「学校へ行けない僕と9人の先生」を読んで(金子)

 こんにちは、6期生の金子です。

 最近、コタツを購入しました!ひとり暮らしを始めて3年目が終わろうとして、あと2回冬を越すだけだ、掃除も面倒になるし、コタツはガマンガマン!と思っていましたが、寒さには負けました。(笑)足にしもやけができてしまい、真っ赤に腫れた足を見ていたら、こんなになっているのに何を渋っているんだ!?と思えてきて直ぐに購入しました!今はコタツでミカンやアイスを食べるのが小さな幸せです!!

 さて、玉置先生から、棚園正一さんが著された「学校へ行けない僕と9人の先生」を貸していただきました。

 このお話を読んで、学校ってどんなところなのだろうと考えました。私にとっては、楽しい思い出もあり、涙を流したりもした場所です。そしてそのすべてに友達、先生、家族が関わっていました。また私自身、勉強が苦手などの自分自身のことよりも、周りからの評価や関わり方についての方が悩みをもちやすいです。

 学校には多くの人が存在し、関わっています。全ての人間が同じ思いになることなど不可能です。ですが、だからこそいい意味での面白い場所なのだと思います。そして、その面白さは受け止めることから生まれ発展すると、漫画を読んで思いました。主人公が、わからないと言ったことを担任に否定される場面があります。クラスメイトに笑われる場面があります。わからないから学び合うそれが面白い、違う考えに触れるからこそ面白い、そういった事が大切にされるべき視点ではないかと思いました。私は、子どもたちの考えを、よく言ってくれた!面白い!と受け止め、そこからまたはじまる展開にこれが面白い!と感じられるようになりたいと思いました。

 このお話を読んで、高校生のときの先生が、「置かれた場所で咲きなさい」という話をされたのを思い出しました。失敗したとしても自分の価値が下がる訳では無い。その状況でどう考え、どう生きるかによって自分が決まるのだと、漫画を読んで感じたことが先生の言葉とも重なりました。振り返ってみると、後悔したことも今では大切な思い出で宝物です。それの経験があるからこそ今の自分があります。子どもたちにとって学校がそんな風に思える場所になったらいいな、と考えさせられました。

 著者である棚園先生、貸してくださった玉置先生、学校について深く考える機会をいただきありがとうございました。(金子)

※写真は林文通先生から提供いただきました(玉置)。
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先生との出会い〜『学校へ行けない僕と9人の先生』を読んで〜(今井)

 こんにちは。玉置ゼミ7期生の今井美羽です!本日は、玉置研究室の書棚からお借りした本の感想を述べたいと思います!私が借りたのは、先日下野さんも感想を書いていた『学校へ行けない僕と9人の先生』です。

 私は、2つの視点からこの本の感想をお話していこうと思っています。まず、「今井美羽」としてこの本を読んだ感想、次に、「教師を目指す身」としてこの本を読んだ感想をお話していきます。

 「今井美羽」としての感想から!まず、読み進める中で一番私の中で一番多く登場した感情は、「理解不能」でした。私と、棚橋くんは考え方がまるで違うんだろうなと思いました。実際に経験をしたことがないので、なんとも言えませんが、棚橋くんの状況に自分が置かれたとしても、私は学校に行っていると思います。これは、私が強くて、棚橋くんが弱いということではなく、物事の考え方、捉え方が違うのだと思います。漫画では、棚橋くんの心の中の声が細かく描かれていて、棚橋くんと自分の考え方の違いに、こうやって捉えるんだと、自分にない新しい考え方を教えてもらっているような感覚でした。

 そして、友達の堀井くんも私の中では印象に残っています。堀井くんいい子だな〜と思いました。学校の場面などでは、棚橋くんが嫌な思いをしていたり、不安を感じていたりして、読んでいる私も力が入ってしまっていました。しかし、堀井くんが出てくる場面は、温かい気持ちになり、安心しました。こういう安心を生まれた時から人は求めているんだろうなと感じました。赤ちゃんは、まずお母さんやお父さんに。そこから、おばあちゃんやおじいちゃん、学校の友達や先生へと、安心の領域を広げていくのかなと思いました。堀井くんの家庭で事件は、衝撃でした。そして、今までとても良くしてくれていたのに、なんとなくいじわるをした棚橋くんに、堀井くん推しとして、とても腹を立ていました。

 この本は、マンガなのでスラスラスラ〜と読めてしまいました。この実体験を世間に公表するのは、とても勇気が必要だっただろうなーと思いながら読んでいました。

 次に、「教師を目指す身」という視点でこの本を読んだ感想を。この本には9人の先生が出てきます。9人の先生には、それぞれ個性があって、私の中でいい先生だなーと思った人もいれば、そう思わなかった先生もいました。正直、棚橋くんにとって良い先生だったのは誰なのかは分かりません。でも、確実に言えることは、9人の先生との出会いが棚橋くんという1人の男の子の人生に影響を与えているということです。先生にとっては、30人のクラスの中の1人であるけど、子どもにとっては、担任の先生は1人だという、当たり前の事実を再確認できました。私もこの20年の人生の中で、沢山の先生に出会ってきました。その中には、私が教師を目指すきっかけとなった先生もいます。子どもと先生との出会いが、その子の人生を良い方向にも、悪い方向にも変えてしまうのだということを、この本を通して理解するとともに、それだけの責任があるのだと身の引き締まる思いになりました。

 とても長くなってしまいましたが、教師を目指す身として、この本を読んでよかったと思いました。私がこの本と出会えたのは、玉置先生との出会いがあったからです。玉置先生との出会いも確実に私の人生に影響していますね。

p.s.写真は、私の部屋にあるもののどアップ写真です。これはいったい何でしょうか。正解は、また私の記事で発表させてもらいます!!お楽しみに〜。(今井)

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10年(矢崎)

