2024年7月26日仕事日記

 数学原稿チェック。資料集め。11時ごろに家を出て、大学へ向かう。途中で昼食。

 12時30分研究室到着。10期生河上君、岡田君、森山さん、齋木さん、石川さん、松野さん、池田さん、道下さん、間宮さん、来研。夏の読書の本選び。

 数学原稿チェック。とっても面白いネタが揃ってきたと自負。

 今日もいただく講演依頼。ねらいをお聞きして、対応できると判断して、日程調整へ。

 16時に岐阜県教育委員会の山路先生来研。書類の再提出のために足を運んでいただけた。深謝。先日の講演の感想をお聞きする。元気が出る。

 16時30分から重要会議参加。ほとんどお役に立てていないのが申し訳ない。80分ほどで終了。

 帰宅。体が休むことを欲している。いつのまにか記憶なし。

2024年7月25日仕事日記

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 数学原稿に赤入れ。7時50分ごろ家を出て、地元駅から浄心駅で下車。名古屋西文化小劇場へ到着。

 機器準備、しばし休憩。10時5分から11時40分まで。名古屋市教育委員会教職員課主催・安全衛生セミナー(2・3年目教員セミナー)で講演。演題は「若手教員として心しておくとよいこと 何とかなるさ精神のお勧め」。

 主催者からは、名古屋市2・3年目教師においても、休職・職免・長時間労働者が増加しており、それを防ぎたいとの願いがあっての依頼。昨年度は同じセミナーで教務主任対象、一昨年は異動1・2年目教師が対象で、毎年、新作で対応させていただいている。希望参加とのことで、100名ほどの参加があり、前半は依頼対応の講演、後半はより良い学級と授業づくりのための講演の2本立て。終了後、高校勤務の方からの質問があって対応。なるほど!という質問。

 会場付近で昼食をとって帰宅。14時から喫茶店で、市内某教務主任の相談に対応。「探究活動をどう仕組んでいくとよいか」という内容。最近得た情報を提供した上で、私案を伝える。現実的で良い案を伝えることができたと思う。

 19時からオンラインで、「学習科学・教育心理学はこれからの学校教育に何をもたらすか——令和の日本型学校教育の実現に向けて 『人はいかに学ぶのか』刊行記念オンラインイベント」を視聴。秋田喜代美さん、鹿毛雅治さん、奈須正裕さんによる鼎談。奈須さんの発言には、次期学習指導要領の方向性を踏まえた内容があり、とても興味深く聞くことができた。20時40分まで。

 21時からオンラインゼミ「指導と評価」に参加。月刊誌「指導と評価」から、二人の研究者による原稿「主体的に学習に取り組む態度の評価」を整理しての提案あり。助言者の依頼を受けている僕は、「現実的でない二人の研究者の提案は意味がない」とバッサリ。参加の皆さんを困られたことは事実。あまりにも理想的過ぎる提案は、教師を困らせるだけだと思うので、発言を止めることができなかった💦。ごめんなさい。

2024年7月24日仕事日記

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 「教師論」の最終振り返りチェック。心に刺さった振り返りを書いた学生には直接の感想メール発信。心に刺さった感想のうちの一つが以下のもの。

 「教師」という職業を目指していく中で、大変だとかそんな忙しい仕事はあなたには無理だと言われて諦めそうになる気持ちを変えてくれたのは、この玉置先生の「教師論」だけです。教師を目指す私たちにたくさんのエールを送ってくださってありがとうございました。

 いきなりの強雨。予定が狂う。10時近くに金融機関へ。相続書類一つ完了。

 13時15分に岡山市教育研究研修センターとオンライン接続。動画配信のチェックをして、14時5分から16時25分まで、算数・数学研修講座。演題は「ICTを効果的に活用した算数・数学授業」。数学的な見方・考え方の捉え方から入る。参加者には、チャットで自分の考えをドンドン入力してもらい、そこから意図的指名。この手法もかなり慣れてきた。ICTを活用した算数・数学授業動画を見せながら、本質を押さえる。最後はGCを使って演習。初試みだったが、80名近い皆さんの協力もあって、大きなトラブルもなく、2時間20分の講座無事終了。自分としては新たな手法を試すことができて、反応もよかったことがなりより。

