【読後感想】中学国語科授業の腕を磨く授業の指導技術50(村松)

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 新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします( ´ ▽ ` )

 冬休みに教育書を読む機会がありました。私が選んだのは、伊藤彰敏さんによる著書「中学国語科授業の腕を磨く授業の指導技術50」(明治図書)です。そのタイトルの通り、この本には中学国語科指導のメゾットや、授業で役立つアイデアが沢山取り上げられています。

 私がこの本を選んだ理由は二つあります。一つは将来現場で使えるスキルを学びたかったため。そしてもう一つは、現在、力を入れている塾のアルバイトにおいて、中学生の指導にすぐに役立つアイデアを見つけるためです。

 特に、「国語嫌い」の生徒の学習意欲を高める方法については、これまで自分の中だけで試行錯誤して実践してきたのですがうまくいかないことが多く、今回初めて教育書の力を借りることにしました。

 学習意欲を高める方法について、この本の中で特に印象的だったのは、「授業のキャッチフレーズを示す」というアイデアです。これは本書の中では一年を通しての授業の目標を示すものとして登場していますが、私はこれを塾でのアルバイトに活用する際、毎回の授業の冒頭で自分でその日の目標を一つ決めさせてから取り組ませるというようにアレンジしました。これを実践して最初の頃は生徒が自分で決めた目標を守るという意思を持って取り組むことができていましたが、生徒によっては回数を重ねるとまた気の緩みが生じ、元の学習態度に戻ってしまう生徒もいました。

 ところで、私の理想の教師とは、生徒にとって「今日が楽しく、明日もまた来たいと思える学校」を実現できる教師です。そのためには、学校生活の多くを占める授業、ひいては全ての授業の基盤となる国語を生徒が楽しいと思えるものにすることが重要です。

 今回初めて教育書を読んでみて、また、その学びを実践を生かしてみてうまくいったこともあれば、それでもやはり、思うようにいかないこともありました。それでも、常に学び続け、その学びを生かして挑戦し続けること、このインプットとアウトプットの繰り返しこそが理想の教師への1番の近道だと考えました。今後も積極的に教育書を読み、様々な視点から教育・国語科について考えていきたいです。(村松)

2022年1月24日仕事日記

 予定通りなら早朝に家を出て、兵庫県に向かうはずだったが、コロナ感染の急激な拡大で中止。そのために原稿書きやインプットのための読書ができる日となった。

 日本教育新聞社から依頼を受けた原稿書き。昨晩の続きを書いて、精読して送信。77回目となる週刊教育資料の原稿も書いて、何度も手を入れて送信。

 本日(1月24日)発行の日本教育新聞には、「【提言】 教職員が思いを伝えられたと実感できるよう 来年度の人事構想 決定までの過程が大事」が掲載。また、「紙ドリル&デジタルドリルを併用した学習を考える研究会」での基調講演や対談が掲載されたウェビナーレポートが届く。

 明日は鹿児島県垂水市で「スクールライフノート」の活用について講演予定だったが、こちらも対面からオンラインに変更。プレゼンを見直し、新たな資料追加。

 2月1日の姫路市初任者研修会もオンラインに変更。プレゼン見直し。

 研究室HP記事は、7期生久野さんの私が小学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい。次の文章に心動く。

 宿題のように強制されなくたって、気持ちが溢れたときには、書きたくなってしまいます。投稿がなければ、その日は特筆するようなものがなかったということ。それはそれでよいと思います。「なんでもない一日だった」というサインです。

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私が小学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい(久野)

 新年あけましておめでとうございます!7期生の久野舞菜です!私たち7期生にとって勝負の年がやってきました。教員採用試験に向け、一丸となって立ち向かっていきたいです。

 さて、今回は、私たち玉置ゼミ生が毎日利用させていただいている『心の天気』について綴りたいと思います。

 ゼミ生となってから約一年、心の天気を使わせていただきました。その中で見つけた心の天気の良さは、自らの気持ちを整理できる点にあります。

 心の天気を使うと、一日一回必ず、自分と向き合う時間が生まれます。自分を振り返り、今の感情をお天気マークや文章によって表現し可視化する。そうすることで、自分の気持ちを整理し、大切にすることができます。

 自分の気持ちを自分で知ることは、実はとても大切なことだと思います。なんかもやもやする!なんか嫌!その気持ちの正体や背景を自覚していないから、そのもやもやをかき消そうとして不適切な行動にでてしまうのだと思います。「ああ、わたしの気分はいま『くもり』なんだ!」「今日こんなことがあったからくもりなんだ!」そう自覚することで、くもりである自分を受け入れることができます。また、その「くもり」を教師が知ってくれているという安心感を抱くことができます。

 20歳を超えた私でもそれは常々実感します。なんかもやもやする!とき、「くもり」を押し、どんなくもりなのか、どうしてくもりなのか言語化すると、なんだか心が落ち着いてきます。玉置先生が見てくださるということにもなんだか安心します。また、その後、玉置先生にお会いした際に「心の天気のあれ、どうしたの?」と話しかけてくださると、「もう先生聞いてくださいよ〜」と自然に相談することもできます。なかなか、対面で、自分から相談をすることって難しいですよね…。心の天気はそんな大人にも必要なのでは、と感じております。

