6月20日9期生ゼミでの学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です。6月20日に行われたゼミの模擬授業での学びを記事にしていきます。

 最初に授業を行ったのは石上さんです。国語の、「字のない葉書」の授業でした。笑顔がとても素敵な印象で、前回の授業での、「複数意見を 正 で示す」技術を採り入れた、またレベルアップした授業でした。

 この授業では、違う考えの友達とばかりでなく、同じ意見の友達の意見に対して思ったことを述べ合うことで考えが深めることを学びました。そして、グループでの話し合いの場面では、しっかりと机をくっつけて話合わせることを学びました。体を向けるだけでは、いい加減な話し合いになってしまいます。

 次に授業の行ったのは久保くんでした。歴史の、黒船来航による開国の授業でした。印象に残る言葉で授業を進めており、歴史の流れをただ説明するのではなく、児童に想像させてから授業を進めており、資料を沢山活用した楽しく、主体的に参加できる授業でした。

 ここでは、児童がノートに予想を書く時に、一人一人の書いた答えに反応することを学びました。ただ机間巡視をするのではなく、子どもの書いた答えを価値付けする大切さを学びました。更に、資料の活用についても、様々な資料の中で、授業で1番伝えたいことを意識した資料選びをすることの大切さを学びました。

 模擬授業は、前回のゼミから2巡目に突入しています。来週は私が模擬授業をするのでドキドキしていますが、みんなの模擬授業からの学びを活かして、また成長した姿で模擬授業ができるようがんばります!9期生のみんな、今回も素敵な学びをありがとう。(荒木)

6月20日9期生ゼミ模擬授業の振り返り(久保)

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 こんにちは!9期生の久保朋輝です。今回は6月20日に行った模擬授業の振り返りの記事を書きたいと思います。実はこの記事を書くのは間違えて消してしまい3回目です(笑)

 今回の模擬授業の自分の中のテーマは、教師らしく明るい表情で話すことでした。前回の模擬授業では、間違えずにこなそうとしたあまり、顔がこわばっていると指摘をいただきました。しかし今回はみんなに助けてもらったのもあり、明るい表情ができていると言っていただけました。子どもたちが発言しやすい環境を作るのは、まずは教師の雰囲気だと思うので継続、実践できるようにしていきたいです。

 その中でも、大きな反省点としてでたのが「教材の資料選択」です。今回の模擬授業で私は「ぺリー来航」を扱い、「なぜ鎖国をやめなければならなかったのか」を子供に気づいてもらう授業だったのですが、なかなかうまくいきませんでした。ペリー来航の際に持ってきた大統領からの手紙を読み解く作業は、難しいだけでなく自分が欲しい子供の反応を引き出すには難しい教材でした。ゴールをもっと意識して、資料選定する必要がありました。今後につながる大きな反省点となりました。
 その中で玉置先生が、これを取り上げて広げてったほうがよかったのではと仰っていたのは教科書の写真でした。先日の教師力アップセミナーでの佐々木先生の講義でもありましたが、教科書はもっと活用すべきだと感じました。今回扱ったのは、外部から拾ってきたものであったので、教科書の範囲を超えるときは、しっかりとゴールを再確認する必要がありました。

 3年生前期のゼミも半分を過ぎました。みんなと切磋琢磨しながらより良い授業を考える時間はとても有意義です。これからもこのゼミでの学びを生かしていきたいと思います。

9月20日 9期生ゼミ模擬授業の振り返り(石上)

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 こんにちは!9期生の石上です。今回私は、中学2年生の「字のない葉書」を題材として模擬授業を行いました。

 今回の模擬授業では、同じ意見が出た時の板書記載の方法や発問を明確にし、言い換えをしないなど、今までにゼミで学んだことを少しは生かすことができたかなと思います。
しかし改善点も沢山出てきたので、それらについて記事にしていきたいと思います。

・褒めながら子どもと子どもを繋ぐ。
 模擬授業をしながら感じたことは、発言している子どもと私の一対一の授業になってしまっているということです。例えば、私は子どもが発言してくれた時、その子どもに対してなるほどねやありがとうと言っていただけで、褒めることや子ども同士を繋げることができていませんでした。しかし、子どもの発言に対して「良いこと言ってくれたね!」と褒め、同じことを思った子どもには自分の言葉で説明させ、再びはじめに発言してくれた子どもに返します。そうすることで、子どもたちが自分の考えを整理することができるだけでなく、子ども同士の話し合いの時間を増やすことができるため、学級全体で授業に参加させることができると感じました。

・考えて欲しいところは強調する。
 私は普段の父の人柄と妹が疎開した時の父の様子を比較させて、そこから父の心情を読み取らせようという授業構成を立てました。しかし、どこまで教師が言ってしまって良いのか分からず、それぞれの場面での様子、父の心情を考えさせるだけになってしまいました。そのため、考えさせたいところは教師が「普段の父からは想像できないよね。」などと比較させる一言など考えさせたいことのヒントになるような声掛けは重要だなと感じました。

 今回の模擬授業でも現場で活かすことができる授業の技術を沢山学ぶことができました。ゼミで学んだことを吸収し、活かしていけるように頑張りたいと思います!
玉置先生、ゼミ生の皆んなありがとうございました!(石上)

6月17日第2回教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び (安藤・荒木)

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【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!

 6月16日に第2回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は、筑波大学附属小学校長、佐々木昭弘先生がご登壇されました。理科の授業だけでなく、他の教科にも応用できる授業技術を学ばせていただいたので、さっそく、まとめていきます!

・3つの問い
「どうなる?」「どうする?」「どうして?」の3つの問いが授業の中で変わっていくことが主体的・対話的・深い学びに繋がると学びました。それぞれ、事実、方法、理由を問う言葉になります。さらに佐々木先生は、この疑問から交流を通して、子どもが考えていく授業をされていました。

 私は、発問と交流だけでなく、授業後の子どもの姿を想像されていることも、子ども主体の深い授業に深く繋がっていると考えています。まずは、どんな子どもの姿が見られたら授業は成功か考えるところから始め、交流を大切にしつつ、思わず子どもから疑問が生まれるような仕掛けをした授業ができるように考えていきます!

・発信型の評価
 発信型の評価とは、自分がどの子にどんな言葉かけをしたのか、メモなどをして記録し、この言葉かけも評価に生かす方法です。事実を基に言葉をかけているため根拠が明確であり、これは指導と評価の一体化ともいえると思いました。

 私が思っていた評価は実際の子どもの学習の取り組みや、テスト、作品などで評価をすると思っていました。しかし、それだけでなく私自身の言葉かけも評価に生かせると聴き、私にとっては新しい考えで、勉強になりました。

 今回のセミナーで学ばせていただいたことは、既存の知識にはなかった新しい事ばかりでとてもワクワクしながら学ばせていただきました!そして子供の視点に立つと、とても面白そうですぐに実践してみたい…!という気持でいっぱいになりました。

 さらに現場の先生方と交流させていただく機会がありました。自分も来年は現場に立つのだという覚悟と、一人の教師として現場で動けるように、学業だけでなく人間性の面でも学ばなければ!と刺激を受けました。
 教採に合格して、楽しみつつも学びも忘れず、現場で動ける教師になるよう、残りの大学生活を過ごします!(安藤)


【荒木】
 こんにちは!9期生の荒木です。6月17日に第2回教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、そこでの学びの中で特に印象的だった2つのことを記事にしていきたいと思います。

<1.子どもの問いが変遷する理科授業>
 1番印象に残っている言葉が、「子どもの問いが変遷する理科授業」です。今回のセミナーの第2部の模擬授業で、初めて体験しました。

 子どもの問いが変遷する授業は、未知の社会を生き抜く力を育成する「主体的・対話的で深い学び」につながるものだと学び、実際に体験してみてその可能性を感じました。

<問いが変遷する授業づくりのポイント>
○友達としゃべりながら実験しよう
私が小学生のときは、「実験中は無駄話はせずに静かに集中しなさい」と言われました。しかし、子どもから生まれる問いは、静かで秩序が重んじられるような場所では生まれません。自由な会話の中で生まれます。

