1月15日 額田中質問会での学び(6期生 松浦、名桐)

 こんにちは!6期生の松浦です。今回は1月15日に行われた額田中学校の北村校長先生、研究主任の永井先生からの学びについてまとめます。

 額田中学校はCRSというスローガンのもと、学び合い、子どもが主体的に取り組む授業作りを目指しているそうです。今回はそのような学校現場で働いている先生方に質問させて頂ける貴重な機会でした。私が先生方に質問したのは、「学び合いが教え合いにならないか」と「評価について」です。この記事ではこの2つについて詳しく書きたいと思います。
 
 1つ目の「学び合いが教え合いにならないか」という質問に対して、先生方は教え合いも含めて学び合いであると仰っていました。ただし、そればかりではいけないとも仰っていました。教え合いだけにならないように心がけていることは、グループを固定しないことだそうです。

 グループでの学びを重視しようとすると、教師は効率や授業展開のことを考え、ついどのグループにもリーダーになるような子を1人は入れようとしてしまいがちです。しかし、これをしてしまうと「できる子」と「できない子」が決まってしまい、教え合いのみの授業で終わってしまいます。グループを固定しすぎず、適当なグループで行うことで、そのグループ内でのベストな答えを出せるように、分からないなりに頑張る姿が見られると仰っていました。そのような姿が見られることが、学び合いの目的なのではないかと私は思います。また、グループ内で立場が固定されないようにするために、教師の声も大切です。子どもたちの様子を見ながら、ふとした発言を拾ったり、気付きの場を意図的に作ったりするような教師の工夫も忘れてはいけません。そのためには、やはり入念な教材研究も必要だと分かりました。

 先生のお話から、全員参加の授業を作るためには、このような様々な視点からのアプローチがあることを学びました。
 
 2つ目の「評価について」では、学び合いをすることで、テストではなかなか見えない思考力・判断力・表現力などが見えると仰っていました。それをそのまま評価に活かすことは難しいかもしれませんが、毎授業の振り返りの積み重ねで子どもたちの実態を掴むことが大切だと教えて頂きました。私は評価は、テストや提出物で決める印象がありましたが、自分が評価をする立場になった時は、振り返りや授業に向かう姿勢などもしっかりと評価に取り入れていきたいと思いました。 
 
 この2つ以外にも、たくさんの質問に真摯に答えてくださって、多くの学びを得ることができました。今回の学びを実践に生かしていけるように頑張ります!貴重な機会をありがとうございました!(松浦)


 こんにちは。6期生の名桐です。先日、額田中の先生方のご協力のもと、ゼミ生の質問会が開かれました。そこで、実習の時に私自身の課題として指導を頂いた、グループ活動を挙手の道具にしないためにはどうするべき?という質問をしました。すると、先生方から「子どもたちは挙手はしなくてもいいんだよ」というアドバイスを頂きました。

 確かに、実習中含め、私はグループ活動で学んだことを挙手をして全体に共有させることばかり考えていました。その方が、主体的な学習ができるのでは?とぼんやり考えていたからです。しかし、挙手制にするとお客さんのようにボーッとする子が増えてしまいます。だからこそ意図的指名をして、子どもたちの言葉を繋いでいくんだよというアドバイスを頂きました。言葉を繋いでいくということは、そういった角度から考えることもできるのか!と、とてもスッキリした瞬間でした。

 この他にも、たくさんの質疑応答が行われ、充実した時間を過ごすことができました。最後に、やはり現場で活躍されている先生方の言葉には重みがあるなと実感しました。いくら自分たち学生同士で考えていても、なかなか辿り着けない境地にいらっしゃるんだなと痛感しました。今こそ、「大人」に頼り、「子ども」である自分に磨きをかけていく必要があると思いました。

 今回、このような機会を頂き、玉置先生をはじめ、額田中の先生方に感謝致します。本当にありがとうございました。(名桐)

※写真は林文通先生から提供していただきました(玉置)
画像1

1月15日 額田中学校 北村校長先生・永井先生からの学び(今井・下野)

 こんにちは!7期生の今井美羽です。本日は額田中学校の校長先生、研究主任の永井先生にオンラインで質問会を開催していただきました。自分の小学生、中学生時代を振り返ってみても、校長先生と直接お話することは無かったので、今回校長先生に、質問させていただけるということで、少し緊張しました!!!!!
 
 沢山質問させていただき、沢山の学びをさせていただきました。その中から今回私が特に印象に残ったことについて取り上げ手お話したいと思います。
 
 それは、子どもたちは皆「学びたい」「分かりたい」と思っているということです。今回質問会を開催していただいた額田中学校では、一斉授業ではなく、グループによる「学び合い」を重視した授業を行っています。このことを玉置先生が共有してくださった新聞記事で読んだ時に、失礼ながら、私は、本当に上手くいっているのだろうかと疑問を抱いていたのです。

 自分の過去の経験から、グループ活動は一部の人だけが行って、グループの中の数人は全く参加しないというイメージを持っていたからです。でも、今日の質問会で実際の「学び合い」の授業のやり方などのお話を、校長先生や永井先生から聞かせていただいて、少しでも疑いの感情を抱いた自分をぶん殴ってやりたいと思いました。グループ活動に全員が参加するには、子どもが食らいつく様な教材、問いを提示すること、そして、子どもたち一人一人に授業で活躍の場をつくってあげることが大切であるということが分かりました。面白い教材だったら、子どもたちは自然に参加してきます。さらに、活躍したいから積極的に学び始めます。最後は、グループ全体で追究した達成感を得るという、この体験を積み重ねていくことで、さらに学びたいと子どもが思うのだということを学びました。子どもたちは皆「学びたい」「分かりたい」と思っていて、そこをどう引き出すかは、教師の腕にかかっているのだなと思いました。
 
 改めて、額田中学校の校長先生、研究主任の永井先生!お忙しい中、私たちのためにお時間を頂きありがとうございました。また、先生方と私たちを繋げてくださった玉置先生ありがとうございます。玉置ゼミの先輩方とも初めて一緒に学ばせていただき、嬉しかったです。ありがとうございました。

p.s.玉置先生のZoomに初めて参加しましたが、玉置先生のカメラの画質がとてもキレイで驚いておりました。とても良い機材を色々使われているのだろうな〜と思いながら(笑)
先生の後ろにあるものも鮮明に映っているので、何が置いてあるのかな〜と、質問会に集中しながらも、すごく気になってました。(今井)


