2月10日第7回教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(長谷川・松野・古川)

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【長谷川】
 こんにちは!玉置ゼミ9期生の長谷川です。本日は2月10日に行われた赤坂先生による教師力アップセミナーについてまとめていきたいと思います。


 セミナーを受ける中で感じだことは、赤坂先生の話術の素晴らしさです。とても引き込まれるような話し方で、終始笑いが起こり2時間があっという間に過ぎていきました。この力は授業をはじめとした学校生活の中ではとても大切な力になると思います。少しでも先生のような話し方に近づくことができるよう残りの学生生活で努力していきます。

 学級経営のお話の中に子どもたちに注意をすることのできない教師という内容がありました。私は教育実習中に子どもたちと関わる中で、注意することの難しさを実感し、強く言えば嫌われるのではないかという不安と常に戦っていました。

 ですが今回の先生のお話からそのように考えては余計に子どもたちとの信頼関係は深まらないと学ばさせて頂きました。同時に注意の言葉ばかりかけるのではなく「ありがとう」などの温かい言葉を伝えていく機会を増やしていきたいと思います。

 今回のセミナーでも沢山の学びがあり、成長することができました。実際に教壇に立つ前のこの時期に沢山のことを吸収していきたいと思います。素敵な機会をいただき本当にありがとうございました。(長谷川)


【松野】
 こんにちは!玉置ゼミ10期生の松野です。2月10日に赤坂真二先生による教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回はそこでの学びを記事に書かせていただきたいと思います。

 私は赤坂先生の講演を通して学級経営の大切さだけでなく、学級経営を成功させるためには受容的な関わりや感情の共有が大切であると学ばせていただきました。

 学級経営とは、子どもたちによりよく学んでもらうためにはどうするべきかという環境改善であり、学級経営にはひきあげ機能(縦糸)と養い機能(横糸)の秩序のある関係性が重要であると学ぶことができました。また、落ち着いたクラスをつくるためには学級経営の基礎と基本を共有し、傷つかない条件を創ることが一番大切であり、子どもたちが心理的な価値を傷つけるような言動をした場合、指導する必要があること、教材に子どもたちが夢中になるためには教材研究が大切であると学ぶことができました。

 このように、教育実習や教員になった際には受容的な関わりからしつけに繋げることを大切にし、子どもから信頼される教師になりたいと思います。そのためには、やりたいことがやれて言いたいことが言える心理的安全性を高めていき、子どもたちが明日も学校に行こうと思えるように普段から思いやりを発揮する場をつくっていきたいと思います。

 そして、授業中に子どもたちに好意を伝えるために楽しくわかりやすい授業を行い、子どもたち一人ひとりを見て、フィードバックするなど、感情の共有をすることを大切にしていきたいと思います。貴重な機会をつくってくださりありがとうございました。(松野)


【古川】
 こんにちは!9期生の古川です。今回は2月10日に行われた第7回教師力アップセミナーに参加させていただきました。

 上越教育大学の赤坂先生による「授業づくりか?学級づくりか?というのはもうやめにしようー指導力のある教師に学ぶその仕事ー」というテーマでした。

 内容としては、
1学校経営につなぐカリキュラム・マネジメント
2不登校
3学級経営
4落ち着いたクラスづくりには
5必然的領域
6計画的領域
と、2時間では収まりきらないほど、多岐にわたり学びの多い時間でした。

 特に僕が印象深かった内容として、5必然的領域(あたたかな関係性をつくる)の内容で話されていた「どんな教師としてみられているのか」が大切であるという言葉が印象的です。子どもたちが教師をどう見ているかによってルールの守られ方が変わってくることを改めて学びました。また、「見た目が違うのだから他の教師と同じ指導スキルは通用しない」と言われて、その通りだと感じさせられました。

 私たちはまだ実務経験もなく指導方法も分からない状態です。この大学生活で沢山のお手本になる先生・指導方法に出会うことができました。たとえ実践で通用しなくても引き出しを多く持つことで必ずこの経験が生きてくると思います。経験を積み自分に合った指導方法を確立できるよう日々学び続けていきたいです。

 ご講演いただいた赤坂先生、貴重なお話を本当にありがとうございました。質問にも丁寧に答えていただき学びの大きい時間でした。こんな素敵な経験ができるなんて玉置ゼミに入ってよかったっ!(古川)


2月10日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(前野、安藤)

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【前野】
 こんにちは!8期生の前野です。2月10日に教師力アップセミナーに参加しました。今回のセミナーでは赤坂真二先生から学級経営について学ぶことができました。8期生ゼミで赤坂先生の著書から半年かけて学んできたこともあり、赤坂先生のご講演を聞くことができるのをとても楽しみにしていました。

 講演の中で印象に残ったのは、”みんな違ってみんないい”が成り立つには、学級の枠組みを共有し子どもが迷わないようにしなければならないというお話です。

 私は、4月から教師として働く上で、子ども一人一人の個性や良さが発揮できるような学級づくりをしていきたいと考えています。子どもそれぞれの良さが発揮され、学級全体としてもまとまりある集団にするためには「枠組み」がはっきりとしていることが重要だと学びました。授業でのルール、教室内の整理整頓、返事や挨拶等、まずは枠組みの共有をすること、そしてなぜその枠組みが必要なのかということを子どもと共有していきたいです。

 また、子どもとの関係性が崩れてしまう要因として、注意するときしか関わらないと子どもの心が離れていってしまうことがあると学びました。1つの学級、学年に子どもは何十人もいますが、子どもの良いところを見つけたとき、子どもの頑張りを褒めるとき等の会話を大切にし、ポジティブな関わりをたくさん持って信頼関係を築いていきたいと思います。そして、信頼関係ができた上で指導するべきタイミングで毅然とした指導を心がけていきたいです。

 今回のご講演は、4月から教壇に立つにあたってとても学びになる内容で、子どもと関わる時に心に留めておきたいことを学ぶことができました。赤坂ワールド全開のご講演を聞くことができ、とても幸せでした!赤坂先生、ありがとうございました。

 2年間、教師力アップセミナーで現場で働く先生方に混ざって学び、学生の立場では中々得ることのできない貴重な経験をさせて頂きました。玉置ゼミに入ったからこそ経験できたことばかりです。今は不安が大きいですが、教師力アップセミナーを始めとして、今まで玉置ゼミで学んできたことを大切に頑張っていきます!!玉置先生、教師力アップセミナーの運営の皆様、2年間ありがとうございました。(前野)


【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!先日参加させていただいた、第7回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます!

 第7回目は、赤坂真二先生がご登壇されました。「子どものやる気と自信を高める学級づくり」について学ばせていただきました。実はゼミで赤坂先生の著書から学び合っており、セミナーで直接お会いできた時は何だか感動してしまいました(笑)

 セミナーで特に印象に残っていることは『ベテラン先生と同じようにする必要はない』という言葉です。今までの私は、経験豊富でベテランの先生と同じような指導をしようと考えていました。しかし、同じようにやったとしても上手くいくとは限らないことに気が付きました。経験数や子どもとの距離感、体格や声質など全て人それぞれ違います。だからこそ自分に合った指導法を見つけていこうと思います。
 
 では早速、私なりに指導するとき意識しようと思うことを1つ書かせていただきます。

・ベテラン先生は「縦糸3:横糸7」 しかし、私は縦糸意識を強めに持つ。
 赤坂先生は”学級構造を織物に例えて縦糸を張ることから初めて横糸を絡めていくことで成り立つ”と仰っていました。縦糸はしつけ、ルールの徹底。横糸は子どもと親和的な関係づくりを意味します。ベテラン先生は縦糸3:横糸7の割合を意識されていると教えていただきました。
 
 しかし、私は子どもとフラットに接することが多いです。横糸が強くなってしまいクラスが荒れてしまうおそれがあります…。そのため、ベテラン先生より縦糸の意識を強く持ちます!ルールづくりや言葉遣いに気をつけて、子どもが安心できる環境を整えていきます。もちろん横糸も大切にして、子どもが楽しい!学校早く行きたい!と思える学級をみんなと一緒につくっていきたいです!

