「学校へ行けない僕と9人の先生」を読んで 矢崎

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 こんにちは。五期生の矢崎です。今回は「学校へ行けない僕と9人の先生」を読んでの感想を書かせていただきます。

 この本は玉置ゼミの必読書です。この本を読むまでは題名に「9人の先生」とあるので、きっと「僕」がいい先生に出会う話が書かれているのだろうなと思っていました。
しかし、内容は全く違っていました。

 この本を全て読み終えて私が感じたことは「教師も人である」ということです。

 私は「先生」と人から呼ばれる職業は周りから「人」とは思われにくいと感じます。どうしても、その「先生」と呼ばれる人は自分より上で出来る人、いや、完璧でいるべき人だと思われがちだと思います。

 でも、今回この本を読んで、改めて「教師も人である」ことに気づかされました。主人公の棚橋くんの人生に関わってきた「先生」「人」でした。勇気を出してわからないと言った棚橋くんを平手打ちした「先生」もいました。学校で不安を感じている棚橋くんに「わかるでしょ?学校に行っていないと困るってことが」と言った「先生」もいました。学級を上手くまとめられず、保健室に逃げ込む「先生」もいました。ご褒美と罰を与えて学級をまとめようとする「先生」もいました。様々な「先生」がいました。

 「人」にはそれぞれ生きてきた世界があります。苦手なこと、得意なこと、今うまくいっていること、うまくいっていないこと、全てが揃ってその人の世界です。当然、その世界は「先生」にもあるのです。それを理解することは大変な時間と労力が必要です。ついつい、自分の世界だけでその子を見ようとしてしまいます。

 でも、それをされた子どもはたまったもんじゃないと思います。子どもはどうしたらこの「先生」は怒るのか、喜ぶのか、この「先生」にとっての「ふつう」ってなんなのだろうと「先生」の世界を探ります。私もそうでした。そうして探る中で「いい先生」、「悪い先生」を決めていました。

 だから、私は教師になる身として、自分が「人」であることを忘れないようにしたいです。

 自分は子どもたちと同じように「人」であり、嫌な事も好きな事も、こだわりもめんどくさがりなところもあるということを忘れずに「人」である子どもたちに向き合いたいと思いました。そうすることで、自分だけの世界ではなく、その子の世界を見せてもらえる教師になれるのかなとこの本を読んで感じました。(矢崎)

素敵な本と出会って (矢崎)

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 こんにちは。五期生の矢崎です。今回は玉置先生にプレゼントしていただいた、志賀内さんの「京都祇園もも吉庵のあまから帖」の感想を書かせていただきます。

 この本は玉置先生が繋いでくださったご縁で志賀内さんが私への直筆のサインを書いてくださった、とても特別な本です。この本はとっても素敵でした。志賀内さんの文章はスッと私の心に心地よく着地していきます。どんどん本の中の世界へ入っていきました。

 この本は京都の祇園を舞台とした小説です。その祇園で元芸妓さんをしていたもも吉さんが一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」の女将をしています。その「もも吉庵」に悩みを抱えた人が訪ねてきて、もも吉さん特製の麩もちぜんざいを食べ、気付けば悩みを吐露している、「もも吉庵」はそんな場所なのです。悩める人にもも吉さんは心を解きほぐす言葉をかけていきます。

 もも吉さんの言葉は人として自分はどうあるべきか考えさせられるものばかりでした。

 もも吉さんは「叱るときには『慈眼』が必要だ」と言います。「慈眼」とは簡単に言えば、「思いやり」です。これは当たり前のことかもしれません。でも、私は叱る時は、叱る側の考えや生き方が主体となりがちと思います。「私はこうやって生きてきた、だから大丈夫。」と相手に伝えているのと一緒ではないでしょうか。それはその人への「思いやり」が欠けています。

 しかし、十人、人がいれば十通りの性格があるのと一緒で、人にはそれぞれの人生があります。その人の今までの人生は叱る側の人生とはまるで違います。だからこそ、その人を「思いやる」ことを忘れてはいけないのです。その人の今までの人生を慮ってその人と対話することを忘れてはいけないのだと学びました。

 また、もも吉さんは「頑張る」と「気張る」の違いを教えてくれました。「頑張る」は「我を張る」こと、自分独りよがりのこと。「気張る」は「周りを気遣って張り切る」ということ、周りの人たちを巻き込んで、助けたり助けられたりして、色々な考えを1つにまとめて自分の力を発揮すること。

 この言葉に私はハッとしました。私はつい、自分に何か任されたときに「頑張って」しまいます。周りにもっと頼ってよ、一人でやらないでと言われます。そんな言葉に私はなんて言葉をかけてくるんだろう、信じられないと思っていました。しかし、もも吉さんの言う通り、私は「頑張って」いたのです。だから、これから、私は「気張る」ことを目指したいです。そして、「頑張る」人に「気張る」環境をつくれる人間になりたいと思いました。

 そして、「ふつう」についても考えさせられました。ご飯を食べる前に「いただきます」を言うこと。食べた後に「ごちそうさま」を言うこと。落ちているゴミを拾うこと。
これらは人として普通のことです。でも、つい忙しく生きていると忘れてしまうことばかりです。でも、そういう当たり前のことができる人を人は見ています。人として当たり前のことをできるようにしていきたいと思います。

 「大事な人」についても考えさせられました。毎日一緒にいる家族、友達、恋人についイライラしてしまうことがあります。それはきっと私が心を許しているから、その人のことをよく考えようとしているからでしょう。