 こんにちは、7期生の下野です。1月15日に額田中学校の北村校長先生、研究主任の永井先生から、「学び合い」について沢山の貴重なお話を伺いました。

 先輩方の鋭い質問や、同期の率直な質問を通して、私は、「学び合い」を「子ども達の居場所づくりである」と位置づけました。
 
 学校は、学びの場です。ほとんどが授業等の学びの時間で構成され、それ等に付随し部活動、委員会活動、友達関係での悩み等が子ども達の世界には取り巻いていることでしょう。「学び合い」の主旨は、「みんなで授業をみんなで分かるようにする」。「みんなで」とありますから、誰かが一人ぼっちで考えることはありませんし、教師が「意図的指名」を行う等、子ども達其々が活躍できる場を与えるといったテクニックでみんなが活躍することができます。つまり、子ども達にとって「授業が居場所」となるわけです。
 
 「学び合い」により、学校の大方を占める授業が自分の居場所となる。それは、とっても素敵なことです。「学び合い」の中で友達と話す機会が増え、協力していくことが定着していくと、自己有用感や自己肯定感、協調性等の社会性を育むといった面も期待できるかと思います。しかし、これは後から見て自ずと付いてくるものです。蓋を開けてみれば、こういった力がついていましたというものでしょう。では、「学び合い」において一番大切なこととは何か。それは、「授業から学校を楽しい」と子ども達が感じてくれることです。授業が自分の活躍の場となり、居場所となる、「学び合い」にはそういった意義があると私は捉えました。

 7期生として、初めて先輩方と今回のZoom説明会にご一緒させていただきました。前述した通り、先輩方の鋭い質問は7期生の私にはまだまだ思いつかないものばかりでした。先輩方の着眼点、事例の深め方に感銘を受けるとともに、自分の未熟さを痛感しております。子どもの実際を知る機会がめっきり減ってしまったコロナ禍で、こういったオンラインという形で、子どもの事を知る、そして教育を考えられることに感謝しなければならないと感じた説明会でした。

 今私に出来ることは、まずは、「学び合い」について自分が教育実習ではどんなことに取り組みたいか課題意識を明確化することです。そして、視野をまた一段と広げられるよう今回もまたしっかりと出力し、得た知見を自分のものとできるようしたいと思います。

 改めまして、額田中学校の北村校長先生、永井先生、またこの様な機会を設けてくださった玉置先生、ご一緒させていただいた先輩方、そして同期の今井さん、本当にありがとうございました!(下野)
画像1

12月24日 一宮市立今伊勢小学校での学び(今井)

 12月24日、一宮市立今伊勢小学校で、玉置先生の講演を聞かせていただきました。

 今回は、「主体的・対話的え深い学びを実現するために」というテーマのもと、今伊勢小学校の先生方と一緒にお話を聞かせていただきました。

 「主体的・対話的で深い学び」これは、大学の授業でよく聞きます。だから、大切だということは、今までも理解していました。でも、具体的に何が主体的なのか、何が対話的なのか、どうしたら深い学びと言えるのか、全然わかっていませんでした。学習指導要領の説明を読んでも、分かったようで分かっていない、そんな状態でした。

 玉置先生は、この抽象的な文言を具体的に説明してくださっていました。それを自分の中にスッと落とし込むことができました。

 書きたいことが沢山あり、とても長くなりそうなので、私が今回の講演で一番印象に残っていることを書き留めておきたいと思います!!

 私がこの講演で一番印象に残っていることは、「対話的な学び」についてのお話でした。私は今まで、「対話的な学び」は、話し合いをすることで出来るものであると考えていました。しかし、玉置先生の講演を聞き、教師が子どもと子どもの意見をつないでいくことでも、「対話的な学び」が出来るということがわかりました。

 子どもの発言に対して、他の子に「どう?」と根拠や理由を尋ねることで、学びを深めることが出来るのだ。これを「意図的指名」といいます。今まで自分が思っていたものとの違いに驚き、自分の中の常識を破壊されたような感覚でした。

 講演の中では、本来の内容とは別に、子どもを当てるときのポイントやエレベータートークなど、実際の授業で活用出来る玉置先生の技を沢山見ることが出来ました。今後も玉置先生の技を自分のものに出来るように頑張りたいです。

 講演の最後の質問タイムでは、沢山の手が挙がりました。また、講演後、玉置先生の書籍の販売のお手伝いをさせていただきましたが、大人気で、売り切れ続出でした。玉置先生のお話は、現場の先生方から見ても、とても興味深いものであり、心にささるものであるんだなということを感じました。

 私は、玉置先生の授業を受けたことがなかったので、玉置先生のこのような話を聞くのは初めてでした。このセミナーに参加させてもらって、何よりも私は、玉置ゼミに入ってよかった!と思いました!自分のビビッときた感覚は間違っていなかったと確信しました!そして、ゼミ生として選んでいただけたこと、嬉しいです。

 セミナー後、先生と一緒に参加した下野さんとラーメンを食べながら色々なお話をし、とても有意義な時間でした。ありがとうございました。(今井)

画像1

12月24日 一宮市立今伊勢小学校での学び(下野)

画像1
 こんにちは、7期生の下野です。12月24日に一宮市立今伊勢小学校にて、玉置先生による教職員の皆様へ向けた講演会が催され、お邪魔させていただきました。初めての講演会への参加ということで、とても緊張しました。しかし、玉置先生のお話が始まればスッと話に引き込まれ、あっという間の2時間でした!

