ラジオ出演「ともみとともに」2020年5月18日(玉置)

 2020年5月18日ラジオ番組「ともみとともに」に出演しました。

 中学校教師での体験、心の天気、スマホ勉強会のしゃべり場、注文ボランティアのこと、教師になる人に伝えたいことなどを30分間ほど、思う存分語りました!

 ここをクリックしていただけると、ラジオ番組をきいていただけます。ぜひお聞きください。
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総合教育技術2020年6月号掲載「心の天気で心の変化を見える化」(玉置)

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 小学館月刊誌「総合教育技術2020年6月号」では、「個別最適化」で子どもを伸ばす!という特集が組まれました。

 その中で、「『心の天気』で心の変化を『見える化』し、サインを見逃さず個に応じた生徒指導を」と題した私へのインタビュー記事が掲載されました。

 以下にそのごく一部を掲載します。全文はここをクリックしていただくと読んでいただけます。ぜひご一読ください。

声がけのきっかけになる

 個別最適化学習を進めるには、まずは個を知らなくては始まらないと思うのです。いくら個別最適化で子どもの習熟度に合わせた問題に取り組ませても、その子の気持ちが学習に向いていなければ、効果は期待できないでしょう。やはり、一人一人の心の状態を捉え、必要に応じて心理的な支援や生徒指導をしながら、学習の助言をしていく必要があります。

 そんなときに役立つのが「心の天気」システムです。操作はとても簡単で、子どもたちはタブレットで、「晴れ」「曇り」「雨」「雷」の4つの天気の中から、そのときの気持ちに最も近いマークを選んでタッチする、たったこれだけです。非常にシンプルですが、これにより子どもたち一人一人の気持ちが「見える化」され、毎日続けることで教員は子どもの心の変化を見取ることができます。子どもからのサインに気づきやすくなり、声掛けのきっかけになるのです。つまり、「心の天気」システムはICTを使った子どもとのコミュニケーション・ツールのひとつだと考えていただくといいと思います。

 「心の天気」は株式会社EDUCOM(エデュコム)が開発したシステムですが、実は私が出したアイディアが基になっています。(続きは、ここをクリックしてお読みください)

ゼミ生が行っている「心の天気」をPHP2020年6月号に掲載(玉置)

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 月刊誌「PHP 2020年6月号」の連載「学校の快談」で「『心の天気』で子どもたちの気持ちを知る」と題した拙稿が掲載されました。

 この「心の天気」は、我がゼミとEDUCOMさんとの共同研究の一つとして、ゼミ生とともに行っているものです。原稿の中にも、ゼミ生が書いた「心の天気」のとらえを挿入しました。出版社に許可を得ましたので、以下にこの原稿を掲載します。

 ***「心の天気」で子どもたちの気持ちを知る***

 文部科学省は、現在、子どもたち一人一人にコンピュータを渡し、学校での学びをより豊かにする施策を進めようとしています。すでにこれが現実化されている学校があります。その学校での取組を紹介します。

 その学校では、私が発案した「心の天気」というシステムを使っていただいています。「心の天気」は、子どもが登校したときや一日を終えたときに、システムを立ち上げて、今の自分の気持ちを「晴・曇・雨・雷」のいずれかのマークで示すだけの単純なものです。学級担任は自分の学級の子どもの「心の天気」、学年主任は学年全体、校長は全校の子どもの「心の天気」を手元のコンピュータで見ることができるようになっています。

 たったこれだけのことなのですが、学校内に大きな変化が生まれてきています。子どもと先生の距離が、グッと縮まったのです。

 例えば、前日「晴」だった子どもが、突然「雷」になることがあります。担任は、その理由を聞きたくなります。「何かあったの?」とさり気なく聞いてみると、昨晩、家庭でスマホの使い方で厳しく怒られたとのこと。そして、こう言った子どもがいたそうです。「先生に言ったら、すっきりしたよ」と。ちょっとしたことですが、「心の天気」がコミュニケーションを生み出すきっかけになっているのです。