 だからこそ、その人と笑い合う時、気付いてはいませんがとっても幸せなのだと思います。でも、情けないことに、そういった感情はその人を失ってから気付くものです。

 でも、この本を読んで、「相手が幸せなら、自分も幸せ」だということに気づかされました。自分が幸せなら、きっとその人も幸せに感じてくれているということです。だから、どれだけその人と幸せになれる瞬間が多くなるかは私の関わり方にあるのだと思い、「大事な人」に誠実でありたいと改めて思わされました。

 最後に、「苦労」について考えさせられました。人生、生きていれば様々な「苦労」があります。

 それは人それぞれです。他人から見て、一見小さな「苦労」だと思われることでも、その人からしてみれば、とてつもなく大きな「苦労」なことだということもあります。そう、「苦労」に大きいもの小さいものないのだと私は思っています。人の「苦労」を自分のはかりで測ることはできないし、してはいけないのだと思っています。

 そして、小説の中で無轍様が言った「神様がときどき人に苦労を与えてくださる。」という言葉に私は覚えがありました。

 母が亡くなった時に祖母が私に言った言葉だったのです。
「かえちゃん、神様は乗り越えれる人にしか苦労を与えないんだよ。」と。 
 私はその言葉を今も心の中で常に座右の銘にしています。小説の登場人物たちが言っていた、「こんな苦労いらん。いやや。」という言葉。痛いほど分かりました。

 でも、なぜなのでしょう。神様はその「苦労」を私たちに与えるのです。その「苦労」を私たちは乗り越えて「財産」にしていかなくてはいけないのです。これから教師をしていく中で、自分自身はもちろん、子どもたちの「苦労」を見るときが多々あると思います。本当に辛い時、人は月並みの言葉では「苦労」に立ち向かえません。「覚悟」がないと無理なのです。その時に、私はこの無轍様や私の祖母のように、その子に「覚悟」を持たせてあげられるような言葉をかけたいです。そのためにこれからも「苦労」と付き合って、「財産」にしてやろうと思います。

 この本でたくさんの「言葉」をいただきました。私にとってこの本と出会えたことは財産です。志賀内さん、玉置先生、素敵な本を本当にありがとうございました。(矢崎)

さあ勇気を出して一年を過ごしていこうか(中澤)

 新年明けましておめでとうございます。この記事を読んでいただいている全ての皆様の御健康と御健勝を御祈り申し上げます。四期生ゼミ長の中澤佑太です。六期生の皆様はじめまして。今回は、今年の抱負を書きながら、六期生のために自己を紹介できたらなと思います。

 新年を迎えるにあたって、私は一つの目的を掲げました。それは、『この一年間をどう過ごすかによって、私は死ぬまでどう生きていくことになるのかが決まる』です。

 私のことを書く前に他の四期生にも当てはまるなと思ったことを書きます。

 四期生は、この四月から教師という仕事を担う社会人としてスタートをきります。それはつまり一年間に渡る子どもたちとの関わり、毎日の安定した授業提供、保護者との関わり、同業者との関わりをし続けていくことになります。当然そこでは、予想外のことが身にふりかかり、頭を抱えたり、困惑したり、落ち込んだり、理不尽のあまり怒ったりします。失敗の連続になると思います。当然一年目であるという支援もあります。

 しかし、だからこそ私は『この一年間をどう過ごすかによって、死ぬまでどう生きていくことになるのかが決まる』と考えることが大切ではないかと思いました。言い換えれば、予想外の事態に直面するたびにどう考えて、どう感じて、どうするのかが、その後の教師人生での無意識のくせになり、自身がより良い教師になっていくのかが決まるということです。よってこの一年間、毎日を過ごすなかで、一日一日を徹底的に分析することが大事になると考えました。

 さて私の話をします。私の場合は複雑ではないけれど、少し難しいことになっています。とりあえず私のことを知らない人のために、簡潔に玉置ゼミに入った後の中澤を紹介すると、

1,大学二年生以前の記憶、そして三年生の記憶がなくなる。
2,玉置ゼミで学んだことがそのまま自分の性格、思考、判断、表現など人格を形成する要素となる。つまり人格が変わる。
3,小学生のころからの夢であり周囲からも期待されていた教師になるという信念を抱いてきたが、自分を知ることで、名古屋市公務員になるという信念へ変わるというか成長し、来年から東京アカデミーで法律を学ぶなど修行をする。

 このような感じになります。おそらくよく分からないと思うし、そんなことが現実に起こるか信じられないと思われると思いますが、事実だから仕方がない。証人は最低27人はいます。(笑)

 ゼミに入ってから二年間私は様々な恩恵を与え続けていただきました。しかし当然大学を卒業すればそのようなことはありません。(無論一生続くゼミという言葉の通り、相談できる環境があるというだけで贅沢でありがたいわけですが。)

 けれども私は、与えていただいた物事の考え方や能力を駆使した新しい生活スタイルを確立したいと考えています。どんな仲間を何人作るか、人間付き合いをどうしていくか、私はどんな性格でどんな風に日常を過ごし、仕事や課題、目的にむかってどう乗り越えるのかを、これから出会う人達に知られたいのかを作り上げたいと思っています。勿論名古屋市公務員試験当日までどうゼミで培った力を駆使して積み上げていくのかもあります。