 講演会では、「主体的・対話的で深い学びを実現するために」というテーマを主軸に「授業づくり」「学習評価の在り方」についてお話が進められました。現場に即したお話でしたが、学生ながらに想像し考え深めることができたと感じています。

 本講演では、学習指導要領における文言を端的に分かりやすく解説され、一つ一つの学びの工程におけるポイントが講和内に散りばめられていました。様々なキーワードが飛び交う中、私が本講演を通し感じた大切なことは「子どもに丁寧に接すること」でした。私は、今まで「主体的・対話的な深い学び」を一つの単語だと考えていました。しかし、本講演で「主体的な学び」「対話的な学び」の各々に意味とその授業作りが在り、そこから深まる学びとその評価といった構図を知ることができました。つまり、「主体的・対話的な深い学び」は、ワンセットとして捉えがちですが、一つ一つが相互作用し合い作り出されるものだと分かります。以下に、私が最も勉強になった「主体的な学び」と「対話的な学び」における授業のポイントを記します。

 まず、「主体的な学び」を育む為、無理に発表させるのではなく、褒めながら手本になる様な子を指名して価値づけを図る「意図的指名」や、授業の中に、1回は「自己選択」をさせる場面を作ること等のキーワードが出てきました。これ等をその場その場で取り入れようとすることは難しいです。しかし、今日の授業が大成功したなら子どもはどういう表情でどういう言葉を発するかな?といったねらいから逆算していくことで、子どもの姿をきめ細やかに想像させ、最終目標がブレないことから一貫性を持って指導することができるのだと知ることができました。

 次に、「対話的学び」を育む為、「わからない」を言い合える学級経営、教師が子どもと子どもを「繋ぐ」といったキーワードが出てきました。「わからない」に対する教室での対応の殆どは、「分かる人が分からない人に教えてあげる」といった上下関係が明白になる手法です。しかし、「分からないから聞きたい」といった前向きな気持ちを価値づけ、「人に依存する(頼る)力」を養っていくことが重要であることを学びました。また、教師が子どもと子どもを「繋ぐ」といった点においては、発表者の答えを他の子どもに理由や意見の噛み砕きを行わせたりと、前述の「意図的指名」と併せて取り入れられることが予想されます。つまり、「主体的な学び」と「対話的な学び」は相互作用し、これもまた教師が「繋ぐ」一つの役割だと私は考えます。

 では、なぜ「子どもに丁寧に接すること」を私は大切だと思ったのか。それは、「主体的・対話的な深い学び」は、教師の「丁寧」の加減に実現度が関連しているからです。子どもの主体性や対話性は、1日2日で出来上がるものではありません。地道に、子ども達を価値づけていくことが最大の近道です。なかなか目に見えないと「丁寧」さを欠いてしまいそうになりますが、子どもは先生をしっかり見ています。少しでも、一貫性が見られなくなると子どもは見抜いてしまうのではないでしょうか。授業の作り方一つで、そしてそれを継続していくことで、子ども達は主体性や対話性を知らず知らずのうちに身につけていきます。「主体的・対話的な深い学び」の実現に向け、「丁寧」に「誠実」に子どもに接することが主体性や対話性を育む根幹になるだろうと私は考えます。

 今回の御講演で学んだことは数知れず、未だ出力が追いついていません。まだまだ現場に即した考えが甘い中でしたが、沢山の学びを吸収することができました。いつかこの学びを来年に控える教育実習、そしてその先へと繋げられるようしっかりと自分のものへとしていきたいと思います。今伊勢小学校校長の細田先生をはじめ今伊勢小学校の先生方、またこのような機会を与えてくださった玉置先生、共に学んでくれた今井さん、ありがとうございました!
(下野)

六期生の合宿に参加して(生田)

画像1
 こんにちは!五期生の生田朋也です!今回は六期生のゼミ合宿に参加して思ったこと、感じたこと、そして後輩に伝えたことを書いていこうとおもいます。

 私たち五期生のゼミ合宿からもう一年も経ちました。とても早いなと感じます。まだなにもわからなかったあの頃から五期生一同、玉置先生始め多くの先生方に支えられて大きく成長できたのではないかと思います。たった一年ではありますがあまりにも濃密な一年でした。コロナという状況でここまでできたのは本当にこのゼミの存在のおかげです。本当に感謝しかありません。

 さて、私たち五期生は六期生の面接指導に入らせていただきました。私たち五期生は去年先輩にやってもらったように、六期生がいいスタート切れるように頑張ろう!という気持ちで挑みました。六期生は緊張はしていましたが、去年の自分とは比べ物にならないくらいしっかりしていて、自分も負けてられないな!と気合いが入りました(笑)。来年の活躍を祈っています。

 最後にあまり偉そうなこと言える立場ではありませんが、少し後輩へメッセージを送りました。それは、「謙虚」「教採合格をゴールにしない」の二つを大切にして欲しいということです。

 ここから勉強すればするほど自分の教育に対しての考えが強くなってくると思います。しかし、実際私たちはまだ現場経験がほとんどないに等しいです。これからたくさんの先生に指導をいただく機会があると思いますが、そのような中で自分の考えを否定されてしまうこともあると思います。

 そういった時にまずは受け止める、ということを意識して欲しいなと思います。やはり現場経験がない私たちは理想論を語っているにすぎません。現場経験してらっしゃる方の考えは本物です。腹立つこともあるかとは思いますが、「そういう考え方もあるのか!」という姿勢でどんどん沢山の教育への考え方を学べるともっともっとレベルアップできると思います!

 最後に、教採をゴールにしないで欲しいです。小手先で勉強しないでください。私たちは30人近くの命を預かる職業につくのです。私自身やはりどうしても合格したくて本当に大切なことを見失っていた時期がありました。そういった時期は教育に対しての考えも情熱も薄くなっていました。教採期間というのは「どうやって教採へ合格するか?」ではなく「自分はどんな先生になりたいのか?どんなクラスを作りたいのか?」と言った現場に出た時の考えを深めるための期間だと私は感じました。責任が大変重い教員だからこそ先を見据えた勉強をしていって欲しいです。そのような先を見据えた勉強をしていくことで「教員採用試験合格」という文字が出てくるはずです!

 長くなりましたが私自身六期生からも沢山学ばせてもらいまひた。ありがとうございました。面接指導を通して私もまだまだ未熟だなと改めて感じることができました。来年からクラスをもつわけですが、不安しかありません。六期生も今は不安しかないと思います。

 しかし私たち玉置ゼミ生はそれぞれ位置は違いますが目指すベクトルは同じです。横を見れば仲間がいます!一人じゃありまけん!代関係なく全員で教育に向き合っていきましょう!ありがとうございました。(生田)

6期生ゼミ合宿での学び(伊藤)

画像1
 こんにちは!不安と緊張の中ゼミ合宿一日目に遅刻した、6期生の伊藤幹太です。12月19日20日でゼミ合宿があり、とても濃い二日間を過ごすことができたので記事にしたいと思います。

 1日目、午前中は卒論について先生と面談しました。自分の中でもっさりしていたテーマが言葉にして、先生に話すことで明確になってきました。

 午後は、松浦先生のGDMという革新的な授業法を体験しながら学ばさせてもらいました。実際の状況で体験型に授業をする方法で、基本から応用までできるので、もっとGDMについて理解を深め、自分の授業でも取り入れたいなと思いました。