 数学ネタ原稿チェック。仲間から面白いネタがたくさん届いている。より伝わりやすくするのが僕の責任。

 明日は名古屋市教育委員会教務部教職員課(教職員のメンタルヘルス・保健指導)から依頼を受けての講演。教職員課からの依頼は3年連続。感謝しつつ、その最終準備。

2024年7月23日仕事日記

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 7時ごろ家を出て、各務原市教育センターすてっぷへ、各務原市夏季教職員研修会のため向かう。会場付近の喫茶店で時間調整。9時過ぎに会場到着。機器調整。

 9時30分から11時30分まで10分間の休憩を入れて講演。演題は「個別最適な学びと協働的な学びを生み出すための方策」。文書には30名ほどの参加と書いてあったが、80名ほどの方の参加。時間があるので、ペアで話し合ってもらう時間なども随所に入れて、2学期からの授業づくりのヒントを動画も見せながらたくさん提供。参加者の頷き具合からは、大いに役立ったと自己分析。

 別会場で講演をされていた本学・芳賀先生と大学へ向かう。車中での会話はいつものように楽しい。新情報もたくさんもらう。

 12時30分ごろ、10期生河上君来研。夏の読書のための書籍探し。10期生全員がこのような意識を持ってほしい。

 13時10分から2コマの「教師論」。最終回。最後の振り返りのテーマは、「自分が考える理想の教師」。そのために最後は金森俊朗先生を紹介。古さを感じる学級経営だが、教師魂をぜひとも学んでほしいと思い、映像提示。30分ほどかけて振り返りで終了。

 嬉しいことに玉置ゼミに入るにはどうしたらよいか?という質問が何人もからあった。「教師論」を受けてのゼミ希望は授業をした身としては、心の底から嬉しい。

 すぐに大学を出て帰宅。終日、役所等を動いてきてくれた弟と相続に関する書類づくりや確認。弟へのお礼も兼ねて、家内も一緒に3人でいつもの焼肉屋へ。小牧駅へ送って帰宅。

2024年7月22日仕事日記

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 7時15分ごろ研究室着。これからの講演プレゼン作成を少し。

 9時から第15回「教育課程論」。最終回は「振り返りの重要性」がテーマ。動画も見せながら、主体性を育てるためにも振り返りが大切と伝える。たっぷり時間をとって、過去14回の学びも振り返りながら、最後のリフレクション。

 すぐに大学を出て、自宅へ戻る。「教育課程論」振り返り読み。成績決定への資料作り。僕の心に刺さった振り返りを書いた学生へ感想送信。

 来年3月6日(木)開催が決まった本学教育フォーラム。そのチラシを完成させる。次回ゲストは、文部科学省初等中等教育局主任視学官の田村学さん。初の平日開催。基本はオンラインだが、会場にお越しいただいた方のために特別プログラム開催も予定。ご期待を。

 13時15分に熊本市教育委員会へ接続。14時から15時30分まで、熊本市立幼稚園、小・中・高等・特別支援学校勤務の15年経験者の皆さんへ講演。演題は「これからの学校におけるリーダーシップ」。チャットも使いながら、これまで以上にインタラクティブに展開。対面講演と変わらぬ展開ができて満足。皆さんの反応の速さにも助かる。

 これからの講演プレゼン作成の続き。いくつかのプレゼンを並行作成。コモンラーニング研究会で提案いただいた有井さんとメールでやりとり。良い方とつながることができた。

2024年7月21日仕事日記

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 8時からコモンラーニング研究会オンラインに参加。情報提供者の有井優太さんの話に聞き入る。演題は「授業をいかに見て語るか−授業を見るまなざしと授業研究の在り方−」。まさに自分が一番興味がある内容。大いに学ぶ。

