2023年12月21日仕事日記

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 6時30分ごろ家を出る。研究室着は7時20分ごろ。珈琲とパンで朝食。1・2限「教育課程論」の準備。

 1限は高等学校の「総合的な探究の時間」の深掘り。京都市立堀川高校の実践と変容をもとに、学習の時間と探究の時間で求めている事柄の違いを話し合う。2限は、「社会に開かれた教育課程」という文言の追究。学校ホームページの在り方は、副島先生や僕の原稿読みから始めて意見交流。「こんな学校に行きたい」というビデオを視聴しての感想交流。

 研究室でさっそく振り返り読み。学生の振り返りから学ぶことも多い。なるほど!の連続。

 13時30分、岐阜県総合教育センター着。機器と動画配信の準備。お聞きするところによると、この「岐阜県教育委員会年末勉強会」には、対面100名、オンライン100名ほどの参加があるとのこと。身震い。中村課長さんらとしばし懇談。最近参観した授業からの知見をお伝えする。

 14時講演開始。「授業・学級や学校の見方、指導・講評の仕方〜学校を指導する皆さんに向けた具体的実践例〜」と題した講演2時間30分。新作なので皆さんの反応にドキドキしながら話し始める。

 冒頭の掴みは、僕が教育委員会初日に感じた挨拶を話題に。「新しく来られた皆さんが一様に『右も左もわからないので・・・』」と言われるのを聞いて、心の中では「右や左くらいわかるだろうと・・・」で笑いがあって、一安心。よし!これなら大丈夫という気持ちに(笑)。

 途中で思いもしなかったトラブルがあったが、2時間30分休憩なしで、用意したプレゼンをもとに、そしてプレゼンなしで学校運営の様々なエピソードを伝える。会場の皆さんの頷き具合に元気をもらい、予定外のことを随分話す。それだけ皆さんに乗せていただいたということ。感謝。

 ちなみに講演の要点の「玉置流 授業の見方」は

・指導案から授業が大成功したときの子どもの姿を想像する
・授業を見るときはできるだけ前方から子どもの様子を見る
・子どもの立場で授業を見る
・教師の気持ちを想像しながら授業を見る
・参観者こその言葉を子どもに伝える
・子どもの言葉や見方・考え方が板書されているかを見る

 「玉置流 授業への指導助言の仕方」は、

・写真を見せて、学校のテーマを意識させる。
・良い授業のイメージを高める動画を見せる。
・話し合っているか話し合っていないかの動画を見せる。
・こういう子どもがいた時にどこを指導するかをと聞いてみる。
・子どもをつないでいるかどうかを聞く。(特にICT活用)
・何が苦しかったかを聞いてその授業者に寄り添う。
・「まずいことしてしまったねえ」と写真を見せて伝える。
・違和感を伝える(どうですか?いいで〜す)
・子どもの言動を価値づけているかどうかを評価する
・教師が子どもの言葉へ付け足していないかを評価する
・教師が反応が早すぎないかどうかを評価する。
・授業技術を教える(なるほど!(向きを変えて)どうと?)
・教材研究の仕方を教える(教科書の教えたいところに青線、考えさせたいところに赤線を引く)


 講演終了後、場所を変えて懇親会。ここだからこそ伝え合える情報交流。今後継続して考えたい事柄をたくさんいただけた貴重な時間。

 帰宅。頑張ったご褒美(笑)が届く。applewatch用のレザーハイブリットバンドDバックル。さっそく付け替える。満足。

 今日の講演の振り返り。いつものことだが、終わってみると重い振り返りに襲われる。後悔ばかり。貴重な時間を私のために割いていただいた皆さんに一つでもお役に立つことができたのだろうかと考えているところへ、とっても嬉しい元気が出る感想が届く。私の心境をどこかで見ておられたようなタイミングで届いたメッセージに大感激。
 

2023年12月20日仕事日記

 6時30分ごろ家を出て、コンビニ経由、研究室着8時前。教職実践演習準備。書籍返却に来研した新谷さんの迷いを聞く。

 1限教職実践演習。テーマは「新卒教師時代を乗り切る大切な学級経営」。以下はある学生の授業感想。

 とても面白かったです!!たくさん4択が提示されていて、話し合いながら、いろんな考えを近所の人と共有し合えました!!選択させて意思表示をさせるというのは、とてもいい方法だなぁと改めて感じました!!

 実を言うと、〇〇専修は、意見をしっかりと言うことはできる人が多いですが、全体の話し合いがあんなに活発になることは本当に珍しいです。

 みんなの意外な一面を見たような気もしました。〇さんがやった場面指導についても、階段を降りながら語ったりしました。使い方が合ってなるかわかりませんが、とても後味のいい授業だったように思います!!


 2限8期生ゼミは、赤入れした卒論の個人指導。年明け1月10日までに検討・修正をして提出するように指示。大仕事完了。

 12時30分から13時までオンライン教職専修会議。ようやく来年度の授業日程がわかってきた。

 今日も研究室は書籍返却と貸出しで賑やか。8期生伊藤君、澤本君、芝田君、安藤さん、新谷さん、前野さん、寺尾さん、9期生榊原君、古川君、久保君、長谷川さん、由原さん、荒木さん、10期生河上君、岡田君来研。

 14時から教授会。実習委員長として教育実習の報告。教授会終了後、審査教授会。外はすでに真っ暗。

 研究室に戻り、学生指導費報告書作成提出。「教育課程論」の振り返りチェック。明日の「教育課程論」準備。大学を18時30分ごろに出る。

 帰宅。夕食は美味しいしゃぶしゃぶ。贈っていただいた方に深謝。明日の岐阜県教育委員会依頼の講演内容を再チェック。新ネタのオンパレードで、数日前からそわそわしている状況。どのような反応をしていただけるのかが楽しみであり不安。今日も届くいくつかの依頼に返信。来年度の自分の授業日程がようやく見えてきたので、確認しながらの作業。

 研究室HP記事は古川君の合宿二日目の記事。やってみると気づくことが多いことが良いこと

2023年12月19日仕事日記

 6時40分ごろ家を出て、研究室着は7時30分。珈琲とサンドイッチで朝食。さっそく卒業論文添削。必死!

