と講談の違いを知っていますか?落語はフィクションで全て会話文からできていて、講談は所々見てきたような嘘を交えながら人物伝を語っていくものだそうです。講談の所々嘘をつくというところで、聞いている人にどこが嘘なのか考えさせるところがわざと間違えをいう教師と似ているなと感じました。子どもたちに嘘を見つけてもらうように話すことは子どもたちの意欲を高めさせる点でとても良いことだと思うので、講談の素晴らしい語りのリズムを見習いたいなと思いました。落語や講談のように面白さがある話し方は聞いている人にとって飽きないし、もっと聞きたくなるので、私もそんな喋りができたらなと思いました。これからは落語や講談を普段から聞くようにして、リズム感や話し方を勉強していきたいと思います。楽しい一日でした。ありがとうございました。(嶋藤)
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12月2日第7回教育と笑いの会に参加して(寺坂・吉田)

12月2日の教育と笑いの会に参加して得た学びを2期生寺坂・吉田でまとめます。


私は教育と笑いの会に初めて参加しました。常に笑いが止まらない中で沢山学ばせていただきました。2つに絞り書かせていただきます。

1つ目は噺家さんの話についてです。落語も講談も話を聞いているうちに世界に取り込まれ、背景やその人物の表情が頭の中で想像されるほどの圧倒的な話でした。そして、そんな話にする為の努力が並々ならぬものであると知りました。一瞬の為に懸命な努力をして、その場の人を感動させたり、考えさせたりすることは教育との共通点なのかもしれないと感じました。

2つ目はユーモアのある切り返しです。池田修先生のお話は1度講演会でお聞きしたことがありました。しかし、それ以来「5秒までに返答をし、30秒で話を終える」、「ユーモアのある切り返し」が出来ずにいたことに気づきました。自分自身が目的がはっきりとわかっていないことが原因だと思います。これからは「少しでも子供が納得しやすく、笑顔が生まれるような雰囲気を作る」ということを考えながら、切り返しをしていこうと思います。(吉田)



私は、教育と笑いの会の日の午前中に行われていたフォーラムの打ち合わせから参加させていただいていたのでそこで感じたことを書きたいと思います。

それは「準備」の大切さです。多くの先生が、土曜日の午前中を潰して、フォーラムでの発表の仕方について意見を出し合っていました。ベテランの先生、教務主任の先生、校長先生方が良い会に良い発表にしようと時間をかけて準備されていました。そんな先生方を見て、改めてこの場で授業をさせていただく重みも感じました。3本ある模擬授業の1つではありますが、万全の準備をして臨みたいなと思います。また、アドバイザーをしていただく神戸先生には「これは大丈夫か?」「これはいるか?」など多くのことを気にかけていただきました。夜の懇親会でも、学級開きで意識すべき「目指す姿」について教えていただきました。卒業論文も一区切りを迎えたので、フォーラムの準備にも時間を作っていきます。(寺坂)
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11月30日岡崎市立形埜小学校 算数科授業研究会に参加して(寺坂)

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11月30日に岡崎市立形埜小学校で行われた、算数科授業研究会に参加させていただきましたので、そこでの学びを書きたいと思います。玉置先生の師範授業と、有馬先生の算数の授業の順で書かせていただきます。


算数の授業ってどのようなイメージを持たれるでしょうか。多くの方が、試行錯誤の末に答えが必ずあるというイメージを持たれるのではないでしょうか。そういう理由で、算数が好きな方もいるでしょう。しかし、玉置先生のこの日の授業は、「答えのない算数」でした。授業を受けていた4・5年生の児童は、きっと初めて出会う算数に驚きを隠せなかったと思います。なにせ、22年生きてきた私でさえ初めて向き合いました。授業の概略は、先生の仕事日記に記載されていましたので書きませんが、難しい問題に頭を抱えながら取り組む児童、「えー、分からん。」「あー!なるほど」という呟き、席を立って話し合う児童の姿を見てこれが、「対話的で深い学び」なのだなと感じました。
授業の時系列はずれますが、5枚のカードを用いて「1」という数字を作ることができた児童たちに玉置先生は、「次はどんな数を作りたい?」と聞きました。すると、児童たちは「2!」と身を乗り出すように言った姿が印象的でした。学びたい!という主体的な姿も見ることができました。
玉置先生の授業では、「主体的・対話的で深い学び」というキーワードがすべて詰まっているように感じました。