 赤坂先生のお話は、新任となる私たち学生に響くお話ばかりでした。特に「自分に合う指導を見極めよ」という言葉は自分の心に響きました!(笑)いきなり上手くいこうとせず、色々試行錯誤しながら自分なりの指導法を見つけていきます!!今回も貴重な学びの機会をいただきありがとうございました。不安はありますが、4月から先生として胸を張って頑張ります!!!(安藤)

2月10日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(澤本、柴山、芝田)

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 こんにちは!「たけのこの里」と「きのこの山」は圧倒的にきのこ派の澤本です!今回は2月10日に行われた教師力アップセミナーについての記事を書いていきます。

 私が今回1番印象に残ったことは、昼食時に話していただいた「教室がなんでうるさいのかを知る必要がある」ということです。教室がうるさいとついつい注意したくなりますが、赤坂先生はうるさいからといって指導するわけではないとおっしゃっていました。うるさい理由を知り、誰かが傷ついていたり、悪口が聞こえたら指導する。そうすることで、子どもはなぜ指導されたのかがわかるし、納得感と一貫性が生まれると感じました。
 
 また、「ありがとう」と「嬉しい」をたくさん伝えることも大切だと学びました。子どもと人としてブレてはいけないところをブレずに関わっていくことで信頼関係が生まれ、良い学級経営ができるのだと思います。

 4月から教壇に立ちますが、今日学んだことを実践しながら成長していきます。赤坂先生本日はありがとうございました。(澤本)


 こんにちは!8パジャマはズボンに入れる派か入れない派なら、入れ無い派の柴山です!今回は、赤坂先生から学級経営の根幹について学ばせていただきました。

 特に、学級で大切にしていることを子どもと共有することの大切さが印象に残っています。赤坂先生は、「人を傷つけるような言動をしない」があたたかい人間関係の根幹だと話していました。

 例えば、学級が騒がしい時も、うるささに対して叱るのではありません。人の発言中の私語や、言葉で傷ついている人がいることについて叱ると話していました。やはり、教師自身が一貫性のある指導をしていくことで考えが共有され、あたたかい学級の風土がつくられていくのだと思います。そのために、私も4月以降「人を傷つけるようなことか」を軸に指導しつつ、学級の関係性を築いていこうと思います。

 後期のゼミや卒論では、赤坂先生の著書から多くのことを学ばせていただきました。実際の講演や質疑応答から学ばせていただけたことが本当に嬉しいです。今回はありがとうございました。(柴山)

 
 こんにちは。身長を聞かれたら、3センチくらい盛る派の芝田です!!先生の著書である、『個別最適な学び×協働的な学びを実現する学級経営365日のユニバーサルデザイン』を読んでセミナーに参加させていただいたこともあり、普段よりもさらに深い学びがありました!

 1番の学びは赤坂先生の「話術」です。赤坂先生は、常に笑いをつくり、100人を超える参加者が2時間、ずっと集中できていたように感じました。先生の話には、鉄板のエピソードかなと思うような体験談や、自虐ネタ(すべり芸?)など多彩な笑いが散りばめられており、たくさん笑い、大事なところではグッと前のめりになって聴きと、まさに赤坂ワールドに引き込まれました。

 セミナー後の昼食会では、来年度からの私の不安に思っていることや、ゼミの後輩が卒業研究について感じてる疑問などについて、答えていただきました。一瞬で時間が過ぎてしまい、もっと質問したいがたくさんありました!!また、教師力アップセミナーに来ていただけたらなと思っています!!(もちろん本からもたくさん学ばせていただきます!)4月からの教員生活に向けて、今回の学びを活かしていきたいです!!(芝田)

2月10日第7回教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(安田・石川・尾崎)

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【安田】

 みなさん、こんにちは。9期生の安田です。本日、2月10日に行われた第7回教師力アップセミナーに参加させていただきました。

 今回は今回は、上越教育大学の赤坂真二教授に「授業づくりか?学級づくりか?というのはもうやめにしようー指導力ある教師に学ぶその仕事ー」というテーマでご講演いただきました。とても楽しみにしていた赤坂節は、本当に引き込まれるもので、学ばせていただくことがたくさんありました。

 思い返すと実習を通して、「学級経営って難しいな」「明日の授業づくりどうしよう」と考えていた自分がいたように思います。しかし、「特別活動を要として、教育活動の基盤をつくることで集団としての質を高めるから、授業と学級経営を分けて考えるものではない」という言葉を聞いてハッとしました。

 目の前のことを上手くいくようにしようとすることは悪いことではないけれど、その結果には日々の子どものとの関わりが大きく影響するのだと学びました。その関わりこそが学級経営であるということなのです。

 そして、もう1点。「見た目が違うのだから、他の先生と同じ指導スキルは通用しない」ということを聞いて、確かに!!!と大納得しました。大切なことは、教わったことを同じように行うことではなく、自分は子どもたちから「どんな先生として見られているか?」を考え、自分を知るということです。そうすれば、自分に合った指導法を見つけることもできるようになるのです。子どもたちが言うことを聞いてくれないのは「指導力がない」のではなく、「指導方法を見つけてない」状態であるというだけなのです。
 
 さらに、教師である自分の欠点を子どもたちに晒すことで子どもたちからの「見え方」は大きく変わります。そうやって少しずつ弱みを見せることで親近感が生まれ、良い関係を築くことができていくということにとっても驚きました。

 ご講演いただいた赤坂先生、本当に貴重なお話をありがとうございました。まだ、経験値はゼロですが、学級経営について学ぶことはすごく楽しく、教壇に立つことがより一層楽しみになりました。今回もこのような機会をくださった玉置先生、運営の先生方ありがとうございました。8期生のみなさん今までお疲れ様でした!10期生のみんなはこれからよろしくね!(安田)


【石川】

 みなさんこんにちは!10期生の石川です。初めての教師力アップセミナーに参加させていただいた際の素敵な学びについて今回は書かせていただきます。
 
 私の率直な最初の思い・感じたこと。それは、生徒側の視点しか経験してこなかった私の素直な発見・驚きになってしまうのですが、いつも生徒に学びを与える側の先生という立場の人も実は学び続けてくれているのだ、という新発見ができたことの喜びです。そして素直な気持ちで、尊敬・感心の気持ちが沸き上がりました。

 玉置ゼミでの活動が始まり、間もない期間ですが、こんなにも素敵な新発見ができる場面に既に何度か立ち会わせていただいています。そんな素敵な体験ができているこの環境に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 さらに、先輩方の運営への関わり方、仕事ぶりにはとても感心しました。また、1人の大人としての振る舞いや、来場される方への対応は素晴らしいもので、私もそのような姿になりたいと、またひとつ玉置ゼミの素敵な所を知ることが出来た良い1日になりました。そして、私も次回からは自分で何が必要なのか、何をすれば良いのかを考えて臨機応変な心配りで運営に携わりたいと思いました。さらに、1回目のセミナーで赤坂先生と出会い、お話を聞けたことはとても大きな刺激になりました。