 今後の自分の講演日程を確認して、情報整理。銀行に行き、相続関係の書類の確認をしてもらう。

 11時ごろに家を出て、岐阜県恵那市明智村へ向かう。今日は顔付け役として、第7回いきいき寄席へ向かう。

 12時過ぎに到着。桂まん我さん、ビックリツカサさんと久しぶりに会う。再会の握手。楽屋で芸論や最近の出来事をたっぷりお聞きする。僕にとっては極上の時間。

 14時開演。僕が簡単な挨拶。受ける!いつものようにとっても良いお客様

 まん我「狸さい」、ツカサ「お笑いマジック」、まん我「三十石」の3番組。ツカサさんのお客さんをけっして離さない話術とマジックを堪能。至芸といっていい。まん我さんの「三十石」は、これまで聴いたことがない、明け方の描写があり、秀逸。とってもよい風景を描き出していただけた。両師匠に感動。

 17時15分ごろ帰宅。さっそく次回のいきいき寄席段取り。今日も疲れていて早めに横になる。

2024年7月20日仕事日記

 昨日の下市町立あきつ学園での講演データ整理、本学フォーラムチラシ修正など。

 9時30分、歯科医院へ。かなり改善してきているとのこと。

 10時40分に家を出てお寺へ。父親百ケ日法要、納骨。12時少し前に終了。兄弟と家族で、ゆっくりと食事会。

 帰宅。弟と相続関連の書類作成などを入念にする。18時からいただいた飛騨牛で家族で夕食会。19時過ぎに家を出て、弟と次男を車で名古屋駅付近まで送る。特別な1日が無事終わる。

2024年7月19日仕事日記

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 来年3月6日に開催する本学教育フォーラムのチラシ案を作り、福地先生に相談。すぐに的確の助言が届く。深謝。

 8時42分地元駅乗車、名古屋、京都、橿原神宮前まで移動。11時27分着。奈良教育大学の小崎誠二先生の車で、下市町立義務教育学校(下市あきつ学園)へ向かう。途中で昼食。13時少し過ぎに到着。
 
 校長先生と本日の僕の役割(講演で期待すること)をしっかりお聞きして、後半30分間は研究主任と話し合うことを決定。

 14時から15時30分まで、1時間講演。演題は「「教えないスキル」を深掘りする 6月研究授業後報告をもとに」。研究部から届いた文書をもとに価値づけならびに動画による授業展開のヒントをたくさん提供する。その後、研究主任から質問を受ける形で、研究に関わっての懇談。「なぜ個別最適な学びが必要なのか」という原点を質問したり、振り返りの評価について補足したり。会場から質問をいただいたり。最後は、小崎先生に振り、締めていただく。校長室で教育長と懇談したり、次回来校の確認をしたりして、学校を出る。

 駅から学園まで車で送迎していただいた小崎先生とは、実に濃い貴重な意見交流ができた。数えきれないほどの学び。極上の学びをさせていただいたと言っても過言ではない。授業と学び研究所の仲間にも、この学びはぜひ伝えたい。

 17時26分大和八木駅からひのとり乗車。19時9分名古屋駅着。夕食をとって21時前に帰宅。今日も充実の1日。

2024年7月18日仕事日記

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 8月19に訪問する四日市市での講演(若手教師対象の授業の見方・作り方)プレゼン完成。担当にデータ送信。

 7時30分に家を出て、人間ドックのため小牧市民病院へ向かう。8時前に着いたが、すでにたくさんの人が待っている。8時30分から検査。1時間30分ほどで終了。各検査後に数値を聞くが、改善した項目がいくつかあって、ほっとする。ただし、13時からの医師説明では、悪化していることばかり言われて、気落ちする(泣)。良くなったことも医師から言ってもらえると気持ちは高まるのにと、つい教師の子どもへの関わり方とつなぐ自分。