こんにちは。五期生の矢崎です。クリスマスが過ぎて、いよいよ2020年が終わろうとしていますね。

今年は私にとって、コロナウイルスという未知のウイルスが来て、教採が来てと、とても濃い1年となりました。

そんな2020年は私の母が亡くなって10年目の年でもありました。
よくドラマで聞く「10年前、、、」というフレーズを自分も言えるようになってしまいました。
「10年」この年月は私にとって、長いようで一瞬の出来事だったように思います。

でも、今でも母が亡くなった日のことは鮮明に覚えています。
病室で、嫌だ嫌だと叫びながら泣いた日のことは、一生忘れられません。

でも、母の声がどんな声だったか忘れてしまいました。
人間、都合よくできてないんだなと思います。
覚えていたい「日常」は覚えていられないんです。

でも、こうも思います。
覚えていたかった「日常」は、その後の幸せな「日常」にゆっくりゆっくり溶けていくような感じで一つの大きな「幸せ」になっていくのかなと。
だから、忘れてしまったのではなくて、一つの大きな「幸せ」になったのかなと。

私は、この「幸せ」をくれたのは父だと思っています。
この10年という年月は、父にとって、苦労の連続だったと思います。
父が踏ん張ってくれたから、今自分のやりたいことに熱中できる私がいます。
父が笑ってくれたから、今笑える私がいます。
私の全ての幸せは、全部、父に繋がっていると思います。
それだけ父の存在が大きいです。
感謝してもしきれません。

そんな私の教員になるにあたっての夢は、保護者の方の気持ちに寄り添える教員になりたいということです。
父のような、1人でお子さんを育てていらっしゃる保護者の方はもちろんのこと、お子さんのことで悩んでいらっしゃる保護者の方と子どもたちの架け橋になりたいです。
私は、まだ結婚もしていなければ、子どももいません。そんな奴が、知った口きくんじゃないと言われるかもしれません。

でも、これだけは知っています。子どもはよく親のことを見ています。だから、親が笑顔だったら、子どもも笑顔なんです。
だから、私は保護者の方の笑顔も守れる教員になりたいです。

子どもたちにとって、守ってくれる存在は必要で尊いものです。その存在の笑顔と子どもたちの笑顔は繋がっています。イコールだと思います。

まだ、守る術はわかりませんが、父の笑顔を守るつもりで、真摯に向き合っていきます。(矢崎)

※ 記事発信の時期がズレたのは、研究室HP編集者である私(玉置)のすべて責任です。お許し下さい。
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6期生の皆に伝えたいこと(大久保)

 こんにちは!5期生の大久保です!12月20日に6期生ゼミ合宿へ面接指導のため参加させていただきました。そこでの体験を通して思うことがあったので、記事にします。

 まず初めに、ゼミ合宿からもう1年たったのかという時間の経つ早さを感じました。

 1年前のこの時期に5期生ゼミ合宿が開催され、酒井先生、斉藤さん、4期生の先輩方をお招きして面接指導をしていただきました。

 その日からもう1年も経ったのかと思うと何だか感慨深い気持ちになります。昨年のゼミ合宿では、厳しく面接指導していただき、面接の難しさや教育に対する考えの甘さを痛感する1日となりました。

 その際、もう1点感じたのは、4期生さんのように来年後輩に指導できるのかという不安です。4期生の皆さんは鋭い目で姿勢や目線を観察し、全ての言葉を聞き逃さずに、もっとこうした方が良いよといった具体的なアドバイスをして下さりました。その様子を見て、なんて偉大な方たちなんだろうと思ったことを今でも覚えています。
「来年後輩にこれだけ熱心に指導できるのだろうか」
「具体的なアドバイスで、前を向かせることが出来るだろうか」
と不安な気持ちになりました。

 そして、今年のゼミ合宿。正直当日に近付くにつれ、焦りや心配は増すばかりでした。上の不安は消えるはずもなく、6期生の面接をしっかり見ることが出来るだろうかと、6期生の面接が始まるギリギリまで緊張していました。(6期生の緊張に比べると軽いものですが笑)

 面接指導を終えて、酒井先生、斉藤さん、玉置先生に5期生の姿を褒めていただき、スっと肩の力は抜けていきました。やり切った!という達成感でいっぱいでした。

 今回何故このような記事を書いたかというと、6期生にどうしても伝えたいことがあるからです。

 それは、「玉置ゼミで学べば大丈夫」ということです。(語弊を生む言い方だと重々承知の上です笑)

 6期生と話をすると、口を揃えて「不安」だと気持ちを吐露してくれました。
「教員採用試験に向けて勉強するだけでも大変なのに、これと併せて面接までやらないといけないの!?」
 昨年のゼミ合宿で私が抱いていた気持ちです。6期生の皆さん、初めはみんな不安です!5期生のみんなとも昨年ゼミ合宿で話していましたが、そこでもみんな不安と戦っていました。きっと歴代の先輩方もそうだったと思います。

 それでもこうしてやっていけている、教師として活躍している先輩方がいるのは、玉置ゼミで学んだからだと私は思います。
「意見を言えない児童にどのように対応しよう」
「主体的な学びはどうすれば生まれるだろう」
 こういった悩みは教採で必ずと言っていい程立ちはだかる壁です。そんな時は玉置ゼミで学んだことを思い出してください。必死にノートに書き留めた、様々な先生方の授業技術、教育観、児童との関わり方、それら全てが自分を助けてくれる宝になっているはずです。

 何と言っても玉置先生がいます。困った時、悩んだ時には玉置先生という最強の味方(言葉は悪いですが笑)がいるのですから、皆には安心して悩みや不安に立ち向かってほしいです。それに、仲間がいます。不安なのは1人だけではありません。きっとみんな何処かに不安な気持ちを抱いていて、ギリギリの状態で戦っているはずです。不安に押し潰されそうになった時は迷わず6期生の仲間を頼ってほしいです。

「玉置ゼミで学べば大丈夫」
と言いましたが、それに胡座をかいて油断して欲しい訳ではありません。最高の先生がいて、最高の環境があるのだから、仲間と支え合って教採を乗り切ってほしいのです。今は不安なことばかりだと思いますが、そんな時には「玉置ゼミで学べば大丈夫」と思い出してください。

 すると、気が楽になって、もう一度頑張ろうと思い直せるはずです。不安な気持ちから目を逸らすのではなく、向き合って、共に乗り越えていってください。絶対に大丈夫です。6期生の皆さんを心から応援しています。

 大変長くなりましたが、以上となります。最後までご高欄いただいた方、ありがとうございました。(大久保)

※写真は林文通先生が提供していただけました。(玉置)
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友達とは○○○(伊藤)

 あなたにとって友達とはどのような存在ですか?


