5月12日多賀先生の教師力アップセミナーに参加して(高橋・北神・長谷川)

 こんにちは!先日、大口中学校で行われた、多賀一郎先生の教師力アップセミナーに参加させていただきました。そこからの学びを、4期生の高橋、5期生の北神と長谷川で書かせていただきます。

____________________


 こんにちは。五期生の北神です!5月12日に行われた教師力アップセミナーに参加しました。今回はそこでの学びについて書きます。

 今、私は、いろんな先生方の素晴らしい授業をたくさん見せて頂き、自分もより良い授業ができるように頑張っています。しかし、今回の講演を聞いて、ただ真似をするだけではいけないなと思いました。なぜなら、ヒドゥンカリキュラムがあるからです。

 ヒドゥンカリキュラムというのは、潜在的教育効果のことです。教師は、良くも悪くも知らないうちに子ども達にメッセージを送っています。私が持つヒドゥンカリキュラムと、その先生方のヒドゥンカリキュラムは違います。

 多賀先生は、自分の個性にあったヒドゥンカリキュラムをつくることが大切だとおっしゃっていました。今回の講演で学んだたくさんのヒドゥンカリキュラムの中で、自分が出来そうな物から意識して取り入れていきたいと思っています。

 まず、私は、「使いやすい子どもにばかり頼んでいる」というヒドゥンカリキュラムを意識したいと思いました。教師になった時、頼んでもやってくれるかどうか分からない子より、きちんとこなしてくれる子を無意識に何回も頼ってしまいそうです。でも、それは、教師の信頼を失うだけでなく、その子の立場も悪くなるということを知りました。子ども達が「ひいき」だと感じると、学級崩壊に繋がってしまいます。だから、これは特に気をつけなければならないと思いました。貴重なお時間をありがとうございました。(北神)

____________________

 こんにちは。5期生の長谷川です。5月12日に行われた多賀先生の教師力アップセミナーで学んだことを書かせていただきます。

 私が多賀先生から学んだことは、プラスのヒドゥンカリキュラムを行うことで、学級経営が上手く回るということです。具体的には「子どものマイナス点よりプラス点をみつける」ことです。私は人間の性格上、人のマイナス点は見つけようとしなくても、すぐ目につくと思います。しかし、人のプラス点をすぐに見つけることは難しいと考えます。私は子どもたちのプラス点をたくさん見つけることができる教師になりたいです。そのために、普段の生活でも、人のプラス点をたくさん見つけるように意識しようと思いました。

 多賀先生は「マイナス点は誰でも見つけることができる。しかし、子どものプラス点を見つけることができるのは、教師である。」と仰っていました。9月から実習が始まるので、児童、生徒に、教師だからこそ出来ることを、少しでも多く実践したいです。

 また、教育に限らず、人のプラス点を見つけることは、より良い人間関係を築く点でも同じことが言えると思います。他人の嫌なところを見つけるより、良いところを沢山見つけた方が、お互いに尊敬し、高め合うことができる関係に繋がるのではないかと思いました。今回も多くの学びを得ることができました。ありがとうございました。(長谷川)

____________________


 こんにちは!4期生の高橋です。今回のセミナーでは、学級づくりとヒドゥンカリキュラムについて学びました。

 私が印象に残ったのは、居心地の良いクラスにするためのポイントの1つが、安心感がある、ということです。

 いつ叱るかがわからない教師は、子どもたちにとって、何について怒られるかがわからない、つまり、安心できない存在であるそうです。そのため、子どもたちに早いうちから叱るポイントをはっきり示しておくことが大切だと学びました。多賀先生は、人を傷つけることと、時間を守らないことは厳しく指導されていたそうですが、それ以外はほとんど叱ることはないそうです。

 それに関わって、「注意ではなく手をかける」という言葉が心に残りました。授業中話している子どもに「静かにしなさい」と注意をするのではなく、側に立ってしばらく授業を行う、というのが1つの例でした。そうすると、何も言っていないのに静かになるそうです。声をかけるだけでなく、自分自身が動いて手をかけることで、叱らなくても子どもを正すことができると学び、ぜひ実践したいと思いました。

 今回のセミナーでは、授業の中でのヒドゥンカリキュラム、気づかないまま伝わってしまうヒドゥンカリキュラムなど、教師になった際、学級経営で大切にしていきたいことをたくさん学ぶことができました。しかし、多賀先生は、これを全部やろうとしてはいけないとおっしゃいました。無理して全部やろうとせず、自分が本当に大切にしたいこと、自分のキャラクターに合っているものを考え、出来ることから取り入れていきたいです。
多賀先生、玉置先生を始め、関係者の皆さん、このような学びの機会を与えてくださったことに深く感謝いたします。ありがとうございました!(高橋)