 実は、私のゼミ生も「心の天気」を毎日入力しています。この「心の天気」でゼミ生といつも結び付いているなという感覚を持つことができています。学級担任時代を思い出しています。   

 ある学生が「雷」マークだったので、聞いてみると、バイト先で重要な役目をもらったのに、うまく出来なかったことが「雷」の原因だったそうです。さっそくコメントを返して、その学生と会話を楽しみました。

 「心の天気」について、次のように書いたゼミ生がいます。
 「晴、晴、晴と連日、晴が続いていた私ですが、とうとう雷になりました。私は、雷はイライラしたときの気持ちやどうにも言葉にできない気持ちを表すものだと思っています。
 昨夜、雷になってしまいました。自分の情けなさや周りに対しての不満。自分で頑張っていると思っていた事を心ない言葉で否定されると、もう、何というか、言葉にできなくて。私の「心の天気」が雷になりました。
 このことで『心の天気』は、とても良い仕組みだと感じました。言葉にならない気持ちを吐き出すことができる小さな避難場所です。この避難場所があることがどれだけ救いになることか。言葉にできない黒く重い気持ちは、その人の心にずっと靄のように居続けます。その靄は自分一人の力では吐き出せません。そんな時にこの心の天気は大活躍すると感じています」
 
 今日もゼミ生たちの「心の天気」を気にしている私です。(玉置)

※ ゼミ生の金子さんが学級担任になったつもりで「心の天気」を子どもたちに説明する動画をすでに発信しています。こちらもご覧ください。

ゼミ生・金子さんが担任になったつもりで「心の天気」を説明(玉置)

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 我がゼミでは、EDUCOM「心の天気」を日々入力しながら、この「心の天気」の効用を実体験する取組を行っています。

 その中で、ゼミ生の金子さんが、もしこの事態(長期休校)で学級担任だったら、「子どもたちにこう呼びかけて「心の天気」を使って子どもたちと結びつきたい」という思いを動画で表してくれました。

 以下のところをクリックしていただくと、2分間の「心の天気説明動画」をご覧いただけます。ぜひご覧ください。(玉置)


「中学校 数学の授業がもっとうまくなる50の技」3刷へ

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 ありがたいことに昨年発刊した「中学校 数学の授業がもっとうまくなる50の技」が3刷となるとのこと。皆様、ありがとうございます。

 <明治図書書籍紹介文より>

 ワンランク上の数学授業を目指す全ての先生のために
 
 教科書に沿って無難に授業はできるけど、それだけでは物足りない。そんな先生が数学授業の質を一段引き上げるための一冊。生徒のやる気を引き起こす課題提示の方法から、思考力をより効果的に高める発問の仕方まで、数学授業名人が絶対外せない50の技を伝授。

発刊「先生と先生を目指す人の最強バイブル まるごと教師論」(単著・EDUCOM)

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 4月10日に本を発刊しました。

 教師の仕事をまるごと理解していただくために書いたものです。第1 章では、教師の仕事を多面的に記しました。第2 章では、新しい学習指導要領を理解していただくために要点をまとめました。第3 章では、いくつかの教育問題を取り上げ、教師としていかに対応すべきかを示しました。最後の章には、教師力を高めるための一例として、私の歩みを紹介させていただきました。手にとっていただいた方に、必ず満足していただける書籍だと思っています。

 皆様、どうぞよろしくお願いします。EDUCOMオンラインショップやAmazonで購入していただけます。(玉置)

動画「ミドルリーダーへの展望と期待〜これからの学校におけるミドルリーダーシップ〜」

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 独立行政法人教職員支援機構依頼で、鹿児島で行った講演「ミドルリーダーへの展望と期待〜これからの学校におけるミドルリーダーシップ〜」の動画が好評とのこと。45分もあるのにけっこうな人がご覧いただいているとのこと。私がいかに優秀なミドルリーダーに助けてもらって学校運営ができたかがよくわかっていただける講演。
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