6期生ゼミ合宿を終えて(金子)

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生金子です。先日12月19,20の二日間でゼミ合宿が行われましたので、そこでの学びを書かせていだだきます。

 一日目は、松浦克己先生にGDMの英語の授業について模擬授業を受けました。実際にやってみて、基礎を体験的に頭を働かせながら身につける事ができると思いました。そして土台がしっかりしているからこそ応用への適用力もはたらくのだと身をもって体験しました。難しい文法でのGDMを活用した指導方法も知ることができ、すごくいい経験になりました。

 1日目の終わりには、「こまきこども未来館」を見学させていただきました。コロナウイルスの影響でオープンが延期となってしまったのは残念ですが、子どもたちに安全な状態で遊んでほしいという施設の職員さんの思いを感じます。感想を伊藤くんがまとめてくださっているのでそちらを是非見てください

 二日目には、面接練習を行いました。指導をしてくださった玉置先生、酒井先生、斎藤先生、5期生の先輩方、本当にありがとうございました。面接練習をしてみて率直な感想は「見抜かれまくり!」です。考えや伝え方に関して自分が不安だと思っていた部分に的確な指導してくださいました。追求されてもしっかりと答えられるように知識の幅、教員を志す軸の部分をしっかりともっておきたいと思いました。また、表情や目に関してのご指導もいただきました。マスクをしているため、眼力や目で伝わる笑顔が必要とされます。今日からマスクをして鏡の前で自分の顔と毎朝笑顔を交わしたいと思います。

 そして、二日間を通して、卒論のテーマぎめ、「はじめに」の部分を作成しました。最初は居残りになるのではないかと不安でしたが(笑)、みんなと高め合いながら土台を作ることができました。これからたくさんの本を読んでたくさんの考え方に触れ、追求していきたいと思います。

 二日間を通して、本当にたくさんのことを学びました。大変さもありましたがそれ以上に学びが大きかったです。このような経験ができたのはご指導いただいた先生方、先輩方、高めあった6期生の仲間がいたからです。本当に感謝しています。ありがとうございました。6期生ならではの楽しさ、高め合いをこれからも大切にしたいです。

 最後に、こども未来館で玉置先生も一緒に笑顔いっぱいトランポリンをしたこと、忘れられない思い出になりました!(金子)

12月16日5期生ゼミでの学び(大久保)

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 こんにちは!5期生の大久保です!今回はゼミを通して学んだことを書き記していこうと思います。

 今回最後の模擬授業でした。最後は苦手な算数の授業をしようと前々から決めていたので、3年生の余りのある割り算を選びました。その授業を通して学ぶことは多くあったのですが、今回はその中でも特に大切だと感じた1つに絞って書いていきます。

 今回学んだことは、飾ったことをしないということです。

 折角の授業なのだからという思いで、私はヒントカードを作っていきました。余りを考えられない児童がカードを元に考えられるようになったら、全員が授業に参加できるだろうと考えていました。

 もっと言うと、このカードについて後で褒めてもらえるだろうと邪な考えまで抱いていました(笑)

 しかし、授業後玉置先生から、
「飾ったことはしなくていい。研究授業などで気合いを入れる先生がいるが、普段と違うことをしても児童に見透かされる」
というお言葉をいただきました。この言葉がとても胸に刺さりました。

 その言葉を聞いて、私はある著書の中で目にした「味噌汁・ご飯の授業」という言葉が心に浮かんできました。毎日味噌汁やご飯は食べるが、飽きはこない。それに手軽で、栄養もある。それと同様に授業において、特別なことをするのではなく、毎日毎日行う日常の授業をより良くしていこうというものです。多忙な職業なので、事務処理等に追われ、授業が二の次になってしまうということは少なくないはずです。すると授業がぞんざいに扱われてしまいます。しかし、研究授業になると、たくさんの教材研究を重ね、準備物掲示物に気合いを入れ、授業に臨むということはきっと多くあるはずです。

 そうではなく、教師の根幹は授業にあるので、どれだけ多忙な中でも日常の授業で児童の学力を保障するよう「味噌汁・ご飯の授業」を目指していきたいと強く思いました。

 今回の模擬授業を通して、飾ったこと、特別なことをするのではなく、普段の授業を充実させ、児童の学力向上を狙っていく大切さを学ぶことが出来ました。私は教師になった際、研究授業等で気合いを入れ過ぎてしまいそうなので、この「味噌汁・ご飯の授業」をしっかり心に留めておきたいです。

 3回の模擬授業をして数えきれない程多くのことを学ぶことができました。本を読んだり、講演を聞いたりすることも勿論大切ですが、実際に授業を通して学ぶことの大切さ、その価値を身に染みて感じることができました。あと数回のゼミで終わってしまいます。そう考えると大変寂しいですが、残りのゼミでも多くのことを学んで、自分の力にしていこうと思います。

 玉置先生、5期生の皆さん本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。(大久保)

12月16日授業ゼミからの学び(木下)

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 こんにちは。5期生の木下です。今回は12月16日に行ったゼミでの授業について書きます。

 私は今回の授業で最後の授業だったので、正直何の教科の授業にするかとっても迷いました。小学校実習で行った算数の研究授業にもう一度挑戦しようかと考えましたが、中々進まず…そんな時に道徳の教科書をパラパラと見ていると「あれ?この内容どこかで見たことあるなあ」と感じる教材がありました。

 「すれちがい」という教材で、2人の女の子が考え方のズレから喧嘩に発展してしまうという内容です。どこでこの内容を見たかというと、「ちびまる子ちゃん」の漫画でした。私は小学生の頃ちびまる子ちゃんが好きで、お手伝いをしてもらったお小遣いを、ブックオフに売っているちびまる子ちゃんの漫画に費やしていたほどです。道徳の教科書に載っている教材とほぼ同じ内容であったので、今回はちびまる子ちゃんの「たまちゃん、大好き」という回を教材にして授業を行いました。小学生時代に熱中して読んでいた漫画が、このような形で役立つなんて思ってもいませんでした。