画像1

5月12日教師力アップセミナーでの学び(二宮・中澤)

画像1
 こんにちは!四期生の中澤佑太と五期生の二宮健吾です。今回は、5月12日に行われた教師力アップセミナーについての学びを記します。

***

 こんにちは!すっかり暑くなってきました。5期生の二宮です。今回は5月12日の教師力アップセミナーで学んだことを書かせていただきます。

 今回のセミナーは多賀一郎先生の、「これからの学級づくりとヒドゥンカリキュラム」についての講演でした。その中でも「聞くことに集中させるために」ということで教師がしてはいけない10個のダメな例があり、私はその中から特に気をつけようと思った1つ述べたいと思います。

 それは「しょっちゅう、ぶれる」ということです。これは人によって指導の仕方を変えてしまうということだが、ちょうど次のゼミの発表で紹介しようと思っている本の内容と似ていて、とても納得できる内容でした。多賀先生は授業中の場面で「一度言ったら二度は言わない」という意思を持たれていて、もし話を聞いてなくて隣の子に聞いている児童がいて、その隣の子が教えていたら、その隣の子を注意する。結果、教える行為はなくなり、児童が話を聞くようになる、と言った具体例を挙げられていました。

 一方、本では先生によって校則違反の注意が変わるために生徒に不信感が生まれ違反が溢れるといった例が挙げられていました。多賀先生と本の話には、指導の人数に差があったり場面が授業中と生徒指導中のように条件に違いが多くあるが、この2つの例の大きな違いは、自分の言った言葉に責任を持っていることだと思いました。なので、自分の指導方針を固め、ぶれないようにすることが大切だと学びました。

 まだ私は多賀先生の「一度言ったら二度は言わない」のような、徹することが大変な意思見つけられていないが、「聞くことに集中させるために」で挙げられた10個の例は常に気をつけ、その中から自分なりに意思を見つけていこうと思いました。(二宮)

***

 こんにちは!四期生の中澤佑太です。5月12日教師力アップセミナー、多賀一郎先生のヒドゥンカリキュラムの講演に参加しました。

 今回は、その講演で学び得た、「使いやすい子どもにばかり頼んでいる」というヒドゥンカリキュラムについて深掘りしていきたいと思います。

 「使いやすい子どもにばかり頼んでいる」

 私は、現場で働いている姿を想像すると、このことをなくすのは困難であると考えています。

 使いやすい子どもにばかり頼んでいると、当然他の子は、
1 自分は役に立ちたいのに必要とされていない。
2 自分は能力がなく、能力が上がる機会もない。
3 先生は人を選んでいる。
4 自分は何もしなくても代わりにやって来れる。
5 むかつくから、わざと失敗しよう。
など、学級が荒れることに繋がってしまう。

 しかし教師の視点にたつと、
1 限られた時間のなか教師がお願いした仕事を速やかに遂行してほしい。
2 子ども全員に同じ事をお願いする余裕がない。
3 積極的に手伝おうとする子の気持ちを尊重したい。
など、自然と使いやすい子どもにばかり頼んでしまいます。

 私はまず、仕事を手伝った子を価値付け、その人の影響を受けた子の、「手伝いたいアピールをしたこと」を汲み取って他の子に仕事をお願いし、使いやすい子どもにばかり頼んでしまうことを回避していきたいと考えました。また、少人数グループをつくり、そのグループに手伝いを頼むことも行いたいと考えました。このことにより、その子達同士で仕事を分担したりすることで、能力の差を回避することができると考えました。

 今回の教師力アップセミナーでは、ヒドゥンカリキュラムという教師誰もが意識次第で改善できることを学ばせていただきました。多賀一郎先生をはじめ多くの先生方に、感謝の気持ちを伝えさせていただきます。ありがとうございました。(中澤)

5月13日 酒井さんの発表から学び得たこと (二宮)

画像1
 こんにちは、1週間ぶりのゼミが嬉しかった5期生の二宮です。今日はそんなゼミの酒井さんの2回目の発表から学んだことを書きたいと思います。

 「新任3年目までに身につけたい『超』教師術!」/中嶋郁雄

 この本から「願いや思いが伝わる話し方について考えよう」とテーマを決めてペアワークをする授業をしてくれてましたが、目的をはっきり黒板に書いてくれたのでとてもわかりやすい授業でした。またクラスがよく見えていたので状況に応じて指示ができていたことがよかったです。

 そのあとの玉置先生の指導で、「考えよう」だと、子どもが口で言ってしまえばそれまでの可能性があるので、「明らかにしよう」などに変える方がより良くなることを学びました。

