11月17日、人間共育道場での学び(木下・中澤)

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 こんにちは!五期生の木下と、四期生の中澤です。今回は11月17日に行われた人間共育道場についての学びを書いていきたいと思います!

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 こんにちは。5期生の木下です。今日は11月17日に誠道塾でおこなわれた人間共育道場のことについて書きたいと思います。私は人間共育道場に参加するのは今回が2回目でした。今回もゲストの方のお話を聞いて、次にグループで話し合いをし、発表をするという流れでした。

 今回のゲストの方は山本鋼志先生でした。山本先生の生き方の中で特に「決断をするときははっきりと決断をし、尾をひかない」という生き方が特に響きました。私は逆に、決断をした後に「後からこうなるんじゃないかな…」「こうしたらこうなるんじゃないか…」と考えてしまうタイプなので響いたのだと思います。そして、決断力のあるはっきりとした人間に憧れるなともあらためて感じました。

 グループでの話し合いの後の発表ではグループで出た意見を代表して発表させていただきました。ここでは、意見をまとめる力とトーク力の大切さを感じました。グループで出た意見に加えて自分が経験した上での意見も発表することができました。
 
 今回の人間共育道場でもゲストの先生の生き方を聞いた上で色々な方と話をすることで、「こんな考え方もあるのか」と多くの気付きを得ることができました。(木下)

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 こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回は11月17日に誠道塾で行われた人間共育道場について記事にしていきたいと思います。

 私はこれまで多くのセミナーに参加し続けてきましたが、人間共育道場に参加するのは、今回が始めてでした。そのなかで印象的だったのは、あるテーマについて参加者がいくつかのグループに別れて話し合う時間でした。様々な職種、様々な年代の人と話し合う経験がなかったからです。また一つ、玉置ゼミに入らないと経験できなかったことが増えました。

 テーマは、「自分が判断する基準は何か」と、「組織としてみんなの声を吸い上げて合意形成するのに、何ができるか」の二つでした。

 私の「自分が判断する基準」は以下の通りです。

1,悩みがあって、いくつか選択肢があるとする。
2,そもそも悩みがなければ、どの選択肢でもいいはず。
3,選択肢の中からどれでもいいと思わせない原因は何か突き止める。
→それが悩んでいることの正体(自分のなかで一番こだわっていること、解決したいこと、葛藤していること)
4,それぞれ選択肢の中で、選択したいと思う理由と、選択することをためらう理由とを明らかにする。
5,悩みの正体に最も効果のある選択肢を選べるなら選ぶし、新しい選択肢があれば見つける。
6,納得しない場合、ここまで考えたこと(1から5)をそのまま他者に伝え、相談する。

 今の自分の決断は、今の自分の思い込みにすぎなく、未来の自分になって、後から後悔しないようにと考え、たどり着いた判断基準です。この考え方のベースは、玉置先生や玉置ゼミの考えが反映されています。

 私の「組織としてみんなの声を吸い上げて合意形成するのに何ができるか」については、以下の通りです。

1,「意見を合わせて形を成す」ためには、形を成す人が必須のため、リーダーは必要である。
2,リーダーに求められものは何か。
3,経験年数や能力は、個人で仕事をする場合は有力であるが、リーダーとしては、独裁思考に陥るため求められるものとしては不十分である。
4,「相手を知る心である」と私は考えている。
5,組織のみんなは全員、今日まで生きてきた環境も経験も異なる。よって一人一人の発言はそれが反映したもの。
6,よって人に対して嫌い、苦手と考える必要なし。むしろ相手はどんな人生を歩んできたのかなと探りながら関わる必要がある。
7,すると組織のみんなは、「このリーダーは自分のことをわかろうとする。わかってくれる。信頼できる。」と考えてもらえる。
8,後はリーダーが、組織のみんなに、「この人はこういう風に接するとよい」と仲介することで、組織の成員同士の繋がりが深まる。
9,普通に話し合うことで合意形成ができる。