 よって、『この一年間をどう過ごすかによって、私は死ぬまでどう生きていくことになるのかが決まる』という抱負を抱くことになりました。この一年間、毎日徹底的に振り返り大切にしていきたいと思っています。

 ここから五期生六期生へメッセージです。

 五期生のみなさん。教採の一年を迎えましたね。皆さんに言いたいことは、『この一年をどう過ごすかで、教師としての自分をどこまで知ることができるかが決まります。』難しいことを言ってるのでなく、自分が教師として本当に生きていけるのか、またどんな困難が待ち構えていて、どう自分は考えて乗り越えていくのかを理解できるのかということです。それがわからなければ面接官も、この人は教師にしておけないなと判断されても仕方がないことになるからです。一年間自分と向き合いましょう。

 六期生のみなさん。ようこそ玉置ゼミへ。皆さんに言いたいことは、『この一年をどう過ごすかで、今後の人生がより幸せになるかが決まります。』玉置ゼミに打ち込めば打ち込むほど今以上に素敵な人になるし、人生変わるよということを言いたいです。玉置ゼミにはそれだけのパワーがあります。あなた次第でそのパワーをどれだけ引き出せるかが変わります。素敵なゼミライフになることを願います。

 ゼミ関係者に現状報告するたびに、良い意味で驚いてもらえる報告をし続けられるように、この一年間挑戦し続けていきたいと思っています。以上で抱負を終えます。お読みいただきありがとうございます。今年も御指導御支援よろしくお願い致します。(中澤)
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玉置ゼミ 6期生 中江真帆 自己紹介

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 こんにちは!玉置ゼミで勉強させていただくことになりました!特別支援教育専修2年の中江真帆です。初めて記事を書かせていただくので自己紹介します。

 私は三重県の伊勢市出身で現在は大学に通うため岐阜市でひとり暮らしをしています。ひとり暮らしをする前はホームシックになったりするものなのか心配していましたが、ひとり暮らしを始めるとホームシックの「ホ」の字もでないほどでした…笑。(家族はよく寂しがります)

 そんな私ですが、地元伊勢市は自慢の町だと思っています!伊勢市といえば伊勢神宮が1番有名だと思います。初詣にはいつも伊勢神宮を訪れていて今年も参拝してきました!
 
 1枚目の写真は外宮の勾玉池です。私が幼い頃によく遊んだ思い出の場所です!今は私の子ども時代よりきれいになっていて昔の姿を懐かしく感じます。家から神宮まで行くのは苦ではないのでふとした時にふらっと立ちよることができます。成人式の日も神宮に参拝する伊勢市の新成人は多いです。私もそのひとりです(笑)。

 また、余談が重なりますが伊勢に帰れば私の大好きな愛犬に会うことができるので帰省するときはいつもそれが楽しみです(笑)。

 2枚目の写真を見てください!今年で5歳になりますがとっても小さくて彼の背中は靴のサイズほどしかありません。私が帰ると毎回出迎えてくれる優しいわんこです!

 さて、私の教師像の話を少しさせてください。私は子ども一人一人に向き合うことのできる教師になりたいと考えています。特別支援教育を勉強したいと思ったのも通常学級を超えていろんな特性をもつ子どものことを知りたいと考えたからです。

 玉置ゼミ加入のきっかけは、1年生の時に玉置先生の授業を受けて多くの教師像を知って玉置先生のもとで勉強したいと思ったことでした。玉置ゼミでは学級経営や授業づくりを学び、自分の理想の教師を目指していきたいと思っています。これからたくさんのことを学んで日々努力を重ねていきたいです!よろしくお願いします!(中江)

玉置ゼミ6期生 伊藤 幹太 自己紹介

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 初めましての方ははじめまして、記念すべき玉置ゼミ6期生として玉置先生のもとで学ばせていただけることになった伊藤幹太です。

 いきなりですがこの世には2種類の教師しかいません。

 授業の中に沢山の工夫があり、子供が学びつつ学ぶことに対して楽しいと思えるような授業づくりができる教師。そして、その他の教師、私は前者を目指しています。玉置先生の教師論で授業工夫のヒントをいただき、玉置ゼミでもっと学びたいと思いました。希望どうり玉置ゼミの6期生にさせていただけたからには、様々な先生から技術を盗み理想の教師像に近づけるよう頑張っていきます!

 少し真面目な話ばかりしてしまったので雑談をしたいと思います。興味がある方は読んでくださるとありがたいです。

 私の自己紹介をさせていただきます。手短に済ませるのでお付き合いください。岐阜市に住んでおり私の家は、母、私、弟、弟、犬(オス)猫(オス)猫(オス)という母以外男という環境で育っています。そのため女性の方の扱いがわからないため、たまに失礼な言動をする恐れがありますが、広い心と温かい目で許していただけると嬉しいです。

 また一番好きなものは「友達」で1日の睡眠時間以外のほとんどの時間を友達と過ごしています。一人でいるのが苦手で暇さえあれば小学校、中学校、高校、大学それぞれでできた友達と遊んでいます。ゼミの同期とも仲良くなりたいです。そのためにも沢山自分から話しかけていきたいです!(伊藤)

玉置ゼミ6期生 金子奈央 自己紹介

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生になりました、金子奈央といいます!教育学部保育専修の2年生です。今回は初めての記事ということで、自己紹介をします!

