4月8日 酒井さんの発表からの学び (二宮)

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 こんにちは、5期生の二宮です。今回は5期生の初めてのゼミ発表から、酒井さんの授業を記録しました。

「はじめに子どもありきー教育実践の基本−」/平野 朝久

 内容が「主体性」ということで、指導案の留意点にある指示語などを取りあげながら授業を展開していました。導入に詩を用いたりして気を引かすといった工夫が多かったです。また、酒井さんの授業には児童が嬉しいと感じるような行動が多く見られ、私も記録者ながら嬉しいと感じることがありました。例えば、共有をするとき、自分が言ったことを先生に認められる場面がありました。それに関わって、やはり価値付けが大切だと思いました。

 全体を通して学べたことは、板書の取り方です。酒井さんは一文字も取ることなく進めてましたが、板書をすることでリズムが崩れるといった原因があることを踏まえるとそれには納得ができました。ただ玉置先生は「次に使うことを書く」ということをおっしゃっていました。授業の展開に必要なものだけを板書に残すということで、とても難しいことは分かっていますが、ゼミの授業を通して少しでも身につけていきたいです。(二宮)

4月8日5期生ゼミの学び(酒井)

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 4月大学生3年目がスタートして、学生生活も折り返しに来ているのですがなかなか実感が湧きません(笑) 5期生の酒井です。

 今回は先日始まった5期生のゼミでの学びについてまとめます。

 私は3番目の発表者でした。初めてでゼミが始まる前からとても緊張していましたが、なんとか自分の気持ちを落ち着かせて発表に臨みました。自分で考えていた通りにできずタイムオーバーとなってしまいましたが多くのことを学ぶことができました。

➀比べやすい対象を比較して学ぶ
 今回私は総合学習と国語の学習指導案を比べるものとして扱った。しかし、違う教科で比べるよりも同じ教科の方が比較しやすく、飲み込みやすくもなるとの指摘をいただき確かにそうだと感じた。

➁板書とすると、見て意見を確認できるように
 文字におこすことで後で児童・生徒が出た意見に立ち返って考えを深めたり、授業の進行など周りの状況をつかむのが苦手な子どもの手助けとなったりするので今後は板書にも力を入れていく。

➂テンポよく良く進める
 指名をして発表をしてくれた人に対して丁寧に対応しすぎて進行のテンポが悪くなってしまった。進めていて自分でも今度はなんてコメントしたらいいのか困ってしまう場面が何度もあったので結果として子ども達にとっても教師にとっても煩わしさを感じる授業になっていた。発表に対するリアクションは不要ではないが、もっと経験を積んで授業のテンポを乱さない程度の塩梅を自分で見つけていきたい。

 これらに加えて他のゼミ生の発表や感想を聞いて学ぶこともたくさんありこれからのゼミが楽しみになりました。1回1回のゼミを大切にして14人の仲間と、そして玉置先生と学び合って高め合っていきたいです。(酒井)

4月8日のゼミから学び得たこと(杉山)

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 こんにちは。とうとう教育実習の年を迎えて意識が高まりつつある5期生の杉山です。早速、5期生初のゼミから学び得たことを記します。

 ゼミの活動は、教育書から学び得たことを授業風にしてみんなに伝えるというものですが、これが本当に難しいのです。僕は塾講師のバイトをしていると、自己紹介で書きましたが、この塾講師の癖がどうしても出てしまうのが、自分でも良く分かりました。どうしても講義寄りの授業になってしまい、自分の説明したいことをどんどん言ってしまうものになってしまいました。その他にも、目線の気配り、意図的氏名のタイミング、子供役の学生から出た意見のつなぎ方など、わずか15分の僕の稚拙な発表から、本当に多くのことを学べました。

 また、学生間での授業の講評でも、芯を捉えた的確な意見が多く出て、学べることの多さと同時に、玉置ゼミのレベルの高さも感じました。玉置先生からのご講評も、当然レベルが高くて、多くの教育現場をご覧になられた先生だからこその貴重なもので、納得するばかりでした。

 こんなにレベルが高くて素晴らしいゼミがまだまだたくさんあると思うと、これからのゼミもすごく楽しみです!次回の僕の発表では、少しでも学べたことを活かしてレベルアップしたものを見せることができればと思います。(杉山)

4月8日ゼミでの授業を終えて(生田)

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 こんにちは!5期生の生田朋也です!4/8にゼミで行った「読んだ本を授業風に発表する」について書いて行こうと思います。