有馬先生の授業では、先生が取り組まれている「算数日記」というものにとても関心を持ちました。算数の授業後に、学びを日記のようにつけていくものです。校長先生と有馬先生は、「書くことによって学ばせている」という言葉を仰っていました。今回の授業は算数日記を書く時間がなく「言える人?」という考える時間もほとんどない中で、6年生の児童は「自分で工夫して楽しくできた。勉強になった」という、すぐに考えたとは思えない感想が出てきました。書くことによって力が付くということを感じました。
内容の面では、授業の導入(前時の復習)が展開へと繋がっていて、一貫性を感じました。また、子どもに答えの予想を立てさせていて、内容に対して興味を持たせ続けていました。実際に、子どもも前のめりに授業に参加していました。
授業も、子どもに寄り添っていて進んでいて、少人数の良さが出ていてるように感じました。

最後に、、、、形埜小学校。とても雰囲気が良い学校でした。どこか温かさを感じる校舎と仲の良い先生方、55名の元気とはとても思えないパワフルな子供たち。玉置先生も「ここならもう一回勤務してもいいなあ」と思わずおっしゃっていました。本当に素敵な学校でした。あまり言いたくなのですが、子どもたちと昼休みサッカーをしたので、次の日筋肉痛になりました。(寺坂)

11月30日岡崎市立形埜小学校を訪問して(石川)

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 こんにちは。2期生の石川です。
 11月30日、岡崎市立形埜小学校を訪問させていただきました。

 玉置先生の授業、子ども達と一緒に給食、レクリエーション、サッカー、玉置先生の落語、研究授業参観、研究会…と盛りだくさんな一日でした。たくさんのことを書きたいのですが、私は、研究授業参観について書こうと思います。

 研究授業は、授業者は6年生担任の有馬先生、単元は第6学年算数科「およその形と大きさ」でした。内容は、飯盒(はんごう)のふたのおよその体積を求めるというものでした。授業では、様々な工夫がなされており、子どもが最後の感想を述べる際に「勉強になりました。」と口にするほどよく考える授業でした。大学生の私からしては、非の打ち所がない授業でした。そこで、私は「教材の工夫」にクローズアップして記事を書きます。

 《教材の工夫について》
 今回の授業では、子ども達が実際におよその体積を求めるものとして、教科書とは違い、飯盒のふたを用いるという工夫がなされていました。私は、この飯盒のふたを用いることで、教科書の題材を用いては得られない3つのメリットがあると考えました。

 1つ目は、学習がより子どもの日常に依ったものになることです。子ども達は、小学校5年生の野外学習で実際に飯盒を扱っています。有馬先生が「これの体積を求めてもらいます」と飯盒のふたを出した時の子ども達の食いつきから見ても、親しみのある教材であると感じました。

 2つ目は、実際に長さを測って体積を求めることができることです。飯盒のふたは、子ども達が使うノートの片面に優に収まります。それほど大きいものではありません。そのため、簡単に計測することが出来ます。数字も大きくならないため、筆算などを用いて簡単に計算をすることができます。

 3つ目は、体積が実際に目の前で量ることができることです。有馬先生は、子ども達におよその体積を求めさせた後に、実際に水を使って飯盒のふたの体積を量っていました。自分が計算したおよその体積は実際の体積にどれだけ近いのか。子ども達は実験に興味津々で歓声が上がるほどでした。

 しかし、メリットばかりではありません。例えば、飯盒のふたを人数分用意する必要があるということです。今回の6年生学級は、1クラス10名と少人数な学級でした。そのため、飯盒のふたも集められますが。これが、30人学級、40人学級となると飯盒のふたを全員に配布するのは、難しいと考えます。

 教材を工夫することで、メリットばかりが生じるわけではありません。玉置先生はゼミでよく「教科書はものすごく考えられて作られている」と話されます。私は、中学校教育実習で、少しでも自分の工夫をしようと、教材を工夫してみましたが、全く上手く行きませんでした。子ども達により深い理解をしてもらうための授業や教材の工夫は、教材研究の時間や、経験に裏付けられるものであると感じました。

 今回の研究授業を参観して「このような算数授業をしたい!」と強く思いました。そのためには、子ども理解、教材研究、経験などが必要です。どれだけ時間がかかるかわかりませんが、今回の授業をめざして頑張りたいと感じました。

 沢山学ばせてくださった形埜小学校の校長先生をはじめ先生の皆さま、ありがとうございました。

(石川)

11月14日2期生ゼミ授業記録(白井)

