2024年1月9日仕事日記

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 6時にアレクサに起こされる(笑)。身支度をして家を出る。コンビニで朝食パンを買って研究室へ。今年初の研究室。美味しい珈琲を淹れてパンで朝食。

 昨年末の木曜日の「教育課程論」振り返り読み。高等学校の「総合的な探究の時間」への言及、社会に開かれた教育課程から学校ホームパージの在り方について、あらためて様々な考えの記述あり。講義で、それぞれが熟考した証。

 1・2限は「教育課程論」第13・14回。1限は「総合的な探究の時間」の深掘り。「学習」から「探究」と言葉が変わったが、実質、何が変わったのか、何を変えようtしたのかを京都市立堀川高等学校の実践をもとに話し合う。2限は「社会に開かれた教育課程」の文言から、なぜ社会に開かれなくてはいけないのかから展開。学校HPについての元小牧市教育長・副島孝先生論文、そして僕の論文と映像をもとに話し合う。

 教育実習課へ出向き、指標の訂正についての途中経過報告。その後、大学を出る。

 名古屋市立大宝小学校へ向かう。約束の時間までに余裕ができたので、学校近くのコンビニで昼食。13時30分ごろ学校着。校長としばし懇談。

 14時から15時30分まで「個別最適な学びと協働的な学びの重要性とその方策」と題して講演。本学卒業生で昨年4月から勤めている元学生とも出会う。頑張っているようで安心。

 講演は例によって時々問い、対話もしてもらいながら進める。皆さんのとても良い反応で新年初の講演の自己評価は高い(笑)。社会性を育てましょうという提言には深く納得してもらったようだ。

 帰宅。昨年訪問した敦賀市での指導助言と講演についての感想集を読みながら、そのときを振り返り。自分自身で振り返りの重要性を体感。新たな手立てが浮かぶ。

 連載中の週刊「教育資料」の第44回原稿を仕上げる。「学習指導要領のイデアを実践する」というテーマで連載しているが、能登半島地震に触れないわけにいかず、そこからウェルビーイングへつなぐ。

 生成AI活用プロジェクトへ嬉しい連絡がある。勢いが出る。感謝。

 研究室HP記事は、10期生の自己紹介記事第2弾。尾崎君がかなりの自己開示をしている。

2024年1月8日仕事日記

 7時ごろ目覚め。R喫茶店でモーニング。帰宅。中日新聞「言の葉」に掲載された言葉に心痛む。石川県輪島市の20歳の方の言葉だ。「二十歳のつどい」が中止になったこともあって「コロナで修学旅行に行けず、式もなくなった。自分たちに思い出はないです」と語ったとのこと。

 昨日で、9期生合宿の記事すべてがアップできたので、お世話になった方々へ連絡。充実していた二日間の貴重な記録集が今年もできた。

 明日は講義後、名古屋市立大宝小学校で講演。プレゼン最終チェックして動画を増やす。名古屋市立藤が丘小学校でのプレゼン準備。あらためて名古屋市教育委員会が発行した「学びのコンパス」を読み取り、プレゼンの骨子を考える。

 13時からNHKで放送された「生きる」を視聴。これまで何度も見てきた黒沢明の作品。とはいえ、大学人になって初めての視聴。今回も感じること多々。

 明日締め切りの連載中の週刊「教育資料」の原稿書き。ここのところ、次期教育振興基本計画をテーマに書き進めているが、能登半島地震に触れないわけにはいかず、そのことからウェルビーイングへ関連付ける原稿を書き始める。

 父親の病室へ見舞い。「年が明けた」と口にしたことだけでも嬉しい。家内と夕食は外食。お気に入りの味噌ラーメンのお店で。

 昨日から開始した生成AI活用プロジェクトを進める。メンバー7名に生成AIの基本アンケートをとって、まずは「やってみてください」と具体的指示発信。

 教育実習関連の文書の再点検。確認すればするほど、修正箇所が見つかる。出典が不明で確認できない事項もあって、本日終了の予定が終わらず(泣)。もっと早くに取り掛かるべきだったと猛省。

 本日から10期生の自己紹介記事発信開始。学生番号順に1日一人ずつ発信。まずは石川さんから

2024年1月7日仕事日記

 6時ごろ目覚め。サンドイッチと珈琲で朝食。さっそく昨日の「学び続ける教師の会」の報告、開催への思いなどを仕事日記にたっぷり書いて発信。新年から幸せを感じさせてもらえた昨日。

 愛犬散歩。しっぽ付きの娘が行きたいと思っている(笑)ときは、ハーネスをすんなり付けさせる。

 かつてのゼミ生に「生成AI活用プロジェクト(校務活用)」参加を呼び掛けたところ、7名から参加表明があった。さっそくその段取り。1年限りのプロジェクトとして、その計画も練る。

 フレンドシップ3、4のGoogleチャットの内容がますます充実。関係者にごく一例を報告。31日の発表会の内容をあれこれ考える。

 かなりのボリュームがある池井戸潤作品を読了。これはやや期待外れ。

 体調不良で合宿に参加できなかった石上さんから、卒論「はじめに」の第1稿が届く。いくつかの助言をして再考するように指示。すぐに修正原稿が届く。合格!これで10名全員が「はじめに」完成。