 この考え方も玉置先生や玉置ゼミの考え方を反映しています。

 グループでの話し合いで自分の意見を言うときにこれらを伝えたところ、グループのみなさんが目を丸くなさったことに、戸惑ってしまいました。

 今回も素敵なセミナーに参加させていただき、感謝の気持ちを申し上げます。(中澤)

11月17日人間共育道場での学び(安部・長谷川)

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 こんにちは。4期生の安部と5期生の長谷川です。人間共育道場で学んだことを書きます。

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 こんにちは。4期生の安部です。人間共育道場は今回が2回目でした。短い時間ですが、本当に内容が濃く、来てよかったなと心から感じることができました。今回のゲストは、名古屋大学の教授でいらっしゃる、山本鋼志先生でした。題目は「人生の渡り方」、会が始まる前から深い内容だろうなと目に見えていました。

 先生の話を聞いていて、1番印象に残ったことは「迷ってもいい。決断したらそれなりの覚悟をもって、時間をかけてやり抜く」というお言葉です。特に、「時間をかける」という言葉にすごく先生らしさが出ているなと思いました。実際に、先生は大学院生時代、毎日朝早く学校に来て、自ら研究をするということを2年間続けたそうです。大学院に進むか否か、親の反対を押し切ってまで自分の意思を貫くことのできる覚悟、そして決断した後にやり遂げる心の強さが素晴らしいなと思いました。

 グループ内での意見交流では、年齢も職種も様々な方の中から、様々な意見が出てきました。その中でも「決断するときの基準は何か」というテーマに対して、自分が1番楽しいと思うこと、居心地が良いところ、自分が自分でいられるところ、など人それぞれ様々な意見が出てきてとても面白かったです。皆さん、自分の決断の基準をきちんともって生きていらっしゃることが素晴らしいなと思いました。私は普段、自分が何を基準に決断をしているのか、自分の中で全く意識はなかったけれど、皆さんの意見を聞いて、納得させられることが何度もありました。人として生き方や考え方などは普段、人に話す機会があまりないため、このような機会を利用し、改めて自分の生き方を見つめ直し、言葉にするという経験はとても貴重だなということを感じました。「人生は選択の連続」とよく言われます。これから先、社会に出て、必ず道に迷うということが出てくると思います。そのようなときに、今回得られた学びを少しでも活かせていけたらなと思います。

 今回もより深い学びを得られました。玉置先生を始め、小牧誠道塾の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。(安部)

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 こんにちは!5期生の長谷川です。今回は人間共育道場で学び得たことをまとめます。

 私は山本先生の言葉の中で「迷ってもいいけど選んだら、それを信じてやり抜くこと」という言葉に深く感銘を受けました。

 なぜならば、私は決めたことに対して、行動にうつすことは出来るけど、すぐに立ち止まったり、後ろを振り返って、戻ろうとしてしまったりすることがあるからです。そこには、自分の決断したことに対しての、不安や迷いがあり、それに押されてしまっている自分がいるからだと考えます。従って、今後は自分の決めたことを信じて、やり抜くことに力を注ぎたいと思います。しかし、そこには不安や迷いが混在すると思うので、そんな時は、山本先生が教えてくださった人生を渡る時に気をつけることとして「人よりも時間をかけて研究する」と言うように、私も人よりも時間をかけて、物事に打ち込むことで自分に自信をつけて、最後までやり抜くことができる自分になりたいと思いました。
 
 また、私は、それに加えて教育実習を通して学んだこととして「自分と他人を比べない」ということも大切にしたいです。それは、他人と比べてしまうと「自分の方が…。」というように、不安に繋がってしまう恐れがあるからです。「自分は自分」と言うように割り切って、最後には自分が後悔しないようにしたいです。

 今回初めて、人間共育道場に参加させて頂きましたが、自分の考え方以外の考えを知って、今後の自分に生かすことのできる良い機会となりました。このような場を設けてくださり、ありがとうございました。(長谷川)

11月17日人間共育道場での学び(古川・鏡味)