 夕方からは、小牧子供未来館に見学させていただけました。中には大きな遊具や、最新のIT機器などがおいてあり、子供が楽しく遊びながら「気づき」を学びにつなげることのできる施設でした。コロナの影響でオープンが遅れているのが残念です。

 2日目、午前は5期生酒井先生斎藤さんに面接練習をしていただけました。もらえたアドバイスはすべて的を得られた意見でこんなうまいアドバイスをできて尊敬しました。不安しかなかった面接練習でしたがなんとか乗り切ることができて、これからどうしていばいいのか少し見えたような気がします。

 午後は卒論の「はじめに」を完成に向け書き始めました。6期生のみんなと協力しながら、先生にアドバイスを頂きふわふわとしていた卒論の内容を言葉にすることで段々と自分が何をやりたいのかはっきりと見えてきました。完成したら、自分の卒論テーマをプレゼンしました。そこで質問をしあってもっと内容を明確にしていきました。最初はふわふわとしていた卒論ですが、「はじめに」を完成することができよかッタです。

 今回のゼミ合宿を総括して学んだことはたくさんあるのですが、一番思ったのは、今まで自分と対話する時間が取れていなかったなと思いました。卒論にしても、面接にしても、自分が何をしたいのか、自分には何ができるのかわかっていなかったです。今回ゼミ合宿でそれがわかったので、自分のことについて、考えたいと思います。松浦先生、酒井先生、斎藤さん、5期生の先輩方、そして玉置先生、お忙しい中本当にありがとうございました。(伊藤)

12月19日、20日 ゼミ合宿から(中江)

画像1
 こんにちは!6期生の中江です。毎年冬になるとアパートのお隣さんから苺をいただくのですが、今年もまたお隣さんから苺のおすそ分けをいただきました。もうそんな時期なのかと冬を感じしみじみしました。

 さて、今回は12月の19日、20日のゼミ合宿について記事を書かせていただきます。

 1日目には、松浦克己先生がゲストで来てくださってGDMの授業をしてくださいました。松浦先生の授業では、子どもたちが初めて知らない言語に出会う場面を体験することができました。体験をしていくうちに自分で言語のルールに気づくという経験に繋がります。これにはとても驚いて新鮮な気持ちになりました。

 というのも、私は中学校での教科は英語科なのですが、英語科では子どもたちが自分から言語に気づくのではなくて教師から教えられるという受け身の授業でなければ成立しないと思っていたからです。中学校実習では学び合いを取り入れた授業を目指していましたが、英語という言語自体を自分たちで気づくというのは不可能だと思っていました。だからこそ松浦先生の授業を受けて子どもたちが実際に体験して言語を学ぶことができるのだと知り感動しました。新しい視野が広まったようでとても嬉しくなりました。ぜひこの学びを現場でも活用したいと感じました。

 また、1日目の合宿終わりに「こまき子ども未来館」を案内していただきました。施設を見学させていただいて子どもたちが興味や疑問をもちそうな遊具をたくさん見ました。つい子ども心にもどって私たち6期生もはしゃいでしまいました(笑)。とても楽しい時間でした。これからたくさんの子どもたちが多くの体験ができることを願っています。

 合宿2日目の午前には、面接指導をしていただきました。人生で初めてと言っても過言ではない面接という体験をして緊張と不安とやるせなさといろんな気持ちが複雑に混じっていました。面接指導を終えてみて、自分が目指す教師像や何を大切にしたくてどんな気持ちが強いのかなどもっと自分を見つめ直すことが大事なのだと気づきました。これから自分の課題にしていきます。

 午後からは、卒業論文の「はじめに」を書き始めました。自分が研究したいテーマについてなぜその研究をしたいのか考えました。書き始めてみると自分の中でぽわんとあった理由のイメージが明確になっていって文字にすることはとても意味があることだと感じました。「はじめに」を書き終えて卒業論文の見通しが少し見えたように思います。

 合宿2日間を通してとても濃い体験をすることができたように感じています。このような体験ができたのも玉置先生はじめ合宿に関わってくださった関係者の皆さまのおかけです。今回も貴重な経験をさせていただいてありがとうございました。(中江)

6期生ゼミ合宿!!!(池戸 颯)

画像1
 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!!

 コロナ禍でセミナーなどに参加することができず、久しぶりの記事になりますが、今回は12月19.20日のゼミ合宿について書いていきたいと思います!

 さて、不安と緊張に包まれる中、伊藤君のまさかの遅刻から始まった1日目のゼミ合宿でしたが、午前中は玉置先生と面談をして卒業論文のテーマ決めをしました!今までふわっとしていた自分の研究したいことがここで明確になりました。

 午後は松浦克巳先生をお招きし、GDMという全く新しい授業法を体験させていただきました!先生からの説明はほとんどなく、自分で体感しながら理解するまで深めていく全く新しい形で、自分で決まりや性質を見出したからこそ応用が効き、難しい問題も解けるようになるということを肌で実感しました。

 2日目は流石に伊藤君は遅刻しませんでしたが、自分は1日目よりも不安でいっぱいでした。それはなぜかというと午前中に面接指導が予定されていたからです。酒井先生、斎藤早苗さんと玉置ゼミ5期生の先輩方をお招きし、3グループに分かれて面接指導をしていただきました。姿勢や表情、自分では意識していない動きや言葉の癖、話す言葉の内容など様々な面からアドバイスをいただきました。ゼロからのスタートで不安でいっぱいだった面接指導も振り返ってみれば本当に自分のためになった深い時間でした。

 2日目午後は卒業論文「はじめに」を書き始めました。自然とゼミ生同士が助け合い、時には玉置先生からアドバイスをいただき、各々が荒削りとはいえ、その原型を作ることができ、その後のプレゼンテーションによってこれから自分が向き合っていかなければならない課題を見つけることができました。

 総括して今回のゼミ合宿は私たち6期生の最高のスタート地点になったのではないかと思います!この学びを生かすも殺すも自分次第、まだまだ道は遠く、大きな壁もたくさんあることと思いますが、ゼミ合宿を共に乗り越えた6期生の仲間たちと共に前に進んでいきたいと思います!