 20時からオンライン「次世代の学校づくり講座」に参加。鎌倉市教育長の高橋洋平さんの「鎌倉市におけるワクワクが生まれる学校・教育委員会の挑戦」と題した講演を聞いて、ブレイクアウトルームで2回の意見交流。僕は高橋教育長が強調された「探究」の実際について、皆さんの考えを聞きたくて質問。新たな視点ももらう。また「対話」について意見交流する中で、研究授業後、すぐに子どもと教師が振り返る場を設けている学校の事例を聞く。なるほど!という取組。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ最終記事。榊原君の2日目の学び。これで10人20本の記事発信完了。充実の合宿であった証。
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2024年1月6日仕事日記

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 いつものG喫茶店でモーニング。能登半島地震の最新情報は心痛む。帰宅。

 8時から10時まで、オンラインCL研学校経営部会に参加。3人の学校管理職から報告。3人の学校経営者実践に共通するものがある。
・教師の個人差を認める
・教師のエージェンシーを尊重する、促進する
・組織の在り方を思い描き、粘り強く働きかける

 訊きたいことがあったが、今回は我慢(笑)。

 昨日から読み始めた小説に集中。大学等から会議連絡あり。委任状を出したり、時間調整をしたり。ゼミ生学校訪問段取り。今日もハードディスク整理。フレンドシップのグループチャット書き込みに返信。すべての書き込みを紹介したくなるほどの良質な子どもとの関わりでの学びの記録!発表会の内容をあれこれ考える。これも楽しい。

 13時54分地元駅乗車、名古屋へ。15時からの「学び続ける教師の会」(玉置ゼミOB会)に参加のため。

 15時から2時間は情報交流会。レンタル会議室に11名が参加(上写真)。1期生から6期生までのゼミOBが参加。

 自己紹介の後、話題は一人一台情報端末活用の実際について。この少人数であっても格差は歴然。すべての子どもが終日端末を活用している学校と、ほんのわずかな機会に活用している学校あり。僕はこの格差はどこから生じているかに注目しながら聴く。やはりスクールリーダーの在り方ではないかと想像。

 もう一つの話題は、職員室内での人間関係づくりについて。あるゼミ生の悩みを聞いて、経験を重ねている先輩ゼミ生からの助言など。こうした情報交流ができるのも、同じゼミ卒業生だからこそ。2時間はあっという間。

 懇親会場へ移動。17時15分から2時間、メンバーの入れ替わりがあって11名の楽しい宴会(下写真)。話題はもちろん多様。こんな楽しい会がコロナで3年間もできなかったのが悔しいと思うほど。卒業後は自動的に(笑)「学び続ける教師の会」グループに加入してもらい、頻繁ではないが、つながりをもってきたことの良さを改めて感じた2時間。それぞれが頑張っている姿が見えてきて、元指導者としてはこの上なく嬉しい。

 実は、1年前から予定していたこの会の開催について躊躇していたのは確か。3年間できなかったこともあるが、ゼミ生OBはこうして集まることを喜んでくれているのだろうとかとふと思ったこともあってのこと。「ひょっとして予定している方、ごめんなさい」とメッセージを送ろうかと思っていたところへ、1期生の松井君や中田君から会をやりましょう!というメッセージが届き、「よし!2、3人でもいいので開催しよう」と決意したのが12月17日。それから、松井君らが周知、参加集約、情報交流会と懇親会の会場押さえをしてくれて実現できた、いわば玉置ゼミOB会。急な連絡にも関わらず、多くのOBが参加してくれたことが嬉しい。対面でのコミュニケーションのよさを全身で体感。終了後の参加者メッセージを読むと、つくづくやってよかった、なにより自分がこんなにワクワクさせてもらえるなら、やれる限り続けようと意思を固めた日(笑)。第1回懇親会場は100名が入れる場所も考えて設定したことなども思い出す。

 帰宅。楽しく充実した会の余韻に浸りながらのんびりする。研究室HP記事は合宿シリーズ。榊原君が1日目の学びを発信。記事タイトルを「子どもから考えを出させる」とした。良い学びあり。

2024年1月5日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。K喫茶店でモーニング&持ち込み読書。帰宅しても読書を続け1冊読破。これからはますます探究活動を重視すべきとの主張は同感。本学もそれにシフトしていることに意を強くする。

 9時30分から30分間ほど、zoomでゼミ生・石上さんに卒論&面接指導。12月合宿にはインフルエンザ罹患で参加できなかったので、他のゼミ生へ追いつくための時間。卒論テーマが決まり、7日(日)までに卒論「はじめに」を完成させる指示を出して終了。

 10時30分ごろ家を出て、お菓子を買って小牧小学校へ向かう。11時から養護教諭の落合先生に1時間ほど養護教諭のコミュニケーション力というテーマでいろいろとインタビューをさせていただく。2月にオンラインで全国の養護教諭の皆さんに「コミュニケーション力」をテーマに講演させていただく機会があり、そのための資料集めに協力いただいたというわけだ。落合先生はとても力量があり、バランス感覚もあり、学校経営上での養護教諭としての立ち位置もよくわかっておられる方で、教務の渡邊先生がさすが推薦される方だとよくわかった。出会いに感謝。小牧原小の鈴木先生もわざわざ同席されて話を聞かれたことにも感激。