○比較が問いを生み出す
 模擬授業では、3人が、同じチューリップというテーマで黒板に絵を描きました。すると、児童役は黒板に目をやるだけで、無意識に3つの絵を比べるのです。そして、比較することで無意識に、「ここが違う。どうしてこのようにかいたのかな」などといった問いが生まれます。

○他者に視点を移す
 児童の発問を「○○ちゃんはどうしてこのように考えたと思う?」とつなげます。意見を繋げることで、子どもの意見だけで学びや理解が深めることができます。

<2.立体のものは立体で説明を>
 実験のような立体的な活動の説明は、実際にやって見せて立体で説明することが大切です。

 私は最近、授業準備の軽減や効率化を図り、授業の様々な場面でICT化を視野に勉強していました。ですが、便利とはいえ、ICT化が全ての場面において効果的とは限らない ということに気付かされました。

 実験のような立体的な活動をICTを使って動画で説明することは立体を平面で説明することになるため、深い理解は得られません。このように、ICT化によって、得られる学習効果を低めてしまう可能性もあります。授業者だけでなく、学習者の視点にも立って、ICT活用が適切かどうか考えることが大切だと思いました。

 今回で教師力アップセミナーも2回目でしたがセミナーに参加する度に自分の視野が広がり、毎回、玉置ゼミに入れて本当に良かったと実感しています。このような貴重な学びの機会をいただけて、感謝でいっぱいです。 佐々木先生、玉置先生、ありがとうございました。(荒木)

6月17日第2回教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び(柴山・芝田・久保

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 8期生の柴山です!今回の内容は、佐々木先生の理科授業についての基礎基本でした。
セミナーを通じて、やはり理科は一番面白い教科だなと感じ、授業進行で悩んでいたこともいくつも解決しました。

 実験結果の予想の理由が、なんとなくや、へりくつで終わってしまっては、学びの深まりがなくもったいないです。学力試験でも、他者の立場でその人の予想理由を考える問題が増えています。予想の4択を示し、この予想を考えた人の立場で理由を考える場面をつくることで、多角的に学んでいけるようにしたいと思いました。
 
 チューリップの観察を行う授業の紹介も印象に残っています。まず、数人にチューリップの絵を板書させ、葉や花の形に認識に差があることを子どもの絵から明らかにしていました。子どもの認識から比較の視点を絞ることで、ただ漠然と見るだけで終わらない、深い観察学習を行えるようになることを学びました。

 考えの足掛かりとなる視点がハッキリするとできると、学習もスムーズになり、学びを深めやすくなると思います。予想や結果から、経験や知識を使い考える力をつける授業を行えるようにしていきたいと思いました。
 
 理科の授業は私に任せろ!と自信を持って言える教師になれるよう、理科魂を持って学び続けていきます。佐々木先生、本当にありがとうございました。(柴山)

 
 こんにちは!玉置ゼミ8期生の芝田です。今回は、6月17日に開催された教師力アップセミナーでの学びを記事に書かせていただきます。今回のセミナーでは、筑波大学付属小学校の佐々木昭弘先生から、「理科授業の基礎・基本」という題で、とてもためになるお話をいただきました。

 特に心に残っているのは、佐々木先生の授業実践のビデオです。「金紙・銀紙は電気を通すのか」という実験で、子どもたちが一度実験を終えた後、教卓の前に集められ、先生が実験(子どもへの揺さぶりが仕組まれている)を見せると「え、なんで?」「どうやったの?」という言葉が多く出ていました。このように先生の揺さぶりから、子どもの「もっと知りたい」「自分もやってみたい」という思いを引き出していました。互いに話し合い、何度も実験に向かう子どもたちの姿を見て、これこそが『主体的・対話的で深い学び』なのだなと感じました。
 
 また、セミナー後には、直接、質問させていただく機会がありました。来年度から、教壇に立つことを志す者として知っておくべき、授業や生活においてのルールについて伺いました。『め・け・さ・じ』(迷惑をかけない、怪我をしない・させない、差別しない、時間を守る)のルールや、指導の一貫性についてなど、たくさんのお話をしていただき、大切にしたいと思うことばかりでした。
 
 たくさんの学びがあり、自分の中の点だった考えがどんどん結びついて線になっていくような気がしました。このセミナーで学んだことを自身の糧として次の学びへと繋げていきたいです。佐々木先生、本当にありがとうございました。
 
 最後になりましたが、玉置先生、今回のセミナーでも普通の学生では出会えないような講師の先生の直のお話から、たくさんの学びを得ることができました。このような貴重な場に参加させていただきありがとうございます!
 
 8期生・9期生のみんなへ、約1か月後に迫った教採、さらにその先の教員生活に向けてとてもいい学びができたことは、みんなと一緒だったことがとても大きいように感じます!また、次のゼミ、セミナーでよい学びができるように頑張ろう!(芝田)


 こんにちは。9期生の久保朋輝です。今回は教師力アップセミナー第二回の佐々木先生による「理科の授業の基礎・基本と主体的・対話的で深い学びの授業改善」についての記事を書きます。

 今回のセミナーは、私の中で大きく考え方が変わったセミナーでした。それは、主体的・対話的で深い学びの考え方についてです。主体的・対話的と聞くと、授業の展開としてどうしても話し合いの時間を設ければいいと思ってしまったり、説明型の授業を避ければいいと思ってしまったりといったことが多く挙げられがちであると感じます。しかし、今回のセミナーで佐々木先生は「子供の問いが変遷する授業づくり」と表現されていました。
 
 理科の「事実」「方法」「理由」を問うことで、子供たちからの「どうなる?」「どうやって?」「どうして?」を引き出すことができます。実際に佐々木先生が行われていた授業では、先生のだけプロペラが回って子供たちが釘付けになって、必死に回そうとする様子がありました。スムーズに問いが変遷されていく、子供たちが進んで取り組み、仲間と意見を交わしている。まさに主体的・対話的な授業風景が見られました。とても勉強になりました。

 今回は実際に模擬授業にも参加させていただき、プロの授業を体感することができました。多くのことを学ぶことができたので、自分も現場で使えるように復習して吸収していきたいと思います。貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。(久保)

6月17日 第2回教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び(寺尾・長谷川・安田)

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【寺尾】
 こんにちは、8期生の寺尾です!!今回は、6月17日に行われた第2回教師力アップセミナーで、理科の授業名人の佐々木昭弘先生から学んだことを書いていきます。

 佐々木先生から学んだことは、理科の授業だけでなく他の教科でも生かすことの出来ることです。そのひとつの例として、「導入」が挙げられます。私は教育実習中に、「前の時間はどんなことをした?」と聞いていましたが、それをしていると時間内にやりたいことが終わらなかったり、本当に考えさせたいことに取る時間が無くなったりしてしまいます。また、なぜ𓏸𓏸さんはそう考えたと思うかを自分が考えることで、他者視点で物事を考えられるようになります。そのため、「導入」では、無駄な発問はせず、他者視点に立たせる発問をすることが大切だということを学びました。

 また、実験の予想をする時に、それぞれの選択肢の中でも、「絶対そうだと思う」、「多分そうだと思う」、「ひょっとしたらそうだと思う」の3段階に分けて子どもに聞くことで、より自分の考えに近いものを選ぶことができたり、意思表示がしやすくなったりすると思いました。特に、「ひょっとしたらそうだと思う」と考える子どもに何がそうさせているのかを聞くことで、多面的にとらえた考えを引き出すことができたり、意図的指名をすることができたりするため、ぜひ取り入れたいと思いました。

 今回のセミナーでは来年からすぐ実践できる授業技術を学ぶことが出来たため、来月にひかえる教員採用試験に絶対に受かろうという気持ちがいっそう強くなりました。次回の教師力アップセミナーでもたくさんのことを吸収して自分のスキルアップに繋げていきます!!!(寺尾)