 授業が終わり、良かった点と反省点どちらも出てきました。その中で、もしもう一度同じ授業をするならば一番取り入れたいことは、「自分の立場を数直線上に表して、立場がみんなの意見によって変わったら簡単に立たせる」ということです。数直線に自分の立場を表すことで、立場がはっきりと表現できずどちらの気持ちもわかるという子どもや、どちらかといえばこっちの立場という子どもが考えやすくなると感じました。

 また、自分の変化を簡単に立つことで、私が卒業論文のテーマで扱った全員参加の授業につながるなと感じました。

 今回で計3回の授業が終わりました。なかなか学生のうちにこんなにも多くの授業をすることはないと思います。そして、こんなにも多くの方から的確なアドバイスをいただけることもありません。4月から子どもを前に授業をすることは不安です。しかしゼミからの学びは私の最大の強みです。全ての回で多くの学びがあり、その学びは玉置先生やゼミの仲間からの助言のおかげであります。本当にありがとうございました。(木下)

12月16日の授業発表での学び(矢崎)

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 こんにちは。今回は、第3回目のゼミ授業発表での学びを書かせていただきます。

 私は、小学校実習で授業させていただいた、「ごんぎつね」の最終場面を授業させていただきました。「ごんぎつね」の最終場面はごんが兵十に火縄銃で打たれてしまうという場面です。また、兵十のごんへの気持ちが最終場面で180度変わる場面でもあります。この兵十の気持ちの変化を子どもたちが気付ける授業を作りたいと考えました。

 授業準備をするにあたって特に大事にしたかったことは、「第1場面から第5場面までの兵十のごんへの気持ちは変化していない」ということ、「最終場面の兵十の行動から読み取ることが出来る、兵十の気持ちの変化」です。

 この2点をどうしたら子どもたちに気づいてもらえるだろうかと、とても悩みました。
私は、悩んだ末に、授業の最初に第1場面から第5場面の兵十とごんの行動と気持ちの変化を振り返らせることで、最終場面に兵十の気持ちが変化することに気づきやすいようにしようとしました。

 しかし、この第1場面から第5場面の振り返りの時間が長く、その振り返りをその後の展開に活かすことができませんでした。

 兵十の気持ちの変化に気を取られすぎて、兵十の行動や言動の言葉から読み取るという国語の土台といえる部分をおろそかにしてしまいました。ゼミ生からも「時間をかける部分を考えたほうがもっと良くなる」というアドバイスをもらいました。国語の土台である「言葉」に自分自身がもっと敏感にならなくてはと気付かされた授業発表でした。

 今回が、大学生最後の授業発表となりました。自分にとって悔しい結果の授業発表になってしまいましたが、今回この授業をしたことで、自分の甘かった点に気づくことができました。

 そこで思うことは、やっぱり、授業を大学生のうちに何回か経験することって、ほんとに重要だということです。2年生の時に玉置ゼミを受けようと決心した自分を思いっきりヨシヨシしてあげたいです。

 そして、玉置先生にこの場をお借りして、お礼を申し上げます。玉置先生のゼミに入れていただいたから、教員という職業への情熱を4年間絶やさず、過ごすことができました。もっと、教員という職業をもっと知りたいと希望を持つことができました。本当にありがとうございました。これからも、この玉置ゼミ5期生という名に恥じぬように精進いたします。(矢崎)

12月9日 5期生ゼミ模擬授業での学び(中西)

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 こんにちは。5期生の中西です。12月9日の模擬授業での学びを書かせていただきます。

 今回は小学3年生の分数の足し算で授業を行いました。前時までに学習した分母や分子といった用語の確認や、3分の2は3分の1が2こあつまった数などの復習の時間をつくりました。しかし、この復習に時間をかけ過ぎてしまったことや、基礎的な用語の確認に1人しか指名しなかったことが反省点です。基礎的な用語はリズミカルにたくさんの子どもに聞くことが有効的だと感じました。
 
 授業全体の中での反省点は、子どもが発言したときの教師の褒め言葉が少なかったことです。復習に時間をかけ過ぎたことの焦りもあり、褒め言葉や価値づけの言葉を意識することができませんでした。分からないなかでも必死に考える姿や発言する姿に先生が褒めてくれたら、学ぶ意欲が高まります。逆に先生が何も言ってくれないと、発言したくない気持ちや発言することが怖いという思いにつながってしまう可能性があります。次回の模擬授業では褒め言葉の意識をもって臨みたいと思います。

 今回の模擬授業では、まだまだ満足した授業とはいきませんでした。教材研究やこれまでの模擬授業で見えてきた課題を意識しながら、次の模擬授業へつなげていきたいです。(中西)

12月9日五期生ゼミでの学び(古川)

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 こんにちは、5期生の古川です。今回は、12月9日のゼミで行った道徳の「道案内」の授業の振り返りを書いていこうと思います。

 今回、授業をやる中で私自身の課題と感じたことがありました。それは、「待つこと」です。

 自分の投げかけに対し、子ども達が悩んでいる姿を見ると、どうしても焦る気持ちが出てしまいます。しかし、そんなときこそ、どっしり構え考えを深めるチャンスと捉えたいです。

 教員が子どもが悩んでいるとき、ころころと言葉を変えてしまっては、余計に混乱を招くことにもなります。その一瞬一瞬のこころの揺れをしっかりと受け入れ、そして、そこから掘り下げるということを大切にしたいと考えさせられました。

 問いの提示の仕方も同じです。子ども達の気づきや反応を待たなければなりません。しかし、それを、私は今回プリントに書いてしまっていました。本来なら、そこまでの子ども達の考えから出てきたものであり、流れがあるものです。授業をしながら、一緒にこの後の展開をつくっていく、子ども達が「こうしたい」「なんでこうなるんだろう?」自然とそう思うことができるような提示が理想だと思います。