 9時から第11・12回教育課程論。両講義とも藤原和博氏発案の「よのなか科」の追試。11回は「ハンバーガー屋の店長になろう」。12回は「いのち」(自殺抑制プログラム)。1限は講義室のあちこちに広がってグループ討議。2限はペアで自殺志願者と説得者になってのロールプレイ。藤原氏の発案の原点を確認しながら、実際に追試しての意見交流。

 12時15分ごろからゼミ生来研。8期生柴山君、9期生榊原君、荒木さん、安田さん、長谷川さん、小林さん、10期生石川さん、池田さん、松野さん。書籍返却と書籍借り。その間の四方山話も楽しい。

 再び卒論添削。必死の二乗(笑)。なんとか明日指導助言できる目途が立つ。頑張った俺!

 15時30分から16時30分までオンラインで「標準仕様とクラウドを活用した校務の改善への取組」を視聴。二つの自治体の実践報告あり。二つとも推進に大切なのは、校長のリーダーシップと明言。全国に伝えたいこと。

 10期生岡田君のバイト先で弁当購入して帰宅。さっそく食べて、原稿書き。連載中の週刊教育資料「学習指導要領のイデアを実践する」の第43回。今回からウェルビーイングがテーマ。なんとか書き上げて編集部へ送信。

 研究室HP記事は、9期生合宿シリーズの開始。古川君による1日目の記録。重要点をしっかりまとめている。

 日本教育新聞2023年12月18・25日号「提言」に拙稿掲載。「子どもを育てる授業参観 話し合い傾聴し、すてきな言葉を褒めて」。
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2023年12月18日仕事日記

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 5時30分ごろ目覚め。次から次へ投稿があるフレンドシップ3、4のチャット。担当として返信投稿。いつもの喫茶店へ行きモーニング。帰宅して仕事日記書き。

 9時からオンラインで、ジャパンライム株式会社から依頼の養護教諭向けオンラインセミナーの内容打ち合わせ。15分間ほどで終了。

 12月23日はオンラインで「NITS・南九州プラットフォーム(鹿児島大学・熊本大学)コラボ研修」で「ミドルリーダーシップ」について講義させていただく。その時のプレゼンを作成開始。かなり進めることができた。

 11時ごろ家を出て藤波駅へ向かう。12時過ぎにゼミ生荒木さんと落ち合い、いつもは訪問後に行う振り返りを先に(笑)して昼食。その後、愛西市立佐織中学校へ向かう。13時20分ごろ着。

 校長としばし懇談。本日の僕の役割確認。13時35分から1年生数学授業参観。図形分野の授業でのチャット活用。想像してきた活用以上のよさを発見。なるほど!こうしたチャットのよさがあるのだ!と感激。

 14時55分から研究協議。7グループで授業検討会。その後、僕の講演&指導助言。45分間。まずはこの学校が目指そうとしている教育の確かさを次期教育振興計画から伝え、テーマに掲げている「個別最適な学び」を生み出す際の重要点を提示。その上で、授業動画を見せながら、さらに高みに行くための授業展開について助言。自分が感じた図形分野におけるチャットのよさを整理して提示。その内容は、一斉授業では出てこないつぶやきが表出されていること、それに応えている子どもがいること、入力値がどうしても言葉足らずになるのでそこを言及することで、深い学びに向かっていくことができること、図の投稿によりその図を生み出すまでの思考過程を明らかにすることが自然であることなど多数。

 校長室で校長や授業者としばし懇談。授業観察から見えてきたことを再度伝えたことで自分自身の知見の整理できた。感謝。

 荒木さんは校長先生が音楽教師であったことから、自身の卒業論文のテーマについて質問。期せずして良い機会となったことも嬉しい。

 帰宅。さっそく動画整理。午前から作成を始めた12月23日オンラインでのプレゼン作成作業。完成して事務局へデータ送信。卒業論文添削で力尽きる。本日締め切りの原稿に着手できず。お詫びのメール発信。

 研究室HP記事は、12月10日の「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー」の学び記録を前野さんが発信。ポイントをしっかりとらえ文章化している。

2023年12月17日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。仕事日記を書いたり、依頼メールに返信をしているうちにあっという間に合宿集合時刻が近づいていた。出かける直前になって大切なことができていないことに気づいて慌てて動く。

 8時50分ごろ味岡市民センター到着。9時から皆さん到着。酒井先生、斎藤さん、8期生9名、9期生9名、僕との総勢21名。

 9時からの3時間は、酒井先生、斎藤さん、8期生にお任せ。僕は図書室で卒論添削に集中。

 9期生の支援をしていただいたお礼に、酒井先生、斎藤さん、8期生9名で、「角屋」に行き、菜めし田楽定食を食べながら懇談。8期生に改めて深謝。

 13時過ぎに味岡市民センターへ戻る。卒論添削と9期生卒論「はじめに」の指導助言。16時ごろ無事全員合格。途中で、8期生から31アイスクリームの差し入れあり。全員大感激!

 9期生が卒業論文発表会の打ち合わせをする風景を見ながら、大学人9年目の感慨にふける(笑)。二日間の合宿の記録は9期生がいずれ発信。お楽しみに。

 帰宅。ソファに横になったら、いつのまにか記憶なし。目が覚めて、学校訪問をして研究を深めることにしたゼミ生のために段取り開始。これまでお世話になった方々へ依頼。皆さんが快諾していただけ嬉しい夜。

 研究室HP記事は、11月4日の「いのちの授業を体験的に学ぶ」の学び記事。古賀君、古川君、榊原君が発信。子どもから問いを引き出し、それをもとに進行する授業が新鮮だったらしい。いずれにしても良いまとめ。

2023年12月16日仕事日記

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 昨日から始めたフレンドシップGoogleチャットへの書き込みに返信。良いエピソードを読み合う中で、自身の感性を磨いてほしい。きっとそうなるに違いないと予感あり。福地先生もしっかり書き込んでいただけたことに感謝。

