2019年振り返り(玉置)

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 2019年の振り返りを「三楽の仕事日記」に書きました。

 書きながら、今、自分があるのは皆様からの支えがあってこそ。
 改めて感謝する年末です。

 もっと書いておきたいことはありますが、長くなりすぎるで、このあたりで。
 よろしければお読み下さい。

 ここをクリックしてお読みください。

2019年の振り返り(高桑)

 こんにちは、4期生の高桑です。私は今日、バイト納めでした。そして、その年内最後のバイトで社員の人に怒られました(笑)怒られた原因は、レジである間違いをしてしまい、お客様にご迷惑をおかけしたからです。その社員さんは朝から機嫌が悪かったので、怒られるだろうなぁと思ったら案の定「ちょっと来て」と裏に呼ばれました。怒られた直後は、「自分が機嫌悪いからって、ちょっとの間違えで、そんなに言わなくてもいいじゃん」とムカムカしていたのですが、「あの社員さんも私のことを思って言ってくれてるんだろうな」と考えると、なぜか気持ち良くなりいつも以上に笑顔で楽しみながら接客することができました。

 これだけを聞くと、前向きな人だなぁと思われるかもしれませんが、私はもともと何事もマイナスに捉えて、落ち込むことが多くありました。変われたのは、教採合格に向けて、周りの人の良さに影響を受けながらも、知らなかった自分の良さを知り、さらに自分のことが好きになれたからだと思います。

 教採期間は正直辛かったです。ゼミのみんなには、本当に支えられました。週に何回かある面接練習では、話し下手で伝えたいことがうまく伝えられない私に対しても真剣にコメントをしてくれて、私の良さを見出してくれました。また、学食に行くと自然と玉置ゼミが集まっており、一緒に暗記単元の覚え方をつくったり、雑談をして笑いあったり、気づくと私にとって心温まる居場所になっていました。個性的な12人の仲間がいたから、私は自分にしかない個性を見つけ、自分で自分を認められるようになりました。

 最近、同じ中学と高校に通っていた友人と話す機会があったのですが、その時に「かりんって本当に変わったよね」と言われました。「前が暗かったわけじゃないけど、さらに前向きで明るくなった」と言われ、自然とゼミのみんなの顔が浮かびました。大袈裟だと言われるかもしれませんが、私の人生は玉置ゼミなしでは語れません。玉置ゼミに入って、特にこの1年は色んな面で成長することができたと実感しています。玉置先生やゼミのみんなには本当に感謝をしてもしきれない、そんな1年間でした。2020年も、大学を卒業して就職しても、一生玉置ゼミのみんなとは関わり続けていたいです。そして、みんなと切磋琢磨しながら、もっともっと成長したいです。こんな私ですが、これからもよろしくお願いします!!

 最後になりましたが、良いお年を!(高桑)
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ありがとう、2019年!(鏡味)

 こんにちは!4期生の鏡味です。最近、風邪やインフルエンザが流行っていますが、皆様体調は大丈夫でしょうか?

 さて、私はたまたま家でゆっくりする時間があり、年末ということで自分の部屋の掃除をしました。掃除をする中で、懐かしいものがたくさん出てきました。

 それは、友達からもらった手紙、卒業アルバム、中学、高校の通知表などです。

 中でも1番目に止まったのが、教員採用試験の勉強で頑張った物たちです。面接ノートや、ゼミの時間に解いたプリント、教育新聞を切り貼りしてまとめたノートもありました。我ながら、頑張ってたな〜と振り返ってました。今は、もうあの頃には戻れません笑

 ノートや参考書を見て懐かしんでいたので、掃除を終えるのにとても時間がかかってしまいました…(笑)。

 今年2019年は、間違いなく、夢に向かって努力した年だと胸を張って言えます!と同時に頑張ることができたのは、ゼミの仲間がいたからです。一緒に勉強したり、アドバイスをし合ったりする仲間がいたから、乗り越えることができました。4期生のみんな、本当にありがとう。

 そして私たちゼミ生をここまで導いてくださった玉置先生に、感謝の気持ちでいっぱいです。4月から教師として、玉置ゼミで学んだことを生かして頑張り、恩送りをしていきたいと思います。

 多くの人に支えられ、努力できた2019年は、思い出に残るとっても素敵な1年でした!来年の4月からは社会人。2020年も良い1年になりますように。

 皆さま良いお年を!!(鏡味)

※写真は以前伊豆に遊びに行った時のものです!
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「マジスター〜見崎先生の病院訪問授業〜第1集」 を読んで(矢崎)

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 こんにちは。五期生の矢崎です。今回は「マジスター 見崎先生の病院訪問授業」(原作 山本純士 漫画 棚園正一)を読んだ感想を書かせていただきます。

 この本は玉置ゼミの必読書となっています。必読書と先生が仰るのだから難しい本なのかなと思っていました。しかし、この本は玉置ゼミの蔵書としては珍しい漫画でした。だから、とても読みやすかったです。そして、なにより、力強い言葉に加えて、漫画に出てくる主人公たちの目の光からもメッセージが伝わってきて、文字だけの本とは違う魅力を感じました。

 この本は、「病院訪問教育」を題材としており、私が初めて触れる教育の種類でした。「病院訪問教育」は文字通り病院を訪問し、そこに入院する子どもに対し、週3回程授業をするものです。その週3回程の授業がその子にとっての学校となります。
 
 多くの人の「病院」という場所は風邪や骨折など、日常に多く起こりうる病気を診察してもらう場所だと思います。

 しかし、大きな病院の1つ上の階に上がってみてください。そこの空気は外来の階とまったく違います。とても静かで、落ち着いていて、優しい看護師さんがいらっしゃる安心できる空間です。しかし、どこか常に暗い影があるように私は感じます。

 1つ1つの病室に戦っている人がいらっしゃいます。その皆さんは一人ひとりがとても強い方々です。しかし、きっと常に前向きにはいられないでしょう。それが、私の感じる暗い影ではないかと思います。そんな一人で戦わなくてはいけない病室に私達より若い子どもたちがいて、戦っているのです。

 病室の子どもたちは幼い心で一生懸命、自分の状況を受け入れようともがいています。そこに健康な大人が授業をしに来て、「元気出して」「大丈夫だよ」と声をかけてきたら、きっと心がえぐられるでしょう。だから、見崎先生はじっと子どもたちをジッと待ちます。その子が自分のことを受け入れてくれる心のスペースを作ってくれるまで待ちます。