 心の天気を学級で始める際、子どもに伝えたいことは、「無理をしないこと」です。

 毎日投稿することが原則ですが、無理をしないこと。宿題のように強制されなくたって、気持ちが溢れたときには、書きたくなってしまいます。投稿がなければ、その日は特筆するようなものがなかったということ。それはそれでよいと思います。「なんでもない一日だった」というサインです。(何日も続くとかならそれは心配ですが…)

 私が心の天気を入力し忘れてしまったとき、玉置先生からお叱りではなく心配のお言葉をいただきました。そのとき、とても救われたのを覚えています。心の天気はやらなければならないものではなくて、気持ちが溢れた時に気持ちが溢れるままに記入するものなのだと実感しました。

 自分のペースで、「先生あのね、今日ね」という気持ちが赴くままに、楽しく使ってほしいと思います。(久野)

※写真はEDUCOMサイトから。
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2022年1月23日仕事日記

 早朝から9時30分から打ち合わせをする鈴木中人さんからお誘いを受けた「いのちの授業」本のプロットづくり。追い込まれると(笑)案は浮かぶもので、これならいける!という案が生まれて一気に整理。鈴木さんに送信。

 9時30分から1時間余、鈴木中人さんとzoom相談。互いに合意できて、作業への約束をする。最近の講演状況などをもとに四方山話。

 楽しみにしていたKumamoto Education Week が始まった。今日は、「オープニングトーク」と「カラフルな学校づくり 〜子どもも先生も生き生き 元気な学校づくりを目指して!〜」で住田先生の講演を聞いて、対談を視聴。

 学び合う学ぶ研究所セミナー時に購入した冊子「対談でひもとく なぜ学び合う学びが生まれたのか?」を読了。特に采女先生の発言は、人間関係作りの大切さを体験的に言及されていて、ゼミ生と共有したいと思い、その箇所を転送。感想交流をslackで企画。

 日本教育新聞から依頼を受けた原稿書き開始。いただいたテーマに関連した資料を確認して書き始める。

 副島セミナーで紹介された「若者、バカ者、よそ者 イノベーションは彼らから始まる!」(真壁昭夫)を読み始める。なるほどの展開。
 
 研究室HP記事は、8期生芝田君の【読後感想】追究の鬼を育てる。やはり、名著はいつの時代も色褪せないと確信。

 桂宮治笑点初出演を楽しむ。アップルウォッチの新たな使い方を知り、嬉しくなった日であることも記録(笑)。
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【読後感想】 追究の鬼を育てる(芝田)

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 こんにちは。8期生の芝田彬良です。冬休みの期間で有田和正先生の「追究の鬼を育てる」を読み、学びえたことを記録として記事にすることになりました。

 「材料七分に腕三分」という有田先生の格言を一度、講義で聞いたことがあります。2年間の講義の中で最も心に残っている言葉のひとつです。そのため、玉置先生に多くの本の中から最初に読むべき教育書としてこの本を勧めて頂き少し縁を感じました。これから、本から学び得たことの中で特に考えを深めたいと思った章について述べていきたいと思います。

 私がこれから述べていく章は、有名なイソップ童話の「北風と太陽」を子供と教師の関係に当てはめた話から始まります。

 私自身の小中学生時代にも当てはまることですが、勉強をするのが苦痛だと感じる子供は多いです。筆者はその背景には「勉強がしたくない、勉強は面白くない。」というマントを羽織った旅人(子供)のマントを何とかして脱がそうとする教師が強い北風を送ってしまっていることに原因があると述べています。

 北風とは面白くない授業。言い換えると、子供が完全に受け身の授業のことです。教師が懸命に強い北風を送れば送るほど、子供はどんどん勉強に対しての苦手意識が強くなっていきます。そのため教師が北風を太陽へと変換し、面白い授業を行っていくことが、子供の勉強に対しての苦手意識(マント)を取り除き、より良い方向へと導くことになると述べています。

 面白い授業とは従来の未知(知らない)を既知(そうなんだ、納得)へと変える授業ではなく、既知(よく知っている)と思っていたことが実はまだまだ未知(本質的にな何も分かっていなかったのか)ということに気づき、新たな疑問がうまれ、それを追求してという終わりのない授業です。これらの授業を行うためには、まず様々なことに疑問を抱くことから始まります。

 子供が第一段階の疑問を感じる力、そしてその疑問を解決する力、解決の過程の中でさらなる疑問を持つ力を育てていくために教師側は多くの工夫をすることが非常に重要です。なんでもない日常生活の中での会話や、宿題の内容などの様々な場面で知的好奇心や知的欲求を刺激する力を育てていくための仕掛けが必要になると感じました。

 しかし、一方で教師が色々な用意をしすぎてしまうこと、与えすぎてしまうことは大変危険な状態であるとも言えます。筆者は南極の魚を例にして話しているのですが、良い環境を整えすぎてしまうこと(過剰に与えすぎてしまうこと)は子供の能力や意欲にマイナスな作用を及ぼしてしまうことに繋がります。

