【20160729】教育ICTフォーラム2016 in 札幌演題は、「チームとしての学校の在り方と学校経営マネジメント」。校務支援システムのc4thや、スクールwebアシスト、学校評価アシストによる学校変化、変化をもたらすためのマネジメントについて話しました。 パネルディスカッションは、札幌市立発寒小校長の新保先生の名コーディネート。100分間。パネリストは、水谷先生と千歳の中学校主幹の大西先生、道教委の手塚さん。私は助言者という立場でしたが、途中に何度か質問なり意見を言わせていただきました。 パネルのまとめ役でもありましたので、パネルテーマ「チーム学校と学校マネジメント」に合わせて、「つながり力を高める。そのためにはミドルリーダーの存在、同僚性、課題解決能力(課題を自分事にする)」の三つのフレーズでまとめました。 北海道で二日間にわたる講演ができるとは夢にも思いませんでした。貴重な体験でした。 【20160728】苫小牧市で「教育の情報化」講演
7月28日(木)、北海道苫小牧市で講演をしました。「教育の情報化による元気な学校づくり」と題して、小牧中学校教頭時代に始めた職員室ネットワーク化で、学校がどのように変化をしたのかをしっかり伝えました。
また、小牧市と同システムが入っている地区があるので、校務の情報化を推進する管理職の在り方を体験を踏まえて強調しました。 講演後は、2つのモデル校から実践報告を受け、その実践の価値づけをさせていただきました。 あいにく天候が悪かったこともありますが、気温は20度、さすが北海道でした。その日に札幌に移動しましたので、時計台を撮影してきました。(下写真) 【20160727講演】羽島市ホープ教員サマー研修
7月27日(水)、羽島市教育委員会の依頼を受けて「羽島市ホープ教員サマー研修」で講演をしました。
演題は「若い教師が身に付けておくと良い授業の技」。まさに参加者は若い先生方ばかりですので、明日からの授業に生きる技術を丁寧に、技術を支える理念も含めて説明しました。初めての岐阜県内の先生方への講演でした。 【20160726参加】文部科学省・小中一貫教育に関する調査研究協力者会議
7月26日、文部科学省・小中一貫教育に関する調査研究協力者会議に参加しました。前回の会議は欠席しましたので、久しぶりの参加です。
今回は、「小中一貫した教育課程の編制・実施に関する手引」(仮称)の検討です。事務局から、かなりの章まで書き込んだ提案がありました。教育委員会や学校現場に十分に役立つ手引を発行できそうです。 【20160723】新しいことを始めるよ戦略会議(地域&学校)
7月23日、授業と学び研究所にて、「新しいことを始めるよ戦略会議(地域&学校)」を行いました。
この会議は私の発案です。現在、学校支援地域本部やコミュニティスクールなど、地域と学校の結びつきをより強め、学校力を高めようという動きがあります。 その実態を調べてみると、その取り組みに大いなる差があり、学校はどう地域と結び付けばよいのかと悩んでおられる学校関係者や教育委員会があることがわかりました。 そこで、すでに実績がある方々に集まっていただき、無理なく結びつくワークショップができる資料を作成する意図で話し合いをしたのです。 参加していただいた方々は、学校教育や教育行政、地域事情をよくご存じの方で、体験的に学んでいる方ばかりですので、とても良い話し合いができました。 この会議の成果はぜひ皆さんに還元したいと思っています。どうぞ楽しみにしてお待ちください。 【20160719参加】スマートスクール構想検討WG
7月19日午後5時から、今回で最終回となる「スマートスクール構想検討WG」に出席しました。
ここでの審議の内容は、親会議で検討され、すでに文部科学省サイトから、「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会最終まとめ」として発表されています。 良い機会を与えていただき、2020年代の学校・家庭・地域におけるICT環境について考えることができました。 【20160712講演】豊田市管理職研修会演題は「玉置流・元気な学校づくりの方策」です。管理職の皆さんへの講演ですから「学校づくり力が高まる」様々な方策を実践をもとに話させていただきました。 すぐに感想を届きました。皆さんに公開してもよいと許可をいただきましたので、以下にそのまま添付します。どうぞご一読ください。 *** ・実践に裏付けられた巧みな話術・プレゼン力に引き込まれました。 ・管理職には人心をつかむ話術も必要だと改めて思いました。 ・熱中して聞ける講演でした。 ・勤務時間なのに、逆に疲れがとれ、元気が出ました。 ・ユニークな発想、熱意に感動しました。 ・学校づくりとは、「職員と子ども(保護者も)を元気にし、やる気にさせること」このことに尽きると改めて思いました。 ・学校という組織(職員・生徒)に元気を与える校長であること、尊敬します。 ・できることから、「やらなわからしまへんで」の精神で取り組んでいきたいと思いました。 ・やってみるということとともに、プラス思考でいるところが参考になりました。 ・どんな切り口でアレンジしていくと子どもが育てられるか?と思いながら聞かせていただきました。 ・先生から教えていただいたアイデアを、本校流にアレンジしながらやれるところから取り組んでみたいと思います。 ・ABCDの法則など、誰でもなじめるキャッチフレーズづくりなど、探していたところなので、もう一度頭の中を整理することにします。 ・『主任から校長まで、学校を元気にするチームリーダーの仕事術』の本を読ませていただき、今日の玉置先生の講演を楽しみにしていました。期待通りのお話で、うなずかされることの連続でした。 ・楽しみながら先生と子どもたちを巻き込んでいく学校づくりは、本当に心強いというか、こうでなくては!という気持ちになりました。 ・校長職は苦しいことも多いが、いかに前向きにアイデアを出して楽しんでやるか、自分の生き様にも関連することだと感じた。又、頑張ろう! ・校長・教頭の思いや考えを他の職員に伝える時に、魅力的なキーワードを用いるのも大変効果的だと思いました。 ・HPでの学校の取組の情報発信は大きな意義をもっていることを再確認しました。子ども視点でのHPの掲載はたいへん感心させられました。 ・聞くだけで終わらせるのはもったいない、数多くの実践の中で、私の学校で役立ちそうなものはぜひ使ってみたい。 ・一つでもまねしたいと思いました。「あいさつカード」ぜひやってみたい。 ・特に参考になったのが「あいさつカード」です。見える化して子どものやる気につなげる。意識が低くなったらデザインを変えて継続する・・・授業参観での卵の販売も含め、アイデアが大切だと思いました。 ・「一体となって学校をつくる」「助けてください」具体的に動くことから、つなぐ・つくる、そのすごさを感じました。 ・一緒に楽しむ姿勢が、子ども、教職員、保護者、地域の人の心を明るくする。私自身も元気をもらいました。 ・「言葉」をあびて育つ…のように、参考になる「言葉」をたくさん知ることができました。 ・たくさんキーワードをいただきました。明日からの活力をもらいました。さすが、玉置流教育論!!感動しました。 ・新任校長として、学校の実態から、やってみよう・やってみたいと思うことを夏休みに計画していこうと思います。 ・自分の立場でどうかかわっていくか、自分なりにイメージしようとする意欲が湧いてきました。 ・小牧市で行われていた「授業力向上講座」に参加したときの、小牧市内の先生方の熱い学びの姿が印象的でした。(思い出しました) ・管理職としての意味・価値、ノウハウが分かったような気がします。大いに刺激になりました。 ・子どもを知ることが第一歩! 動いてみます。どんどん動いてみます。そこから見えるものに宝物があると思います。 ・校長の仕事に対して、さらにワクワク感が高まりました。即時評価、即、やってみようと思います。 ・一番ハッとさせられたのは、授業力が高まる授業づくりの「子どもの立場で授業を見る」ということでした。子どもは授業を受けるプロ、正しくそうです。子どもは正直ですから、さっそく明日本校の先生方に伝えたい学びでした。 ・校長自ら動くことをモットーに学校づくりに尽力しています。「チーム野見」をより強くしていこうと改めて思いました。 ・本日の研修は、今後、玉置先生の書物をいくつか読ませていただくきっかけとなりました。このあと書店に行きます☺ ・全てにポジティブな気持ちになりました。玉置先生の本を買ってぜひ読ませていただきます。 ・全面的に共感できました! 明日からの学校が、また楽しくなりそうです。 ・考えていることを、思いっきりやりたくなりました。ありがとうございました。 ・最高の講師でした! ・玉置先生の第二弾をお願いします! ・今度は玉置先生の「人材育成」を聞きたいです! *** 以上です。元気を出させていただく感想ばかりでありがたいことです。 【20160709授業】「いのちの副教材」模擬授業セミナー
7月9日(土)は、鈴木中人さん主催による「いのちの副教材」模擬授業セミナー」で、参加者の皆さんに生徒役になっていただき、「いのちの授業」をやらせていただきました。
