【20160819講演】犬山市教育講演会前半は、まさに「特別の教科 道徳(道徳科)」の概要。次期学習指導要領についても触れ、これからの教育の方向について掴んでいただきました。この時間が45分間。 後半の60分間は、私の授業動画をみてもらいながら、タイプが異なる三つの道徳授業の提案をさせていただきました。犬山市の全教員対象の講演会で、犬山市にお勤めの皆さんをはじめ、市長、教育長にも聞いていただきました。 【20160818講演】弥富市教員研修会
8月18日は、弥富市総合社会教育センターで、弥富市の先生方へ講演をしました。
演題は「これからの時代の教師に求められる三つの教師像」。会場には、お世話になった方があちこちに。冒頭は、今回から入れた脳のパフォーマンスの話。そして、本題に移りました。 中教審答申をもとにして、 1 「学びの専門家」としての教師 2 学び続ける教師 3 新たな課題やチーム学校に取り組める教師 の3点について、文献解釈や私の経験をもとにした話を時々参加者にも意見を求めながら話しました。最後までしっかり聞いていただき、新ネタでしたが、ほっとできました。 【20160817講演】独立行政法人教員研修センター13時から17時まで4時間をかけて、3週間行われている研修のうちの1コマである講義「ミドルリーダーの役割」を担当しました。聴衆は、全国から参加の中堅教員180名の皆さん。大きな拍手に迎えていただきました。 まずは私を知ってもらうため(学校経営方針)の20分間。そして、私が出会ってきたミドルリーダーの実際(彼らがどのように考え、どのように動き、学校にどのような変化をもたらしたか)を1時間ほど紹介しました。日本教育新聞に連載した「ミドルリーダーの作法」が元原稿です。 後半は、まず文献によるミドルリーダーの在り方や必要となる能力(課題解決能力、コミュニケーション力など)を解説しました。 5人から6人のグループになり、自身が勤める学校の課題出し作業。出された課題へ質問をして課題をシャープにするように指示。次に解決策を考え、グループで交流。180名で共有化するとよい課題と解決策をまとめ発表。すでにグループで十分に意見交流をされているので、4つのグループに発表していただきました。講師として、まとめをして4時間の講義を終えました。 【20160816講演】四日市市教頭研修会教頭職の大変さを経験談をもとに語ったためか、参加者との距離が縮んだ感触を得ました。そのため実に話しやすい会場になり、30分間ほど僕の教頭時代を語りました。 その後、グループになってワークショップを展開。他の教頭研修資料から、結局は「教訓的な言説になってしまう」という反省があったことを初めに紹介。このワークショップではそうならないようにしましょうと押さえて、「学校が組織として動いていない」「校長のリーダーシップが見えない」「課題が教職員に共有されていない」という場合の具体例を上げること、そうならないための方法を考え、話し合い、発表していただきました。 10グループの発表に対して、即座に経験的コメントをして無事終えました。教頭先生方がこんなに楽しそうに学んでいるのだから、大丈夫!というのが私の率直な感想です。 【20160812登壇】学習工学セミナー
48回目となる学習工学セミナー。今回もシンポジウムに登壇させていただきました。
シンポジウム前は、堀田龍也先生の「教育改革の動向に向けた学校の情報化と子どもの学び」と題した講演で、これを受けてのシンポジウムでした。 これまでもシンポジウムでは波風を立てる役目でしたので、「出川小から出入り禁止になるかもしれませんが、と前置きして、「好事例として示された出川小の姿になるまでに、助言者の堀田先生もかなり苦労されたのではありませんか。初めての訪問のときに言われた言葉は・・・」と発言しました。 そこから、いつもの通り、あちこち(とはいっても今回はブレは小さい(笑))話題が飛びながら、1本筋が通ったシンポジウムになったのではと判断しました。あとは皆さんの感想を聞くしかありません。私にとっては実に楽しいシンポジウムでした。 【20160810講演】飛島学園飛島村一貫教育研究会開催(その1) 飛島村一貫教育研究会開催(その2) 飛島村一貫教育研究会開催(その3) 【20160809講演】岡山県笠岡市で講演と模擬授業このときの講演等について、市教委の高橋伸明先生が発信していただきました。以下で紹介をさせていただきます。ありがとうございました。 *** 去る8月9日(火)に,恒例の「若手教員パワーアップ研修会」が開催されました。 始めてもう5年目になる,35歳以下悉皆の研修会です。今年も昨年度に引き続き,岐阜聖徳学園大学の玉置先生と,関西大学の塩谷京子先生に講師をお願いしました。 今年の研修会を貫くテーマは「『主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニングの視点から)』を実現する授業を創るために」。意図をかみ砕いて言うと,アクティブ・ラーニングの手法を学ぶ研修会なのではなく,こんな授業をするためには日常的にちゃんと子どもに力をつけなきゃいけないよね,日々のちょっとした営みの質を上げましょう,そういうことを伝える研修会だったわけです。 お二人にコラボをお願いするのは2年続けて。当初思っていたとおり,いやそれ以上に,この最強コンビの研修会は,笠岡市の若手悉皆研修のニーズにピッタリであると改めて実感しました。とにかく,「国語も算数・数学も大切なことは同じだよね」「小学校も中学校も授業づくりの本質は同じだよね」と気付かされることの連続。何よりも講師のお二人が,そのことに深く納得し,自ら驚きながら臨機応変に伝える内容も工夫・強化してくださったので,必然的に参加者へそういうメッセージは伝わります。 ◆子どもが主体的に学ぶとはどういうことか,数々実感させていただきました。例えば,子どもの「やりたくない」「わからない」「おもしろくない」という素直なつぶやきを拾って,そこから「もっと読んでみたい」「もっと計算してみたい」という状況へ持って行く模擬授業を実際にやってみせてくださったことが,大変ありがたかったです。圧巻でした。難しい学習内容を一部の子どもだけで進めるのではなく,全員を巻き込んで展開する授業。日常的にマネをしてみたいと思わせる,良いヒントをたくさんいただきました。 ◆これでもかこれでもかというくらい,対話的な学習場面の大切さを教えていただきました。ペアで,グループで,そして先生と,これだけ繰り返し繰り返し対話しながら授業を展開することの価値を実感させていただくと,若手教員は否が応でも「授業でやってみよう」と思うでしょう。少なくとも,一方通行の・講義形式の展開を当たり前にやっている人には,この方法をまねるだけでも,授業の質は上がりそうです。 ◆もちろん,意味もなく対話的な授業を見せてくださったのではなく,お二人は「深い学び」を体現してくださいました。塩谷先生が全国学力・学習状況調査中学校国語B問題を使って伝えてくださった「ここから何を学ぶか。何を教えなければならないか。」の講義は,情報学博士としての真骨頂を発揮されているとも言い得る,深い内容でした。玉置先生の数学の模擬授業も,数というものの規則正しさ・面白さを深く追究する内容でした。思いっきり文系な私からすれば,こういう数学の授業名人の奥深い教材解釈・教材研究にはいつも圧倒されます。さらにお二人とも,深い学びへと誘うための「指導言の妙・的確さ」をいかんなく発揮してくださいました。これこそ,日常授業の改善へのもっともありがたいヒントの数々。良いものをたくさん見せていただきました。 私はすでに2年間このパワーアップ研修会の主査ではなくなっているので,もはや中心となって考える立場ではないのですが,これだけ絶妙のコンビネーションで今年もお二人に展開していただくと,また続けてぜひ!とお願いしたくなります。もちろん,ご迷惑をお掛けしてはいけませんが,今後も何らかの形で笠岡市の教育のためにお力添えを賜れればなあと強く思った,今年の研修会でした。お二人をはじめお世話になったみなさまに,深く深く感謝申し上げます。 【20160808講演】一宮市夏季集中研修講座(食育の授業づくり)
8月8日午後は、栄養教諭の皆さんなど希望された皆さんに、食育の授業づくりについてレクチャーしました。
まずは、次期学習指導要領の方向性、より良い授業づくりのための原理・原則を伝達。そして、ある食育指導案をもとに、玉置流・5つのステップによる授業づくり法を話す。特に後半は、全員に何度も発言してもらう機会を作り、動きがある展開。 「よりよい授業をしたい」という強い思いを持った皆さんばかりで、いつも以上に熱が入りました。 【20160808講演】一宮市夏季集中研修講座(校長研修)
8月8日、一宮市で今年度から始まった夏季集中研修講座(校長研修)で講師を務めました。