 松浦先生、酒井先生、斎藤さん、5期生の先輩方、そして2日間付ききりでご指導していただいた玉置先生、本当にありがとうございました!!(池戸 颯)

6期生ゼミ合宿を終えて(中野 )

画像1
 こんにちは。6期生の中野です。今回の記事は、12月19、20日に行われた玉置ゼミ6期生ゼミ合宿について書いていきます。
 
 今回の合宿は例年のゼミ合宿とは違い、泊まりこみではなく二日間行われました。しかし、玉置先生や、松浦先生、酒井先生、斎藤さん、そして5期生のみなさまのお陰で本当に充実したゼミ合宿になりました。本当に感謝しかないです。

 ゼミ合宿では、卒論の「はじめに」を書きはじめたり、松浦先生によるGMDという英語の授業の模擬授業、坂井先生、斎藤さん、5期生の方々による面接指導を行いました。本当にどれもためになるものばかりで、2日間あっという間に過ぎて行きました。

 GMDという英語の授業は、今まで私が受けてきたような英語の授業とは違い、自分で気づく楽しさや言語を知るワクワクがあり、私も教師になったらどこかで取り入れてみたいなと思いました。

 私が二日間でとくに印象に残っているのは、面接指導です。私は人よりも緊張してしまうので、聞かれたことに対して言いたいことが文章に全然出来ずに、自分の言いたいことの半分も言えませんでした。頭の中では考えはまとまっていても、いざ言葉で話そうとすると、混乱してしまいました。

 私は自分の考えを言葉にして伝えることが苦手だということがわかり、これから面接練習を沢山して、少しでも自分の考えをしっかりと伝えられるようになりたいと思いました。また、自分の教育観や、学校に対しての思いを普段から文章にしてまとめておき、聞かれた時にすぐに話すことができるようになりたいと思いました。
 
 この2日間で教採に対する思いが引き締まったような気がします。この気持ちを緩めることなく一気に教採まで駆け抜けたいです。がんばります。(中野)

6期生ゼミ合宿を終えて(松浦)

 こんにちは!6期生の松浦です。今回は12月19.20日に行われたゼミ合宿について書きたいと思います。

 私がこの合宿で学んだことは2つあります。

 1つ目は、どんな教科でも子ども主体の授業ができることです。前回のゼミで、子ども主体の授業について議論した際に、英語という教科ではなかなか難しいのではないかという話が出ました。それを受け、今回のゼミ合宿では玉置先生が松浦克己先生に声をかけてくださいました。

 松浦先生の授業は、今まで自分が思っていた英語の授業は何だったのかと思うほど、子ども主体で楽しいものでした。このような授業であれば、英語に対して苦手意識を持ったり、教師主体の授業になったりはしないだろうと思いました。

 松浦先生は、GDMという授業方法に出会って自分のものにするまで、本当に多くの勉強や努力をされたと仰っていましたし、それでも上手くいかないこともあると仰っていました。このような授業をされる先生はまだあまり多くはないと思いますし、自分のものにするまでとても多くの苦労があったと思いますが、子どもに英語の面白さを伝えたいという思いや松浦先生の教育に対する情熱が、こんな素晴らしい授業を作っているのだと思いました。私も自分が目指す授業に対する向上心や情熱を持ち続け、学び続ける教師でありたいと思いました。

 2つ目は、「とりあえずやってみる」ことの大切さです。今回のゼミ合宿では、卒論の書き始めと教員採用試験に向けた面接練習が行われました。卒論は1日目の朝には、何を書けばいいのかと何も浮かんできませんでしたが、先生との懇談や6期生同士で自分の考えを伝え合うことを通して、自分が研究したいことが明確になりました。そして、文字を打ち始めると自分の考えがどんどん整理されていくのがわかりました。

 面接練習は、緊張と不安でいっぱいでしたが、酒井先生や斎藤さん、5期生の先輩方の温かいご指導のおかげで初めの一歩を踏み出すことができました。一歩踏み出したことで、これから何をするべきか、自分には何が必要かが分かり、頑張ろうというやる気が出てきました。卒論も面接練習も、不安でよく分からないことだったので、つい後回しにしたくなりましたが、今回のゼミ合宿で「とりあえずやってみる!」が実践できたことで良いスタートが切れました。苦手なことや未知なことは、どんどん後回しにしたくなってしまいますが、「とりあえずやってみる」ことで案外できるかもしれない、頑張ろうと思えることを学びました。

 このような貴重な学びができたことは、玉置先生を初め、先生方や先輩方のおかげです。本当にありがとうございました!これからもよろしくお願いします。(松浦)
 
画像1

6期生ゼミ合宿を終えて(名桐)

画像1
 こんにちは!6期生の名桐です。最近寒くなり、カイロや手袋が手放せなくなってきました。家の夜ご飯も鍋の登場頻度があがり、「また鍋か、、、」と思う日もたまにあります(笑)作ってもらってるだけ感謝しないとですね!

 さて、12月19日と20日の2日間にかけて、6期生のゼミ合宿が行われました。そこでの学びや感想を述べていきたいと思います。

 1日目は、松浦先生によるGDM講座と、こまきこども未来館の訪問がありました。松浦先生にご教授していただいたGDMは、私の中では革命的な教育方法であり、今でも色濃く記憶の中に残っています。新学習指導要領に変わる中で、主体的・対話的で深い学びの在り方がこのGDMに詰まっていると思います。やはり、自分の中で発見したり、気付いたりすることは子どもたちにとって重要な「学び」の財産になり、そこに新学習指導要領の真髄があるのかなと思いました。

 また、1日目の最後にはこまきこども未来館にお邪魔させていただきました。オープン前の貴重な体験をさせていただき、大人8人(玉置先生も含め)楽しく遊べたことは楽しい思い出としてこれからも残りそうです(笑) こまきこども未来館は、遊びながら学ぶことをテーマに掲げているそうで、各ブースには学んで欲しいことや伸ばしたい能力が書いてありました。新型コロナウイルスによりオープンが延びてしまっていますが、ぜひ皆さん18歳未満の方と一緒に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 2日目は、酒井先生や斉藤さん、5期生の先輩方による面接指導と、卒業論文の「はじめに」を書きました。面接指導では、言いたいことが言えないもどかしさや自分の知識や描けるイメージ不足により課題がとても多く残る時間となりました。しかし、協力してくださった方々はもの凄く熱心に指導してくださり、わかりやすいようにメモに起こして渡してくださりました。