 「待つ」というのは、文字で表すのは簡単です。ですが、行動に移すのは、そう簡単ではありません。残念ながら、私は今回がゼミでの模擬授業の最後の機会でした。しかし、模擬授業をする機会はなくとも、様々な文献や先生方の授業から学ぶことはいくらでもできます。今できる最大限も方法で残りの大学生活を過ごしていきたいと思います。(古川)

12月9日ゼミ最後の模擬授業(生田)

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 こんにちは!五期生の生田朋也です。今回は12/9でのゼミでの学びを書いていこうと思います。

 今回も引き続き社会の歴史分野の授業をやらせていただきました。私は教科の中で歴史が1番苦手です。敢えて今回は1番苦手な教科に挑んでみました。
1番苦手な教科ですので教えるのにもちろん自信がありません。そこで自分が意識したのは前回の反省も活かして、シンプルに4つ
1.教えるのではなく学びたいという意欲を持たせる
2.色々な活動を取り入れる
3.教具で興味を引く
4.学ばせたいことは一つか二つに絞る
です。社会科は前回は教科書よんで児童に質問して、先生が教えるというとてもつまらないものでした。さらに玉置先生の仰られた通りミステリーツアーでした。途中で自分が何をしたいのか自分がわからなくなっていました。なので今回はこの4つを意識しました。

 内容は長篠の合戦です。長篠の合戦の絵を半分に切り、武田軍の絵を先に配り、織田軍の絵を後から配りました。従来の戦い方の武田軍と新しい戦い方、戦法で勝利した織田軍の違いに気づけるようにするためのねらいです。

 反省としてはどうしても社会は予想外の意見や自分の知らないことまで知っている子どもがいます。そう言った時にどうしても動揺してしまいます。しっかり準備した時ほどそうなってしまいます。

 そういった時に動揺せず、しっかりと褒めてあげれる教師になりたいです。同じゼミ生には「欲しい答えを子どもに求めてしまっているのが伝わってしまっている」と指摘されました。

 そしてもう一つ、黒板の字です。ほとんどのゼミ生に指摘されました。なかなか字を上手く書くことができません。さらに書き順もです。これからの教師人生で一番苦しめられる課題かもしれません。姉が幼稚園の先生ですが、書道の方で師範の資格を持っているので姉に少しずつ教わろうかなと思います。

 ついに3回目ということで最後の模擬授業でした。沢山苦しみ、最後まで思うようにはいきませんでしたが、なんだかんだで楽しんで授業準備している自分がいました。

 誰一人同じ児童はいないのと同じように授業も全く同じ授業などないと私は考えています。だからこそ難しく、楽しく、そしてこれから先ずっと学び続けるものなんだなぁと強く感じました。ゼミ生のみなさん、玉置先生、ご指導ありがとうございました。(生田)

12月2日5期生ゼミでの学び(二宮)

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 こんにちは、5期生の二宮です。今日は12月2日のゼミで行った「手品師」の模擬授業を通して学んだ事を二つ書いていきたいと思います。

 一つ目は活動の指示です。今回は自分の気持ちを数直線に表すことで自分自身の決断の重みを考える授業を行おうとしましたが、子どもの活動にばらつきができてしまいました。考えられる原因として活動で使うプリントに不備があった事もありますが、それ以上に言葉がけが良くなかったように感じました。「指示は短く、わかりやすく」ということを改めて大切にしたいと思います。

 二つ目は発問のニュアンスです。前回の模擬授業と同様に本時の子どものゴールはイメージできていても、価値に迫る発問は難しく感じました。自分の決断が「誠実であるか」という問いを投げかけました。それは「もちろん誠実だ」と反論したくなるような気持ちをつくり、そこから理由を考える流れを想定していましたが、子どもの選んだ行動までをも否定してしまうのではないかということをアドバイスしてもらいました。ですので、「誰に対して、どんなところが」のような言葉を補うことで子どもの行動がベースになり、否定されず、考えやすいと思いました。

 今回の模擬授業は、自分が小学校教育実習で行ったかつ、自分の卒業論文の一部として作成したものを行いました。教育実習の失敗を糧に、子どもが授業の中で新しい視点を発見したり、「対話」したりする授業を創りたかったのですが、あまりうまくいきませんでした。今回の模擬授業では前回以上に授業構成や発問に悩み、自分の中で納得できないものが多く生まれました。発問については書籍でさらに勉強を重ね、経験を積んでいきます。反省ばかり書きましたが、ゼミ生のみんなのアドバイスから、自分の発想は決して悪くはないという自信を少しつける事ができました。この自信は大切に最後の模擬授業も突き詰めていきたいと思います。今回もありがとうございました。 (二宮)

12月2日5期生ゼミでの学び(酒井)

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 早く雪が降ってくれないかなあと思っている5期生の酒井です。

 今回は12月2日の5期生ゼミでの学びを書かせていただきます。この日は読み物ではない道徳をしたいと試みた回で自分の中でも反省点が多くありました。題材は私が小学生の頃に出会って、道徳が好きだと思ったことを今でもよく覚えているものを扱わせていただきました。特に感じた反省点を2点あげさせていただきます。

 1つ目は、導入、内容、まとめの一貫性です。まず意見を自由に発言してほしいという思いから導入で言葉する大切さを伝えました。ですが、内容では言葉や行動をしてもしなくてもよい、まとめでは人と関わる時は相手を思いやることが第一だと伝えました。このはじめの導入にひっぱられて、行動を起こさないことへのマイナスなイメージを与えてしまいました。教師の与える影響力をわきまえて、のびのびと自由に考えられる雰囲気づくりを心がける必要性を改めて感じました。