 まず自分はトップバッターでやらせていただいたのですが、反省点の多いものとなりました。初めての授業ということで緊張していたこともあったのですが、学んだことをいざ実践でやろうとすると予想外の反応が返ってきたりしたりなど大変難しいものでした。意図的指名や全員参加のために質問を番号で選んだりなどうまくはいかなくとも試みることができたのは自分でも評価できるポイントではあったのですが、やってはいけないこともやってしまいました。

 1つめは生徒の発言は言い換えない。自分は欲しい答えを導こう必死になってしまい生徒の発言を思いっきり言い換えた場面がありました。2つめは1から4せっかくを全員にえらんでもらったのに意図的指名にしてしまったことです。全員にえらんでもらったのだから1から4どれを選んだか聞いていけば全員参加できたということでした。他にも玉置先生に限らず5期生のみんなに最初の授業にも関わらず沢山のアドバイスを頂くことができました。

 また他に印象に残ったのが授業と講義の違いです。玉置先生に質問したところ
「講義は1番大事な事を教える、授業は1番大事な事に気付かせる」
とても納得しました。今まで違いがよくわかってなかったのでこれから授業を考える上でとても考えやすくなりました。

 第1回でしたが、他の3人の授業の時も話し合いが盛り上がり、頭は使いますがとても楽しい時間でした。色々とリアルな指摘がその場で受けれる程ありがたいことはありません。大学の授業めんどくさがる僕が来週も楽しみになってしまいました。ありがとうございました(生田)

4月8日5期生・矢崎さんの発表から学び得たこと(宮野)

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 私は、矢崎さんの発表から、授業とは児童自身に、1番大切なことに気づかせることであるということを学びました。

 そのためには、まず教師が伝えたいことを絞ることが必要だとわかりました。何が一番伝えたいのか吟味するためには、教材研究が不可欠であると思います。また、何を伝えたいかを捉えたうえで、次はいかにその狙いに迫っていくかを考える必要があるとわかりました。

 今回、もえかさんの発表でもあったように比較を使うと、児童に狙いを気づかせやすいとわかったので、授業に取り入れて行きたいと思います。また、比較の他に、核心に迫っていける手段を学び得ていきたいです。

 全体的に発表を見ていて、発問と説明のバランスをうまく取るのが難しいと感じたので、また、セミナーを受けに行った際はその点に着目しながら、先生方の授業を見て行きたいと思います。(宮野)

4月8日初ゼミ発表からの学び(矢崎)

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 第1回5期生ゼミを受けての学びを書かせていただきます。

 最近花粉で肌が荒れて、カサカサに困り、保湿クリームを買いあさりました。矢崎です。

 5期生でゼミを受けるのは今回が初めてでした。また、私は今回発表する番でした。何もかもが初めてで、どう発表すればよいのかも準備の段階で見えてこず、とりあえず自分のできる事をやって本番を迎えました。

 私の発表順は最後の4番目で、正直前の3人の授業を見てから自分の発表順がまわってくることがプレッシャーでした。

 一人ひとりの授業が終わる度、ゼミ生がコメントし、それを受けて先生がコメントしてくださいます。当然、学びもどんどん深まっていきます。そして、案の定、私の胃も次第に痛くなっていきました(笑)。

 でも、いざ自分の発表をしてみると自分の頭の中で話したいことがゴチャゴチャにならずに話す事ができました。教室全体をみればゼミ生は私を応援してくれているし、先生はメモを取りながら私の発表を聞いてくださっているという温かい環境があったからだと思います。発表をしている時にこのゼミに入ってよかったと心から思いました。

 今回、私は講義をしてしまいました。私は伝えたいことをペラペラと全て言ってしまったのです。先生から授業というものは自分が伝えたいことを子どもたちに気づいてもらえるようにする事だと今回学びました。次に自分の発表の番が来たら気づかせるという事を意識して授業づくりをしていきたいです!