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今回は、11月最初のゼミで2、3限続きでした。私は10月の間、幼稚園実習だっため、久しぶりにゼミのメンバーに会えることを、とても楽しみにしていました。

私は、3限に道徳の模擬授業をさせていただきました。教材名は、「帽子はどこに消えた」を模擬授業させていただき、役割・責任について迫っていこうと考えました。

授業をさせていただいて感じたことは、道徳授業について、もっと学ばなくてはならないということです。今回の模擬授業では、途中で、どのように子どもたちに問いかけたらよいか分からなくなってしまいました。資料選択の時点で、もっと考えるべきであったということをアドバイスいただき、自分の教材研究の甘さを感じました。他にも、アドバイスをたくさんいただき、反省とともに多くのことを学びました。その中でも、資料選択について絞って書いていきます。

今回の資料では、主人公の気持ちに迫ることの内容が複雑であったことを、模擬授業をして感じました。最後の結末も、問題が解決していないという状況を子どもたちに問いかけたいと考えていましたが、その前の内容をつかむことに時間がかかってしまいました。

今まで、玉置先生の道徳の飛び込み授業を、何度か見させていただいたことがあります。先生の授業では、資料が、主人公の気持ちの変化をとてもつかみやすいものでした。何か出来事が起こり、その出来事の前後での主人公の気持ちが変化していきました。
道徳は読み取りではないというアドバイスもいただき、この1時間で考えさせたい軸に迫るために、資料を選択していかなければならないということを学びました。

最後に、教材研究の難しさを感じた模擬授業でしたが、教科化される道徳について、子どもたちが深く考えていくためには、教師も深く教材研究をしなければならないと学びました。模擬授業を見て下さった玉置先生とゼミの仲間がいたからこそ、学ぶことができました。ありがとうございました。(白井)

12月12日2期生ゼミに参加して(早川)

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こんにちは。3期生の早川です。

先日、2期生の先輩方のゼミに参加させていただきました。内容は石川さんの社会、吉田さんの道徳の模擬授業2本立てで、他の先輩方は各設定学年の児童役をやっていました。

一緒に児童役として参加させていただいたものの、なかなか設定学年に合った発言をするというのは難しいもので、自分の意見を言うことすらままならない場面が多かったです。それに比べて先輩方は児童役がとても自然で、さらには授業直前に特徴のある児童として1人設定し、指導案通りに進まない教室を再現していました。

大学生同士で模擬授業をするとなると、児童役の学生がどうしても先生のやりたいことの意を汲み、先生役の学生がやりやすいような発言をしてしまいがちですが、そのようなことは一切なく、場面場面で先生役の力量が試される場面ばかりでした。


先輩方の模擬授業を受けていると、発言のつなぎ方や授業に全員参加させる手法など、玉置流が浸透しているなと感じるばかりです。玉置先生(三楽)の仕事日記にも書かれていましたが、「レベルが違いすぎました。」


来年のこの時期に、僕ら3期生が4,5期生に同じように思ってもらえるようになるのかなと不安と期待が入り乱れていますが、来年この自分のこの日記を見返して、懐かしいなと余裕の笑顔で見られるようにしたいです。


最後に、、、。今回のゼミに早くも4期生の安倍さんが参加していました。もう自分たちが最下級生ではないのかと思うと、嬉しい半面、非常に焦りを感じます。もう甘えてもいられない。気を引き締め、年明けから続くセミナー等に参加していきたいと思います。(早川)

国語科授業の振り返り(岩田)

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 こんにちは。12月に入りました。2017年も残り1ヶ月になりました。時の流れははやいですね。さて今日は、先日小学校で行いました、小学校5年生の国語科の授業の振り返りをしたいと思います。


 単元は同音異義語でした。「熱い」「厚い」「暑い」を適切な文章でつなぐことが出来るのかということで、導入部分から子どもたちがまず、漢字に興味を持ってくれるように意識して行いました。その後はプリント学習を辞書を使って進めていくという流れでした。

 全体を通して、今回の私の反省点は、「時間」です。前回の算数の授業の時、ある部分に時間をかけすぎてしまい、最後のまとめの時に「各自で復習をしておくこと。」という台詞で終わってしまいました。よく考えてみれば、小学生が自分で復習をすることなどないと思いました。家に帰ってから、復習としてその日のノートを開く子が何人いるのかと考えたとき、各自での復習は無意味であると感じ、今回は中途半端で終わらせないということを意識的に行うことを心がけていくつもりでした。