 今回赤坂先生の講義テーマは、
「授業づくりか?学級づくりか?というのはもうやめにしよう」でした。

 学校生活の中で大半を占める時間が授業です。だからこそ、学級作りと授業づくりは一貫して考える。つまり、学級作りが上手く行っている時は、授業も自然と上手く進むし、授業が上手くいっている時は、学級づくりが上手く行っている証拠。という考えにはとても納得しました。

 今回の講義のキーワードは「関係性」であると私は認識しました。その中で、仕事の成功は「関係性」の成功にあり。という言葉があるように、教師と生徒も、全ては「関係性」というお話には、なるほどな。と思わされました。関係性を築く1番の有効な方法として、教師からのフィードバックだというお話がありました。

 その時に、自分の中学時代を振り返ってみると、先生からのプリントに書かれるコメント、つまりフィードバックを毎回楽しみにして提出物を出している自分がいたことを思い出しました。先生にたくさん評価して貰えるように一生懸命頑張って課題を行う自分を思い出しました。それは、やる気の根源のひとつが先生からのフィードバックになっていたのだと今日改めて気付かされました。中学校の頃の私はまんまと先生の罠に引っかかっていたということですね!笑笑

 このように、先生からのフィードバックは確かに私をやる気にさせていたし、「ちゃんと見ているよ。」ということの証明になり、存在意義を見出してくれていました。このことを思い出しながら赤坂先生の話を聞いていると確かにその通りだ。と深く共感しました。

 赤坂先生は、会場全体を巻き込んで終始笑いの絶えない講義を行ってくださいました。この進め方こそが、赤坂先生のおっしゃる「関係性」を築くためのひとつのポイントなのだと感じました。尊敬される部分を出しながらも、なんだか親近感を持たせる雰囲気。それこそが大切なんだと身をもって体験させていただいた講義でした。教師も生徒も人対人。だからこそ、相手意識をもち、心と心で接することがいかに大切かを学びました。それと同時に、感情だけでなく、しっかりとした理論や構造を学び、その両面を組み合わせることができる教育者が素敵な学級づくりに、1歩近づけるのだと学びしました。

 私も学び続けられる人間味溢れる素敵な教師を目指したいと。あらためて強く思えた素敵な1日でした。赤坂先生、素敵な講演をありがとうございました。(石川)


【尾崎】

 みなさんこんにちは!10期生の尾崎勇吾です。今回は2月10日に行われた、第7回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。

 今回、初めて教師力アップセミナーに参加させて頂きました。講師の先生は上越教育大学教授の赤坂真二先生でした。演題は「授業づくりか?学級づくりかというのはもうやめにしよう−指導力のある教師に学ぶその仕事−」というものでした。自分は大学での授業を行っていく中で、いい学級を作れるか、いい授業をできるかという2つの不安を抱いていました。

 しかし、赤坂先生は「学級経営が車で言うと道路、学級においては基盤になる」とおっしゃっていました。確かに今まで、授業は授業、学級経営は学級経営という風に二分化して考えていました。しかしそうではなく、学級経営を上手く出来ないとどんなにいい授業でも最大限の効果を発揮出来ないと思いました。

 また、お話を聞いて学級経営を行う上で、自分の中で特に大切だと感じた2つの点がありました。1つ目が関係性についてです。赤坂先生は「仕事の成功は関係性の成功にあり」と豪語していました。この言葉の通り、関係性が上手く行けば仕事、学級経営も上手くいくとのことでした。これは先生、子供の関係性もそうですが、子供同士の関係性もカギを握っていると感じました。赤坂先生は学級経営をする上では秩序を作ることが大切とおっしゃっており、その中で特に最優先とする事項が「傷つける言動をさせない」というものでした。確かに仲のいい学級よりも、傷つく人がいない学級の方がいい学級であると自分も感じたし、そういう決まり事を作り、守れなかったら指導するという風に決めておけば、子供の中にもひとつ線ができるのかなと考えました。
 
 2つ目は、縦糸、横糸の2つの機能要素についてです。赤坂先生のいうこの2つの糸は、縦糸が「ひきあげ機能」、横糸が「養い機能」というものでした。自分はまだ現場に出て指導をした経験はありませんが、難しいだろうなと思っているのが子供との関係づくりで、特に指導に関しては少し苦手かもしれないと考えていました。というのもどこまで叱ればいいのか、それをどのようにケアし、その後はどのような関係作りをしていけばいいのかと言うのがとても不明瞭だったからでした。ですが赤坂先生は「縦糸:横糸=3:7」という風に明確な比率、基準を提示して下さったことで、叱ったり指導したりするタイミングや回数が少しだけわかりました。

 学級経営をする上で、多くの子供がいて、様々な問題があると思います。ですが、今回お話してくださった関係性と2つの機能、その中に含まれるルール・秩序作りを意識すれば良い学級経営に少し近づくのではないのかなと考えました。

 また、今回初めて教師力アップセミナーに参加して、多くの刺激を頂くことができました。普段大学にいて生活しているだけでは今回の赤坂先生のお話のようなものを聞くことはできないし、このセミナーに当たり前に参加させて頂ける非常に恵まれている環境に感謝の気持ちでいっぱいです。今後も同じようにセミナーがたくさんあると思います。その度に色々な先生から多くのことを吸収して自分の糧にしていきたいと思います。改めて今回、このようなセミナーを開催し、参加させてくださった、玉置先生、運営の先生方、本当にありがとうございました!(尾崎)

2月10日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(齋木・古賀)

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 こんにちは!玉置ゼミ10期生の齋木です。2月10日に教師力アップセミナーに参加させていただき、赤坂先生から多くの学びを得ることができました。そこで今回は赤坂先生の講演から得た学びを記事にさせて頂きたいと思います。

 赤坂先生の講演では、学級経営に関して説明していただきました。そこで私は3つの学びを得ることができました。

 まず1つ目。私は学級経営の本質を理解していませんでしたが、赤坂先生の以下のような説明でようやく理解できました。

 赤坂先生によると日本人の性格上つながりを好みません。そんな中、日本の教育はつながりを大切にして、人間関係ができて学級が機能するが、最近問題となっている、いじめが原因による不登校問題。このような問題が起きないように、クラスの人間関係を工夫して上手く作るのが教師だとお話されて、教師にとっての学級経営の大切さが非常によくわかりました。

 そして2つ目。学級経営とは、特別支援でもあり、みんな何らかの支援が必要であること。さらに、教師はただ授業を教えるだけではなく、クラス全体を見て、学級の安定を保つことが重要であることが分かりました。また、その安定のためには、児童・生徒が「この授業を受けたい」と思ってくれるような『学習環境の最適化』という言葉があり、強く心にしみました。

 最後に3つ目。『教師が判断する学級経営の順調さと各因子の影響』というモデルで、まずは、受け入れて、それからしつけをし、秩序をすると和やかになるということで、和やかなクラスを作るためには秩序が必要であるということです。このモデルを知って、私の以前のイメージだった、「和やかなクラスは先生があまり叱らない」とは異なり、ルールやマナーを破ったら注意し、メリハリをつけられる指導が必要であるということが分かりました。私は、児童・生徒に叱ることで、「距離が離れてしまうのではないか」という恐怖心があります。ですが、それでは秩序が保てず、たるんだ学級になってしまい、学級崩壊の可能性も考えられる。そのためには、ルールを破った児童・生徒にはしつけをし、将来、和やかな学級を作るために、今回学んだモデルを頭に入れておこうと思いました。