 12月10日の「自ら学習を調整する子どもを育む」セミナーの動画チェック。一か所訂正願いをして、まずは自分の担当終了。

 今日は9期生ゼミ合宿1日目。1期生から始めた合宿なので9回目。早いもので大学人9年目。

 いつもの喫茶店経由で、8時30分ごろ小牧勤労センターへ。8時45分から17時30分まで、昼食休憩1時間30分を入れて9期生が頑張る。

 合宿1日目はゲストを迎えての午前・午後。午前は中川行弘先生、午後は安達康代先生。いずれもゼミ生がいただいた資料をもとに質問をして進める90分間。とても濃厚な時が過ぎる。詳しくはゼミ生の記事をお待ちください。

 僕はゼミ生一人ずつと面談。その内容は、進路変更はないか、大学生活全般はうまくいっているか、卒業論文テーマをどうするかの3点。以後は随時、卒論相談を受けながら、8期生卒論に必死に赤入れ。ようやく1人完了(泣)。

 夕食はみんなでラーメン屋へ。こうした時間だからこそ聞ける話が楽しい。

 合宿恒例のオプショナルツアーで、自宅へゼミ生を招く。30分ほど家内も入っての四方山話。1日目無事終了。ゼミ生はこのあと、どこかで宿泊するらしい。

 20時30分から21時まで、オンライン「生成AIパイロット校の軌跡 〜学校への導入と校務での活用事例〜」を視聴。現時点でここまで実践している学校は確かに珍しい。

 1日目の疲れを全身で感じて、いつの間にか記憶なし。研究室HPには、ゲストとゼミ生との写真掲載

2023年12月15日仕事日記

 雨の朝、いつもの喫茶店へ出かけモーニング。帰宅。フレンドシップ3、4のGoogleチャット立ち上げのためユニパ掲示板で連絡。チャット設定。ようやく開始。

 9時に東濃信用金庫へ。いくつかの振り込みと入金。コンビニで支払。父親の病院から電話あり。ドキドキして出る。状況報告でほっとする。

 10時からオンライン「授業と学び研究所会議」。「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー」の振り返り。早々に作っていただいた神戸フェローによるセミナー動画視聴。スクールライフノートの新機能確認。とても良い方向に改良されている。授業と学び研究所で今後作成していく動画コンテンツの方針話し合い。2時間ほどで終了。

 中学校教育実習事後指導レポートで驚く情報あり。さっそく関係者で共有。

 14時30分予約の眼科。いわば定期検査。異常なし。次回は2か月後。買い物をして帰宅。フレンドシップ3チャットの書き込みあり。良いスタート。

 明日の9期生合宿確認メッセージ。ゼミ長が決まった10期生へのメッセージ。

 14日の教育課程論振り返りチェック。かなり時間がかかる作業。

 研究室HP記事は、中学校教育実習を終えての振り返り。最終回は榊原君が発信。記事タイトルを「生徒の関係作りに悩む」とした。だれもが経験する中学校教育現場での話。

2023年12月14日仕事日記

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 6時ごろアレクサで目覚め。身支度をして大学へ向かう。7時30分ごろ研究室着。1・2限教育課程論準備。ユニパで「ステップ設定」をしようと格闘。ユニパ提供会社のサイトに相談を書き込もうとしても、どういうわけか発信できず。教務課へ行きユニパ相談。調べてもらったところ、僕がやりたいことがユニパではできないとのこと。方針を切り替えることに決める。

 1・2限教育課程論。両授業とも藤原和博さんの「よのなか科」実践をもとにして、教育課程編成も踏まえて展開。1限は「ハンバーガー屋の店長になろう」の追実践。グループ討議で大盛り上がり。思考過程の再現ではさすが大学生!といってよい意見交流。2限は「いのちの授業」をもとにした追実践。前提とするデータとして「小・中・高のコロナ禍以後の自殺データ」を提示。それを踏まえての自殺しようとする仲間をとどまらせるためのロールプレイ。最後は藤原さんの主張を視聴。

 すぐに大学を出て、岡崎市立矢作西小学校へ向かう。学校付近に来て、1時間20分ほどの余裕が生まれたので、喫茶店で昼食。14時に閉まるので、学校付近の空き地に車を停めて、「教育課程論」の振り返りチェック。

 14時40分ごろ学校に入る。機器の準備後、校長先生としばし懇談。15時15分から16時25分、依頼を受けて岡崎市教育委員会が提唱している「チーム学習」をもとに、「学び合い」の理念と実際を動画も入れながら伝える。時折、質問をして考えを深めていただく。
演題は「チーム学習の本質とその実際」。熱心に聞いていただける先生方に支えられてお伝えしたいことはしっかり語ったつもり。

 学校を出て、東名高速道路を活用して、1時間20分ほどかかって帰宅。途中、2回も事故直後の横を通る。体が震える。

 18日訪問の愛西市立佐織中学校でのプレゼンづくり。学校HPで経営方針等を確認してプレゼンに加える。完成したのでデータ送信。

 研究室HP記事は、古川君の中学校教育実習振り返り。なかなか良い三つの視点を示して振り返っている。ぜひご一読ください。

 

2023年12月13日仕事日記

 6時ごろ目覚め。今朝は551豚マンが朝食。7時ごろ家を出る。45分で研究室着。火曜日の「教育課程論」の振り返りチェック。

 10期生岡田君、石川さん来研。四方山話や教育書貸し出し。

 2限8期生ゼミ。本日が卒業論文一次提出。9名全員提出完了。これから1週間かかって、しっかり添削。頑張れ!俺。赤坂先生本から学ぶ最終回。村松さん、島田君の提案をもとに協議。

 12時30分ごろから、10期生河上君、尾崎君、森山さん来研。四方山話と教育書貸し出し。玉置研究室書籍貸出返却チャットが賑やかになってきた。よし!