 良い環境を整えつつ子供の自主性を伸ばす必要があるのでバランスが非常に難しいと感じました。これらのためには、ひとつの授業だけでなく長期的な計画で子供の資質や能力を伸ばすことが必要になると考えました。教材の作成や引き出す発問など様々な視点で学びを深め、授業の完成度を高めていくことと、多くの経験を積んで子供の実情について、より深く学んでいくことでより良い子供に合ったバランスを見つけることができるのではないかと思います。

 今回読んだ「追究の鬼を育てる」ではさらに、生徒同士での戦争(論争)についての話や、間違えることは面白いことであるという話、追求することをみにつけるプロセスなど多くの非常に興味深い話があり、どれもこの記事に書き記したいものばかりですが、収拾がつかなくなりそうなので。(笑)

 初めて教育書を読み進めていく中で、正直に言うとただただ納得するばかりで反対意見が浮かんだり、批判的に考えを深めること、自身の考えが深まりを感じたりすることは、あまり実感できませんでした。今後、多くの教育書に触れ、異なる意見を知り、比較を繰り返すことでより教育についての理解が深まるのではないかと考えています。今回の学びが玉置ゼミでの記念すべき第一歩になったのではないかと感じています。(芝田)

2022年1月22日仕事日記

 本日の教科書編集関連会議事前資料を熟読。実は事前に見て意見出しをしておかなければいけなかったが失念していた事柄。必死(汗)。

 9時30分から12時30分まで、オンラインで教科書編集関連会議に参加。教科書を利用する子どもと教師、それぞれの立場から言及。本日でひとまず大方針づくりが完了。次の会議での提案資料を楽しみにすることに。

 13時30分から、愛知文教大学で開催された「学び合う学び研究所」主催の第10回セミナー、副島孝先生の「『誰もひとりにしない教育』の深〜い意味」に参加。

 考えてみたいこととして提示されたことは、次の6点。
・なぜ、このテーマを考えるようになったのか?
・「ひとりにしない」をめぐって―最近読んだ本から―」
・「ひとりにしない」を考えない教育が何を生んだのか?
・「協同的な学び」を捉え直す
・そのうえで、改めて「協同的な学び」の意義を見出す
・「誰もひとりにしない」が、教育や授業をどう変えるか?

 この流れに沿ってのお話。思い起こしたのは僕が校長時代の副島教育長の校長会でのお話。会の冒頭で、今の教育を捉えて様々な視点で考えることを投げかけられていた教育長。いつも多面的・多角的に考えさせていただくきっかけを与えていただいたことを思い出す。今回もまさにそうした時間になる。

 終了後、セミナー参加のゼミ生4名とマクドナルドに行き、振り返り。率直な感想を聞きながら意見交流。学生にとってはこうした時間も、いや!こうした時間こそ重要。僕も学ぶことができる時間。

 帰宅。オンラインに変更した卒業論文発表会の進行具合をゼミ長に確認。6期生卒業論文サイトを完成させて、僕は当日を迎えるだけ。ゼミ生らの頑張りに期待するのみ。

 副島先生講演から思い浮かんだことを参加ゼミ生へ投げかけ。8期生の2名とさっそくやりとり。自分にとっても刺激的な時間となる。なるほど!そう考えるのだという新たな見方あり。

 大学の重要プロジェクトの段取り。どのような展開をすると、僕の思いをしっかり伝わるかと悩む。

 明日の鈴木中人さんとのオンライン相談のための資料づくり。方針がなかなか決まらず(泣)。

 研究室HP記事は7期生今井さんの「私が小学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい」。担任としての具体的な話提案がとてもいい。

「私が小学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい」(今井)

 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。年が明けて、もう10日が過ぎようとしていると思うと、今年も一瞬で過ぎ去ってしまうんだな〜と思っております。

 私たち玉置ゼミ生は、株式会社EDUCOMの方々から、Chromebookを提供していただいています。そして、玉置ゼミとEDUCOMの方々が開発された『心の天気』というシステムがあり、私たちもユーザーとして使用しています。今日の気分を朝と帰りの2回天気の晴れ、くもり、雨、かみなりの中から選択して入力します。これは、担任の先生にしか見ることが出来ません。さらに、授業の学びを『心の天気』の「学びの天気」として入力できる機能もあり、これは全体で共有することができます。

 今回は、担任になって、この『心の天気』を始める際に、私は子どもにどのように伝えるかについてお話しします。

 私が伝えるのは2点です。
 まず、私が伝えたいのは、先生はみんなの話を聞きたいと思っているよ!ということです。毎日1人1人に、今日はどんなことをしたのか、楽しかったこと、悲しかったこと、沢山皆とお話をしたいということを伝えます。でも、先生は1人しかいないので、全員とお話していたら1日24時間あっても足りません。だから、みんなの気持ちをこの『心の天気』で先生に教えてほしい!と伝えます。

 次に、この『心の天気』は、先生しか見ることが出来ないということも伝えます。小学生であっても、周りの友達の目は気にするし、気になります。小学生なりに、毎日気を遣っています。先生にしか伝わらないとわかっているからこそ、自分の今思っている本当の気持ちが書けます。これは、自分自身が約1年間使って感じました。自分と玉置先生だけしか見ることのできない、「自分記録」なのです。