 2つ目は、板書やプリントなどを児童目線で構想することです。今回の板書で行動を起こす方を赤、起こさない方を青で囲みました。この色遣いだと起こさない方にマイナスのイメージを与えてしまうという意見をいただきその通りだと思いました。さらに、プリントも発問には合わないイラストを添えてしまい、混乱を招いてしまいました。児童の言葉は授業でエンジンになると思いますが、視覚的な情報も大切な要素だと考えらるので、学びの主体である児童の立場に立って準備をしなくてはならないことを再認識しました。

 自分が模擬授業をさせていただけるのも残り一回となりました。ゼミでの学びは私にとって宝物なので大切に過ごしたいです。玉置先生と仲間に心から感謝します!そして好き!!(酒井)

12月22日額田中学校 永井利昌先生からの学びオンライン(宮野、古川)

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 こんにちは。5期生の宮野です。今回は、額田中学校の永井利昌先生から、学び合いにおいて大切にされていることを伺いました。その中で特に印象に残ったことが3つあります。

 1つ目に、学び合いにおいて教師に大切な要素です。額田中学校では、この要素をCRSと呼び、大切にしておられると伺いました。Catchは、つかみー生徒の考えを把握する、Rは、レスポンスー子供のつまずきを予想した上での教師の声かけ、Sは、ストリングー子供同士をつなぐ、です。ついつい、授業では教師の発言が多くなってしまうように思いますが、この要素を意識して、子供たちだけで進める学び合いを私も実現してみたいなと思いました。

 2つ目に、教える・教えられるという立場を固定化させない工夫です。学び合いを行う上で、なかなか学習が苦手な子にとって、教えられるという立場が固定化されてしまうのではないかと考えていました。しかし、永井先生は、そのような子供たちの面白い発言や鋭い考えを拾い、褒めたり認めたりすることによって、改善できると仰っていました。学び合う中で、子供のふとした発言や素晴らしい姿を見過ごすことなく、フォローできる教師になりたいと思いました。
 
 3つ目に、学びから逃げる子を止めることができるのは友達ということです。この言葉から、子供にとっての、学び合いの可能性と価値を感じました。額田中学校では、学び合いを取り入れてから、授業中誰一人、寝る子供はいなくなったとのことでした。私自身、中学校実習で何人かの子供が寝てしまう授業をしてしまい、とても耳が痛かったです。この話を伺い、教師が働きかける以上に、仲間の存在が子供にとって一番大きいのだと感じました。学び合いは、単に学習内容を学び合うだけでなく、クラスの仲間の存在や、良さを認めることに繋がるのだと大きな価値を感じました。
 
 今回、学び合いにおいて大切なポイントを伺い、ますます学び合いの授業を行ってみたいと思いました。4月から教師として教壇に立つことに、不安な気持ちもありますが、永井先生のお話を伺い、楽しみな気持ちが湧いてきました。お忙しいところ、貴重なお話をしてくださった永井先生、このような機会をを設けてくださった玉置先生、そして共に学んだ古川さんありがとうございました!(宮野)

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 こんにちは、5期生の古川です。先日、学び合いに力を入れている額田中学校の永井先生からお話を聞かせていただきました。今回はそこでの学びについて書いていこうと思います。

 お話を聞く中で、私の中で特に印象に残った言葉がありました。それは、「学びから逃げる子を引き止めるのは、友達」という言葉です。もちろん教師の声掛けも大切です。しかし、それ以上に一緒に学ぶ仲間からの言動は心に響き、効果があるのだと考えさせられました。そして教員にできるのは、そのような子ども達の関係のきっかけづくりだと考えました。

 子どもには、一人ひとり、その教科の得意、不得意はあります。ですが、どんな子どもでも面白いことや輝く場面があるはずです。そこを見逃さず、しっかりと褒めて認めていくこと、それが固定化された人間関係を変えるチャンスになります。そのようにして、認め合い、つながり合えるチャンスをつくっていくことの重要さを学びました。

 ですが、ただ話し合う活動を取り入れただけでは学び合いにならなかったり、話が広がり過ぎて、授業の収拾がつかなくなります。子ども達主体で学び合いが進められるようにするためには、活動の明確化が必要です。交流が進みやすくするように視点を絞り、投げかける言葉を吟味することが重要になります。ただ子ども達に課題を投げかけるのではなく、子ども達の活動の風景を想定し、手立てを立てること、軌道修正の仕方を考えておくことが必要だと学ばせて頂きました。

 学び合いは、学びに向かう力を高める効果もあります。しかし、それだけではなく人間関係に変化も与え、人とつながる力もつけさせることができます。それは、社会に出てからどこの場でも役に立つ力となります。

 正直、来年度から教壇に立ったとき、学び合いを取り入れられるか自信はありません。しかし、学び合いが子ども達にとって、役に立つ力となるのは間違いないと思います。少しでも取り入れることができるように、今回聞いたお話を振り返って、自分の力となるようにしたいです。

 今回、お話をして下さった永井先生をはじめ、機会を設けてくださった玉置先生、一緒に参加して下さった宮野さん、ありがとうございました。(古川)

11月25日 5期生ゼミでの学び(二村)

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 こんにちは!5期生の二村です!今回は5期生ゼミ、模擬授業からの学んだことについて書かせていただきます。

 なかなか納得のいく授業をすることができず、授業づくりに対し、とても思い悩む日々でした。なので、算数の授業名人で有名な志水廣先生のDVDを貸して頂き、見て学び、実際に真似てやってみたいと思い、模擬授業でやらせて頂きました。対象学年は3年生で、内容は分数の単元を行いました。

 今回の模擬授業で、算数を教えることの難しさをいっそう感じました。1番の反省点は、「大事な算数の要素が抜けていた」ことです。分数を教える上で、比較するとき同じ大きさという大前提を子どもに捉えさせることが抜け落ちてしまうと、認識が変わってしまうことを学びました。

 また数直線を活用する際、0と1の表記をプリントにしていなかったので、算数が苦手な児童役は左から書かず、右から数直線に数値を記入していました。数直線は左から書くものと教師が思い込んでいることが出てしまい、机間指導では児童の対応に困惑して焦ってしまったことも反省点です。