 前回課題になった板書が、今回とても見やすく出来ていたので、今回指摘されたことがどう変わるのかが楽しみです。私もぜひ取り入れてより良い授業を作っていこうと思いました。酒井さん、お疲れ様でした。(二宮)

5月13日第5回5期生ゼミ記録(酒井)

画像1
 まだまだ平成が抜けきれない5期生の酒井です。

 5期生のゼミも5回目が終わりました。2回目の発表だった私が紹介したのは中嶋郁雄さんの「新任3年目までに身につけたい「超」教師術!」でした。特に印象に残ったキーワードが3つありました。

○ キーワード1 「迎えにいく」話術をみがく
 自分が思いを語り子ども達を導いていくことは、子どもの話を聞くことと同じくらい教師にとっての大切な役割の一つだと考えています。そんな話すことに関して身についておきたいこととして本書に挙げられていた「迎えにいく」話術はまさに私の理想でした。

 まず教師に限らずですが何かを話す時同時にその話を聞く人は必ず存在します。話す側にはなにかしらの伝えたいことが存在します。お互いのために話し手は、聞き手を置いてきぼりにして一方的に話すのではなく聞き手の反応を感じながら話すことはまず大前提だと考えました。

 聞き手に自分の思いを伝えるには話すのにつかう言葉だけではなく話し手の表情や身振り手振りも武器になるはずです。少しくらい大袈裟になっても聞き手である子ども達に伝えたい!という熱い思いを伝えて、自分の話に引き込むということが語るうえでは大切だと感じました。

○ キーワード2 休み時間は子どもとの時間
 授業外の時間で特に長いのは休み時間ではないでしょうか。子どもと関われる貴重な時間を提出物のチェックなどの事務作業ばかりにあてるのではなく一緒に遊んだり、話をしにいったりすることを続けることは子ども達との距離を縮めることにもなりそうです。たとえ1日10分は子どもと関わる時間にあてるというルールを自分で決めて時間をうまく使う必要がありそうだと感じました。関わる時はどの子とも関わりをもつことも大切にしたいです。

 休み時間、子どもたちは開放的になりがちなので授業ではみせない顔が見られことも考えられるはずです。普段と違う様子はないかなど気になる子がいればよく観察して、トラブルが起きれば対処して子ども達との関係を築いていきたいです。

○ キーワード3 丁寧な説明や解説はしない
 一つの考え方として手取り足取り支援するのではなく子どもらにどうするとより良いか考える時間を与えることが重要だというものがあると思います。

 また考えさせる時は書くことをセットにしたり、挙手制をやめて指名制にしたりすることは子ども達がなんとなく授業の時間を過ごすことのないようにできそうです。子ども一人ひとりに学ぶのは他の誰でもなく自分であるという自覚を持たせることが大切だと考えられます。間違っても指導や支援が教師側の自己満足にならぬようにしなければならないと思いました。

 2回目の発表ということでプレッシャーがとてもありました。自分ではできなかったところばかり目についてしまうけど、仲間にここはよかったと言ってもらえることで、次も続けよう、と思えたり自分自身に少しだけ自信が生まれたりしました。仲間のコメントのレベルがだんだん高まっているのもひしひしと感じ、一緒に学べている喜びも感じています。

 これからもたくさん吸収して、学び合える仲間を大切にしたいです。(酒井)

5月13日大久保君の発表から学んだこと(中西)

画像1
 こんにちは。5期生の中西です。5月13日、大久保君の発表から学んだことを書かせていただきます。

 今回は野中信行先生の「新卒教師時代を生き抜く初任者1ヶ月の成功シナリオ」についての発表でした。子どもに指示を出す「フリ」・フリに従う子どもの姿である「オチ」・オチに対する対応や評価を教師が行う「フォロー」の3点が子どもを伸ばすとのことでした。

 大久保君は導入の所で、ダチョウ倶楽部の芸の動画を見せ、フリ・オチ・フォローを私たちに意識させました。馴染みのある芸人さんということもあって面白く興味も湧いてきて、自然と授業の導入から引き込まれます。導入で子どもの興味関心を持たせることは、次の展開へスムーズにつなげることができます。授業の最初である導入がとても大切だと学びました。

 また前回の発表の課題であったまとめを言うときの教師の表情についても良くなりました。いつも笑顔なのではなく、大事なことを言うときは真剣な表情だと子どもは「今先生が言っていることはこの授業で大切な所だ!」と読み取ることができます。前回の反省がしっかりと活かされた、とても受けていて面白く為になる授業でした。大久保君お疲れ様でした! (中西)

5月13日ゼミ発表を通して学び(大久保)