 こんにちは、6期生の伊藤幹太です。今面接練習のために質問に対する答えを考えています。

 その中で、「友達と接する上で大切としていることはなんですか?」とありました。普通によくある質問で、そんな難しい質問ではないと思いますが、私はなかなか答えが思いつきませんでした。そして、考えているうちに、友達ってなんなんだ?自分にとってどんな存在なんだと迷走してきました。しかし、迷走に迷走を重ねついに私なりの結論が出ました。

 聞いてください!友達とは、、、、、、、、、、、、、、、、「パンツ」です!!!

 こいつ何いってんだと?思われると思います。あえてもう一度言わせてもらいましょう。友達はパンツです。理由は当たり前のようにいつも履いていますが、もし履かなかった不快だったり不安だったりですよね?

 その一方「今日はパンツがある安心」と考えたことはありますか?つまり何が言いたいかというと「当たり前のようにいつも一緒にいるけど、なかったらきつい」ってことです。私にとって「友達」はそんな存在です。

 そのような友達=パンツ理論を唱えるにあたった経緯として私が小学校6年生の時に仲の良い友達が亡くなりました。いつも一緒にいる友達がなんの前触れもなく、会話することも遊ぶこともできなくなりました。当時本当にショックで、友達という存在がいかに大きいかを小学生ながらにして感じました。

 そこから私は病的なほど友達になった相手を大切にしており、毎日全力で遊ぶことに力を注いでいます。私の人生に友達はパンツと同じくらい必要不可欠な存在です。

 みなさんも自分にとっての友達を一度考え整理してみてください。本当に大切な友達が見えてくるかもしれません!

 ps友達がパンツなら恋人や家族はどんな存在ですか?と思う人がいると思います。お答えします。恋人は上着です。最悪なくても生きていけますし、いらなくて邪魔なときもあります。家族は血や爪や髪です。体の一部で切っても切り離せません。(伊藤)

※ 写真は記事とは関係がありません。林文通先生から提供いただきました。(玉置)

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勉強の意味(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。雪が降り、私が3年間続けている早朝からのカフェのアルバイトも寒さに震えながら出勤する季節になりました(笑) 余談ですが、雪の日、早朝からの出勤で2回滑ってこけかけ、1回は本当にこけました(笑)

 そんなアルバイトでの出来事です。コロナ禍となり最近はめっきり見かけなくなりましたが、以前まで定期試験前になるとアルバイト先に高校生達がよく勉強しに来ていました。そんな時期のあるひと場面です。
 一人の高校生が「こんなの勉強しても大人になっても役に立たないじゃん!!」と頭を抱えながら友達と勉強していました。この言葉を耳にした私は、「思った思った、私もそう思っていたよ」とつい声をかけたくなったことを覚えています。

 勉強の意味がないと思ってしまうことは、誰しもが通る道です。「何の役に立つんですか?」と面と向かって問われれば、説明するまでに少し時間がかかってしまいそうです。たしかに、数学の点Pが動く動かないは大人になってから使うことは滅多にありませんし、古文・漢文は、読めても現代の文章を読むことにあまり役に立たなそうです。こう考えていると、益々勉強の意味が無さそうに思えてきます。

 しかし、そうではないのです。勉強をしているのなら、世界が広がります。例えば、ニュースやバラエティーのBGMの音楽が何か分かったり、外国人観光客の会話が聞き取れたり、出向いた先で有名な偉人の背景が読み取れたり、、、。他にも様々です。
 勉強を「勉強」として捉えると、すごく難しく思えます。しかし、勉強を「自分が見える世界の広がり」として捉えれば、それって素敵なことだと思います。

 私も勉強を「勉強」として捉えていました。受験勉強は、こんなのやっても!!!という気持ちに何度もなりました(笑)でも今は、そんなしんどかった「勉強」も今の私に繋がっていると思うことができています。様々な勉強が、世界を広げ、ふとした景色にも味わい深さを与えます。

 教師は、その名に入っている通り「教える」職業です。私は、「見える世界の広がり」を子ども達に「教え」たいと思っています。「勉強」は嫌いでもいい。ただ少し見方を変えれば、「勉強」は世界を広げてくれる素敵なものであることが伝わる授業を目指したいです。そして、子ども達の見える世界を広げるべく、一手間の魔法をかけられる様、今は目一杯私自身も勉強に励みたいと思います。
(下野)
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1月4日zoom新年会&少人数食事会(早川)

こんにちは。お久しぶりです。3期生の早川です。

今日は、新年恒例の玉置ゼミ卒業生の集いが行われました。現在の世の中の情勢を鑑み、今回はzoomを使用してのオンラインビデオ通話での開催でした。とても楽しかったです。早くみんなに直接会って話せたらなという思いが強くなりました。

また、夜には急遽予定を合わせた3期生菱川、4期生加藤奨と食事に行きました。大学時代の話や、お互いの近況報告などで終始盛り上がり、楽しい時間を過ごせました。楽しかったです。またやりたいです。

これで終わります。(笑)


(本当は、もっと細かく自分の想いや、今後について書いていたのですが、記事入力ページの更新が上手くいかず、全て文章が飛んだので、、、心が折れました。もう一から書き直すのは気力がもたなかったために、このような簡単な文章に替えさせていただきました。では、また。さようなら)