 以上の2点を伝えて私は『心の天気』を使い始めます。
 初めは、日記帳のような気持ちで使い始める『心の天気』ですが、使い続けるうちに、自分の気持ちと向き合い、認識する時間になっていきます。それは、自分の気持ち整理することにも繋がるし、この気持ちを先生だけは知ってくれているという気持ちになって、気分が楽になるときがあります。継続して使用することが、この『心の天気』の魅力を最大限に発揮する方法であると私は思います。(今井)

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2022年1月21日仕事日記

 昨日の仕事日記を書いて、研究室HP記事をアップ。下野さんの記事には感動メッセージが届く。志賀内さんから下野さんへ依頼メールも届く。

 10時30分からセキュリティ勉強会。参加者で話し合う時間も設定されていて、飽きさせない工夫があって楽しく参加。評価テストは難しい(笑)。

 12時から6期生によるEDUCOMさんへの「学びの天気」活用報告会。なんと50名ほどの参加あり。報告者の名桐君はさぞかし緊張しただろうが、申し分ない発表。事前チェックなしだったので、実はドキドキしていたが、満点をあげても良いと思う発表。一人一人のコメントもいい。柳瀬社長さんの総括にも感動。ゼミ生のおかげで、とっても良い時間となった。

 13時30分から「授業と学び研究所」オンライン会議。新昇格主任研修、インターンシップ、新卒研修などの振り返りと相談。

 16時30分からオンラインになった姫路市初任者研修。その打ち合わせ。meet活用と確認して動画配信の事前チェック。できる限り、インタラクティブにすることをお約束。

 13時30分から「授業と学び研究所」オンライン会議。新昇格主任研修、インターンシップ、新卒研修などの振り返りと相談。

 16時30分からオンラインになった姫路市初任者研修。その打ち合わせ。meet活用と確認して動画配信の事前チェック。できる限り、インタラクティブにすることをお約束。

 19時30分から21時まで、妹尾昌俊さんのオンラインの会に初参加。なんと堀田敦士さんが参加されていてビックリ。とっても緩い会議だったが、「心の天気」のPR。終了後、すぐに友達申請あり。

 山田貞二先生からいただいた新書「学校を動かすスクールリーダーの言葉かけ」(明治図書)を読む。山田先生の長年の経験をもとにした、リーダーの言葉かけをテーマにした、いわゆる良質の学校経営論。管理職必須本といっていい。本質は同じだが、僕と違う視点でのまとめ方で、大いに学ぶことができた。

 研究室HP記事は、8期生澤本君の【読後感想】子どもの心を前向きに動かすとは。岩下修先生の「AさせたいならBといえ」という教育界の名著を読んでの感想。本質をついている本は、やはり色あせない。
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【読後感想】子どもの心を前向きに動かすとは(澤本)

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 はじめて教育新書を手に取った。岩下修の『AさせたいならBと言え』という本である。内容はタイトルの通り「AさせたいならA」と直接的に伝えるのではなく、「AさせたいならB」と間接的に伝えることで1.子ども達を知的に動かすことができる 2.子ども達は知的に動くようになる この原則は集団においても個人においても有効的に使うことができる。本書では日常・学校・行事における「AさせたいならBと言え」の事例を多く取り上げていた。その数なんと93。どの事例もわかりやすく明日からでも使うことができる。

 この原則において重要なことはBをどのように伝えるかである。子ども達全員が共通認識でき、全員が理解できる言葉を使う必要がある。本書では『ゆれのないモノ』と表現していた。具体的には「物・人・場所・数・音・色」の六つに分けることができる。

 「物」では、時間が経過してもゆれることなく同一の像としてそこにあるか、クラス四十人のどの子の頭の中に入っても同一の像としてそこにあるか、ということが重要となってくる。また、現場にある物や意外性のある物を示すと印象に残りやすい。
 
 「人」とは、学校現場ではとりわけ先生や友達を示すとわかりやすい。児童にとって先生・友達はゆれることのないものであり、アクションを起こすことでフィードバックが返ってくる。この点において「人」は効果的に働くのだ。
 
 「場所」とは、多くの人が共通認識をすることのできるゆれることのないモノである。
ここでは「○の〇の〇」という公文が使用されていた。作文を書く時のテーマを絞る際に有効である。「大仏殿の大仏の手のひら」「緑のながめが美しい清水の舞台」などテーマが絞られているため作文を書く作業が知的になるのである。
 
 「数」とは、同じ年齢の子ども達ならほとんど共通のイメージとして浮かぶ無機的な存在である。「十個書きなさい」「一マスを五回ずつふきなさい」など数を利用した指示・指導法は多く活用することができる。
 
 「音」では、音を出す、音を聞く、音を立てないと三つのパターンを示すことができる。音に着目させることで無意識的に集中させたり、活動をさせたりすることができる。また、オノマトペを用いて感覚的に指示・指導することができるのだ。
 
 「色」も子どもに共通のイメージを浮上させることができる。色の特徴としては、マンネリ化しないことである。空の色、木の色などをその日、季節によって色が変化する。それに伴い言い方を変化させることで「AさせたいならA‘」になってしまうことを防ぐことができるのだ。


