12月26日真打会に参加して(高桑・小谷川・高橋)

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 こんにちは。4期生の高桑です。最近は寒い日が続いていましたね。私は寒いのがとても苦手なので、あたたかい春が待ち遠しいです。しかしそんな頃には教採対策が本格的に始まるのかあ、と考えると複雑な気持ちになりますが、今のうちからできることをやっておきたいです。

 さて、今回は12月26日に行われた真打会についてです。3期生の菱川さんの小学校4年生を対象とした道徳の模擬授業を見させていただきました。共に授業を考えていく作戦会議から学んだことを2つに分けて書いていきたいと思います。

 まず、1つ目は子どもたちが登場人物の気持ちを自分のことのように考えれるような手立てが必要だということです。私は教育実習で道徳の授業にとても苦労しました。まずどうやって教材研究をすればいいかわからないというところから始まって、子どもがどんな意見を言うのかそれをどう生かせばいいのかわからず、ただ内容を把握するだけの単調な授業をしてしまいました。

 その授業の何が悪かったのかというのが、今回はっきりしました。それは焦点化することです。私は全体を把握するために使いもしない板書に時間をかけ、核となる部分にたどり着けていなかったのです。それを改善するために今回は、発問したときに子どもたちが書いていることを探すのではなく、自分の言葉で発言できるよう、資料を配らないことに決まりました。この方法は前に玉置流として授業で教えていただいたことがあったのですが、子どもたち自身に想像させることの効果を改めて実感しました。

 2つ目は授業の展開の仕方です。和田先生の「道徳の資料は長いため読み終わった頃には、はじめの場面を忘れてしまっている」というお言葉を受けて、おさえておくべき場面を3つに絞り、1つ1つ区切って発問していくことになりました。そうすることで、子どもたちも目移りすることなくその場その場で何を考えるべきか明確で、テンポのいい授業になったと感じました。私は授業をしてて、自分が何をやりたいのかわからなくなってしまった経験があったので、教師の立場としても明確でわかりやすいこの方法をぜひ取り入れていきたいと思いました。

 作戦会議では、3期生の先輩方を中心に意見を出し合ったのですが、自分にはない発想ばかりで、自分の未熟さを痛感しました。今回学んだことを踏まえ、子どもたちが深く考えられるような道徳の授業をできるようにこれからも学びを続けていきたいと思います。

 最後になりましたが、玉置先生をはじめとした関係者のみなさま、菱川さん、ありがとうございました。(高桑)

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 こんにちは、今回特別に参加させていただきました小谷川です。12月26日にあった真打会について書かせていただきます。

 今回の真打会では私の一つ上の3期生の方が簡単に20分ほど授業を行う機会がありました。私たちはその授業を一度生徒役として受けた後、学生内で話し合い改善をするという流れに参加することができました。

 たった数十分しか話し合いをすることができませんでしたが、先生方の助言を頼りに道徳の授業の本質、生徒にどんなことを身につけさせたいのかを念頭において、どの場面を一番考えさせたいのかなど授業自体をスッキリさせて、かなり良く改善することができとても印象的で勉強になりました。

 20分間しかないため授業構成を考えるのは少し難しいところではありますが、生徒役をしてもらい、客観的なアドバイスをもらうというだけで授業というのはかなり本質に近づけることがわかり、また玉置先生もおっしゃっていましたが、先生方のアドバイスは少しありましたが、基本的には現場にまだでていない学生のみの環境で話し合っても、本質に触れられる授業に仕上げることができるということも大きな発見でした。

 このように今回の真打会で、私は生徒役という客観的な視点というのは本当に大事であり、また授業は一つではない、色んなアプローチができるということも再確認することができました。ベテランだから、学生だからではなく、それぞれの立場だからこその考えや発見、アイデアがでるし、また題材の主軸を捉えて「子どもに何を学ばせるのか」を一番に考えて自分の授業を見直していくことができれば良い授業というのを作り上げていくことが誰だとしてもできるのだと感じました。(小谷川)

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 こんにちは。4期生の高橋です。12月26日、真打会に参加させていただきました。丹羽先生と、3期生の菱川さんの模擬授業を見させて頂きました。

 今回は、作戦会議と、前座会の先生方からの意見を聞くことができた菱川さんの模擬授業から学んだことを書いていきたいと思います。

 私は今回、資料のどの場面から子どもに考えさせたいのかを明確にすることが大切だと学びましたが、その場面の選び方は人それぞれで、やり方次第で広げる場面も変わってくるということも分かりました。

 実際、玉置先生と和田先生にも、先生だったら…というお話を聞くことができたのですが、先生方が取り上げる場面は異なっていました。しかし、考えを広げるきっかけとする場面は違っていても、考えさせたい根っこの部分は共通していたし、菱川さんも、子どもたちになんと言ってほしいのか、そこへ向かって授業を進められていたので、核となる意見や考えさせたい内容をはっきりと持っておくことは揺らいではいけないなと思いました。

 また、資料を読みながら区切って発問していくというやり方は私にとっては馴染みがなく、こんな方法もあるのだなと勉強になりました。発問を区切ることで、子どもたちは考えるべき場面を迷うことがないし、どんな話だったっけ?と戻ることがなくなるところに良さがあると思いました。今後道徳の授業を作る機会があったら取り入れてみたいです。

 今回、道徳の模擬授業を見させて頂き、私自身、教育実習でとても苦労したので、その時のことを思い出しながら、多くのことを学ばせていただきました!道徳の授業の難しさを改めて感じましたが、工夫次第でどんなやり方もできるんだという面白さも感じることができました。今回も多くのことを学ばせて頂き、ありがとうございました。(高橋)

12月26日 真打会に参加して(早川・竹内・岡田)

 こんにちは。今回は、2018年最後の真打会について、3期生早川と岡田、4期生竹内と記事にまとめたいと思います。

 僕は、菱川が行った道徳の模擬授業について書きます。誰が模擬授業を真打会の場で行うか、3期生の中で話し合いになった際、じゃんけんなどで決めることもなく、さっと名乗り出てくれたのが菱川でした。しかも、「道徳をやりたい」と明確な意思がありました。

 当日、玉置先生の事前の助言を受け、どのように進めるかを提案してくれました。菱川は、意欲があるあまり、やりたいことを盛り込みすぎて終着点がわからなくなっていました。しかし、ゼミ3,4期生全員で話しあうことで、最後には真打会の方々からお褒めの言葉もいただけるようになっていました。

 言いたいことは、現場経験のない学生でも「子どもにどんな姿になってほしいのか」「どんな言葉が出たら授業がうまくいったといえるのか」を考えれば、自ずと授業はいい方向に作れるということです。3ヶ月もしたら自分が現場に居るとは想像もできませんが、学生である今のひとつひとつの経験の積み重ねを大事にしていきたいと思います。(早川)
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 こんにちは、4期生の竹内です。12月26日に行われた真打会に参加させていただきました。その中から今回は3期生の菱川さんによる道徳の模擬授業について書きたいと思います。

 特に印象に残っているのは、授業作りについてです。3〜5期生で授業内容について考える時間をいただいたのですが、3期生の早川さんや嶋藤さんなど、ここをこうしたらいいのではないか、と適切な助言をされていました。僕も教育実習へ行き道徳の授業を実際に行った経験もありましたが、それでも3期生の先輩方の話し合う内容は授業工夫が思いつかないことばかりで、先輩方との壁は高く感じました。

 玉置先生は授業を作る時には、最後に子どもたちがどういう姿をしているのが理想か考え、それを実現するためにはどうすればいいかを逆算して考えていく、とおっしゃっていましたが、菱川さんも話し合いの場面では、こういう発問をしたら、こう返ってくるだろうと予想しており、実際の模擬授業でもその通りの返答が返ってきていました。実習へ行き、児童・生徒理解が足りないと感じていたので、僕も菱川さんのように児童理解を深めていきたい思いました。

 前座会の先生方のアドバイスも的確でしたが、1つしか歳が変わらない3期生の先輩方の背中がこれほど遠い存在なのかと感じました。先輩方に早く追いつけるようにこれからも頑張っていきたいと思います。菱川さん授業お疲れ様でした。(竹内)
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 こんにちは。3期生の岡田です。今回は2度目の参加の真打会について書かせていただきます。

 まずはじめに丹羽先生の算数の授業についてです。児童が曖昧な表現をした場合には、その児童や他の児童に尋ねてみえました。児童役の私は、もやもやしたことも、それがあったおかげでみんなと同じ考えだという確信が持てました。