この授業は、プロジェクトメンバーの一人として、昨年1年かけて作成した「いのちの副教材」の活用推進のために行いました。 詳細は、この研究室記事の中で、ゼミ生が発信をしていますので、ぜひご覧ください。また、この鈴木中人さんのサイトからは、この副教材を始め、指導案、授業動画もごらんいただけます。 【20160707授業】愛知県立一宮興道高等学校
7月7日(木)は、高校の進路指導の一環で行われている大学人による模擬授業を行ってきました。
12大学から講師が来校。私の授業には51人の高校生が集まってくれました。授業タイトルは「教師になるための道」。前半は、いくつかの問いかけや話し合いを入れながら、教師の魅力、教師になるための進路について授業をしました。後半は、大学の講義体験として「初等算数」で行っている講義の一部をそのまま再現。深く考える生徒が多く、いわゆる教材研究までたどり着くことができました。 とても気持ちのよい高校生と学校環境に、来てよかったと思うことができました。 【20160702講演】安八郡PTA連合会研究大会
7月2日(土)午後は、安八郡PTA連合会研究大会で、元小牧中学校PTA会長の斎藤早苗さんと二人で講演をさせていただきました。
演題は「PTAと学校が力を合わせて『愛される学校』を作りましょう 〜小牧中前PTA会長と前校長が語る学校改善の実際〜」で、タイトル通り、参加の皆さんに私が小牧中学校長時代に、PTAの皆さんとどのような思いでどのような取組をしてきたかを紹介させていただきました。 斎藤さんには時折、その活動の内容や思いをPTAの立場から語っていただきました。元校長が話すだけではなく、PTA役員や保護者の視点での話に、会場の皆さんは大いに頷かれていました。 講演で小牧中学校や私たちの取組に大いに興味を持っていただいたのだと思います。斎藤さんらとの共著をすべて買っていただけました。書籍は、発刊元のプラネクサスさんのサイトから注文していただけます。 【20160702講演】亀山市学校経営研修会
7月2日(土)午前は、亀山市へ。校長や教頭先生らが休みにも関わらず集まられた「学校経営研修会」で1時間30分の講演をさせていただきました。
いただいた演題は、「学校づくり力をどう高めるか〜主任から校長まで、学校を元気にするチームリーダーの仕事の極意〜」。拙著をもとに教育委員会が演題を決めていただいたことに感激しての講演でした。 【お知らせ】コラム第3回「玉置流・教師論」(牧野紘子さん登場)
愛される学校づくり研究会サイトに連載中のコラム「玉置流・教師論」の第3回目は、1期ゼミ生の牧野紘子さんの読書ぶりについて書きました。タイトルは「教育書を読み「教育観」を広げ深める」です。ぜひご一読ください。
【20160701講演】小中学校主任養護教諭連絡会
7月1日(金)、名古屋・三の丸会館で開催された「小中学校主任養護教諭連絡会」で講演をさせていただきました。
「教育改革を踏まえたこれからの主任養護教諭の在り方」と題して1時間30分。 自己紹介後、「現代社会が求める学力の動向と学校」を語り、これからの主任養護教諭として、次の5つを提示し、説明させていただきました。 1 専門性を高める 2 カリキュラム・マネジメント力を高める 3 子どもを見る力を高める 4 子どもへの対応力を高める 5 つながり力を高める 1時間30分、固い話では聴き手も話し手である私も大変です。笑いを随所に入れ、みなさんに楽しんでもらいながら、これからの主任養護教諭について考えていただいたつもりです。 【20160630講演】鳥取県三朝町立三朝中学校研修会到着後、すぐに校長先生、教頭先生、教務主任、学年主任の6人の方を対象にワークショップ。生徒の強味と弱みを出しあい、話し合っていただきました。ここでの話し合いを聞き、講演の内容を最終決定しました。 次は、全学級の授業参観です。ポイント撮影とメモをとり、その後、校長室で授業について感じたことを伝えました。 15時35分から16時45分までは、全先生方を対象に講演です。ワークショップでのまとめを示し、課題共有化をしたのち、「玉置流・授業力アップの秘訣」と題して、子供同士をつなぐ教師の指導言の必要性を中心に話しました。また、授業アドバイスツールで2年目教師の一コマを再生して、さらにつなぐポイントを提示しました。 17時10分ごろまで校長室で懇談後、帰路に着きました。この学校には、今年度あと2回訪問させていただくことになっています。 【20160623講演】大府市立共長小学校現職研修