 私は今回の教師力アップセミナーに参加させて頂いて、学級経営において様々な学びを得ることができました。今回学んだことは将来教師となった時、非常に重要なことだと思うので、忘れず、今年の教育実習で、実践は難しいと思いますが、できる範囲でも、頑張ってみて、意識していこうと思います。このような貴重な機会、お話を聞かせていただきありがとうございました。(齋木)


 こんにちは。9期生の古賀です。今回は先日行われた、教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回のセミナーでは赤坂先生にご講演いただきました。

 赤坂先生の話はとても面白く聴き入ってしまいました。中でも、学級経営にあたって、何人も誰からも精神的、肉体的に傷つけられることがない状態をつくっていくことは私の卒論テーマに近しいこともあり、とても勉強になりました。

 授業は学級経営あってこそということ。ホスピタリティを高めていくこと。子どもたちと関わる上で「受容」することが大切であり、しつけと秩序の両方を確立させ縦糸を。教師と子ども、子ども同士の心の通い合いの緯糸を絡ませながら学級経営をしていくと良いことを学びました。コロナの影響などでつながらない理由が増えがちだが、学校教育では、子と教師・子ども同士のつながりが大切だと考えるので、それぞれの関わりにおいて、教師としてできることは何か考えていきます。また、学級の雰囲気は、子どもが教師をどのように認知しているかに影響されるため、受容と親しみ易さ、子どもが思いやりを発揮する場を設定することなど、信頼され指導を受容してもらえるような教師になれるよう努めていきます。

 赤坂先生、面白く学びのある素敵な講演をありがとうございました。今回の学びを生かしながら、さらに学び続けていきます。運営委員の皆さん、今回も貴重な学びの場をありがとうございました。(古賀)

2月6日一宮市立西成東小学校訪問での学び(荒木)

 こんにちは!9期生の荒木です。2月6日に、一宮市立西成東小学校を訪問させていただきましたので、そこでの学びを記事にしていきます。

 先生方の授業の参観からは、
・教科書の内容を教えるだけでなく、「自分だったら?」と想像させる 
・自分事として捉えるために、1人1つホワイトボードを持ち、意思表示する

 玉置先生からは、
・話し合いの時間は教師が決める。「もうちょっと時間ほしい?」と聞いてしまうと、何となくで児童が手を挙げてしまうので聞かない。
・児童が話した言葉を黒板に残しておき、他の児童の言語化の材料にする(思考は言語化しないと使えない)
・反応の早い子だけが発言するクラスは、一人一人が自分事として考えられるように、すぐに発言させるのではなく、まず全員が心の中で思い浮かべるように指示する
・間違えた児童にもう一度発表の機会を与え、間違いを授業時間内に解決できるようにする
・沈黙は考えている証拠
・振り返り時は黒板のキーワードをちょっとずつ消していき、どんどん喋らせる(有田和正先生の振り返り技術)
など、また新しい授業技術を沢山教えていただきました。

 教員採用試験が近づき、筆記試験の対策に手一杯になっている毎日ですが、やはり現場での学びは違うなぁと感じます。春休みは何度か学校訪問に行きましたが、毎回新しい学びばかりで、各学校の先生方からも「学生のうちから現場で学べるなんて、本当に貴重な体験をさせてもらっているね」と声をかけていただきます。このような環境で学ばせていただける感謝を忘れず、残り1年しっかり力をつけていきたいと思います!(荒木)

※ 写真は一宮市立西成東小のホームページからいただきました。
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2月6日一宮市立西成東小学校での授業参観での学び(岡田)

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 こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は2月6日に行われた一宮市立西成東小学校の授業を参観させていただいて学び得たことを話していきます。

 4時間目と5時間目で様々な学年の算数と社会の授業を参観させて頂きました。

 算数の授業では、子どもたちが今日の授業のめあてを考えていたり、自分の考えを水性ペンで書いていたり、23×3と23×30のように少し似ているものの違いを考えさせることにより、何度も考えを書き直すことが出来たり、自分が気になった事をめあてにしたりして、子どもたちが学びたいと思ったことを意欲的に学ぶことができたり、自分の学びをより深いものにすることが出来ることを学びました。

 また、どの教科でも子どもは分からないと感じると周りをキョロキョロしていたり、手を挙げなかったり、黒板を写していたり、何かしらの行動を行っていることがあることを学んだ。自分はどの子どもも取り残さないとともに子どもたち同士が支え合い高め合うために、デジタル教科書を見たり、黒板に書いたりすることに意識し過ぎることなく子どもたちの表情や行動を見て子どものサポートにすぐ入ることを意識して授業を行いたいと思います。

 まとめを子どもたちに行わせることにより、子どもたちは自分の今日の授業の中で大切であることを確認し、それをまとめて考えることにより、子どもたち自身が自己の学びを振り返るという「主体的な学び」に繋がることも学びました。

 その他に、「子どもがどんなこと言えたり書けたりしたら、この授業は大成功となるのか」という授業のめあてになる部分から逆思考で授業を作っていくことが大切であると学びました。このことを自分も生かしてこれからの授業づくりをしていきたいと思います。

 今回の一宮市立西成東小学校での授業参観を通して子どもの表情や行動には子どもが考えていることがそのまま出ていること、それを見逃すと取り残される子どもに繋がること、振り返りがどうして重要なのかを知り、子どもに伝えることなどの教師として必須のことを学ぶことが出来ました。自分にはまだ子どもを見る力が足りないと実感したので、今回学んだ事を活かしながら、これから様々な活動を通してこの力をつけていきたいと思います。

 一宮市立西成東小学校の皆様方、大変貴重な授業を参観させていただきありがとうございました。(岡田)

※ 写真は西成東小学校のホームページからいただきました。記事とは関係ありません。

8期生卒業論文発表会を受けて(9期生石上、久保)

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 こんにちは!9期生の石上です。今回は1月31日に行われた8期生の卒論発表について記事にしていきたいと思います。

 まずは、8期生の皆さん。卒論発表と2年間の玉置ゼミお疲れ様でした!先輩方の卒論発表は、私が実際に実習を行なって悩んでいた子どもとの関わりや、すぐに実践できる具体的な手立てなど、とても魅力的で子どもたちのことを1番に考えて作られた素晴らしい発表ばかりでした。

 約1年間、先輩たちと一緒に玉置ゼミで様々なことを学ばせていただきましたが、その度に先輩たちの姿に圧倒されました。また、優しくて温かい先輩方と一緒に学ぶことができて、玉置ゼミに入って本当に良かったなと感じました。

 私たちも来年の卒論発表に向けてそれぞれ取り組み始め、不安などもありますが、先輩たちのように堂々と発表できるようあと1年間、9期生、10期生のみんなと一緒に玉置ゼミで学びを深めていきたいなと思います!8期生の皆さん、本当にありがとうございました!(石上)


 こんにちは!9期生の久保朋輝です。今回は先日行われた8期生による卒論発表会についての記事を書きたいと思います!