 13時30分から30分間ほどで実習委員会開催。いつものように報告事項を受けて承認をいただく進行。

 業績プロの作成で、不備があるとの指摘があり格闘。やったはずだと思っていたが、最後の「確定」ボタンを押してなかった模様(泣)。続いて研究費支出書類に追加作成。変更が分かっていなかったことからの指摘💦出力する方法が分からず時間がかかる。ようやく方法が判明(泣)。庶務課へ提出。

 16時ごろに10期生齋木さん来研。四方山話と教育書貸し出し。

 16時30分から第7回教育学部クリスタルプラン委員会に参加。2時間ほどの審議。「子ども理解活動」の本質について再度確認して、諸事情をわかりつつ、ソフトランディングを提案。

 帰宅。フレンドシップ履修者と新たな取組をしようとユニパの設定を試みる。何度やってもうまくいかず(泣)。

 返信しなければならないメール多数。その処理に必死。ここのところ追い込まれていること多数。

 研究室HP記事は9期生荒木さんの中学校教育実習を終えての振り返り。とても充実した実習を終えたことがよくわかる記事。荒木さんの姿勢も立派!

2023年12月12日仕事日記

 6時にアレクサに起こされる。6時30分に家を出て大学へ向かう。途中のコンビニでパンを購入。研究室でパンと珈琲朝食。

 先週の「教育課程論」の振り返り読み。抜き出し。そしてチェック。8時50分終了。1限・2限の講義室へ向かう。

 第8回・9回教育課程論。第8回は「令和の日本型学校教育」、第9回は「GIGAスクール構想」をテーマに、動画や写真から発問を生み出しての授業展開。いわゆる玉置スタイル。今日も学生の状況を見ながら、新発問連発(笑)。深く考える授業になったと自負。

 終了後、名古屋市立吉根中学校へ向かう。学校付近に来て時間の余裕があったので、昼食。久しぶりの回転寿司。美味しい。

 13時15分ごろ学校着。校長と名古屋市教育委員会新しい学校づくり推進室主任指導主事と懇談。「学びのコンパス」の話から生成AIの話へ。

 13時50分から14時35分まで1年生数学授業参観。すべての子どもが学習内容をわかってほしいという授業者の気持ちがよく伝わってくる授業。子どもたちも積極的に動いて教え合っている授業。

 数学科の皆さんと授業検討。ある教師から本質を突いた厳しめの感想が出たために安心して(笑)、僕も話す。授業者の思いを大いに賞賛しながら、数学授業で外してはいけないことをしっかり伝える。ミニ模擬授業もしての助言。授業者の変容を祈る。なお、校長には後輩であることもあって、学校全体の授業力を高めるためのアドバイス、励ましをする。
 
 嬉しいのは、この学校に僕が小牧市立桃陵中学校勤務時代の教え子が勤めていること。あのころは教務主任だったので、数学授業を担当したのみの付き合いだったが、教え子曰く「同窓会幹事会で話題になるのは玉置先生の数学授業です。先生の数学授業はあのころからコンピュータを活用して、子どもたちに考えさせて話し合わせる授業でした。まさに今求められている授業でした」とのこと。このような話を聞いて元気が出ないわけはない(笑)。とっても嬉しい気持ちで学校を出る。

 父親の病院に寄る。すぐに眠ってしまう状況で、少しだけ会話をして帰宅。

 今日の動画整理。福地先生、山田先生に情報提供。何日か前から作成していた「12月21日岐阜県教育委員会年末勉強会 授業・学級や学校の見方、指導・講評の仕方〜学校を指導する皆さんに向けた具体的実践例〜」のプレゼンの仕上げに入る。ようやくできて配付資料として送信。
 
 研究室HP記事は、中学校教育実習の振り返り。久保君が発信。とっても良い環境で実習ができたことがよくわかる。実習委員長として受け入れ校に深謝。

2023年12月11日仕事日記

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 今朝は、今後の講演プレゼンづくりから。あれもこれも伝えたいという気持ちを抑えながら(笑)の作成。

 10時ごろ家を出て、みよし市立黒笹小学校へ向かう。学校付近のコンビニで時間調整。

 11時15分ごろ学校着。校長、教務主任と今日の内容打ち合わせと今後の僕の役割について確認。

 11時45分から特別支援学級の授業参観。授業開始で今日の流れを伝え、各自の目標表明場面も設定。今日の課題への興味を持たせるための仕掛けを始め、子どもたちの実態に合わせて、またその子の捉え方に応じた投げかけや様々なメディア活用。二人の教師による理想的といっていいチームティーチング。子ども同士をつなぎ、関わらせる意図的な展開など、感心することばかり。

 給食をいただき、さっそく動画整理。13時10分から25分まで、授業者に指導助言。ここまで子どもが育っているので、さらなる高みを目指していただきたいと思いを伝える。

 13時35分から3年生国語授業参観。自分の考えをどう他者に伝えたらよいかをテーマにした第3時。教科書の例題(旅行に行くなら山がいいか、海がいいか)をもとに、自己選択をして、他者に納得してもらうための自分の考えをタブレットに書き込み、それをもとに交流する流れ。

 授業後、さっそく動画整理をしてプレゼン追記。15時5分から全体協議会。皆さんから出される意見を聞きながら、自分が伝えるべき事柄をより明確にする。

 15時30分から16時10分までの40分間の時間をいただいたので、前半10分間を授業への指導助言。後半30分は令和7年度の研究発表会に向けての研究の進め方などへの提案。

 国語授業については、ICTが適切な場面で活用されていること、さらに多様なアプリから子どもたちの実態に合わせたアプリが取り上げられている良さを確認した上で、国語授業として子どもの発する言葉に注目させるとさらに良いと助言。二人の子どもが言葉にこだわって話し合っている動画がうまく撮れ、説得力を増したと思う。

 今後の研究の方向性については、いくつかのヒントを提供することが役割と考え、「〜たい」というキーワードの価値とそのとらえ方、振り返りの重要性、文部科学省がICT活用で問題としていることなどを伝える。

 終了後、校長室で校長、教務、授業者としばし懇談。とりわけ今後の研究方針について、さらに助言。

 終了後、参加したEDUCOMの3人の方と喫茶店へ移動。しばし振り返り。ここだからこそ話せることをたくさん話す。

 帰宅。今日の動画整理。今日も届く来年度の依頼。深謝しながら調整に入る。中学校教育実習事後指導レポート未提出者から届くメールチェック。

 研究室HP記事では、石上さんが中学校教育実習での学びを発信。重要な事柄の記録多数。「教師が子どもに心を開く」とタイトル付け。

2023年12月10日仕事日記

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 朝起きてふと閃く。明日のみよし市立黒笹小学校でのプレゼンを追加して再送。 