最後に、zoomでのオンライン通話の様子や、食事の際の写真、午前中に行った御在所ロープウェイからの景色を載せます!
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「なぜ」の飛び交う授業から生まれる「議論のルール」(下野)

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 こんにちは。7期生の下野です。

 私の朝は、大好きな珈琲を飲みながら新聞を読むことから始まります。3ヶ月前に始めた教育問題に関する新聞記事のスクラップや、天声人語(我が家は朝日新聞を取っています)の書き写しノートも段々と冊数が増え、厚みも増しているのを見ると達成感が溢れ、読み返し復習しながら、これからも続けていきたいと思っています。

 さて、毎朝新聞を読んでいるとまず目にするのは1面の天声人語です。1面は広げずに読むことができるため、サッと家を出なければならない時は、天声人語だけ読んでから家出るなんてこともあります(笑)

 そんな読みやすい箇所にある天声人語で、今回は私が「主体的で対話的な深い学び」の本質に気付かされた記事を紹介したいと思います。

 2020年10月1日の天声人語です。
 論理力に重きを置くフィンランドの教育で、求められるのはごく真っ当なことだ。元外交官の北川達夫さんが書いた『図解フィンランド・メソッド入門』によると、小学校では「なぜ」が連発され、意見には理由をつけることが徹底されている。子どもたちが決めた「議論のルール」も紹介されており「他人の発言をさえぎらない」「議論が台無しなるようなことを言わない」などが並ぶ。

 2018年のPISA調査において、フィンランドは「読解力」7位(日本15位)、「科学的リテラシー」6位(日本5位)といった結果が出ています。「論理的思考」を重んじた教育は、「読解力」は勿論のこと、科学的な探求心を測る「科学的リテラシー」にも繋がっていることが分かります。「なぜ」の及ぼす力は強いのです。子ども達の持つ「なぜ」が「論理的思考」を築き、「読解力」や「科学的リテラシー」を育むのでしょう。そして、「論理的思考」「科学リテラシー」は「主体的な学び」を構成する主な要素です。

 また、「なぜ」が生じる場所には、必ず「議論」が生じます。無論、教師は「議論」が生じる学級経営をしなければなりません。では、「議論」が互いの学びを深め且つ円滑に進むためにはどうしたら良いのでしょうか。

 上記の天声人語では、子どもたちが決めた「議論のルール」について記されています。ここで、重要なことは子どもたちが決めたことです。たしかに、この天声人語を元に「議論のルール」を教師が設定すれば子どもたちはスムーズに議論ができるかもしれません。しかし、それでは「議論」の意味がありません。真っ新の何もルールのない状態において「議論」をしていく中で、「こうした方がまとまりやすいかな?」「人の言葉をしっかり聞いた方がいいな」といった気持ちが生まれ、「議論のルール」を決めるための多くの「議論」が子ども達の学びへと繋がると私は考えます。

 「主体的で対話的な深い学び」が求められる時代です。「主体的な深い学び」は、「なぜ」から生まれ、「対話的な深い学び」は、多くの「議論」から深まるでしょう。これが学びの本質だと私は考えます。

 教師になった時、子ども達の小さな「なぜ」に耳を傾け、「なぜ」が飛び交う授業を、そして、多くの議論から「議論のルール」を子ども達自身で決めていくことのできる学級を目指したいと思います。(下野)

「フツウ」と「ちゃんと」(下野)

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 こんにちは。7期生の下野です。先日、初めて玉置研究室の書棚から本をお借りしました。私が玉置ゼミの一員となり、初めて読む研究室書棚の本は、ゼミ生必読書である『学校へ行けない僕と9人の先生』でした。自己紹介後の初めての記事にて、玉置ゼミの核心となる書籍から考えたこと、そして、感じたことを綴ろうと思います。

 「カンペキな人間になるまで 外の世界には出たくない」(p.183)。この一節に深い意味と共感を覚え、私は涙してしまいました。

 私は、学校に行けなくなった経験が何度かあります。耳が聞こえず、目まいをも伴うメニエール病になったことや、心のバランスが崩れてしまったこともあります。どんな状況下においても、学校に行かないと、なんだか世界から置いて行かれた気持ちになるんです。苦しくて辛くて、自分だけが何もできていないことに足がすくんで、どんどん落ちてしまう。そんな日々の繰り返しです。

 主人公である棚橋くんが「フツウの子供になるんだ!!」(p.189)と必死に勉強を頑張ったり、「ちゃんと勉強できないと中学生になれない!!」(p.187)と思ったように、「フツウ」と「ちゃんと」の呪縛は学校に行けなくなると自分に纏わり付くものです。「カンペキ」=「フツウ・ちゃんと」という公式を自分で作ってしまいます。

 しかし、そもそも「カンペキ」も「フツウ」も「ちゃんと」も誰の基準でもありません。「カンペキ」な人はいませんし、全てが全て「フツウ」で「ちゃんと」している人もいません。これに気付けていないから、ゴールのない「カンペキ」を目指して、外の世界から遠ざかってしまうのです。

 では、「フツウ」や「ちゃんと」とは何なのでしょう。先程、呪縛と表しましたが正に呪縛だと私は考えています。『学校へ行けない僕と9人の先生』では、題名の通り9人の先生が登場します。先生達は、9人それぞれに「フツウ」と「ちゃんと」を備えています。教師の持つ「フツウ」と「ちゃんと」は時に子どもの心の救いとなり、或いは武器ともなり得る。教師を目指す上で、私はどういった「フツウ」と「ちゃんと」を持っていたいか改めてこの書籍で考えさせられました。