 昼食は小牧小の近くに最近開店した「鰻の成瀬 小牧店」でうな重(松)を食べる。これからも来てもいいなと思える味。

 家内お勧めの小説を読み始める。午後は読書を続ける。

 富山県の故郷に戻っている荒木さんにその後のことを聞く。報道されない事実を聞くこともできた。無事がなりより。

 夕方、父親の見舞い。僕のことを認識していたり、駅伝優勝大学を言えたりするので、まずは安心。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。小林さんが二日目を発信。「同じ9期生の中に、英語専修は私1人だけです。他専修である9期生のみんなにも活用してもらえるような、そんな研究をしていきたいです」との決意がいい。
 
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2024年1月4日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。アップルパイと珈琲で朝食。年末に資料を送っておいた1月訪問先の何か所から連絡あり。会場到着時刻等を連絡。

 10時前にEDUCOM愛知本社に到着。昼食を挟んで16時少し前まで、下村さんからあるプロジェクトの進行状況をお聞きする。聞きながら「授業と学び研究所」の今後の在り方を考える。とはいえ、方針に揺らぎなし。さらに確固たるものになった。充実の6時間。

 あるプロジェクトへの誘いを「学び続ける教師の会(玉置ゼミOB会)」で呼びかけ。さっそく参加者あり。フレンドシップ3、4の発表会日時変更連絡。数学ネタ本原稿保存フォルダ作成。

 発生して4日目にして、能登半島地震による被害状況が詳しく報道される。生き埋めになっておられる方も多数あるとのこと。心が痛む。羽田空港での事故詳細報道もあり。すべての乗客、乗組員全員が助かったとは奇跡と思える。

 研究室HP記事は合宿シリーズ。小林さんが1日目の学びをアップ。「誤学習をさせない」というタイトルをつけて発信。

2024年1月3日仕事日記

 6時ごろ目覚め。新年最初は。いつものR喫茶店で、持参した本を読みながらモーニング。

 帰宅。その本の一気読み。FBでつながりがある著者に感想送信。とても喜んでもらえた。書籍を出させていただいている身として、気持ちがよくわかる。

 昨日に続いて、時折、箱根駅伝(復路)をテレビで見ながら原稿チェック。「中学数学授業ネタ100 2年」の原稿のうち「説明ネタ」「習熟ネタ」リニューアルのための赤入れ。昨日感じたように、数学ネタ本が好評なのは、この「説明ネタ」「習熟ネタ」があることが大きいと判断。教材の本質に基づいて、生徒が納得する説明方法や、確実に習熟させるための手法を述べた書籍は、他に類がないように思うからだ。

 年始に注文した書籍4冊が届き、さっそく読み始める。机横の床から積んであるだけの本がいっぱいあるが、今、すぐに読みたいとなると、やはり届いた本からになる。

 これからの原稿書きの大切な情報になる次期教育振興基本計画について解説した動画の内、「堀田龍也・中央教育審議会委員  計画ポイント解説〜教育DX編〜」、「内田由紀子・中央教育審議会委員 計画ポイント解説〜ウェルビーイング編〜」を視聴。注目すべき事項や説明の方法など、大いに参考となる。

 二人の息子を見送って、20時過ぎに家を出て、コロナシネマ小牧へ向かう。評判がいい「ゴジラ−1.0」を鑑賞。確かに良い映画。足を運んでよかった。下写真は公式サイトから。

 研究室HP記事は、準ゼミ生の島田君による「玉置ゼミに参加して」という記事。僕の講義は「宝の山」と書いてくれた。こんな嬉しいことはない。彼は違う学部。聴講生として4つも僕の講義を受けている。こんな前向きな学生を応援したくなるのは当然。

 新年早々に研究室HPへのアクセス数が物凄い。1月1日は707。2日は846。3日はなんと2443地方の一大学一学部の一研究室HPへ、こんなに多くの皆さんが、毎日訪問してくださることに、ゼミ生一同、改めて感謝したい
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2024年1月2日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。有名なバームクーヘンと珈琲で朝食。お昼は次男のリクエストで来々軒。僕の定番の塩ラーメンを食べる。18時から義弟家族と焼肉屋釜山で食事会。しっかり食べて帰宅。

 羽田空港での大きな事故。二日続けての大事。能登半島地震での被害映像や死者数も発表され、心が痛む。

 今日は、「中学数学授業ネタ1年」の「説明」「習得」原稿を新版のために再検討。読めば読むほど、授業での教師の出場(でば)を軽視しては良い授業とならないという考えが強くなる。子ども主体の授業を目指すべきだが、教師が出るべきときに出ず、学びの質が高まらない授業を散見するからだ。すべてを子どもから出させるのは無理。子どもたちの話し合いを聞きながら、例えば、「垂直と直角の区別がついていないようだね。それはね・・・」と教師が説明すべきところ(でば)はあって当然。ということで、新版が発刊出来たら、この思いを伝えるセミナーを開こうかと考え始める(笑)。

 12月29日の野口芳宏先生講座を受けてのゼミ生(岡田君、石川さん、齋木さん)の感想が届いたので、さっそく関係者に届ける。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。安田さんが二日目での学びを発信。9期生での定期勉強会を考えているようで、ぜひ応援したい! 

