最新更新日:2024/05/25 | |
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一陽来復(いちようらいふく)ー今日は冬至ですーみなさんは、一陽来復(いちようらいふく)ということばを聞かれたことがありますか。一陽来復というのは、実は冬至のことなのです。 冬至は、一年間で太陽が出ている時間が最も短くなる日です。太陽の力が一番弱まる冬至の日を境に、あくる日からは、再び少しずつ日が長くなっていきます。この冬至のことを、古来、日本や中国などでは「一陽来復」といいました。陰(いん)が極まり再び陽(よう)にかえる、冬至を境に運が向いてくるなどととらえたのです。 実は、冬至を、太陽が生まれ変わる日、太陽の力が甦ってくるはじまりの日などととらえて、冬至近くにおまつりをする風習は、世界各地で、古くからおこなわれているそうです。 人間はすごいですね。一年で一番暗い冬至の日を、暗くていやだと思うのではなく、明日からはだんだん明るくなると考えるのです。そのように考えると、暗い冬至の日にも明日から少しずつ明るくなる日の光を想像できます。それは、明日への希望と言えるかもしれません。人間の歴史を支えてきたのは、こういう「希望」なのだと思います。 さて、今年の冬至は12月21日でした。冬至近くのこの季節に学校も終業式を迎えます。この時期に、ご家庭でもしっかり子どもと向き合っていただいて、ぜひ一年を振り返る時間をもってほしいと思います。そして新たな年のはじまりに、何かひとつでも、目標をたててみてください。目標を持つということは、明日への希望につながるものです。来るべき一年をよりよく生きたいと願う心から、目標が生まれるからです。ですから、目標は、たてることそのものが大切です。 目標が達成できなかったときは、また来年の冬至近くに振り返りって、その次の年へ向かえばよいのです。そうやって希望をつなぎながら、人間は生きていくのだと思います。 子どもたちにも、一人ひとりの日常には、かなしいこと、くやしいこと、はらがたつことなど、たくさんあると思います。もちろんうれしいことや、たのしいこと、心があたたかくなることもたくさんあるでしょう。一年のおわりにそれらの日々を振り返り、ひとつのけじめをつけて、一陽来復で次の希望に向かって歩んでいく、来る未来に向けてそんな経験をぜひ積み重ねてほしいと思うのです。 校長 中島 智子 (ひこばえ原稿より) 布忍小学校校歌
1 ぬのせの空のした 走る あそぶよ なかま
笑えば 風になり 声も ひとつにはじける 大地に根をはって のびゆく木のように 空へ はずむ力 仲間の力 いっしょに歩んでいこう 布忍小学校 2 生きぬく美しさ 傷みをやさしさにかえて ひとの素晴らしさに ひびき合う心 出会いとぬくもりのなか 命が育ってく つながれ 熱い思い 仲間の思い 信じ合う心ひとつに 布忍小学校 3 昨日が今日に生き 今日があしたをつくる みんなの足あとが ひとつの道になる 歌おう 今日の仲間を 今 年輪に刻んで 空へ かける思い 仲間の思い 新しい明日へ 世界へ 布忍小学校 詞・曲 / 中島 智子 1992年 校歌は創立120周年の折、作成しました
1992年、第二校歌として作成しました。
私は布忍小学校で、たくさん歌をつくりました。 これからも折にふれ、紹介したいと思っています。 校長 中島 智子 |
松原市立布忍小学校
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