画像1
 こんにちは!5期生の大久保樹です。今回はゼミ発表で学び得たことを書き記していきます。

 今回は野中先生の「新卒教師時代を生き抜く初任者1ヶ月の成功シナリオ」という著書を読み、授業風に発表しました。

 本の中に書いてあったフリ、オチ、フォローで子どもを動かすといった内容を授業の軸としました。

 導入では児童の身近なものから入り、展開していくことが出来ました。授業が終わり、5期生のみんなから感想を貰う時間でたくさん反省点を指摘されるだろうと思っていると、反応は驚くものでした。

 「前より格段に良くなった」と言ってくれたり、「表情を意識して授業出来ていた」と言ってくれたりしました。前回の授業の発表で、教師がお話をする時、その内容にあった表情をしなければ児童に入っていかないというご指摘を玉置先生からいただきました。その反省を意識して、今回の授業に取り組んだので、そこを褒めてもらいとても嬉しかったです。

 9月には教育実習があります。そこでは30人近くの児童を見ながら、45分の授業をしていくことになります。当然意識しなければならないことは様々ありますが、今回学んだ「フリ、オチ、フォロー」については確実に意識して授業に臨みたいです。

 まだまだ実習までに学んでおかなければならないとこはあります。それを玉置ゼミで1つでも多く学び、より充実した教育実習になるよう精進します。

 今回一緒にゼミを受けている5期生、お忙しい中授業を見ていただいた玉置先生ありがとうございました。(大久保)

5月13日遠藤さんの発表から学び得たこと(北神)

画像1
 こんにちは。五期生の北神です!5月13日に、遠藤さんが『鍛える国語教室シリーズ12子どもは授業で鍛える』からの学びを発表してくれました。その発表から学んだことを書きます。

 前回もそうでしたが、遠藤さんは、私たちが発言する時に頷きながら話を聞いてくれるのでとても話しやすいです。

 今回特にいいなと思った所は、「発言することが得意だったか得意でなかったか」という発問をした後、挙手をさせて自分がどちらの意見なのか意思表示させたことです。挙手をするためにはその発問について考えなければなりません。だから、自分がどちらなのか挙手させることは、全員参加に繋がるなと思いました。また、その後意図的指名をするためにも重要なことだと思います。

 その後、遠藤さんは意図的指名をしてみんなに理由を聞きました。そして、その理由と似ているか違うかを聞き挙手させました。違うという方に挙手をした子にはもちろん他の理由を聞きます。そこで更にすごいと感じたことがあります。遠藤さんは、同じ意見だと挙手をした子にも自分の言葉で理由を話させ、本題にもっていくためのキーワードを引き出しました。同じ意見だというか子どもも大切にしている所や、子どもの言葉を使って授業を進めていく所が素晴らしいなと思いました。(北神)

5月13日5期ゼミ発表を通しての学び(遠藤)

画像1
 こんにちは。先日読んでいた本の中に、「コミュニーケーションは鏡と同じ」と書いてあり、ドキッとした遠藤です。

 相手を尊敬しながら話すと相手も自分を尊重してくれるし、緊張して喋っていると相手にも緊張は伝染してしまうのだそうです。相手が態度が悪いなぁと思ったら、まず自分を見直すこと、そしてその嫌な態度に自分まで引きづられないことが大切なのだと書いてあり、成る程なと感心しました。

 さて今回は、そんな本の内容から思いついて取り組んだゼミ発表の第2回についてお話したいと思います。

 今回の私のテーマは、「話すこと・聞くこと」について重要なポイント考えることでした。『鍛える国語教室シリーズ12 子供は授業で鍛える(野口芳宏著)』からの学びを通して、話すことにおいては、間違える=悪いというイメージをまず教員側から払拭しなくてはいけない、という点。聞くことについては、常に相手の話からなんで?どうして?という疑問点を見つけ出すよう意識して聞く点についてまとめました。

 今回の授業では話すことにしか触れられなかったのですが、自分の意図通り、間違える=悪なのか?という疑問を投げかけるところまで出来、流れは上手く出来たのではないかなと思います。授業内容は、冒頭で述べた、「コミュニーケーションは鏡」ということを伝えるべく、そこに最終的に持っていけるよう指名の方法と板書を工夫しました。

 しかし、後ろの方の席に座っていた子から、板書の字が小さかったと指摘してもらい、改めて見ると確かに小さいことに気がつきました。書き出しから文字が小さいと、そこから大きくするのは困難なので、最初から一定の大きさを保って書けるようになりたいと思います。それ以外では、意図的指名の工夫や授業の流れなどについて褒めてもらえて、自分の意図が伝わったことがわかり、とても嬉しかったです。