 卒業論文作成では、6期生のみんながやりたい事を知ってイメージを共有したり、質疑応答をして質を高めるなど充実した時間を過ごすことができました。みんなで高め合っていこうという気持ちが6期生のみんなから伝わってきますし、自分もみんなを支えていきたいなと改めて感じました。玉置ゼミに入り、本当に恵まれていると思いますし、更にモチベーションが上がりました。まだまだスタートラインに足を揃えただけですが、これからも協力してくださる方々にお願いをして、成長していきたいです。

 今回のゼミ合宿では、自分のやることが明確になり、お互いを刺激し合えるいい仲間との絆も深まりました。まず私がやるべきことはたくさん本や資料を活用し、教育知識をつけることです。それがあれば、勉強も面接も卒論もどれもバリエーションが豊かになります。年末年始、今年は新型コロナウイルスの影響であまり外出ができないため、家で勉強してみようかなと思います。

 最後に、今回のゼミに携わってくださった玉置先生、酒井先生、松浦先生、斉藤さん、5期生の先輩方、そして6期生のみんなに感謝したいです。ありがとうございました!(名桐)

6期生ゼミ合宿を終えて(金子)

画像1
 こんにちは!玉置ゼミ6期生金子です。先日12月19,20の二日間でゼミ合宿が行われましたので、そこでの学びを書かせていだだきます。

 一日目は、松浦克己先生にGDMの英語の授業について模擬授業を受けました。実際にやってみて、基礎を体験的に頭を働かせながら身につける事ができると思いました。そして土台がしっかりしているからこそ応用への適用力もはたらくのだと身をもって体験しました。難しい文法でのGDMを活用した指導方法も知ることができ、すごくいい経験になりました。

 1日目の終わりには、「こまきこども未来館」を見学させていただきました。コロナウイルスの影響でオープンが延期となってしまったのは残念ですが、子どもたちに安全な状態で遊んでほしいという施設の職員さんの思いを感じます。感想を伊藤くんがまとめてくださっているのでそちらを是非見てください

 二日目には、面接練習を行いました。指導をしてくださった玉置先生、酒井先生、斎藤先生、5期生の先輩方、本当にありがとうございました。面接練習をしてみて率直な感想は「見抜かれまくり!」です。考えや伝え方に関して自分が不安だと思っていた部分に的確な指導してくださいました。追求されてもしっかりと答えられるように知識の幅、教員を志す軸の部分をしっかりともっておきたいと思いました。また、表情や目に関してのご指導もいただきました。マスクをしているため、眼力や目で伝わる笑顔が必要とされます。今日からマスクをして鏡の前で自分の顔と毎朝笑顔を交わしたいと思います。

 そして、二日間を通して、卒論のテーマぎめ、「はじめに」の部分を作成しました。最初は居残りになるのではないかと不安でしたが(笑)、みんなと高め合いながら土台を作ることができました。これからたくさんの本を読んでたくさんの考え方に触れ、追求していきたいと思います。

 二日間を通して、本当にたくさんのことを学びました。大変さもありましたがそれ以上に学びが大きかったです。このような経験ができたのはご指導いただいた先生方、先輩方、高めあった6期生の仲間がいたからです。本当に感謝しています。ありがとうございました。6期生ならではの楽しさ、高め合いをこれからも大切にしたいです。

 最後に、こども未来館で玉置先生も一緒に笑顔いっぱいトランポリンをしたこと、忘れられない思い出になりました!(金子)

12月16日5期生ゼミでの学び(大久保)

画像1
 こんにちは!5期生の大久保です!今回はゼミを通して学んだことを書き記していこうと思います。

 今回最後の模擬授業でした。最後は苦手な算数の授業をしようと前々から決めていたので、3年生の余りのある割り算を選びました。その授業を通して学ぶことは多くあったのですが、今回はその中でも特に大切だと感じた1つに絞って書いていきます。

 今回学んだことは、飾ったことをしないということです。

 折角の授業なのだからという思いで、私はヒントカードを作っていきました。余りを考えられない児童がカードを元に考えられるようになったら、全員が授業に参加できるだろうと考えていました。

 もっと言うと、このカードについて後で褒めてもらえるだろうと邪な考えまで抱いていました(笑)

 しかし、授業後玉置先生から、
「飾ったことはしなくていい。研究授業などで気合いを入れる先生がいるが、普段と違うことをしても児童に見透かされる」
というお言葉をいただきました。この言葉がとても胸に刺さりました。

 その言葉を聞いて、私はある著書の中で目にした「味噌汁・ご飯の授業」という言葉が心に浮かんできました。毎日味噌汁やご飯は食べるが、飽きはこない。それに手軽で、栄養もある。それと同様に授業において、特別なことをするのではなく、毎日毎日行う日常の授業をより良くしていこうというものです。多忙な職業なので、事務処理等に追われ、授業が二の次になってしまうということは少なくないはずです。すると授業がぞんざいに扱われてしまいます。しかし、研究授業になると、たくさんの教材研究を重ね、準備物掲示物に気合いを入れ、授業に臨むということはきっと多くあるはずです。

 そうではなく、教師の根幹は授業にあるので、どれだけ多忙な中でも日常の授業で児童の学力を保障するよう「味噌汁・ご飯の授業」を目指していきたいと強く思いました。

 今回の模擬授業を通して、飾ったこと、特別なことをするのではなく、普段の授業を充実させ、児童の学力向上を狙っていく大切さを学ぶことが出来ました。私は教師になった際、研究授業等で気合いを入れ過ぎてしまいそうなので、この「味噌汁・ご飯の授業」をしっかり心に留めておきたいです。

 3回の模擬授業をして数えきれない程多くのことを学ぶことができました。本を読んだり、講演を聞いたりすることも勿論大切ですが、実際に授業を通して学ぶことの大切さ、その価値を身に染みて感じることができました。あと数回のゼミで終わってしまいます。そう考えると大変寂しいですが、残りのゼミでも多くのことを学んで、自分の力にしていこうと思います。

 玉置先生、5期生の皆さん本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。(大久保)

12月16日授業ゼミからの学び(木下)

画像1
 こんにちは。5期生の木下です。今回は12月16日に行ったゼミでの授業について書きます。

 私は今回の授業で最後の授業だったので、正直何の教科の授業にするかとっても迷いました。小学校実習で行った算数の研究授業にもう一度挑戦しようかと考えましたが、中々進まず…そんな時に道徳の教科書をパラパラと見ていると「あれ?この内容どこかで見たことあるなあ」と感じる教材がありました。