 今日も研究室HPへのアクセス数が凄い。1月1日は707。1月2日は846。

2024年1月1日仕事日記

 みなさま、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 気分を新たにするために研究室HPのデザインを変更。紺色が基調色。

 FBには、1月21日(日)の「いきいき邑楽舎 第5回いきいき寄席」の案内発信。僕の影響で、教師ではなく(笑)芸人になった「かいやまと」君との「落語とものまねショーを楽しむ会」の案内発信。2024年の貴重な思い出のワンシーンになる予感。

 1月12日に訪問する福井県おおい町立名田庄中学校での講演プレゼンを作成して発信。ここでは飛び込み授業もする。今のところ、1年生数学「方程式」の発展問題(玉置オリジナル 姉妹の日記)をネタにするつもり。30数年ぶりのネタ、さてどうなることか(笑)。

 東京から弟家族訪問あり。我が家の家族と予約の木曽路へ向かう。元旦営業をしているところは少ないこともあって満席。13時30分から15時30分ごろまでの2時間ほど、美味しいしゃぶしゃぶを味わう。帰宅。

 弟夫妻から入院中の父親見舞いの状況が届く。弟からはこれまで見舞った中で一番元気だったとの連絡あり。ほっとする元日。

 16時過ぎに緊急地震情報が発令!スマホが大きく鳴りビックリ。同時に揺れを感じて不安になる。テレビでは一斉に地震情報の発信が始まる。石川県では震度7との情報もあり。大変な状況が想像できる。富山県や福井にいるかつてのゼミ生や現ゼミ生が心配だが、この状況では問い合わせてもレスができないと思い、安全を祈るばかり。

 Amazonprimeで池井戸潤原作「アキラとあきら」を観る。元日から良い映画に出会えた。さすが池井戸潤。元気が出る。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。安田さんが1日目の学びを発信。記事タイトルを「助けて!といえる関係づくり」とした。中川先生、稲田先生からの学びのポイントをうまくまとめている。

 新年初日の研究室HPへのアクセス数は707。1月1日からたくさんの方に訪問していただいた研究室HP。初日から深謝。今年も頑張って発信します。どうぞよろしくお願いいたします。
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2023年12月31日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。パンと珈琲で朝食。ダウンロードデータ整理。その中から今後も必要だと思うデータはすぐに引き出せるようにフォルダへ移動。さらにミニプレゼンとして作成。

 愛犬散歩。しっぽ付きの娘はいつも以上に室内を逃げ回る。ハーネスを付けるまでにかなりの時間が掛かってしまった(泣)。外に出たらいつもと同じ。最短コースを回って散歩終了。

 1月中に仕上げなくてはいけない講演プレゼンリストをつくる。勢いが出て、1月15日尾張旭市立瑞鳳小学校、1月16日吹田市立教育センター、1月17日稲沢市算数数学研修会、1月18日尼崎市教育総合センター、1月23日姫路市立総合教育センターでの5つのプレゼンを完成させて送信。大晦日に我ながらよく頑張った。

 10期生の自己紹介記事が出揃った。新年から随時発信予定。10期生も個性的なメンバーが揃った。お楽しみに。

 紅白は音だけ聞きながら仕事。「年のはじめはさだまさし」を毎年のように楽しむ。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。古賀君が二日目を発信。手ごたえを得た合宿だったとのこと。指導者として嬉しい記述。

2023年12月30日仕事日記

 6時ごろ目覚め。昨日の野口芳宏先生講座の記録を含めて仕事日記書き。4期生から声をかけてもらった懇親会の記録も感謝を込めてアップ。8時30分ごろ帰郷している長男とM喫茶店で揚げパンでモーニング。帰宅して愛犬散歩。

 「中学校数学授業ネタ100」(明治図書)リニューアルのためのこれまでの原稿検討を少しずつ始める。まずは「1年生説明ネタ」。子ども主体の数学授業であるべきだが、数学教師としてこうした説明もすべきとかつての原稿を読みながら意を強くする。新話題も入れながらの楽しい検討を続ける。

 「GIGA スクール構想の下での校務DX化チェックリスト 学校・教育委員会の自己点検結果総括 (PDF:1.5MB)」で状況を掴む。こうした数値になっている背景を考える。

 続いて中教審・義務教育の在り方ワーキンググループ中間まとめの概要を見る。次の記述に注目した。

2 公教育としての共通性の担保と多様性の包摂
 →学校を、子供たちが安心して学び、ウェルビーイングを実現できる場所にすることが必要
 →公教育として必要な共通性を担保しつつ、一人一人の「良さを徹底的に伸ばす」ことに対応できる学校教育の実現
 →ICTも適切に活用しつつ、個々の不登校児童生徒の状況に応じた学びの多様化に資する環境整備を図る