 ゼミ生の仲間がこれ程沢山の意見をくれるのも、野口先生の仰る疑問を持って相手の話を聞く、という聞き方の実践が既に出来ているからだと思います。今回は授業で扱うことは出来ませんでしたが、「聞き方」についての自分の学びはレジュメに詰め込んだので、きっとゼミ生の皆に届いたと信じています。

 これからのゼミでも、今日の学びを生かして創意工夫のある授業を考えていきたいです。(遠藤)

5月15日 4期生ゼミでの学び(安部)

画像1
 こんにちは。4期生の安部です。ゴールデンウィークが空けてあっという間に1週間が経ちました。教採を控えた私たちは5月病にかかっている暇もなく、毎日力つくまで頑張っています。週2回のゼミは玉置先生にご指導をいただいて、毎回本当に多くのことを学ばさせていただいています。

 今日のゼミは最初に、いつも通りの教職教養の過去問を解き、その後、久しぶりに面接練習を見ていただきました。教職教養の過去問はとうとう2巡目に入り、みんなのページをめくる音が速くなってきていることを実感します。面接練習は2次試験も想定して、追質問を加えて玉置先生に指導してくださいました。

◎なぜ教師を目指したのか
・子どもの居場所をつくりたい、さみしい子どもをつくりたくない
→最初の切り口からずれないように 意識しすぎず、普段通りに喋ればよい
・恩師の影響 子どものもつ良さを伸ばしたい
→追質問;あなただけを褒めていたのでは?
・子どもの成長を間近に感じ、喜ぶことのできる魅力ある職業
→追質問;教育実習でさらに教師になりたいと思いましたか?
・部長の経験から、人の成長に関わることのできたときに大きな喜びを感じた
→追質問;あなたの考える子どもの可能性とは?
・先生より分かりやすいと言ってもらえた、大学では教育のセミナーに参加
→追質問;どんな先生から何を学んだか
・自己肯定感の低かった自分に先生がしてくれたこと
→追質問;自己肯定感が低いと思ったのは具体的にいつか
・自閉症である兄の存在 全員がまた明日学校に行きたいと思えるように
→追質問;インクルーシブ教育へのあなたの理解は?


◎担任になったとき、「去年の先生の方が良かった」と言われたら?
→まずは、「よく言ってくれた、言ってくれてありがとう。」という労いの言葉を言うとよい。
◎今、関心のある教育時事→教員の不祥事について大学で何らかの講義はあったか
→折に触れて色々な先生から聞いております。
◎フリースクールへの理解は?
→フリースクールについてあなたの考えは?
◎望ましい教師像
→学び続けるためにどんなことをするか
◎「先生は僕のこと全然分かってくれない、大嫌い」という手紙
→「思いを伝えてくれてありがとう。」労いの言葉、寄り添い、直接コミュニケーションをとる
◎小6、手首に傷、どうするか
→自分の命を大切にしてほしいことを伝える。テレビで面白くおかしくやっていても情報を全て鵜呑みにしてはいけない。


 適度な緊張感の中、とても良い面接練習ができました!玉置先生いつもありがとうございます。(安部)

5月13日 矢崎さんの発表からの学び(宮野)

画像1
 矢崎さんの発表を聞き、素晴らしいと思った点が主に2つあります。

 1つ目に、子供に選ばせるという課題の提示の仕方です。自分自身で考えることで、その後の答えに対して、興味や関心が深まり、理由などが自然と頭に入っていくように感じました。その際、黒板に席順の絵を貼り、何人かにその絵の中に答えを示させることで、答えが可視化され、他者の答えと比較しやすいと思いました。

 2つ目に、机間指導です。矢崎さんは赤ペンを持って1人1人を見て回り、良い回答には印をつけていました。私も実際に印をつけてもらって、自分の答えに自信を持って発言ができました。子供たちならば、尚更そうだと思います。それを毎授業続けることで、少しずつ自信を持って発表できる子が増えていくのではないかと思いました。

 取り上げていた内容もとても興味深く、表情豊かで、授業を受けていて、心地よく楽しい授業でした。もうすぐ私も2度目の模擬授業の番が回ってくるので、今日の学びを取り入れていきたいです。(宮野)

5月13日第5回ゼミ発表での学び(矢崎)

画像1
 こんにちは。玉置ゼミ5期生の矢崎です。

 今回は第5回5期生ゼミ発表での学びを書かせていただきます。私は今回の発表で「伝わることの嬉しさ」を学びました。

 発表の中で生徒役に前に出てきて自分の考えとその理由を答えてもらう場面がありました。その時、発表者が私の方を向いて話してくれたので、他の生徒役の方を自然と向いて話せるようにわざと教室の後ろの方に立ちました。