 わたしは岐阜県中津川市出身です。すごく田舎ですが、自然豊かで美味しいものもたくさんあっていいところです。現在1人暮らしをしていて、すごく楽しいですが寂しくてすぐ帰りたくなります!

 わたしは、食べることが大好きです!大学になって一人暮らしをして友達とご飯に行くことも多くなり美味しいものと沢山出会いました!二枚目の写真は大学の友達ですが、みんな食べることが好きなので美味しいものを探してみんなでおいしいを共有しています。おいしいお店があったらぜひ紹介してください!(笑)

 さて、わたしは現在、保育専修で学んでいます。玉置ゼミには今まで保育専修の先輩がいなかったとお聞きしました。その中で不安なことも沢山ありますが、自分なりに頑張っていきたいと考えています。

 保育で重要とされるものの中に『子ども理解』があります。私は子どもに寄り添える教師になりたいと考えています。これまで学んできた保育学を強みにして玉置ゼミで自分の理想像を明確にしながら取り組んでいきたいです。学級経営や授業づくりについてはゼロからの学習となりますが、その分たくさんのことを得られるように精一杯がんばります!
これからよろしくお願いします!(金子)

玉置ゼミ6期生 松浦遥菜 自己紹介

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生になりました、松浦遥菜(まつうらはるな)です。これから玉置ゼミの一員として活動していく上で、私のことを皆さんに知って頂きたいと思うので、簡単な自己紹介をしたいと思います。

 私は岐阜県の大野町出身です。5人家族で父、母、弟、妹がいます。私は現在、実家から車で通学しています。

 大学内では、「岐阜聖徳学園大学 柳」というよさこいサークルに所属しています。このサークルでは学部や専修などは関係なく、様々な人と関わります。同期はもちろん、先輩や後輩との関わりも強く、柳でしか経験できないようなことが沢山あります。ハードなスケジュールで大変な時もありますが、仲間たちと一つの目標に向かって、一緒に頑張るというかけがえのない経験をしています。ゼミや授業などの学業とこのサークルとの両立を4年間保っていけるよう頑張っています!

 私が玉置ゼミを希望した理由は、私が学びたいことが学べるゼミだと思ったからです。具体的には学級経営や授業作りについて深く学べるという点です。模擬授業やセミナーを通して、実践的な学びができるところや現場の声を多く聞けるところにとても魅力を感じました。私は先日初めてセミナーに参加しました。そこで強い衝撃を受けました。詳しくはまた記事を見て頂けると幸いです。

 そのセミナーに参加して、玉置ゼミの強みを改めて実感しました。これから約2年間様々なことに積極的に取り組んで、より多くのことを吸収できるよう、精一杯頑張ります!よろしくお願いします!(松浦)

玉置ゼミ6期生 中野 紗希 自己紹介

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 こんにちは!玉置ゼミに6期生として参加させていただくことになった中野紗希(なかのさき)です!はじめての投稿ということで少し自己紹介をさせていただきます。

 私は愛知県犬山市出身で、大学には毎日2時間ほどかけて電車で通学しています。サッカー部に所属しているので、帰りも遅くなることもあるので、電車通学は大変ですが、年子の兄が下宿生なので、私は四年間電車通学になりそうです。

 中学校では、ソフトテニス部に所属しており、高校では陸上部に所属しており、先ほども少し話しましたが、今はサッカー部のマネージャーをしています。このように、何かを長く続けたことがなく、何かに熱を注いだ経験があまりありません。

 しかし、唯一ずっと私の中で変わらずに存在しているものが、将来の夢です。それは教員になることです。

 私が教員を目指したきっかけは、兄によく勉強を教えてもらっていたということです。兄が教えてくれると今までが嘘のように勉強がわかり、分かるのが楽しいと感じるようになりました。なので、私は尊敬する先生がいたわけではないので、理想の教師像の具体例が私の中にはありません。ですが、大学に入り、学んでいるうちに、自分が尊敬する先生が思いつかない分、私自身が児童生徒たちに尊敬される先生になりたい。と思うようになりました。玉置ゼミで、児童生徒たちに尊敬され、いつまでも児童生徒たちの心に残ることが出来るような先生を目指していきたいと思っています。これからよろしくおねがいします(中野)

玉置ゼミ6期生 池戸颯 自己紹介

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 はじめまして!岐阜聖徳学園大学 玉置ゼミ6期生になりました!教育学部2年の池戸 颯(いけど そう)です!初の記事投稿ということで自己紹介とこのゼミに入りたいと思った理由について書きたいと思います!

 出身地は愛知県名古屋市港区です。所属しているサークルはよさこいサークルの柳で毎年8月下旬に行われる日本ど真ん中祭りに向けて日々練習に励んでいます!僕のスケジュールはほとんど柳が中心となっており、かなり力を入れて活動しています。中学生の頃はサッカー部に入っており、高校では卓球部に入っていましたが、大学にはこのサークルに入り、充実した毎日を過ごしています。

 趣味は食べること、寝ること、踊ることでこれで一日が終わってしまうことがほとんどです。なのでこれからこの玉置ゼミでこれらの趣味の中に『学ぶ』という新たな趣味を付け加えたいと思っています。

 次に僕がこの玉置ゼミに入りたいと思った理由についてです。まず、僕はゼミを選択するとき最初から絶対に教職ゼミに入りたいと思っていました。そして様々な実習を経験して、大学で学ぶことも大切ですが、そこでは学べないこと、理論だけではない、直接自分が学ぶことの大切さを感じ、また実習で多くのことを学んだ事からもっとより多くの授業を直接学校に行って観て学びたいと思うようになりました。この願いを叶える事ができるのがこの玉置ゼミでありここに所属し、学ぶことで自分は大きく成長できると感じた為、このゼミに入りたいと思いました。