 教師の中で理解できても、そこをさらりと流すのではなく、そのような問いかけが必要だと改めて実感しました。私も見習いたいと思います。

 次に、菱川くんの道徳についてです。菱川くんの思いをもとに、みんなで意見を出し、いくつか変更を重ね、授業に入りました。

 資料の有無、無い場合の範読の仕方、発問の仕方等、悩み、考えさせられました。その中で特に頭に残っていることとして、板書するタイミングがあります。1人に聞いてすぐ板書していては、その児童との対話になってしまい、全体ではないとのことでした。それを聞き、とてもはっとしたため、全体での対話となるよう、一通り意見を聞いて、全体で振り返りながら板書していくような方法に努めたいと思います。

 今回は授業者ではありませんでしたが、来年からは毎日が授業者になります。今回学んだことを生かし、実践していくことを通して、自分のものにしていきます。素敵な学びの機会をありがとうございました。(岡田)
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12月15日飛島学園セミナーに参加して(安部・加藤諒太・中澤)

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 こんにちは、4期生の安部、加藤諒太です。12月15日に飛島学園で玉置先生と和田先生による「算数&数学 授業力向上講座」に参加させていただきました。記事をアップするのがとても遅くなってしまったことを大変申し訳なく思っています。学んだことを3人からそれぞれ書きたいと思います。

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 和田先生は小学4年生対象、「変わり方」について模擬授業されました。1辺が1センチの正方形を並べて階段の形を作っていき、段の数を増やしていくと周りの長さはどうなるか、という問題でした。和田先生はまず、「1段のときに周りの長さはどうなるか」その場でパパッと答えさせ、どうしてその答えになったのかも同時に答えさせました。そこで、一致したやり方、数え方が指でなぞって周りの長さを考えるというものでした。そして、今度は「3段のときの周りの長さはどうなるか」個人で考えさせる時間を設けて予想をさせました。

 和田先生は、一人一人の子どもがどのように答えを出しているのかをよく見て、指でなぞって考える子のほかに、計算によって出している子を見逃しませんでした。そして計算によって答えを出している子に意図的指名をして、答えとその根拠を自分の言葉で発表させました。まさに、子ども主体の授業展開で、先生は一度も解き方を伝授していませんでしたが、計算によって答えを出した子の意見を聞く子どもたちの目は興味津々でした。学びの共有ができた瞬間だなと感じました。

 また、和田先生の授業でやっぱりすごいなぁと感じたのは、色々な場面で子どもに「畳み掛ける」という指導法を使っていたことです。子どもの正直な気持ちを出させ、「分からない」という自覚をさせた上で、様々な学習過程を踏んでいくうちに、「そういうことか、分かった、できた」の自覚に最終的に変化させているということです。

 先生が子どもに畳み掛ける言葉は決して優しいものではなく、「どうしてそう思ったの?何で?何か気がつくことはない?」などですが、そのように子どもの本心に迫っていくことで、いつのまにか子どもが授業にのめり込んでしまう状況を作り出しているのだなと思いました。

 子ども主体の授業、子どもの発言から授業を展開していくためには、やはり和田先生の言われる「子どもに畳み掛ける」ことが大切だと思うので、今すぐにはできなくても最終的な目標として、子どもに畳み掛けることで真の学びにつなげられる授業を展開できる教師になりたいと思いました。

 また、玉置先生の授業では、関数の範囲で「箱をつくる」という内容の授業を見させていただきました。先生は最初に元々は同じ大きさだが、四隅の切り取る正方形の大きさを変えた3つの箱の展開図を見せ、切り取る正方形の一辺の長さを変えると、それにともなって何が変わるのかという発問をされました。容積や体積、箱の高さや大きさ、箱の形など様々な意見が出てきました。

 その後、出てきた意見の中から関数を探し出し、関数の概念を押さえていく場面で、「テストの点数とお母さんの機嫌って関数だと思う?」という一見、数学には関係ない問いを投げかけたした。子どもはすぐにその二つの関係性を考え、果たして関数と言えるのかよく考えます。子どもにとって身近で考えやすいことを持ち出すことで関数の概念をより深く理解できるように工夫をされ、子どもの心にストンと落とし込む先生の授業技術は流石だなあと思いました。

 また、小学校でやってきた算数の内容を持ち出して中学の数学との違いも話されていました。「関数はこういうものなのだ」と、子どもの素朴な疑問をそのままにしておき、当たり前のように次々と教材を進めていくのはやはり将来に生きてくるものではないと私も思います。先生が言われたように、関数の概念を学び、多くの問題をこなしていく中で、最終的に、世の中を関数的に見ることができて初めて身に付いたといえると思います。50分の授業の中で、そこまで到達させるのはとても難しいことですが、最終的にこうなってほしいという視点は常に持って授業に取り組むことが大切だと私は考えます。

 それだけの授業力が自分には備わっているとは到底考えられませんが、1つの授業をそこまで教材研究して、授業に臨む姿勢はこれからも忘れないようにしたいと思います。

 このような貴重な学びの機会を提供してくたさった玉置先生、和田先生、そして飛島学園関係者の皆様、ありがとうございました。(安部)

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 12月15日に飛島学園でセミナーに参加させて頂きました。今回はそこどの学びについて書きたいと思います。

 今回は小中一貫校に見る算数、数学のつながりについて模擬授業を通して学びました。正直にいうと、小中を一貫した学びのつながりという部分は教育実習では意識することができていませんでした。なので、今回の学びを通してこのつながりが非常に大切なものだと学ぶことができました。

 今回の科目は算数と数学でしたが、僕は社会専修なので社会科の中でもそのようなつながりを見出し、実践していきたいと思いました。どの教科においても小学校と中学校の内容のつながりはあると考えます。そこを見つけられるようにするためにも教材研究が大切だと感じました。今までの教材研究は授業の内容に沿った知識の補充や深めるべきポイントを知るためにすることであると考えていましたが、次の学びへつなげるためのポイントを見つけることも大切だと学ぶことができたので今後の教材研究に生かしていきたいです。

 また授業技術の中でも多くの学びがありました。子どもの言葉で一緒に作る授業を目指すということで、言語活動を充実させることが挙げられていました。和田先生の授業において、たたみ掛ける時というのは教科書には載っていない自分なりの表現を引き出したい時であり、たたみかけた時に出た自分の気持ちをいっただけの意見も発言と認めてあげることにより、児童の出力量(挙手量)が上がるとおっしゃっていました。授業内での挙手量は子どもの言語活動に比例していると僕は考えます。なので児童・生徒の発言は常に認められるような教員を目指していきたいと感じました。

 また、自分から助けて、困ったと言えない子どもが増えてきているというお話もありました。できた人からもってこい、という指導もありますが言い換えればできない人は来るなということであり、それによって本当に先生のところへ聞きにいきたい子がいけないという環境を作り出してしまっているというお話を頂きました。これを聞いて確かにそうだなと思いました。先生を必要としているのは困っている子どもであり、先生はそのような子どものために動くことが大切だと考えます。

 玉置先生もおっしゃっていましたが、教え合いではなく学び合い、上から下への教えてあげるではなく、下から上への分からないから教えてと言うような言葉が聞こえてくるような学級が作れるようにしていきたいと思います。下から上への声が増えるということは、児童・生徒の学び合いが展開されるということです。学び合いのある授業を実現させるためにも今回のセミナーで学んだことを生かしていきたいと思います。

 今回は小中一貫教育という普段からあまり深くは学ぶことができない内容を学ばせて頂きました。このような機会を用意してくださった玉置先生をはじめ、授業をしてくださった和田先生、参加していた多くの先生方に感謝したいと思います。ありがとうございました。(加藤諒太)

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 こんにちは。四期生の中澤佑太です。今回は、12月3日岡崎市立形楚小学校でのセミナーについて書きたいと思います。二人とは、違った視点で書いていきたいと思います。

 私は、このセミナーを通して、授業や学校についてだけでなく、世の中を知ることができたと考えています。セミナーを振り返って私は、場所が僻地、寄宿舎があること、六人の通常学級など、私にとって、初めてのことばかりで驚いていました。そして同時に私は以下のことを考えました。