 私はこの原則についてBの言葉を変えていく必要があると考えた。例えば、話を聞いている人の方を向かせるために「おへそを向けなさい」と言う。これは「AさせたいならBといえ」の原則に沿っている。話を聞いてほしいから顔を向けなさいというのではなく、おへそを使うことで子どもは普段と違うことに面白さを感じてすぐに体を向けるのである。しかし、現在この言葉は鉄板の言葉になっていると感じる。多くの人がこの言葉を用いたことで一般的・機械的になってしまったのである。つまり、「AさせたいならB」と言っていたはずの言葉がいつの間にか「AさせたいならA‘」と効果が薄れてしまっているのである。この課題に対する解決策は一つである。使う人が考え、工夫することである。この原則を使うときは同じ言葉を用いるのではなく、その時・場面・人によって変えていく必要がある。

 これからの生活で何かを伝えるときは「AさせたいならBといえ」の原則を思い出したいと思う。どうしても「AさせたいならA」と言ってしまう。これではいけないことを学んだ。この原則は子どもだけでなく大人も知的に動かすことができる。常に知的に思考ができるようにこの原則を意識してこれからの学びに生かしていきたい。(澤本)

2022年1月20日仕事日記

 今日は、あるところで講演をする予定だったが、急速なコロナ感染の広がりで中止。主催者側の正しい判断。ということで終日予定が空く。仕事が進むので有難い。

 いくつかの講義の成績確定作業、成績入力。来年度の実習委員会組織のための相談メール発信。講演依頼に返信。就職課長がまとめていただいた今年度の各県教員採用状況報告を熟読。「教育課程論」の振り返りに書いてあった質問へメールで答える。全国フレンドシップシンポジウム企画案を見て指導助言。実習課と相談メールをいくつか。

 研究室HP記事は2本。1本は、吉久さんの「私が小学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えたい」。教師側の視点からしっかり発信。

 もう1本は、志賀内泰弘さんのメルマガ「ちょっといい話」に掲載の下野綾巳さんの「秘密の合図」を紹介。心があったかくなる良い話。ここをクリックして、ぜひご一読を。
 
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7期生下野綾巳さんの「ちょっといい話」が掲載される(玉置)

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 ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。自分のできる範囲でいいから、周りのことを思いやる世の中を作ろう>

 この理念のもと「プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動」をされている志賀内泰弘さんのメルマガに、7期生下野綾巳さんの『秘密の合図』が掲載されました。心があったかくなる話です。ぜひここをクリックしてお読みください。(玉置)

「私が小学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えたい」(吉久)

 あけましておめでとうございます。もう2022年ということに驚きを隠せない7期生の吉久明日実です。お正月は家族とのんびり過ごしていたので、気持ちを切り替えて、今やれることをやるぞ!と意気込んでいるところです。

 さて、今回は「私が小学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えたい」というテーマについて私の考えを述べていこうと思います。

 私は、心の天気を自由に楽しく使うように伝えます。その子らしく活用してほしいため、あえて使い方を細かく説明しません。

 心の天気では、その日の気持ちを天気に表せば良いことと、コメント機能も好きに活用して良いことを伝えようと思います。

 自由であるがゆえに、その日の気持ちをどの天気で表せばよいのか分からず迷っている子どもがいた場合、私の考え方を軽く話します。コメント機能に対しては、まず使っても使わなくてもよいことを伝えます。使う場合は、1日の振り返りでも呟きでもなんでもいいことを伝えます。

 子ども一人一人が自由に使うことで、その子なりに感じること、子ども自身で気づいて活用法を工夫するなど楽しく使えればいいと思います。

 教師の側から考えると、「心の天気」から分かることは二つあります。
 一つ目は、子ども一人一人の気持ちを知ることができるということです。二つ目は、子どもとのコミュニケーションのツールとなるということです。

[一つ目に関して]
 子ども一人一人の気持ちを知るためには、気を付けなければならないことがあります。
天気に定義や基準がないため、子ども一人一人その時の気持ちと天気の選択は必ず異なります。そのため、基本を曇りとする子もいれば、晴れという子もいると思います。もしかすると雨だという子もいるかもしれません。

 子どもの天気の選択から、子どもたちのその日の気持ちを短期間に判断したり、断片的に取り上げて判断したり、教師の尺度で判断したりするのではなく、長期的に見て判断する必要があると思います。長期的に見ることによって、その子の気持ち、考えがわかります。そうすると、その子の心の天気の選択で些細な変化、心の叫びにいち早く気づき、声をかけることができます。

[二つ目に関して]
 心の天気には、先ほど述べたようにコメント機能もあるため、コミュニケーションの手段にもなります。学校外の出来事や些細なことを知るきっかけとなり、話す機会が必然的に増えます。また、学校外の様子、その子の心の声をダイレクトに知ることができます。

 このように「心の天気」から、子ども一人一人の気持ち、心の変化に気づくこともできれば、子どもとコミュニケーションのツールとすることもできます。(吉久)

※写真はEDUCOMサイトから。
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2022年1月19日仕事日記

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 いつものように8時ごろに研究室着。数日は必要な成績処理作業開始。

 10時30分から6期生ゼミ。卒論発表会までの最後のゼミ。4月から学校現場で働くことを踏まえて、可愛がられる新任になるためのポイント提示。30分間ほどで終了。誕生日にもらったセーターを着て記念写真撮影。