【長谷川】
 こんにちは!9期生の長谷川理桜です!今回は6月17日に行われた第二回教師力アップセミナーで、佐々木昭弘先生から学んだことについて何点か書いていきたいと思います。

 一点目は「限られた時間の中でどのように授業をしていくべきか。」です。
 授業をするうえで時間配分はとても大切なことです。多くの伝えたいことがある中でどのように授業を進めていけば良いのかという話は、とても興味深い内容でした。
 
 佐々木先生は「導入が長すぎることが授業の失敗に繋がる。」とおっしゃっていました。無駄な発問をし、導入を拡散させても子ども達の学びに繋がることは少ないです。他者視点に立って考えられるような発問や、学習済みの内容であればその旨を伝えたうえで発問をしていくと良いと学びました。

 二点目は食事の際にお話していただいた「叱り方」についてです。
 子どもを叱る際には、どうして自分が怒られているのか子どもが自分自身で考え、理解することが大切であると教えていただきました。
 
 また、叱るという行為に一貫性を保つことも大切です。そのために佐々木先生は子どもたちに「め・け・さ・じ」という言葉を伝えているそうです。めは、迷惑をかけない。けは、怪我をさせない。さは、差別をしない。じは、時間を守る。子どもが何かした際には、自分の行為は「めけさじ」のどれに当てはまっているのかを考えることで、どうして自分自身が怒られているのかを理解しやすくなります。このような方法を聞くのはとても新鮮で実践していきたいと考えました。

 その他にも沢山のことを学ばさせて頂きました。これからの模擬授業や実習でぜひ活用させて頂きたいと思います。素敵な講演に参加させていただきありがとうございました!(長谷川)


【安田】
 みなさんこんにちは、9期生の安田です。6月17日に行われた「第2回教師力アップセミナー」に参加させていただきました。

 今回は、筑波大学附属小学校の佐々木昭弘先生に「理科の授業の基礎・基本」というテーマでご講演いただきました。実際に現場で働く先生の「疑問」とその答えを知ることができたことは、教員を目指す上で大きな糧となりました。

 理科の授業を受ける子どもたちは、3つのグループに分けられると思います。理科が楽しくて意欲的に取り組む子たち、成績のために真面目に取り組む子たち、仕方なく授業を受けている子たち。全員が1つ目のグループに入ることができるようにするために、佐々木先生は「教員のスキルが必要不可欠」と仰っていたのではないでしょうか。

 質疑応答の中でとても印象的だったことは、導入についてのお話です。導入で大切なことは、余計な発問をしないということだそうです。私は、発言が苦手な子が答えやすい場面を作ってあげることができる時間だと思っていましたが、そうではなかったようです。特に理科の授業では、ここで時間を使ってしまうと後半が詰まってしまうため、授業を構成する時に注意が必要です。
 
 もう1つ、準備についてのお話が印象的でした。平面の映像で理解するよりも、先生の実演を立体で認識した方が子どもたちは理解できるそうです。教卓に集まっても、後ろの方の子や授業へのモチベーションが低い子は、学びが浅いのかなと思っていましたが、反対にその他の子にとっては大きな学びとなっているようです。
 
 お話を聞いて、今まで、私が良いと思っていた授業は、理科が苦手な子ばかりにフォーカスしていたということに気付かされました。また、模擬授業を通して、得意な子たちを伸ばせば、主体的な学習や発言が増え、苦手な子も自然と輪に入って一緒に考えられるようになるのだなあと感じました。

 ゼミで模擬授業をやっていると、こうやって様々な先生方のお話が活きてくることを強く実感します。まだまだひよっこな私たちですが、1つずつ学んだことを吸収して、力をつけていきたいです。今回、ご講演いただいた佐々木先生、玉置先生、そして運営の皆さん、ありがとうございました。次回の教師力アップセミナーも楽しみです。(安田)

6月17日第2回教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び(古川・澤本・古賀)

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 こんにちは、9期生の古川です。今回は6月17日に行われた第2回教師力アップセミナーに参加しました!理科授業の基礎・基本と「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業改善について、教科書をベースに筑波大附属小校長である佐々木先生からお話をしていただきました。

 今回の講演を聞き、印象的であったポイントは3つあります。

・準備・片付けをする方法
 佐々木先生は実験などで行われる準備・片付けの手伝いをしないと話されていました。画面などで手順を説明すると定着しない為、教卓で説明をし理科室にある物を自分で探させるという内容でした。その結果、五月雨式に実験が始まりズレが生じることで他のチームと比べる時間となり繰り返し行うことができると話されていました。

・話し合いの工夫
 予想を拡散させすぎないことが重要であると話されていました。ある程度比較できる形にして、「どうしてこの人はこの様に考えたのか?」自分が考えることで他者視点に立つことができると話されていました。無駄な発問をしないことが導入のポイントといえます。

・子どもの問いが変遷する理科授業作り
 「事実を問う・方法を問う・理由を問う」この3つが大切であり、どの問いから入って、どの問いを通って、どの問いから出るのか?が授業をしていく上で核となることを学びました。対話の中から既習事項に繋げる授業技術を感じいかにして子どもたちにスムーズに問いを変遷させるのかがポイントであるといえます。

 「理科」という科目は専任化が進み自分が教員になった際やる機会は少なくなっている可能性は高いですが、理科授業のスペシャリストである佐々木先生のお話は他の教科でも沢山使えるポイントが多くいい学びになりました!教師力アップセミナーでの学びはいつも為になりすぐに実践できるものばかりです。教育実習に行く時は今回学んだ教育技術を活かしたいと思います!(古川)


 こんにちは!8期生の澤本です。6月17日に行われた第二回教師力アップセミナーについての記事を書かせていただきます。

 今回は筑波大学付属小学校の佐々木昭弘先生にお越しいただき、理科授業の基礎基本と「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業改善についての講話でした。

 私が特に心に残ったことは、「ノート指導」のポイントと観察の視点をどう引き出したらいい?について書いていきます。「ノート指導」のポイントでは、毎日日付に加えて、その日の気温と月の満ち欠けを板書することを学びました。これを毎日行うことで気温の変化と月の満ち欠けについて自然と学ぶことができ、自分から気温や月に目を向ける機会が増えると感じました。子どもの興味を引き出すためにはちょっとしたしかけが大切だと思いました。観察の視点では授業開きでまずチューリップを書きます。それぞれ自分のイメージの中にあるチューリップを書いた後に、絵を比較しながら確認していきます。花びらの形や茎の位置、葉脈などに注目しながら見ていくことで「本当だ!」と自分の絵との違いに気づくことができ、観察の視点が生まれていきます。何気ない日常のなかにあることにも見るようになり、子どもが楽しく観察ができると思いました。

 また、昼休憩の時間に怒るポイント4つを教えていただき、その4つにあてはまらなければ怒らないことを学びました。子どもと共通の認識をもつことで指導の一貫性が生まれ、子どもが納得することができる。「どのことで叱られてるの?」と子どもに考えさせることで自分で何が悪かったかを考えることができることを知りました。

 佐々木先生、今回は素敵な講演ありがとうございました。今回学んだことを教師となってから実践していきたいと思います。(澤本)


 こんにちは!9期生の古賀です。先日行われた第二回教師力アップセミナーに参加した学びを書いていきます。

 今回は、佐々木昭弘先生から「理科授業の基礎・基本、主体的対話的で深い学びの視点に立った授業改善」というテーマで講演いただきました。中でも印象に残ったのが、実験の時の道具の説明・安全指導は、前の教卓に集めて実演することです。ICTやビデオでの説明では定着率が低いことを学び、改めてICTをただ用いるだけでは意味が無いことを感じました。また、いたずらに導入を拡散させないように、ムダな発問をしない、予想の場面でサンプルを示すことなど理科に限らず、他の教科にも使える授業技術を学ばせていただきました。

 模擬授業の部では、参加者の方々に混ぜてもらいロウソクの火が消える長さの実験に参加しました。参加者の皆さんと子どものように楽しみながら活動させていただきました。ここでも授業技術を多く見ることができたので、9期生の前期ゼミの活動である模擬授業で取り入れていきたいです。