3 児童生徒と教師が集い、共に学び、生活する場としての価値の最大化
 →過度に同調圧力が高まることのないよう十分に留意しつつ、児童生徒と教師が集い、共に学び、生活し、成長する中で、民主的で公正な社会を実現する場としての学校の価値を最大化していくことが重要
 →児童生徒や教師が学ぶ楽しさや期待を感じながら共に学びに向かうことができるよう、「魅力ある学校づくり・授業づくり」を推進


 フレンドシップ3,4のグループチャットへの投稿が今日もある。すべての投稿が新鮮と言っていい。子どもをこのようにとらえて教師の在り方を考えている学生の存在がたまらなく嬉しい。すべて皆さんに紹介したいほどの気持ちになっている。

 研究室HP記事は合宿シリーズ。古賀君が1日目の学びを発信。記事タイトルを「担任や級友の支え」とした。不登校時代を振り返っての確かな学びの記録。
  
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2023年12月29日仕事日記

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 6時前に目覚め、ChatGTP本を持参して、R喫茶店でモーニング。帰宅。中学校数学授業のネタ本原稿の「説明」ネタに赤入れ。

 8時30分から、第463回授業道場野口塾in野口家(online野口塾vol.221)に参加。通算463回、オンラインでも221回という数値に驚く。

0830〜0920 第1講座 詩の名人芸授業 谷川俊太郎「なくぞ」
※野口芳宏先生による特別授業!

0930〜1020 第2講座 修養講座 「教員という職業の素晴らしさ」
※野口芳宏先生による修養講座!

1030〜1130 第3講座 スペシャル対談講座 玉置崇先生&野口芳宏先生
※玉置崇先生と野口芳宏先生の特別対談 


という構成の3時間。講座は午後も続くが午前中のみ参加。ゼミ生への急な参加呼びかけだったが、10期生の岡田君、石川さん、齋木さんが参加。野口先生からの問いかけにもしっかり応えてくれたことが嬉しい。

 第3講座は、「野口芳宏先生にお聞きする」と題して、野口先生に5つの伝えたいことを僕がお聞きする。野口先生のそれぞれの見解に対して僕の考えを述べるという流れで、2023年最後の役目を終える。

 ちなみに「玉置に伝えたいこと」では、野口先生は「玉置さんには今のまま頑張ってほしい。玉置さんが素晴らしいのはたくさんの門下生を育てていることだ。私は大学人として、玉置さんのようなことがまったくできなかった。ぜひさらに多くの門下生を世に出してほしい」と言っていただけた。大学人としての自分を野口先生に褒めていただいた年末。格別嬉しい。

 午後は、文部科学省「ICT活用推進自治体研修」動画と「特別講座これからの授業!どうするの!?」(R5リーディングDXスクール事業 公開学習会)動画を見て勉強。3時間余の時間、武藤課長、水谷先生、堀田先生、直山先生のICT活用推進への考えや思いなどを聞きながら、自分の立場でできることを考えた時間。

 17時前に家を出て名古屋へ向かう。今日は玉置ゼミ4期生からお誘いを受けて懇親会に参加。4期生13名のうち12名参加。遠方から駆け付けたゼミ生もあって、4期生のまとまりのよさを宴会開始から体感。卒業して4年目を迎えるゼミ生。近況報告を少しずつ聞きながら、それぞれのところで頑張っているゼミ生がまぶしい。そして、なりよりこういう場に同席できたことが、かつてのゼミ指導者として大きな喜び。午前に野口先生からいただいた言葉を反芻しながらの楽しい2時間はあっという間。

 2次会はカラオケとのこと。何十年ぶりだろうか。少しだけ一緒させてもらう。なるほど!一人一人が歌うのを聴くのではなくて、みんなで大合唱をするのか(笑)と感心しながら、僕も一緒に声を出させてもらった。これならストレス解消できる!

 20時ごろに中座。今日の1日を振り返りながらの帰路。興奮状態が持続。皆さんに与えていただいた幸せを十二分に感じた1日。有り難いの一言に尽きる。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。久保君の二日目のまとめ。先輩たちのおかげで面接に自信が持てたようでなりより。もちろん、これからなんだけど。
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2023年12月28日仕事日記

 6時ごろ目覚め。今日もパンと珈琲で朝食。昨日の仕事日記書き。プレゼン整理。問い合わせメールへの返信。

 8時50分ごろ味岡市民センターへ向かう。9時から、新書籍「中学校数学ネタ110」の内容検討会議。今回は芝田俊彦先生、山本龍一先生、松井大樹先生と僕(編著)の4人で原稿を書く。9時から昼食を挟んで16時過ぎまで7時間弱をかけて、1年生と2年生前半の原稿検討や新ネタ発案。生み出したネタは、すぐにでも授業化したいものばかり。僕には、こういうことにまだ知恵を出せる力が残っていた(笑)。最近味わったことがなかった快感!