 この「待つ」という行為は大人には難しいのではないでしょうか。大人になっていくにつれ、答えを求めて、悩むのを拒んで、そのくせ綺麗事は増えていきます。人生経験が少ない、子どものならではの先の見えない不安にズカズカと大人は踏み込んでいきがちです。

 その子のペースに合わせるという「待つ」ということを大切にしなくてはとこの本を読んで改めて感じました。

 待つことで子どもたちに受け入れてもらった見崎先生は独特の授業をしていきます。その授業は子どもたちにとって「明日への希望」になり得ていました。「明日への希望」という言葉がこの「病院訪問教育」にとって重要なキーワードであると感じました。
 
 この漫画を読み、改めて自分の現在や過去を振り返って、私は、人が「明日への希望」をもてた時のサインは「目の中に光が灯った時」なのではないかと考えました。

 私は大きな病気をしたことはありません。入院をしたこともありません。ですが、私の母は長い間闘病していました。その姿をずっと見てきました。母は私に弱音を吐いたことは決してありません。とても強い人でした。でも、幼かった私にも、闘病の辛さからなのか、日に日に母の目の中の光が暗くなっていくのがわかりました。その光が消えていくのが幼い私にとって怖いことでした。だから、楽しい話をしようと努めていたのをよく覚えています。楽しい話をすると笑ってくれる母の目に光が戻るのが私にとって、とても嬉しいことでした。

 この漫画に出てくる子どもたちの目も最初、光がありません。でも、見崎先生の授業を受けたり、梅先生の一生懸命に向き合ってくれる姿を受けて目に光が戻っていきます。
 
 この光は決して闘病している人だけに関係しているものではありません。誰にでも光をなくす瞬間があります。教師という仕事をしていれば、光をなくした子どもに出会うこともあると思います。だから、私はその子の目に光が灯る関わり方をしたいです。私は決して見崎先生の様には上手に子どもとは関われません。梅先生より悲惨だと思います。でも、その子の顔を、目を見て話すことはできます。私が話していく中でその子の目に光が灯る瞬間を見逃さない教師になりたいです。(矢崎)
 

玉置先生、二期生佐久間さんとのお食事!(加藤諒太)

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 今日は、玉置先生に二期生の佐久間さんとお話をする機会を作っていただき、玉置先生、佐久間さん、私の3人でお昼にお食事に行きました!

 たくさんのお話をすることができ、とても謙虚で「さすが玉置ゼミの先輩だ‥」と大変勉強になる話ばかりでした。特に現場に出てからの教師としての学び方については大変勉強になりました。

 佐久間さんは何かに悩んでわからなくなってしまった時、「聞くより、教室を見に行かせてもらって学ぶ」と仰っていました。何をしたらいいかわからない時、いいなと思った教室をじっくり見せてもらい、自分の目で見て学ぶことが大切だそうです。まず、指導を受けた時にはやってみることが大切だともおっしゃっていました。

 また、学習指導要領をよく読むことが大切と指導を受けたそうです。教採の勉強の時のような覚えるような読み方ではありません。指導書に載っている学習指導案を参考に授業をするのではなく、学習指導要領の目標や領域をよく読み、どんな力をつけることができるのかなどを読み取り、授業を作るそうです。非常に難しいことですが大切だと仰っていました。

 佐久間さんのお話を聞いていて、学び続けるその姿勢が大切なのだと感じました。僕もその姿を見習えるようたくさんの人に教えを乞うていきたいと考えています。

 どの話も現場に出ないとわからないことばかりでとても参考になりました。それを踏まえた上で、今気張りすぎてもダメだよと、玉置先生からお言葉を頂きました。周りの環境は入ってからしかわかりません。ただ、どんな環境であっても、一人の社会人として適応していきたいと思いました。気を張って身構えて4月を迎えるのではなく、笑顔で希望を持って迎えたいと思います!佐久間さんも帰り際に、「学校・職員室を楽しむことも大事だよ」と仰っていました!職場での人間関係なども大切に、教師としての1年目を踏み出せるようにしたいです!!

 最後に、このような機会を用意して頂いた玉置先生、貴重なお話をしてくださった二期生の佐久間さん本当にありがとうございました!!(加藤諒太)

365日の親孝行を読んで  (矢崎)

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 こんにちは。五期生の矢崎です。
 今回は「365日の親孝行」という本を読んだ感想について書かせていただきます。

 この本は先日、玉置先生の研究室にお邪魔した際に、試読版の冊子が置かれており、先生に冊子をいただいていいかと伺ったところ、先生は本物を後日貸してくださると言ってくださいました。

 そして、昨日、六期生との顔合わせの為に研究室にお邪魔した際に先生が覚えていてくださって、まだ先生も読んでいらっしゃらないこの本を貸してくださいました。玉置先生、素敵な本を貸してくださり、ありがとうございます。

 私がこの本に興味を持った理由は、私が今、この「親孝行」について悩んでいるからです。
 私は父子家庭で育ちました。母が病気で亡くなり、今年で9年が経ちます。今まで父は一生懸命に私達3人兄弟を育ててくれました。とても感謝しています。
 でも、同時に私は今、家を出たいなという気持ちも芽生え始めています。今まで家にいることが当たり前でしたが、教採が無事受かったら、自分一人で暮らしてみたいと思うようになりました。私にとって「親孝行」とは今まで近くにいて父の負担を軽くすることでした。家を出たとしたら、私はそれが難しくなります。ということになると、私にとっての「親孝行」ってなんなんだと悩んでいました。
 
 昨日、この本をお借りし、とても興味があったのとこの本がすごく読みやすくて、4時間程で読み切ってしまいました。この本には様々な境遇の人たちのそれぞれの親孝行体験が書かれています。そのどれもが、とても素敵でした。私はその1つ1つに自分の過去や現在を重ね合わせました。思い浮かぶのは父はもちろん、亡くなった母や、いつも私達兄弟を心配してくれる祖父、祖母、可愛い妹や弟。

