最新更新日:2023/04/01 | |
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3月11日 東日本大震災・・・未来に生きる
宮城県南三陸町は1960年のチリ地震により,遠い海の向こうから押し寄せてきた津波によって,多くの人が犠牲になりました。この津波の記憶を未来に伝えようと,チリのイースター島から南三陸町へモアイ像が贈られ、友好関係を築いてきました。
しかし,2011年の東日本大震災で大きな被害を受け、モアイ像は流出してしまいます。幸いにも震災からしばらくして,流出したモアイ像の頭部だけ発見され,現在は志津川高校の敷地内に移設されています。 「モアイ」はイースター島のラパヌイ語で「未来に生きる」という意味です。その思いを込めて、2013年に再びイースター島から新たなモアイ像が贈られてきました。大震災から5年経過した今でも、南三陸町の人々は仮設住宅で生活している人々が多いですが,未来に向けて,住みよい町づくりめざしています。モアイ像は南三陸町のシンボルとして復興の一躍を担っており,写真のように南三陸町をいつも見守っています。 今日3月11日は日本が忘れてはならない日。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りすると共に,未来を見て,自分のできることを考えて行動していきましょう。 写真:南三陸町観光協会HPより引用 |
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