 発表が終わってから、ゼミ生からの意見をもらう時に古川さんがその私の行動が良かったと評価してくれました。後ろに行ったのは自分の中でとっさにとった行動だったので、意図が伝わってとても嬉しかったです。

 その他にも自分が用意してきた掲示物や意図的行動が評価してもらえてとても嬉しかったです。こうやって評価してもらえたのも、自分が1回目の反省をいかして発表準備をしたからだと思います。だから、これからもゼミの中での反省をいかして発表を作っていかなくてはと思いました。

 玉置先生にもステップアップしたと言っていただけました。ステップアップした課題をもっと言っていただけるように精進していきたいです。 (矢崎)

5月13日4期生ゼミの学び(安藤)

画像1
 こんにちは。ゴールデンウイーク気分も抜けていつもの日々に戻ったなぁと実感している4期生の安藤優里です。でも私たちには教採が刻一刻と迫ってきているので気が抜けません!(笑)今日は5月13日の4期生ゼミ記録を書かせて頂きます。

 今日はなぜ「コンテンツベース」から「コンピテンシーべース」へ変わったのか、つまり「内容重視の学習」から「見方・考え方などの資質・能力を育てる学習」への転換が図られている背景について考えました。

 近年AIの発達により、コンテンツベースの知識や内容といったことは全てAIが答えてくれるようになりました。もはや覚えるだけの学習では意味がありません。一方、コンピテンシーベースで見方・考え方などのAIに取って代わられることのない人間特有の資質・能力を育てることが、これからの未来を生きる子どもたちに必要な力になるということです。

 例えば、三角形の内角の和で考えると、コンテンツベースの「三角形の内角の和は180度」という知識だけを覚えることよりも、これからの時代で大切なのは、「なぜ180度になるのか」というコンピテンシーベースの考え方で、「ある辺に平行な線を引くことで、角が一直線上に集めることができる。よって180度」と言えることだと具体的な例を通して学ぶことができました。

 学習指導要領の改訂と合わせてコンピテンシーベースについて一層理解を深めていきたいです。玉置先生、本日もご指導ありがとうございました。(安藤)


5月8日第8回4期ゼミ記録(竹内)

画像1
 こんにちは。4期生の竹内です。元号が変わり、令和1回目となる5月8日(水)のゼミ記録を書かせていただきます。今回は面接での良くない解答例を聞いた上で、何が良くないのかについて考えました。

◎給食を残す子に対して、給食の必要性を踏まえてどのように指導をするか
例:「子どもは成長するためにエネルギーがいる。そのためには調和のとれた栄養バランスがある給食が大切であると考える」

 必要性は述べられていますが、『どのように指導をしていくか』が述べられていません。具体策として、クラスで給食のルールを作ったり、家庭では「トマトを食べなさいと言っているので、学校でも食べさせてほしい」などと保護者の方との連携をしていくことが挙げられました。


◎教育実習から学んだこと
例:「現場の先生方の忙しさなど様々なことを学ぶことができました」
 
 教育実習に行ってなくても分かるような事だと思われてしまうので、実際の子どもを目にして学んだことを伝えられるべきです。


◎校則違反をする子に対して校則の意味に触れながらどう指導をするか
例:「校則は学校全体の生活とリンクして守らなければいけない。規則は守るものと徹底し、許容はしない」

 なぜその子が校則を違反してしまったのかを知る必要があります。子どもの立場になって考え、側に寄り添える教師であるべきということは忘れてはいけません。


 面接に限らず聞かれている事に対して、それに合った内容を答えることが大切であると思いました。今回は面接での答え方について、自分なりの考えを述べ、そのためにどうするかといった具体策を述べることが大切であると改めて認識する機会になりました。玉置先生、今回のゼミもご指導ありがとうございました。(竹内)

4月29日の杉山さんの発表から学び得たこと(古川)

画像1
 こんにちは。 5期生の古川瑛理です。第4回5期生ゼミの杉山さんの発表からの学びについて書かせて頂きます。

 今回、杉山さんはゼミで2回目の発表で前回の発表を活かし、終始全員を見る意識を持って、豊かな表情で柔軟に発言に対し対応しているように見えました。

 また聞き手の意見を取り入れながら進行をし、途中で意見が変わった子に対しても、褒めながら価値付けをしっかり行なっており、聞き手として参加していてとても楽しい発表で見習いたいと思いました。

 前回の発表から数週間しか経っていないのに、こんなにもレベルアップしている仲間の様子を見て、とても刺激を受けました。より一層このゼミでの学びを大切にし、自分自身もみんなに負けないように成長していきたいです。杉山さん、お疲れ様でした。 (古川)