 この本を読んで私は「親孝行」とは両親に何かするということだけではないのだと気がつきました。祖父、祖母を大切にすることや、兄弟同士で仲良くすること、友達と仲良くすること、彼氏や彼女と幸せになること。これら全てが「親孝行」ではないのかと思い、これら全ては「私が幸せであること」であるのだと思いました。私が一生懸命に何かと向き合うことや、悲しむこと、笑うこと、それを父に支えてもらうこと、それに対して感謝すること、時々恩返しを形にして表すこと、日常の小さな事が全て父に対しての「親孝行」であるのではないかと思いました。

 結局、父が私によく言う、「生きてくれてたらいい」ということに尽きるのではないかと。

 これから、私は人生の大きな節目を迎えようとしています。この玉置ゼミに入らせていただき、環境は完璧です。その環境を最大限に自分のものにしたいです。その為に努力したいです。でも、きっと無理だと後ろ向きになる時があるから、その時は父に相談したり、母の仏壇に手を合わせたいと思います。

 この本は本当に素敵な本です。皆さんにとって大切なものは何なのかが見えてくると思います。
 玉置先生、貸していただきありがとうございました。
                            (矢崎】

久しぶりの大学訪問&竹本先生のお話(早川)

 こんにちは。玉置ゼミ3期生の早川です。

 先日、岐阜聖徳学園大学の大学祭があったので、久しぶりに行ってみました。もう卒業してから半年以上経つはずなのに、何も変わっていないように感じたことに、少しほっとしました。
 色々とお世話になった職員さん達、多くの講義でお世話になった先生方、顔なじみのある後輩たち。やっぱり休日だからといって家で休養するだけでなく、敢えて外にでかけてリフレッシュすることも大事だなと思いました。
 大学祭で柳の演舞を見ている時に、竹本先生と現状報告を含めてお話をする機会がありました。その際に、聞いたお話に、ハッとさせられたので記事にしようと思います。



 竹本先生のとある教え子が、保護者の方からクレームに近いようなことを言われた時のことです。その方は、自分が受け持つクラスのその子の学校での様子を「問題ない」と答えたそうです。竹本先生は、その「問題ない」の言葉に違和感を感じ、以下のように指摘をしたそうです。
 「問題ない」という言葉は、一見無難な受け答えに感じられるが、よく考えるとその子は先生の目に留まるようなことをプラスの意味でもマイナスの意味でもしていないということになる。だが、実際に考えてみるとそんな子どもはいない。絶対に何かアクションを起こしている。つまり、良い意味でも悪い意味でも両極端に目立つ子ばかりに目線が向いて、本当に先生に向かって何か伝えようとしている姿を”先生の方が見れていない”ということ。


 それを竹本先生から言われた時に、自分も同じように見過ごしている姿がたくさんあるのかもしれないと急に恐ろしく感じました。そう考えると、2学期の自分自身の過ごした方がどうだったか振り返るのが怖くなります。しかし、過去は過去。嘆いていても仕方がないと思うので、これから意識をし直して、残りの2学期と、2020年の3学期の最後まで、まず1年目をやりきりたいと思います。
(明日から、個人懇談が始まるのでがんばります・・・)(早川)


※写真は、勤務している学校から、最近見えた虹です。
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久しぶりに詞を書いてみました。(中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤です。今回は久しぶりに詞を書きたいと思います。

君が選んだ花は 名もない花で
一番好きだと思ったから 選んだ
誰にあげようかちょっと迷ったが
野辺の地蔵さんにちょっとあげた

君が選んだ夢は 途方もない夢で
一番遠いと思ったから 選んだ
少し無理かとちょっとひるんだが
駄目で元々と歩き出す

くよくよするな 笑いとばせ
夜は悩まずに寝るが良い
明日拓ける 道もあろう
明けない夜などあるものか
そのうちきっと 報われるだろう
不器用に咲く君の花が良い

君が選んだ人は 優しい人で
一番好きだと思ったから 選んだ
誰に告げようかちょっと照れたので
水辺のとんぼにちょっと告げた

君が選んだ道は 険しい道で
一番綺麗と思ったから 選んだ
少しきついとちょっと疲れるが
いずこも同じだと汗をかく

がっかりするな 笑いとばせ
なんとかなるさと言い聞かせ
一生懸命 暮らしてる
止まない雨などあるものか
必ずいつか 報われるだろう
不器用に咲く君の花が良い
不器用に咲く君の花が良い


 中澤がこういう記事を書くときに、「中澤に何かあったのか?」と考えていただける人がいらっしゃいますが、何もありませんしあってたまるかと考えていますので大丈夫です。

 お読みいただきありがとうございました。写真は花言葉で「不器用」という意味の、コシロノセンダンぐグサを載せました。(中澤)

教育実習を終えて(酒井)

 こんにちは。ゼミ決定の日から約1年が経とうとしていることに驚きを隠せない5期生の酒井です。

 さて、記事を書いている今は中学校実習が終わった直後です。中学校実習を終え、思うことがあったので書き留めておこうと思います。

 私が担当になったクラスは問題を抱えている生徒や人間関係が存在していました。初めて教室に入った瞬間に薄々感じたものはありましたが、担任の先生のお話や様子から想像以上に大変な状況でした。これからどうなっていくのだろうという気持ちが日に日に募っていきました。それでも私はこの実習で生徒との関わりにこだわっていくつもりだったのでなんとか関係を築こうと、毎日必ず全員と話すようにしていました。それでもやはりなかなか成果は現れませんでした。

 ところが授業をさせていただくようになった頃から生徒たちが私のため、と言って一生懸命授業を聞いてくれるようになっていきました。

 それを機に授業以外の時間にも生徒たちとの関わりが生まれました。最終的に相談を持ちかけてくれる子や、自分に憧れてくれる子が出てきました。担任の先生にはクラスの雰囲気が変わった!と言っていただけました。

 こだわって関わってきたことで、授業の向上にもつながっていることも実感しました。これから先、子ども達との授業以外の時間における関係づくりを大切にし、それを基盤に授業を作っていける先生でありたいな、と強く感じました。

 自分の力のいたらなさも感じましたが、自分の強みを見つけることができた有意義な4週間の中学校実習になりました。(酒井)
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今私が思うこと(中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤佑太です。四方山話ではお久し振りになります。(写真は、大学三年生10月ごろの四期生です。)

 教採から時間が過ぎ、ゼミの模擬授業を終え、卒論も一区切りがつきました。それはつまり、玉置ゼミでの活動も終わりが見えてきたということになります。この二年間私にとって本当に長く、言葉通り一日一日が濃密でした。今回は、振り返るなら今だと思い記事にしていきます。