3人の校長先生の実践発表のあと、「玉置流・元気な学校づくり方策」と題して1時間15分の講演。月刊誌「指導と評価」で連載した学校づくりから、授業力向上のために取り組んだ事例を紹介しました。 その後、5人の校長先生がパネラー、僕がコーディネート役となり、「つながり力」をテーマに展開。「教職員とつながる」「地域・保護者とつながる」の2つのテーマで、わずか30分間でしたが、それなりの提言ができたと思います。 【20160806】愛知県公立小・中学校女性校長会「管理職研修会」
8月6日(土)、愛知県公立小。中学校女性校長会「管理職研修会」で話す機会をいただきました。
演題は「今、女性リーダーに伝えたいこと〜学校を創る楽しみを持つ〜」。1時間30分の講演でした。 8月1日に中教審が発表した「次期学習指導要領の方向についての審議のまとめ(素案)」から思うことを前半に入れ込み、後半は、女性リーダーへの提言。ぜひ「つながりを増すための取組を」という思いを伝えるために、私がやってきたことを次から次へ、思いとともに話しました。 以下のような感想(一部掲載)が届きました。とても嬉しく思います。 *** ・講師の先生の熱意が伝わってきた 「やってみよう」という意欲がわいてきた。 ・学校からの発信をうまく行い、地域・保護者と強くつながっていきたいと思った。 ・さっそく職場で生かせる内容ばかりだった。すばらしい講演だった。 ・大変勉強になった。とてもわかりやすく、方向性が見えてきた。 ・お話の構成と話術の素晴らしさは、お手本である。 ・素晴らしいお話だった。感動するとともに、自分の無力を感じた。しかし、残り少し、がんばります。 ・力強いお話にぐいぐい引き付けられた。「学校力はコミュニケーション力」は普段から校長が言っていることであるが、改めてその大切さを学んだ。 ・以前からお聞きしたかった玉置先生のお話が聞けて、うれしかった − 1 ・中教審のお話まで聞けるとは思わなかった。まさに誠意はスピードで、準備してくださったのだと感じた。テンポ良いお話に引き込まれた。 ・とにかく実践内容がすごい。楽しく学校を創っていく力量に感動した。最新の情報を発信していただきありがたかった。 ・軽快で活力あふれる話ぶりに引き込まれた。先生のもとで働いてみたいと思った。自分がそうなれるように今日伝えていただいたことを少しでも実践に移していきたい。 【20160805講演】弥冨中学校で道徳模擬授業「考え、議論する道徳」がキーワードですので、それを意識した展開を解説しながら、また若い先生方のために授業技術を具体的に示しながらの2時間30分でした。 先生方とやり取りする中で、コミュニケーションが増し、よりインタラクティブな授業が展開できるようになりました。やはり、授業は生徒と教師の関係性が重要だと改めて思いました。 【20160804講演】教育ICT推進セミナーin長岡「学校を元気にする真の校務システムの活用」と題して40分間。平成10年度からの校務支援システム開発開始エピソードから学校変化の数々を笑ってもらいながら紹介しました。 セミナー最後に、鷲尾健仁先生と対談をしました。20分間。ICT環境整備における市の組織の在り方をテーマとしました。 びっくりしたのは、総合司会役がペッパー君だったことです。タイミングよく司会をするペッパー君に驚いてばかりいました。 【20160802講演】京都府総合教育センター中学校数学講座
8月2日(火)は、京都府総合教育センターで開催された「中学校数学講座」で講師を務めました。
午前・午後という終日の講座でしたので、午前は、私の数学授業づくりの根底においていることをじっくり伝えました。午後は、依頼があったICT活用による数学授業の実際を紹介、教材研究の楽しさ、深め方などを体験してもらいました。 帰路で出会った数人の受講の方から、「とても良い講座でした」「ぜひ2学期からやってみます」など、嬉しい言葉をいただきました。終日、頑張った甲斐がありました。 【20160801講演】島根県益田市管理職セミナー
6時間かけて、前日(7月31日)から益田入り。8月1日は、午前9時20分から12時まで、校長、教頭、主幹が集まられた会場での管理職セミナー講師を務めました。
演題は「玉置流・学力が高まる学校づくりの方策」。私の教頭、校長時代の学校経営について具体例を基に1時間30分話しました。 その後、私の講演をもとに、グループごとに学んだこと、次の一手について話し合いがなされました。 「とてもエネルギーがわきました」など、嬉しい感想をたくさんいただけ、ほっとして帰ってきました。 1期生教採1次、全員合格!