 私から見れば、学校ごとに子どもの人数が異なるだけ、自分が住んでいるところ環境が違うというふうに考えてしまいます。けれどもそこに住む子ども達にとっては、自分がいる学校の環境が当たり前であり、そこで出会う人の数、その人達との生活が当たり前になり、そしてその子達と一年間関わる教師をみて、子ども達は成長していく、そんな当たり前のことを感じました。私は、自分が教師になることができたとして、子ども達にとって当たり前の生活を与えていくことができるのか、そしてそのために職員として毎日を積み重ねることができるのか、働いていくことができるのか、不安に感じてしまいました。ですが同時に、現実的な不安を抱かせていただき、嬉しく思っています。

 今回のセミナーを通して、知らないことばかりを知ることができて、気付かなければならないこと、気付いて当然であることに気付かせていただきました。小学校中学校の先生方、お忙しいところ、わざわざ私たちの相手をしていただき、本当にありがとうございました。大変お世話になりました。そして、素敵な機会を設けていただいた玉置先生に感謝の気持ちを申し上げます。本当にありがとうございました。(中澤)

12月26日の真打会について(加藤諒・安藤・山田)

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 こんにちは!4期生の加藤諒太です!今回は12月26日の真打会での学びについて書きたいと思います。今回は前座会の丹羽先生と3期生の先輩である菱川さんの授業を参観させて頂きました。

 前座会での丹羽先生の授業で一番に感じたことは声量をうまく使い分けているなということです。私は教育実習では声が大きくなるばかりであまり緩急の差をつけることができずにいましたが丹羽先生は逆に声を小さくすることで話す内容を強調していたのではないかと感じました。授業の内容から課題も定員と希望者人数のグラフからどのクラブが入りやすいのかというもので、児童にとっても身近な話題であるとともにとても面白く感じました。授業中の声の使い方や使命の仕方などすべての点において学びとなりました。素晴らしい授業をしてくださった丹羽先生ありがとうございました!

 菱川さんの授業は道徳の授業を行いました。道徳というと私自身は自信がなく、どのような展開や発問をするのかということに目を向けて、授業を聞いていました。菱川さんの授業を見て感じたのは範読のうまさです。強弱や抑揚はもちろんのこと、時にはジェスチャーも使いながら行なっていました。今回授業で取り上げた教材は長めの物語であり児童が物語の情景を想像しやすいような工夫がなければ難しいものでした。しかし、菱川さんは範読の中で工夫をすることにより、登場人物の感情や行動をイメージしやすくなっているなと感じました。道徳授業においての範読の大切さをこの授業から実感することができました。菱川さんは全然ダメだとおっしゃっていましたが、とても素晴らしい授業で、自分もその謙虚さと学ぶ姿勢を見習っていきたいと強く感じる授業でした。菱川さんありがとうございました。

 この真打会を通して多くのことを学ぶことができました。また、このような機会を作ってくださった玉置先生をはじめ、多くの先生方、授業を行なってくださった丹羽先生、菱川さんに感謝をしたいと思います。ありがとうございました。(加藤諒)

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 こんにちは。4期生の安藤優里です。先日エデュコムで行われた真打会での学びを書かせていただきます。

 3期生の菱川さんが「赤いセミ」という題材で道徳の授業をしてくだいました。先生のアドバイス、ゼミ生での話し合いと、短時間でかなり濃い授業作りでした。

 まず、先生のアドバイスから学んだことは、「資料を持たせない」ということです。私自身は資料を配らずに授業することに抵抗がありました。資料に目を通しての道徳の授業は時にどこに書いてあるか抜き出す、「読み取り」の授業になってしまう恐れがあります。先生が子どもに語りかけることで、子どもはいち早く自分がいっちゃん(登場人物)になって考えるようになります。自分だったらどうか、と自分ごととして考える道徳の授業にするために、資料を配らないという方法も用いていきたいです。

 またどこに時間をかけるか、深めるところが玉置先生は「ぎゅっと抱きしめた」という親の愛情を子どもなりに考えさせることが1番「悪いことをした」という自覚や反省につながると仰っていて、私は子どもが親の愛情を考えるのは難しいのではないか、と勝手に思い込んでいて、子どもの視点で考えさせることに縛っていたことに気づき、勉強になりました。

 自分の子どもの頃を振り返ると子どもなりに親の愛情は感じていたし、悪いことをしたとカミングアウトした時に親や先生に「何してるの!」と怒鳴りつけられるよりも、「よく言えたね」と悪いことをしたと反省している自分を見てくれる、という大人の愛情を感じた時の方が反省が深くなったのを思い出しました。

 玉置先生がいつも仰っている「この授業が成功したら、子どもは何て言ったらいいの?」を常に自分に問いかけ、子どもの言葉で授業の終末を考えることをこれから授業を考える際必ず意識していきたいです。3期生の方の授業を見させて頂くのは初めてでとても勉強になりました。

 セミナーは授業者の方や先生方をはじめ、真打・前座会の方々と先輩同期後輩といった多くの人の授業の作り方・考え方に触れ、自分の視野を広げることができる貴重な機会だと改めて感じました。関係者の皆様ありがとうございました。(安藤)

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 こんにちは、4期生の山田志摩です。今回は12月26日に行われた真打会について書きたいと思います。

 今回は、丹羽先生(算数)と、3期生の菱川さん(道徳)の授業を参観させていただきました。

 どちらの授業も素晴らしく、沢山のことを学ばせていただきましたが、今回身にしみて感じたことは、一つの授業についてみんなで意見を出し合うことの有意義さです。

 今回は菱川さんの道徳の授業をゼミ生で吟味しました。玉置先生、和田先生のアドバイスと、ゼミ生からの意見で、道徳の資料を配らない、範読を止めながら発問していく、ゆさぶりの発問を入れるなどの部分を変えることになりました。

 わたしは、道徳は資料を配る、それを一度範読する、振り返りながら発問をしていく、というのが道徳の授業のパターンだと思い込んでいたので、そんな方法があるんだ!と目から鱗でした。話し合いの中で、自分でも授業づくりについて深く考えることができ、また、みんなの意見を聞いて視野が広がったように感じました。

 実習でも、道徳の授業は1番苦戦した教科だったので、実習前に今回の真打会に参加できていたらよかったな、早速今回からセミナーに参加してくれた5期生の子達が羨ましいなと思いました。

 また、菱川さんの2回目の授業の時、和田先生が、わたしの横でこそっと、「お母さんがなんて言ったか言わずに子どもたちに考えさせてペア交流させたらもっと意見が深まったかもね。」とおっしゃっていて、これもまた目から鱗でした。和田先生に限らず、長年学校現場で教師をされてきた方々の頭の中は本当にアイデア宝庫だなあと尊敬するばかりです。

 これからもゼミなどで模擬授業をすることがあると思うので、今回吸収したことを自分なりにアウトプットしつつ、意見交流からまた吸収して、を繰り返して成長していきたいです。(山田)

12月26日の真打会について(松田、安部、嶋藤)

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 こんにちは。3期生の松田、嶋藤と4期生の安部です。私たちは、12月26日に行われた真打会に参加してきました。今回は、前半に現役の先生の算数の授業、後半にゼミ3期生の菱川さんの道徳の授業の2本立てでした。そこでの学びを記事に書いていきたいと思います。

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 3期生の松田です。丹羽先生の授業で、3つのことを学びました。

 1つ目は、簡単なことでも丁寧に確認することを学びました。クラブの希望者と定員が書かれた表が黒板に貼られたときに、「クラブは何種類?」と表の確認を行いました。見たら答えられる質問を始めにすることで、苦手な子どもでも発言することができると感じ、表への注目も集めることができると思いました。

 2つ目は、子どもの発言を言い換えることなく復唱したり、板書したりすることを学びました。私は、実習や模擬授業などで子どもの意見を繰り返して言うことが難しいことであることを実感しました。丹羽先生は、生徒役の発言を言いながらそのまま素早く板書をされていました。しかし、長いときは、全ての発言を板書するのではなく「半分」や「2倍」などのキーワードになる言葉を拾い、板書をされていました。

 3つ目は、言葉を補うことの重要性です。ワークシートが配られたのですが、私はどこに何を書いたらよいか分かりませんでした。机間指導で先生が個別に教えて下さったので、取り組むことができました。教師は、子どもが初めてワークシートを見たときに困ることはないかということを考えることが必要であると感じました。改めて子どもの立場で作ることの大切さを学びました。

 4月から、自分も授業をすると思いながら生徒役を行いましたが、生徒役は子どもの気持ちになることができるのでとてもいい学習になると実感しました。ありがとうございました。(松田)