 「玉置ゼミに入って中澤は具体的にどう変わったのか?」とよく聞かれます。正直変わりすぎて自分でもうまく答えられない。本当に簡単に答えるなら、

1,頭がめちゃめちゃよくなった。

2,実行力がめちゃめちゃ身に付いた。

3,心がめちゃめちゃ強くなった。

4,メタ認知・ヒドュンカリキュラム・切り返し・アドラー心理学・授業作りの考え方(最後に児童に発言させたいことをねらいとし、そのためにどうしていくか逆算していくのかという思考)を活用することで、人間関係及び社会生活を営む力がついた。

5,以上のことからADHD、鬱病、対人恐怖がなくなり、その変化により、軽度の記憶喪失になった。

6,一生信頼できる仲間(先輩も後輩も先生も含まれる)と、心安らぐ居場所ができた。

7,笑えるようになった。

 この七つだと思います。地元の仲間から、「中澤、気がつくとお前、人間死ぬまでに手に入れたいと考えるものを手にしたように感じるんだが、羨ましいよ」と言われますが、本当にその通りに考えています。

 無我夢中に走っていた少年がいつの間にか、考えながら走る大人になったと考えています。

 また「中澤、もし玉置ゼミに入らなかったらどうなっていたと思う?」ともよく聞かれます。

 この答えは簡単です。玉置ゼミに入らなかったとしても、教育実習でしんどい思いをし、紆余曲折して名古屋市公務員になるように動いていたと思います。しかしそこにいる中澤は、笑っていないと思っています。

 このような変化がありましたが、気を付けないといけないこともできました。それは、「もう言い訳ができない」ということです。今までの自分は、衝動的であれ人の道に反した行為などを、仕方がないと許された状況にいました。治ったのだからもう許されない。また「玉置ゼミに関係する人たちの支えがありながら、それを裏切るのか」という責任を背負いました。

 玉置ゼミに入って、闘病に一年間、リハビリに九ヶ月かかったような日々を過ごしてきました。

 玉置ゼミのおかげで私は、過去を振り返り、「あの時ああだったら」 と後悔できなくなりました。このゼミと出会うまでに必要なことだったからです。

 「教師になることへの未練はないのか?」ともよく聞かれます。私は、途中で挫折したわけではありません。教育実習を終え、玉置ゼミによって現場で働く自分を正しく想像させ、模擬授業をやるなかで、自分が潰れずに確実に勤めることを考えた、妥当な決断をした。自分が変わったから自分の夢が成長した、それだけです。よって未練はないです。

 倒れそうになったのでなく、七転び八起きの二年間を過ごしました。

 振り返るだけでなく、所信表明(ずいぶん前にも記事で書いた記憶があります。その時と内容は変わっているのかな)をしたいと思います。

○ 記事について
 → これまで私は、大西さんや酒井先生を始め、以前の私を知っている人たちへ、自分がどれだけ元気になりたいのかを伝えたい一心で記事を書いてきましたが、完全に自分が変わり、もうしなくていいとようやく思いました。これからは、ようやく後輩を読者の対象にした記事を書き続けていきたいと思っています。また卒業までに、

1,私にとってセミナーは何だったのか。
2,私にとって記事は何だったのか。
3,この記事を書くまでの半年間、何をしてきたのか。
4,私にとって玉置先生はどのような存在なのか。

 この四点を卒業までに記事にしたいと考えています。

○ 名古屋市公務員試験に合格する。
 → 一番大切なことです。といっても、何もかも手探りなわけではありません。筆記試験や論文は別にして、面接に関しては、

1,なぜ教師でなく、名古屋市公務員になりたいのか?
2,大学で学んだことが名古屋市公務員として働く力になるのか?

 この二つの答えが求められるのはわかっています。上記したメタ認知などのくだりを活用すれば、十分答えられると考えています。大丈夫です。

○ 予備校で仲間を作る。
 → 特別なことはしません。今の自分が、仲間を作るというねらいのもと、関わっていく。それだけです。すごく楽しみです。

 ここまで45分間、止まらずに一気に書き進めてきましたが、今私が思うことを書いてきました。四期生のみんながそうですが、ここからが本当の人生です。ここから自分がどうなっていくのか、楽しみで仕方がありません。きっと記事にしていくと思いますので、応援よろしくお願い致します。ここまでお読みいただきありがとうございました。

 最後に、中澤を気にかけたり、支えてたりしていただいた全ての方々に感謝の気持ちを抱きつつ、期待に答えられるように決意を抱きます。(中澤)

私の夢が1つ叶った日 (矢崎)

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こんにちは。
中学校実習がどうなるのかと不安いっぱいの5期生矢崎です。
今日は小学校実習で私が読み聞かせをさせていただいた時のことを書かせていただきます。

私は昔から本が好きです。本が好きなのは小さい頃に母が寝る前に絵本を読みきかせをしてくれたからだと父から言われています。それもあって、教師になったら子どもに読み聞かせをするというのが私の夢の1つとしてありました。でも、なんの本を読み聞かせたいかが決まっていませんでした。

そんな私に出会いがありました。2018年に発行された絵本作家のヨシタケシンスケさんの「みえるとかみえないとか」です。
この本を書店で見つけた時、この本を是非子どもたちに読んで欲しいと強く思い、将来絶対にこの本を読み聞かせるぞと決めました。

そして先月、1ヶ月の小学校実習が始まりました。
私は四年生を担当させていただきました。
私が実習をさせていただく時期に四年生が国語で「だれもが関わり合えるように」という単元をやっていました。これは障がいのある方とどのように関わり合って生活していけば良いのかを調べ、自分の考えを文章にまとめて発表するというものでした。
私はこの単元をやっていると知って、「みえるとかみえないとか」を読み聞かせをしたいと思いました。
実は、「みえるとかみえないとか」は人には必ず誰にでも違いがあるから認め合っていこうというメッセージが込められた絵本だったのです。
だから、今この単元に一生懸命に取り組んでいるこの子たちに読んで欲しいと思いました。
そこで、担任の先生に読み聞かせをさせていただきたいとお願いしました。先生は快く承諾してくださいました。