 「カンペキ」を目指すための「フツウ」と「ちゃんと」の呪縛に囚われてしまう子どもは多く居るでしょう。それが、「学校に行かないという選択」として現れている場合や心に秘めている場合もあります。私は、「学校に行けない」を「学校に行かない選択」として捉えています。それもいいのだから。「学校に行けない」だとあたかも「学校に行く」ことが「フツウ」に思えてしまいますよね。この様に言葉一つで心がスッと軽くなるかもしれません。そして、こう言った言葉がけを耳にした苦しさを心に秘めた子どももまた呪縛から少しだけ解放されるかもしれません。

 「フツウ」や「ちゃんと」、そして目指す「カンペキ」は人それぞれです。色んな人が色んな子が一人一人頑張っています。強いて言うのであれば、それが「フツウ」であるんだと。だから、どんな子も「フツウ」であり、「ちゃんと」していると私は考えます。
ややこしいですが、それぞれに頑張り悩み考え、生きているのであれば、それは「フツウ」であり「ちゃんと」しているのです。

 今後、教壇に立つにあたり沢山の子ども達と出会うでしょう。もし、「カンペキ」を目指すための「フツウ」や「ちゃんと」の呪縛に囚われている子がいたのなら、私の持つ「フツウ」と「ちゃんと」を心に語りかけ、少しでもその呪縛から解放され、自分を認めてあげられる子になって欲しいです。そして、そのきっかけを、第一歩を示してあげられる教師になりたいと思います。(下野)

後輩の皆さんにお伝えできること(矢崎)

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こんにちは。
五期生の矢崎です。

最近、気づいたらゼミの中に後輩が増えていました。
四年生になったんだから、当たり前なんですが、なんか、すごく嬉しいのに、寂しい気持ちもします。
もう、卒業するんだなと。

そういえば、私は憧れた先輩方のようになれているんでしょうか。
優しく私たちを迎えてくださった、先輩方のように私も後輩のためにできることはなんでもしたいと思っています。

そんな私が後輩の皆さんにお伝えできることは、
「出会いを大切にしてください」ということです。

この4年間で私は、大学をはじめ、アルバイトなどで様々な方との出会いがありました。
たくさんの出会いで感じたことは、2つあります。

1つ目は「叱ってくれる人の出会いを大切にする」です。
人は誰しも叱られることは嫌ですよね。
私も叱られることはとっても嫌いです。
でも、アルバイトをしていて、気づいたことがあります。
ある日、アルバイトの中の関わりであまり良くない行為をした人がいました。
でも、社員さんも他のアルバイトの人も誰もその人に注意をせず、その人の行為を「あれはあかんよね」とささやくだけでした。
これってとても怖いことだなと思いました。
だれも間違ってるって教えてくれないということです。これから先も、その人は同じことをしてしまうかもしれません。
だから、大学の先生が私たちに叱ってくれるって本当にありがたいことなんだなと思います。
叱ってくださる人がいるうちは、その人は恵まれているのかなと思います。

2つ目は「出会いを通して、自分を見つめる」ということです。
これは様々な人との出会いの中で、自分が苦しんだ時に感じたことです。
なんであの人は私にこんな酷いことを言うんだろう、してくるんだろうと思うことがありますよね。
自分にとって辛いことは、きっと自分の大切な人も辛いなと感じることだと思います。
だから、その辛いなと感じる出会いから、自分はこういうことしていないかな、気をつけたいなと自分を見つめ直すきっかけにしていってほしいです。
また、幸せだなと感じた出会いは、その出会いを連鎖させていってほしいなと思います。

私はまだまだ未熟ですが、この4年間で「出会い」の大切さを学びました。
この玉置ゼミはたくさんの「出会い」をいただけます。
自分からたくさんの出会いを繋いでいってください。
応援しています♪

(矢崎)

※ 写真は12月20日の合宿での風景です(玉置)

玉置ゼミ7期生 吉久明日実 自己紹介(吉久)

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 はじめまして!7期生の吉久明日実(よしひさあすみ)です。学校心理専修に所属しており、選択科目は国語です。初めて記事を書かせていただくので、自己紹介をさせていただきます。

 私は、三重県の朝日町という三重県で一番小さい町で生まれ、自宅から大学まで通っています。三重県民なので会話中、語尾に「やん」を多用します(笑)。

 趣味は、体を動かすことと弾き語りです。とにかく体を動かすことが大好きなので、小学生の時に陸上を習い、中学ではソフトテニス部、高校では陸上競技部に所属していました。習い事や部活に所属していなのですが、一番好きなスポーツはサッカーです。弾き語りでは、YUIやback numberなど好きなアーティストの曲を自分のペースでまったりとやっています。

 私が玉置ゼミに入ろうと思った理由についてお話ししたいと思います。私が高校3年生の時に、岐阜聖徳学園大学のオープンキャンパスで学校心理の模擬授業に参加しました。その時の担当の先生がなんと玉置先生でした。私はその授業を受け、学校心理に興味を持ちました。また、玉置先生の授業が私の心に残りました。そして、この大学に学校心理専修で入学し、一年生で受ける教師論という授業で、もう一度玉置先生の授業を受けられるようになりました。その時に、私は玉置先生のもとで学びたい!と強く思いました。

 このゼミに入らせていただいたので、自分の理想の教師になれるように、何事にも全力で取り組んでいきたいです。また、玉置先生との出会いは私にとって運命的なものであったので、人との出会いを大切にしながら、このゼミで先輩方、同期と切磋琢磨し、成長させていきたいです。よろしくお願いします。(吉久)

玉置ゼミ第7期生 自己紹介 田中克明(田中)

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 こんにちは!玉置ゼミに7期生と参加させて頂くことになりました、学校心理専修の田中克明(たなかこうめい)です。今回ははじめての投稿なので、私自身の自己紹介をさせて頂きます。

 出身は岐阜県各務原市です。中高6年間を男子校という異質な環境で学びました。一学年中学は240人、高校では480人全て男という環境だったので動物園状態でした笑 玉置ゼミの7期生は8割が女性なので、少し緊張気味です…汗 中高の6年間はバスケットボール部に所属し、バスケ漬けの日々に明け暮れました。運動部に所属していたということもあり、様々な種目のスポーツをやることや観戦することなどが好きです!他にも美味しいものを食べることや旅行に行くことも好きです!!