 8期生の方々の卒論発表は、どれも個性的でとても参考になりました。特に、心理的安定性の話題やICTを活用する授業の仕方など、最近世の中で取り上げられているようなものも研究されていて、とても勉強になりました。

 8期生の方々は、初めて会った時からフレンドリーに接してくださって、私の憧れでした。色々な会場で率先して誰かのために動いている様子や堂々としている様子をよく拝見しました。私も先輩方のように成長出来るように、玉置ゼミで頑張りたいと思います。

 来年度の卒論発表会に向けて、私たち9期生も少しずつ動き始めています。自分が気になる事をあらゆる角度から研究し、同期や10期生などに伝えられるような研究にしていきたいと思います。8期生の方々、この度は本当にありがとうございました。(久保)

8期生卒業論文発表を受けて(9期生 安田)

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 みなさん、こんにちは。9期生の安田愛梨です。1月31日に、8期生のみなさんの「卒業論文発表会」が行われました。

 卒業論文の研究方法や、一人ひとりの想いなど、今まで先輩方の近くで聞いていたことが、形になった瞬間で、やっぱり先輩たちってかっこいいなと思えた時間でした。

 皆さんの発表は、自分が教壇に立ったときに役に立つことばかりで、先輩方の教育への熱い想いを感じることができました。また、玉置ゼミと福地ゼミのみなさんとリアルタイムで感想を書き込む活動を行なったことは、先輩方の発表から感じたことを共有でき、とても刺激的で面白かったです。

 学級づくりや授業づくりについて、思う存分研究できることがこの玉置ゼミの強みだと思います。卒論なんてまだまだ先のこと、、と思っていましたが、先輩方の発表を聞いて自分も頑張っていかなくては!と改めて思いました。

 玉置ゼミに入って1年、先輩方の姿を間近でみてきて、尊敬するところばかりでした。セミナーでの姿や、私たち後輩を暖かく迎えてくださる姿、採用試験に向けて一生懸命頑張る姿など、先輩方の大きな背中は私たちの憧れです。まだまだ9期生には足りない部分がありますが、これからみなさんのように志高く、頑張っていきます。

 8期生のみなさん、本当にお疲れ様でした!これからもずっとずっと応援しています!!(安田)

8期生卒業論文発表会を受けて(9期生長谷川、古川、由原)

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 こんにちは!玉置ゼミ9期生の長谷川です。今回は先日行われた8期生の方々による卒論発表会について記事を書いていきたいと思います。
 
 一人一人違ったテーマで書かれていた卒論は、一つ一つに魅力がありどの発表も聞き入ってしまいました。自分自身が実習などを通じて痛感した教育の難しさや子どもたちとの関わり方の難しさなどに対して、深い研究と自分なりの結論がしっかり出されていてさすが8期生の方々だな。と感じました。同時に今進めている自分の卒論はここまで立派なものに仕上がるのかととても不安になりました。 

 玉置ゼミに入って約一年が経ちますが、この一年の中の多くの場面で先輩方の凄さを感じてきました。優しさと玉置先生愛で溢れる8期生の方々がもうすぐ卒業されるのはとても寂しいですが、玉置ゼミの伝統を9期生が引き継ぎこれからも伝え続けていきたいと思います。

 本格的に教採対策が始まりました。先輩方からの学びを活かしながら9期生共に成長していきます。8期生の皆さん約一年間ありがとうございました!(長谷川)


 こんにちは、9期生の古川です!今回は先日行われた8期生の卒論発表について書いていきたいと思います。

 2年間のゼミの集大成である卒業論文を8期生の皆さんが発表してくれました。1人1人、個性があり学びがあり、メッセージ性の強い内容ばかりでした。体調不良で参加出来なかった先輩方の発表も聞きたかったです。

 僕たち9期生も少しずつですが卒業論文を手掛け始めています。これで良いのか?合っているのか、まだまだ手探りな感じですが先輩方のようにかっこよく発表できるように精進していきたいです。

 恒例の昼食会もゼミ生みんなで盛り上がれて良かったです。やっぱり9期生はこういう催しには長けてるな〜と改めて感じました。

 ゼミ生活もあと1年です。玉置ゼミに入った初心を忘れず、玉置先生の下でレベルアップし続けていきます。(古川)


 こんにちは!9期生の由原希音です。今回は、先日行われた8期生の皆さんの卒論発表会について記事にしていきます。

 一人一人の卒論の内容は、私自身が実習で悩んでいた部分と重なってたところもあり、発表をきいてとても参考になりました。どれも根拠が明確で、聞いていて説得力がありました。2年間のゼミでの学びがたくさん詰まった、素敵な発表でした!

 約1年間、8期生の先輩方の背中からたくさん学ばさせていただきました!特に、ゼミ合宿で面接指導の助言をきいて本当に先輩の偉大さを実感しました。私も、来年には先輩方のように堂々とゼミでの学びを発表できるよう頑張ります!

 今回初めて8、9、10期生が一緒になって、改めて玉置ゼミはあたたかい場所だと感じました。このゼミで、みんなと高め合えることに感謝して、残りの1年も頑張っていきます!(由原)

8期生卒業論文発表会を受けて(9期生古賀、荒木)

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 こんにちは。9期生の古賀です。先日行われた8期生の卒業論文発表会について記事にしていきます。

 先輩方の素敵な発表を聴き、子どもとの関わり方や授業づくりなどについて新たな視点と気づきを得ました。澤本さんの発表で「いじめが発覚したとき」の教師の話術には、実際にいじめが起きてしまったクラスの一員だと感じるほど引き込まれました。私は実習中や現在でも、話すときの抑揚・間・リズムの取り方が下手で聞き取りにくいことが多いので、改善できるよう意識しながら話していきたいと思いました。

 また、心理的安全性を高める手立てや学級経営での「3・7・30」でルールを徹底させることなどをお聴きし、漠然としていた私の卒業論文の方向性が見えてきたと思います。先輩方の姿を見て、玉置ゼミの一員として恥ずかしくない発表ができるよう学び続けていかなければと思いました。

 8期生の皆さん、短い間でしたがありがとうございました。共に学ばせていただけたこと嬉しく思います。新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。卒論に教採、不安や焦りがありますが、どちらも理想の教師になるための通過点でしかないので9期生のみんなと協力して乗り越えていきます。(古賀)


 こんにちは!9期生の荒木です。8期生の先輩方の研究は、教師になる上で必要で、すぐにでも実践できるような魅力ある発表ばかりでした。

 特に、「教師の話し方」についての8期生澤本さんの発表が印象的でした。発表が終わるまでの10分間、抑揚、間、リズムを駆使した話し方に引き込まれました。実演時だけでなく、常に引き込まれるその話し方は、積み重ねた研究により自分の力として染みついたものだと肌で感じました。私にとっても教員になるために身に付けたい力であるため、論文を拝読し、日頃から実践していきたいと思いました。

 念願だった玉置ゼミでの生活も残り1年…!教師になるために不安なこと、まだやりきれてないこと、沢山あります。来年の卒論発表会では、教育についての自分の思いを胸を張って語れるよう、活かせるチャンスは最大限活かして学びを積み上げていきたいと思います。

 優しくて温かい8期生の先輩方と1年間学びを共にできたことをとても嬉しく思います。ありがとうございました。そして、2年間お疲れ様でした。これからも応援しています!!(荒木)

2月7日 小牧市立味岡小学校での学び(間宮)

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 こんにちは!10期生の間宮です。2月7日の小牧市立味岡小学校訪問での学びを記事にしたいと思います。

 最初に、5年生の英語の授業を見させていただきました。子どもたちが日本人役と外国人役に分かれて、日本の良さを説明するという活動を行っていました。活動の前半が終わり、役割を交代するタイミングで、今までの活動の振り返りが行われました。子どもたちは「ジェスチャーをもっと増やすといいよ」「会話の途中で間が無い方が自然だよ」など、具体的なアドバイスをクラス全体で共有していました。その後、活動の後半に移り、授業が終わる前に「後半の活動は、前半と比べてどうだった?」「みんなのアドバイスは生かせた?」といった振り返りがありました。

 模擬授業など、これまでの経験の中で英語の活動はだらだらとなってしまいがちだと思っていたので、こうやって活動の間にも振り返りの時間を入れると良いと学びました。実際に、後半の活動の方がより良いものになっていましたし、振り返ることで学びが明らかになっていると思い、振り返りの必要性を強く感じました。