 最後に、講演いただいた佐々木先生、セミナーの運営の皆さん、ありがとうございました!(古賀)

6月17日教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び(新谷、伊藤、石上)

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 こんにちは、8期生の新谷です。今日は教師力アップセミナーでした。

 今回のセミナーでは、講師の佐々木昭弘先生が理科の授業の基礎基本と、主体的対話的で深い学びの視点に立った授業改善についてのお話をしてくださりました。理科の授業は私自身実習で行ったのですが、実験器具についての扱いや、理科での子どもの主体性に繋がる導入など、難しくて考えきれませんでした。しかし、今回のお話でもう1回理科の授業をやってみたいと思いました。今回は、主に3点の学びについて書かせていただきます。

 1点目は、教師が視点を持つことです。実験において、子どもに好きなように対話させて良いと言っておられましたが、話させるに当たって、教師が、子ども同士の対話の中で、どんな話が大切かということを視点を持っていると、子どもの話が自然と聞こえてくるということを学びました。

 確かに、自分が意図した話をしていたら子どもが賑わいながら話していても聞こえてくると思ったので、教材研究の段階で、自分が学びに向けたい視点というのを確かに持っていることが大切だと思いました。子どもを意図的指名できたり、子どもの発言で大切な所を聞き逃さなくなるということも学びました。また、このことを「選択的注意」と言うことも学びました。

 2点目は、板書の工夫についてです。佐々木先生は理科の板書の中で、最初に日付と天気と気温と月の満ち欠けを書いていました。なぜ書いているんだろうと思ったのですが、これを毎回の授業で書いていくと、自然と気温と季節の関係も分かり、天気図や月の満ち欠けの動きも覚えられるという理由でした。中学校に入ってからも月や天気の学習に対して抵抗無く入ることができ、とても良いなと思いました。例えば国語だったら、6月を神無月と別名で書いたりするのにも応用できて、子どもの教養を自然と増やすことができる取り組みで、私も実践したいと思いました。

 また、子どもにマグネットシールを貼らせる項目として、「絶対」「たぶん」「ひょっとしたら」という項目を提示するとよいという話がありました。この項目を作ることで、「絶対」という子どもなら、自信があるということだよね?と聞くことが出来たり、「ひょっとしたら」という子どもには、何が不安なのかを聞くことができたり、子どもが問いに対してどんな思いをもっていたりするのかを視覚化できて、とてもいいなと思いました。

 3点目は理科の実験での準備片付けについてです。理科の実験で、教師が手伝わないということに驚きました。私だったら不安で何でもかんでも手を出してしまいそうです。しかし、そうではなく、使うものは探させ、実験道具を集めたら先生に見せてねとすることで、グループがさみだれ式に実験を始めることができ、教師が少しずつ分けて確実に確認ができることを学びました。また、実験の時間をずらすことで、先にできた人が黒板に書き、その黒板を見た、まだやっているグループの子どもが、黒板を見て、私たちの実験結果と違うと認識して、もう1回やろうと言う妥当性を持つ気持ちにも繋がることがわかりました。

 今回のセミナーでは、理科の細かい授業技術について多くの学びを得ることが出来ました。特に今日書かせていただいた3点については教師になってからまず意識してやっていきたいと思いました。今回もセミナーに参加させて頂き、ありがとうございました!(新谷)


 こんにちは!8期生の伊藤です。今回のセミナーでは、佐々木先生による「理科授業の基礎・基本」のお話を聞かせていただきました。

 講演の初めには、メニューが手元にありました。それは、佐々木先生の『これだけは身につけたい指導の技45』という書籍を参考にして作られているものでした。そのメニューは、授業準備、授業全般、アイテム活用・環境整備、困った場面の対応、授業研究とういように、項目ごとに分かれていました。私自身、理科の授業をしたことがないため、正直なところ全部のメニューについてお話を聞きたかったです(笑)しかし時間が限られている中で、とてもためになるお話を聞くことができましたので、その学びをこれから書いていきます。

 私が1番「なるほど」と思ったことは、授業の展開の仕方です。お話の中に、自分のノートにチューリップの絵を書いてみようという作業がありました。私は、なんでチューリップの絵を書くのだろうと疑問でした。しかし、このチューリップの絵を書き、みんなが書いた絵と比較することで、本当のチューリップはどんな花なのだろうと、興味がだんだん湧いてきました。チューリップは実際には、葉が3.4枚あり、葉は互い違いに咲いている事実を知りました。この事実を知り、「早く本物のチューリップをこの目で確かめたい!」という気持ちになりました。このように、チューリップの絵を書き、比較することは、今まで見えていなかったことが見られるため、子どもの興味や関心を高めます。私は、子どもの興味や関心を高める授業の展開の仕方として、すごくいいものだと思いました。

 佐々木先生、本日はとても貴重なお話をありがとうございました。佐々木先生のお話を受け、「早く理科の授業をしてみたい!」という気持ちになりました。そのときには、佐々木先生の授業の展開の仕方を参考にさせていただきます。また、私だけではなく、ゼミ生一同にとっても素敵な講演になりました。遠いところからお越しくださり、ありがとうございました。(伊藤)


 こんにちは。9期生の石上です。今回の教師力アップセミナーでは、佐々木先生をお招きし、理科授業の基礎・基本を教えていただきました。その中でも特に印象に残った2点について記事にしていきたいと思います。

・限られた時間で授業するために
 私は、導入で発問をしない!ということがとても印象的でした。いたずらに導入を拡散させないことによって、本当に考えさせたい所に時間を割くことができるのです。また、1から子どもたちに考えさせるのではなく、比較しやすい例を先に示し、結果を予想させ、別の予想をした友達の視点でどうしてそう考えたのかを考えさせることで、時間短縮になるだけでなく、様々な視点から事象を捉える力も養うことができるため、深い学びになると感じました。

・実験結果の予想
 セミナーではロウソクを使って燃え方を観察するという実験をしました。その中でも、長いろうそくと短いロウソクのどちらが先に消えるかという問いに対して子どもたちが実験結果を予想する場面が印象的でした。私が今まで受けてきた授業では、今回で例えると、長い方が先に消える・短い方が先に消える・両方同じタイミングで消えるの3択の中から予想するという方法がほとんどでした。しかし、佐々木先生は「絶対」「多分」「ひょっとして」を加えて、選択肢を9択にしていました。これは、自信家や多面的に考えているなど子どもたちの実態を把握する時にとても有効だと学びました。また、選択肢によって指名の順番を決めたり、不安に思う要素はどこか問うことが出来るので、考えをより深めることができると感じました。

 このセミナーを受けて、理科の授業だけにとどまらず、全ての教科で使える授業の技術を学ぶことができました。佐々木先生、運営の皆さん、この度は貴重な学びの機会をいただき、本当にありがとうございました!(石上)

6月17日第2回教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び(前野・由原)

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 こんにちは!8期生の前野です。6月17日に第2回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は佐々木昭弘先生から理科授業の基礎・基本と主体的・対話的で深い学びについて学びました。

 前半では授業全般に関することや理科特有の実験について、教科書の活用、ノート指導について学びました。

 特に印象に残っているのが、限られた時間で授業をするにあたって「発問は本当に子どもに考えさせたいことのみに絞る」というお話です。授業の導入で前回の授業内容の復習として「前回はどんなことを学びましたか?」等と発問して子どもに考えてもらうと、どうしても時間がかかってしまいます。授業時間が限られる中で、子どもに何を考えてもらいたいかを予め吟味しておき、重要な部分では時間をかけて子どもが考えられるようにしていきたいと思います。

 また導入の工夫として、実験の予想を立てる時、いくつかのパターンを提示して各パターンについてどうしてこう考えたのかを言語化していく方法を学びました。先にいくつか予想が出ているので時間短縮になりますし、「どうしてこう考えたのか」を考えることで他者に視点を移して捉えることができます。予想した内容の理由に迫ることでより深く学んでいくことができ、子どもが実験に取り組む際の意欲の向上にも繋がるのではないかと感じました。

 後半では動画や模擬授業から主体的・対話的で深い学びについて学びました。子どもの「問い」が変遷する授業として、事実、方法、理由について問いを立てその3つを回しながら授業を行うことが主体的・対話的で深い学びに繋がると学びました。この「問い」が変遷する授業は理科に限らず、どの教科でも子どもが学びへの意欲を高め、より深く学んでいくために授業づくりをする上で大切な視点だなと感じました。私も教師になったら、今日学んだ視点を活かして子どもが「どうなるだろう?」「どうしてだろう?」「どうやってやるんだろう?」とワクワクしながら学べるような授業を作りたいと思います!