発表が一番遅かった愛知県の教員採用試験の1次結果もわかりました。
おかげさまで、12名全員が1次試験は合格しました。 大所帯ゼミを生かし、互いに刺激し合い、しっかり準備をして臨んだ成果だと思います。 2次に向けて(すでにある県は終了)、最後の詰めをしています。 【20160729】教育ICTフォーラム2016 in 札幌演題は、「チームとしての学校の在り方と学校経営マネジメント」。校務支援システムのc4thや、スクールwebアシスト、学校評価アシストによる学校変化、変化をもたらすためのマネジメントについて話しました。 パネルディスカッションは、札幌市立発寒小校長の新保先生の名コーディネート。100分間。パネリストは、水谷先生と千歳の中学校主幹の大西先生、道教委の手塚さん。私は助言者という立場でしたが、途中に何度か質問なり意見を言わせていただきました。 パネルのまとめ役でもありましたので、パネルテーマ「チーム学校と学校マネジメント」に合わせて、「つながり力を高める。そのためにはミドルリーダーの存在、同僚性、課題解決能力(課題を自分事にする)」の三つのフレーズでまとめました。 北海道で二日間にわたる講演ができるとは夢にも思いませんでした。貴重な体験でした。 【20160728】苫小牧市で「教育の情報化」講演
7月28日(木)、北海道苫小牧市で講演をしました。「教育の情報化による元気な学校づくり」と題して、小牧中学校教頭時代に始めた職員室ネットワーク化で、学校がどのように変化をしたのかをしっかり伝えました。
また、小牧市と同システムが入っている地区があるので、校務の情報化を推進する管理職の在り方を体験を踏まえて強調しました。 講演後は、2つのモデル校から実践報告を受け、その実践の価値づけをさせていただきました。 あいにく天候が悪かったこともありますが、気温は20度、さすが北海道でした。その日に札幌に移動しましたので、時計台を撮影してきました。(下写真) 【20160727講演】羽島市ホープ教員サマー研修
7月27日(水)、羽島市教育委員会の依頼を受けて「羽島市ホープ教員サマー研修」で講演をしました。
演題は「若い教師が身に付けておくと良い授業の技」。まさに参加者は若い先生方ばかりですので、明日からの授業に生きる技術を丁寧に、技術を支える理念も含めて説明しました。初めての岐阜県内の先生方への講演でした。 【20160726参加】文部科学省・小中一貫教育に関する調査研究協力者会議
7月26日、文部科学省・小中一貫教育に関する調査研究協力者会議に参加しました。前回の会議は欠席しましたので、久しぶりの参加です。
今回は、「小中一貫した教育課程の編制・実施に関する手引」(仮称)の検討です。事務局から、かなりの章まで書き込んだ提案がありました。教育委員会や学校現場に十分に役立つ手引を発行できそうです。 【20160723】新しいことを始めるよ戦略会議(地域&学校)
7月23日、授業と学び研究所にて、「新しいことを始めるよ戦略会議(地域&学校)」を行いました。
この会議は私の発案です。現在、学校支援地域本部やコミュニティスクールなど、地域と学校の結びつきをより強め、学校力を高めようという動きがあります。 その実態を調べてみると、その取り組みに大いなる差があり、学校はどう地域と結び付けばよいのかと悩んでおられる学校関係者や教育委員会があることがわかりました。 そこで、すでに実績がある方々に集まっていただき、無理なく結びつくワークショップができる資料を作成する意図で話し合いをしたのです。 参加していただいた方々は、学校教育や教育行政、地域事情をよくご存じの方で、体験的に学んでいる方ばかりですので、とても良い話し合いができました。 この会議の成果はぜひ皆さんに還元したいと思っています。どうぞ楽しみにしてお待ちください。 |
|