 昨日は3人の庭師さんが来ていただき、剪定から草刈りまでしっかりやっていただき、庭が見違えるほどになった。それに刺激されて(笑)、裏庭の草刈りをやろうと思い、朝から取り組む。途中でしんどくなって終える。以前のような体力がなくなっていることが心配。大丈夫だろうか、俺(泣)。

 9時ごろ車で家を出る。小牧市民駅伝なので、マラソンルート近くは避け迂回してなごのキャンパスに向かう。9時40分ごろ着。

 10時から「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー 個別最適な学びを生む『振り返り』の重要性と活用」(主催 授業と学び研究所&未来を拓く学校づくり研究会)の準備開始。1時間ほどで会場づくり、ネット配信等の準備完了。

 11時から昼食。11時40分ごろから、本日の登壇者が順次到着。簡単な打ち合わせをしてレストランへ案内。

 13時ごろから対面参加の皆さんが到着。予定通り、13時30分からセミナー開始。

 13時30分から14時30分 前田康裕先生講演「自ら学習を調整する子どもを育むために」
 14時30分から15時   前田講演を受けてパネルディスカッション
 15時10分から16時10分 「心の天気」「学びの天気」実践者交流会(瀬戸市にじの丘学園、安城市立今池小学校)
 16時10分から16時25分 感想交流


 お陰様で、寄せられた声から判断すると大成功。セミナーを終えてみて内容を決めるときに悩んだことを思い出す。「振り返り」だけに焦点を当てて参加者はあるだろうか。もう少し幅広い内容の方がよいのではないかという迷い。結果としては、「振り返り」だけで3時間、濃密な時間を皆さんに提供できたと自負。というのも、前田先生、実践者の皆さんのおかげ。深謝。

 セミナー終了後、今後の開発会議。前田先生、フェロー、スクールライフノート開発チームで50分間。夢が湧く会議。

 18時から20時は、場所を変えて「前田先生を囲む会」。当然のことだが、ここでも密度の濃い時間。大満足。

 帰宅。朝の草刈り、セミナー運営でヘトヘト。レポート未提出の学生からいくつか届いているが、それもチェックできず。いつの間にか記憶なし。

 研究室HP記事は安田さんが中学校教育実習の振り返りを発信。本人の前向きな取組もあって充実の4週間だったとよくわかる記事。ご一読を。
 

2023年12月9日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。珈琲とパンで朝食。昨日も濃厚な1日だった仕事日記書き。愛犬散歩。

 12月7日18時締め切りの中学校教育実習事後指導レポート未提出者へ催促メール発信。

 10時から1時間、オンライン「第28回個別最適な学び研究会〜次期学習指導要領改訂に向けて色々考えよう〜」を視聴。講演者は、合田哲雄さん。演題は、「学習指導要領 『読み方』・『活かし方」から『議論の仕方』・『創り方』へ」。引き込まれる内容が続く講演。1時間があっという間。終了後、すぐに大学へ向かう。

 12時ごろ着。9103講義室へ向かう。今日は啓林館主催の講演講師。演題は「ちょっとした工夫で知的に面白くなる数学授業づくり講座〜ICTの効果的な活用を視野に入れて〜」。土曜日午後の講座なのに、ほぼ満席の参加。関係者に深謝。

 講座は、掲げた「ちょっとした工夫」を模擬授業風に進めて伝える。参加者の頷き具合に乗せられて、予定外のこともたくさん伝える。次は、ある方から届いた僕の講演への感想。

・模擬授業形式で参加者に体感させるという会全体の流れ
・相手に応じた「(スワヒリ語の実験結果を)どのように分析しますか?」という発問
・「先生、日記はそんなに続かないよ」「延長授業防止プログラム」など随所に散りばめられた笑い
・「このコンピュータが動くかはあなたの人間性だ」と言われ、コンピュータを先駆けて活用していった話
・授業の変革を優秀な生徒3人に語らせた話
・「問題の型を見ることができたね」と低音で言う
…など印象的で、心に刻まれることがたくさんでした。今日も本当に、楽しく勉強になりました。


 講演後、直接、感想や質問もたくさんいただく。僕の話に関心を持っていただけて有難いの一言に尽きる。

 研究室に戻る。「教育課程論」の振り返り読み。随時、卒論相談あり。伊藤君、柴山君、安藤さん、澤本君、寺尾さんと続く。いわゆる人生相談もあって、予定以上の長時間になった。でも、とても楽しい時間。守衛さんに注意を受けて、急いで大学を出る。

 19時過ぎに帰宅。布施中学校での指導助言を学校DX戦略アドバイザーとして報告書を作成して発信。未来研HP更新の依頼発信。「中学2年の学級づくり365日のアイデア事典」校正完了。11日訪問のみよし市立黒笹小学校でのプレゼン作成。1年間関わらせていただき、今後の方向性を提案。充実の夜(笑)。

 研究室HP記事は、中学校教育実習の振り返り。由原さんが大きく二つの視点でまとめている。その一つが褒め言葉の多様性。良い学びをしている。
 

2023年12月8日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。今日の新幹線予約。7時過ぎに家を出て、地元駅7時24分乗車。小牧駅で乗り換えて名古屋へ。8時45分発新幹線で新大阪。そこからJR俊徳道へ10時15分着。お迎えをいただいて、徒歩で東大阪市立布施中学校へ。

 校長と研究主任と日程確認、しばし懇談。僕の講演前には、参加の皆さんが授業感想等をシートに書き込み学び合う初試みをされるという。また、僕の講演中はチャットに書き込みながら聞かれるという。教師が一人一台情報端末を活用して学び合う体験はとても重要。リーディングDXスクール校としてもぜひともやっていただきたいと推奨。ならば僕も初試みをしようと決意。講演後半は授業者とやり取りをしながら授業分析を深めましょうと提案。