 今回学んだことを次に活かして、ゼミ生で切磋琢磨していきたいです!!次のゼミが楽しみです!!! (矢崎)

4月10日 第2回4期生ゼミ(山田)

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 こんにちは!4期生の山田です。今回は4月10日の第2回4期生ゼミについて書きたいと思います。

 今回は前回に引き続き教職教養の問題と、集団討論を行いました。

〇集団面接からの学び
「インクルーシブ教育以上に“インクルーシブ教育システム”が重要視されているのはなぜか」という議題を受けて、インクルーシブ教育について書かれたコラムを元に討論しました。

 テーマが難しくて、討論の中でうまく言えなかた悔しかったので、ゼミの後にもう一度このテーマについて考え直してみました。わたしの中でもまだ、うまくまとまっていないのですが、玉置先生や、ゼミのみんなの意見を聞いて、こうかな?と思うことを挑戦の気持ち!で書いてみようと思うので、なんか違うぞ?と思ったらぜひご指摘よろしくお願いします!

 「インクルーシブ教育」ではなくて、「インクルーシブ教育システム」が重要視されている背景には、インクルーシブ教育の概念にとらわれ、「特別支援学級の子が通常学級で共に学ぶこと」が目的になってしまっているという学校の現状があると考えます。

 しかし、インクルーシブ教育の一番の目的は、特別な支援を要する子の自立・社会参加を目指して、「教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供すること」です。だからこそ、共に学ぶという形にこだわるのではなく、多様で柔軟な仕組みを整備することが重要だと考えます。

 具体例としては、この児童は算数の時間は通常学級で他の児童と共に勉強すると固定化ささてしまうのではなく、その日の様子を見て通常学級での授業の参加不参加を決めたり、給食や掃除など社会性を身につける場への参加への支援に取り組んでいくことなどが挙げられます。

 一人一人異なる教育的ニーズに最大限に応えることができるように、もう一度特別支援学級と通常学級の関わり方を見直し、インクルーシブ教育システムの共通理解、構築を確かなものにしていくことの重要性を感じます。

〈 集団討議のポイント! 〉
・講師経験者の人や、知識に富んだ人の語りに圧倒されてしまいがちなので注意
・繋がりがなくても自分の意見はとりあえず述べる
・意見をうまくまとめられなくて困ったときは、「〇〇さんの言っていたことは、〜と言うことでよろしかったでしょうか?」と具体例を出して投げかける

 今回もとても内容の濃いゼミで、多くの学び得たのと同時に、自分の課題を痛感した90分でした。今回来れなかった子も次は元気に全員揃って会えることを楽しみにしています!

3月26日美和公民館のセミナーでの学び(生田、北神、葛山)

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 こんにちは。5期生の生田、北神と準ゼミ生の葛山です!今回は美和文化会館で玉置先生のセミナーに参加させていただきました。

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 特別に参加させていただきました。新3年の葛山大輔です。3月26日に美和文化会館で行われた「教師の『困った!』を解決する授業術」について学び得たことを書かせていただきます。

 まず講義の内容から、まだ私たちが実感しえない、教師の方々が何に困っているのかということがわかりました。教師の方々が困っている多くは個人に関するものでしたが、玉置先生はあくまで集団の学級経営を大切にし、それが困ったを解決する方法であるとおっしゃっていました。学習に遅れがある子などに個別指導など、何でも一人で解決しようとするのではなく子供たちを味方につけることで学級全体だけでなく個人の問題も解決していくことができると学びました。

 また、「初任者が陥る3つ」は自分が部活で実際に行ってしまったことが含まれていたのでとても印象に残りました。上の立場の人間が仲良くしようと強く言うことを恐れてしまっては、学級やチームは崩壊してしまいます。

 僕は部活の時、「諭す」ことしかせず、練習がグダグダしてチームの雰囲気が悪くても強く「怒ら」ないで「〜じゃだめだからもっと意識をあげてやっていきましょう」という声のかけ方をしていました「諭す」のではなく「怒る」ということも時には重要で、子ども達に限らず、集団をまとめるには「縦糸」の関係をまず形成する必要があると知りました。「縦糸」はってから「横糸」をはることでバランスが保たれるというのも納得しました。

 今回の講演会は教師になってからを想像するだけでなく、今の自分に重ね合わせて聞いていました。学級もチームも一つの集団であり、上の立場の人間が陥りやすいミスも、うまくいくための言動もとても似ていると思います。また、春から3年となり教育実習を控える身としては、学び得た点を視点として、赴任先の学級が良い学級でも悪い学級でも、どんな学級づくりが教師と児童・生徒の間で行われているかについてよく観察しようと思います。ありがとうございました。(葛山)

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 こんにちは!五期生の北神です。3月26日にあま市美和文化会館で行われた玉置先生の講演会に参加させて頂きました。今回はそこで学んだことについて書きます。