 今回ご講演いただいた佐々木先生、ありがとうございました。次回の教師力アップセミナーでもたくさんのことを学んで教師としての引き出しを増やしていきたいと思います!(前野)


 こんにちは!9期生の由原希音です。今日は、6月17日に行われた第2回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います!

 佐々木昭弘先生のお話で特に印象に残ったことは2点あります。

 まず、1点目は導入の時間を短くするということです。導入の時間に「〇〇って知ってる?」などと発問をしてしまうと、話が脱線し、時間内に授業が終わらないということが起こってしまいます。だから、無駄な発問はせず、必要なときだけ発問するということを心がけることが大切です。また、予想を拡散させてしまうと、空想、想像がでてきて科学的な思考に繋がりません。だから、比較しやすい資料を掲示して、予想を拡散させないことも導入を長引かせないコツだと学びました。

 2点目は、問いの変遷を意識するということです。問いは、事実「どうなる」、方法「どうする」、理由「どうして」という知識・技術・思考判断表現を問う3つに分類されるということを知りました。実験の結果を通して、子どもからうまれる問いが変遷していくような授業を目指すことが大切だと学びました。そのために教師は、結果を実生活の内容に結びつけたり、今何を問うための発問をしているかということを意識することが必要だと感じました。また、子どもの素朴な疑問を大切にして、それを発問へ繋げていきたいと思いました。

 理科の模擬授業はしっかりとやったことはないですが、佐々木先生のセミナーで、評価の仕方やノート指導など、理科の授業に限らず、他教科ですぐに使えるテクニックをたくさん学びました。これから始まる実習で実際に活用していきたいと思います!(由原)

6月14日8期生ゼミでの学び(澤本)

 こんにちは!この時期にエアコンをつけたら朝方寒い思いをした8期生の澤本です。この微妙な寝る前は暑いが朝起きると寒い時期は一人暮らしの天敵ですよね。みなさんも体調管理には気を付けてください。私も教採まで1か月強、体調を優先して頑張ります!

 今回は、6月14日のゼミでの学びを記事にしていきます。この日はいつも通り教職教養のプリントを解いた後に面接練習を行いました。プリントは2回目のはずですが、毎回「こんな問題解いたっけ?」と顔を見合わせてしまいます。しかし、ゼミ終わりにはすぐに全員で振り返ることで教え合いながら学び合っています。一人ではダレてしまうときでもゼミ生がいてくれることで机に向かうことができ、楽しく過ごせています。「もっとピりつくかな?」と不安もありましたが、そんな空気は一切なく、取り組めているので同期のみんなには本当に感謝しています。

 面接練習では、「コロナなどの感染症」をテーマに行いました。コロナやインフルにとらわれてしまうと、本質を見落とし面接官のドツボにはまってしまうこと、子どもはなにかと理由を付けて言い訳をする、嫌なことを避けるためその気持ちを汲み取って声を掛けることが大事だと学びました。このテーマは心と体両方に配慮する必要があり、繊細なテーマなので本質を見抜いていけるように練習していきます。

 とても大切なことを書き忘れいました!玉置先生から広島土産の「もみじ饅頭」をいただきました。味のバリエーションが豊富な中、「最悪チョコ味でもいい」と失言したところ、玉置先生からすぐさま「最悪なチョコ!???」と霜降り明星の粗品のように突っ込まれてしまいました。玉置先生、誠に申し訳ございませんでした!チョコ味最高です!(抹茶味食べました)面接ではくれぐれも失言のないよう気を付けます。(澤本)
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6月13日 9期生第8回ゼミでの学び(安田)

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 みなさんこんにちは、9期生の安田です。6月13日に行われた第8回ゼミの模擬授業について書いていきます。

 今回から、2巡目の模擬授業がスタートしました。今まで、科目は「道徳」と決まっていましたが、次からは自由です。もちろん内容もです。授業の技術も、教材研究もレベルアップした仲間の姿を見ることができました。

 最初に授業を行ったのは、長谷川さんです。科目は「社会」で、国会についての授業でした。話している時の笑顔がとても素敵で、良い雰囲気の授業だったと思います。また、ワークシートやイラストまで用意してあって、念入りな授業準備に感心するばかりでした。
この授業で学んだことは、「知識」と「思考」の区別を行うことです。私たちは大学生なので、クイズ形式の授業に楽しく参加することができたのですが、小学生だと「知識」の割合が多くなるほど、途中で集中が途切れる子が出てきてしまいます。だからこそ、こちらから提供する「知識」を最低限にして、発問を工夫することで、「なぜ?」と自分で考える「思考力」を育む活動の時間を作り出すことができます。

 次に古川くんが授業を行いました。こちらも同じく「社会」で、温暖化についての授業でした。 その時々でやることが明確で、テンポがとても良い授業だと感じました。また、ICTを活用し、とてもハキハキと話していたことが見て楽しい・聞いて楽しい授業に繋がっていたと思います。
ここでは、大切なことを伝える方法ついて学びました。子どもたちに、先に「大事なこと言うよ〜」と声をかけてあげることで上手く注意を引くことができます。さらに、1回での定着は難しいため、「右側の子から左側の子へ」「その反対」と言うように自分の口で友達に説明させることで、理解したつもりになっていないかの確認とさらなる知識の定着を行うことが出来ます。加えて、授業中は発表者ではなく聞いている子を観察することで、意図的指名が可能になり、より授業を深めていけると学びました。

 とても勉強になる授業を見せてくれた2人、ありがとう!お疲れ様でした!授業で出てくる課題を「自分ごと」として捉えて、授業を見るたびにレベルアップしていけるよう頑張っていきたいです。まだまだ伸びしろがたくさんの私たちです。これからも、みんなで高め合っていこうね。(安田)

6月13日 9期生ゼミでの学び(古川)

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 こんにちは、玉置ゼミ9期生の古川です。今回は私の模擬授業の振り返りを書いていきます!

 今回は小学校6年生向けの「地球温暖化について考える」社会の授業を行いました。

 授業を終えての反省を3つ書いていきたいと思います。

・1つ目は「難しい話をした時は生徒同士で話し合う時間を作る」です。授業をしていく中で重要な所を先生が説明しなければならない部分があります。そこを説明するだけで終わらず隣の子同士で互いに説明し合うことで理解が深まり、分からない子が少ない状態で次へ進むことができます。

・2つ目は「模造紙に意見を書いていくのではなく、付箋などを使って貼っていく」です。授業中グループワークを行い、模造紙に話した内容を書いて発表するという時間を作りました。これに対して模造紙に書く子が1人で書いてしまう為、1人1人が付箋などに書いて貼っていくと良いという指摘を受けました。また、机間指導をする際は一人一人に褒めながら声掛けをすると良いと学びました。

・3つ目は「意見の共有化の難しさ」です。2つ目と内容が重複する部分もあるので発表という部分に焦点を当てると発表者を見るのではなく、聞き手を見ることが大切であると学びました。一見発表者をみればいいように感じますがそうではなく、聞き手をみていい聞き方をしている子を褒めることで更に良い雰囲気作りに繋がると学びました。

 玉置ゼミが始動して早くも2回目の模擬授業が周ってきました。やればやるほど上手くなるゼミ生達のおかげで毎週刺激があり学び深める時間が取れて充実した日々を送れています。指導してくれる玉置先生に感謝をしつつ教育実習まで沢山吸収していきたいです。(古川)