5期生2回目のゼミ発表から学びえたこと(杉山)

画像1
 こんにちは。令和改元をバイト先で迎えた5期生の杉山です。4月29日のゼミでの学びを記します。

 私は、今回のゼミで、第2回目の教育書からの授業風発表に臨みました。前回の発表よりも良い発表をしなくては!と、自分の中でプレッシャーに感じていました。

 前回の自分の発表でみんなから得たアドバイスや、他のゼミ生の発表から学んだことを活かして発表をしているつもりではありましたが、発表中は、「ちょっと良くなったかな」と感じるくらいで、そこまで大きな変化を感じることはありませんでした。ですが、発表を終えてから、玉置先生を始め、多くの人から「すごく良くなった」と言って頂き、とても満足感を得たのと同時に、わずか3週間でここまでの成長ができた玉置ゼミのすごさを感じました。

 今回私が発表で特に意識したのは、教室全体に目線を配ることと、全員参加型の授業を創ることです。講評で、多くの人にそのことを実感してもらって、自分の成長に気づきました。また、「授業中の表情が良い」という講評も頂きました。これは私の大きな武器ということを意識して、これからも発表に臨みたいと思います。

 一つだけ玉置先生からご指摘があったのは、ワークシートと板書の形は一致させたほうが良いということです。そうすることで、子供たちが混乱することを防ぎ、見やすさもあがるとのことで、確かにその通りだなと思いました。

 私の発表はあと2回あります。その2回で、もっと良い授業ができるように精進します!(杉山)

4月25日 味岡小学校参観&玉置先生の講話からの学び(加藤奨基)

画像1
 こんにちは、4期の加藤奨基です!4月25日の味岡小での玉置先生からの学びを記事にさせていただきます!味岡小にはボランティアでお世話になっているのですが、改めてゼミ生としておじゃまさせていただきました!

 今回の講話を聞いて特に印象に残った内容が、「学習の転移の難しさ」についてです。これは、知識として学んだことを実際に応用して生かすことがいかに難しいか、ということです。

 お話にあった例には、小学6年生に平行四辺形の面積を求める問題を出した時、ただ面積を求めるだけの問い方なら正答率は96%を超えるが、平行四辺形を地図上の公園に当てはめて、周りの道の長さからAとBのどちらの公園が大きいかという問い方に応用すると正答率は18.2%まで落ちてしまうという驚きの結果がありました。

 このような学習の転移が子どもたちの中でスムーズに行われるようにするためには、教師としてコンテンツ(内容)からコンピテンシー(資質・能力)を重視した教育を行っていく必要があります。また、子どもたちが授業で学んだことを上手に使うには、やはり、対話が必要です。しかし、子どもの間での対話が難しいことも事実です。そんな時、味岡小の先生方は子どもに対話の仕方=つながり方を指導されていました。教師が子ども同士をつなぐことも確かに大切ですが、子どもだけでつながれるようになるために、時にはつながり方自体を教えることも大切なのだと実感しました。

 子どもたちの応用力を伸ばして資質・能力を育成するため、会話ではなく対話のできる授業工夫や、味岡小の先生方のように子ども同士の対話の機会を増やしたり対話の仕方を教えてあげられるような教師になっていきたいな、と感じた一日でした!玉置先生、味岡小の先生方、ありがとうございました!(加藤)

4月29日 生田くんの発表から学び得たこと(長谷川)

画像1
 こんにちは。5期生の長谷川です。今回は生田くんが「図解 よくわかる授業上達法(著書 上篠晴夫)」の本を授業風に紹介してくれました。その発表から学んだことをまとめます。

 生田君は前回の反省点を生かし、生徒の発言を言い換えないこと、児童が選択した回答の挙手を全員にさせて全員参加の授業を行うこと、をしっかりと意識して、授業を行っていました。

 実際に全員参加が意識された授業を受けてみると、教室にいる全員で授業を作り上げている感じがしました。また、発言のさせ方についても、最初は個人に意図的指名をして、次に全員で答えさせる、など細かな工夫がされていました。そして、生田君の話し方は「、」や「。」 が多いため、内容や指示が明確で分かりやすかったです。

 他にも授業の始めではクイズ型プレゼンや、前回の授業よりも勢いがあり、とても楽しい授業展開でした。私も2回目の発表では、前回よりもレベルUPした授業ができるように頑張ります。生田くん、お疲れ様でした!(長谷川)

5期ゼミでの2回目の発表を終えて(生田)