 導入にもあまり時間をかけることなく、スムーズに教科書に入ることが出来ました。しかし、その後のプリント学習で自分が想像していたよりも、はっきりと個人差がでてきてしまいました。そこで私がいけなかったのは、時間を区切らなかったことです。時間を区切ることで、教師にやらせられている感覚になるのではないかと感じ、時間を区切らず、子どもたち自身の主体性に任せることにしました。しかし、それは思ったよりも難しく、すらすらと解き進められる子もいれば、全く解こうともしてくれない子もいました。その度に私は、机間指導として声かけを行いましたが、子どもたちの中に「今、何をする時間なんだろう。」という意識が生まれてしまいました。


 授業後の反省で先生にご指導いただきましたが、「言うときは言う」ということが大切であると感じました。「5分で解こう」「答えは○○」「覚えよう」など教えるべきことは教えなくてはならないのだと実感しました。話し過ぎる教師になってはいけないと思うあまり、伝えなくてはならないことまで落ちていた気がしました。


 授業をする度に、反省点ばかりで「またできなかった。」「次はこうしよう。」などその時思うことや感じることはたくさんありますが、実行することはとても難しく思います。単純なことかもしれませんが、それを当たり前にするにはまだ時間がかかりそうです。授業の機会を与えてくださってありがとうございました。(岩田)

 

12月12日初のゼミ参加と自己紹介について (安部)

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はじめまして。玉置ゼミ4期生の安部那菓(あべ ななか)です。
先日、初めて2期生の模擬授業のゼミに参加させていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
今日は初めてホームページの記事を書かせていただくので、私の簡単な自己紹介と先日のゼミの感想を書きたいと思います。

まず、自己紹介です。私は教育学部特別支援専修で、副専攻は国語です。出身は愛知県の西尾市というところです。毎日2時間ぐらいかけて通っています。私が玉置ゼミを希望した理由は、教師力や授業実践力などを研究テーマとしてやっていきたいと思ったのと、色々なセミナーへ参加し、自分をもっと成長させたいと思ったからです。説明会での玉置先生のお言葉からも、土日のセミナーへの参加、書くことを重視していることなど、玉置ゼミが決して楽なゼミではないのは分かっていましたが、もし入ることができたら絶対に後悔はないなと思い、思い切って志望しました。専門である特別支援を離れて、教職ゼミに入るのは私にとって挑戦でもありましたが、玉置先生をはじめ、色々な専修の方と関わり、意見を交わす中で自分の世界がさらに広がっていけばいいなと思っています。

次に、先日参加させていただいた模擬授業についての感想です。
まず、初めてのゼミ参加ということで、私はとても緊張していたのですが、先輩方の暖かい雰囲気や玉置先生のご紹介をいただき、とてもリラックスして参加することができました。ありがとうございました。
模擬授業では、授業者の先輩方が現場の先生のようにスムーズに授業を展開し、児童への対応も的確で、とても驚きました。また、授業後の反省会では授業全体の良し悪しだけでなく、課題設定や児童への対応の仕方、など様々な視点からの意見が出て、私自身とても勉強になりました。
これかも積極的にゼミに参加し、多くのことを学んでいきたいと思います。(安部)

11月14日2期生ゼミ模擬授業記録(牧野)

11月14日の2期生ゼミ模擬授業、寺坂さんの授業を記録します。
授業は、第六学年社会科「武士の時代」です。

1.授業内容
⚪︎平安時代末期の復習
何氏と何氏が戦っていたか
どんな武器を使っていたか
どっちが勝ったのか
将軍と武士の関係は
御恩とは
奉公とは
自分が武士なら御恩と奉公の関係を結ぶか

⚪︎課題の確認
元寇は幕府にどんな影響を与えたのか

将軍と武士の関係性はよいのにこのあと幕府は滅びてしまいます。そこに元寇が関わります。

⚪︎資料の提示
元について

2.反省
⚪︎自分が武士なら御恩と奉公の関係を結ぶのはよいことかという問いに対して

自分がと聞くよりは、当時の武士にとってという聞き方をしないと答えが分かれてしまう。

まるばつ法を用いるのは難しい。まるばつ法は意見が分かれ討論するときや関心を持たせるときに使うものである。
もし、使うのであれば、御恩とはなにか説明できる人はまるをつけて!などがよい。

⚪︎課題について
なぜ、「影響」という言葉を使ったのか。「滅亡」ではいけなかったのか。

元寇だけではなく幕府が滅亡した理由は他にもあることを知らせるため。

3.授業力アドバイス
⚪︎手を挙げる数人の児童にとびつかないこと。
児童は、教師が答えてくれると思い授業から離れてしまうから。教師は子どもの意見に付け足しをして繋いでいくほうが良い。一人しゃべりにならないように注意!