 その後も2つの授業と、最後に2年生の算数の授業を見させていただきました。この授業での先生の発問がとても印象的でした。それは「今のAさんの発言、自分の言葉で説明してみてくれる?」「Bさんの説明ってどういうこと?」など、子どもたちに言語化させる発問でした。言語化することで、本当に理解できているのかを確認できたり、学び合いができたりするので、大切な発問だと思い、自分も取り入れたいと感じました。他にも「みんなここまでは理解できた?」といった声かけもされていたので、誰も一人にしないことや学び合いをとても大切にされているんだと思いました。
 
 研究協議にも参加させていただいて、先生方のお話を聞かせていただきましたが、初めてこうやって授業研究をすると知り、身が引き締まるような感覚がありました。初めて経験させていただくことや多くの学びがあり、大変貴重な一日でした。ありがとうございました!(間宮)

2月7日小牧市立味岡小学校での学び(河上)

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 こんにちは!10期生の河上です。今回は2月7日に訪問させていただいた味岡小学校での学びを記事にしたいと思います。

 今回5年生、2年生、1年生の授業計8つの授業を見させていただきました。全ての授業においてペアやグループ交流などを取り入れており、教師からの一方的な授業ではなく、教師−児童、児童−児童の相互的な授業でした。また、話し合いの際には児童たちはみんな積極的に話し合いをしており、一人一人が輝いており誰1人取り残されることはありませんでした。多くの授業を見学させていただきたくさんのことを学ばせていただきましたが、その中でも今回は2つ書いていこうと思います。

 1つ目は「指示」についてです。3時間目に1年生の算数の授業を見させていただきました。授業の中で先生が指示をすると児童は1回で指示を聞き、授業がとてもスムーズに進行していました。先生の指示は簡潔で的確であり、2回同じ指示は出していませんでした。私はこの授業を見てとても衝撃を受けました。1年生は45分間集中して授業を受けることはできないと思っていたからです。

 しかし、「指示」の仕方を工夫するだけで授業はスムーズに進行することを学びました。この授業から学年によって「〇〇はできない」と決めつけるのではなく、教師側が工夫をすることで「できる」環境をつくることができると思いました。指示は「1回で簡潔に」を意識していきたいです。

 2つ目は子どもの発言から課題の設定をすることの大切さである。5年生の理科の授業では「つかむ段階」で前回の授業を振り返りを行い、先生が児童に対していくつか質問をしていました。その時の児童の言葉を活用して本時の課題につなげていました。先生が決して答えを言うことはなく、児童が考えていました。児童の言葉を利用して本時の課題を設定していたので児童は興味関心をもち積極的に授業に参加していました。私も先生側から課題設定をするのではなく、子どもの声から課題を作る授業をしたいと強く思いました。

 味岡小学校の先生方へ
 味岡小で学んだことを活用し、教育実習やこれからの授業に臨みたいと思います。また、先生方の学びづける姿はとてもかっこよかったです。「学び続ける教師」はかっこいい!と身をもって感じることができた1日でした。本当にありがとうございました!!

 最後に、今回、玉置ゼミに入って初めての学校訪問でした。大学の講義では絶対に学ぶことのできない貴重な発見、学びがありました。これは玉置ゼミでしかできないと今回実感しました。この2年で多くの学校を訪問したくさんのことを学びたいです。(河上)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係がありません。

2月7日小牧市立味岡小学校での学び(森山)

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 こんにちは!10期生の森山です。今回は、2月7日に訪問させていただいた、小牧市立味岡小学校での学びを記事にしたいと思います。

 まず、「指示」についてです。私は、1年生の授業を観させていただいた際、1年生でこんなに指示が通るんだ!と驚きました。二度と同じ指示をしていなかったり、指示の一つ一つが簡潔でした。今日使う分だけ机に出すことや、分からなかったら手を挙げるなど、学級のルールが徹底されていました。

 私は、1年生の場合、最初から最後まで集中して授業を受けるのは難しいのではと思っていました。しかし、学級のルールを徹底し、指示の仕方を工夫することでメリハリのある授業になると学びました。1年生の行動がとても素早く、感動しました。伝わりやすい指示の仕方を勉強していこうと思いました。

 また、教師は教科書の言葉をあたりまえに使いますが、子どもが分かっていない場合もあることを念頭に置きたいと思いました。私たちが普段何気なく使っている言葉を振り返り、子どもたちが分かるかどうか考え直したいと思いました。

 次に、「振り返り」の大切さについてです。振り返りを自分だけで終わらさず、共有化すると良いことを学びました。振り返りをし、他の人と交わることで分かることがあり、メタ認知力を高めることにつながると学びました。学び合いとは、「1人で学べること」と、「1人では学べないこと」の間にある「友達となら学べる」ことであり、振り返りの共有化をし、相互に啓発していくことで、良い学び合いにつながると思いました。

 最後に、1日を通して、味岡小学校の先生方の学びに向かう姿勢にとても感動しました。私も、常に学び続ける教師でありたいと思いました。味岡小学校でのたくさんの学びを教育実習に活かしていきたいです。味岡小学校の先生方、玉置先生、貴重な学びの機会をありがとうございました!(森山)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係はありません。

2月7日小牧市立味岡小学校での学び(松野)

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 こんにちは!玉置ゼミ10期生の松野です。2月7日に小牧市立味岡小学校での校内授業研究会に参加させていただきました。今回はそこでの学びを記事に書かせていただきたいと思います。

 私は第5学年の5教科の授業や特設授業の第1学年算数、第5学年社会、第2学年算数など、計8つの授業を見学させていただき、多くのことを学ばせていただきました。子どもたちは自由に自分自身の考えや意見を発言することができており、私も子どもたちが意見を言いやすい雰囲気や学びやすい環境をつくることができるような発問や関わり方を身に付けていきたいと強く感じました。

 多くの授業を見学させていただいた中で、特に学級経営の大切さや発問の仕方、声かけの大切さについて学びました。

 まずは学級経営の大切さについてです。授業の中でペアやグループで話し合いや意見交流をする場面が多くあり、子どもたちは活発に話し合いを行っていましたが、先生が話し始めると子どもたちの話は止まり、先生の話を聞いていました。また、子どもが発表したことだけでなく、子どもがこぼした言葉にも耳を傾け、詳しく聞くなどして学びを深めていました。そのため、私は学級経営と授業が繋がっていることを実感し、学級経営が大切であると学ぶことができました。

 次に発問の仕方や声かけの大切さについてです。課題に対して子どもたちが困っている様子が見られると、オーブンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使い分け、子どもの考えを引き出して全体に広げていました。そのため、子どもが答えやすい質問から学びを深めていくことの大切さを学ぶことができました。また、教師が話したり説明したりするだけでなく、「○○さんのように…」などと子どもを授業での対話に参加させることができるような声をかけており、声の掛け方を工夫することの大切さを学ぶことができました。

 このように、私も学級経営や発問を大切にすると同時に、子ども同士を繋ぎ、子どもの学びを広げることができるような声を掛け、子どもたちが自由に意見を言うことができる雰囲気や学びやすいと感じる環境をつくることができる教師になりたいと思います。そのために心理的安全性を高め、子どもが仲間に伝えられる機会をつくり、常に子どもたちが疑問に思う言葉など、子どもたちの目線に立って物事を考えていきたいと思います。

 このような貴重な機会をつくってくださりありがとうございました。(松野)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係ありません。