 14時ごろ、とうしん学びの丘エールへ到着。担当者と講演内容について入念に打ち合わせ。15時から、「岐阜県教育委員会ICT活用アドバイザー事業 多治見市第2回GIGAスクール活用推進会議」で講演。演題は「NEXTGIGAで実現したいこと」。推進をする立場の方ばかりなので、かなり突っ込んだ話をさせてもらう。学校間、学校内格差を少なくするための方法も提案。教師はよい授業をしたいという思いはあることを強調。それを踏まえての取組が必要と提言。

 担当者から、「玉置先生のお話をお聞きして、すっと落ちるものがあり、とても感動しました。(本当に正直な気持ちです。)」という感想メールが届く。ICT活用で感動させられるようになった(笑)と自己満足。担当者に深謝。

 帰宅。明日のあきつ学園でのプレゼン再修正。研究室HP記事は、10期生岡田君の振り返り。記事でも自己開示をしている。そう、自分に素直になることが大切。

7月8日10期生ゼミでの学び(岡田)

 こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は7月8日に行われた10期生ゼミでの模擬授業での学びについて記事にしていきます。

 今回の模擬授業で私は、小学5年生算数の「体積」の授業を行いました。今回の模擬授業での学びは2つあります。

 1つ目は「自分は実際に授業をするとなると緊張してしまい、言葉が上手く出てこなくなってしまう」と実感することができたことです。模擬授業をしている時に頭が真っ白になってしまいました。上手く言葉が出てこなくて、授業が止まってしまったり、言葉に詰まったりしてしまいました。そんな時に、玉置先生が「子どもに弱音を吐いても良いんだよ」と教えて頂きました。これから授業のイメージトレーニングを何回もして、少しでも緊張しないようにすることと、緊張しても、子どもの前で「ちょっと緊張してるんだよね」と弱音を吐いても良いことを心に留め、実習などで授業をしていきたいと思います。

 2つ目は、子どもの良さや頑張りなどをしっかり見ることです。自分の授業では、子どもの呟きや発言などに対して価値付けなどの反応が少なく、子どものことを見ることができていないと感じました。子どもの良さや頑張りなどをしっかり見ることを日頃から意識していきたいと思います。

 今回の模擬授業で自分の弱いところや改善点などたくさんの学びがありました。今後、自分の弱いところの改善すると共に、今回学び得たことを活かして授業を行っていきたいと思います。(岡田)

※ 写真は岡田君が扱った教科書のページです(玉置)

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2024年7月17日仕事日記

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 昨日締め切りの原稿。若干、手をいれて編集部へ送信。その後、家を出る。7時30分ごろ研究室到着。教師論「振り返り」チェック。

 10時から9期生由原さん来研。教採2次相談。模擬授業を見る。ゼミでの学びが大いに生きている申し分ない模擬授業。若干の助言。

 10時40分から9期生ゼミ。前期最終回。まずは一人一人に、5限教育実習事前指導で話すつもりの内容を発表してもらい調整。その後は、金森俊朗先生の実践映像を見る。教師像をさらに豊かにする素晴らしい金森実践。何度見ても涙が出る。

 12時30分から教職専修会議。私事の報告。

 14時から教授会(オンライン参加)と審査教授会(対面参加)。

 16時30分から、9期生とともに教育実習事前指導。9期生8名の姿や語りが誇らしい!指導者としてとても嬉しい時間。9期生に感謝。

 大学を出る。明日の午前は人間ドック。問診表記入など。

2024年7月16日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。珈琲を淹れて、しばしのんびり。

 9時30分から「授業と学び研究所」会議にオンラインで参加。動画作成に絡む夏合宿の在り方相談。ゲストを呼び、話し合うことを中心に展開することを提案。さっそくゲストへ打診。この時期での打診はなかなか思うようにいかない。