 では、ここで少し私が玉置ゼミに入りたいと思った理由をお話しさせて頂きます。私は将来、「生徒自身が主体的に考えて行動するクラスや授業」をつくることが出来る教員になりたいと思っています。そのためにはまず自分自身が多くの考え方や視点などを学ぶ必要があると考えました。玉置ゼミでは授業づくりや学級経営についての多くを学ぶことができます。その1つ1つをしっかりと将来にいかせるように吸収して学んでいきたいです。

 不安や緊張もありますが、これから7期生の1人として学んでいけるということにワクワクしています。よろしくお願いします。(田中)

玉置ゼミ第7期生 岡倖太郎 自己紹介(岡)

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 みなさんこんにちは! 玉置ゼミの7期生となりました学校心理専修2年岡倖太郎です!今回初めての記事ということで、自己紹介をさせていただきます!

 私の嫌いな食べ物はチョコとチーズです! 私は必ず自己紹介をする時に嫌いな食べ物をいうようにしています!理由は受けがいいからです!(笑)。このネタは子どもも大人も驚いてくれる鉄板ネタです!

 ここから真面目に自己紹介をすると、私は三重県の出身です!高校まで野球をやっていました!1枚目の写真のように炎天下の中坊主がまる焦げで頑張ってました。

 今は岐阜で一人暮らしをしています。一人暮らしを始めてもうすぐで2年になろうとしているのですが、一つ悩みがあります。それは片付けと掃除です。

 実家暮らしの頃から部屋が綺麗な方ではありませんでした。だから掃除、洗濯といった家事がとても苦手です。1人でやろうとするととんでもないやる気が必要です。

 料理はもともと好きだったので自炊はしている方だと思います。1人で暮らし始めて気付いたのですが、料理をすると皿洗いと片付けがマックのセットのようにもれなくついてきます。この事実が2年経っても僕を苦しめ続けています。今では諦めてするようにしていますが、いつになったら何も感じずにできる日が来るのだろうと待ち侘びています(笑)。

 くだらない自己紹介はここまでにしておいて、玉置ゼミを志望した理由とこれからつけていきたい力についてお話しさせていただきます。

 玉置ゼミを志望した理由としては、1年生の時に受けた「教師論」が大きなきっかけとなっています。毎回の授業で色んな先生の授業を紹介していただいて、目から鱗の話ばかりで、こんなに引き出しのある先生になれたらいいなという思いました。このゼミで色んな授業に対する見方や引き出しを増やしたいと思い、玉置ゼミを志望しました。

 これからつけていきたい力は授業力です! 先生が最も生徒と接する場は授業の場面だと思います。だからこそあの先生の授業が面白い、あの先生の授業をもっと聞きたいと生徒に思ってもらうことはとても重要なことだと思います。

 授業を通して生徒との仲を深めていくことが私の理想の教師像なので、ゼミの中では授業について日々探求して、授業力を高めていきたいと思います。これからよろしくお願いします!(岡)

玉置ゼミ第7期生 丹羽真琴 自己紹介

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 はじめまして。玉置ゼミ第7期生になりました、英語専修2年 丹羽真琴(にわまこと)です。初めての投稿なので自己紹介をさせていただきます。

 私は、愛知県春日井市出身の22歳です。JOFというボランティア団体に所属しており、週末や長期休みに、自然があるところへ活動にいったり、キャンプに行ったりし、沢山の子供たちとかかわっています!とてもやりがいを感じており、それが私にとってとっても幸せな時間です。

 私は、岐阜聖徳学園大学へ入る前は、他大学で養護教諭になるための勉強をしていました。そこで、学校での養護教諭のサポートはとても必要だけど、それだけでは行き届かないところも沢山だと感じました。
 なので、私はもっと身近に生徒たちを感じ、どんな問題も早期発見、早期対応していきたいと考えました。また、子供たちが学校が楽しいと思える学級づくりをしたいという想いから、他の大学へ入り直すこと、大学を退学することを決めました。その後、予備校へ通っていたので、今2年生です!(ちょっと周りの人ではいない変わった感じですよね!)

 なので、私はもともと学級づくり・学級経営がしたいという想いが入学前から強くありました。

 私が玉置先生と初めてお会いしたのは、1年生の教師論の講義です。玉置先生の授業がとっても面白く、学級経営や他の授業では知ることができない学校こともっともっと学びたいと感じ、その頃から玉置ゼミに入りたいと考えていました。なので、今は玉置ゼミに入れてとても嬉しく思います。これから、玉置先生とゼミの同期や先輩方と一緒に進んで頑張っていきたいです。

 最後に、私がゼミでやりたいことは、自己肯定感と学級づくりを関連させたものを学ぶことです。他大学で学んだのがきっかけで自己肯定感を大切にし、これから子供たちがもっと生きやすくなってほしいなと考えるようになりました。これからもずっと自分と向き合うときにも、子供たちと向き合うときにも大切にしていきたいと思っています。
 それは、子供たちが自分のことが好きになれる、自分に自信がもてる、そんな人たちになって、私(教師)と離れた後でも、どんなことでも挑戦できるような自信や勇気、前向きさをもって、未来に向かって頑張ってほしいという想いからです。

 これから、玉置ゼミで、学級経営や学級づくり、学校での実践的な学びをしながら、自分の理想の教師を描き、みんなと共に頑張っていきたいです。よろしくおねがいします。(丹羽)

玉置ゼミ7期生 池戸美遥 自己紹介 (池戸)

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 こんにちは!玉置ゼミ7期生になりました 池戸美遥(いけどみはる)です。これから一緒に活動していく玉置ゼミの皆さんに私のことを知っていただきたいので、初めての記事として自己紹介をしたいと思います。

 私は岐阜県恵那市出身です。全校生徒60人の小学校出身でとても田舎です。私は4歳から高校3年生まで水泳一筋でした。週7回の練習で多い時には1日で10キロ泳ぐこともありました。軽く地球何周か分は泳いだと思います!夏には毎週試合がありそのための合宿で聖徳のプールや岐阜メモリアルセンターに来て泳いでいたので今自分が聖徳に通って岐阜市に住んでいるのも何かの運命なのかと感じています。壁にぶつかることばかりだった水泳人生もやり切ったことで今は私の自慢です。今も帰省した時には通っていたクラブチームに顔を出して泳いでいます!!しかし現在は水泳部ではなくよさこいサークル「柳」に所属しています!