 「すれちがい」という教材で、2人の女の子が考え方のズレから喧嘩に発展してしまうという内容です。どこでこの内容を見たかというと、「ちびまる子ちゃん」の漫画でした。私は小学生の頃ちびまる子ちゃんが好きで、お手伝いをしてもらったお小遣いを、ブックオフに売っているちびまる子ちゃんの漫画に費やしていたほどです。道徳の教科書に載っている教材とほぼ同じ内容であったので、今回はちびまる子ちゃんの「たまちゃん、大好き」という回を教材にして授業を行いました。小学生時代に熱中して読んでいた漫画が、このような形で役立つなんて思ってもいませんでした。

 授業が終わり、良かった点と反省点どちらも出てきました。その中で、もしもう一度同じ授業をするならば一番取り入れたいことは、「自分の立場を数直線上に表して、立場がみんなの意見によって変わったら簡単に立たせる」ということです。数直線に自分の立場を表すことで、立場がはっきりと表現できずどちらの気持ちもわかるという子どもや、どちらかといえばこっちの立場という子どもが考えやすくなると感じました。

 また、自分の変化を簡単に立つことで、私が卒業論文のテーマで扱った全員参加の授業につながるなと感じました。

 今回で計3回の授業が終わりました。なかなか学生のうちにこんなにも多くの授業をすることはないと思います。そして、こんなにも多くの方から的確なアドバイスをいただけることもありません。4月から子どもを前に授業をすることは不安です。しかしゼミからの学びは私の最大の強みです。全ての回で多くの学びがあり、その学びは玉置先生やゼミの仲間からの助言のおかげであります。本当にありがとうございました。(木下)

12月16日の授業発表での学び(矢崎)

画像1
 こんにちは。今回は、第3回目のゼミ授業発表での学びを書かせていただきます。

 私は、小学校実習で授業させていただいた、「ごんぎつね」の最終場面を授業させていただきました。「ごんぎつね」の最終場面はごんが兵十に火縄銃で打たれてしまうという場面です。また、兵十のごんへの気持ちが最終場面で180度変わる場面でもあります。この兵十の気持ちの変化を子どもたちが気付ける授業を作りたいと考えました。

 授業準備をするにあたって特に大事にしたかったことは、「第1場面から第5場面までの兵十のごんへの気持ちは変化していない」ということ、「最終場面の兵十の行動から読み取ることが出来る、兵十の気持ちの変化」です。

 この2点をどうしたら子どもたちに気づいてもらえるだろうかと、とても悩みました。
私は、悩んだ末に、授業の最初に第1場面から第5場面の兵十とごんの行動と気持ちの変化を振り返らせることで、最終場面に兵十の気持ちが変化することに気づきやすいようにしようとしました。

 しかし、この第1場面から第5場面の振り返りの時間が長く、その振り返りをその後の展開に活かすことができませんでした。

 兵十の気持ちの変化に気を取られすぎて、兵十の行動や言動の言葉から読み取るという国語の土台といえる部分をおろそかにしてしまいました。ゼミ生からも「時間をかける部分を考えたほうがもっと良くなる」というアドバイスをもらいました。国語の土台である「言葉」に自分自身がもっと敏感にならなくてはと気付かされた授業発表でした。

 今回が、大学生最後の授業発表となりました。自分にとって悔しい結果の授業発表になってしまいましたが、今回この授業をしたことで、自分の甘かった点に気づくことができました。

 そこで思うことは、やっぱり、授業を大学生のうちに何回か経験することって、ほんとに重要だということです。2年生の時に玉置ゼミを受けようと決心した自分を思いっきりヨシヨシしてあげたいです。

 そして、玉置先生にこの場をお借りして、お礼を申し上げます。玉置先生のゼミに入れていただいたから、教員という職業への情熱を4年間絶やさず、過ごすことができました。もっと、教員という職業をもっと知りたいと希望を持つことができました。本当にありがとうございました。これからも、この玉置ゼミ5期生という名に恥じぬように精進いたします。(矢崎)

12月9日 5期生ゼミ模擬授業での学び(中西)

画像1
 こんにちは。5期生の中西です。12月9日の模擬授業での学びを書かせていただきます。

 今回は小学3年生の分数の足し算で授業を行いました。前時までに学習した分母や分子といった用語の確認や、3分の2は3分の1が2こあつまった数などの復習の時間をつくりました。しかし、この復習に時間をかけ過ぎてしまったことや、基礎的な用語の確認に1人しか指名しなかったことが反省点です。基礎的な用語はリズミカルにたくさんの子どもに聞くことが有効的だと感じました。
 
 授業全体の中での反省点は、子どもが発言したときの教師の褒め言葉が少なかったことです。復習に時間をかけ過ぎたことの焦りもあり、褒め言葉や価値づけの言葉を意識することができませんでした。分からないなかでも必死に考える姿や発言する姿に先生が褒めてくれたら、学ぶ意欲が高まります。逆に先生が何も言ってくれないと、発言したくない気持ちや発言することが怖いという思いにつながってしまう可能性があります。次回の模擬授業では褒め言葉の意識をもって臨みたいと思います。

 今回の模擬授業では、まだまだ満足した授業とはいきませんでした。教材研究やこれまでの模擬授業で見えてきた課題を意識しながら、次の模擬授業へつなげていきたいです。(中西)

12月9日五期生ゼミでの学び(古川)

画像1
 こんにちは、5期生の古川です。今回は、12月9日のゼミで行った道徳の「道案内」の授業の振り返りを書いていこうと思います。

 今回、授業をやる中で私自身の課題と感じたことがありました。それは、「待つこと」です。

 自分の投げかけに対し、子ども達が悩んでいる姿を見ると、どうしても焦る気持ちが出てしまいます。しかし、そんなときこそ、どっしり構え考えを深めるチャンスと捉えたいです。

 教員が子どもが悩んでいるとき、ころころと言葉を変えてしまっては、余計に混乱を招くことにもなります。その一瞬一瞬のこころの揺れをしっかりと受け入れ、そして、そこから掘り下げるということを大切にしたいと考えさせられました。

 問いの提示の仕方も同じです。子ども達の気づきや反応を待たなければなりません。しかし、それを、私は今回プリントに書いてしまっていました。本来なら、そこまでの子ども達の考えから出てきたものであり、流れがあるものです。授業をしながら、一緒にこの後の展開をつくっていく、子ども達が「こうしたい」「なんでこうなるんだろう?」自然とそう思うことができるような提示が理想だと思います。