6月13日 9期生ゼミでの学び(長谷川)

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 こんにちは!9期生の長谷川理桜です。今回のゼミでは2回目の模擬授業を行いました。私は社会科の国会について授業をしました。

 伝えたいことが多くあり、その結果クイズのように答えを聞きワークシートを穴埋めしていくだけの授業になってしまいました。こういった授業では、児童は途中で飽きてしまいます。このような授業展開にしないためにいくつか助言をいただきました。

◎知識的なことは宿題などの事前指導にまわす。
 一つ目に頂いた助言は「知識的なことは宿題などの事前指導にまわす。」です。
 今回の単元には調べたらすぐに分かることがいくつかあります。そのような事を授業内で調べて書いていたらキリがなく、ただ黒板を写すだけの授業になってしまいます。
 そのため、事前学習を有効活用し、その分空いた時間で児童が主体的に考えることのできる活動を増やしていきたい考えました。

◎指名の仕方
 二つ目に指名の仕方について教えていただきました。
 私は、どのような発問に対しても一人一人指名する。もしくは、グループごとに発表してもらう。といった方法で授業を進めていました。
 しかし、発問にも全体が答えられる発問から少し難しい発問までレベルはそれぞれあります。全て順番に当てていくのではなく、レベルに合わせた当て方(難しい発問に対しては挙手制にする。)をしていかなければならないと思いました。

 他にも、児童の発言に対する反応のスピードについてや、文字の書き順についてなど様々な指摘をして頂きました。一人で授業を考えていては、絶対に気が付くことのできなかった点に沢山気が付かせてくれる同期のみんなや玉置先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

 次模擬授業をやる際には、児童が楽しみながら学ぶことのできるように、力をつけていきたいと思います。(長谷川)

教育フォーラム2023に参加して(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。本学の教育フォーラム2023「なぜ今、GIGAスクール構想なのか」を視聴しました。そこでの学びを書かせていただきます。

 講演を通じて、ICT機器は、多様な価値観に触れる練習に必要な文房具であると思いました。冒頭で、現在は、在日外国籍の方も増え続けており、どの職業でも多様な価値観の人と協働する力が求められていること。核家族化や少子化が進み、地域の子どもや、離れた世代の大人から学ぶ機会も減っているため、学校で他者の価値観に触れて学ぶことの必要性が増してきていることを武藤さんから学びました。

 多様な価値観に触れるために、私は、学校生活全体を通じてICT機器を使って学びあえる学級をつくりたいです。公演内でも、子どもがまとめた学びを共有している場面がいくつもありました。決められた場面や調べ学習のみの活用でなく、クラスメイトと授業や休み時間につながって考えることができるようにしていくこと。授業などの場面でも、「ここで○○の機能を使って考えたい!」などの意見が子どもから出てくるくらい、主体的にICTを使って学ぶことができたらいいなと思います。

 本に触れる機会の少ない子どもや、昔とは違い、知識を伝えてくれる人が身近にいない環境の子どもでも、幅広く情報を収集したり、多様な考えに触れたりできることが一人一台端末の強みだと思います。

 正しく情報を精査するために、教科の学習でも情報活用能力をつけていけるようにすること。本人の好む情報のみで学びが終わるのではなく、他の人の価値観に触れることができるよう、クラスの子や、地域の人と協働していける場面を設定していくことを心がけていきます。ICTの強みを活かせるようにしていきます。

 ここ数年で、驚くほど学び方が変わってきており、私も教育実習では目が回りそうになりました。しかし、今回の講演を通じて逃げることなく、ICT活用について自分の考えを持ち、学校全体で向き合うことが大切なのだと思いました。ルールや決まったやり方だけで、思考停止的に行動するのではなく、私自身も周りの先生方や子どもの多くの価値観に触れ続けて学び続けていきます。(柴山)

教育フォーラム 2023 を視聴して思ったこと(福地ゼミ・重信瑞穂)

 今回は、6月4日に本学が開催した「教育フォーラム2023 令和時代の教育をリードする」(ここをクリックしていただくと、フォーラム動画をご覧いただけます) を視聴しての感想を、福地ゼミ生の重信瑞穂さんが書いてくれましたので、紹介します。

★★★

 私は、「教育フォーラム 2023」を視聴して感じたことや考えたことがある。それは時代の流れによって、教育も常に変化しているという点である。GIGA スクール構想が生まれた背景として、ずっと新型コロナウイルスによる休校で学校には行けないが、学びを止めないようにするため、ソーシャルディスタンスで三密を避けるが、対話的な学びのある授業にするためにあるものであると考えていた。

 しかし、それだけではなく先進国からみてもデジタル化が遅れていたり、情報収集能力、情報精査能力が低下していたり、Society5.0 の時代の流れだったりなどといった背景があり、それがさらにコロナウイルスをきっかけに拍車がかかり、一人1台端末の GIGA スクール構想が生まれたのだと気付くことができた。時代がアップデートされて、情報が溢れる社会をいきる子ども達にとって教育もアップデートして情報を吟味して、GIGA スクール構想によって学びの質や量を充実させることは大切なことであると思った。

 芳賀先生提示のデータで、現場ではタブレット端末等をつかって授業をしている学校が少ないと知り、とても衝撃を受けた。私が教育実践観察でお邪魔させていただいた羽島市の小学校は非常に端末を活用し、先生の業務削減だけではなく、子どもの学びのツールのひとつになっているような先進的な学校であったので、どの学校も活用しているとばかり思っていた。

 今回は岐阜県の学校の実態や話題が主であったが、私の住む知多地方の GIGA スクール構想の実態はどうなのだろうか、やはり使用頻度は少ないのか、とても気になったので去年、中学生だった妹から話を聞いてみた。中学校では結構な頻度で使用していたようだった。例えば、理科の授業ではグループごとの実験結果をまとめたり、小テストを Google フォームで行ったり、英語の授業ではパワーポイントを使ってスライドを作ったり、道徳ではクラス全員の意見を共有したり、授業以外でも私の中学校は1000人近い生徒数のためコロナ対策で全校集会は対面ではなく、Google meet を使って行っていた。

 しかし、高校ではこのように端末や ICT を使う授業は情報の授業くらいしかほとんどないようだ。ここから今回のフォーラムと結び付けて考えてみても、ICT や GIGA スクール構想は必要と分かって1人1台端末を渡しても、実態は端末を活用し、進んだ教育をする学校もあれば、端末を渡しただけになって活用しきれていない学校もあるなどまだらな状態であり、このままでは芳賀先生のおっしゃっていたように実現ではなくいつまでも「構想」のままになってしまう。そうなっては日本の教育の課題は改善されないだけではなく、ますます子どもたちは時代や先進国からおいていかれる危機に陥ると思った。

 私は芳賀先生の強い言葉から、今の教育に満足してはいけない。この GIGAスクール構想の実態にもっと危機意識をもって、逃げずに未来の時代を築いていく子どもたちのために、目の前のことに逃げずに向き合って、今の教育を変えていく必要があると考えた。そしてなんでも先生が指示してやってしまっておしまいではなく、ルールや使い方を子どもたちと考えたり、子どもたちの考えたことをまとめるための道具としたり、思考ツールとして若い世代の私たちが積極的に使っていき、教育に新しい風を吹かせる存在になるべきであると考えた。今後行く教育実習で GIGA スクール構想の実態、どのように授業では活用されているか見て学んでいきたい。そして実習後では愛知県の教育インターンにも参加し、愛知県に住みながら岐阜県の大学にも通う私だから見ることのできる2つの県の教育の特色、良さ、違い、そこで学ぶ子どもたちの姿を見て感じて学んで、取り入れていきたい。(重信)
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6月1日小牧市立味岡小学校での学び(安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です!
 教員採用試験まであと約1か月。“やっと試験か“という気持ちと、”もう試験か“という気持ちが入り混じってなんだか複雑です…!後悔のないよう、もうひと踏ん張り頑張ります!