2月7日小牧市立味岡小学校での学び(池田)

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 みなさんこんにちは!10期生の池田です。今回は先日の味岡小学校での学びを記事にしたいと思います。

 まず、公開授業が行われる学級に入った時、私はあることにとても驚きました。それは、机の配置です。味岡小では机の配置をコの字型にして、児童が学級全員の顔を見ることができるよう工夫していました。

 私が小学生の時は、このようなコの字型の机の配置はあまりメジャーではなく、全員が前を向いて座り、グループ活動の時のみ机をつなげる方法が一般的でした。コの字型の机配置は、児童がお互いの顔をいつでもみることができるため、全員が発表者の方を向いて話を聞くことができることや交流がしやすいという良さがあります。

 私は岐阜県出身で、これまで岐阜の授業スタイルしか見たことがありませんでした。しかし今回初めて愛知の授業を観させてもらい、授業スタイルの違いを実感しました。

 さて、ここからは授業を観て学んだことを大きく分けて2つ書こうと思います。
 
 一つ目は、子どもの声から発問を作るということです。まず児童の身近なものを例に挙げ、学習内容に興味関心を持たせ、いくつか発問をします。そのなかで子どものつぶやきを取り上げ、本時の課題へとつなげていきます。先生方はこのつなげ方がとても上手く、児童が学習に意欲的に取り組むためにはこのことが大きく関係していると感じました。学習課題を掴む段階で学びたい、知りたいと感じ、意欲的に学習に取り組んでもらえるよう、児童のつぶやきや発言から発問をつくっていきたいです。

 二つ目は振り返りの共有化をすることです。私が観させていただいた授業では、授業の最後に個人の振り返りをタブレットに入力し、それをみんなで共有する時間がありました。その時に、あるグループで「そのこと書いてなかった!」や「〇〇さん上手くまとめられているね!」などと、他の児童が発表した振り返りを聞いて、自分の振り返りを見つめ直す姿がありました。私は、これこそ「振り返りの共有化」をすることの良さだと思いました。振り返りを自分のなかだけで終わらせるのではなく、仲間と共有することでお互い良い気づきができるということを学びました。

 今回は教育実践観察以来の学校訪問で、久しぶりでしたが、実際の学校現場で先生方の授業を観させてもらい、大変勉強になりました。このような貴重な機会をくださりありがとうございました!(池田)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係ありません。

2月7日小牧市立味岡小学校の授業参観で学んだこと(岡田)

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 こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。先日、小牧市立味岡小学校の授業を参観させていただきました。

 まず、すべての授業を見せて頂いて感じたのはほとんどの授業で子どもたちが「分からない」ことをグループ活動などで発言できていたことです。これは子どもたちの中で「分からない」ことを聞いても周りがサポートしてくれるという安心感や、信頼性ができているからだと思います。どのクラスも心理的安全性が高いと感じました。

 また、どの授業でもある子どもが発表している時にその発表者の方に自然と体が向いていました。このことからもどのクラスも安心感のあるクラスになっており、子ども同士の信頼関係が築けていると感じました。

 算数の授業では前の課題と関連付けて考えさせることがとても大切であると学びました。小牧市立味岡小学校の算数の授業では、前回の授業の振り返りを導入の部分で取り上げていたり、前回学んだことを授業の中で取り上げていたりしていて、授業での課題で子どもたちが考えやすくなっていたり、「前やったことが使えるんじゃないか」と前とつなげることにより子どもたちも興味を持ちながら課題に取り組むことができていました。このことから、算数の授業では前やったことと繋げていくことの大切さを学びました。

 さらに、小学校低学年の授業では、ルールを徹底させていたり、授業に必要のないものはあらかじめしまっていたり、指示を細かくしていたり様々な工夫がされていると感じました。授業に必要のないものがあったら、遊んでしまったり、指示を細かくすることで子どもたちが指示を理解しやすくなり、他のことをする子どもが居なくなったり、ルールを決めて、徹底させることで、ある程度緊張感のある授業づくりになっていくことを学びました。

 加えて、どんな子どものつぶやきでも聞き逃さず、授業内で取り上げていました。このことにより、子どもたちは自分の発言もちゃんと聞いてくれると安心感が出てきたり、子どもたちの興味関心を持たせつつ授業をすることができていました。私も子どもたちのつぶやきを聞き逃すことなく取り上げ、子どもたちが興味関心を持ちつつ、安心感のある授業づくりをしていきたいと思います。

 今回の小牧市立味岡小学校での授業参観でたくさんのことを学ばせていただきました。今回学んだことをこれからに生かしていきたいと思います。味岡小学校の皆様、大変貴重な学びの機会をありがとうございました。(岡田)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係ありません。

2月7日 小牧市立味岡小学校での学び(尾崎)

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 こんにちは!10期生の尾崎勇吾です!2月7日に小牧市立味岡小学校に赴き、授業参観及び協議会に参加させて頂きました。今回はそこでの学びについて記事にしていきます。

 今回は2限では4つの授業を、3.4.5限は1時間通して授業参観をさせて頂きました。授業の作り方や発問、反応など学ぶことが多くありましたが、その中で特に興味を持ち、着目したのがタブレットの使い方でした。1年時、2年時と学校ふれあい体験、教育実践観察に行かせて頂きましたが、今回のようなタブレットの使い方をしている学校はありませんでした。今までの殆どが教科書を映したり、電子教材のような使い方をしているだけでしたが、味岡小学校では授業内での活動や振り返りにも積極的にタブレットを使用していました。

 授業内での活動としては、3限に観させて頂いた、1年生算数「かずの大きさを比べよう」の授業が特に印象的でした。この授業での使い方は、おはじきを使った点取りゲームの結果を写真に撮って全体共有したり、隣同士で点数をタブレットに書き込んだりするものでした。このゲームの結果をロイロノート内に残しておくことで後で見返すこともできるし、自分でこなした作業なので学習内容が定着しやすいなどの効果もあるのかもしれないとも考えました。

 また、ほとんどの授業で振り返りをタブレット上で行っていました。放課後に行われた3限の授業分科会に参加させて頂いた際にも話が上がったのですが、タブレットで振り返りをすることによって手書きと比べて子どもの意欲が増したという話を聞きました。「手書きに比べて楽で、タブレットに興味があるだけなのかもしれないけれど意欲が出ていることは確か」とのことでした。

 自分自身、この活動を見て、「タブレットで振り返りを行うことによる内容の変化」について気になっていて、質問をさせて頂きました。それについて、「ロイロノート上で振り返りをふることで全体に共有ができ、クラスの前で発表ができる。それによって子どもが「嬉しい」などの気持ちを抱くことが増え、より意欲的に取り組むようになった。」や「先生と子どもの1対1のやり取りから、1対多になったことで「見られている」という意識が生まれ、適当な内容が少なくなった」との答えを頂きました。これについて、小学1年生からそのような変化が見られることについて驚いたと同時に、手書きではなかなか書けない長い文が書けることがとても大きな効果を生み出しているのだろうと感じました。

 今回はタブレットの使い方に着目して学び得たことを書かせて頂きました。自分が小学生の頃にはなかった活動でしたが、とても効果のある良いものであることを肌で感じることができました。今後もタブレット活動に目を向けながら学んでいきたいです。今回、このような貴重な学びの機会を設けてくださった玉置先生、そして学ばせて頂いた味岡小学校の先生方、本当にありがとうございました!(尾崎)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係ありません。

2月7日 小牧市立味岡小学校授業での授業参観・講演からの学び(齋木)