 7期生高橋さん来研。交通事故後の初対面。見た目にはなんら変わらず、ほっとする。今日まで傷のことは聞きにくかったことを伝えて、安心したことを伝える。明るくハキハキ応えてくれながらも、目覚めたら病院であったことや一人入院していたときの心情を教えてくれた。

 その中で「心の天気」については、誰かが私を見ていてくれると思えて、とても心が落ち着いたと話してくれた。友達に連絡すると、心配をかけてしまうこともあって控えていたが、「心の天気だけは別でした」という言葉も嬉しい。

 7期生今井さんも来研。7期生の新企画を聞いて後押し。全国フレンドシップを企画運営している岡君、萩野さん来研。進行具合を聞き、まずは助言。さらに詰めてほしいことは、明日にでも連絡すると伝える。

 オンライン教職専修会議で、卒論発表会や教育実習評価の連絡。

 14時から16時30分まで、教授会ならびに審査教授会。教授会では、新CPの「子ども理解活動」について、学部長の説明を受けて、子ども一人一人を見る力の必要性について補足。今回もたくさんの質問が出ると思ったが、一切出ず、拍子抜け。冷静に考えると、大学の柱が一つ変わるという重要事項が決定されたということ。それに僕は関わるということ。

 16時45分から(審査教授会が伸びて開催を遅らせてしまったミス)、25日、鹿児島県垂水市での講演のためにオンライン事前打ち合わせ。この状況では対面講演はできないとの見解は即了承。教育委員会が僕に期待されておられることをお聞きして、若干のやり取り。

 打ち合わせ終了後、すぐにホテルと航空機チケットキャンセル。成績処理作業を再開。学部長が12回にわたるCP委員会のお礼を伝えに来研されたので、こちらこそ感謝しつつ、最近の「心の天気」の知見を紹介。

 成績処理作業の目途はついていないが、20時を過ぎたので退散することに。途中で夕食をとって帰宅。明日予定の講演は中止となったことで、終日、家で仕事をすることに決めて就寝。

 研究室HP記事は、8期生小林さんの【読後感想】学校へ行けない僕と9人の先生を読んで。ゼミ必読書の読者に与える影響力について、僕は再確認。

【読後感想】学校へ行けない僕と9人の先生を読んで(小林)

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 棚園正一さんが書かれた「学校へ行けない僕と9人の先生」を読んでの感想です。

 「学校へ行けない僕」が学校へ行けなかった背景を知るたび、胸が痛みました。そして、私は不登校の子どもの全てを理解することは不可能だと分かりました。だからこそせめて「先生はあなたの味方だよ」と、言葉ではなく行動で伝えられる教師になりたいと思いました。
 
 「僕」はやがて漫画家になりました。漫画に没頭できた理由は、不登校だった「僕」だからこそのものでもあると思います。不登校だったから、漫画を読む時間がたくさんあった。不登校だったから、絵をたくさん描けた。「僕」の学生生活は教師としては理想的ではなかったかもしれません。けれど大きな意味があるものになったことは確かだと思います。私の高校時代の先生がよく「勉強以外に何でもいいから没頭できるものを見つけなさい」と仰っていました。今その意味が分かったような気がします。勉強はもちろん大切だけれど、時には勉強以外のものに助けられたり、勉強以外のものが新たな出会いを与えてくれたりします。私も子どもの特技や個性、好きなものを認めて褒めてあげられる教師になりたいと思いました。
 
 私は自分のことを、普通の人より他人の気持ちを理解できる人間だと思い込んでいました。私自身小中学生時代は教室に入るのが怖い日も、ある理由からどうしても受けたくない授業もありました。だからこそ、辛い人の気持ちに寄り添うことができると思っていました。けれど私は結局「学校へ行ける人」でした。学校へ行く前に頭が痛くなることもありませんでした。様々な理由から学校へ行けない子どもたちに、「私はあなたの気持ちが分かるよ」と伝えたら、落胆してしまうかもしれません。なぜなら、子どもは私とは違う過去を背負って、違う環境で生きているからです。どんな言葉よりも、「あなたの気持ちが知りたい」「あなたをもっと知りたい」「あなたはとても価値のある人間だよ」と行動で示せる教師になりたいと思いました。(小林)

2022年1月18日仕事日記

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 7時過ぎに家を出て、8時には研究室着。いつものルーティン。山田先生と情報交流も定番。

 9時から第15回「教育課程論」で最終講義。「ICTのベストミックス」と「振り返りとICT活用」をテーマに、深く、深く考えての意見交流。主発問2つで90分間講義がまかなえたということは、どれほど一つの発問が拡散的であったかという証。我ながら満足。

 学生振り返りを熟読。一つのテーマをじっくり話し合い、全体発表で、さらに多角的・多面的に考えることができたなど、学びの価値を多くの学生が書いてくれた。嬉しい振り返りばかり。

 大学を出て、安城市立今池小学校へ向かう。学校近くで昼食。再び講義振り返りを読む。

 13時30分、安城市立今池小学校へ到着。校長先生と懇談。小牧市が「学び合う学び」を始めたころ、安城市も佐藤学さんを招いての研究を進めておられたこともあって、一人一人を見取ることの重要性を互いに確認。