 さて、6月1日に、小牧市立味岡小学校へ授業参観させていただきました。授業を観させていただいて、子どもありきの授業を進めていくことの難しさを感じました。私は、指導案や、自分の計画にとらわれすぎてしまうことがあるので、とても勉強になりました。
 早速、子どもの言葉で授業を進めていく秘訣を学んだので、3つに絞ってまとめてみます!

【待つ】
 ある児童が、中々答えられない場面がありました。しかし、先生は子どもが発言するまでまっていました。さらに、手を挙げている子をすぐに当てるのではなく、他の子も手が上がらないのか、間がありました。
 先生が説明するのでなく、分かる子だけで進めていくのでもなく、全員で子どもが学んでいくことが大切だと気付きました。子どもを信じて託してみる、そして、教師が出るときと、控えるときのメリハリをこれから学んでいきたいと思います。

【机の隊形は子どもがつながる授業秘訣】
 味岡小学校では、机が中心を向いて子どもが向き合っているクラスが多く、印象的でした。
 このようにお互いに向き合って、顔が見えることで何か伝える時、先生に向かって話すのではなく、他の子に伝えようとするので、繋がり、学び合う授業になっているのだと気付きました。
 繋がり合う授業にも、先生のちょっとした工夫が重要だと学ばせていただきました!

【子どもの呟き・反応を拾う】
 「さっき、〜って言っていたけれど、どういうこと?」と子どもの呟きをそのまま生かしている場面がありました。自分の発言を拾ってもらうと、子どもは嬉しそうに、夢中になって授業に参加していました。
 これは子どもありきの授業をつくるうえで、必要不可欠なことだと思います。また、子どもの呟きやちょっとした反応を拾うことで、その後、子どもたちが考えを言いやすい雰囲気にも繋がっていると気付きました。子どもの呟きに耳を傾けること。先生の都合のいいように言い変えてしまわないこと。この二つを特に気を付けて取り組んでいきたいと思います。

 今回も貴重な学びの機会をいただき、ありがとうございました。味岡小学校へ伺うと、毎回自分の思い描いていた授業観が180度変わります。子ども9割先生1割と言っても過言ではない、授業の進め方や机の隊形など、衝撃をうけます。
 さらに、子どもが一生懸命学びに向かう姿を見て、教師は子どもの学びの鍵を握っている、という責任も感じました。子どもが“やらされている“と感じるのではなく、”気になる・知りたい”という気持をもって取り組める授業ができるように、アップデートし続けていきます!
 改めて、味岡小学校の先生方、玉置先生、ありがとうございました!
(安藤)

※ 写真は味岡小学校のサイトから(玉置)
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5月30日8期生ゼミでの学び【面接対策】(柴山)

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 こんにちは!久々のゼミ参加でエネルギーを充電した柴山です。今回のゼミは、面接の問答集からの質問に答えていき、玉置先生にご指導いただきました。

〇(あなたが関心のある教育問題は何か)
→「あなたの考える不登校の理由について。」
 不登校については、教師が行う「居場所づくり」、子ども同士が行う「絆づくり」と絡めて答えると話しやすいことを学びました。子どもがいやすい場をつくるために、どうサポートしていくかを上手く伝えていけるようにします。

〇教師はブラックだといわれているが、どう思うか。
 教師の「やりがい」について追質された際、この部分にやりがいを感じたということを、具体的に答えられるようにしておく必要があることを学びました。本当にやりがいを感じていることを伝えることができるようにしていきます。

〇学校のここを変えるべきだと思うことは何か
 政治家の改革レベルではなく、ささいなことを回答すればよいことを学びました。「子どもがゆったりと食事をするために、給食の時間を1時間にしたい。」のように、子どもの実生活を見て、素朴に感じたことから答えていきたいです。

〇コミュニケーションが苦手な子とはどう接していくか
 コミュニケーションは話すだけではなく、書くことやジェスチャーなどもあることを意識する必要があることを学びました。無理に話させるのではなく、子どもが表現したことを教師が拾うことでコミュニケーションを広げていくことを伝えたいです。

〇先輩や周りの人と教師について話すことはあるか
 この質問では、本当に日ごろから教育に関心を持っているかどうかを問われていることを学びました。日頃、興味を持っていることをすぐに話せるようにする必要があることを学びました。

●特別支援教育を大学で学んだのに、なぜ小学校教員志望なのか
 本当に小学校でよいかを確かめるための質問であることを指導していただきました。特別支援教育で学んだことを、どのように小学校での教育に生かしていくかを答えることが大切であることを教えていただきました。

●これは読ませたいという小説はあるか(中学国語)
●古典が嫌いな子にはどのように国語を伝えていくか。(中学国語)
 教材を、授業でどう追究していくか。どのように内容を扱っていくかを答える必要があることを教えていただきました。国語科的な視点から、読ませたい本で何を学べるようにしたいのかを考えていく必要があることを学びました。

一次試験まで残り51日。悔いが無いよう、頑張ります。(柴山)

5月30日9期生ゼミでの学び(9期生一同)

 こんにちは、9期生代表の古賀です。今回は玉置先生が「17番目の秘密」で模擬授業をして下さったのでその学びを9期生全員の学びを記事に記していきたいと思います。

 今回、玉置先生の授業を受けて、生徒の言葉を拾う力と褒めることの重要性を学びました。授業中、先生がよく仰っていた「褒める事」は生徒のやる気を促進し教室全体の空気も良くするため、最初は意識しながらでも沢山褒める授業をしていきたいと感じました。また、生徒の言葉を拾う力は子供たちの何気ない発言や行動を机間指導や授業態度から拾い上手く使っている印象を受けました。この力は場数の差からすぐには出来ないと思いますが少しずつゼミを通して力づけていきたいです。(古川)

 今日のゼミでは、「17番目の秘密」を使って、考える過程を大切にし、いかに子どもたちに思考させるか、授業の工夫やポイントなどを学びました。中でも思考の追体験というのが印象的で、誰かの意見に対して、子どもたちが納得した素振りを見せた時は、そのままにせず隣同士で改めて自分の言葉で説明させるというものです。この思考の追体験によって、自分の中で曖昧な考えを整理したりまとめたりすることができ、確かな理解に繋がるということを学びました。私もペア活動などで子どもたちに自分の言葉で説明させる機会をつくり、より理解が深まる授業作りをしたいと感じました。(石上)

 今日のゼミでは、玉置先生が「17番目の秘密」というタイトルで、算数の模擬授業をしてくださりました。子どもの考える過程を大切にする授業で、玉置先生のテクニックが詰まった、楽しい授業でした。どんな子どもの意見も受け止め価値付けすること、求めていた答えが出なかった時は他の数人にも聞いてみること、思考の追体験、授業中の学級経営につながる一言、つぶやき板書など、どんな教科にも生かせられる学びが沢山あり、とても勉強になりました。次回のゼミからはまた模擬授業が始まるので、前回の自分よりもレベルアップした姿で教壇に立てるように、授業準備を頑張りたいと思います!!(荒木)

 こんにちは!9期生の長谷川です!今回のゼミでは、玉置先生の算数の授業を見させていただきました。まず初めに感じたことは、「褒めることの大切さ」です。授業が始まってから5分経たないうちに、先生は何度も子どもの発言やつぶやきまでを受け止め価値付けしていました。褒められて悪い気のする子どもなどいないと思います。玉置先生からの褒め言葉が授業のやる気に直接繋がるのだと子ども役を通じて実感しました。
 また、間の開け方や呟き板書など授業で役立つテクニックを1つの授業からいくつも学ばさせていただきました。貴重な機会をありがとうございます。来週からは自分たちが模擬授業をする番です。前より成長した姿を見せることができるよう頑張ります。(長谷川)