 まず、個別指導よりも学級経営を優先させるということです。個別指導を優先させると学級崩壊へ繋がるからです。

 たしかに、私があまり好きではないと思っていた先生は、個別指導を優先していました。授業の途中で教室を出て行ってしまう子を探しに行ったり、授業中に他のことをしはじめる子にかかりっきりだったりして、授業が中断されることがよくありました。次第に、はじめは真面目に頑張っていた子達も頑張ろうとしなくなり、教室を出て行ってしまう子はどんどん増えていきました。

 今日の講演を通して、うまくいく学級をつくるためには、全体を大事にしなければいけないということが分かりました。やんちゃな2割の子どもにかかりっきりになってしまって、教師についてきてくれる2割の子どもや中間層の6割の子どもを等閑にしてはいけないと思います。また、マイナスな行動をしたら先生は相手にしてくれると思わせないことも大切だと思いました。頑張っていることや成長したところをたくさん褒めて、子どもがプラスの方向にいくよう指導しなければならないと思います。

 もう一つ、学級経営をする上で大切だと感じたことは、きちんとルールを決めることです。私は、子ども達に好かれる先生になるために、友達先生になってしまいそうだなと思いました。しかし、それでは学級は絶対に崩れます。まずは、教師と子どもの上下関係を基礎とするしつけや学級内ルールを大事にしなければならないことが分かりました。

 また、学級でルールを決める時は、きちんと全員の前で決めなければならないと知りました。ある子どもには良いと言ったことを、他の子どもにはだめだというような教師は信頼されません。子どもはそういう部分もよく見ている気がします。一対一で対応するのではなく、学級全員に伝える教師になりたいです。

 貴重な学びができるお時間をありがとうございました。(北神)

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 こんにちは!5期生の生田朋也です!今回は玉置先生の講演会「教師の『困った!』を解決する授業技術」に参加させていただきました。

 まずこの講演会で1番印象に残ったのが「学級経営は個別指導より優先させる」です。自分はどちらかというと個別指導のが優先すべきだとこの講演会に参加するまでは思っていました。なぜかというと学級経営を行っていく上で1人でも困っていたり、やる気がなかったりしていてはその1人から派生して全体が崩れてしまうと思っていたからです。なので個別指導はなによりも優先しておこなっていくものだと思っていました。

 しかしこの考えが落とし穴だったみたいです。「個別指導を続けていれば周りの子が担任がえこひいきしているように見え、陰でその子を仲間はずれするようになり、本人は仲間はずれされている理由が先生のせいだとわかるようになり、結果先生を信じら者がいなくなる。」この話を聞いてかなりゾッとしてしまいました。小学生時代の時に隣のクラスの若い面倒見のいい先生が最初は人気あったのに、最後の方は学級崩壊してしまい一年目でいなくなってしまうという経験がありました。自分が仲良かった先生だけあって、仲の良かった友達がクラスを崩壊させていることを聞いてとても悔しかった思い出があります。

 しかし、1人のやんちゃな子を教師1人でなんとかしようとするのが間違いだったみたいです。全体→個別→全体→個別...とやっていき、子どもは失敗するのが普通ということを念頭に置いておくことがとても重要なことだと教わりました。さらに他の生徒も使ってしまうことで生徒同士での勉強に限らない学び合いをさせることで結果、全体の流れが良くなる、これは聞いていてなるほどなと思いました。意外と抜けてしまう「子どもは失敗するのが普通」を再確認することで学級経営での優先事項がわかる余裕ができるのだとわかりました。

 具体的な話と並行していてとても身に染みやすい内容でした。玉置先生、講演会の関係者様ありがとうございました(生田)

美和文化会館でのセミナーからの学び(高橋、小谷川)

 こんにちは!4期生の高橋です。3月26日、あま市美和文化会館行われた、玉置先生のセミナーに参加させていただきました。

 今回の講演は、「若い教師の困ったを解決する授業術」ということで、教師になったときに直面する問題のリアルを知ることができました。

 今回学んだことは、教師には全体を引っ張っていく力強さと、その中で、立ち止まって、必要なときに寄り添う細やかさが大切だということです。

 授業中、泣いている児童がいたら、という場面で、私はその児童に寄り添うことが第一だと思っていました。しかしそれでは、対応している間、その子以外のクラスの大半を放っておくことになります。この場合、「休み時間に話を聞くからね」という対応で良いのだそうです。