画像1
 こんにちは!五期生の生田朋也です。やっと車校の卒検を終えて、免許取得まであと少しです。

 今回はゼミでの2回目の発表を終えて学んだことを書いていこうと思います。

 自分が今回選んだ本は「図解 よくわかる授業上達法」上篠晴夫先生の本です。その中で印象に残った事2点あります。

 まず1つ目は「クイズ型プレゼンをする」です。子どもにレクリエーションの指導のサークルで子どもと関わってる中で、クイズが好きではない子どもはなかなかいません。あまりレクに積極的でない子でさえ興味を持ってじっと見つめていることが多いです。また手を上げさせたりなど全員参加もできますし、プリントを穴埋め形式にしてクイズ感覚でやればポイントへの注目を喚起できます。なによりも出題している自分も楽しくなってくるので、盛り上がりにかける授業序盤や、授業の途中などで積極的にとりいれていきたいです。

 2つ目は「1人の子と対話的に話をする(別室で話す)」です。この本には授業中のやんちゃな子についての対処法として「別室法」というものを紹介していました。別室に連れていって話をするというやり方です。自分も小学校、中学校の時何度も別室に連れていかれてました。(笑)別室に連れて行くのを聞くと「またあいつ怒られてる」としか思っていなかったのですが、この別室法にはちゃんと意味があり、「児童のメンツを保つ」「児童、先生両方冷静になれる」「そのことだけ話せる」などがあります。つまりクラスの中で指摘するのではなく、しっかりと個人に直接話しかけることの大切さを訴えているのです。この本の中でこんな言葉がありました「命は大切だ。命を大切に。そんなこと何千何万回言われるより『あなたが大切だ。』誰かがそう言ってくれただけで生きていける」
この言葉で対話的の大切さがわかると思います。

 僕は教師を目指すにも関わらず今まで本を全く読んできませんでした。しかしこのゼミに入って「本を授業風に紹介する」ということをやりはじめて本を読むようになってから段々と本を読むことの面白さに気付きはじめました。さらに5、6冊読んだだけですが、沢山の良い言葉にも出会いました。発表も前回より授業の形が作れました。よりステップアップしていきたいです。ありがとうございました。(生田)

4月29日四期生ゼミ記録(加藤奨基)

画像1
 こんにちは!四期の加藤奨基です。4月29日(水)のゼミ記録を書かせていただきます。

 今回は教採過去問を解いた後、小論文で扱うデータをもとに「現代の子どもの意見形成の状況をどう読み取るか」について話し合いました。

◎現代の子どもの意見形成の状況をどう読み取るか

・「テレビ」が一番多い
・「親・教師の意見」が少ない
→☆資料の項目が多数ある、ということを踏まえて見る

<以下、多数の項目を踏まえて>
・人と話す機会が減っている
・紙媒体に触れる機会が少ない
 →教師として紙媒体を扱う機会を増やす(図書館を授業で積極的に利用するなど)
・各項目に差がある=一つのメディアだけから情報を得ている
 →複数のメディアを用意する(同じニュースで、ネットの記事と新聞記事を用意するなど)

【集団討論NGポイント!】
・発言しない
・話題に繋がりがない
・主張がずれている

【クラスでメディアを面白く扱う】
☆新聞係を二つ用意することで、それぞれ記事の書き方に違いが生じる。リアルなメディアの特徴(社によって内容に差がある)を体感できる!

 愛知県では頻出のグラフ論作の見方を全員で議論でき、とても勉強になりました!一人ではなかなか思いつけないような事も、みんなでなら思いつけるのが多人数ゼミのいいところですね!全員で合格しましょう!(加藤)

4月29日5期生ゼミ 北神さんの授業から学んだこと(木下)

画像1
 こんにちは。5期生の木下です。今回は4月29日の北神さんの授業から学んだことを書きたいと思います。

 北神さんは国語の授業の基礎や詩の授業について発表をしてくれました。

 北神さんの授業はまず3つの漢字を提示して「それぞれの部首を考えて仲間外れを考えよう。」のようにクイズ形式で始まり、子供役である私たちの興味を引く導入でした。
また、1つの詩をとりあげて最後の部分をカッコ抜きにして子供役である私たちに考えさせる授業展開もみられました。ここでは前の授業でも良いとされていた意図的指名が使われていました。

 北神さんの授業や玉置先生からのアドバイスから学んだことは多くありましたが、その中でも教材研究は自分が面白いと思ったものを使うのが良いということは大きな学びでした。自分が「面白いな。」と思ったものは子供も思うため、感覚を大切にすることが大事であることも学びました。

 また、子供を待ちすぎることはあまり良くないということも学びました。例えば「言えるよというひと。」か「言えるよーという人」であったら後者は間延びをしてしまっています。言い方1つで変わるのだなということを強く感じました。

 北神さんお疲れ様でした。(木下)
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31