 細かな要素が少しずつ抜けることで、授業にズレが出てきてしまい、子どもの混乱を招いてしまうことがあることを体感し、算数において、伝えなければならない要素を丁寧に伝えることの重要さを学びました。

 一回崩れてしまうと、焦ってしまい、準備していた展開とは違うことをしてしまうことなど、臨機応変に対応する力のなさや教材研究力の足りなさを毎回実感します。教師になる前にこのような経験ができているはとてもありがたいことであると心から感じています。一回の失敗でめげずに試行錯誤しながら、より面白くわかりやすい授業のできる教師になれるよう日々励んでいきたいと思います。(二村)

6期生で「こまきこども未来館」を見学(6期生・伊藤)

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 12月19日、玉置ゼミ6期生は愛知県小牧市にある「こまきこども未来館」を見学させていただけました。

 本当に素晴らしい施設になっていて感動しました。その感想が7人分あるので記事にしたいと思いこの記事を書いています。

 まずは私、伊藤幹太の感想です。

 率直な感想としてめっちゃ楽しかったです。様々な遊具や工作場があり、さらには時代に合わせて最新のパソコンやタブレット、3Dプリンターも置いてあり子供の気づきを学びにつなげる素晴らしい施設だと思いました。ひとつだけ後悔なのは、小牧の今の時代の子供に生まれて、この施設を利用できないのだけが後悔です(笑)。オープンして、ホームページで子供の成長を見るのが本当に楽しみです。今日見学させていただくに当たって、動いてくださった「こまきこども未来館」の係りの方、玉置先生には感謝しかないです。ありがとうございました。

 名桐大智の感想です。

 オープン前の貴重な時期に貴重な体験をありがとうございました。子どもたちが伸び伸びと成長していく場所に、今年21になる大人が行っても凄く楽しかったです。それぞれのコーナーに育成される能力が書いてあり、遊びながら学ぶことを体現できる素晴らしい環境だと思いました。また、体を使って個性を伸ばしたり、ICT機器や工作など創造力を働かせたりすることが一つの場所ででき、子どもたちも自分に合った「好きなこと」に出会えると思います。自分も将来子どもができたら、親として連れて行きたいです。見学・体験をさせて頂き、関係者の皆様と玉置先生に感謝致します。本当にありがとうございました!

 中野紗希の感想です。

 オープン前に私たちに施設の紹介をしてくださり、本当にありがとうございました。私がこの施設を実際に体験したり、見たりさせていただいて思ったことは、こんな施設が自分が小学生の時にあったらどんなによかったかと言うことです。自分だったらきっと毎日通うと思います。大人が遊んでもワクワクする気持ちを思い出すような施設でした。子供たちがこの施設で楽しくワクワクしながら様々な経験を積むことによって、遊びを学びに変えていくことを想像すると、とても羨ましく思います。この施設で少しでも多くの子が遊びながら学び、学ぶことの楽しさを見出してくれたらいいなと思います。施設の盛況を願っています。本当に楽しくて新鮮な体験をさせてくださりありがとうございました。

 金子奈央の感想です。

 オープン前にこのような素敵な機会を頂き、本当にありがとうございました。6期生のみんな、そして玉置先生も笑顔いっぱい楽しめた素敵な時間でした。遊んでいる時に、こうしたらもっと高く飛べる!ここの手触りはこんなのだ!この遊具はどんなつくりになってるの?と思う場面がありました。遊びから生まれる楽しさ、不思議さ、考えを一緒に遊んでいる仲間たちと共有することでさらに学びが広がると思いました。私は保育を専攻していますが、「遊びは学び」という言葉を実感しました。 玉置先生、関係者の皆様、こんなに楽しく貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

 中江真帆の感想です。

 オープンする前にすてきな体験をさせていただいてありがとうございました。施設を紹介していただいている最中とてもわくわくしていました。もし私が子どもの立場だったらこんな施設があったら毎日通ってしまうのではないかと思います。子どもに戻ったかのようにいっぱい楽しませていただきました。たくさん遊ぶことができる遊具から学びに繋がっていくというのは子ども達にとってとても価値のあることだと感じています。このような環境があるなんてとてもすてきだなあと思います。たくさんの子ども達が「遊びながら学ぶ」という経験ができるといいなあと願っています。関係者の皆様、玉置先生、貴重な体験をありがとうございました。

 松浦遥菜の感想です。

 貴重な体験をさせてくださって、ありがとうございました!「遊び」というものは子どもたちにとっては欠かせないものであると思います。その遊びを学びに繋げていく施設というのは、私はあまり聞いたことがなかったので、これからどんどん注目されるであろう施設になる気がします。子どもたちの豊かな感性と発想を学びに繋げていくという素晴らしい環境をたくさんの人に知って、利用して頂きたいです!私も子どものように、全力で楽しんでしまいました。子どもたちも一緒に来るような大人の方々も、子どもたちの成長を近くで見ながら楽しめると思います。また機会があれば、参観させて頂きます!関係者の皆様、玉置先生、ありがとうございました!

 池戸颯の感想です。
 
 貴重な体験をさせていただき、私自身、本当に楽しかったです!ありがとうございました! 子どもたちの「あんなものがあったらいいな」「こんなことしてみたいな」がたくさん詰まったこんなに素敵な場所だなと思いました!また、角がなくぶつかっても痛くない椅子や柔らかい床など随所に子どもの安全を思った工夫が見られ、本当に子どものためを思って作られた施設だと思いました。 今後、この施設の良さが小牧だけと言わず、全国に広がり、子どもたちの学びの出発点になることを願っています!関係者の皆様、ありがとうございました!

最後に「こまきこども未来館」の説明があるホームページURLを載せておきます。ぜひ見てみてください。
http://www.city.komaki.aichi.jp/admin/keywords/...