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11月14日2期生ゼミ授業記録(寺坂)

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11月14日に、ゼミで行った授業の記録を書きます。小学校6年生の社会科「元寇」です。

○意識しようとしたこと
×現実
△改善策

○導入部で「御恩と奉公」という制度の良さを考えさせ、それでもどうして鎌倉幕府は滅んだのかという「なぜ」を引き出したかった。
×「御恩と奉公は、あなたが武士だったらどう?」と聞いてしまったため、様々な意見が出てきてしまった。
△「当時の武士にとってどうだったと思う?」と聞けば、合理的な関係だったことが共有できた。

○課題設定を、「元寇は幕府にどんな影響を与えたのだろう」とした。幕府が滅んだ理由は、元寇だけではなく他にもある。一つの原因とすることで、ほかにはどんなものがあるのだろう?という探究心を煽りたかった。
×子供役との考えと差が出て、私一人で課題を立ててしまった。
△子供の「なんで?」が出たら、その場で課題を立てるべきだった。ほかの原因を探らせたいなら、授業の終わりに「こんな大きな幕府がこの理由だけで滅んだと思う?」と揺さぶりをかけると、次の日子供が調べてくる。

○パワーポイントで資料を提示したかった
×うまく機械とつながらなかった
△事前に確認しておくべきだった。

 自分で、これならいけると思ったことが全然うまくいきませんでした。授業をやることは難しいと感じました。フォーラムでの授業に向けて、より細かい教材研究を行っていきたいと思います。(寺坂)

11月10日一宮市教育フォーラムに参加して(白井)

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11月10日(木)、一宮ファッションセンターにおいて、教育フォーラムに参加させていただきました。平日でありましたが、多くの人先生方がいらっしゃっているのを見て、私も、常に学び続ける姿勢を持ち続けようという気持ちになりました。

玉置先生の講演を受けて、学んだことを、2つに絞って書きます。

1つ目は、「物分かりの悪い教師になれ!」ということです。教師は、子どもたちの意見に対して、子どもたちが発した言葉以上に反応しがちになってしまうが、あえて物分かりの悪い反応をすべきだということを学びました。

そして、後日、実際に、私が週に1度お世話になっている小学校でも、「物分かりの悪い教師」を実践されている様子を見ることができました。ごんぎつねの1時間目で、登場人物について、おおまかに捉えていた中で、子どもたちに「ごんっていうおばけなのかな?」「兵十は、おじいちゃんなの?先生、分からないな」と、反応されていました。教師は何度も見たことのある教材だとしても、子どもたちの力で考えることができるように、わざと物分かりの悪いフリをされていました。私も、「物分かりの悪い教師」になって、子どもたちに、考える力をつけさせられるように、意識したいと思いました。

2つ目は、授業では、子どもたちの変化をみるということだ。今までに、授業参観などで、玉置先生からご指導をいただいたことにもなるが、改めて書きたいと思います。授業検討などをする時には、子どもたちの実際の言葉や、様子の変化を記録して、教師たちが、話し合うと良いということを学びました。

そのためには、やはり授業を前または、横から見て、子どもたちの表情が見やすい位置に立って見ることが大切であることを学びました。

最後に、今回学んだことを、今から意識をして、「物分かりの悪い教師」「子どもの実態から、授業を考える」ことができるようになりたいと思います。ありがとうございました。(白井)

中学校実習で学んだこと(松田)

 先日、中学校実習の事後指導がありました。1か月前は研究授業に向けて準備をしていたときであったと思い返すと、もう1か月たったのかという気持ちです。
 
 中学校実習では大きく2つのことを学びました。1つ目は、教師の思いはダイレクトに子どもたちに伝わるということです。朝の会と帰りの会では担任の先生に代わり、生徒に話をする時間を頂きました。中学生はどんなことに興味があるのか、どんなことを話したら関心を持って聞いてくれるのか、毎日本当に悩みました。始めは「こんな話でいいのか。」と思いながら話していました。先生からはその迷いや自信のなさが生徒に伝わってしまい、「先生、大丈夫かな?」と生徒も不安になってしまうということを指導して頂きました。そして生徒が関心を持って聞ける話をすることも大切だが、自分が話したいことを話すことも大切ということを教えて頂きました。そう言って頂き、自分の話したいことを話そう、自信を持って話そうと心掛けるようになりました。私が楽しく話せば生徒も笑うし、真剣に話せばじっと私を見て話を聞いてくれたので、生徒は教師をよく見ていてどんなことを思っているのか感じ取れるということを学びました。