 14時から5年生理科の授業。実験・考察の記録、学級全体へ発信のためにICTがごく自然に活用されている授業。観察していると、授業者の実に細やかな配慮があることに気づく。入力時のフォントの大きさをそろえるための配慮、課題に対応した色分けシートの配慮、そのため自分の課題と同じ仲間の考えをすぐに確認できる配慮など、どの授業においても活用できる配慮・工夫がいっぱい。

 一人一人に用意された実験器具。この準備だけでも大変なことと思う。目的意識も育てられているので、実験中に困っている子どもがおらず、一人一人が黙々としっかり取り組んでいる。

 集団追究においては、ここまで各自で考えをもっているので、さらに交流させてもよかったとは思うが、子どもの振り返りの内容を聞くと、十二分にねらいが達成できていて、願わくばというのが僕の見解。

 授業を観察されておられる先生方の姿勢も素晴らしい。一人一人の学びの様子を全先生方がとらえようとされている。その証は協議会で明確。すべての意見が子どもの様子をもとにしたもの。

 30分間の指導助言は、「個別最適化された学び」から「個別最適な学び」へ変更された理由から入り、授業映像をもとに授業の価値付け。さらに全体交流を活性化するアイデア提供。時間が気になって、言葉足らずのバタバタした話となり、申し訳ない。

 16時25分終了。急いで自宅へ向かう。17時50分に帰宅。無事、オンライン第12回CP委員会に間に合う。事前に提出しておいた意見を述べて、皆さんのご意見をお聞きする。新CPも細部にわたって検討が済み、これなら多くの皆さんに同意していただけるものと確信。

 終了後、明日の6期生ゼミの開催や26日の卒業論文発表会の対面可否について、ゼミ長と相談。決定事項を7期生、8期生に伝える。

 研究室HP記事は8期生柴山君の【読後感想】金森俊朗の子ども、授業、教師、教育論 。この本もこれまでのゼミ生に読み継がれてきている本。

【読後感想】金森俊朗の子ども、授業、教師、教育論 (柴山)

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 あけましておめでとうございます!8期生の柴山です。今回は「子ども、授業、教師、教育論」(金森俊朗著)という本を読ませていただきましたので、特に印象に残ったことを記事にいたしました。

「教師はキャッチャーであれ」

 「子どものどんな意見も受け止める、子どもからのサインを読みとる、子どもの意見や良さを引き出す…」などの意味で使われており、本書内で何度もこの言葉は出てきます。
読み進めていく中で、まさにその通りだと私も感じ「子どもたちが安心して全力でどんなボールでも投げ込めるキャッチャー」を目指したいと思うようになりました。

 子どもたちに限った話ではありませんが、いつも予想通りの行動をとるわけではなく、ビックリするような発言をしたり、行動にでることもあります。こちらの伝えたいことが上手く伝わらなかったりすることも多々あります。キャッチャーで例えるなら、子ども達はいつも要求したところにストレートを投げ込んでくれるわけではなく、あちこちにボールを投げ込んできますし、予測のつかないような変化球も投げてきます。

 しかし、その発言や行動には必ずそうせざるを得ない理由があるということ、子どもは日々それなりのドラマを作っているということをいつも意識しておく必要があると思いました。

 そのうえで、最後は体で子どもの投げてくるボールを受け止めていくと、子ども達は全力でどんなボールも投げ込めるようになると思うからです。あまり話を聞いてくれていないなと感じる人に「相談したいこと、いいたいことがあったらいいなさい。」と言われても、もちろん話す気は起きません。こちらから話しかけずとも、話しやすく信頼している人に対しては自然と相談するのはどんな人でも同じだと思います。よって、日ごろの何気ない報告や心の叫びを受け止めてキャッチし、しっかり返球しコミュニケーションを取っていくことでの信頼関係を構築し、話しやすい環境をつくっていく事が大切だと思いました。

 日頃から子どものいいたいことを引き出し、話してもらうためには、教師自身が話を繋げ、広げるための知識を持っておく、子どもに興味を持ち行動から思いをはせる、自分の中に様々な側面を持つなどして豊かになることが重要であると強く思うと同時に、今の自分がつけていかなくてはならない力だと思いました。

 子どもたちが安心して全力で意見をぶつけてくれるような教師になれるよう、金森先生のように様々なことに挑戦し、貪欲に知識を吸収していく姿勢を見習っていこうと思います。また、自分の中に多くの考え方や視点を持てるよう、今年は多くの人と話すことと、様々な本を読むことを大切にしようと思います。(柴山)

2022年1月17日仕事日記

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 今日は流山市教育委員会から依頼を受けて講演に出かける。流山市では、4月から僕がアイデアを出した「心の天気・学びの天気」を全小中学校で本格実施していただける。教務主任にこの価値と実践例を伝えるように依頼を受けてのこと。

 8時10分に地元駅乗車。東京駅10時57分着。EDUCOMの杉本さんらに迎えをいただいて、車で流山市へ移動。車中で流山市長のグッドアイデアを聞く。1年に1校新設するほどの人口増加があるわけがわかった。