6期生合宿1日目・松浦先生から学ぶ

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 合宿1日目のげストから学ぶ時間は、松浦克己先生をお呼びして、GDMについて体験を通して学びました。

 あるゼミ生が「革新的な英語授業」と表現したように、模擬授業を通してGDMで学ぶ新たな言語のよさを全身で感じたようです。(玉置)

12月2日ゼミの模擬授業での学び(宮野)

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 こんにちは、5期生の宮野です。今日はゼミで2回目の模擬授業をさせていただきました。

 今回、英語で授業をしました。やはり、自分の1番好きな教科である英語なので、自分自身楽しんで授業ができたのですが、振り返ってみて、主に2つ課題が見つかりました。 
 
 1つ目に、途中日本語に逃げてしまったことです。英語で伝えた後に日本語に訳したり、英語で伝えられそうな部分まで日本語で話してしまいました。授業後の振り返りや、学びの天気で、ジェスチャーなどをして英語で伝える工夫がもっとあると良かったという評価がいくつかあり、反省しました。また、授業後に、今回のアクティビティを紹介してくださった、本学の小学校英語がご専門の加藤先生に、授業を通じて感じた難しさを相談したところ、教師が日本語に逃げてしまうと子供も逃げてしまう。だからこそなるべく英語を使うべきだというお言葉を頂きました。なるべく英語で、動作も交えながら、子供達が英語を話したいと思えるように、心がけたいと思いました。

 2つ目に、何のためにその活動を行なっているのか目的意識をしっかり持つ大切さです。以前加藤先生の授業で、canという表現に慣れるためのアクティビティを体験し、私も教師側の立場でやってみたいと思い、今回実践しました。しかし、授業を流すのに必死で、子供1人1人の姿をきちっと見ることができていないように思いました。また、人から学び得た実践は、ただまねても上手くいかない、目的やどんなことを大切にしないといけないかをしっかり理解していなければならないと、加藤先生が仰っていました。これから、いろいろな優れた実践を見て真似させて頂く際は、しっかり目的と留意すべき点を伺い、理解した上で実践したいです。
 
 今回、英語の授業をさせて頂き、やはり英語は楽しく、みんなが笑顔で活動している姿を見ると嬉しく思いました。まずは、教師が授業を楽しむという気持ちを忘れず、より自分自身を高めていきたいです。(宮野)

教育と笑いの会での学び (矢崎)

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 こんにちは。5期生の矢崎です。今回は「教育と笑いの会」に参加せていただき、得た学びを書かせていただきます。

 今回、私が学んだことは、導入って難しいということです。

 落語家さんのお話を聞いていると「まくら」といわれる、授業でいう「導入」に当たるお話がありました。

 落語家さんの身近で起こった最近のお話しをしてくださって、クスッと笑えるお話ばかりでした。このお話を聞いている時は、なんだか柔軟体操しているみたいだな、なんて思いながらお話を聞いていました。

 ある落語家さんは、「このコロナの中で一番困った商売の人は『泥棒』だ」と言って、泥棒にまつわる落語をなさいました。また、ある落語家さんは落語をお話しする前に上に羽織っていらっしゃったものを脱ぎました。その脱いだ行動でお話が始まるんだなとわかりました。

 落語家さんによって、「まくら」もお話しのはじめ方も全く違いました。

 これは教師の世界でいう、「導入」の部分の違いと言えると思います。私は導入が子どもたちの授業を受ける柔軟体操だと思っています。

 落語家さんの「まくら」を聞いて、私もあんなふうに導入ができたらなと思いました。そのためには、やはり、日々話の種になるアンテナを貼っていなければならないと思います。自分の目で見たことを伝えるためには覚えておかなければなりません。時にはメモも必要だなと思いました。

 また、子ども達との間に「合図」も必要だなと感じました。落語家さんが羽織を脱いだら話が始まった様に、授業の大事なところで、教師が合図を送ったら、子ども達もハッとするのではと。

 でも、この合図を作るのには、日々の子ども達との関わりがとても大切だとわかりました。導入も合図も、落語家さんがお客さんのニーズに合わせる様に、私達教師も目の前にいる子ども達のニーズに合わせなければならないと感じました。そのニーズに合わせられる様に、子ども達と関わること、観察することはとても重要だと改めて感じました。

 楽しい会に参加させていただき、ありがとうございました。(矢崎)

11月25日5期生ゼミでの学び(杉山)

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 こんにちは。5期生の杉山です。卒論が一段落して気が抜けて記事の更新が遅れました。すみません。今回は、11月25日のゼミでの授業からの学びを記します。

 前回の社会の授業では、「これまでの社会科授業の典型」と玉置先生からお叱りを受け、さらに、小牧市立篠岡中学校へ社会科授業を学ばせていただく機会を用意していただいたので、今回の授業は正直結構なプレッシャーでした。(笑)
 
 今回の授業では、中学歴史の大化の改新と律令国家について扱いました。生徒たちが考える場面でしっかりと時間を使いたかったので、知識を伝える部分はわかりやすく端的にし、考えさせたい部分はランキング形式にして、「律令制に影響を及ぼしたと思われる出来事トップ3を考えよう」という風にして、自身で教科書を使って考えさせる授業展開にしました。

 そこまでは多くのゼミ生から良い評価を頂いたのですが、そのあとのグループワークで私は、「みんなで話し合ってグループで1つの意見にしよう」と言ってしまいました。私自身は、それぞれの考えを1つにまとめるという部分でしっかりと考えてもらうつもりでこの時間を設定したのですが、グループワークというのは、仲間の考えを知り、それで意見が変わればそれでいいし、何も無理に意見をまとめる必要はないということです。せっかく考えた貴重な意見を、仲間の考えでコロッと変わってしまったら本末転倒だなあと、グループワークでの声掛けの大切さを学ぶことができました。