 12時45分、卒業研究のために授業でアンケートをとりたいという学生来研。協力することを伝えて、これからの段取りを確認。

 13時10分から、第14回教師論2コマ。今日は、院内学級担任・副島賢和先生を取り上げる。基本知識を押さえ、副島先生の原稿をもとに話し合い、映像視聴。何人もの振り返り「感動」の言葉あり。

 終了後、すぐに大学を出て病院へ。書類を受け取って帰宅。本日締め切りの週刊「教育資料」第56回の原稿書き開始。最後のおさまりが悪く、しばし時間を空けることに。その間に記憶なし状態へ(泣)。

 研究室HP記事は、10期生河上君の模擬授業振り返り。いろいろと反省点はあって当たり前。とはいえ、前期ゼミを締める良い模擬授業だったことは間違いない。

7月9日10期生ゼミでの学び(河上)

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 こんにちは!10期生の河上です。今回は前期集大成の第15回ゼミでの学びを書いていこうと思います。

 私は今回、小6年社会「明治の国づくりを進めた人々」という明治時代導入の単元を扱いました。模擬授業をするにあたり、「ICTを活用した全員参加の授業」を目標に授業を考えました。実際に授業を行い様々なことが分かりました。

 一つ目はアクシデントに備えることの大切さです。授業中にパソコンの画面がうまくスクリーンに反映されず、焦ってしまい指示を出すのが遅れてしまいました。私は授業準備の際にICTが使えなくなることを想定していませんでした。教育実習に行った際も同じことが起きる可能性があります。これからICTを使った授業を行う際には、万が一に備えた準備をしておくことが大切だと思いました。また、今回うまく反映されなかった原因としてパソコンの設定が関係していたので、事前に設定を確認することも大切だと学びました。

 二つ目は大切なことは板書に残すということを学びました。今回、スライドを中心に授業を進めており、授業でのキーワードなどもスライドに入れていました。そうすると、消えてしまい残すことができません。なので、スライド中心の授業でもキーワードなどは板書をしていくことが大切ということを学びました。板書中心の授業では気付くことのできないことでした。ICTを使った授業に挑戦してよかったなと実感しました。

 三つ目は教師が喋りすぎてはいけないことを学びました。授業の最初、緊張していて喋りすぎてしまったなと思います。授業の主役は「子ども」であり、教師ではありません。また、教師が緊張していると子どもに伝わってしまい、子どもたちも困惑してしまいます。緊張したり、沈黙が続くと喋ってしまいますが、喋りすぎていいことは何もないので緊張している時こそ意識していきたいです。

 前期ゼミの学びをフルに活かして授業ができたと思います。ここに書いたこと以外にもとても多くのことを学びました。それと同時に多くの課題や改善点も見つけることができました。教育実習に行くまでまだ時間があります。より良い授業ができるように全力を尽くしたいと思います!応援よろしくお願いします!!(河上)

2024年7月15日仕事日記

 7時15分ごろ研究室着。講義資料印刷。

 9時から第14回教育課程論。今回は「学校を開く」がテーマ。その一手段として学校HPを取り上げ、自分の原稿も含めて、捉え方を広げる資料提示をした上で、僕が教頭時代に放映されたNHK番組の一部を見せる。振り返りには、学校を開く意義をあらためて記載した学生多し。

 「教師論」の振り返りチェックなどで時間をかける。

 3限は岐阜教採2次に向けての相談に乗る。模擬授業で外してはいけないことを伝える。教採面接官の立場で考えると、模擬授業でとらえるべき事柄が明確になった貴重な時間。相談をしてくれたゼミ生に逆感謝。

 8月9日亀山市での講演プレゼン作成開始。いわゆる新作。ファイトがわく。

 5限はフレンドシップ4の講義。下写真の「はじめにこどもありき」がこの授業の原点であること、さらにかつてのゼミ生のインタビューを見せて、このゼミ生の子どもの気づきが授業構想の大元になっていると伝える。精鋭8名が履修。素晴らしいメンバー参集で、なるほど!という意見が続く。こちらもつい力が入る。