 4人で喫茶店に行き、四方山話。17時ごろ解散。帰宅。明日の野口芳宏先生の講座連絡。野口先生との対談内容を決めてプレゼンにまとめる。
 
 研究室HP記事は合宿シリーズ。久保君が1日目の学びを発信。記事タイトルは「関係作りが最重要」とした。


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2023年12月27日仕事日記

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 6時30分ごろ目覚め。パンと珈琲で朝食。朝刊を読んで、しばし休憩。

 愛知県総合教育センターから依頼を受けたeラーニング研修で教材の録画撮り開始。演題は「ちょっとした工夫で主体的・対話的で深い学びとなる数学授業」。初挑戦。やってみると、このように簡単に各シートに録音ができるようになっているのだと驚きあり。やり直しシートを取り出して再録。完了したのでセンターへ送信。

 10時4分地元駅乗車、犬山経由で名古屋駅へ。新幹線で米原、しらさぎ号で福井まで移動。12時59分着。迎えの車で会場の福井市立足羽第一中学校へ。講演開始時刻5分前着。さっそく機器準備。お約束の13時30分講演開始。依頼を受けたときは12月27日に研修?と思ったが、40名ほどの先生方が参集しておられた。ありがたい。

 福井市中学校数学部会から依頼を受けて決めた演題は「情報端末を活かす数学授業づくりの本質」。最下段写真で示したように5つの内容を模擬授業風に進めながら80分間の講演。先生方の反応を見て随時内容を変更しながら展開。僕は楽しい授業をさせてもらった感じ。それだけ先生方の反応が嬉しいということ。講演後、僕の本を持参してサインを依頼していただいた方3名。そのうち1名は今年度本学を卒業してこの地区に勤めている卒業生。再開が嬉しい。

 校長室で少し懇談。持参した「中学校数学授業 発問言葉かけ大全」(単著・明治図書)をすべて買っていただき深謝。福井駅まで送っていただく。

 乗車するしらさぎ号発車まで50分間あり。駅前ビルで何かしら食べることができる店を探すが見当たらず。結局ハンバーガー屋へ。初めて入るバーガーキング。ボリュームたっぷり。僕には多すぎる(泣)。残せばいいのに残せない性質。

 16時35分発しらさぎ号で米原へ。新幹線で名古屋、そして地元駅へ。20時20分ごろ帰宅。無事、今年の講演をすべてやり終えることができた自分を褒める。

 今日も届く様々な依頼や相談。それに対応。教育実習課からの依頼には対応できていないことを電話でお詫び。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。荒木さんが二日目の学びを発信。9期生のまとまりをより感じることができて嬉しい記事。

 

2023年12月26日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。いつもの喫茶店でモーニング。ちなみに3店を巡回。今日はG店。他はR店とK店。店名を隠す理由はないけれどね。

 帰宅。昨日はクリスマスだったことが感じられない(笑)仕事日記書き。あるゼミ生は、クリスマスの日は、意地でもバイトを入れず、忙しいことにしていると悲しい自慢。

 educom鈴木さん、飴谷さんに学校訪問記の感想を届ける。ミライシード東海コミュニティの事前打ち合わせの調整。石川県から講演依頼あり。久留米市への講演日調整。恵那市の岩島さんの相談へ回答。

 9時ごろ冬タイヤを詰め込む。しんどくなり、しばし休憩。ディーラーへ向かう。1年点検などの依頼と相談。

 帰宅。自動車保険の更新を電話で相談して進める。最終的にはweb作業。

 11時から第18回教職センター運営会議オンラインに参加。13時少し前まで続く。13時から14時30分まで大学入試業務説明会オンラインに参加。15分休憩後、芳賀先生らと「教育DX・探究」の重要相談。16時30分ごろ中座。考えてみたら、連続5時間30分の会議(泣)。

 遅い昼食を急いでとって、ディラーへ。1年点検とはいえ、いろいろと交換部品があって、覚悟はしていたけど、予想以上の出費。

 帰宅。先日の岐阜県教育委員会での講演を聞いての感想が届く。大感激!明日も頑張ろうという気持ちが高まる。明日は今年最後の講演で、福井市中学校数学部会での講演。プレゼンを再チェック。いくつかの情報を加える。聴くところによると、土日に降った雪は融けた模様。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。荒木さんが1日目の学びを発信。「思い込み業務に目を向ける」「子ども側に立って想像し、何度も試すこと」に学びを集約
 

2023年12月25日仕事日記

 いつもの喫茶店から帰ってきて、さっそく岐阜県教委・中村課長からの質問への対応。メール文で書き始めたが、長文になってしまい、添付ファイルとして送信。自分の授業遍歴を文章化でき、良い機会となった。自分の転機をあらためて意識。

 愛犬散歩。幾分暖か。年末で薬が切れることに気づいて、病院で処方してもらう。いつも以上の人。

 お昼前にしっぽ付きの娘を動物病院へ連れていく。賢いので、車に乗せられただけで大嫌いな病院に行くことを察して震えまくる。足の爪を切ってもらうだけのことなのだけど。

 1月9日訪問の名古屋市立大宝小学校での講演プレゼン、17日訪問の江南市立古知野中学校での講演プレゼンを完成させて、それぞれへ資料発信。

 8期生寺尾さんが卒論の中でまとめた味岡小学校の松本先生、伊藤先生へのインタビュー原稿を整えて、お二人に直接手渡すために味岡小訪問。とても喜んでいただけた。さっそく寺尾さんに伝える。