 私が玉置ゼミを希望した理由は、このゼミについて知った時に自分がなりたい教師像を具体的に想像できたからです。教育学部に入って教師という職業について学ぶ中で「自分はどんな教師になりたいのか」という思いが大きくなりました。玉置先生とお話をして、自分なりにこのゼミで何を学びたいのかもう一度考えて中学の頃の先生とお話をしました。その中で私がなぜ教師を目指すようになったのか思い出しました。私は教師という職業の先生と生徒の強い繋がり(=学級経営)に憧れて今、この大学で学んでいます。玉置ゼミはセミナーや模擬授業など、より実践的で現場に近いところで学級経営や授業づくりを学べることに魅力を感じました。

 玉置ゼミで実際に「経験」することで学級経営や授業づくりを学び、より多くのことを吸収できる2年間にしたいです。妥協することなく、様々なことに積極的に取り組んで、学び続けられるように頑張ります!よろしくお願いします! (池戸)


玉置ゼミ第7期生 久野舞菜 自己紹介(久野)

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 はじめまして!7期生に参加させていただくこととなりました国語専修の久野舞菜(くのまな)です。初めての投稿ということで、少し自己紹介をさせていただきます。

 私の特技は家事です(笑)。親が共働きで夜遅く、また下に弟もいるので、高校時代から平日の家事は私が担当しています。特に誇れるような栄誉のない私ですが、料理の時短技や洗濯物を片付けるスピードなどには自信があります。授業とバイトの隙間時間にどれだけ多くの家事を片付けられるか、記録更新を目指すことが毎日のささやかな楽しみです。

 趣味は書道です。といっても、始めたのは最近で、今年の4月に書道教室に通い始めました。「基本的に、書道は国語の先生が教える」という先輩の教えから、書道が昔から大の苦手であるわたしは猛烈な危機感を抱き、習うことを決めました。恥を捨て、小学生に混じって「とめ、はね」「点の書き方」などを一から学び直しました笑 そのうちに書道が好きになってしまい、今では一番の趣味です。

 しかし、まだまだ「にわか」なので、もっと突き詰め、教壇に立ったときに自信を持って教えられるようになりたいです。苦手を克服した私だからこそ、書道の難しさに共感し寄り添い、そのなかでも楽しさを共に見出すことができると信じています。

 改めて、玉置ゼミでこれから学べるということが本当に嬉しいです!昨年度の卒論発表に参加させていただいたときから、ここで学級経営について学びたい、わたしはここで自分を磨きたい、そう強く願っていました。玉置先生のもとで学ばせていただけるというチャンス、ここでの皆さんとの出会いを大切にし、存分に学びを吸収し自らを成長させていきたいと思います。(久野)

玉置ゼミ 第7期生 今井美羽 自己紹介(今井)

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はじめまして!
玉置ゼミ7期生の今井美羽(いまいみう)です。

自己紹介ということで、私のことについて、語らせていただきます!

私が人生で1番頑張っているものは、和太鼓です。
小学4年生からやっていて、今年で11年になります!
私が教師になりたいと思うようになったのも、和太鼓の先生のお言葉がきっかけです。

趣味は、映画やドラマ鑑賞です。
邦画、洋画、韓ドラなど様々なジャンルを観ますが、ホラーだけは苦手で観ることができません。

次に私が愛してやまない食べ物を紹介します。
それは、納豆です。
ほとんど毎日食べています。私の家の冷蔵庫に納豆がない日はありません。
大粒派です。おすすめの納豆があるので、皆にいつか紹介したいです。笑
これからも納豆を愛していこうと思います!!

私は、玉置先生の授業などは受けたことがなく、面談のときに初めてお会いしました。
そのときに何かビビっときたのです!
あ、私は玉置先生の元で学ぶべきなのだと思いました。
もちろんそれだけが理由ではないのですが、玉置先生に言葉にならないご縁を感じ、玉置ゼミを希望させていただきました!
このように私が感じることができたのは、玉置先生の力だと思うのです。
私も玉置先生のように、ビビっと感じさせられる先生になりたいです!いや、なります!

改めて、玉置ゼミに入れたことをとても光栄に思います!
玉置先生を始め、ゼミ生のみんなとの出逢えたことに感謝し、これから多くのことを吸収したいです!(今井)

玉置ゼミ第7期生 高橋奈優 自己紹介(高橋)

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 初めまして これから玉置ゼミで勉強させて頂くことになりました。教育学部国語専修2年の高橋奈優です。初めて記事を投稿するので自己紹介をさせていただきます。

 岐阜県岐阜市出身で母と2匹のプードルと暮らしています。今年はコロナウイルスの影響で家にいることが多かったので常に2匹の犬を撫で回したり抱っこしたりと戯れ、毎日朝、夕方の2回散歩に行き一緒に軽く運動をして楽しい時間を過ごしていました。今2匹ともトリミングに行ってるので1人悲しく記事を書いています。

 では、私の好きなことを紹介します。私の好きなことはテナーサックスを吹くことです。中学・高校の6年間吹奏楽部に所属しておりテナーサックスを担当していました。管楽器はピアノとは違い自分の息で音を出さなくてはいけないので最初は思い通りの音が出せません。

