10月7日5期生ゼミでの学び(二村)

画像1
 こんにちは!5期生の二村です。 今回は10月7日に行われた5期生ゼミでの模擬授業について書かせていただきます。

 模擬授業では、教育実習で行った道徳の授業での反省を生かし、練り直して授業を行わせていただきました。

 今回の模擬授業では仲間のアドバイスや玉置先生のご指導のおかげで反省点や課題がたくさん見つかりました。

 一つ目は、「子どもの言葉でなにを言わせたいか」を明確にすることです。それにより、そこに向かうために、より明確で端的な発問を工夫することができたり、より的確な主発問を考えることができたり、深みのある授業にすることができると改めてご指導を頂きました。

 二つ目は、単語だけで返してくる児童への教師の声かけの大切さです。例えば、「悲しい」と単語だけで書いている子に対し、「なにに対して悲しいの?」「なんで悲しいの?」と追質をすることで深まりが出て、本質に迫っていくことができるとアドバイスをもらいました。教材研究の時点で、この発問をした時に児童はどう考えるだろうともっと児童目線に立って考えることを意識していきたいです。

 模擬授業を通して、改めて難しさを感じました。子どもたちを授業に引きつけることが出来ていないことを表情を見てて、感じていました。しかし、臨機応変な対応をすることが出来ず、流れを変えることが出来ませんでした。卒論で学んでいることを意識して、次の授業ではもっと活用していき、より成長した姿を玉置先生やゼミの仲間に見せられるようにしたいです。今までゼミで学んできたことをもう一度振り返り、基礎基本をしっかりと行なった上で自分の工夫をプラスできるよう、今一度初心に戻り、授業作りをしていきます!(二村)

教員とレジ店員(酒井)

 こんにちは。10月に突入に今年も残り3ヶ月となったことが信じられていない5期生の酒井です笑

 今回は普段私がアルバイトの時大切にしていることを書かせていただきます。私は1年生の頃から接客業のアルバイトをしています。入学したての頃に始めたコンビニエンスストアでのアルバイトを辞め、今は近所のスーパーで食品レジを担当しています。勤めているお店にはご高齢の方を中心に小さい子や学生、社会人の方など様々な世代のお客様が毎日いらっしゃっています。

 先ほど述べた通り、4年間ずっと今のお店で働いているわけでありません。10年20年と勤めていらっしゃるパートの方が多くいらっしゃる中で1年半ほどの私はまだまだ半人前にも至らないなあと頼りながら、習いながら励む毎日です。学生のアルバイトを数人いるのでそこの子達とも声かけ合いながらやっています。

 そんな私がアルバイトの時大切にしていることは、

 お店を出る時、「ここレジに並んでよかったなあ」と思っていただける接客をする

ということです。ベテランではないのでできることは少ないし、社員でもないので重要な役目を果たすことはできないけれど、数あるレジの中でここに並んだという偶然を大事にしたいと思っているのです。

 おそらく空いていて一番速くお会計が済みそうなレジに並ぶお客様がほとんどで店員で選んでいる方はゼロに近いのではないでしょうか。そんな状況でも、例えば重そうなものは台やカートまでお持ちしたり、袋に入れやすいようにカゴにつめたり、重さが均一になるようにカゴに詰めたり、お子さんがご自分でもっている物は最初にスキャンしたり、目をみてお礼や謝罪をしたり、余裕があればひとこと添えておつりをお渡ししたり…など一見ほんの些細なことかもしれないようなことを私は心がけています。全員にこのレジでよかったと思ってもらうには至りませんが、嬉しそうに帰えられるお客様を見たり、「頑張ってね」と声をかけていただいたりする中で幸せを感じでいます。

 私はこれを勝手にではありますが学級担任とにているなあと思っています。お客様がレジの店員を選べないように子ども達も担任を選ぶことができません。そんな状況でも、この学級最高だなあ、あわよくばこの先生でよかったなあと思ってもらいたのです。そのためには私自身が働きかけるべきことや挑戦すべきことたくさんあると思っています。いつ学級を持てる日が訪れるかわかりませんが、少しずつでも確実にできることが増えるように意図的に経験を積んだり、本を読んだりしつづけたいです。あーーーやっぱり先生になりたいなあ!(酒井)
画像1

9月30日5期生ゼミでの学び(北神)

画像1
 こんにちは!5期生の北神です。今回は9月30日のゼミで行った模擬授業について書きます。模擬授業を行うのは久しぶりで、とても緊張しました。

 私は、第6学年国語の「生活の中の言葉」という単元で授業を行いました。この単元は、教育実習の研究授業でも扱いました。その時に先生方から頂いたアドバイスをもとに授業を考え直しました。

 研究授業では、例をもとに、敬語を使うべき場面とそうでない場面があることにを気付かせ、5年生で学習した敬語について復習をしました。復習はさらっとする予定でしたが、理解できている子と理解できていない子の差が大きく、説明に思っていたよりも時間をかけてしまいました。その後、例文を適切な言葉遣いに直し、役割演技をして確認しました。