 「日本」という覚えやすいお店で、美味しいお寿司を堪能。

 流山市文化会館へ移動。課長さんとしばし懇談。学習系データと校務系データの連携による4月からの新システムへの期待をお聞きする。その中に、「心の天気・学びの天気」があるわけで、良い意味で責任を感じる。

 14時から15時30分まで「子どもと教師のつながりを強め 学校を元気にするICT活用 端末の価値を高めるスクールライフ活用を通して」と題して講演。

 GIGAスクール構想のとらえ方を30分間、「心の天気」の価値と実践例を30分間、「学びの天気」の価値と実践例を30分間。しっかり聞いていただき、うなづきも多く、責任を果たせたと思う。

 終了後、すぐに東京駅へ送っていただく。往復の車中では、EDUCOMと僕の関わりについての四方山話。

 16時39分東京駅発、名古屋駅着18時16分。久しぶりに備長でうなぎ丼を食べて、自分を慰労。19時30分ごろ帰宅。

 Kumamoto Education Weekの予告動画が流れて、さっそく皆さんに周知。詳しくは明日にでも。

 研究室HP記事は岡君の「私が中学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい」。中学生を踏まえての良い記事。

「私が中学校学級担任になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい」(岡)

 みなさん、こんにちは!年が明けて、いよいよ教員採用試験の年がやってきたなと緊張に似た思いが出てきている7期生の岡です。

 今日は、EDUCOMさんからパソコンを貸与していただいて1年もたち、心の天気についても取り組み始めて一年がたったので、教師という目線に立って、心の天気を始めるときにどのような話や心構えをするかについて体験者の目線も加えてお話させていただきたいと思います。

 私は中学校教師という目線で、始めるときに最初にする話を想定したいと思います。まず、心の天気は教師側が積極的に働きかけて毎日やらせていくものではないかなと思いました。私の理想はみんなが朝登校してきたときに、パソコンを開いて勝手に心の天気をつけていることが重要ではないかなと思いました。そのため、話す内容としては、毎日継続してつけることで自分の気持ちを振り返ることのできる重要性や自分の気持ちをアウトプットすることが大切だよという話をしたいと思います。

 さらに、先生の心の天気へのかかわり方については見ている程度だよというスタンスを示していくことが重要だと思いました。小学生と違い、中学生は難しい年頃でもあるため、日々天気に反応するわけではなく、どうしても気になるときか、生徒から反応が欲しいと言われているとき以外は基本的のは見ているだけだよ、というスタンスもしっかりと示していくことが重要だなと思いました。この2点を伝えたうえで、心の天気を自分の中で思いをぶつける場にしてくれてもいいし、自分にとって一番使いやすいやり方でやってくれていいよという、ある程度自由をもって心天気をやってもらうことが大切だと思いました。

 このように、心の天気を毎日することの大切さと、先生の関わり方を最初に話すことが重要だと思いました。(岡)

※図はEDUCOMサイトから。
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2022年1月16日仕事日記

 今日は終日大学業務。6時30分ごろ家を出て会場に7時15分ごろ着。業務終了が18時少し過ぎ。帰宅が19時ごろ。終日、神経と体力を使ってヘトヘト。横になったら記憶なし。目覚めて、いくつかの仕事。

 研究室HP記事は8期生安藤さんの【読後感想】「全員を聞く子どもにする教室の作り方」を読んで。多賀一郎先生の本。おそらくこれから何度も出会う先生。何度も出会ってほしい先生。

【読後感想】「全員を聞く子どもにする教室の作り方」を読んで(安藤)

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 こんにちは!8期生の安藤里奈です。今年に入ってもう9日が過ぎようとしています。早いですね。今年はゼミが本格的に始まるということで、昨年よりもさらに気合を入れて学びを深めていきます!

 さて、今回は玉置先生が貸してくださった多賀一郎著「全員を聞く子どもにする教室の作り方」から学んだこと、感じたことを記事にさせて頂きます。

 聞いてもらう工夫をする事の大切さを学びました。本書ではたくさんの工夫が挙げられていたのですが、特に「オウム返しをしてはいけない」という部分に衝撃を受けました。なぜなら、聞こえなかった生徒のために復唱した方が良いと思っていたからです。でもすぐに納得しました。私の経験談ですが、友達の発言が聞き取りづらいと感じた時、生徒に代わって先生がもう一度言い直してくれる、と考えてしまい一回でしっかり聞こうという気持ちが薄れてしまう時がありました。言い直したいという気持ちをぐっとこらえて一回で聞き取らなければいけない状況をつくり、自分たちで聞こうとする意志を生徒に持ってもらうように気を付けたいと思います。

 さらに、もう一つ気を付けようと思ったことがあります。話し方です。同じ内容でも話し方次第で興味・関心の持ち方に差が出てきます。落語は強弱、間、リズム感等話し方の参考になるポイントが多いです。落語に留まらず、人を引き付ける話し方をする芸人さんをよくテレビで拝見します。このように教育の分野だけでなく、落語やお笑い等の分野にも視野を広げて教育に生かせる技量を高めていこうと思います。

 この本を読んで、まだまだ私の知らない有効なテクニックがあることを改めて感じました。これから玉置ゼミで、沢山の知識や技術をしっかりと身に付けていきたいと思います。本書を読むことができてよかったです。ありがとうございました。(安藤)
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教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文