 しかし、練習すればするほど綺麗な音が出るようになることが興味のあることをとことん追求したいという私の性格にあっていたため楽しくて学校に行く理由は部活をするためと思っていたほどのめり込んでいました。楽器以外にものめり込んでいる好きなことが他にもあるのでこれから少しずつ紹介出来たらなと思います。

 最後に玉置ゼミに入りたいと思った理由について書きます。なぜかと言うと授業を軸として学級運営を学ぶことが出来るからです。ゼミ選択の時期に学校の先生の仕事について考えたところ授業をすることが最初に浮かびました。そして、授業から学級の雰囲気が生まれると考えました。しかし、自分には知識や技術が無いため授業づくりに重きを置いている玉置ゼミに入りたいと思いました。これから玉置先生や先輩方から沢山吸収し成長したいと思います。長くなりましたがこれからよろしくお願い致します。(高橋)

玉置ゼミ第7期生 下野綾巳自己紹介(下野)

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 はじめまして。第7期生の下野綾巳(しものあやみ)です!初めての記事の投稿でワクワクするのと同時に、やっとやっと念願の玉置ゼミだ!!!!という気持ちでいっぱいです。

 初めに、私の少し変わった生い立ちを書かせて頂こうかと思います。私は、生まれてから4回転園や転校をしています。4回って多いのではないかなと自分では、少し変わった生い立ちと位置づけています(笑) 大阪→兵庫→京都→東京→愛知と、今は愛知県の一宮市に住んでいます。これだけ転園や転校をしていると、それはもう沢山の先生と出会うわけです。今まで沢山の先生にご指導いただきました。私の主観ですが、地域によって先生の雰囲気は少しずつ違うんです!!例えば、京都の先生は怒る時もにこやかにしっとり怒ります…めちゃくちゃ怖いです(笑) これが今、教師を目指す立場になると面白いと感じています。地域性って先生にも通じるんだなと。そんな全国各地の先生の雰囲気や転校生の気持ちを知っているなんてことも私の一つの経験だと思っています。

 余談はここまでに…次に、玉置先生との出会いと私がこれから大切にしたいことをお話します。

 私が玉置先生と初めてお会いしたのは、1年生の教師論の講義でした。教師論の第3回の講義終了後に「玉置先生のゼミに入りたいです!」とお話しに行ったことを鮮明に覚えています。今思えば、たった3回なのに勇気ある行動だったなあと自分で自分に感心してしまいます(笑) しかし、それだけ玉置先生のお話や言葉に引き込まれ、尊敬していたのです。もちろん、それは今でも変わっていません。

 そんな1年生の初めから憧れていた玉置ゼミ。私がこの玉置ゼミでやりたいことや学びたいことは挙げ始めたらキリがありません。ですので、一つだけ最も大切にしたいことをこの初めての記事で表明しておきたいと思います。それは、「笑顔で学ぶこと」。どんな学級経営をしたいか、どんな授業を作りたいか、どんな教師になりたいか、学ぶべきことはこれから沢山出てくるでしょう。そういった「学び」を笑顔で取り組んでいきたいのです。もちろん、「笑顔」ばかりでいれるわけではありません。そんな時は、7期生がすぐ側にいます。勿論のことながら、玉置先生や先輩方もいらっしゃいます。そして、誰かが「笑顔」でいれない時はみんなで助け合う、そんな「笑顔」の輪も含め「笑顔で学ぶこと」をここに表明したいと思います。

 最後になりますが、私は玉置ゼミに入ることができて本当に嬉しく感じています。しかし、これがゴールではありません。新たなスタートが始まります。7期生のみんなと一つのチームとして、「教師」というまた先のスタート地点へ向かって走っていきたいです。玉置先生のご教授の下、皆が高め合い、助け合うそんなゼミを目指していきたいと考えています。(下野)

「制服」と「選択する力」 (矢崎)

こんにちは。5期生の矢崎です。

先日、ラインニュースを見ていたら、面白い記事を見つけたので、ご紹介したいなと思い、四方山話を書かせていただきます。

それは、那覇市の中学校で「制服自由の日」が実施されたというニュースです。
最初、「制服自由の日」とはなんだ?と思いました。
記事を読んでみると、生徒が「授業に支障のない服」「先生や保護者に相談しない」というふたつの条件で行われた行事だということでした。
私は「先生や保護者に相談しない」という条件が中学校らしくなくて面白いと思いました。
中学校といえば、規則の中で子どもたちがどのように生きるかを学ぶところです。その規則も大人が作ったもので、常に子どもたちは大人に従うような形になります。
しかし、今回の条件は「先生や保護者に相談しない」。これは、子どもたちにとって突然の自由と言え、集団を強く意識する中学生の時期には、逆に戸惑いも生まれるのではと思いました。
実際に、この中学校の生徒も悩んだとコメントしています。

でも、生徒たちは自分で選んだ服装を着てきました。そこにちゃんとした意思があったのです。

また、先生方は「生徒が何を着ていても注意しない」という約束をしていたそうです。
この約束がとても素敵だなと思いました。
校長先生は、「生徒の心の成長が見たかった。いい学校とは、先生が生徒をコントロールしやすい学校のことではない」とコメントされており、この制服自由の日という行事に子どもたちの心の成長をみていらっしゃったそうです。
こんなに子どもたちのことを信頼していらっしゃる先生方だからこそ、できた行事かなと思いました。

これから大人になれば、法律はあるにせよ、間違っていたとしても注意してくれる人は少なくなります。だから、「自分で選択する力」を子どもたちにつけることはとても重要なことだと思います。

だから、子どもたちを信頼して、任せるって本当に大事なことだなと思います。

こんな行事が全国の学校であったら、素敵だなと感じた記事でした。

https://lin.ee/pHFRQOA?utm_source=line&utm_medi...

(矢崎)

※写真は林文通先生から提供いただきました。(玉置)
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