そして、国語の授業の時間を使わせていただき、読み聞かせをさせていただけることになりました。
子どもたちは読み聞かせをする前から視覚障がい者の方のことを熱心に調べていました。偶然、この絵本も視覚障がい者の方に焦点を当てて描かれていたので、より深く子どもたちが考えるきっかけになればと思っていました。

いざ、読み聞かせとなると小学四年生ですので、絵本なんてつまらないかなと不安になりました。
でも、私の学級の子は熱心に静かに聞く姿勢を作ってくれました。
私は読み聞かせる前に子どもたちに「この絵本を先生がなんでみんなに聞いて欲しかったか、考えながら聞いてください。」といいました。

絵本は、可愛らしい絵で書かれています。
物語は宇宙飛行士が惑星を旅して、そこで出会う宇宙人に毎回「〇〇が無くてかわいそう」と言われ、ある惑星で4ある目全てが見えない宇宙人と出会い、宇宙飛行士の考え方が変わっていくというものです。
直接的に「違い」についてふれていないところがこの本の魅力です。

全て読み終えて、私は子どもたちに改めて「なんで、先生がこの本をみんなに聞いて欲しかったかわかる?」と聞きました。
私は「国語でやったから!」という言葉が出てくると予想していました。その言葉が出てこれば充分だと思っていました。
でも、子どもたちは「みんなちがってみんないいってこと。」「多様性!」「みんな仲良く!」と私が予想していたらよりもはるか上のレベルの答えを言ってくれました。
本当に子どもは素晴らしいなと思いました。

こうして私の1つの夢が叶いました。
これは私にとって、とっても大切な体験です。
貴重な体験をさせてくださった先生、子どもたちに感謝しています。

「みえるとかみえないとか」みなさんもぜひ読んでください。
(矢崎)

やりたかったこと(井上)

 こんにちは!教採も終わり、バイトや遊び、たまに卒論(笑)をして忙しい日々を送っている4期生の井上です。今回は教採が終わってから私がやりたかったことについて、書いていきたいと思います。

 私がずっとやりたかったこと、それは...ボルダリングです!

 ボルダリングとは、東京オリンピックの種目にもなった、壁を登っていくスポーツです。どうしてボルダリングがやりたかったのかというと、何故か自分はできる気がしてしまったからです!(笑) 動画を見てると簡単そうに見えて、意外とできてしまうのではないかという根拠のない自信があったため、一度体験してみたいと思っていました。また、体を動かしたり、何か新しい趣味を見つけたりしたいと思っていたので、教採が終わったら行こうと考えていました。

 そして先日、同じ4期生の中澤君を連れて、ボルダリングジムに行ってきました。そこで実際に壁を見てみると、あれだけあった根拠のない自信が一瞬で吹き飛びました。そり立つ壁を見て、これは登れない...と思ってしまいました。1級〜8級までのレベルがあり、6〜8級までは難なく登ることができましたが、5級から急に難しくなりました。私が簡単だと思っていたのは実際は5級以上の壁で、体験してみて初めて難しさや大変さを感じました。そしてそれを簡単に登っていく人たちの凄さを知りました。これはやってみないと分からないことだったので、体験できてよかったです。大満足でした。

 凄く楽しかったので、定期的に通いたいと思います。中澤君も楽しんでくれていたのでよかったです。ただ、腕がパンパンに張ってしまったので、しばらくは筋肉痛が残りそうです...(笑)

 ボルダリング挑戦する私と中澤君の写真です!(井上)
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これで一区切り(安部)

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 こんにちは。4期生の安部です。先日、採用試験の合格発表が終わり、一区切りがつきました。一緒に頑張ってきた仲間、多くのことを教えてくださった先生方、支えてくれた家族や親戚、本当に多くの人の支えあってこその結果だったと感じています。

 私の周りには残念ながら合格できなかった人もいました。自分のことのように本当に悔しく、どう励ましの言葉をかけたら良いか、もどかしい気持ちでいっぱいでした。しかし、今回結果がどうであれ、半年後には目の前の子どもたちに授業をしなければなりません。学校の組織の一員として、動かなければなりません。その覚悟を決めるためにこれから半年間の過ごし方を考えなければならないなと私は今、強く思っています。

 また、私は現在、母校の学生ボランティアをやらせていただき、低学年を中心に補助に入っています。集団から遅れてしまう子どもにどのような声をかけたらよいのか、また全体に対してどのタイミングで、どのような言葉を使って、どのような表情で指示や注意をすれば良いのか、実際に子どもたちを目の前にすると、分からないことばかりです。まだまだ学ぶことは山ほどあるな、とつくづく感じます。

 また、現場の先生方を見ていると、それぞれの先生の立ち振る舞いや、言葉、表情、姿など先生の全てを子どもたちが吸収しているなということをすごく感じます。自分ももっと魅力的な大人にならなくては、と自分を見つめ直すきっかけにもなっています。週一回のボランティアですが、本当に学ぶことばかりで、すごく貴重な体験をさせていただいています。

 この半年間は、就職前、最後の時間の使い方が自由な期間かもしれません。私はこの半年間で、人として、教員としての自分をできる限り磨くこと、また、最後の学生生活を存分に楽しみむことに励みたいと思います!そして、4月に自信をもって子どもたちの前に立てるようにしたいと思います。


 最後に、これまでもこれからも私を大きく成長させてくれる玉置先生を始め、ゼミのみんな、いつも感謝しています!ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。(安部)


※写真は先月、4期生全員で 行ったBBQでの一枚です。教採で忘れかけていた夏を十分取り戻すことができました!(笑)

ボランティア先で嬉しかったこと(関口)

 こんにちは!人生の夏休みを堪能している4期生の関口です!今回はボランティア先で嬉しかったことを書きます!