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 4期生の安部です。後半の菱川さんの授業は、本番前に一度ゼミ生内で授業展開を確認し、みんなで意見を出し合ってよりよい授業にするためにもう一度構想しました。

 小学4年生を対象とし、教材名は「あかいセミ」でした。初め、玉置先生と和田先生が見られる中で授業展開をさらっとやり、先生方からの意見をいただきました。お二人の注目する点、主発問の場所は異なっていて、どちらの考えも納得できるものであったので、ゼミ生内で考える際も、どのような展開でいくのか、すごく悩みました。

 和田先生が言われた言葉の中でとても印象的だったのが、「資料から早く抜け出して、早くいっちゃん(主人公)になってほしい。」というものです。道徳は国語ではないので、やはり主人公が置かれている状況を自分ごととして考えることが大切ではないかと改めて思いました。

 また、玉置先生が言われたことで1番印象に残ったことが、いつも先生が言われることですが、「最後、子どもに何と言ってほしいか」です。教えるべきことが決まっている主要5教科だけではなく、道徳においても、子どもに最後何と言ってほしいのか、どう変わってほしいのかを明確にしておくことが大切であるということを学びました。私の中で、道徳の授業の指導観が未だに曖昧で、中学校実習でも失敗をしてしまったので、道徳だから、と構えすぎず、授業案を考えるプロセスは他の教科と変わらないということを念頭に置いて指導案を考えるようにしていきたいなと思いました。

 真打会では、模擬授業に参加させていただき、毎回多くの学びを得させていただいています。このような機会を設けてくださる玉置先生初め、多くの関係者の方々に感謝の気持ちを申し上げたいと思います。ありがとうございました。(安部)

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 3期生の嶋藤です。後半の菱川君の授業を学んだことは、3つあります。

 1つ目は、場面を想像させるためには黒板に絵を貼った方がいいということを学びました。低学年は絵を貼ったり、ペープサートを用いたりすることは大切だと思っていましたが、教科書を見せないなら尚更、黒板に絵を貼って場面を想像しやすくすることが大切だと学びました。4年生だから想像できるだろうと決め付けるのではなく、みんなが想像しやすいようにするのが教師の役目だと思いました。

 また、ただ絵を貼るだけではなく、感情の変化によって貼る位置を変えることも数人の子どもにとって救われるので取り入れていこうと思います。

 2つ目は、反対の意見は別の場所に板書するといいということを学びました。菱川君は、プラスの考えもマイナスの考えも意見が出た順番に板書をしていました。それだと意見がぐちゃぐちゃしていて、せっかく板書したのに分かりにくくなっていました。反対の意見が出たときには、別の場所に書くことで、あとから振り返る時に分かりやすいですし、子どもにとっても一目でぱっと分かるので、そういった板書の書き方をすることが大事だと学びました。

 3つ目は、ゆさぶりをかけるタイミングについて学びました。ゆさぶりは道徳の授業をする上で必要なものだと思います。しかし、どこでゆさぶるかが重要になってきますし、教師によって違うと思います。今回菱川君は、いっちゃんがお母さんに消しゴムを見せるときどんな気持ちだったかを聞いた後、「いっちゃんはお母さんに万引きしたことを正直に話していたが、先生だったら話さずに過ごす。なんでいっちゃんはお母さんに言ったのだろう」というゆさぶりをかけていました。

 そのゆさぶりをかけるタイミングについてのアドバイスで、どんな気持ちだったかを考えさせるのはなしにして、最初から「ばれるのになんでいっちゃんはお母さんに打ち明けたのだろう」ということを聞いた方がよかったのではないかという意見がありました。確かに、そのように聞いた方が、話し合う時に子どもが混乱せずに済むのではないかと思いました。教師によって、どうゆさぶりをかけるかはそれぞれだと思いますが、今回はいろんな方の意見が聞けて、その中で自分なら何を目の前の子どもたちに伝えたいかを考えて授業を構成していくことが大切だと思いました。

 今回も、真打会では自分自身が児童役をやることで多くのことを学ばせていただきました。このような会に参加できているのも、玉置先生をはじめとする先生方のおかげです。本当にありがとうございました。(嶋藤)

12月25日大治町授業作り研修会に参加して(酒井、中西、竹内)

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 こんにちは。5期生の酒井です。先日参加させていただいたよい授業のつくりかた講演で学んだことについて書かせていただきます。

 この講演では“授業においての学ぶ集団を育てるポイントを考えよう“をテーマとしていました。子どもたちが学び合えるようにするにはまずは準備が必要です。その準備のなかでも特に大切なのはある程度の授業規律を確立させることだそうです。規律がありかつ、それが子ども達に定着している授業中の指導が減り、無駄なこともなくなります。これでやっと教師は学ぶことに焦点を当てられる、と聞きどんなことも土台作りは大切なのだと改めて感じました。

 前半の時間ではお話だけでなく、玉置先生が愛知県のある小規模校で行った飛び込み授業をビデオで見ることもしました。そのビデオを見てまず感じたのは教材研究の重要さでした。今までも授業で教材研究は大切だ、という話は聞いていましたが知識としてしか定着していませんでした。

 しかし、子ども達から出る意見を予想しながらより子どもたちの言葉をもとに進んでいく様子や、子ども達が自分たち主体で考え、それを追求する楽しさを感じている姿を見て、初めて感覚的に教材研究の重要性を感じることができました。

 またビデオの中で先生は何度も子ども達を認めたり褒めたりする言葉を発していました。この価値付けも子どもたちが学びたくなるきっかけの一つだと思いました。先生もおっしゃっていましたが、子どもが自ら学ぶ集団になろうとすることはないと言っても過言ではありません。だからこそ学ぶ集団づくりは教師の力量次第なのだと私は考えます。自分が授業するようになったら教材研究や価値付けを意図的にできるようになりたいと思いました。

 後半で行われたグループでの教材研究や模擬授業では現場の先生の考え方に触れることができ大変貴重な経験をさせていただけました。私にとっての初めてのセミナー参加は実の多いものとなりました。今後も予定の合う限りできるだけ参加したいです。(酒井)

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 こんにちは。5期生の中西です。12月25日に大治町役場で行われた授業作り研修会での学びを書かせていただきます。

 学びの1つ目は授業の規律を子どもたちにしっかり意識させることです。規律には、前を向いて座る、発表している人の方を向く、意見がある時は挙手をする、ノートは右・教科書は左・筆箱は前に置くなど様々なものがあります。教師が子どもに規律を教える時や注意をする時に「筆箱を前に起きなさい!」というのではなく、「筆箱が落ちないように、横に置くのではなく前に起きなさい」と理由を付け加えて言うことで子どもに、規律を守ろうと意識させることができると知りました。

 子どもたちがやりたい放題の環境で良い授業などを行うことはできません。規律を身につけて、自然と出来るようにしていくことは自ら学ぶ集団を作るひとつの条件だと感じました。

 2つ目は「子どもの考えを尊重する」ことです。間違った考え方をした子を教師がすぐに退けたり、「間違っているよ」と伝えて終わる先生がいます。子どもの立場に立ってみると全てを否定されただけでなく考えることに対して消極的になってしまいます。その子がどのようにして考えたのかを教師は把握して価値付けをしっかり行うことが、次につながっていくということを学びました。

 今回のセミナーは現場で働く先生方のグループに入って話し合いを行う機会があるなど、とても貴重な経験をさせていただきました。こうした機会を設けてくださった玉置先生はじめ関係者の皆様、本当にありがとうございました。(中西)

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 こんにちは、4期生の竹内です。今回は12月25日に行われた大治町役場での授業づくり研修会について書きたいと思います。この日午前中には大学の方で教員採用試験の模擬試験があり、それを受けてから遅れて参加させていただいきました。

 特に印象的であったのが、参加している先生方がその場で指導計画を考え、実演する模擬授業でした。僕は9月10月に小学校中学校の教育実習に行き、実際に教卓の前に立たせていただきましたが、力不足であることを痛感しました。

 模擬授業を行った先生は、対象学年の子どもが理解できるように、意欲的に学習に向かうように、発言や授業工夫をされており、L字形の面積の求め方にも子どもたちの様々な発想を取り入れていました。その中でも褒める場面が多く、先生が褒めるタネを蒔いているというのを実感しました。まだまだ経験のない僕には、子どもたちに対しての切り返しや褒める際の語彙力が足りないので、そういった力を残りの大学生活では身につけていきたいと思います。