 10時50分から3限1年国語、11時50分から4限1年数学、13時30分から5限3年女子保健体育を参観。3人とも初任者。初任3人の授業公開をして、そこから学ぼうという企画にも驚くが、3人とも初任者と思えない、実によく練られた授業で、それにも驚く。「初任の先生の授業です」と言われなければ、外部参観者は気づかないだろうとも思う。

 三つの授業とも授業活性化のためにICT活用が位置付けられていること。つまり使うことが目的ではないこと、授業最初にシラバスを提示してできるだけ子どもたちを主体的にさせようとしていたこと、振り返りの継続で子どもを育てていることなど、価値づけたいところは多数。例によって動画撮影をしながら指導助言場面になるだろうシーンを記録。

 15時から先生方(外部参観者含む)一人一人が、授業から学んだことをシートに書き込む活動開始。書き込みながら、他の方の書き込みも見ておられる先生もあり。他者参照したいという気持ちになるのを先生方も実感されたと思う。

 15時30分から1時間は、僕に与えられた時間。予想して用意していたプレゼン。ほぼ修正することなく、それを使って40分間ほど展開。一人一台情報端末を活用しての共同作業、編集、他者参照の重要性をデータを使って提示。後半20分間は3人の授業者に出てきてもらい、撮影した動画を皆さんで見てもらいながら、僕が授業者の考えがより伝わるようにインタビュー。時折、指導助言を入れ込みながら、打ち合わせなしの展開は、僕がほぼ考えていた通りになってほっとする。

 終了後、すぐに学校を出る。EDUCOMから参加の藤原さんと中華料理店で一献。関西地区での様々な状況を聞き、とても参考になる。課題を聞いても僕が解決できるわけではないが、こうして聞くことも少しでも心の整理をしていただければ幸い。

 JR俊徳道駅から新大阪駅へ。551豚まんを購入して新幹線乗車。名古屋エスカ地下街で、久しぶりのカレーうどんを食べて帰宅。

 今日の動画整理。いくつかのメール返信をして力尽きる。明日は本学で「ちょっとした工夫で知的に面白くなる数学授業づくり講座」。プレゼンを少し修正。明日も頑張ろう。

 研究室HP記事は、東員町立笹尾東小学校訪問での学びの記録最終回。澤本君、新谷さんが発信。記事タイトルは「子どもにとっての安全基地」としてみた。ぜひご一読を。

2023年12月7日仕事日記

 6時の目覚ましで起きる。朝食は、昨晩から楽しみにしていた(笑)名古屋コーチンの卵かけご飯。美味い!気分よく家を出る。

 7時30分ごろ研究室着。1・2限の教育課程論の準備。前回の振り返りに目を通す。1時間以上かかる作業。授業開始ギリギリに終了。

 講義室に向かい、第9・10回教育課程論講義開始。冒頭は前回の振り返り読みから。5名を指名。第9回は「令和の日本型学校教育」の深掘り、第10回は「GIGAスクール構想」の深掘り。後半は、動画や写真から背景になっている授業観を話し合い、いわゆる端末活用の本質に迫る。教育実習を終えてきているので、実習先で学んできたことをもとに発言する学生多し。

 12時30分から9期生の集まり。16日、17日の合宿についての基本連絡。ゼミ長を中心に準備が徐々にされていることを確認。同時に10期生の集まりあり。ゼミ長決めのための集合。

 卒論相談続く。安藤さん、柴山君、伊藤君来研。う〜む状態。踏ん張りを期待するしかない。

 13時ごろ、中学校教育実習事後指導動画を見ての感想をわざわざ伝えに来てくれた学生あり。実習を終えて悶々としていたが、高村先生、松本先生、僕の三人で作った動画で、自分のもやもやが解決したとのこと。話を聞けば聞くほど、僕は感激。

 13時30分から14時40分は、尼崎市立教育総合センターの林指導主事と懇談。1月に引き受けている研修内容を確定するために、遠方から来研いただけた。感激!良い機会なので、僕が動画をどう使って授業づくりのポイントを伝えているかを見ていただいた。自分の振り返りにもなった。感謝。

 14時50分から90分間、「青年期の発達障害について〜抱える困難さと理解と対応〜」と題した講演会に参加。いかわクリニックの井川典克先生から学ぶ。頷く内容多数。16時20分に中座。

 16時45分から30分間は、一宮市立瀬部小学校の春日井先生と懇談。来年2月訪問時での内容相談。新展開の相談があり、大賛成!さらに次年度の相談もあり。有り難いの一言に尽きる。

 17時30分ごろから、卒論相談あり。前野さん(ほぼゴールまで到達)、芝田君、村松さん、柴山君、伊藤君来研。徐々にゴールに近づいているゼミ生や程遠い(泣)ゼミ生あり。頑張れ!と言うしかない。

 芝田君、柴山君、伊藤君と何度も笑いながら大切な話をする。講義関連で受講生からたくさんのメールが届いていて、その処理。

 昨日に続いて、明治図書から2冊の増刷の連絡あり。いやあ嬉しい。これで「1年間まるっとおまかせ! 中〇担任のための学級経営大事典」が3学年とも増刷。そうそう昨晩送った日本教育新聞社依頼の「提言」原稿も褒められて気分爽快。

 帰路で夕食。帰宅して、明日訪問の東大阪市立布施中学校の指導案を見ながら、指導助言する内容を想定してプレゼンづくり。

 研究室HP記事は、東員町立笹尾東小学校での学びシリーズ。準ゼミ生の島田君、ゼミ生の柴山君が発信。記事タイトルは「安心して学び合う学級づくり」とした。よく学んでいることがわかる記事。
 

2023年12月6日仕事日記

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 7時ごろに目覚め。パンと珈琲で朝食。ほぼ日常化してきた朝読書。

 大学の「子ども理解活動」運用方針の問い合わせに対応。これに伴い、実習体制も変更が必要なので、その私案を作って発信。ふ〜う。

 今日も10時過ぎに愛犬散歩。「散歩行くよ」と声を掛けると、ちゃんと理解している感じ(と思うのが飼い主とか(笑))