 2つ目は、こだわりを持つということです。授業を参観させて頂く中で全員挙手、生徒との英語でのやり取り、仲間での教え合い、どうしてそう読み取れるかを考えることなど、先生のこだわりをたくさん見ました。指導教諭以外の先生の授業も何度も参観させて頂き、先生によってこだわる部分が違うことも学びました。しかしいざ自分が授業をするとなるとこだわりが見えない授業になってしまい、最後まで納得できる授業をすることができませんでした。私はよく人に流されてしまう性格で、特にこだわりを持って物事に取り組むことが今まで無かった気がします。この実習を経て、これからはこだわりを持って物事に取り組みたいと思いました。

 昨日、サークルの活動先で違う用事で来ていた生徒に偶然会い、ほんの少しでしたが話をすることができました。生徒から声を掛けられ驚きましたが、覚えていてくれたことがとても嬉しかったです。

 小学校、中学校共に充実した教育実習でした。無事実習を終えることができたことに感謝して、試験に向けて頑張りたいと思います。(松田)

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11月6日尾張市立渋川小学校の現職教育に参加して(牧野)

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 11月6日尾張市立渋川小学校で道徳の授業に参加させていただきました。この記事では私が学んだ道徳の授業での教師の技術をまとめます。

○ 全員参加の道徳
 後でみるよ!や後できくね!という言葉で子どもが安心すると感じました。意見が言いたくて仕方のない子どもに対してあなたのこともちゃんと見ているよと伝えるのは授業に集中させる上でとても効果的だと感じます。
 発言する子としない子で別れてしまうクラスの場合してない子を名前であてることで例えば答えられないとしても授業での存在を感じられると考えます。

○ 低学年の道徳
 教材の中に子どもたちを入り込ませることが道徳の授業で大切になります。低学年の授業では絵本や紙芝居のようなものを使って物語を読んでいました。子どもたちは動くものに興味を示すし、集中して聞いていました。発言をきいても忘れてしまったという子はいたが、きちんと登場人物を把握しその気持ちを想像していました。低学年はとくに視覚的効果をつかうほうが話がはいりやすいと感じました。

○ 玉置先生の授業
 学級には話したくて仕方がない子がたくさんいました。玉置先生はその子らを中心に本時の道徳的価値だけではなく、子どもたちが生きていくために必要な今回であれば人に説明するときは相手を見ること、きちんと、コミュニケーションをとって話すことなどを意識された授業を行っていました。これが、道徳の授業を中心に学校全体で道徳的教育をすることかと思いました。

 他にも様々な授業技術を学ばせていただきました。道徳の授業を現場の先生方が試行錯誤しながら学校全体で考えている様子を見て私も大学生の間にできることをしようと改めて思いました。

 お忙しい中授業を参加させていただきありがとうございました。道徳の授業とは何か改めて考えることができました。ありがとうございます。(牧野)

11月14日2期ゼミ記録〜江口さん〜(百瀬)

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 11月14日2限に行われた模擬授業で、江口さんが行った道徳の授業の記録を書きます。これは、江口さんの卒業研究に関わった内容であり、実際に現役の先生が行われたものを江口さんが行ってくれました。対象は小学校6年生です。

○授業
クラスでチクチク言葉があるという現状(死ね、ウザい、きもい)

(1)命の連続性を感じさせる
・みんなは何歳?―35億12歳
・父母、祖母祖父、曾祖父曾祖母、何人?
・人類の起源ー35億年前

(2)鎌倉時代の資料提示
・御成敗式目12条「悪口の罪について」から分かること

(3)実際に起こった自殺について
・北海道小学校6年生の遺書の内容を読む

〇検討会
・(1)(2)(3)の話す順番について、(2)→(3)→(1)の順で話すと3つの話に繋がりが生まれていく

・(2)鎌倉時代の資料は、罪だから悪口を言うことはいけないことだと感じる。一方、(3)自殺した子の遺書の資料は、傷つけるから悪口を言うことはいけないことだと感じる。同じ悪口はいけないことだと言っていても、資料によって感じ方が違う。