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 こんにちは、5期生の古川瑛理です。今回は、11月17日に人間共育道場に参加させていただきました。そこからの学びを書いていきたいと思います。

 今回、私は初めて参加をさせて頂きました。山本鋼志先生を初め、グループ活動を通して自分にはない様々な物事に対しての考え方や価値観を知ることができ、その中で驚きや発見がありました。

 その中でも特に印象に残ったのは、「迷っていい。でも決めたのなら、死に物狂いで時間をつくり、労力をかける。」という山本先生の言葉です。私は今、3つのボランティア、2つのバイト、1つのサークルに所属しています。そして、それぞれに役割を与えてもらっています。一つひとつそれらには責任があり、手を抜いてしまっては、必ずどこかで誰かに迷惑がかかります。また、それが自分の信頼にも関わってきます。「お願いされるのは、頼られてるということ。それはとても有難いこと」とも山本先生は言っていました。何をするのかを自分でやると決める勇気はもちろんのこと、決めたことに対して自分がどれだけ向き合うことができるか、やり遂げられるかの重要性を強く実感させられるとともに何か困った時、周りから声を掛けられる人になれる様に今自分にできることを一生懸命に取り組んでいきたいと考えさせられました。

 もう少しで所属しているボランティア、サークルで大きなイベントがあります。そこで任せて貰っている自分の役割をしっかりと果たすことができるよう、努力していきたいです。

 山本先生、玉置先生、関係者の皆様、様々な学びをありがとうございました。(古川)

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 こんにちは!4期生の鏡味です。先日、初めて人間共育道場に参加してきました。

 今回のテーマは「人生の渡り方」です。その中で、「人生の分岐点に立った時、判断材料となるものは何か」というお題がありました。そのお題を話し合う中で感じたことを書きます。

 それは人生の分岐点に立った時、「ワクワクする方、楽しみな方を選ぶ」ということです。

 まだ、22年間しか生きていませんが、私の人生の分岐点は大学受験です。私は、第1志望の大学に合格することが出来ず、浪人するか進学するか迷っていました。たくさん勉強して努力した分、とても悔しい思いがありました。担任の先生から「長い人生少しくらい遠回りしてもいいんじゃない?」と浪人の道も進められました。しかし、もう一度自分を追い込んで勉強することが出来ない、早く大学生になって受験から抜け出したいという思いがありました。そこで合格をもらった、岐阜聖徳学園大学に入学しました。(今では、入学して本当に良かったと思える大学です!)

 私は、あの時の判断を「苦しいことから逃げた」という意識がありました。しかし、そのことをグループの人たちに話した時、「それは苦しいことから逃げたのではなく、大学生というワクワクする方を選んだんだよ」とコメントをもらいました。その時に、少し自分の気持ちが軽くなりました。苦しいこと、辛いことから逃げたという意識をもっていた気持ちがなくなりました。

 私はこれから、もっともっとたくさんの分岐点に立つと思います。何が正しいか分かりませんが、分岐点に立った時は、様々な角度からゆっくりじっくり考えようと思います。
玉置先生を始め、多くの関係者の皆様、本当にありがとうございました。(鏡味)

7月7日 人間共育道場からの学び (二宮、葛山)

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 こんにちは、5期生の二宮です。今回は7月7日に行われた人間共育道場での冨田正美さんのお話から学んだ2つの素晴らしい言葉について書きたいと思います。

 1つ目は「最悪をそうぞうして最善をそうぞうする」という言葉です。これは冨田さんが阪神淡路大震災で実際に経験されたことから生まれた言葉ですが、この言葉が違う場面でも自分を助けてくれそうだと思ったので自分が学ぶことができたと思える言葉に選びました。例えば学級経営をしていたとして、常に状況が変わり続けてどんなことが起こるか予測しにくいところでも、この言葉を意識しておけば、どんなことが起こるか想像してその対策を創造していけると感じました。また授業においても結果論だと感じてはいますが、その時には最も良いと思える方法を常に考えていこうと前向きな気持ちになれました。