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 こんにちは!10期生の齋木です。2月7日に小牧市立味岡小学校にて授業参観・講演に参加させていただきました。今回はそこでの様々な学びを記事にさせていただきます。

 私は、愛知県出身ですが、大学での実習先が、岐阜県の小・中学校であり、愛知県の授業を児童・生徒であった以降初めての参観でした。当然ですが、私が児童であった頃の授業とは大きく異なり、ICTを取り入れた授業や教師主体ではなく児童主体の授業でした。こうした令和の新しい授業は大学で学んでおり、知識としては頭に入っていましたが、実践してみると考えると難しく、イメージも全くできませんでした。ですが、今回の様々な授業に参観させていただいたことで、より具体的に理解できるようになりました。

 今回4つの授業に参観させていただいたのですが、その中でも印象に残った2つの授業について学んだこと・発見を説明させていただきます。

 まず当日私が1番最初に参観した5年生の外国語の授業です。後の全体会の時に、授業をしていただいた先生が「英語嫌いを作って中学校に行ってほしくない」とおっしゃっており、こうしたことが小学校での外国語の授業での教師のやるべきことだと分かりました。

 そして、先生の授業ではパワポを使ったり、今まで習ったことを復習として取り入れていたり、楽しい活動を取り入れていて、素晴らしい授業作りで、非常に心に残りました。そして何よりもつまらなそうにしている児童が1人もいなかったのがとても驚きました。私も英語専修で今年実習があるため、誰もがつまらないと思わない授業にしたいと思いました。

 もう1つが1年生の算数の授業です。私は今まで大学の実習で高学年を見ており、低学年の授業を参観したことがなく、初めてでした。また、低学年は思いついたことをいろんなところから発言したりとまとめにくいと思っていましたが、先生の適切な指示で切り替えて動いていたので、指示の仕方がとても重要であるということが分かりました。

 また、点取りゲームではずるしないよう注意を伝えて、児童たちも失敗してもやり直しせずにいました。中でも授業で1番真似したいと思ったのが、使わないものはしまわせて机の上をきれいな状態にして、タブレットで遊んでしまわないように学びの状態を作ること。「手はお膝」とおっしゃることで先生の授業を聞くようにさせる工夫があり、こうしたことがメリハリをつけさせる重要なことであることが分かりました。

 最後に全体会での玉置先生の話を聞いて、今回参観させていただいた授業を通して重要なこと。教師としてやるべきこと。また、現在の教育に求められていること(例えば「個別最適な学び等」)を学ぶことができました。今までは知識として取り入れていましたが、今回実際に学校に伺うことで視覚的にみて様々な学びを得ることができました。今後も様々な実践的な学びを通してこのゼミでより良い教師になるために学んでいこうと思います。ありがとうございました。(齋木)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係はありません。

8期生 卒業論文発表会を受けて(10期生 河上・池田・森山)

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 こんにちは!10期生の河上陸です。先日、8期生の卒業論文発表会に参加した時のことを書きたいと思います。

 先輩方の発表は学級経営や個別最適な学び、心理的安全性、教師の話術など実践的な研究テーマでした。特に印象に残っている発表が2つあります。

 1つ目は柴山さんの心理的安全性についての発表です。心理的な安全性をつくる子どもとの関わり方として子どもに恥をかかせない関わり方をすることが大切であり、直接的な指導だけでは心理的安全性はできないのでユーモアを交えた切り返しをすると良いと述べておりこのことを覚えて教育実習などに行きたいと思いました。それ以外の方法もたくさんも発表して下さりました。私は10期生のゼミ長として、柴山さんの発表を参考にして10期生の中の心理的安全性を高めていきたいと思います!

 2つ目は澤本さんのやる気を出す教師の話し方の発表です。私は人前で話すのはどちらかといえば得意な方ですが、話し方は下手です(笑)自分は静かな空間がとても苦手なので一方的に話し続けてしまいます。発表の中で「沈黙という会話を楽しむ」ということを述べられていました。なるほど!沈黙も会話なのかということに気づかせてもらいました。これから話すとき、沈黙も意識した話し方をしていきたいと思いました。

 先輩方の発表を聞いて、玉置ゼミで2年間本当に深い学びをしていたんだなと実感しました。みなさんの理想の教師像が発表からとても伝わってきて、自分も2年後に先輩方のように素晴らしい発表ができるようにゼミで多くのことを学び吸収していきたいと思います!8期生の皆さん、本当に素敵な発表をありがとうございました!(河上)


 みなさんこんにちは!10期生の池田です。今回は先日行われた卒論発表会についての記事を書こうと思います。

 卒論発表会では8期生の先輩方の発表を聞きました。どの発表も、これまで先輩方が長い時間をかけてテーマについて考えたことを分かりやすく伝えてくださいました。子どもの学びを深める効果的な発問や子どもとの関わり方、授業方法など、たくさん学ばせていただきました。

 私は特に8期生の柴山さんの発表が印象に残っています。柴山さんは心理的安全性と教師の関わり方について語ってくださいました。発表の中で、子どもとの関わり方について、「子どもに恥をかかせない関わり方をする」「安心できる叱り方をする」と仰っていました。「子どもに恥をかかせない関わり方をする」では、子どもに指導をする時にユーモアを交えた切り返しをすると良いと仰っており、これは自分にはない考え方だったので、とても勉強になりました。

 指導をする時に直接的な言葉で指導してしまうと、児童が萎縮してしまったり、周りに叱られるところを見られて恥ずかしいなどと感じ、反省や次につなげるためにはどうしたら良いか考える行為に至らないことがあると思います。また周りの雰囲気も悪くなると思います。しかし、ユーモアを交えた切り返しをすることで、周りの雰囲気を変えることなく、指導をされた児童も反省をし、次に繋げることができます。

 また、これは指導の場面だけではなく、会話のなかでも取り入れることもできるのではないかと考えました。私もユーモアな切り返しができるようになりたいです。

 卒論発表会を通して、子どもとの関わり方を学ぶことができ、自分自身を振り返るきっかけになりました。たくさんの気づきをくださった8期生の先輩に感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしい先生と先輩方に出会うことができ、改めて玉置ゼミに入って良かったと実感しました。学んだことを3年次の実習で活かしていきたいです。(池田)


 こんにちは!10期生の森山です。今回は卒業論文発表会に参加させて頂いた感想を記事に書かせていただきたいと思います。

 私が初めて参加させていただいた卒業論文発表会は、とても刺激的なものでした。8期生の先輩方が、それぞれ玉置ゼミでの学びをもとに研究テーマを決め、堂々と発表されていました。発表から、「こんな教師になりたい!」という思いや覚悟がどの先輩方からも伝わってきて、とても刺激を受けました。先輩方が目指す教師像を堂々と発表している姿はとても輝いて見えました。

 先輩方の研究内容は、学級経営や授業づくり、教師の話術などさまざまなものがあり、とても勉強になりました。今回の卒業論文発表会に参加して、私は、子どもの可能性を常に信じ、子どもを輝かせることができる教師になりたいと思いました。そして、学級づくりについて深く学んでいきたいと思いました。

 8期生の先輩方の発表から、玉置ゼミでの2年間の学びがとても濃く、深いものであったと感じました。そして改めて、玉置ゼミに入れたことを嬉しく思いました。これから2年間、セミナーや学校訪問に積極的に参加し、たくさんのことを学んでいきたいです。また、10期生のみんなと8期生の先輩方のような関係をつくっていきたいです。2年後、先輩方のような輝いた姿で卒業論文を発表できるよう頑張ります。8期生の先輩方、素敵な発表をありがとうございました!(森山)
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