 この一言、たった数十秒の対応の中には、クラス全体の方を大切にしながらも、泣いてしまった児童へも寄り添う気持ちが伝わると感じ、とても納得しました。

 教育実習中、私はこの「全体を大切にする」ということが出来ず、授業中にスキを作ってしまったり、他の児童の不満を募らせてしまったりした経験を思い出しました。目の前の出来事に対応するので精一杯で、その他の子供のことを考えることが出来ませんでした。全体を大切にするという確かな指針が自分の中にあれば、あらゆる場面で正しい判断のもと、対応できると思いました。

 もちろん、この場合は必ずこの対応、という正解があるわけではありません。だからこそ、対応の基礎となる考え方をきちんと知っておくことが重要だと感じました。

 私たちはまだ、今回取り上げられていた「困った」を実際には経験していない立場ですが、いずれは必ず直面する問題だと思っています。学生のうちから、このような貴重な学びが出来ることに心から感謝します。今回もこのような機会を与えてくださり、ありがとうございました。(高橋)

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 こんにちは、特別に参加させていただきました教育学部4年の小谷川です。今回は3月26日にありました、美和文化会館での玉置先生の教師の困ったを解決する授業術の講話についてかかせていただきます。

 若い教師のための講話であったため、学級づくりに関しての様々な話をきくことができました。特にはじめの1ヶ月の大切さと、どのようなことに気をつけて、またどのような学級の形にしていくのがいいのかなどを詳しく知ることができました。

 教育現場にはほぼマニュアルのようなものはなく、クラスの色や雰囲気はその担任の先生の人柄を表していたり、それぞれの先生方で教え方やまとめ方が違う、個性をだしていくのが当たり前という印象が今まではありました。しかし今回の講話ははじめの1ヶ月の学級をまとめるための、良い意味でマニュアルのようなものであり、これからの1年、生徒の生き方を決めるとても不安な1ヶ月間を支えてくれる柱になるだろうと感じました。

 私は教育実習のときも感じたことですが、やはり生徒とフラットになりすぎて友達先生になりがちでした。教育実習での1ヶ月間というのは現場に立った際のはじめの1ヶ月間とほぼ同じ気持ちを持つだろうなと感じ、講話での教師の陥りやすいところなどの話、判断するべきポイントにどれだけ目を配れていただろうかと実習での自分の動きと照らし合わせて多くのことに思い当たる節や、反省、こうするべきだったのかなどの発見をすることができました。特にルールの共有については今後意識していきたいことだと強く感じました。小さなことでも学級の中でのルールを設けて、それを共有するというとても単純なことではありますが、統制をはかるにはすごく大切なことだと感じました。

 学級づくりだけでなく、授業をするときのポイントや学級崩壊の流れや核となるものが何であるかなど今まで知りたくても知らなかったことを多く学ぶことができました。ありがとうございました。(小谷川)
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4月8日 第1回4期生ゼミ記録(高桑)

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 こんにちは、4期生の高桑伽林です。

 今回は、4月8日に行った1回目のゼミの記録を書きたいと思います。久しぶりに13人で集まった嬉しさに浸る間もなく、教職教養の問題と面接練習を行い、ゼミの良さをひしひしと感じた1時間半でした。

志望理由を聞かれたとき
・ボーナス質問
・練習してるなってわかる、セリフのように言うのは×
・心を込めて言うと伝わりやすい
・これを行ったから◎というのはない
・言葉の強さから意志の強さが伝わるように
・2次面接では志望理由がよく聞かれる(追質問)

一斉授業で分からない子は絶対いる
◎全員参加が大事
・その子なりのできることを考える
・「分からない」と気づけたことが大切という声がけを行う

日記に「お母さんなんて大嫌いだ」と書いてあったらどうする?
◎まず「よく教えてくれたね。嬉しいよ。」と伝える

「環境づくりをしたい」と言うと、具体的に何をするのか確実に問われる

玉置先生からの的確なアドバイスやみんなの考え方から学ぶことは多くありました。これからも高め合っていきたいと思います。(高桑)

3月26日美和公民館のセミナーでの学び(加藤奨基、安部)

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 こんにちは。4期生の加藤奨基と安部です。先日、あま市にて、「教師の困ったを解決する授業技術」という玉置先生の講演を聞かせていただきました。今回の講演は初めて聞く内容もたくさんあって、90分本当にあっという間に過ぎてしまいました!