・2つの資料より、何気なく言ってしまう悪口はこんなにも悲しい事実を生むことを共有し、「1人でもかけたら今がない」という命の大切さにつなげる

・鎌倉時代の資料を提示する時、今も昔も悪口はあるという事実を認め、悪口は人間の本質であることを認める

・授業の初めに、チクチク言葉があるというクラスの現状を言うべきか
→クラスの現状によって判断
→はじめに言うと、ゴールが分かってしまい、考えない子どもが出てくることがある


 みんなの意見合わせることで、様々な視点から考えることができたと思います。実際に現役の先生がやられた授業であり、ただ「言葉の暴力がいけないことだ」と伝えるのではなく、鎌倉時代の資料をもってくることや自分の年齢から1つの命が生まれることのすごさを感じさせる話題を取り入れることなど多くの方法があるのだなと勉強になりました。江口さんおつかれさまでした。(百瀬)

11月14日2期生ゼミで授業をしてみて(江口)

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 11月14日に、命について考える道徳の授業を行いました。これは、卒業研究に関係するもので、吉田順さんの道徳の授業を元にやりました。しかし、吉田さんのようにはならず、やはり道徳の授業は難しいと改めて感じました。


 まず、リアリティを持たせるために「最近、うざいや死ね、キモいが飛び交っている」と言ったが、これは道徳の時間には言わない方がいいと納得した。道徳の授業の中において、心の変化をして欲しいので、授業が終わる際に「悪口は言ってはいけない。人を傷つける。」と自覚を持って欲しいと思います。しかし、それを行うには、メインの場所に置いてグッと子どもが考え、深める必要があります。今回の場合、言いたいことが多すぎるし、流れの繋がりが無かったため、結局何が言いたいか分からない状態でした。古川さんが教えてくれたように、言うことを入れ替えるだけでも変わって来るということが分かりました。

  国語、社会、算数、理科の要素を取り上げて、それぞれの教科で得意な部分を活かせるような授業展開をしていったが、ごちゃごちゃしてると指摘してもらったので、もっとスマートに出来るようにしていけるといいです。

 実際に自ら命を落としてしまった子どもを取り上げたことで、悪口によって亡くなる子どももいるということを伝えました。しかし、重い話しでもあるので、話し方や子どもの雰囲気をしっかり読み取って進めていく必要があると感じました。盛り上がっている中で、言っても心に響きません。子どもにどうしたら届き、伝わるのか授業づくりは奥が深いです。これからも様々な道徳の授業をみて、命の大切さ、いじめが絶対に許されないことを子どもに伝えていきたいです。 (江口)

11月6日尾張旭市立渋川小学校現職教育に参加して(白井)

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11月6日(月)、尾張旭市立渋川小学校の現職教育に参加させていただきました。3、4限では、低学年の道徳授業を、5限は、玉置先生による飛び込み授業の6年生への道徳を参観させていだきました。その後の検討会まで参加をさせていただき、多くのことを学ばせていただきました。そこで、学んだことをまとめいきます。

◯3限 2年生 「ともだちや」
子どもたちが、自分の考えを示す新たな方法を学びました。教材の中の主人公の気持ちを考えるのに、3つの選択肢とその他で考えがあれば、書く欄が用意されていて、自分の立場を明確にしやすいと感じました。また、その他を書く欄があることで、考えが広がっていく様子も見ることができました。さまざまな表現の仕方を促すと、子どもたちの集中力を継続させられることにつながると学びました。

◯4限 1年生 「二わのことり」
教材をすべての子どもが理解して、道徳の授業に参加できるようにするため、範読での工夫を学びました。子どもたちに状況の理解が難しい時は、言葉を補足をしたり、資料を動かして視覚的に見えるようにしたりされていました。時には、子どもたちの目線に立ち、「〜なんだって。」と促している場面も見られました。全員で主人公の気持ちにせまっていくためには、教材を理解してないといけないと感じ、そのために、範読での教師の工夫は、大切なものであると感じました。

◯4限 2年生 「ぼくも入れて」
授業の主人公から感じたことを生かして、実際にどのように勇気を出して誘うかを、2人1組で練習するように促されていました。実際に学んだことを、授業中に練習して、日常に生かしていくことを学びました。ロールプレイで主人公になりきることも1つですが、自分自身がどうするかを演技をして、練習することも子どもたちの学習が、日常につながっていくのだと思いました。

◯5限 6年生「夏の日のこと」
仲間の意見聞いている子どもたちの表情を見て、意見をつないでいくことを学びました。玉置先生は、「今、首を傾げたけど、何を思ったの?」や「うなづいたね、どう?」と、子どもたちの表情から、意見をつながれていました。私も、子どもたちの発表を聞くだけでなく、他の子の表情を見ることを意識したいと思いました。