 それは、算数の授業である男の子が「楽しそうだからちょっとやってみる!」と言ってくれたことです。

 授業のはじめ、みんなが教科書を開く中、まだ彼だけは開いていませんでした。近づくと急いで開いたのですが、違うページを開いています(笑)

 授業が進んでも、ノートはとっておらず、私はその子にほぼつきっきりで教えていました。つきっきりというのは、ある意味ひいきともみてとれるので、いいことではないのかもしれません。それでもそばにいると頑張ってくれるので、応援したくなってしまいました。

 練習問題を解ききり、私が他の子を見に行き戻ってくると、彼は早いペースの子たちが取り組む補修問題に挑戦していました。

 離れると外を見たり他ごとをしていたりと1人では取り組まなかった彼が頑張っている姿につい嬉しくなって声をかけると、先のように「楽しそうだから」と言ってくれたのです。

 私はボランティアという立場で指導をすることはできませんが、ちょっとした手助けで「じぶんでもできるんだ」「わかるって楽しい」なんて思ってもらえたら本望でしかないなと思います。

 実は、もうひとつ嬉しかったことがあります!(笑)本日小学6年生とどちらが足が速いのかと競争をしたところ勝つことができました!大人げないのですが、自信があったわけではないので、何事も全力を出して勝てたら嬉しいなと21歳でも思いました(笑)

 偉そうにボランティアなんて言っていますが、私は学ばせていただく身で、やはり子どもと関わらないとわからないことが多くあるなと感じました。まだまだ知識も技術もありませんので、子どもについて知ることができる機会を大切にしていきたいです!

 写真は安部さんと遊んだ時のものです!(関口)

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ものすごい良い記事が書けました。(中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回は、四期生へ伝えたメッセージを共有したいと思い、記事を書きます。

 9月10日に四期生でバーベキューを行いました。17時までに火を起こし、野菜、お肉、焼きそばをみんなで食べて、最後は花火をしました。四期生(13人)が全員揃って、四期生だけで活動をすることがその日まで実現できなかったのでそれも含めて大変素敵な日を過ごしました。

 さて、時間は19時55分。私は明日の朝にバイトがあったため、20時に早退しなければなりませんでした。その時間帯では、焼きそばを食べ終わり、花火をするために三人ほど花火を買い出しに出掛けてもらい、いろんな話をしながら待っている頃でした。私は突然、頭の中に言葉が溢れて、残っている9人に伝えました。以下その言葉を記します。

 「僕はゼミに入った頃はみんなが知っているように、教師になるという執念しかなく、大学にはいるまでの様々な経験から心が枯れ果てていたけれど、皆が本当に、肯定感や優しさや安心感や居場所を与えてくれる言葉や行動を本当に皆が呆れるほど継続的に伝え続けてくれたから、僕は言葉を受けとるだけでなく心の底から、いや心の底からという言葉の1000倍心に染みていったお陰で、僕は変わることができました。

 僕は今そして今後も、ネガティブな気持ちや恐怖を抱くことができなくなりました。それはそういう気持ちになるとすぐに皆の顔が出て来て、皆と過ごした日々が出て来て、それではいけないと思うからです。僕が不幸になると皆が悲しんで、僕は幸せになると皆は自分のこと以上に喜んでくれる。これが思い込みでなく、事実だから、僕は今、皆が喜ぶために生き続けて、幸せのために前向きに生きなければならない。傷付くという気持ちになってはいけないと思っている。これから先皆もそうだけど、不安がいっぱいあるけど、不安以上に皆のために不安と戦っているその瞬間が幸せなことって思ったから、だからだから、もう大丈夫。もう大丈夫。といっても皆はきっとこれからも中澤は大丈夫って思いながら中澤をささえなきゃって思うだろうけど、そのおかけで四期生が成り立ってると思う。とりあえず、皆の働きかけが形になることができて、良かったって思ってる。そのお礼として何ができるか、どのような結果を残せるかわからないけど、これからも四期生としての日々が終わりそうにないから、皆のために生きて、少しずつ良い報告ができるように前向きに積極的に正確に堅実に行動をしていくことで機会を作れたらと思っている。もっとも7月ぐらいからセミナーでその片鱗は出てると思うけどね。そんなことでこのようなことが言えるような人になりました。本当にありがとう。ではさようなら。」

 じっと聞いていた皆は、何度も拍手をし、歓喜の声で私を包み込んでいただきました。この皆が私を支えて、僕は皆から育ててもらうこの連携は本当にいつから生まれたのだろうか。このメッセージは、記事に書けない内容をカットし、忘れて書けない内容があり、分かりやすくするための脚色も少し含まれます。このメッセージを直接言えなかった三人に本当に申し訳ないと思っています。このメッセージは、四期生に向けたものですが、当然玉置先生、大学の関係者、三期生以前の歴代の先輩、五期生にも向けたメッセージです。(特に五期生は、最初は変化の過程にいたために不安定だった私に驚いたが、ゼミへの熱意をきっかけに息が合うようになった人、私の大学二年生までを知っていながら言動に出さず僕を思いやっている人、大学二年生までの私の苦しんでた姿を直接見てたから後輩であるけれど私を全力で支えようとしてくれる人などいます)思い返せば、私は随分多くの大人と出会ってきました。

 一生続くゼミと聞いて嫌だった自分が、一生続いていただかないと困るという気持ちになり。記事を書くのに抵抗があったが、自分の考え、気持ちを安心して伝えられるこれほどありがたいものはないという気持ちになり。(記事を毎日書きたいという気持ちがあるが、記事を書く暇を作りたくないという思いから書けずにいます。)責任を背負うことに負担を感じていたのが、責任や人との信頼を守ることが、生きる輝きになるからどんどん背負いたいと本当の責任感をもつようになり。視野が広く、柔軟に物事を考え、人やひとの気持ち、言葉におびえず、発言指示ができるようになり。メタ認知と相手の視点、相手の人生を察することで人から好かれる、信頼される人になり。そんな自分に変わりました。継続的に見ていれば証明できます。

 話がそれますが、あとは笑顔ですが、これについて実は小話があります。私は二年生の終わりから、眼驗下垂、まぶたが下がるようになり、まぶたが上がらず睨み顔になっていました。最近になり親からようやく許しを得て、中京病院で手術をしました。手術前に医者から「ここは美容外科ではないから二重とかにしないよ?」と言われたので、私は「勿論わかっていますし、見た目を気にしていません」と答えました。にも関わらず、仕上がりをみたら、片目五千円両目一万円で、美容外科並みの見事な二重になってしまいました笑。人間は目の形が変わると顔がとても変わると言われています。さすがの私も、「イケメンという言葉を使いたくないが、少なくとも写真には困らなくなった。」とニヤニヤしてしまいました。

 話が脱線しましたが、話をまとめます。ある先生の言葉を使うと、今の中澤は、かなり面白い(受けるという意味でなく)人になっています。どうか、追跡調査のように、多くの人に気長に気にかけていただきたいと思っています。その期待に答えることで、より人生を豊かにしていきたいと考えています。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。四期生の皆さん、大好きです。(中澤)