 僕はこのゼミでより良い指導が行き届くような学級づくり、生徒作りについて学んでいきたいと考えています。このゼミに入れていただいたからには自分の成長の為、努力は惜しみません!これからのゼミの活動、それによってできる自分の成長がとても楽しみです!よろしくお願いします!(池戸)

玉置ゼミ6期生 名桐大智 自己紹介

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 こんにちは!この度、玉置ゼミ6期生としてこれから活動させていただきます、名桐大智(なぎり だいち)と申します。簡単な自己紹介をするので、もし宜しければ少し目を通していただければ幸いです。

 私は、愛知県名古屋市の出身で、大学までは毎日電車で通学しています。5人家族で、父、母、私、妹、弟という家族構成です。最近は、妹と弟も高校生になったということで、昔よりは喧嘩が減り穏やかな生活ができています。

 小中高と野球をやっていました。ポジションはピッチャーや内野を守っていました。部活の仲間とは今も仲が良く、特に中学校時代の同期と後輩とは今でも盛んに連絡をとり、日程を合わせ集まったりしています。野球をすることももちろん楽しかったですが、仲間と過ごした時間は今でもかけがえのないものとなっています。

 さて、少し真面目な話になりますが、私は将来児童生徒に信頼される教師になりたいと考えています。立派な教師像というのは人それぞれだと思いますが、私の中では子どもたちに信頼され、けじめがつけられる人が理想です。

 玉置先生のゼミでは、学級経営のことを多く学べたり、様々な講演会に参加させていただけたりと、自分の財産となり得る経験がたくさんできます。教師は、児童生徒にとって親に次ぐ第二の大人です。自信を持って教師という仕事を全うできるよう、たくさん学んでいきたいと思っています。これからどうぞよろしくお願いします!(名桐)

2020年1月4日第3回学び続ける教師の会開催(玉置)

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 2020年1月4日、1期生・2期生・3期生による「第3回学び続ける教師の会」を行いました。

 午後3時からはレンタル会議室で、それぞれから去年1年の振り返りをしながらの情報交流会。1期生はさすが教員3年目。表情にも実践内容にも余裕が感じられました。一方、1年に満たない3期生は表情が硬く、日々必死という人もいましたが、当然のことと聞いていました。

 また他地域での教育事情を聞き、自分が取り組んでいる教育活動の意義について考える機会にもなったようです。いずれにしても、それぞれの勤務校で順調に教員生活を送っているようで、元指導者としてほっとした2時間30分でした。

 場所を変えて、人数がさらに増えての懇親会では、教員生活ばかりではなく私生活の話題も飛び交い、ゼミの横のつながりばかりではなく、縦のつながりのよさを感じさせてくれました。

 この会を提案したのは私です。卒業後、ほぼ同業に就くわけですので、ゼミの横のつながりばかりではなく、縦のつながりも大切にしておきたいと思っての「学び続ける教師の会」です。

 先日も同じ地で働くことになった2期生と4期生の出会いを作りました。記事から縦のつながりのよさを感じていただけると思います。

 ゼミ生はますます教育活動の場が広がってくると思います。思わぬところで、玉置ゼミでのつながりが生きることもあると期待しているところです。

 私にとってはゼミ生から元気を出させてもらう会になっています。また教育学部の大学人として今後の講義のヒントももらっています。今回も充実の1日となりました。ゼミ生に感謝の日でした。(玉置)

※写真は懇親会後のワンショットです。実は全員が集合していると思って撮ったのですが、そうではありませんでした。研究室HPトップの写真が懇親会参加メンバーの写真です。なお、情報交流会には3期生の菱川君が特製ケーキを持って参加してくれました。ごちそうさまでした。

あけましておめでとうございます

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 2020年となりました。

 あけましておめでとうございます。

 今年も玉置ゼミ生一同で、ゼミでの学び、セミナーや学校訪問での学びなどを中心に発信します。

 稚拙な内容もあるとは思いますが、「書くことによって学ぶ」というゼミ方針のもと、わずかな成長でも目指して発信し続けたいと思います。

 おかげさまで、4月には玉置ゼミHP開設6年目に入ります。今年もどうぞよろしくお願いします。(玉置)

2019年振り返り(玉置)

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 2019年の振り返りを「三楽の仕事日記」に書きました。

 書きながら、今、自分があるのは皆様からの支えがあってこそ。
 改めて感謝する年末です。

 もっと書いておきたいことはありますが、長くなりすぎるで、このあたりで。
 よろしければお読み下さい。

 ここをクリックしてお読みください。

2019年の振り返り(高桑)

 こんにちは、4期生の高桑です。私は今日、バイト納めでした。そして、その年内最後のバイトで社員の人に怒られました(笑)怒られた原因は、レジである間違いをしてしまい、お客様にご迷惑をおかけしたからです。その社員さんは朝から機嫌が悪かったので、怒られるだろうなぁと思ったら案の定「ちょっと来て」と裏に呼ばれました。怒られた直後は、「自分が機嫌悪いからって、ちょっとの間違えで、そんなに言わなくてもいいじゃん」とムカムカしていたのですが、「あの社員さんも私のことを思って言ってくれてるんだろうな」と考えると、なぜか気持ち良くなりいつも以上に笑顔で楽しみながら接客することができました。