 苦手な子にも理解してほしいと思いながら説明をしていましたが、塾のように教えること中心の授業になってしまいました。

 この反省点をもとに、今回は教えること中心の授業にならないように心がけました。模擬授業の25分は、子どもが活動したり考えたりすることが中心でしたが、後半はやはり敬語について教えることが中心の授業展開でした。

 ですが、その後、ゼミで話し合ったことで、授業のゴールを忘れていることに気がつかされました。今回の授業のゴールは、場に応じて適切な言葉づかいで話すことができるようになることです。敬語の種類を覚えることではありません。あれもこれも教えたいと思っているうちに、いつの間にかゴールが変わっていた気がします。授業のゴールから展開を考えることの大切さを改めて感じました。(北神)

9月30日の模擬授業を終えて(矢崎)

画像1
 こんにちは。5期生の矢崎楓子です。今回はゼミでの模擬授業を終えての反省を書かせていただきます。

 今回の模擬授業で私は「子どもたちに授業で得てほしい価値を伝える」はとても難しいということを実感しました。

 私は今回の授業で、藤井風さんというアーティストの「帰ろう」という曲を道徳の教材として使わせていただきました。

 この曲の題名を伏せて、歌詞だけを読んで一人ひとりに題名をつけてもらうことを通して「生きる」ということを考えてもらおうという授業構成でした。

 私がこの授業でこだわったのは「一人ひとりの考えを殺さない」ことです。極端な表現になりましたが、教師の発言で子どもたちの考えを否定し、消すことがないようにしたいと考えました。

 だから、子どもの発言に全て同じ温度で対応しました。しかし、教師の発言を意識するあまり発問まで「どう?」といった、子どもが何を答えれば良いのか分からない発問をしてしまいました。そういった発問では子どもたちが価値に気づくことは難しいです。

 実際に、今回の授業で「自分ごと」として価値に気づけなかったという人が多くいました。また、今回授業自体がとても静かで教師として不安になりました。

 でもこの静けさは考えている証拠だと先生が教えて下さいました。その静けさの価値に私が気づけていなかったのも反省点です。絶対にこの静けさは道徳にとって必要なものです。「みんなよく考えてくれていますね」と静けさを褒め、いかせばよかったと感じました。

 今回の授業で私は子どもたちに「生きる」ことを考えるという価値に気付いてほしかったです。正直、今回の授業をどのようにしたら、この価値に気づけるようにできたかは検討がつきません。それだけ発問や教室の空気感づくりは難しいのだと感じました。

 私は「生きる」ということを考えることは人生の本当に大事なことに気づかせてくれるものだと思っています。今回の授業はうまくいきませんでしたが、もっと発問を研究して、「生きる」ことについて子どもたちに考えてもらう授業を作れる教師になりたいと強く思いました。(矢崎)

9月30日 5期生授業ゼミからの学び(木下)

画像1
 こんにちは。5期生の木下です。今日は9月30日のゼミで私が挑戦した道徳の授業について書きたいと思います。

 後期ゼミはゼミ生がそれぞれ授業をするということで、まず何の教科の授業をしようか迷いました。自分の専攻科目の社会、それとも実習中に何度も授業をさせていただいた算数、難しかった道徳…。この中から迷いに迷って、1番授業をするのが難しく悔しい思いをした道徳の授業に挑戦することを決めました。

 題材は「ブランコ乗りとピエロ」です「ブランコ乗りとピエロ」は皆さんもよく聞いたことがあるのではないかという有名な題材です。今実習をしている一個下の学年の子に聞いてみると、実際「ブランコ乗りとピエロ」で道徳の授業をしたという声もよく聞きます。

 最初は考え方が違いぶつかり合っていたピエロとブランコ乗りのサムが、最後には笑顔で一緒に料理を囲むという内容です。5年生対象ですが、5年生にはやはり難しい内容だなあとあらためて感じました。

 1番の反省点は、最初から丁寧に教科書を読んでいくのではなく、必要ではない部分は省き、子どもたちに考えてほしいところをしっかりと読むべきでした。道徳は国語の読み取りではないし、時間短縮にもなります。時間を短縮することで「なぜピエロとサムは最後、一緒に笑顔で料理を囲むことができたのか?」という最も大切な問いを時間をかけて考えることができたなと思います。

 しかし、実習中と比べて自分が成長できたなと感じたことは予想外の答えが返ってきても動じず、一緒に子どもと考える余裕ができたということです。これは、週1回ボランティアを地元の小学校でさせていただいている経験が生きているのかなあと感じます。(色々な子どもがおり、私は補助が必要な子どもの支援をすることが多いため)

 教員採用試験も全てひと段落して、気が抜けてしまう時期です。学生最後なので遊ぶ時は思いっきり遊びたいと思います。しかし、今から4月に教壇にたつ教師としての準備もしっかりとしていきたいです。授業ゼミ、卒業論文、興味のある教育書を読んでみる…などやれることはたくさんあります。気を抜きすぎず、ここからがまたスタートだと思って頑張りたいです!(木下)
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31