 帰宅。明日締め切りの原稿書きに取り掛かるが、集中力切れる(泣)。
 
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2024年7月14日仕事日記

 日曜日だけど、今日は大学へ。8時過ぎに到着。依頼を受けて教採2次面接指導。午前2コマ、午後1コマ担当。不十分な点を指摘して、その場でやり直しをさせて合格するまで繰り返し指導。

 帰宅。8月21日の久留米での数学授業づくり講演のプレゼンづくり。ようやく完成。明日15日5限講義フレンドシップ4の指導内容を検討してプレゼンづくり。

 研究室HPは、10期生石川さんの模擬授業振り返り。いつものように自分自身を丁寧に振り返っている。だからこそ振り返りが生きる。

7月9日10期生ゼミでの学び (石川)

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 みなさんこんにちは!玉置ゼミ10期生の石川百音です!

 今回は7月9日の10期生ゼミの模擬授業での学びを記事にしていきたいと思います。7月9日のゼミは前期最後のゼミでした。前期の集大成として、今までの学びを存分に発揮できるように頑張ろうと意気込んで臨みました!

 今回私は、中学校2年生の国語・「扇の的-平家物語から-」の単元で模擬授業を行いました。今回の模擬授業を行うにあたり、せっかくゼミで学べるのだから、国語のオーソドックスな授業展開ではなく、少しチャレンジした授業展開を行ってみたいと言う目標を立て授業に望みました。

 そのような目標を持って望んだ模擬授業から学んだことを授業準備、実際の展開のイメージトレーニング、そして実際の模擬授業時に感じたことの観点に分けて振り返りたいと思います。

○ 授業準備
 授業を計画する段階で、まずは私自身が「扇の的」の内容をしっかりと把握することから始めました。物語の背景や登場人物の関係性、物語の主題について深く理解することで、授業の軸を明確にすることができました。また、資料の選定も重要だと感じ、生徒たちが興味を持ちやすいように、図解を活用するなど工夫することが出来ました。

 このように教材研究では、ただ「扇の的」を読み解くだけではなく、どのように生徒に伝えれば生徒の理解が深まるのかを重視しました。この視点を持つことができたのはこの模擬授業を良いものにしたいと真剣に向き合い、準備できたからだと思います。今回ゼミでこのような機会を頂けたこと。とても幸せだったなぁ。と改めて玉置ゼミの偉大さを実感しました。

○ 展開のイメージトレーニング
 模擬授業の前には、実際の授業の流れを何度もイメージトレーニングしました。具体的なシナリオを考え、生徒たちの反応を予測しながら進行を確認しました。ゼミの仲間にも練習に付き合って貰ったり、意見を貰ったりして、助けてもらいました。自分のことでは無いのに一生懸命一緒に考えてくれる仲間の存在にとてもありがたいなぁと感じました。
 また、玉置先生から助言して頂いた、「ワールドカフェ方式」を取り入れ、生徒一人一人が積極的に参加できるような授業展開・環境作りも意識しました。このプロセスを通じて、授業の進行がスムーズに行くように準備を整えました。

○ 実際の模擬授業
 実際の模擬授業では、準備した内容をもとに進めようとしましたが、内容が難しく、自分が予想していた時間内では課題に取り組みきれない状況が生徒に見受けられました。そこで私は迷いましたが、進めようとしていた問題数から大幅にカットして1つの問いだけを解かせるようにシフトチェンジしました。

 私の中ではものすごく迷った判断でしたが、授業後に玉置先生から、「授業にはそのような臨機応変な対応が大事なんだよ。」と声をかけていただけました。授業はそうそう予定通りには行かないことを実感し、これもまたひとつ私にとって、大きな経験・学びになりました。生徒たちの反応を見ながら柔軟に対応し、興味を引き続けることができるよう努めることの難しさ・大切さを学びました。