 これだけを聞くと、前向きな人だなぁと思われるかもしれませんが、私はもともと何事もマイナスに捉えて、落ち込むことが多くありました。変われたのは、教採合格に向けて、周りの人の良さに影響を受けながらも、知らなかった自分の良さを知り、さらに自分のことが好きになれたからだと思います。

 教採期間は正直辛かったです。ゼミのみんなには、本当に支えられました。週に何回かある面接練習では、話し下手で伝えたいことがうまく伝えられない私に対しても真剣にコメントをしてくれて、私の良さを見出してくれました。また、学食に行くと自然と玉置ゼミが集まっており、一緒に暗記単元の覚え方をつくったり、雑談をして笑いあったり、気づくと私にとって心温まる居場所になっていました。個性的な12人の仲間がいたから、私は自分にしかない個性を見つけ、自分で自分を認められるようになりました。

 最近、同じ中学と高校に通っていた友人と話す機会があったのですが、その時に「かりんって本当に変わったよね」と言われました。「前が暗かったわけじゃないけど、さらに前向きで明るくなった」と言われ、自然とゼミのみんなの顔が浮かびました。大袈裟だと言われるかもしれませんが、私の人生は玉置ゼミなしでは語れません。玉置ゼミに入って、特にこの1年は色んな面で成長することができたと実感しています。玉置先生やゼミのみんなには本当に感謝をしてもしきれない、そんな1年間でした。2020年も、大学を卒業して就職しても、一生玉置ゼミのみんなとは関わり続けていたいです。そして、みんなと切磋琢磨しながら、もっともっと成長したいです。こんな私ですが、これからもよろしくお願いします!!

 最後になりましたが、良いお年を!(高桑)
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ありがとう、2019年!(鏡味)

 こんにちは!4期生の鏡味です。最近、風邪やインフルエンザが流行っていますが、皆様体調は大丈夫でしょうか?

 さて、私はたまたま家でゆっくりする時間があり、年末ということで自分の部屋の掃除をしました。掃除をする中で、懐かしいものがたくさん出てきました。

 それは、友達からもらった手紙、卒業アルバム、中学、高校の通知表などです。

 中でも1番目に止まったのが、教員採用試験の勉強で頑張った物たちです。面接ノートや、ゼミの時間に解いたプリント、教育新聞を切り貼りしてまとめたノートもありました。我ながら、頑張ってたな〜と振り返ってました。今は、もうあの頃には戻れません笑

 ノートや参考書を見て懐かしんでいたので、掃除を終えるのにとても時間がかかってしまいました…(笑)。

 今年2019年は、間違いなく、夢に向かって努力した年だと胸を張って言えます!と同時に頑張ることができたのは、ゼミの仲間がいたからです。一緒に勉強したり、アドバイスをし合ったりする仲間がいたから、乗り越えることができました。4期生のみんな、本当にありがとう。

 そして私たちゼミ生をここまで導いてくださった玉置先生に、感謝の気持ちでいっぱいです。4月から教師として、玉置ゼミで学んだことを生かして頑張り、恩送りをしていきたいと思います。

 多くの人に支えられ、努力できた2019年は、思い出に残るとっても素敵な1年でした!来年の4月からは社会人。2020年も良い1年になりますように。

 皆さま良いお年を!!(鏡味)

※写真は以前伊豆に遊びに行った時のものです!
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「マジスター〜見崎先生の病院訪問授業〜第1集」 を読んで(矢崎)

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 こんにちは。五期生の矢崎です。今回は「マジスター 見崎先生の病院訪問授業」(原作 山本純士 漫画 棚園正一)を読んだ感想を書かせていただきます。

 この本は玉置ゼミの必読書となっています。必読書と先生が仰るのだから難しい本なのかなと思っていました。しかし、この本は玉置ゼミの蔵書としては珍しい漫画でした。だから、とても読みやすかったです。そして、なにより、力強い言葉に加えて、漫画に出てくる主人公たちの目の光からもメッセージが伝わってきて、文字だけの本とは違う魅力を感じました。

 この本は、「病院訪問教育」を題材としており、私が初めて触れる教育の種類でした。「病院訪問教育」は文字通り病院を訪問し、そこに入院する子どもに対し、週3回程授業をするものです。その週3回程の授業がその子にとっての学校となります。
 
 多くの人の「病院」という場所は風邪や骨折など、日常に多く起こりうる病気を診察してもらう場所だと思います。

 しかし、大きな病院の1つ上の階に上がってみてください。そこの空気は外来の階とまったく違います。とても静かで、落ち着いていて、優しい看護師さんがいらっしゃる安心できる空間です。しかし、どこか常に暗い影があるように私は感じます。

 1つ1つの病室に戦っている人がいらっしゃいます。その皆さんは一人ひとりがとても強い方々です。しかし、きっと常に前向きにはいられないでしょう。それが、私の感じる暗い影ではないかと思います。そんな一人で戦わなくてはいけない病室に私達より若い子どもたちがいて、戦っているのです。

 病室の子どもたちは幼い心で一生懸命、自分の状況を受け入れようともがいています。そこに健康な大人が授業をしに来て、「元気出して」「大丈夫だよ」と声をかけてきたら、きっと心がえぐられるでしょう。だから、見崎先生はじっと子どもたちをジッと待ちます。その子が自分のことを受け入れてくれる心のスペースを作ってくれるまで待ちます。