6月23日(木)、大府市立共長小学校で、「『主体的に関わり合い学び合う』を考える」と題して講演をさせていただきました。
演題は、この学校の授業づくりテーマから決めました。主体的に関わり合う姿は具体的にはどうような姿なのか、真に学び合う子どもたちの姿とはどのような姿なのだろうか、など、あらためて求める姿を皆さんに描いてもらい、そのために具体的にどのような授業づくりを心掛けたらよいのかを考えていただきました。 また、若い先生のために基本的な授業技術を伝授することも入れ込みながらの講演となりました。 校長室でも質問をたくさんいただき、こちらも大いに考え、学ぶことができました。 【20160621講演】こころの電話ボランティア相談員研修会
6月21日(火)、愛知県教育会館で、こころの電話ボランティア相談員の方を対象に講演をさせていただきました。
「相談は相手に答えを決めてもらうこと ― 校長や県指導主事を経験して思う ―」と題して、休憩を入れて2時間ほど話をさせていただきました。 参加の皆さんは、月1回ほど教育会館に来て、電話相談業務にあたっておられるとのこと。謝礼は交通費のみで、相談業務は真のボランティア。皆さんにますます頭が下がる思いで、話し始めました。 こうした講演をさせていただくのは初めてで、いわゆる新ネタを皆さんに聞いていただきましたが、とても熱心に聞いていただきました。次のような感想をいただきました。 ・人の気持ちの理解ということは奥深いものだと、つくづく感じました。玉置先生の懐の深さと温かさを感じられる講義でした。 ・「あいさつのできない学校は今もいくつもあり、こんなやり方もあったのか」と目からうろこでした。電話相談の受け方に参考になるお話の数々で、本当に内容の濃い講義で参加させていただけた事に感謝です。 ・電話相談の際に、保護者や児童に対して、相談の裏にどのような背景があるのかということを今日学んだ内容を参考にさせていただきながら、話を聴きたいと思います。聞く側のご配慮もしていただきながらのお話をどうもありがとうございました。 【20160619参加】愛される学校づくり研究会【20160618授業】第4回授業深掘りセミナーで授業
6月18日(土)は、第4回授業深掘りセミナーでした。これは「授業と学び研究所」で昨年から立ち上げた授業セミナーです。
私(玉置)にとっては、2回目の授業となりました。1回目は道徳授業を提案し、さらに道徳授業を深掘りしていただくことも考えましたが、今回は算数に挑戦しました。 「□の数を求める」という課題です。一見すると□の数がわかれば終わり、という印象を持つ課題ですが、課題に対して初めてもった印象をもとに考えていくと、面白い法則がわかってくるというものです。 楽しく授業をやらせていただきました。このセミナーの売りの深掘りでは、もちろん、今後しっかり考えておくべき事項があげられましたが、おおむね今回の提案授業は認めていただいたと思いました。新たな算数課題が見つかったことが、私にとっては大きな収穫でした。 なお、私の前に社会科授業名人の佐藤正寿先生が授業をされました。もちろん新たな提案授業でしたが、安定した授業展開で、社会科授業づくりの力をしっかり見せていただきました。 ゼミ生(準ゼミ生含む)参加は、今回は写真のように5名。すでに学びの記録を発信しています。そちらもご覧いただければ幸いです。 ぜひご参加ください(「いのちの副教材」模擬授業セミナー)私(玉置)は、授業提案者の一人として、50分間の模擬授業をさせていただきます。模擬授業をしながら、この授業をするためのポイントなど、解説を入れながら授業をします。お席にまだ余裕があります。どなたも参加できます。ぜひお越しください。 お申込み方法等は、ここをクリックしてご覧ください。お待ちしています。 【20160616講演】愛西市立勝幡小学校現職教育
6月16日は、愛西市立勝幡小学校の現職教育にて、「考え議論する道徳」と題して講演をさせていただきました。
最初に、道徳の教科化に際して文部科学省が示した現状分析を示して意見をもらいました。「私はこのような形式的な道徳授業はしていない」といった意見が出されたことは、嬉しく頼もしく思いました。 その後、あらためて道徳科の目標からおさらいをして、私の道徳授業ビデオをもとに、これから求められている「考え議論する道徳」の一例を示しました。 この学校には今年度中にあと2回訪問し、道徳について指導をさせていただきます。 |
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