 明治図書・矢口さんから再度の確認と差し替え依頼あり。さっそくその対応。来年度の講演依頼に対応。初めての機関からの依頼で、場所と交通機関を確認して前泊を決める。そのほか再調整が必要なスケジュールの段取り。1月13日教師力アップセミナーの質問役となったゼミ生に連絡。振り返ってみると、今日も様々な対応で充実。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。由原さんが合宿二日目の学びを発信。始まる前に憂鬱さは誰もが体験すること(笑)。


2023年12月24日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。珈琲とパンで朝食。愛犬散歩。行きつけの床屋さんで散髪。マスターらと楽しい雑談をしながらの1時間余。

 明治図書「中学3年の学級づくり 365日のアイデア事典」の校正をして投函。

 10期生が研究室HP記事デビューするための指示発信。さっそく岡田君から記事が届く。

 16時前の電車に乗り鶴舞駅へ向かう。17時から「大名古屋らくご祭2023 辰年に願いを込めた落語会」を楽しむ。出演者と演目は、

 桂宮治    「手水回し」
 春風亭一之輔 「粗忽の釘」
 立川志の輔  「親の顔」
 柳家花禄   「小言念仏」
 柳亭市馬   「三十石」


 宮治・一之輔・志の輔は大爆笑に次ぐ大爆笑。宮治・一之輔落語は、落語通も大笑いさせる数々の入れ込み。志の輔の「親の顔」は、僕がこれまで聴いてきた中でも父親に一番焦点を当てた展開で、大満足の一席。花緑・市馬は安定した古典落語。中入りを挟んでまったく異なる落語を聴かせたこの会。あらためて感じた落語の面白さと自由性。自分の講演をよりよくするためのヒントと刺激(笑)を得る。

 終演後、家内と焼き鳥屋で夕食。帰宅。そのままダウン。

 研究室HP記事は、9期生合宿シリーズ。由原さんが1日目の発信。記事タイトルを「試験対策の授業は必要か」とした。これもゼミ生で話し合った内容。

2023年12月23日仕事日記

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 6時30分ごろ目覚め。いつもの喫茶店でモーニング。研究費支出文書作成。ほぼ見えてきた自分の来年度の講義日程。とりあえずスケジュール帳に入力。その上で、依頼を受けて返信していないメールへの対応。なんとかお引き受けできそう。

 ずっと取り組めていなかったEDUCOM研修を動画を見て受ける。合否の判断は提示された問題への回答。12問中2問間違えるという失態(泣)。

 15時から、NITS・南九州プラットフォーム(鹿児島大学・熊本大学)コラボ研修(12月23日〜25日の三日間、全部で12講義)の中で依頼を受けた「ミドルリーダーシップ」のオンライン講義。演題に「若手教員から頼られるミドルリーダー力をつける」を加えて90分間の話。内容はスライドの通り。例によって、指名を時々しながら進行。一つの問いにしっかり話していただける方ばかりで、こちらも学ぶこと多し。4月から通算120回目の講演&指導助言。

 かつてのゼミ生から相談あり。良い知恵が浮かんで年明けに会う段取り。1月9日に訪問する名古屋市立大宝小学校での講演プレゼン作成開始。

 研究室HP記事は、9期生合宿シリーズ。長谷川さんによる2日目の記録。かなり緊張して臨んだことが伝わる記事

 あるかつての玉置ゼミ生から、次の報告が届いた。僕の言葉を支えになっているようで嬉しい。

 怒涛の2学期が終わります。長かったようで早かった。そんな2学期でした。たくさんのことがありましたが、やはり今現場に出て「誠意はスピード」。玉置先生に教えていただいた最初の教えを身に染みて感じています。

 「誠意はスピード」を大切に仕事しています。玉置先生のもとで学んだこと沢山たくさん挑戦・実践中です!また、ご報告させてください!
 

 研究室HPのトップ写真入れ替え。合宿2日目の集合写真。酒井先生、斎藤さん、8期生と9期生の面々。

2023年12月22日仕事日記

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 遅い目覚め。いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して昨日のプレゼン整理。お礼のメール発信など。

 9時から10時まで、フェローとEDUCOMの皆さんで動画コンテンツ配信のための会議。かなりの前進。さっそく取材撮影を1件依頼。夕方までには確定。

 重装備をして愛犬散歩。仕事日記書き。良い機会なので、玉置流授業の見方・助言の仕方を整理して記録。

 12月29日(金)の野口芳宏先生オンラインセミナーの概要が届く。学生割引設定もしてもらえたので、さっそくかつてのゼミ生や現役ゼミ生らに連絡。

 12時過ぎに家を出て地元駅から地下鉄鶴舞駅へ向かう。14時から「大名古屋らくご祭2023 あの頃の古典落語(前座〜真打) それぞれの時代の思い出深い古典落語」を楽しむ。