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 こんにちは、4期の加藤奨基です。あま市美和文化会館で玉置先生による若手教師のためのセミナーに参加させていただいたので記事にさせていただきます。

 今回のセミナーは若手教員向けということもあり、「縦糸・横糸の法則」や「3・7・30の法則」など知っているキーワードなども出てきて、改めてゼミではとても実践的な内容を学ばせていただいているのだなと感じました。

 その中でも、「学級経営は個別指導に優先する」というのが特に印象的でした。問題行動のある子どもに対するような、個別の対応を優先させすぎるとかえって真面目に生活していた子どもが離れていってしまうため個別よりも全体の指導を優先させる、ということです。以前に読んだ赤坂先生の書籍にも、教師からの注目を集めるために望ましくない行動をとる子どもには敢えて注目することをやめて、本当に注目すべきは望ましい行動をきちんととれている多数の子どもたちである、ということが書かれていました。話していただいた玉置先生の体験談にもあったように、学級を安定させるためにも他の先生に対応をお願いするなどして個別指導に手を回しすぎず、教師として全体の指導も忘れないように心がけたいと感じました。

 今回のセミナーは今までゼミで学んできたことの総復習のような内容でした。先生の話される内容は以前に教えていただいたことや書籍から学んだことも多く、それだけ重要な内容なのだと感じました。改めて学んだこれらのことを教員採用試験やその先にも生かしていきたいと思います。すばらしい学びの機会を与えてくださった教育委員会の皆様、玉置先生、ありがとうございました。(加藤)

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 こんにちは。4期生の安部です。今回の講演は教師5年目の先生方を対象にしているということで、現場に出ていない私たちにも想像できることが多く、色々なことを学ばさていただきました。

 先生の講演の中で特に印象に残ったのが、あの有名な玉置先生でも担任をしている当時、「教室に行きたくないなぁ。」と思うときがあったということです。先生が失敗したなぁと今でも感じている学級について、その原因は初日の学級開きの日にあったとおっしゃっていました。初日をどう迎えるかでその後の先生への信頼、学級経営が大きく変わってしまうのだなと改めて感じました。

 一番生々しかったのが、去年は普通に懐いてた生徒がその年、その学級になって、玉置先生に対する態度が変わり、言葉が全く通じなくなってしまったそうです。すごく恐ろしいことだと思いました。

 先生の経験を聞くと、学級開きの日がいかに大切か、学級作りの原理・原則(縦糸・横糸、3・7・30の法則など)を知っているか知っていないかでその後の一年が大きく変わってくるなぁということを改めて感じました。

 教採の面接練習をしていると、今まで玉置先生に教えていただいた学級経営、授業技術について自分はまだまだ実感を伴って理解できていないのではないかと思います。セミナー参加後、こうして「書くことによって学ぶ」を実践させていただいているので、たまには今までの記事を見返し、本を再度読むなどをして学びを定着させていきたいと思います!

 今回も多くの学びをさせていただきました。玉置先生を初め、あま市・大治町の関係者の方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。(安部)

3月26日美和公民館のセミナーでの学び(関口、竹内、中澤)

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 こんにちは!四期生の関口、竹内、中澤です。今回は、3月26日、美和公民館でのセミナーに参加しました。

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 こんにちは。4期生の竹内です。
今回は先日美和文化会館で行われた「教師の『困った』を解決する授業術」の講演会の中から2つの事を書きたいと思います。

 1つ目はこれからの教育についてです。玉置先生は冒頭に参加者の事をこれからの教育の未来を作る先生方とおっしゃっていました。今から40年前、玉置先生は初任の学級で子ども達に対して、これからの教育は黒板がテレビのようになる。「円を書くと」と言うとその言葉に合わせて黒板に円が表示され、さらに「ここを黄色に塗ると」と言うと指定した場所が黄色になる。そんな黒板ができるだろうと話したそうです。現在では、人工知能が発達して、音声反応をする電子機器があり、時代の読みは的中しています。学習指導要領でもそうですが、これからの社会はどうなるのか、その社会に対応するために子ども達は今どのような力を身につけさせなければいけないか。と時代を読み、必要な力を付けさせることが大切だと学びました。

 また、大阪市では児童生徒一人一人にタブレット端末を持たせることを導入しています。大阪市に限らず、これからの教育では、電子機器の利用はもっと盛んに進んでいくと思います。電子機器をどのように活用し、どのように教育に活かしていくかという点が、これからは重要であると思うので、電子機器を活用した授業術について学んでいきたいと思いました。