 実習を終えてから初めて参加した講演会でしたが、行く前とでは思うことや感じること、見る視点などが異なり、実習の経験をさらに深める機会となりました。大治町の教職員の皆様、玉置先生、授業作り研修会に参加させていただき、本当にありがとうございました。(竹内)

12月26日の真打会について(古川・二宮・酒井)

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 こんにちは。先日、真打会で行われた模擬授業と、それに対する検討会に参加させていただきました。以下は5期生の古川・二宮・酒井が学んだこと等です。

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 こんにちは。5期生の古川です。今回は先日行われた真打会から学んだ事を書かせていただきます。

 まず最初に行われた真打会の先生の算数の授業で印象的だったのは、問いかけや切り返しかたについてです。その方はキーワードとなる発言が出た際に、他の子の児童にも理解できているか確認をとったり、すぐに同じ事を他の児童にも説明してもらう事で全員が授業に参加し、納得しながら、子供達が考えた意見を基に授業が展開されていてました。数秒間の何気なく行われているようにみえる教員の問いかけや切り返し方が児童の理解の深さや集中力を大きく変化させることを強く感じました。

 また3期生の菱川さんの道徳の授業からは資料の使い方、提示の仕方の工夫次第で児童に与えるイメージ、出てくる意見も一段と良いものになることを改めて考えさせられました。資料を敢えて与えずにおこなった音読の際にも動作を入れたり、間を上手く使ったりすることで児童の頭の中のイメージが具体的になり、自分のことのように考えることができたからこそ、その後の発問でもねらいに一層深く迫る思考ができたのだと思いました。

 真打会や玉置先生を始め、セミナーを開催して下さった先生方、ありがとうございました。大学の講義だけでは学ぶことのできないことを学び得ることができ、とても貴重な時間を過ごすことが出来ました。今回学び得た事を大学での模擬授業や来年度の教育実習で活かしていきたいです。(古川)

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 こんにちは!5期生の二宮です。先日初めて真打会に参加させていただきました。そこで私が学んだ「道徳の授業」について書きたいと思います。

 菱川さんがゼミ生を相手に模擬授業を進めた後、改善点をゼミ生が話し合う時間がありました。その時玉置先生が「授業が成功した時に児童がどう振り返るか」ということを仰られました。この言葉をその時間はそこまで深く受け止めてはなかったのですが、あとから全行程が終わって自分の中振り返ったときこのことの大切さをよく感じました。それは道徳の授業が正解を求めるものではなく考えるものだからこそだと思いました。

 また改善点を話し合う時間では先輩方の熱意がよく伝わるくらい熱い議論が交わされていてその日私は頭の回転が追いつかず発言は出来なかったのですがこれから知識をつけ自分の熱意を他人に伝えられるよう勉強しなければいけないと思いました。貴重な経験をさしていただきありがとうございました。 (二宮)

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 今年は亥年!ということで、2019年は猪突猛進していきたいと思っています。5期生の酒井です。

 私は、先日の真打会で発表をしてくださった先輩の授業を通して、学んだことについて書かせていただきます。

 この日は3期生の菱川さんが授業者となっていました。菱川さんの授業が全体で発表される前にまずゼミ内で授業内容や展開等の最終確認をする話し合いを行いました。3期生の先輩方は授業を見て気になった点を挙げ追究しはじめました。一人が改善点を挙げると、それに周りがどんどん付け足したり視点を変えて提案したりする姿は見ていて圧倒されました。はじめは3期生の方が中心でしたが4期生の先輩も意見を述べていて経験を積んでいるから生まれるパワーを感じました。結果として大きく5つの変更がされました。それらは教材の提示の仕方や発問、進め方、発問など様々な角度から見直されたものとなりました。

 そしていよいよ、真打会の方々に見てもらう時間に。もしかしたら不安や緊張が押し寄せていたかもしれません。それでも菱川さんは丁寧に丁寧に、そして熱意をもって授業をしてしました。授業後の検討会での菱川さんの顔は納得のいってないような表情に見えましたが、私にとってはとても参考にしたい素晴らしい授業でした。なにより“よりよいものにしたい”と考えることが大切であると考えているので、私はいつか授業するとなった時には今回のように十分に検討をしながら向上心を持って準備からやっていこうと思いました。参加することができ本当に良かったです。有意義な時間をありがとうございました。(酒井)

12月26日の真打会について(関口・鏡味・山下)

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 あけましておめでとうございます!4期生の関口です。今回は12月26日の真打会について書きます。

 丹羽先生と菱川さんの授業を観せていただいて、本当に授業を作るって難しいなと感じました。

 わたしでは到底作れない素晴らしい授業で、お話を聞いてここまで考えられていたのかと驚くことばかりなのに、納得いかない様子のお二人でした。

 算数の授業では、学んできたことから繋げることの大切さ、そして今までとは違う新しいことを明確にすることも大切だとわかりました。

 道徳の授業では、聞き方一つ取り上げ方一つで子どもの考え方は左右されるということを実感しながら学びました。また、揺さぶりの大切さも改めて感じました。

 和田先生が、「お母さんがなんて言ったか言わずに子どもたちに考えさせたらもっと意見が出たかもね」と、こそっと話されているのをお聞きし、同じ教材でも資料を見せるかどこで区切るか、やり方はたくさんあるのだなと知ることができました。

 今後自分が授業をする機会があるときに、選択していけるよう、よりたくさん考えさせる手立てを学んでいきたいです。(関口)


こんにちは!4期生の鏡味です。今回は12月26日の真打会で道徳の授業を行った菱川さんの授業からの学びについて書きたいと思います。

 今回学んだことは、道徳の授業で本文の資料を子ども達に渡さないことです。子ども達に渡さないことで、子ども達は資料の主人公から離れ、自分に置き換えて考えることができると学びました。今回の真打会で和田先生が、「発問をした時、子どもが資料を見て答えてはいけない。」とおっしゃっていました。早く資料から離れて考えさせるためにも、本文の資料を配らないことが一つ方法としてあることが分かりました。

 資料を配らないので、大切になってくるのは、範読と板書だと学びました。文字からの情報がないので、範読では動作をつけたり、ゆっくり読んだりすることで、子ども達が本文の状況を想像することができると分かりました。また、資料がない中で考える手がかりが板書になります。その板書を分かりやすくするために、色や書き方を工夫することが大切だと学びました。

 私も小学校、中学校実習で道徳の授業を行いましたが、どちらも深く考えられずに終わってしまいました。今回のセミナーでも感じましたが、やはり道徳の授業を行うこと、深めることは難しいと思いました。まだまだこれからたくさん勉強したいと思いました。
菱川さん、授業お疲れ様でした!(鏡味)



 こんにちは。3期生の山下です。12月26日に行われた真打会の菱川くんの模擬授業について書きます。

 多くのことを学びましたが、1つだけ。発問について書きたいと思います。はじめは何度も振り返った場面、あかいセミの夢を見た場面、お母さんに消しゴムを見せた場面、お母さんがいっちゃんをぎゅっと抱きしめた場面の4つでした。しかし、夢の場面を扱うことで、お母さんに消しゴムを見せたのが夢を見たことに引っ張られてしまうのではないかという話になりました。そこで、夢の場面を削除して、なんでバレるリスクを負ってまで正直に話したのかというゆさぶりの発問を追加しました。そうすることで、私たちが授業を受けた際には出なかった正直という言葉が出てきて、発問によって子どもたちの思考が左右されるということを実感しました。

 菱川くんの授業を受けてみて本当に道徳は難しいと思いました。発問1つで子どもたちの気持ちは全然違う方向へ向いてしまうし、板書もいかに子どもたちの言いたいことの核心をキーワードでまとめられるかが大切です。発問をしてどんどん聞いていって欲しい答えが出たら次に行く、というような授業では道徳になりません。道徳の授業をするには子どもたちの発言をつなぎ、考え、議論させていく必要があると思います。4月からは道徳の授業もしなければなりません。道徳の授業で子どもたちが話したくなるような発問をするためにこれからできることを考えていきたいと思います。(山下)

12月19日3期生ゼミ記録(嶋藤)

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 こんにちは。三期生の嶋藤です。これまた記事をアップするのを遅れてしまい、申し訳ありません。今回は、後期ゼミ最後の自分の模擬授業について、反省を書いていきます。

 私が今回授業をしたのは、小学2年生の「時計」を初めて学習するという単元です。授業を考える上で一番悩んだのが、「時計」を一からゆっくり教えていくか、ひたすら算数セットの時計を使って「〇じ」と「〇じはん」だけを何回も作業で覚えさせるかです。私が小学生の時は、後者の「ひたすら算数セットの時計を使って覚える」という授業でした。