感謝って難しいねぇ(中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回は、『感謝って難しい』ということについて書いていきたいと思います。

 「感謝って難しい。」皆さんも一度はそう思ったことがあると思います。よくある会話に、「感謝の言葉を伝えているだけ。」「丁寧に感謝や謝罪をしても相手に伝わらない。」「心をこめる、誠意をみせるってどういうこと!?」というものがあると思います。

 感謝は自分だけでは完結しない。相手がいてはじめて成立する。そのため私たちは、感謝や謝罪がうまく行かないときに、「今精一杯のことをしたから、気持ちを切り替えて明日からの行動で示そう。」と考えます。人によっては相手の虫の居所が悪かったと考えることもあります。勿論その考え方に間違いはありません。

 私は感謝とは、

1自分の気持ち(理由や結果)
2感謝や謝罪の気持ちを伝えている自分の言葉や姿が相手にどう見えているかを考える客観視
3相手がどのような人間(どのような人生を歩んできた結果どう物事を考えるか)かを考える相手理解

 この三つを考えなければ高度な技術だと考えに至りました。1だけだと思い上がりになり、3があると相手は、「この人は私のことを考えている」と認識してもらうことができます。

 勿論難しいことです。しかし、この三つが必要だと理解しているだけで意識が変わり、少なからず言動に影響が出て、感謝や謝罪に心が入ると私は思います。

 子どもたちに感謝の仕方を教えるときに、相手の目をみる、言葉をはっきり伝えるなどの行動だけでなく、上記したような心のもちかたも伝えることが大事だと私は考えました。

 感謝って難しい。しかし、しなければならないという考え方でなく、できるようになると生きやすくなり、人との繋がりがやみつきになる、という考え方で私はこれからも磨いていきたいと考えています。お読みありがとうございます。(中澤)

夏休みのボランティア活動で感じたこと(古川)

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 こんにちは、5期生の古川瑛理です!

 私は夏休みの間にaichikaraという団体が行うキャンプに参加してきました。このキャンプは震災などで被害を受け、なかなか普段思い切り遊ぶことができていない子ども達が自然の中で思い切り遊べる、リフレッシュすることを目的としています。今回はその時に学んだこと、教育実習に生かしたいと感じたことを書かせて頂きます。

 まず感じたのは、伝えることの難しさです。参加者の子どもが50人を超えていたということもあり、何か1つを子どもの前に立ち、漏れのないように伝える、それだけでも本当に大変でした。どうしたら注目してもらえるのか、集中して聞いてもらえるのか、とても考えさせられました。話を聞ける環境を整えたり、声のトーンを変えてみたりなど他のスタッフを見ながら、沢山勉強させてもらいました。そして子どもと仲良くなること、信頼関係を築くことも1つの大切な方法なのだと強く感じさせられました。子どももちゃんと考えて行動しています。同じ内容を伝えるにしてもこの人の話は重要か、聞いていた方がいいのかどうか良くも悪くも判断ができてしまいます。技術はもちろん大切です。

 しかし私は正直勉強段階でほとんど技術は持っていません。そんな私にできる手段として子どもに頼ること、助けてもらうことも1つの手なのだと自分自身、前に立った際に仲良くなった子どもが周りに声を掛けてくれている様子をみたりする中で実感させられました。教育実習を終えた多くの先輩からも子どもと沢山関わって、仲良くなった方が絶対に良い!とお話をもらいました。今回の経験、先輩からのお話からも教育実習の際は子どもにこれまでの実習以上に積極的に関わりたいです。

 次に一人一人の個性に寄り添うことに関してです。どうしたら様々な個性を大切にしつつ、どの子も集団生活を共に気持ち良く過ごせるのか、またそのためにできるスタッフのサポートは何なのか、この点についてもとても悩まされました。キャンプの事前準備では、経験ある方から、「どの子どもも、できないからできるようにするために、どのように対処したらいいのかが分からない、自分が何で悩んでいるか自体が分からなくなり、こころがもやもやしてしまうことが多い」ということを教えて頂きました。こころは見ることができません。いかにして状況や普段の様子から想像し読み取るか、寄り添いながら子どもから引き出したり、サポートしたりするのかが重要であるということや、一人一人子どもは違う、そのため対処方法も千差万別であると痛感させられました。

 最後に情報共有についてです。スタッフ(大人)同士が共有できていないと子どもを不安な思い、混乱させてしまうことを改めて感じさせられました。何度も情報を変更したり、様々な情報が飛び交う状況も同じく混乱を招きます。その状況を防ぐためにも自分自身の中で何が大切で共有しなければならないことなのかを整理してから情報発信をすること、共有すべき人は誰なのかを考えることなどが必要となります。

 自分一人で整理ができないとき、他のスタッフからの情報や考えを聞くことで自分一人では思いつかなかった改善策にも多く気付くことができました。情報共有ができていないと防げた事故まで起こってしまうこともあります。報連相を忘れないという意識、そして困ったときに相談できる人を作っておくことも重要であると考えさせられました。

 今回、準備段階から関わり、子どもと11日間、密に触れ合うことで本当に貴重な体験をさせて頂きました。多くの学びを得るとともに自分自身、子どもが好きだな、教員を目指したいなと改めて感じることができました。今年は冬にもキャンプを行うと予定ということで子ども達とも「そこでまた会おうね。」と約束をしました。冬にもまたキャンプに関われたら嬉しいです。最後にこのような貴重な体験をする機会を与えて下さったaichikaraのスタッフ、参加者、支援者の皆様ありがとうございました。(古川)

 aichikaraのホームページです。気になる方は良かったら見てみて下さい。https://www.step-aichikara.com/

『超能力』(中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤佑太です。四期生の教員採用試験が終わり、各々9月をどう過ごすか、達成感に道溢れた笑顔で考えていると思います。私は9月から3月にかけて、如何に四期生と過ごすたくさんの思い出を作れるか考えながら、記事を書く日々を過ごすと思います。

 今回は『超能力』というテーマで書いていきたいと思います。

 今、どういうことだろう?と思われた皆さんに伺います。人間には超能力があると思いますか?様々な意見、解釈があると思います。

 例えば「魔法、エスパー」と呼ばれる概念は、にわかに信じられないと思います。一方国語的には、「以心伝心、火事場の馬鹿力」という言葉があり、これを超能力と考えると、超能力の存在を肯定しています。