 2つ目は児童生徒との関わり方についてです。教育実習を振り返ると、児童生徒と上手く関われていなかったのではないかと思っています。

 今回の講演では、初任者が陥るポイントとして、・友達先生になろうとする・1対1対応・優しさ対応の3つが挙げられました。教育実習では子ども達との信頼関係を作ろうと友達先生になろうとしていたり、机間指導において一部分の子に時間を使いすぎて全体を回れなかったり、全体の子どもたちを大切に出来ていなかったと思います。学級づくりでは、関係づくり、仕組みづくり、集団づくりの三原則が大事であるとおっしゃられていましたが、それが上手く作れずに実習では陥ってしまいました。担任になると、実習の4週間とは異なり、その学級を1年間任されます。子ども達は教師がどういう対応をしてくるのかを見ているということを念に置き、学級びらきでの三原則は特に大事にしていかなければいけないとあらためて感じました。

 教員採用試験に向けて勉強をしている中で、玉置先生の講演を聞かせていただけるのは、勉強にも刺激にもなっています。今回そのような機会を作っていただいたあま市、大治町の教育委員会の皆様、玉置先生、本当にありがとうございました。(竹内)

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 こんにちは!4期生の関口です!今回は「新作」ということでわくわくしながら玉置先生の講演を聴きに行ってきました!

 もうすぐ教壇に立つ先輩たちに是非教えたい学級開きの心構えやコツがたくさん詰まっていました!なかでも「給食を残したい」という子どもに対しての対応について今回書きます。

 子どもが「給食を残したい」というのに対しあなたならどうするか、4択での質問がありました。わたしは、「少し頑張って食べたら残していいよ」にしましたが、ゼミ長である中澤くんは「ちょっと待って、みんなに聞いてみよう」に手を挙げていました。「なんのために???」と、とても疑問に感じましたが、その後の玉置先生のお話でとても納得しました。そのお話とは「学級のルールに関わることは、全員にきっちりと伝えなくてはいけない」ということです。1人許してしまえば、次の日には、「体調が良くない」と言って他の子も残してしまうとのことです。学級のルールは学級みんなで考えることが大切になります。さらに、「この子だけ特別なんだ」ということもなくなりますから、給食の時間は限られていて少ないですけど、しっかり全体で共有することが大切なのだと感じました。

 また今いじめ対策や不登校対策を考える上でも、自己決定させることは大切だとより感じるため、私も学級のルールは学級みんなで考えることを大切にしたいです!面接でも言えちゃいそう!!!本日もありがとうございました!(関口)

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 お久しぶりです。一年が過ぎて、写真の私が明るくなったと感じている四期生の中澤佑太です。今回は、美和公民館で、玉置先生から新たに学び得たことを記します。

 ADHDの子の多動性衝動性が、

1,必ずしも攻撃性とは結び付かない。
2,社会的コミュニケーションおよび対人的相互反応における持続的な欠陥をもつ。
3,学力では救えない。
4,自分の利益になることであっても反抗してしまう。

という4つの症状があることを学びました。ここから私は、

1,多動性衝動性による言動が落ち着いているところを価値付けすること。
2,自分で自分を傷つけて苦しんでいることに気付かせ、先生と感情を受容すること。
3,ADHDの子の社会性を養うために、その子がクラスの子と関わっているところを、お互いの社会性を価値付けることで、ADHDの子とクラスとを繋げること。

以上のことが教師の手立てとして適当であると私は考えました。

 学級経営は個別指導より優先させるという言葉をいただきました。個別指導を優先すると、本人と周りの子がそれぞれ担任の先生を信用しなくなり、学級崩壊に繋がってしまうということを学びました。

 私は、『学級経営とは子どもとの戦争である』ことを考えられるようになりました。子ども達は、教師の言動、ルール作り、やんちゃな子がいる上での自分たちへの対応を値踏みし、それによって学級を破滅に導きます。よって、如何に一人の対応を全体へ流し、学級の子の特徴から、学級の子全員に、学級経営するための組織の一員としての役割を無意識に与えていくのかが大事であると私は考えています。

 今回久しぶりに記事を書きました。自分で言うのもおこがましいのですが、文章の質が変わったと感じていますがいかがでしょうか。

 あま市、大治町の教育委員会の皆様、玉置先生、有意義な時間、学びを設けていただき、誠にありがとうございました。(中澤)
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