最後に、このように多くの学びを得る機会をいただき、渋川小学校の先生方、そして玉置先生ありがとうございました。今回の学びを生かしていきたいと思います。

11月6日尾張旭市立渋川小学校現職教育に参加して(吉田)

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11月6日に尾張旭市立渋川小学校に訪問させていただきました。3時間目と4時間目は「小学校1・2年生の道徳」5時間目は「玉置先生の飛び込み授業」その後検討会と多くの授業を参観し、比例して学ぶ内容も盛りだくさんでした。この記事では各授業の中から1つずつ抽出して学んだことを書かせていただきます。

3時間目 2年生「ともだちや」
本授業では「考えを積み重ねていく先生の意図的な活動」についてです。
授業の中で「書かせて表現させる」「発表する」「選択肢から考える」といった様々な活動を積み重ねた行く中である児童が「本当の友達ってどんな友達」というくらい核心に迫る思考できていたように感じました。子供たちの実態に合わせて適した活動・配分で展開していくことの大切さを感じました。

4時間目1 1年生の授業
本授業では「状況を想像できることの大切さ」についてです。
範読時に登場人物やその場面で人物がどのように動いたかを確認したり、イラストから想像させたりする活動を取り入れられていました。この活動を行うことでどんどん発言する子供が増えていきました。道徳を行う上で想像をより豊かにするには、全体で共有したり、スモールステップで範読をしていくなどの子供に合った配慮が必要であると改めて感じました。

4時間目2 2年生の授業
本授業では「ロールプレイングから見える自己開示」についてです。
この授業では「友達に誘い方」を実際にクラスのまで表現する活動を行っていました。皆同じ内容を言っていますが、個々で言葉や口調が異なります。一人一人の「自分だったら○○」という自己開示を行動として見られる瞬間だと私は感じました。低学年だからこそ活動を通して学ぶといった方法がとられており、新たな方法を教えていただきました。

5時間目「夏の日のこと」
本授業では「揺さぶるからこそ、現れる子供の考え」についてです。
玉置先生の授業で揺さぶりの発問を行うと子供たちが「俺は○○と思う」「私なら△△」といった表現に変わり、どうしても言いたいという気持ちになり、子供が努力して発言しようとし、その中でクラスの子供が聞き、共感していくように感じられました。「本当にそうなのかと立ち止まられることはやはり重要であると思いました。

お忙しい中、多くの授業を見させていただきました。ありがとうございました。(吉田)

11月6日尾張旭市立渋川小学校現職教育に参加して(寺坂)

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11月6日に尾張旭市立渋川小学校での現職研修に参加させていただき、4つの授業を見ましたので、学びをまとめます。



3限は、2年生の道徳を見ました。低学年の道徳は、今まで見たことがありませんでしたが、スモールステップを踏むことで、子供の集中を切らさない工夫がありました。2年生ということで、語彙も豊富にあるわけではないので、単語で答える子供も多くいましたが「どうして?」と問い直すことで子供から言葉を引き出しているのが印象的でした。



4限は、2年生のもう一クラスと1年生の道徳を見ました。1年生の道徳では、玉置先生の道徳でよくある、朗読の最中に状況の説明を加えるということがより、細かく丁寧に行われていました。また、座席表をもって机間指導されていて、そのあとの発言の時に意図的に同じ意見の子供を当てていたので、改めて机間指導は丁寧にやろうと思えました。

2年生では、実際に登場人物になりきってロールプレイングで授業を進めていました。同じような意味なのですが、一人ひとり言葉のチョイスが異なっていてそれぞれの良さというものが見れるなと思いました。また、道徳的価値の部分では、先生が言うのではなく、子供から粘り強く引き出そうとしていて、子供に言わせることの大切さと難しさを感じました。



5限は、玉置先生の道徳「夏の日のこと」を見ました。先生の仕事日記にも書いてありましたが、味岡小学校とはまったく別の授業でした。「授業は生き物」この言葉を痛感しました。と同時に、子供のための授業を作っていかなければならないと思いました。先生は、子供の反応を見て、授業展開を変えたとおっしゃっていました。そういう、柔軟さを経験の中で身に着けていきたいと思います。



球形のたびに、お茶やコーヒー、和菓子をゼミ生の分まで出していただいた渋川小学校の先生方ありがとうございました。この学びを生かしていきたいと思います。
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