 玉置先生からのご高評では、アイデアがあって良いという風にお褒めの言葉を頂きました。前回の授業の時は、玉置先生の表情が、時間が経つにつれ曇っていくのがわかりましたが、今回はいつも通りの優しい表情をなさっていたので安心しました。(笑)

 今回も有意義な学びの時間になりました。皆さんありがとうございました。次回は最終回です!議論型の社会科授業に挑戦しようと思っています。卒論での研究の成果を出せたらなと思っています。(杉山)

11月25日ゼミの模擬授業での学びの(長谷川)

 こんにちは。5期生の長谷川です。11月25日のゼミで6年生「組み合わせ方」の模擬授業を行いました。今回はその振り返りを書きます。

 私は教育実習で「組み合わせ方」の授業を行い、その反省を生かして、もう一度リベンジしたいと思いました。教育実習での授業を終えて、大きく2つの課題が残りました。1つは「何通りかの答えばかりを求めてしまう授業」2つめは「できる子中心の授業」になってしまったことです。今回は特に、この2つの課題を意識して教材研究をしました。

 今回の模擬授業で改善したことの1つめは「何通りの組み合わせがあるか、落ちや重なりがないように調べる方法を考えよう」という、めあてに変えることで答えを出すことがゴールではなく、求め方や方法に焦点がいくように改善しました。2つめはプリントに「困ったこと・大変だったこと」の欄を設けたり、子どもたちに「やっている中で困ったこと、大変だったことある?」と聞いたりすることで、分からない子にも寄り添う授業を心がけました。

 実際にやってみて、子ども役の人からは「答えが合ってるかどうかではなく、求め方に工夫をしているところがいいと褒めてもらえるところがよかった」「分からない子にも、他の人の意見を聞いた後、自分の口で説明してみよう,と言ったところがよかった」などの意見をもらうことができました。

 一方で、分からない子役を2人仕込んでもらったのですが、1人見落としてしまいました。個別指導でいろんな子の意見を知りたいと思うあまり、見落としてしまったので、その中でも視野を広くして、手が止まっている子などを見つけ、声をかけることを大切にしたいです。

 実際、現場に出たらリベンジ!なんてすることはできません。4月からは、授業が終わったあと「もっとこうすれば良かった」と後悔しないよう、授業準備や教材研究、授業後の振り返りに力を入れて取り組みたいと思います。(長谷川)

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11月12日飛島学園の飛び込み授業に参加して(伊藤)

 先日、12月のバイトのシフトを出しに行った際、何も考えず12月24日と25日に出勤できますに丸をつけてしまいました。その後、シフトを社員さんに出したら「伊藤くんクリスマスイブとクリスマス予定ないんだ」と言われ、何故か見えを張ってしまい「あああ、間違えました。予定ありました。やっぱりバイト出れないです」といってしまいました。嘘を真実にするためにとりあえず、25日に上映する映画の予約をしました。果たして、伊藤幹太は今までの寂しいクリスマスとはおさらばし、カップル席で映画を見るクリスマスデートをすることができるのか、はたまた周りがカップルだらけの中一人で映画を見ることになるのか?ほんとにサンタがいるなら、今までいい子にしていた私に素敵なクリスマス過ごさせてください。お願いします。


 こんにちは6期生伊藤幹太です。先日11月12日飛島小学校で玉置先生と和田先生の授業に参加せていだきました。そこで多くのことを学んだので、どんな授業だったのか?そこから真似したいお二人の授業技術を紹介したいと思います。

 まずは玉置先生の授業で5時間目の8年生、三角形の合同条件を教える授業でした。私は簡単な内容だなと思っていたので意見がすぐ出てスムーズに進み発展したとこまで行くのかなと考えていました。しかし、私の想像とは真逆で生徒はほとんど意見が出ず、ある子が出した意見が間違っていて、先生が「これでいいですか?」と聞いても誰も「違います」とならない。そんな学級でした。私は「先生、大丈夫かな?」と心配していたのですが、そんな心配全く不要でした。

 まずわからない子が出たら3人ペアで話し合わせそして、グループの子に当ててわからなかったらわかるまで話し合いをさせる。その後3人でわからなかったら、6人のグループにする。そこで「一人の子がわからなかったら助けてあげるのが学級」などの声掛けをし、学級経営も授業に混ぜており、授業の雰囲気は後半になるに連れ良くなっていき、全員が悩んでグループで話して解決に向かおうとしていました。

 初めて、玉置先生の授業を生で見て、これが子供に考させ、仲間と話し合う、対話的な授業だと思いました。また、授業中に先生が発言することは少なく、生徒同士で意見を言い合えるように、つなげることをされており、答えも先生が言うのではなく、全部生徒から出させることで対話的な授業を体現されていました。

 6時間目の5年生和田先生の授業に参加させていただきました。まず、最初に思ったことは、子供が発言しやすいような雰囲気作りがとてもうまいなと思いました。子供が発言しやすい雰囲気を作るにはまず、先生本人が大きな声で明るく楽しそうに授業をすることがまず前提として大切だと和田先生の授業から感じさせられました。

 また子供が発言を多くするためには、ペアでの意見交流を多くすことが大切だと思いました。そこでペアでの交流前に、「相手の説明どこがわかりやすいか説明できるようにしっかり聞いてね」と声掛けをしており、ペアで交流を目的とせず、その後を大切にしていることがわかった。ペアでの話し合いはただの答え合わせにせず、考え方のいいとこを見つけにすることがペアワークの意味だとわかった。

 和田先生と玉置先生の授業を生で見るのが初めてで、当日の1週間前から楽しみにしていました。授業を見て、その後先生に喫茶店に連れてってもらいました。そこで先生たちの授業に対する思いを聞き、先生方の考えの深さに改めて私達とは格の差が何段もあるなと実感しました。このような経験を学生時代からできたのはとても価値があることだと思いました。玉置先生と和田先生と飛島学園の先生方、貴重な体験の機会をありがとうございました。(伊藤)

