伸びる教師の条件

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 この三つの言葉は、私が教員研修会で講演をさせていただくときに、必ず示すものです。

 伸びる教師の条件は「素直であること、勉強好きであること、プラス思考ができること」であると、いろいろな方が述べておられます。36年間、公立教員として生きてきて、この条件にはまったく異論がありません。

 この中でも最も大切なことは「素直であること」だと思います。

 経営の神様と言われている、パナソニックを一代で築き上げた松下幸之助さんは、「必ず素直になりなさい」と教えておられたとのこと。

 以下のサイトでは、松下幸之助さんが書かれた「素直な心になるために」の著書がほとんど読めるサイトです。一読するとよいと思います。お勧めのサイトです。

 ※ ゼミ生の皆さん、「このサイトのこの言葉に特に感じ入りました」ということがあれば、ぜひこのHPで紹介してください。(玉置)

 PHP研究所「素直なこころになるために」

有田先生の笑顔は忘れられない

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 このHPにすでに何度も登場されている写真の有田和正先生。

 写真は、2013年2月16日(土)に東京ビックサイトで私(玉置)たちが主催する「愛される学校づくりフォーラム」で、社会科の模擬授業をされたときのものです。

 45分間、終始、この笑顔を絶やさず、「6年生最後の社会科授業をどうするか」のテーマのもと、素晴らしい授業をしていただけました。

 実は、この日の有田先生の体調は最悪の状態と言ってもよいほどでした。控室では襲ってくる腰痛をこらえ、ほとんど口を開かれることはありませんでした。主催者の一人として有田先生のご登壇はやめていただかなければいけないと思ったほどでした。

 しかし、舞台にこしらえた教室に足を入れられた途端、この笑顔なのです。誰一人、有田先生のお体の状態を想像すらしなかったと思います。

 子供の前に立つプロ教師の姿はこうあるべきだと、まさに身をもって教えられたのです。

 有田先生はこのフォーラムの後、こうした表舞台に立たれることはありませんでした。そして2014年5月2日、有田先生はご逝去されました。(玉置)

プロ教師の凄さを知る

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 「ふれあい体験」(学校終日見学)の事前指導でのことです。

 三重県で初任者指導をされておられる中林先生からいただいた通信を使わせていただきました。その通信には、ある2年目教師の授業場面が写っています。中林先生は、初任者に写真から読み取れる多くのよさに気づかせようと通信を発行されました。

 事前指導においても、まずは写真を見せ、どのようなよさに気づくかを挙げさせました。大学1年生の4月ですから、授業を見る目は当然ありません。

 個人で考え、グループで話し合わせた後、発表された気づきは下の写真です。

 その後、中林先生が書かれた通信を読んでもらいました。上の写真です。いかがでしょうか。プロ教師の気づきにとても感じ入っている大学生の様子が写真からもわかっていただけると思います。(玉置)
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