 2つ目は「まじめにふざける」という言葉です。これはグループで感想を共有していた時に特に印象に残りました。私は自分で真面目な性格だと思っていてそんな生き方が辛いと思うことが何度かありました。だからこそこの言葉の姿こそが憧れだと感じ、学ぶことができたと思える言葉に選びました。また、ふざけるにも限度があると思ったので冨田さんに限度を伺ったところ、「法に触らない程度に」とおっしゃっていたのでこれから少しずつでもふざけて、辛いと思うことを減らしていきたいと思いました。

 今回初めて参加させていただきましたが、普段の学校生活で学生と話しているだけでは得られない新しい考え方得られたことや、ぜひ参考にしたい生き方を考えるきっかけを作れた素敵な会だと思いました。玉置先生、冨田さん、そして道場の皆様、貴重なお時間をありがとうございました。(二宮)

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 こんにちは。特別に参加させていただきました。3年の葛山大輔です。7月7日に行われた人間教育道場での富田正美さんの話とグループワークで学んだことについて書かせていただきます。今回学んだことは2つあります。

 1つ目は「最悪を想定して最善を想像する」ということです。常に最悪の状況を想定して最善を想像すると、物事の最悪な状態と最善な状態がわかるようになります。例えば富田さんの「知多娘地域活性化プロジェクト」では、ひきこもりの子どもたちにアニメというコンテンツを使ってひきこもりを脱出するのですが、ここではひきこもりを続けてしまう最悪の状態と、それを脱出した最善を想像した上で、その子たちにあった脱出方法(アニメ)を用いられていました。このように「最悪を想定して最善を想像する」と物事の本質が見えてきて、問題解決に役立つのではと感じました。

 2つ目は、「現場に出向く」ということです。富田さんは、役所にいて机上の空論を唱えるのではなく、現場に出向き、現地の人々と交流を深めるなど、実際に行動してみることが大事たとおっしゃっていました。ここで私が学んだことは、行動することはさることながら、現場に出向くということです。教師は学校の中だけに留まりがちで、教科書に書かれたことを教えてしまいがちです。ですが実際に現場へ出向き、国の文化、貧困、震災などを自分の目で見て、体感・体験すれば、自然と視点も広がり、指導にも幅が出て、なおかつ伝えたいことがはっきりしてくると思うのです。最近、私はやっと免許がとれたので、車の運転に慣れたら、被災地である福島に行ってみたいなと思うのですが、そのように実際に「現場へ出向く」ということは新たな学びや視点を得ることができ、大切なことであると学びました。

 今回これらの学んだことを受け、それをどう生かすか考えました。まず、夢や目標といったものを設定します。ここで、富田さんのように「最悪を想定して最善を想像」します。最善の理想と最悪の結果を理解することでこれから何をするべきか、何をしないべきかが見えてくるはずです。何をするべきかわかったところで、次に「行動」します。ここでは大げさに何かをやり遂げようというのではなく、軽く、できることから一歩一歩、行動することが大切になってきます。そして行動したら、1日の充実感を感じるようにします。日記や、寝る前に1日を振り返るのも良いでしょう。1日、自分は夢や目標のためにこんな行動をしたと実感することが大切です。これらを行うと、自然と最初に設定した夢や目標に近づいていくことができます。どう生かすかを考えたことで、いかに「最悪を想定して最善を想像する」こと、まず行動してみることが大事かがよく分かりました。

 最後に、この講義をしてくださった富田正美さん、玉置崇先生、一緒にグループワークをしていただいた玉置ゼミの方々、近藤さん、すみさん、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。(葛山)

7月7日 人間共育道場(冨田正美さん)からの学び(竹内、加藤奨基)