 11時30分ごろに家を出て、四日市市総合会館へ向かう。渋滞もなく順調。会館近くに来たので、ラーメン屋で昼食。白味噌タンメンでボリュームたっぷり。味も濃厚。僕には濃すぎる感じ。少し前まではこういう味が好みだったのに、これも年齢を重ねたからか(泣)。昼食後も余裕があるので、スマホでメール返信など、ちょっとした仕事。

 小牧第一病院から電話。ドキドキして電話に出る。ちょっとした父親の状況報告で落ち着く。弟に連絡。

 14時15分ごろ会館に到着。機器の準備完了後、控室で担当の方々と懇談。

 15時から16時30分まで、令和5年度三泗教育研究協議会と四日市市教育委員会教育支援課との共同研修会。演題は「数学授業における学習評価を通して生徒を育てる〜パフォーマンス課題と主体的に取り組む態度〜」。

 主催者挨拶で気持ちが昂る。「玉置先生にはこの夏も四日市に来ていただいて講演をしていただきました。でも数学に特化した話は最近聞いていませので、改めて依頼したのです」と言っていただけたことはとても嬉しいこと。先生の数学本は全部持っています!というコメントにも元気が出る。

 まずは学習評価の在り方を説明、特に「総括的評価」と「形成的評価」を混乱してはいけないと忠告、その後、数学的な見方や考え方を育むための取組から始め、日常授業においてこそ(ミニ)パフォーマンス課題を取り入れて生徒を鍛えたいという主張を伝えるための実践の数々を紹介。あっという間に時間が経ち、用意したネタがいくつか残ってしまったのは申し訳ない。帰路も順調。
 
 吹田市教育センター主事から電話。1月の10年目研修の進め方についての相談。昨年度同様な研修で、初試みをしたことを思い出す。昨年度はとても良かったので、同じ流れでいきましょうと相談。

 明治図書からとっても嬉しい連絡が届く。次の4冊が増刷とのこと。ああ嬉しい。
 「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」
 「中学校学級担任必携 生徒指導要録作成の手引き&所見文例1140」
 「1年間まるっとおまかせ! 中2担任のための学級経営大事典」
 「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校1年」


 研究室HP記事は、11月29日東員町立笹尾東小学校での学びを前野さんと安藤さんが発信。記事タイトルを「振り返りボックスのよさ」とつける。濃い学びがわかる記事。
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2023年12月5日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。持ち込み読書。

 9時から10時ごろまで、EDUCOMの皆さんとオンライン会議。方針はピタリ一致。さっそく動き出すことに決定。気力が湧く話し合い。

 10時ごろ愛犬散歩。「待っていました」という愛犬。もちろんそう見えるだけ(笑)。

 10時30分ごろ家を出て、西尾市立一色南部小学校へ向かう。ナビは知多半島道路を通って、衣浦海底トンネルを通る1時間30分ほどのルートを指示。ナビに従って移動。

 順調に進み、学校まで15分ほどのところで喫茶店に入って昼食。学校到着は13時30分でよいので、コンビニ駐車場で時間調整。これからのプレゼンネタをスマホメモに吹き込む。隙間時間も充実した時間とした自分を褒める(笑)。

 13時30分学校着。校長、教務としばし懇談。14時から3年生算数授業参観。元気がある子どもたち。その子どもたちのエネルギーをプラスに転化している担任。とても良い学級。大胆な課題にも「わからん」というつぶやきを発しながら、最後まであきらめない子どもたち。ゴールまでの道のりは遠かった授業。ある意味、計画通り。

 研究協議会まで必死に動画整理💦。15時20分から30分間の先生方の協議。先生方の教材のとらえは間違いなく、助言にも強く同感。

 僕は冒頭で、協議会の質の高さを価値づけて、今回は教材研究の重要性を教科書と撮影した動画をもとに伝える。モデリングの手法も伝授。その後、依頼を受けた演題「主体的・対話的な深い学びに結びつく指導」で、今日の授業と結び付けながら30分間ほどの話。校長室で授業者に再度の助言をして退校。

 帰路はナビは海底トンネルルートを示さず。それに従って移動するが、夕刻であちこちで渋滞。帰りはなんと2時間20分ほどもかかってしまった(泣)。

 まずは今日の動画とプレゼン整理。明日の講演準備。連載中の原稿に加筆の指示ありで対応。びっくりする内容での講演依頼ありで熟考。8日訪問の布施中学校指導案、11日訪問の黒笹小学校指導案が届き印刷。何を準備して訪問するとよいかを考える。

 研究室HP記事は、11月29日東員町立笹尾東小学校の訪問記録。まずは寺尾さんと伊藤君が発信。「子どもから引き出す」とタイトルにつけて公開。

 最近、本研究室HPへのアクセス数が増加している。昨日は1日で735アクセス。大いなる励みになる。深謝。

2023年12月4日仕事日記

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 6時30分ごろ目覚め。今日締め切りの連載中「週刊教育資料」の第42回の原稿書き開始。内容を決めて方針が立ったところで、いつもの喫茶店へ行きモーニング。持ち込み読書。

 帰宅。愛犬散歩。ゼミ生へぜひとも読ませたい国語授業実践記録があったので、かつてのゼミ生も含めて送信。原稿書きの続き。ほぼできたので、敦賀から戻って再読して編集部に送ることにして、ひとまず終了。

 10時12分地元駅乗車、名古屋から新幹線で米原まで。しらさぎ号で敦賀駅へ。12時24分着。迎えの車で、敦賀市立松原小学校へ。校長室で懇談。

 13時10分から4年生算数授業。各自がゴールを決めて学びを進めるいわば挑戦的な授業。子どもと担任の関係も良く、子どもたちがよく育っていて、進んで学び合う子どもたち。つぶやきもいい。僕は例によってカメラを持って、指導助言ポイントとなるだろうと予想する場面を撮影。聞くところによると、リモート参観もあって100名近くの方が授業を参観されたとのこと。