 トーク
 林家彦いち 「権助魚」
 春風亭昇太 「時そば」
 柳家喬太郎 「禁酒番屋」
 三遊亭白鳥 「富Q」


 4席とも満足の古典落語。新作落語をたくさん作っている落語家だけあって、古典落語にも入れ込み多数。

 夜の部までの時間で散歩。17時から蕎麦屋で「きつね蕎麦」と「カキフライ」を食べて腹を満たす。

 18時30分からは「大名古屋らくご祭2023 あの頃の新作落語(前座〜真打) それぞれの時代の記憶に残る新作落語」を楽しむ。

 トーク
 三遊亭白鳥 「ナースコール」
 柳家喬太郎 「母恋いくらげ」
 春風亭昇太 「リストラの宴」
 林家彦いち 「神々の唄」


 夜の部も大満足。初めて聴く新作落語が三席。そもそも噺の展開が面白く、ワクワクしながら聴く。終演まであっという間。

 小雪が降り始めた中を地下鉄へ急ぐ。22時ごろ帰宅。生落語8席を思い出しながら、白鳥さん紹介のYouTubeを見る。確かに面白い。

 研究室HP記事は、ゼミ合宿1日目の学びを長谷川さんが発信。タイトルを「思い込み業務はないか」とした。中川先生セッションで出た「朝の会・帰りの会」の是非論議から。

 今日の研究室HPへのアクセス数は、なんと947!。岐阜県教委の中村課長が、昨日の僕の講演参加者に仕事日記を紹介していただいたからこそのアクセス数。驚く数値に深謝。 

2023年12月21日仕事日記

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 6時30分ごろ家を出る。研究室着は7時20分ごろ。珈琲とパンで朝食。1・2限「教育課程論」の準備。

 1限は高等学校の「総合的な探究の時間」の深掘り。京都市立堀川高校の実践と変容をもとに、学習の時間と探究の時間で求めている事柄の違いを話し合う。2限は、「社会に開かれた教育課程」という文言の追究。学校ホームページの在り方は、副島先生や僕の原稿読みから始めて意見交流。「こんな学校に行きたい」というビデオを視聴しての感想交流。

 研究室でさっそく振り返り読み。学生の振り返りから学ぶことも多い。なるほど!の連続。

 13時30分、岐阜県総合教育センター着。機器と動画配信の準備。お聞きするところによると、この「岐阜県教育委員会年末勉強会」には、対面100名、オンライン100名ほどの参加があるとのこと。身震い。中村課長さんらとしばし懇談。最近参観した授業からの知見をお伝えする。

 14時講演開始。「授業・学級や学校の見方、指導・講評の仕方〜学校を指導する皆さんに向けた具体的実践例〜」と題した講演2時間30分。新作なので皆さんの反応にドキドキしながら話し始める。

 冒頭の掴みは、僕が教育委員会初日に感じた挨拶を話題に。「新しく来られた皆さんが一様に『右も左もわからないので・・・』」と言われるのを聞いて、心の中では「右や左くらいわかるだろうと・・・」で笑いがあって、一安心。よし!これなら大丈夫という気持ちに(笑)。

 途中で思いもしなかったトラブルがあったが、2時間30分休憩なしで、用意したプレゼンをもとに、そしてプレゼンなしで学校運営の様々なエピソードを伝える。会場の皆さんの頷き具合に元気をもらい、予定外のことを随分話す。それだけ皆さんに乗せていただいたということ。感謝。

 ちなみに講演の要点の「玉置流 授業の見方」は

・指導案から授業が大成功したときの子どもの姿を想像する
・授業を見るときはできるだけ前方から子どもの様子を見る
・子どもの立場で授業を見る
・教師の気持ちを想像しながら授業を見る
・参観者こその言葉を子どもに伝える
・子どもの言葉や見方・考え方が板書されているかを見る

 「玉置流 授業への指導助言の仕方」は、

・写真を見せて、学校のテーマを意識させる。
・良い授業のイメージを高める動画を見せる。
・話し合っているか話し合っていないかの動画を見せる。
・こういう子どもがいた時にどこを指導するかをと聞いてみる。
・子どもをつないでいるかどうかを聞く。(特にICT活用)
・何が苦しかったかを聞いてその授業者に寄り添う。
・「まずいことしてしまったねえ」と写真を見せて伝える。
・違和感を伝える(どうですか?いいで〜す)
・子どもの言動を価値づけているかどうかを評価する
・教師が子どもの言葉へ付け足していないかを評価する
・教師が反応が早すぎないかどうかを評価する。
・授業技術を教える(なるほど!(向きを変えて)どうと?)
・教材研究の仕方を教える(教科書の教えたいところに青線、考えさせたいところに赤線を引く)


 講演終了後、場所を変えて懇親会。ここだからこそ伝え合える情報交流。今後継続して考えたい事柄をたくさんいただけた貴重な時間。

 帰宅。頑張ったご褒美(笑)が届く。applewatch用のレザーハイブリットバンドDバックル。さっそく付け替える。満足。

 今日の講演の振り返り。いつものことだが、終わってみると重い振り返りに襲われる。後悔ばかり。貴重な時間を私のために割いていただいた皆さんに一つでもお役に立つことができたのだろうかと考えているところへ、とっても嬉しい元気が出る感想が届く。私の心境をどこかで見ておられたようなタイミングで届いたメッセージに大感激。
 
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学校行事
3/25 子ども理解活動1 概要説明会(教務課オリエンテーション内)

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