 こんにちは。4期生の竹内です。今日は先日参加させていただいた人間共育道場について書きたいと思います。

 今回のゲストは冨田正美さんでした。冨田さんは話の中で「真面目にふざける」という言葉を何回もおっしゃっていました。様々な理事を務める冨田さんですが、プロジェクトが成功するような仕組みを真剣に考えて、実行する際にはどこかにおふざけ要素を入れていました。プロジェクトの名前や内容を聞いただけでは、冨田さん意図を理解できませんでしたが、話を聞いていくうちに実は深いところまで考え抜かれていたのだと分かりました。

 また、冨田さんと玉置先生の対談後には「たくさんのプロジェクトに参加している冨田さんの行動力と視野の広さに凄さを感じた」という声がたくさんありました。冨田さんは「自分とは違う人たちの集まりに行くと輪が広がるので、行ったことのない所に誘われたら行くようにしている」ということをおっしゃっていました。行動力があるからこそ、そういったたくさんの集まりに参加し、そこで多様な考えを見出し、それを基にまた新たに行動するといった行動力と視野を広さには相関関係があるのだと学ぶことができました。

 今回の人間共育道場を通して、私も冨田さんのような実行力を大切にしていきたいと思いました。多様な価値観の人と話す中で人間性をより豊かにする人間共育道場は私にとって楽しみな時間です。今回もこのような機会を設けていただいた関係者の皆様、ありがとうございました。(竹内)

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 こんにちは、4期の加藤奨基です。今回は、児童虐待防止を主に活動されている、冨田正美さんをゲストに招いた人間共育道場からの学びです。

 冨田さんのお話の中で特に印象深かった内容が、戦隊モノのマスクを被り街中でゴミ拾い活動をする団体で活動もされているというお話です。この活動の凄いところは、ただ単にボランティア活動をするだけではなく、主に引きこもりなどの方々に参加を募っているところです。今まで成功体験がなく自己肯定感の低い方々でも、マスクを被ることで生まれ変わって活動できるようになる、そして街の人に感謝され認められることで自信が持てるようになるそうです。

 冨田さんの行われている活動は、一見すると理想を体現したような単に面白い活動なのですが、前述したようにその真意は別にあり、とても現実的で効果的な意味合いが含まれています。しかし、冨田さんはそのことはあまり公には話さないそうです。理由は、上から目線になってしまうから。かっこよかったです。男らしさというか、拘りみたいなものを感じました。

 自分は教育実習や大学生活での体験から、子どもの自己肯定感を高める教育を行いたいと思っています。また、身近にいる自分に自信を持ちにくい人たちにも自信を持たせてあげられたら、とも思っています。そのために、自己肯定感を高める働きかけ方を卒業研究のテーマにもしています。しかし、自己肯定感を高める方法を学べば学ぶほど口で言うほど簡単なものではないということを知りました。こちらがどんなに働きかけようとも、最後の最後に決断するのは相手なのです。その「最後の決断」ができるように、冨田さんは(言葉をお借りすると)「真面目にふざけ」ながら常に考えられているのだなと感じました。また、冨田さんは他の人の自己肯定感を高める働きかけをする時は、その人が今までに積み上げた年数分の働きかけが必要な時もあると仰っていました。なので、粘り強く根気よく、そして信念を持って自分の教育観を磨いていきたいと思います。冨田さん、玉置先生、道場の皆さま、ありがとうございました!(加藤)
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7月7日 人間共育道場での学び(高桑、杉山)

 こんにちは!最近、学生ボランティアとして母校の小学校に行き、教師になりたい!という気持ちが今まで以上に高まっている4期生の高桑です。先日、ゲストに富田正美さんを迎えた人間共育道場に参加しました。富田さんの強い信念、行動力から学ぶこと、そこから考えることが多くあったので、共有したいと思います。


 私は富田さんの"何か人から頼まれたら「はい」か「Yes」か「喜んで」と答える"という言葉に衝撃を受けました。その言葉を聞いて私だったらと考えましたが、富田さんのような前向きな返答をすぐにはできず、きっとその時の自分の状況や気持ちを重視してしまうと思います。また、「はい」と返事をしたとしても「本当に自分にできるかな」と不安な気持ちがいつまでも付きまとうと思います。ですから、被災地の困っている方々のため、引きこもりの人のため、虐待を受けている子どものためにとすぐ行動に移すという富田さんの話を聞いていて、私は自分のことばかり考えていたなと恥ずかしくなりました。その富田さんの行動力の根底には、頼まれたことが新たなものにつながるという考えがあるそうです。

