つかみの話術は重要

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 大学時代は落語研究会に所属していました。
 大学時代4年間で覚えた落語は30席を超えるほど。
 演じなくなってしまった落語はまったく忘れてしまっていますが、時折、お声をかけていただき演じる落語は、稽古をまったくしなくても、スラスラ出てきます。ある意味、自由自在に時間調整して演じることもできます。

 やはり若いときにしっかり覚えておいてよかったな、時々、出力することが大切だなと感じています。

 今日(6月7日)は、地元で開催されている有志の会「藤栄シニアクラブ」からお声をかけていただき、今日は落語出演。

 会場に着いてビックリ。芸名、演目が書かれた名ビラ掲示。気持ちも高まって、ご要望通り、四方山話と落語で1時間。

 世話人の方による僕の紹介「先生はとってもお忙しい方で、ようやくつかまりました」を受けて、のっけは「ようやくつかまりましたとは、泥棒みたいですけど」で一気に笑い。これは業界用語では、「つかみが成功した」と言います。一気に会場がなごみ、演者の方に注目していただけました。教師には、こうした「つかみの話術」も大切です。(玉置)
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