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11月12日 飛島学園飛び込み授業に参加して(名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。最近、教員採用試験に向けた勉強に少しずつ取り組んでいるのですが、なかなか身が入らずに苦戦しております。頑張る気持ちに火をつけてくれるような出来事かま起こらないか、と切に願っています。

 さて、昨日、飛島学園で行われた玉置先生と和田先生の飛び込み授業に参加させていただきました。そこで学んだことや、今後の豊富について述べていきたいと思います。

 まずはじめに、玉置先生の授業を見させていただいて、グループ活動の使い方について考えました。玉置先生の授業では、相手に教えることを通して、深い学びに向かっていく体制が見られました。3人1組や6人1組のグループのなかで、分からない子に対し教えてあげたり、互いの意見を交流し数学の本質を考えたりすることで、子どもたち自身で「気付く」ことを体験してほしい、そんな願いが込められていた授業でした。

 私はその授業を見て、自分自身の授業を振り返り、グループ活動をなぜ行うのかについて改めて考えました。私は、教育実習で授業をさせていただいた際、「グループ活動を挙手をさせるための時間にしてない?」と担当の先生に指導されました。確かに、自分が考えた授業を円滑に進めるために、子どもたちが飽きない授業をするために、そういった思惑でグループ活動を取り入れていた所が本音でした。

 しかし、玉置先生の授業は、先生自身で決められたゴールに向かうために、子どもたちはどのルートを通ってもいい、ゴールへの道筋を互いの意見を聞いて選択すればいい、そのような構成でした。様々な経験をされているからこその技だとは思いますが、実際にその授業を見させていただいた限りは、今後自分の中に新たな授業展開の方法として、落とし込んでおきます。

 また、和田先生の授業では、間の使い方と話の抑揚の付け方を学びました。私は、特に声の大きさや表情を意識して教育実習の授業に臨み、たくさんの先生方にお褒めの言葉をいただいたため、それに関しては自信がありました。ですが、昨日の和田先生の授業を見させていただいて、その自信が無くなりました…(笑)

 和田先生は、伝えたいことや子どもの発言の中でも大切なものには必ず間を取っていらっしゃいました。すると、子どもたちはその間に気が付き、自然と前を向いて真剣に話を聞いていました。また、リアクションを大きく取られたり、重要事項を強調して話したりすることで、授業に一瞬の隙がなく自分も観察していて時間があっという間でした。

 それに加えて、和田先生から子どもたちへ視点を与えることで、みんなが1つの方向へ向いていて、それもまた1つのスキルとして学ばなければならないものだと思いました。私は今、授業をするその内容のことに頭が精一杯で、授業づくりの方へはあまり意識ができていないことが正直なところです。しかし、教壇に立つとそれらに加え学級経営や生徒指導など、様々な仕事が重なり合いとても大変です。今からでも教師になった時の自分をイメージし、昨日学んだことを存分に活かせるくらいの心の余裕を持つことも大切だなと感じました。

 飛島学園はものすごく施設が綺麗で、とても驚きました。また、掃除の時間や図書館の数など小中一貫校ならではの特徴も実際に見学することができました。この新たな経験を、今後に活かしてこれからも玉置先生、和田先生のもとで頑張りたいと思います。(名桐)

※ 写真は、名桐君、伊藤君、和田先生、私で帰路ではいった喫茶店での写真です。(玉置)
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幼稚園教育実習を終えて(金子)

 こんにちは!6期生の金子です。10日間の幼稚園教育実習が終わりましたのでそこでの学びをまとめたいと思います。
 
 幼稚園では、年中クラス(4,5歳)のもとで勉強させていただきました。小学校教育実習の2年生でも小さくてかわいらしいと思いましたが、さらにひとまわり小さくかわいさを感じながら、小学校とはまた違う雰囲気の中で実習させていただきました。
 
 私の実習先の幼稚園では毎朝、放送で園長先生のお話を聞く時間が5分から10分あり、それを含め朝の会を30分間行っていました。園長先生のお話の後にはクエスチョンタイムがあり、担任の先生が園長先生のお話はどのような話だったかを子どもたちに問いていました。子どもたちは大きな声で答えて、その姿を初めて見たときには驚きました。毎日の積み重ねで子どもたちの聞く力が育っているのだと思いました。

 先生は落ち着いて話を聞けている子を褒めていて、周りの子どもたちもそれをまねしようと頑張っている姿が見えました。実際に私も活動してみて、落ち着いて長時間放送を聞くことは大人でも難しいと思いました。子どもたちは毎朝の習慣となっていましたが、改めてすごいことだと伝えたり、子どもの姿に価値づけをして成長を援助する姿勢を大切にしたいと感じました。

 私が勉強させていただいた幼稚園は一日を通して、子どもたち全員で同じ遊びをする一斉保育を中心としていました。椅子取りゲームをした際に、女の子が「難しい」と泣き出してしまい、先生は「座ってみんなのことを応援してあげてね。」と声をかけていました。その後、女の子に「○○ちゃん、椅子いくつとる?」と声をかけ女の子を活動の輪の中心へともっていき、最後には笑顔で友達を応援する姿が見えました。一斉活動の良さはクラスの仲間で同じ話題で楽しめたり喜びや気づきを共有できることだと思いました。そのために保育者は子ども同士の関りを増やしたり、「活動が楽しい」と思えるような声掛けをするべきだと感じました。

 幼稚園実習では、小学校実習とはまた違う楽しさや学びがありました。ですが、保育者が子ども理解をもとに一人一人と関わる、また子どもがこの遊びを通してこういった学びをしていると省察しさらに追及や改善する、などという面に関しては小学校と共通していると感じました。教育実習を通して得られた学びは自分にとっての宝物です。それをもっと磨けるように今後のゼミ活動を頑張っていきたいです。

 もうすぐ対面ゼミが始まります。玉置先生、6期生のみんなと実習の話をしたり活動できるのを楽しみにしています。(金子)

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