"未知の世界に飛び込むことで新たな学びが上書きされる"

 本当にその通りだと思います。色々考えてしまうことはありますが、まずは行動してみて、そこから経験を多く詰めるような人生を私も歩んでみたいという気持ちにさせていただきました。

 話を聞いているうちに、私とは真逆だなと感じる部分が多くあり、多くの批判を受けながらも自分の信念を貫く富田さんは生き方は心の底からかっこいい!!!と思いました。今回3回目の参加となった人間共育道場ですが、参加するたびに自分の世界が広がっていくのをひしひしと感じます。このような機会をつくってくださっている玉置先生、その他関係者の皆様、心から感謝しています。富田さん、素敵なお話をありがとうございました。(高桑)


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 こんにちは。5期生の杉山です。7月7日に参加した人間共育道場から学んだことを記します。

 今回の人間共育道場では、ゲストに富田さんをお迎えして、お話を伺いました。富田さんは、一般でいう、「社会的に弱い方々」を献身的に支援されているお方です。
富田さんは行動力がとてもある方で、やろうと思った事はすぐにやってしまいます。また、様々なボランティア活動の原動力となるものは、「全ての子供たちが夢や希望を持って生きていけるように」という富田さん自身の思いからというもので、本当に素晴らしいお方だなと思いました。

 そんな富田さんのお考えのなかで、特に心打たれたものが2つあります。
1つ目は、「真面目にふざける」ということです。

 様々なボランティア活動に精力的に活動されてきた富田さんのアイデアは、とても裏の裏まで読んだものばかりで、ここでは書けませんが(笑)、今回の道場に参加した人しか聞けないものだったり、ただフォーラムを開催するのではなく、講演者に工夫を加えたり(男性をターゲットにするなら、若い女性を起用する等)するものもありました。また、ふざけるというのはどこまでふざけていいのかという質問には、「法律にふれなければ大丈夫」ということをおっしゃっていました。それほど振り幅の大きいふざけというのはとても楽しいものだと思いますが、ただふざけるだけではなくて、その中にもしっかりとした「芯」があり、目的や目標を達成するためにさまざまな知恵を絞って行動されているんだなと思いました。富田さんのお話を伺うと、全ての活動に対して、頼まれたからやっているという風ではなく、自らが楽しんでやっているということがひしひしと伝わってきました。

 2つ目は、「常に最悪を想像して、最善を創造する」ということです。僕は、いわゆる楽観主義者で、悪い事は考えず、良いことだけを考え、万が一悪い事が起これば「ああ、起こっちゃった。でもなんとかなるでしょ。」という風に考える人でした。でも、この事を聞いて、将来教師を目指す上で、こういったことはとても重要だと思うので、常に先を見据えた行動をし、悪い事が起こったとしてもすぐに対応できるような生き方を心がけようと思いました。

 また最善を創造することも、自己肯定感の高い自己を創造することに直結する事だと思うので、今後から意識していこうと思いました。

 今回の人間共育道場での富田さんのお考えは、これまでの僕にはなかったものばかりで、とても刺激的でした。新たな価値観が僕の中で芽生えたと感じています。今回このような素晴らしいお話をして下さった富田さん、開催・運営して下さった玉置先生や斎藤さんなど、多くの方にお礼申し上げます。ありがとうございました。(杉山)
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第3回人間共育道場通信

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 2019年7月7日、冨田正美さんをゲストに迎えた「第6回人間共育道場」。その報告ができました。ぜひここをクリックしてご覧ください。

20190516人間共育道場通信

 人間共育道場通信の第2号(ここをクリック)です。ぜひお読みください。

 ちなみに第1回はここをクリックするとお読みいただけます。
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