 この「待つ」という行為は大人には難しいのではないでしょうか。大人になっていくにつれ、答えを求めて、悩むのを拒んで、そのくせ綺麗事は増えていきます。人生経験が少ない、子どものならではの先の見えない不安にズカズカと大人は踏み込んでいきがちです。

 その子のペースに合わせるという「待つ」ということを大切にしなくてはとこの本を読んで改めて感じました。

 待つことで子どもたちに受け入れてもらった見崎先生は独特の授業をしていきます。その授業は子どもたちにとって「明日への希望」になり得ていました。「明日への希望」という言葉がこの「病院訪問教育」にとって重要なキーワードであると感じました。
 
 この漫画を読み、改めて自分の現在や過去を振り返って、私は、人が「明日への希望」をもてた時のサインは「目の中に光が灯った時」なのではないかと考えました。

 私は大きな病気をしたことはありません。入院をしたこともありません。ですが、私の母は長い間闘病していました。その姿をずっと見てきました。母は私に弱音を吐いたことは決してありません。とても強い人でした。でも、幼かった私にも、闘病の辛さからなのか、日に日に母の目の中の光が暗くなっていくのがわかりました。その光が消えていくのが幼い私にとって怖いことでした。だから、楽しい話をしようと努めていたのをよく覚えています。楽しい話をすると笑ってくれる母の目に光が戻るのが私にとって、とても嬉しいことでした。

 この漫画に出てくる子どもたちの目も最初、光がありません。でも、見崎先生の授業を受けたり、梅先生の一生懸命に向き合ってくれる姿を受けて目に光が戻っていきます。
 
 この光は決して闘病している人だけに関係しているものではありません。誰にでも光をなくす瞬間があります。教師という仕事をしていれば、光をなくした子どもに出会うこともあると思います。だから、私はその子の目に光が灯る関わり方をしたいです。私は決して見崎先生の様には上手に子どもとは関われません。梅先生より悲惨だと思います。でも、その子の顔を、目を見て話すことはできます。私が話していく中でその子の目に光が灯る瞬間を見逃さない教師になりたいです。(矢崎)
 

玉置先生、二期生佐久間さんとのお食事!(加藤諒太)

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 今日は、玉置先生に二期生の佐久間さんとお話をする機会を作っていただき、玉置先生、佐久間さん、私の3人でお昼にお食事に行きました!

 たくさんのお話をすることができ、とても謙虚で「さすが玉置ゼミの先輩だ‥」と大変勉強になる話ばかりでした。特に現場に出てからの教師としての学び方については大変勉強になりました。

 佐久間さんは何かに悩んでわからなくなってしまった時、「聞くより、教室を見に行かせてもらって学ぶ」と仰っていました。何をしたらいいかわからない時、いいなと思った教室をじっくり見せてもらい、自分の目で見て学ぶことが大切だそうです。まず、指導を受けた時にはやってみることが大切だともおっしゃっていました。

 また、学習指導要領をよく読むことが大切と指導を受けたそうです。教採の勉強の時のような覚えるような読み方ではありません。指導書に載っている学習指導案を参考に授業をするのではなく、学習指導要領の目標や領域をよく読み、どんな力をつけることができるのかなどを読み取り、授業を作るそうです。非常に難しいことですが大切だと仰っていました。

 佐久間さんのお話を聞いていて、学び続けるその姿勢が大切なのだと感じました。僕もその姿を見習えるようたくさんの人に教えを乞うていきたいと考えています。

 どの話も現場に出ないとわからないことばかりでとても参考になりました。それを踏まえた上で、今気張りすぎてもダメだよと、玉置先生からお言葉を頂きました。周りの環境は入ってからしかわかりません。ただ、どんな環境であっても、一人の社会人として適応していきたいと思いました。気を張って身構えて4月を迎えるのではなく、笑顔で希望を持って迎えたいと思います!佐久間さんも帰り際に、「学校・職員室を楽しむことも大事だよ」と仰っていました!職場での人間関係なども大切に、教師としての1年目を踏み出せるようにしたいです!!

 最後に、このような機会を用意して頂いた玉置先生、貴重なお話をしてくださった二期生の佐久間さん本当にありがとうございました!!(加藤諒太)

365日の親孝行を読んで  (矢崎)

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 こんにちは。五期生の矢崎です。
 今回は「365日の親孝行」という本を読んだ感想について書かせていただきます。

 この本は先日、玉置先生の研究室にお邪魔した際に、試読版の冊子が置かれており、先生に冊子をいただいていいかと伺ったところ、先生は本物を後日貸してくださると言ってくださいました。

 そして、昨日、六期生との顔合わせの為に研究室にお邪魔した際に先生が覚えていてくださって、まだ先生も読んでいらっしゃらないこの本を貸してくださいました。玉置先生、素敵な本を貸してくださり、ありがとうございます。

 私がこの本に興味を持った理由は、私が今、この「親孝行」について悩んでいるからです。
 私は父子家庭で育ちました。母が病気で亡くなり、今年で9年が経ちます。今まで父は一生懸命に私達3人兄弟を育ててくれました。とても感謝しています。
 でも、同時に私は今、家を出たいなという気持ちも芽生え始めています。今まで家にいることが当たり前でしたが、教採が無事受かったら、自分一人で暮らしてみたいと思うようになりました。私にとって「親孝行」とは今まで近くにいて父の負担を軽くすることでした。家を出たとしたら、私はそれが難しくなります。ということになると、私にとっての「親孝行」ってなんなんだと悩んでいました。
 