 私の最大のチャレンジであった、「ワールドカフェ方式」の場面では、生徒たちが積極的に意見を出し合い、活発な交流が行われました。一方的に教えてしまう授業展開や、読み取りが得意な生徒だけで進んでしまいがちの国語の授業ですが、活動方法や交流の仕方を工夫することで、対話的な授業を展開することができ、理解を深めることにも効果的だと学べました。

 授業後の先生や仲間からのフィードバックを受け、改善点や次回への課題も見つけることが出来ました。全体としては生徒たちが楽しみながら学べる授業を展開できたと感じ、少し自信がつきました!今後もさらに工夫を重ね、生徒たちが興味を持ち、理解を深められる授業を目指して、学び続けたいと思います!そして、目の前に迫る教育実習を精一杯頑張りたいです!(石川)

2024年7月13日仕事日記

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 今日は午前、午後とオンラインでの勉強会。午前は、僕が代表理事を務めている一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」主催の「モーニング情報交流会」開催。

 9時30分から11時まで、全国から参加いただいた30名弱の皆さんと交流。情報提供者は、岐阜市立加納幼稚園長の藤井佐由美先生。豊富な写真と動画による幼稚園児が自ら探究を楽しんでいる実践報告で圧倒される。その後のブレイクアウトルームでの話し合いも熱が入る。藤井先生のおかげで、いつも以上に濃厚な交流会となった。主催者として大満足。

 13時に事前打ち合わせをして、14時から16時まで、ベネッセミライシード「東海コミュニティ」に参加。30分間の講演依頼を受け、今後の端末活用について要所を提案。演題は「ICTを有効活用する大前提は聴き合う学級づくり」。少人数だったが、しっかりと思いをもっておられる皆さんで、充実した時間となる。

 コミュニティ後、ミライシードが世に出て10年を迎えるとのことで、当初に関わった一人としてインタビューを受ける。

 8月に訪問する久留米市での数学研修会でのプレゼンづくり。ようやく先が見えてきた感じ。

 研究室HP記事は、10期生尾崎君の模擬授業振り返り。各自が心情位置を表す仕掛けのよさを体感してくれた模様。研究室HPページ写真を10期生前期打ち上げ会の写真に変更。

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7月2日 10期生ゼミでの学び(尾崎)

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 こんにちは!10期生の尾崎勇吾です。今回は7月2日のゼミで行われた模擬授業で得た学びと、その反省について記事にしていきます。

 今回自分は、中一道徳「選手に選ばれて」という教材で模擬授業を行いました。この教材は、選手に選ばれたA君の出る、出ないを決める権利と、クラスで選ばれたから出なければいけないという義務が対立していて、議論が終わらないという教材でした。これを元に、自分は権利と義務のどちらを大切にするといい?のようなことを子どもに考えさせることをねらいました。

 ですが、実際には足りていない部分が多くありました。まず、「権利」や「義務」というキーワードを使うと少し授業が固くなってしまうということです。中学生にこのような言葉を使うと、固く重い雰囲気が流れてしまうことを身をもって感じたため、実際に現場で授業をする際には工夫が必要だと感じました。

 また、その工夫として今回は教科書のある箇所を拾ってキーワードとしました。ですが、そのキーワードとした部分が1回の説明で理解することが少し困難な難しいものでした。授業を簡略化させたり、子どもに考えやすくさせるためにキーワードを拾ったとしても、1回で伝わらないと意味がないし、逆効果になってしまうことがよくわかりました。

 それに伴って、発問においても至ってシンプルな発問で進めていけばいいのだと感じました。自分は授業を進めていく上で、発問と子どもの理解に食い違いがないようにどうしても全てを説明してしまうところがあると感じました。玉置先生にも、発問が難しいとのご指摘をして頂けた上、今回のようの未解決物語は線上に子どもの名前を書いてもらったりする「見える化」をすると効果的ということも教えて頂きました。このように、シンプルな発問でもここまで発展して子どもと子ども、教材と子どもを繋げることが出来るんだと、実際に授業をしないと得られない学びを得ることができました。