 では、この授業のやり方でいいのではないかと思ったのですが、ただひたすらやっていても私は「時計」の分野が苦手でした。その理由は、短針が中途半端なところにいるとき、なんじなのか分からなかったからです。つまり、時計の仕組みが分かっていなければひたすらやっても意味がないのではないかと思いました。そこで私は、ひたすら覚える授業ではなく、仕組みから教える授業にしていきました。

 授業のポイントは、子どもに前にかかっている実際の時計を見ながらプリントに時計を描かせ、どんな仕組みになっているか自分たちで見つけさせるということです。自分で見つけることによって、より仕組みが分かるのではないかと考えたからです。これについてのゼミの仲間の意見は、2年生だと難しいのではないかということでした。2年生がどれだけできるのか実際は分かりませんが、より理解するからと言ってできもしないことをやらせるのは良くないと思ったので、子どもの実態をみてどうするか決めなければならないと思いました。

 結果的に、教科書もそうですが、時計を学習する始めはひたすら覚えさせることがいいのではないかという結論にいたりました。実際どちらの方がいいかということははっきり言えませんが、今回挑戦してみんなと話し合えて良かったと思いました。


〜後期ゼミを終えて〜
 私は、本当に玉置ゼミに入って良かったと思いました。模擬授業を通して、みんなで意見を出し合い、よりよいものに変えていく、そんなレベルの高いゼミに入れたこと、三期生の仲間に会えたことは、私にとっての財産です。4月からはそれぞれの場所で教壇に立つので、意見を出し合うということはできませんが、ゼミで学んだことを思い出して頑張っていきたいと思います。私の授業の良いところ、悪いところを教えてくださった玉置先生、三期生、本当にありがとうございました。(嶋藤)

12月15日飛島学園セミナーに参加して(嶋藤)

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 こんにちは。三期生の嶋藤です。記事をアップするのが遅くなってしまいすみません。私は、12月15日に飛島学園へ行き、和田先生と玉置先生の授業をみてきました。そこで学んだことについて記事にしていきたいと思います。

 まずは和田先生の授業をみて学んだことを書いていきます。

 和田先生の授業をみて、一番学んだことは、子どもがつまずくところをどう抵抗感を与えることなく教えていくかということです。今回の授業は、関数につながる授業で、「△×4=〇」の表し方が一番子どものつまずくポイントでした。教師にとっては何が入ってもいいという時は、記号を使って式を表すということは当たり前なので、さらっと記号を使ってしまいがちです。ですが、子どもにとって、記号は数字とは違い、どういうことなのか分からなくなってしまいます。ですので、この場面で教師がさらっと記号を使ってしまうと算数嫌いな子どもが増えていくのだそうです。

 それを阻止するために和田先生は、△という記号にこだわらず、授業中に子どもの発言から出た「ふわふわ」を使って、ふわふわのマークにしていました。そうすることで子どもにとって、なぜその記号がいきなり出てきたのかという抵抗感はなくなっていたし、ふわふわには数字がいっぱい入るからマークで表しているのかと理解できていたので、素晴らしいと思いました。

 算数嫌いになる子どもの多くは、「いきなり意味が分からなくなった」という子どもだと思うので、抵抗感を与えない和田先生のような授業をするように心がけていこうと思いました。

 次に玉置先生の授業をみて学んだことを書いていきます。

 やはり玉置先生の授業では、「○×法」が取り入れられており、それをするといつも授業がシャキッとなってやっぱりいいなと思いました。○か×を選ぶということは自分でどちらにするか考えて判断しなければならないですし、授業に参加していないとできないことだと思います。全員を参加させるためにも「○×法」は私も授業の中で一回は取り入れることを目標にしていきたいです。

 また、玉置先生の授業では、小学校の時とは違うということを授業の中でいくつか話しているのが特徴でした。小学校ははっきりした数字がでてくるが、中学校は困ることがでてくるということや、中学校は表に線を書かないなど、どうしてそうなっているのかというところを子どもに分かってもらうためにわざと話を出していました。

 私は中学生の時に意味を知らず、線を引かずに表を書いていたので、私のように意味分からず書くのではなく、しっかりと意味を伝えて分かっている状態で書かせることがより深い学びをすると思いました。

 以上のように、二人の先生から多くのことを今回も学ばせていただきました。このような学ぶ機会をくださった玉置先生をはじめとする関係者の方々、本当にありがとうございました。(嶋藤)

北名古屋市立白木中学校命の授業に参加して(菱川)

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 こんばんは。3期生の菱川です。12月4日に行われた命の授業に参加させてもらいました。その命の授業の感想は後輩2人に任せます。

 僕は授業の前に全校生徒の前でIBをやったことを書きたいと思います。今回やらせていただいたIBは「命令ゲーム」というものです。

 簡単に説明すると、司会者が「命令〇〇をやってください」と言えばそれに従う、だが命令という単語をつけずに「〇〇をしてください」という時はその指示を聞かずにそのままでいるというゲームです。
 全校生徒の前でやることや、話すことは初めての経験で、ものすごく緊張しましたが、無事IBも盛り上がりを見せたので良かったなと思いました。そしてIBをやって1つ課題がまた見つかりました。

 前々から自分でも気づいていたのですが、やはり話のオチを自分は考えるのが下手なんだなと思いました。

 オチが上手くなるにはどうすれば良いのか正直今でもわかりませんし、誰に聞いてもこれだ!と思うやり方が見つかりません。

 授業を、考える上でいつも最後はどうまとめようかとものすごく悩んで答えが出ずに授業をやることが実習中も多かったのを今でも覚えています。
けど、やらずに考えるだけでは何も進まないと思うのでとりあえずたくさんの授業を学生の間にも経験したいと思い、今度12月26日に授業を2年目の先生方の前でやらせていただきます。

 このような機会がまだもしあれば積極的に参加して、自分の話す力や授業力を鍛えていきたいと改めて感じることができた日になりました。

 これを読んでくれている皆様方またご指導よろしくお願いします。(菱川)

12月15日算数&数学 授業力向上講座に参加して(中西・遠藤・宮野)

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 こんにちは。5期生の中西・遠藤・宮野です。12月15日飛島学園で行われた算数&数学授業力向上講座での学びを書かせていただきます。

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 こんにちは。5期生の中西です。玉置ゼミ生となって初めてのセミナー参加ということで緊張しましたがたくさんの学びがあり、とても充実した時間となりました。今回は和田先生・玉置先生の模擬授業をみて学んだことを書かせていただきます。

 和田先生の模擬授業で印象的だったことは、教師がたたみかけるように子どもに問い掛ける場面です。1回、もしくは2回くらいしか発表する機会がない通常の授業に比べて、何度も発言する機会があると子どもは授業をしっかりきこうとするので沢山の意見やその子なりの表現を聞き出すことができます。また、同じ発言が続いた時は「一緒の意見やね」と教師が言うことで、子どもは自分の言葉に直そうと意識したり、他の人と何か違う考えはないか探そうとします。こうした自分なりの表現を導き出すために有効な、教師の問い掛けを和田先生から学びました。

 玉置先生の関数の授業からは、「子どもに概念をとらえさせる」ことの大切さを学びました。「関数とは何?」という本質や概念をとらえさせることは次の問題や難易度が高くなった問題に取り掛かりやすくなります。その単元だけができればいいというものではなく、次の学年、その先の学年になった時に本質を理解しているかしていないかで似たような単元が出てきたときの理解度が変わってくるでしょう。よって概念を理解させることに丁寧に時間をかける必要性があると知りました。

 和田先生・玉置先生どちらの先生の授業も終わってみると「あっという間だったなあ」というのが率直な感想です。子どもの集中力を途切れさせないような授業を教材研究の段階からしっかり意識されているからこそ短く感じたのだと思います。子どもの主体性を促進すること、そして重要な所は子どもにしっかり理解させることを教師は意識して授業をつくりあげていくことが大切だと学びました。私も大学の模擬授業や来年度の教育実習のときに活かしていきたいと思います。

 今回の算数&数学 授業力向上講座では、和田先生・玉置先生の模擬授業を通して大学の講義では学ぶことができないとても貴重な時間を過ごさせていただきました。このような機会を与えてくださった玉置先生、和田先生はじめ関係者の皆様、本当にありがとうございました。(中西)