 授業後、すぐに「きらめきみなと館」の小ホールへ移動。機器セッティング後、20分間で動画整理。必死💦。

 14時35分から講演開始。演題は依頼を受けて「令和の日本型学校教育の実現のための授業の在り方、教師の役割を語る」。ほぼ60分間。時折、客席側に降りて、意見を求めながらの講演。200名近い方の参加と聞く。

 舞台に松原小授業者と教頭先生に登壇していただき、打ち合わせなしで、授業映像をもとに僕がお二人に聞きながら、授業の価値づけや多くの方が悩んでおられるだろうことについて話し合う。この展開は、僕は「敦賀方式」と呼んでいる(笑)。授業者の教材研究の豊かさ、挑戦した授業への思い、悩みなどを引き出すことができたと思う。

 終了後、登壇していただいた二人が控室にお越しになる。再び授業の振り返り。今日の授業をさらにバージョンアップするとしたら、という助言をさせていただく。

 敦賀駅に送っていただく。お土産などを買って、しらさぎ号に乗車。米原から名古屋へ。地下街の矢場とんへ。外国の方が多数待っていて、25分くらいの待ち時間。大好きなひれかつ定食を食べる。

 20時30分ごろ帰宅。原稿を再読して編集部へ送信。今日の動画とプレゼン整理。12月14日訪問の岡崎市立矢作西小学校でのプレゼン作成。演題は「チーム学習の本質と実際」。ほぼ完成。

 10期生からのグループチャットへの投稿がなかなかいい。10期生も少しずつ始動。研究室HP記事は11月4日の「いのちの授業」講座の記録。9期生由原さん、久保君、小林さんが発信。問いから始める道徳授業の体験記録は、授業者の僕にとっても学びは大きい。

2023年12月3日仕事日記

 6時ごろの目覚め。いつもの喫茶店でモーニング。持ち込み読書。

 帰宅。3本のオンライン学びで充実した昨日の仕事日記書き。愛犬散歩。

 12月10日の「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー」の進行表作成。フェローに連絡して不備を教えてもらう。稲沢市数学部会での講演テーマ連絡。学校DX戦略アドバイザー事業関連文書作成送信。

 令和6年1月13日の教師力アップセミナーへの協力を8期生、9期生へ呼びかけ。9期生の合宿へ向けての準備指示第1弾発信。10期生へは学びの指示第1弾発信。少しずつ稼働。

 16時ごろ、父親の病院へ。相変わらずの状況。

 12月21日の岐阜県教育委員会から依頼の講演プレゼン作成開始。玉置流の「授業の見方や指導助言」を伝える内容だけの講演は初めて。日々、少しずつ進めたい。良い機会をいただけたことに感謝。

 研究室HP記事は、小林さんの中学校教育実習の振り返り。真摯な振り返りと明確な目標提示。誠実さが伝わる記事。

 明日4日は、敦賀市で授業を見て講演。5日が西尾市、6日が四日市市、8日は東大阪市、9日は岐阜市(本学)と講演が続く。10日は「授業と学び研究所」と「未来を拓く学校づくり研究会」主催のセミナー開催。体調に気を付けて頑張ろう!

2023年12月2日仕事日記

 6時に目覚め。いつもの喫茶店でモーニング。愛犬散歩。仕事日記を書いたり、ゼミ生への連絡をしたり、指示を受けて教育学部3年生全員へのアンケート依頼発信。

 9時30分から、未来を拓く学校づくり研究会主催の「モーニング情報交流会」。今回は、「一人一台端末は活躍していますか?」と題したテーマ。情報提供者は、大城智紀先生(沖縄県教育庁教育課教育 DX 推進室主任指導主事)。

 学校現場、市教委、県教委、文部科学省といわばすべてを経験されておられるので、全方位からのGIGA端末活用の状況を分析され、端末活用推進するための教員研修方法を中心に情報提供をいただいた。45名ほどの参加者には、大いなる刺激になったことだろう。30分間のブレイクアウト、その後、「端末の持ち帰り」を話題にしての情報交流。参加者の意識の高さから本質論になって終了。今回もとっても良い会となった。皆さんに感謝。11時終了。

 終了後、大城先生と春日井の水谷先生と情報交流。衝撃的な話を聞く。コメントのしようもない(泣)。

 11時30分ごろから、重要な2本の電話あり。1本はかつての教え子からの教育相談。お役に立てただろうか?ちょっと不安。

 モーニング情報交流会に参加したEDUCOMの岡本さん、吉岡さんから感想が届く。さっそく返信。授業と学び研究所での会議報告をして、ある提案もする。

 14時から東北大学大学院情報科学研究科主催の第72回情報リテラシー連続セミナーに参加。今日の講師は、中原淳先生(立教大学経営学部・教授)。「組織開発を通じた『働き方の見直し』-学びに満ちた学校をめざして-」と題しての1時間の話。

 期待以上の刺激的な話。テンポが良い話型で、内容も豊富でメモも多数。一番心に刺さった言葉は「人の心を支配するのは魅力よりも抵抗」。質問タイムでは進行役の堀田龍也先生から促されて、校長職の在り方について発言。充実の2時間30分。

 中原先生からの資料を再度見直して、講演メモを整理して保存。いわゆる振り返り。

 20時からは「学校教育への生成AI導入 〜明日からの教育を変えるアイディア〜」と題したオンラインセミナーに参加。ChatGTPの教育利用のヒントを得るため。指導案作成に際しての生成AI活用は、短時間で質が高い案を作成できるとの発表あり。活用しているからこそ、納得できる発表。もし僕が生成AIにそれなりに触れていなかったら、そんなことはないだろうと思うはず。実際に触れてみることの大切さを感じながら発表を聞く。

 刺激を受けて、オリジナルChatGTPを作るためにYouTubeで勉強。実際にやってみるがうまくいかない。乗り越えるためにさらなる勉強が必要だと実感。

 研究室HP記事は、幼稚園実習を終えた長谷川さんの学び記録。遊びを通して子どもの成長を促す難しさを体感したことが書かれている。なるほど!という記事。
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学校行事
3/25 子ども理解活動1 概要説明会(教務課オリエンテーション内)

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