 こんにちは、9期生の安田です。今回の第7回ゼミでは、玉置先生の授業から学びを深めるものでした。「17番目の秘密」という授業で、小学生役のはずなのに大学生の私がとてもワクワクする時間でした。この授業の中でとても大切だと思ったものは、教材研究と価値づけの2つです。教材研究は何を扱うかだけの検討ではありません。どのタイミングでどんな質問や声かけが効果的かまで考えることで、子どもたちの思考力を高めることができると感じました。子どもたちから引き出したことに対し、根拠を持って褒めることでそれが価値となります。言葉や感性を価値づけることは、他の授業にも、学級づくりにも繋がってくるのだと学びました。玉置先生、ありがとうございました!次回からの模擬授業でも、新しい学びが増えることがとても楽しみです。(安田)

 教師は最後のまとめで答えに辿り着かせようとしてしまうことが多いが、大切なのはそこにいくまでの考えだということを玉置先生の授業をうけて思いました。授業の流れも、この授業を終えた時に子どもたちからどんな言葉がでれば成功か、ということを考え、後の展開は子どもたちに任せていて、授業はあくまで子どもたちがつくる、という意識が大切なのだと学びました。その場で授業の展開をつくっていくのはとても難しいと思いますが、実習で今日の授業のコツを少しでも取り入れていきます!!(由原)

 「17番目の秘密」の授業を受けて、タイトル名からワクワクして導入に繋げられる題材は、子どもたちの関心を引きつけられてとても良いと思いました。私は算数、数学があまり得意ではなかったので、小中学生時代、あまり発言をしてきませんでした。しかし玉置先生の授業スタイルのように、どんな発言でも根拠を持って褒めてもらえたら、きっと算数が苦手な子どもたちも発言したくなるだろうなという印象を持ちました。次回模擬授業をする際には、前回以上に「褒める」ということを意識していきたいです。(小林)

 今日のゼミでは玉置先生の授業を受けました。そこには、子どもが惹きつけられるたくさんの工夫がありました。子どもに、何で?と思わせることは重要だと思います。つい何で?と思わされるような教材研究、発問の仕方がありました。
 また、私は前回の自分の模擬授業で、出た意見をそのままにしてしまうような事がありました。今回の模擬授業では、出た意見から思考の追体験であったり頷きや誰かの意見に対してのちょっとした素振りを見落とさず当てたりして意見の付け足しを求めたりするなどといった工夫が多く見られました。このような工夫は、子どもたちが授業でやってやる!正解してやる!と思う工夫に繋がっていくと思いました。自分ができる範囲のことは、今日学んだことを活かして実践してみたいと強く感じました。貴重な授業をありがとうございました。(久保)

 玉置先生の授業を受けてみて1番に思ったことは「めちゃくちゃ褒められた…」です。
 玉置先生は生徒役の発言のほとんどを褒めて価値付けしているほか、細かい行動や仕草にも反応して褒めていました。授業が開始してから2分も経たないうちに玉置先生は4回も褒めの言葉を使っていたことからも、褒める回数の多さが分かります。
 これまでのゼミで沢山褒めた方が良いことを教わりましたが、生徒の視点に立ってみて、改めてその大事さや褒められることの嬉しさを実感しました。ありがとうございました。(榊原)

 今回のゼミでは、玉置先生が小学校から中学校までどの学年でも使える題材で模擬授業をして下さりました。とても勉強になる細かな授業技術がたくさん詰まっていて、全員が参加できる手立てや子の思考を言語化させてあげることなど、多くの技術を学ぶことができました。なかでも、生徒の反応を大切にし、それを褒めたり次の発言に繋げるテクニックは、2回目の模擬授業で不自然になってしまったとしてもやってみたいと思いました。(古賀)

※ 写真と記事は関係がありません。あこがれの野口芳宏先生とのツーショットです(玉置)
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5月29日藤山台中学校での学び(新谷)

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 こんにちは、八期生の新谷です。先日、春日井市立藤山台中学校での授業に参観させていただきました。今回はそこでの学びを書かせていただきます。

[先生の教えは0.1割]
 今回、社会の授業で、気候から人々の暮らしを考えるという授業を行っていました。その授業では、子どもが学習の主体であり、子どもの予想から、子どもが自分で調べる学習が行われていました。先生は子どもの予想を引き出したり、子どもがグループで調べているところに疑問を投げかけて子どもの学習をさらに深めたりしている姿が印象的でした。

 今回の授業で一番驚いたことは、先生は授業の一番最後に乾燥帯であるということしか教えていなかった事です。社会の授業はICTを使うことによって、こんなにも子ども主体となって授業ができるのかととても驚きました。子ども主体で学習を行うために、ICTは必須であり、ICTがあることで、子どもがやらされるのではなく、自分の予想に基づいて調べたいという思いで学習を進めることができることを学びました。私が中学生の時にもこのようにICTが普及していたら、自分の気になることを気軽に調べたりして、もっと社会の授業を楽しく学べたのかなと思いました。

[グループ学習について]
 今回、社会の授業でグループワークを行っていました。私はその中の1班について観察をしていました。その班は、四人のうち、二人は話しながら学習を進めていましたが、一人は黙々と調べて書いている子、もう一人は教科書をめくって読んではいましたが、ジャムボードに書いている姿はあまり見られませんでした。もう一人のゼミ生に様子を聞いたら、そこの班は一人が発した疑問をみんなで解決しようとしており、全員が関わって行っていたということで、班によって活動の様子は様々であることがわかりました。

 グループ活動は全員で話を進めながら疑問を解決したり、他の人の意見を聞いて、そこから生まれた疑問をさらに深めて追及し、学習を深めるための場であると思うので、グループで活動をしているときに、参加していない子を教師がどのように声掛けをして支援していくのか、玉置先生の講話でも言っていましたが、とても難しいと思いました。今回は、先生の授業だけでなく、子どもの個々の様子も観察することができました。

 藤山台中学校はICTを使って、子どもの主体的な学びを導く技術がとてもすごく、私が教員になったら、先生方のように、ICTを使って、子どもが自らの疑問を解決したい、気になるから調べたいと思ってもらえるような授業をしたいと思いました。今回も授業を参観させてくださり、ありがとうございました。(新谷)

5月29日春日井市立藤山台中学校での学び(前野)

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 こんにちは!8期生の前野です。5月29日に春日井市立藤山台中学校を訪問させて頂きました。藤山台中学校を訪問するのは2回目でした。前回の訪問で生き生きと学びに向かっている子どもたちの姿を見て刺激を受けたので、今回もとても楽しみにしていました。

 今回見た授業は社会の授業で乾燥帯の地域について学ぶという内容でした。授業全体を通して子どもが活動している時間が大半を占め、先生が教えた単語としては「乾燥帯」の1つのみでした。まさに子ども主体の授業だ!と感動していました。授業は雨温図から人々がどのような生活を送っているか予想し、その予想を踏まえて子どもが教科書、インターネット等を駆使して乾燥帯に住む人々について学習を進めていました。

 最初に予想を立ててから実際に調べる活動に入っていたので、子どもたちの興味、やる気はとても高く、子ども一人ひとりが一生懸命学ぼうとしていました。子どもの「学びたい!」という思いを引き出すためには、自分なりの予想を立ててその答えを知りたいと思わせるような授業の仕掛けが重要だと感じました。このような意欲を引き出してこそ、子どもが主体の授業が作れると思うので、私もこんな風に子どもの意欲を引き出せる授業を作っていきたいなと思いました。

 また、「個」が学んでいたのかという視点でも学びがありました。話し合いやグループでの活動、または個人で学ぶとき、よく学べている子どもがいる中で上手く学びが進められていない子どもがいる場合があります。そんな子どもを見逃さず、その子どもに合った学び方で学べるよう支援するために教師は常に広い視野を持たなければなりません。中学校であれば教科担任制のため、複数のクラスで多様な子どもを見ていくことになります。そんな中で「個」の学びを充実させるには、子ども一人ひとりが何を学び、目標をどのくらい達成できたのかということをよく捉え、教師として次に生かすことが大切だと感じました。

 今回もたくさんの学びがあり、子どもたちが生き生きと明るく学んでいる姿にパワーをもらいました。貴重な学びの場を作ってくださった藤山台中学校の先生方、玉置先生、ありがとうございました!(前野)

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