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 こんにちは、五期生の遠藤です。今回は、初めて参加させて頂いた、飛島学園での授業力向上セミナーについて書きたいと思います。

 今回のセミナーで一番印象に残ったのは、和田先生の意図的指名です。和田先生は、子供達と一緒に子供の言葉で授業を作っていきたい、と仰っていて、挙手を待つのではなく、自分から、時にはたたみかけるように聞くことで相手から言葉を引き出していました。そして、常に『その子なりに考えた言葉』を求め、前の人とそっくりそのまま同じ答えでは決して終わらせず、尚且つ具体的な数字や言葉で根拠を持って発言した子をすかさず褒めちぎっていました。授業を見ているだけで、和田先生が子供の言葉を深く受け止めていることが感じられました。

 また、子どもの言葉にはその子の実態が現れているというお話も、目からウロコでした。確かに自分も、自信がなければ声は小さくなり、語尾は尻すぼみになります。しかし授業中は発言内容ばかり気にしていて、話し方まで注意して聞くことはありませんでした。このことについては玉置先生からも、教師は鈍感でありなさい、子どもの発言を勝手に付け足さず、最後まで聞きなさいというお話がありました。お二人の授業を見せて頂いて、その後の対談を聞かせて頂いたことで、いかに自分が今まで子どもの言葉を待てていなかったかを思い知りました。自分が答えて欲しい答えばかりを頭に浮かべずに、子供が今どう思ってどのように答えているのか、集中して聞くことが大切なのだと考えました。『子どもの気持ちは語尾に出る』という言葉、日頃から意識していきたいと思います。

 模擬授業などをしているとどうしても緊張してしまい、子供の言葉を待てなくなってしまいがちです。しかし、それでは子供の言葉で作る授業は成立しません。相手の言葉を深く受け止め、それが相手に伝わるよう、丁寧な言動を心がけていきたいです。和田先生や玉置先生を始めとするセミナーを開催して下さった先生方、飛島学園の皆様、ありがとうございました。(遠藤)

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 こんにちは。5期生の宮野です。今回の飛島学園のセミナーに参加し、主に児童と共に授業を作り上げていく工夫と概念をつかませることの重要性を学びました。

 私にとって数学の授業は公式を学び、それに当てはめながら問題をいかに正確に数多くこなせるかということに重点が置かれているイメージでした。しかし、玉置先生と和田先生の授業は、概念をつかませることに重点が置かれており、先生が質問したり説明を加えるほど、子どもたちは概念を理解し、より学びが深まっているように感じました。このような授業を作るためには、教材研究をしっかりと行うこと、先を見通し、子どもの立場に立って授業を組み立てていくことが重要であると考えました。

 今後、積極的にセミナーに参加し今回のような授業の工夫を学んでいきたいです。(宮野)

12月19日3期生ゼミ記録(山下)

 こんにちは。3期生の山下です。今回は丹羽さんの「あまりのあるわり算」の模擬授業から学んだことを書きたいと思います。

 まず、丹羽さんは前時の復習としてあまりのあるわり算を解かせ、公式の確認をしていました。丁寧でよいと思いましたが、本当は公式を書きたくなかったそうで、その時間に学ばせたいことがなにであるのかを明確にして構成や板書をしっかり考えておくことが必要であると感じました。

 次に、褒めるということに関して、丹羽さんはいつも自然に子どもたちを褒めることができていてすごいなと感じていました。私が図を書いて隣の子に説明しているときにも褒めてもらい、この説明の仕方を求めていたのだと思いました。しかし、間違えた図を書いている子どもにも「この図ステキだね」と言っており、子どもは先生にステキだと褒められれば、合っていると思ってしまうので命とりになるということも学びました。教師が褒め過ぎると子どもたちは先生がなにを求めているのかを探るようになったり、これで合っているのだと思い込んでしまう危険もあることから、とにかく褒めればいいということではなく大切なポイントで褒めて全体に共有していくことが大切であると学びました。

 今回の授業からは大きく2つに分けて内容の取捨選択と褒めることに関して学びました。教育実習で授業をした際に教えたいことが多すぎてなにを教えたらいいのかわからなくなってしまうということがあり、授業前に発問を吟味してなにを子どもたちに考えさせればよいのか、自分の中で明確にしておくことが大切だと改めて感じました。

 また、褒めるということも課題にしていたので、発言していない子どもに対してもノートを見て褒めたり、話し合いの中で褒めたりするということを丹羽さんの授業からも参考にしたいと思います。丹羽さん、お疲れ様でした。(山下)

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12月19日 3期生ゼミ記録(丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。先日のゼミ内で授業をさせていただきました。そこから学んだことを紹介します。

 私は、小学3年生のあまりのある割り算の授業をしました。この授業でのポイントは、「あまりをどう処理するのか」ということがポイントになります。取り上げたのは、あまりを繰り上げる問題だったのですが、子ども役の子たちは私が想像する以上に意見が分かれました。

 授業後の議論の中では、2つのことを学びました。

 1つ目は、子どもたち同士で議論させるということです。私自身、答えが出てしまうとすぐに褒めて他の子どもたちの意見を聞かずに進んでしまうということがあります。そうではなく、子どもたち同士で議論しあい、解決できるよう、教師としてより多くの子どもの考えや意見を聞くことが大切なのだと学びました。

 2つ目は、教師の一言の重さです。子どもが答えを言った際に、教師が発言してほしい内容ばかりを取り上げたり、価値付けたりしていたら子どもたちはそれが答えなのだと教師の一言で感じてしまい、考えることを止めてしまいます。そうではなく、一言一言を考え、子どもがどう捉えるか、感じるかについても冷静に考える必要があるのだと学びました。

 実際に、現場に立って授業をする際にも、きちんと子どもたちの立場に立って授業ができる教師になりたいと感じます。まだまだですが、現場に立つ前にたくさん勉強していきたいと思います。(丹羽)

4期生ゼミ合宿を終えて(秋田)

 こんにちは!4期生の秋田です!今年初の雪が降り、凍える毎日です、、(笑)

 さて、先日、小牧にて4期生ゼミ合宿をしました!ゼミ合宿では、集団討論や集団面接、卒業研究のテーマ決めを行いました。

 初めての集団討論や面接練習は本当に緊張しました。改めて自分の思っていることを、簡潔に、わかりやすく話すことはとても難しいなと感じました。「私は、教師になったらこうするために、こういうことをしたい」など、より具体的に話すことが大切であると学びました。

 また、言葉が詰まってしまうのは、普段からあまり教育に関して考えを深められていないからだと強く感じました。これから、たくさん本を読み、将来自分が教師になったことを思い描きながら日々精進していきたいと思います。

 緊張しながら臨んだゼミでしたが、玉置先生はじめ、酒井先生や斎藤さん、1.2.3期生の先輩方がお忙しい中足を運んでくださったおかげで、本当に濃く、実りある二日間でした。温かいご指導本当にありがとうございました。改めて、このつながりの深い素晴らしいゼミに入れて良かったと思いました。

 四期生のなかでも絆がさらに深くなり、お互いに切磋琢磨できる素敵な仲間をもったなぁと感じました。これから、教員採用試験に向けて、仲間とともに助け合って、高め合っていきたいと思います!