 今回のように自分なりに授業の展望を描き、進めていこうと考えていても、実際に授業をしていくと思った通りにいかなかったり、授業が停滞してしまうことがあるということを今回学びました。今回、発問の仕方と提示するキーワードについて今までになかった新しい考え方を得ることができ、とても有意義な時間であったと思います。

 今回の模擬授業で得たことを今後に活かし、次はもっと良い授業が出来るように頑張っていきます!(尾崎)

2024年7月12日仕事日記

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 9時から岡山市教育センターと接続して、講演の事前打ち合わせ。9時30分から明日のモーニング情報交流会で話していただく岐阜市立加納幼稚園長とつないで明日の確認。

 12時ごろ家を出て、みよし市立黒笹小学校へ向かう。13時ごろ着。校長、教頭、教務主任としばし懇談。

 13時35分から3年生保健授業参観。単元は「けんこうな生活」。生活リズムの大切さを知り、教科書に掲示してある子どもの1日の過ごし方に助言することが主活動。ミライシードの新機能も上手く使い、子ども同士が結びつく仕掛けが随所にある授業。

 さっそく動画整理。時間が限られているので、どうしても伝えたいところに限定して動画タイトル付け。

 先生方の研究協議参観。この学校の協議はいつも質が高い。なるほど!と頷く意見多し。

 15時45分から40分間が僕の講演。演題は「児童の思考を促す主体的・対話的で深い学びをもとめて〜「たい!」を生み出す学習を目指して〜」だが、前半は最近見た授業から皆さんで共有化したいことを動画を通して知らせる。後半は授業動画をもとに助言。特にQRコンテンツの使い方を伝授。凄く納得していただいた感じ。

 校長室で懇談。来年度の研究発表会での依頼もいただく。有り難いこと。

 帰宅。8月の算数・数学講演のプレゼンづくりなどを続ける。21時から1時間、オンライン指導と評価ゼミに参加。数学授業のつくり方提案があり、数学的な見方・考え方を育てるための教師の在り方を伝える。

 研究室HP記事は、10期生齋木さんが発信。模擬授業を1回しただけでもこれだけの学びがあるという良い証

7月2日 10期生ゼミでの学び (齋木)

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 こんにちは!10期生の齋木です。今回は7月2日に行われたゼミでの模擬授業を通して学んだことを記事に書かせていただきます。

 私は、道徳科の小学4年生の「ドッジボール」という単元で授業をさせていただきました。

 玉置先生に、指導案の添削をしていただいたのですが、私の発問は、読み取りになってしまい、道徳ではなく、国語の授業になってしまうと教わりました。

 道徳科の授業では、一人一人が、意見を持ち、答えは一つだけではないため、その点を注意しないといけないということを学びました。そして、今回のことを活かし、今後発問を工夫すべきだと思いました。

 模擬授業をしてみて出来ていないところが沢山ありました。まず、朗読です。私の練習不足なところもあり、何度も噛んでしまいました。朗読に関しては、子どもが、「下手だなあ」と思わせない必要があると学びました。

 次に机間指導です。机間指導では、あまり、児童に話しかけることが出来ませんでした。また、その時に行う価値づけができなかったので、今後やる時は、児童が話した言葉を褒めたりし、教師も入ってペア活動する必要があると思いました。

 最後に、焦ってしまったことです。これは朗読にも関わりますが、緊張と不安等で、はきはきとうまく話すことができませんでした。もし、それを現場でやってしまうと、教師の緊張が伝わってしまい、クラスが思い雰囲気になるかもしれません。そのためにも今後は、授業をすることに慣れていなかったとしても自信をもって、児童たちを引っ張るような授業にしたいと思います。

 模擬授業を実際にやってみて、教師の力量で、クラスの雰囲気や進み具合が変わってしまうということを学びました。しかし導入や発問の仕方は自分なりにうまくできたと思うので、できたところはそのままにし、できなかったところを一つずつ修正して、より良い授業を作っていこうと思います。(齋木)
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