 昨日、この本をお借りし、とても興味があったのとこの本がすごく読みやすくて、4時間程で読み切ってしまいました。この本には様々な境遇の人たちのそれぞれの親孝行体験が書かれています。そのどれもが、とても素敵でした。私はその1つ1つに自分の過去や現在を重ね合わせました。思い浮かぶのは父はもちろん、亡くなった母や、いつも私達兄弟を心配してくれる祖父、祖母、可愛い妹や弟。

 この本を読んで私は「親孝行」とは両親に何かするということだけではないのだと気がつきました。祖父、祖母を大切にすることや、兄弟同士で仲良くすること、友達と仲良くすること、彼氏や彼女と幸せになること。これら全てが「親孝行」ではないのかと思い、これら全ては「私が幸せであること」であるのだと思いました。私が一生懸命に何かと向き合うことや、悲しむこと、笑うこと、それを父に支えてもらうこと、それに対して感謝すること、時々恩返しを形にして表すこと、日常の小さな事が全て父に対しての「親孝行」であるのではないかと思いました。

 結局、父が私によく言う、「生きてくれてたらいい」ということに尽きるのではないかと。

 これから、私は人生の大きな節目を迎えようとしています。この玉置ゼミに入らせていただき、環境は完璧です。その環境を最大限に自分のものにしたいです。その為に努力したいです。でも、きっと無理だと後ろ向きになる時があるから、その時は父に相談したり、母の仏壇に手を合わせたいと思います。

 この本は本当に素敵な本です。皆さんにとって大切なものは何なのかが見えてくると思います。
 玉置先生、貸していただきありがとうございました。
                            (矢崎】

久しぶりの大学訪問&竹本先生のお話(早川)

 こんにちは。玉置ゼミ3期生の早川です。

 先日、岐阜聖徳学園大学の大学祭があったので、久しぶりに行ってみました。もう卒業してから半年以上経つはずなのに、何も変わっていないように感じたことに、少しほっとしました。
 色々とお世話になった職員さん達、多くの講義でお世話になった先生方、顔なじみのある後輩たち。やっぱり休日だからといって家で休養するだけでなく、敢えて外にでかけてリフレッシュすることも大事だなと思いました。
 大学祭で柳の演舞を見ている時に、竹本先生と現状報告を含めてお話をする機会がありました。その際に、聞いたお話に、ハッとさせられたので記事にしようと思います。



 竹本先生のとある教え子が、保護者の方からクレームに近いようなことを言われた時のことです。その方は、自分が受け持つクラスのその子の学校での様子を「問題ない」と答えたそうです。竹本先生は、その「問題ない」の言葉に違和感を感じ、以下のように指摘をしたそうです。
 「問題ない」という言葉は、一見無難な受け答えに感じられるが、よく考えるとその子は先生の目に留まるようなことをプラスの意味でもマイナスの意味でもしていないということになる。だが、実際に考えてみるとそんな子どもはいない。絶対に何かアクションを起こしている。つまり、良い意味でも悪い意味でも両極端に目立つ子ばかりに目線が向いて、本当に先生に向かって何か伝えようとしている姿を”先生の方が見れていない”ということ。


 それを竹本先生から言われた時に、自分も同じように見過ごしている姿がたくさんあるのかもしれないと急に恐ろしく感じました。そう考えると、2学期の自分自身の過ごした方がどうだったか振り返るのが怖くなります。しかし、過去は過去。嘆いていても仕方がないと思うので、これから意識をし直して、残りの2学期と、2020年の3学期の最後まで、まず1年目をやりきりたいと思います。
(明日から、個人懇談が始まるのでがんばります・・・)(早川)


※写真は、勤務している学校から、最近見えた虹です。
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久しぶりに詞を書いてみました。(中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤です。今回は久しぶりに詞を書きたいと思います。

君が選んだ花は 名もない花で
一番好きだと思ったから 選んだ
誰にあげようかちょっと迷ったが
野辺の地蔵さんにちょっとあげた

君が選んだ夢は 途方もない夢で
一番遠いと思ったから 選んだ
少し無理かとちょっとひるんだが
駄目で元々と歩き出す

くよくよするな 笑いとばせ
夜は悩まずに寝るが良い
明日拓ける 道もあろう
明けない夜などあるものか
そのうちきっと 報われるだろう
不器用に咲く君の花が良い

君が選んだ人は 優しい人で
一番好きだと思ったから 選んだ
誰に告げようかちょっと照れたので
水辺のとんぼにちょっと告げた

君が選んだ道は 険しい道で
一番綺麗と思ったから 選んだ
少しきついとちょっと疲れるが
いずこも同じだと汗をかく

がっかりするな 笑いとばせ
なんとかなるさと言い聞かせ
一生懸命 暮らしてる
止まない雨などあるものか
必ずいつか 報われるだろう
不器用に咲く君の花が良い
不器用に咲く君の花が良い


 中澤がこういう記事を書くときに、「中澤に何かあったのか?」と考えていただける人がいらっしゃいますが、何もありませんしあってたまるかと考えていますので大丈夫です。

 お読みいただきありがとうございました。写真は花言葉で「不器用」という意味の、コシロノセンダンぐグサを載せました。(中澤)
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