 では、よいお年を(^O^)(秋田)
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4期生ゼミ合宿を終えて(竹内)

 こんにちは4期生の竹内です。今日は2018年最後の日ということで、この1年を振り返ると今年は主に大学祭中心に動くことが多く、その中でも成人式や教育実習など、様々なこともありました。みなさんはどのような1年でしたでしょうか。さて、大晦日の今日は先日行われた玉置ゼミ恒例のゼミ合宿について書き、締めくくりたいと思います。

 毎年の恒例となったこのゼミ合宿は、玉置先生による集団討議のご指導や、酒井先生、斎藤さん、玉置ゼミの先輩方による面接指導など教採に向けて切り替える機会となった2日間でした。玉置先生を中心とするたくさんの方が僕らのためにご指導してくださることや、4期生13人がみんなで教採に向けてみんなで頑張ろうとすることなど、あらためて玉置ゼミは良いゼミだと実感しています。

 さらに1日目の夜にはクリスマス会を行ったのですが、そこでも4期生の絆は深まり、この絆は他のゼミにはない僕たちの強みでもあると思いました。

 ゼミ合宿を迎えるまで、先輩方からは辛いと聞いていましたが、ゼミ合宿を終え、残り7ヶ月で4期生全員合格できるように13人で頑張っていこうと思える2日間となりました。玉置先生や酒井先生、斎藤さん、1〜3期生の先輩方には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 玉置ゼミ生として学ばせていただいた2018年、セミナーや講演会に行かせていただき、たくさんの方に出会うご縁がありました。良い経験をさせていただきとても感謝をしています。今年1年ありがとうございました。みなさん良いお年をお迎えください。(竹内)
(写真はクリスマス会のゲームで使われた僕の幼少期の写真です(笑))
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4期生ゼミ合宿を終えて(安藤)

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 こんにちは。4期生の安藤優里です。今年も残すところあと1日となりました。みなさんにとって今年はどんな1年でしたか?私は今年1年を振り返ると、サークルにゼミに教育実習にと、中身の濃い1年で本当にあっという間でした。それだけ充実した年になったと感じています。やはり私にとって、ゼミの存在はとても大きく、ゼミについて語らずして今年は語れない!ので早速!(笑)先日の合宿について語りたいと思います。


 まず集団討論では「話を聞く」ということが案外難しく、「話を繋ぐ」ことや、司会であれば「話を束ねる」ことが大切になってくると感じました。私は自分の意見も言うことと、全員の意見を待つことをこれからしっかり意識して練習を重ねていきたいと思います。

 次に面接練習では酒井先生・斎藤さん、先輩方にご指導頂き、「話すこと」の難しさを感じました。ただやっていく中で、難しく考えない方が、ありのままの自分を見てもらう、という気持ちでやった方が言葉が出てきたり、今回うまく話せなかったなあ、と自分で感じた回でもいい評価を頂けたりしたので、自信を持ってやることを大切にしたいです。

 また頂いた指導の中で、「間を取って単調にならないように話す」ことは、教育実習の時に玉置先生からもご指導頂いたことでもあったので、自身の課題として、間を取りながら落ち着いて話すことを意識していきたいです。

 合宿はクリスマス会など楽しいことも挟みながらで、とても楽しくて濃くて、充実した時間でした!集団討論や面接練習も頭フル回転で緊張しましたが、「みんなで」だとこんなに頑張れて、12人それぞれから学ぶことがあって、大人数ゼミならではの、助け合えることの強みを感じました。

 また、玉置ゼミのよさといえば、横の繋がりだけでなく、縦の繋がりも強いことだと思います。多くの先輩方が駆けつけてくださって、面接練習ではたくさんのアドバイスをくださり、不安や疑問に親身に相談に乗ってくださいました。先輩方や酒井先生・斎藤先生の存在はとても心強く、こんな機会を頂けるなんてありがたいことだと感じました。この縁を大切にして、教採に向かって4期生全員で頑張っていきたいです。

 玉置先生、酒井先生、斎藤さん、先輩方、お忙しい中本当にありがとうございました。同期のみんなも最高の2日間をありがとう!お疲れさまでした!(安藤)

4期生ゼミ合宿を終えて(高桑)

 こんにちは、4期生の高桑です。

 2018年も残り1日になりました。みなさんは平成最後の大晦日をどうお過ごしですか?私は家族とテレビを見て、笑いながら年を越したいと思っています。さて、今回は12月22、23日の1泊2日で行われたゼミ合宿について書かせていただきます。

 ゼミ合宿は「団体戦で栄光を勝ち取るための第一歩」として行われ、1日目に集団討議、2日目に面接練習と卒論のテーマ決めをしました。久しぶりに13人全員が揃った嬉しさに浸る余裕もないほど、次から次へと展開されていくことに必死に食らいつく感覚でした。

 特に、集団討議は先が予想できない不安な気持ちから、今までに体験したことのないほどの緊張感が漂っていたのを思い出します。たくさん集中力を使い、その分たくさん笑った2日間を通して、私は仲間の大切さを強く感じました。12人の仲間がいたからこそ、これほど達成感のある充実した2日間を過ごすことができました。これからも13人で高め合いながら、共に学び続けていきたいです。

 また、面接練習では酒井先生や斎藤さんを始め、1〜3期生の先輩方にご指導いただきました。いただいたアドバイスを参考にしながら、先輩方の後に続けるよう、これから9ヶ月間頑張ります。お忙しい中、本当にありがとうございました。

 そして、玉置先生。へろへろになりながらも1人1人と丁寧に向き合ってくださり、ありがとうございました。合宿を通して、改めて玉置ゼミに入ってよかったなぁと心から感じました。これからもご指導のほどよろしくお願いします!

 2019年は私たち4期生にとって、勝負の年です。悔いの残らないように1日1日を大事にしながら、気を引き締めて頑張っていきたいと思います。では、みなさん良いお年をお過ごしください。(高桑)
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四期生ゼミ合宿を終えて(中澤)

 こんにちは。四期生の中澤佑太です。12月22日23日と玉置ゼミ合宿に参加させていただきました。玉置先生を始め酒井先生、斎藤さん、歴代の先輩方が、私たちのために時間を割いていただきたことに感謝の気持ちを申し上げます。ありがとうございました。

 ゼミ合宿を通して学ばせていただいたことは言い尽くせないほどありますが、二点でまとめさせていただきます。

 一点目は、自分を温かく支えてくださる方々、仲間がいることの実感と、感謝です。ゼミ合宿の中で私は、四期生から「中澤がゼミ長でよかった。」という言葉をいただきました。私はその言葉を聞き、感激しました。玉置ゼミに入った頃は、そのような言葉をいただくとは思ってなく、自分が集団を乱すことを考えていました。一年を通して、ようやくゼミ長としてスターとを切ることができたと思っています。そして大切なことは、「四期生がこのメンバーでよかった。中澤がゼミ長でよかったと思える心をもった人たちだからここまでいくことができた」と考えることだと私は思います。私をゼミ長として受け入れてくれてありがとうございます。

 二点目は、面接についてです。私は初めて集団討論と集団面接を体験しました。学んだことのなかで一番だと思うことは、「面接はみんなで作り上げるもの」ということです。

 私は、面接というものを、これまでの人生で考えたこと、感じたこと、これからどうしていきたいのかということを面接官にぶつけていくものというふうに考えていました。そのため、苦労してきたこと、自業自得の罪を償っていくことから得た人生観、教育観、子どもを助けたいという思いから自分の考えをたくさん作ってきました。

 しかし実際は、
1 応答する時間が短い。
2 集団討論ではテーマや集団の会話の流れを踏まえつつ自分の考えを言わなければならない。
3 社会人としての対応

 この三つが要求されることを学びました。現状私は、教採どころか就活も困難であるということを痛感しました。しかし私は、気付く力は劣りますが、気づいたことは、内省し、対策するための努力をする力があります。ここから、「面接はみんなで作り上げるもの」という言葉を合言葉にし、努力をしていきたいと思います。

 以上二点になります。今年一年間は、様々な意味で学ぶ一年となりました。多くの人が、「中澤は、玉置ゼミに入って本当に良かったな。」と言ってくださいました。本当に思っています。来年は、与えてもらうだけでなく、貢献できる一年間にしていきたいと思います。

 Have a nice day.(中澤)
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4期生ゼミ合宿を終えて(鏡味)

 こんにちは!4期生の鏡味です!

 12月22日、23日と4期生のゼミ合宿がありました。前日まで不安でいっぱいでしたが教採の対策ができ、そして4期生の仲がまた一段と深まった濃い2日間でした。

 1日目から集団討議がいきなり始まりました。1つのテーマをグループのメンバーと深めていくことの難しさを知りました。また、2日目の午前中には面接練習を行いました。酒井先生、斎藤さん、1〜3期生の先輩方も来てくださり、たくさんのアドバイスをいただきました。考えていたこともきちんと話すことができず、人前で話すことの難しさを感じました。先輩方からいただいたアドバイスをもとに、今後の練習に励みたいと思いました。

 午後からは卒論のテーマを決めました。私はこの卒論がとても不安でしたが、玉置先生の助言もあり、自分の納得のいくものに決めることができました。今後、自分の決めたテーマで頑張っていこうと思います。

 この2日間で教採への気持ちをより高めることができました。また、2日間の合宿を通して4期生の仲もより深めることができました。今後、この合宿で作り上げた仲の良さを生かして、4期生全員で団結して、教採に向けて頑張っていきたいと思います。

 最後に、お忙しい中時間を作り私達の指導をしてくださった、玉置先生、酒井先生、斎藤さん、先輩方、本当にありがとうございました。(鏡味)
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