 「待つ」というのは、文字で表すのは簡単です。ですが、行動に移すのは、そう簡単ではありません。残念ながら、私は今回がゼミでの模擬授業の最後の機会でした。しかし、模擬授業をする機会はなくとも、様々な文献や先生方の授業から学ぶことはいくらでもできます。今できる最大限も方法で残りの大学生活を過ごしていきたいと思います。(古川)

12月9日ゼミ最後の模擬授業(生田)

画像1
 こんにちは!五期生の生田朋也です。今回は12/9でのゼミでの学びを書いていこうと思います。

 今回も引き続き社会の歴史分野の授業をやらせていただきました。私は教科の中で歴史が1番苦手です。敢えて今回は1番苦手な教科に挑んでみました。
1番苦手な教科ですので教えるのにもちろん自信がありません。そこで自分が意識したのは前回の反省も活かして、シンプルに4つ
1.教えるのではなく学びたいという意欲を持たせる
2.色々な活動を取り入れる
3.教具で興味を引く
4.学ばせたいことは一つか二つに絞る
です。社会科は前回は教科書よんで児童に質問して、先生が教えるというとてもつまらないものでした。さらに玉置先生の仰られた通りミステリーツアーでした。途中で自分が何をしたいのか自分がわからなくなっていました。なので今回はこの4つを意識しました。

 内容は長篠の合戦です。長篠の合戦の絵を半分に切り、武田軍の絵を先に配り、織田軍の絵を後から配りました。従来の戦い方の武田軍と新しい戦い方、戦法で勝利した織田軍の違いに気づけるようにするためのねらいです。

 反省としてはどうしても社会は予想外の意見や自分の知らないことまで知っている子どもがいます。そう言った時にどうしても動揺してしまいます。しっかり準備した時ほどそうなってしまいます。

 そういった時に動揺せず、しっかりと褒めてあげれる教師になりたいです。同じゼミ生には「欲しい答えを子どもに求めてしまっているのが伝わってしまっている」と指摘されました。

 そしてもう一つ、黒板の字です。ほとんどのゼミ生に指摘されました。なかなか字を上手く書くことができません。さらに書き順もです。これからの教師人生で一番苦しめられる課題かもしれません。姉が幼稚園の先生ですが、書道の方で師範の資格を持っているので姉に少しずつ教わろうかなと思います。

 ついに3回目ということで最後の模擬授業でした。沢山苦しみ、最後まで思うようにはいきませんでしたが、なんだかんだで楽しんで授業準備している自分がいました。

 誰一人同じ児童はいないのと同じように授業も全く同じ授業などないと私は考えています。だからこそ難しく、楽しく、そしてこれから先ずっと学び続けるものなんだなぁと強く感じました。ゼミ生のみなさん、玉置先生、ご指導ありがとうございました。(生田)

12月2日5期生ゼミでの学び(二宮)

画像1
 こんにちは、5期生の二宮です。今日は12月2日のゼミで行った「手品師」の模擬授業を通して学んだ事を二つ書いていきたいと思います。

 一つ目は活動の指示です。今回は自分の気持ちを数直線に表すことで自分自身の決断の重みを考える授業を行おうとしましたが、子どもの活動にばらつきができてしまいました。考えられる原因として活動で使うプリントに不備があった事もありますが、それ以上に言葉がけが良くなかったように感じました。「指示は短く、わかりやすく」ということを改めて大切にしたいと思います。

 二つ目は発問のニュアンスです。前回の模擬授業と同様に本時の子どものゴールはイメージできていても、価値に迫る発問は難しく感じました。自分の決断が「誠実であるか」という問いを投げかけました。それは「もちろん誠実だ」と反論したくなるような気持ちをつくり、そこから理由を考える流れを想定していましたが、子どもの選んだ行動までをも否定してしまうのではないかということをアドバイスしてもらいました。ですので、「誰に対して、どんなところが」のような言葉を補うことで子どもの行動がベースになり、否定されず、考えやすいと思いました。

 今回の模擬授業は、自分が小学校教育実習で行ったかつ、自分の卒業論文の一部として作成したものを行いました。教育実習の失敗を糧に、子どもが授業の中で新しい視点を発見したり、「対話」したりする授業を創りたかったのですが、あまりうまくいきませんでした。今回の模擬授業では前回以上に授業構成や発問に悩み、自分の中で納得できないものが多く生まれました。発問については書籍でさらに勉強を重ね、経験を積んでいきます。反省ばかり書きましたが、ゼミ生のみんなのアドバイスから、自分の発想は決して悪くはないという自信を少しつける事ができました。この自信は大切に最後の模擬授業も突き詰めていきたいと思います。今回もありがとうございました。 (二宮)

12月2日5期生ゼミでの学び(酒井)

画像1
 早く雪が降ってくれないかなあと思っている5期生の酒井です。

 今回は12月2日の5期生ゼミでの学びを書かせていただきます。この日は読み物ではない道徳をしたいと試みた回で自分の中でも反省点が多くありました。題材は私が小学生の頃に出会って、道徳が好きだと思ったことを今でもよく覚えているものを扱わせていただきました。特に感じた反省点を2点あげさせていただきます。

 1つ目は、導入、内容、まとめの一貫性です。まず意見を自由に発言してほしいという思いから導入で言葉する大切さを伝えました。ですが、内容では言葉や行動をしてもしなくてもよい、まとめでは人と関わる時は相手を思いやることが第一だと伝えました。このはじめの導入にひっぱられて、行動を起こさないことへのマイナスなイメージを与えてしまいました。教師の与える影響力をわきまえて、のびのびと自由に考えられる雰囲気づくりを心がける必要性を改めて感じました。

 2つ目は、板書やプリントなどを児童目線で構想することです。今回の板書で行動を起こす方を赤、起こさない方を青で囲みました。この色遣いだと起こさない方にマイナスのイメージを与えてしまうという意見をいただきその通りだと思いました。さらに、プリントも発問には合わないイラストを添えてしまい、混乱を招いてしまいました。児童の言葉は授業でエンジンになると思いますが、視覚的な情報も大切な要素だと考えらるので、学びの主体である児童の立場に立って準備をしなくてはならないことを再認識しました。

 自分が模擬授業をさせていただけるのも残り一回となりました。ゼミでの学びは私にとって宝物なので大切に過ごしたいです。玉置先生と仲間に心から感謝します!そして好き!!(酒井)
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

教育資料