 さて、私は人間には超能力があると思います。それは、『何かを選択、決断するときに必ずその人にとって正しい方を選んでしまう』という超能力です。

 私たちは生きている限り、常に何かを選択しながら前に進んでいます。その時に自信をもっていたり、恐る恐る選んだり、直感で選んだり、衝動的に選んだり、他者に依存して選んだりすると思います。それ、実は見えない力に導かれているのでは?選ぶときの心情はその人次第ですので。

 時に人は、間違えた方を選んだと思い、後悔したり、途方にくれたりします。ところが不思議なことにある程度時間が過ぎて振り返ってみると、あのときに間違えたから今の幸せがあると気づきます。 気づくことができるのもその人次第だからおもしろいです。

 選んだことを正しい間違いと決めつけたり思い込んだりするのはその人の力であって、本当に正しいのか間違っているのかは誰にもわからない。それを人は超能力と呼ぶのではなかろうか。

 私は思います。「この道を選んで失敗した!しまった向こうへ行っていたら〜」と思うのは間違いです。「この道を選んで失敗したなら、この道だから失敗ですんだんだ。向こうへ行ってたら大失敗をしてたんだって笑」だから心を取り乱す必要はない。

 私自身この考えは、ずいぶん前からもっていて間違ってはいないと思いますが、何度も理想論と考えてきましたが、最近理想論でなく、人の道理だと納得することができました。皆さんは、どう思いますか。

 私は、育ってきた家庭環境上、人間哲学、人の道理を考えることをたくさんしてきました。しかし、それを正しく言語化したり、相手に伝える力がなかったため、頭にあるだけでした。ようやくその力がついたため、今後も不定期にこのような記事を書いていきたいと思います。気に入ったものがあればぜひ、子どもたちに伝えてみていただけたら幸いです。お読みありがとうございます。(中澤)

五期生へのエール(中澤)

 こんにちは。四期生の中澤です。お盆が過ぎ、台風が過ぎ、再び猛暑が訪れ、体調が乱れないことを祈るばかりです。

 さて今回は、教育実習に入っていく五期生へのメッセージを、五期生でない人が読んでも楽しんでいただけるように書いていきたいと思います。

 五期生の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。不安、緊張、ワクワクされてるのではないかと思います。

 皆さんは玉置ゼミに入って、子どものこと、授業のこと、学校のことを学んでいます。しかも、ただ玉置先生から一方的に話を聞くのでなく、授業を行い、教育書を読み、セミナーとして多くの場所に足を運び、多くの大人と繋がりをもちながら学んでいます。そして言うまでもなく仲間にも恵まれていると思います。

 皆さんは気付かないうちに、これだけの経験をしています。周りがこれだけお膳立てすれば、他のゼミ生が感じないであろう心の動きがあるはずです。

 私が言いたいことは、もし実習中にしんどい思いになったら、それはゼミでの学びを無意識に一生懸命してきたから感じるわけだから、自分の未熟さを責めず、しんどい思いをすればするほど実習後に自分の力に変わっていく、よりよい人になっていくきっかけになるから、どうせしんどい思いをするなら徹底的にしんどい思いを味わおうと考えてほしいということです。

 玉置ゼミは必ずマイナスをプラスに変えます。だから上記した発言ができます。

 玉置ゼミにおいて、三年生前期は、物語で言えば、プロローグに過ぎません。教育実習を経験し、終えて始めて、本題に入ります。

 よりよい経験をしようと思わなくていいです。遠慮なく、最悪な実習と感じてしまうことになったら徹底的に心残りなく最悪な実習を過ごしてきてください。それが最高な実習に化けますので。

 あと、実習中に、周りの人には遠慮して伝えられない、でも誰かに伝えたいことがあったら、玉置先生や私、四期生にどんな言葉でもいいので吐き出してください。後に良い思い出に化けますので。

 長くなりましたが、まずは小学校実習、楽しんできてください。(中澤)


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友人から学んだこと(矢崎)

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 実習までに髪の毛をバッサリショートカットに切って気合をみせるか、そのままの長さでお団子で誠実さをみせるか迷っている五期生の矢崎です。

 前日、私は京都までいのちの授業づくりセミナーに参加してきました。私にとって学びの深いセミナーとなりました。その学びは「学生の学び」の方に書かせていただきました。

 京都にセミナーに参加するついでに滋賀に下宿している幼馴染と夜ご飯を食べました。

 その子は私の父の友人の娘さんで、物心つく前からよく遊んでいました。私の母が亡くなった時には毎週のように私の家に遊びに来てくれて、毎週のように一緒に騒いで寂しさを紛らわせてくれました。

 そんな友人が今年から就活に入りました。そんな中、就活に必要なエントリーシートの中に「今まで生きてきた人生の中で一番嬉しかったことは?」という質問があったそうです。

 友人は運動が大好きでずっと部活に勤しんできました。だから、最初は部活の事について書こうと思いました。しかし、部活はありきたりすぎて自己アピールにはインパクトがないのではないかと思ったそうです。じゃあ、部活以外で嬉しかった事って何だろうと友人は考えました。

 そこで、友人が思い出したのは大学のセンター試験の前日の夜のことでした。

 その日友人と私は同じ塾だったのでセンター試験の決起会に参加して、友人の家まで2人で歩いて帰っていました。その道中、友人がポツンと「明日大丈夫かな」と言いました。私はその言葉に対して「あなたのことは私は全然心配してないよ。大丈夫。」と思ったままのことを言いました。その言葉を受けた友人はボロボロと泣いてしまいました。友人はその言葉がとても嬉しかったのだそうです。人生の中の数少ない嬉し泣きだったそうです。

 この出来事を友人はエントリーシートに書いたと私に報告してくれました。

 実を言うと、私はこの出来事を断片的にしか覚えていません。たしかに「あなたのことは私は心配していない。」と言ったような記憶はあるのですが、友人がボロ泣きしたことは覚えいませんでした。

 でも、今回その話を友人から聞き、改めて、人の心に自分が残る瞬間は自分が意識していない時なのだなと感じました。友人から大切な事を学びました。また、いつも人生の節目にそばに居てくれる友人に感謝したいと心から思いました。

 誰かのためを想って出た言葉はきっと残るのだと信じ、これからも人を想って生きていきたいとおもいました 。 (矢崎)

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