令和5年度教師力アップセミナーのご案内
私が教頭時代に始めた教師力アップセミナーは、今年度で22年目に入りました。私の思いを多くの後輩やゼミ生が受け取ってくれ、こんなに長きにもわたって企画・運営をしていてくれます。今年度もどうぞよろしくお願いします。
第1回目は、5月13日(土)10時〜12時(対面)、「GIGAスクール構想を意識したこれからの社会科授業づくり」と題して、佐藤正寿先生(東北学院大学文学部教育学科教授)に来ていただきます。 詳しい年間内容は、ここをクリックしてご覧ください。 校長塾経営力を高める最重要ポイントでイチオシされる
日本教育新聞2023年4月10日号で、過去20年以上の連載記事の中から特にお勧めしたい記事紹介がありました。
「校長塾 経理力を高める最重要ポイント」の連載で、特に人気が高かったのは岐阜聖徳学園大学教授の玉置崇さんの原稿と書いてありました。感激しています! ちなみに購読者は、日本教育新聞社のデータベースから、この連載を読んでいただけます。 拙著から紹介【チームリーダーの仕事術】(明治図書)
今回は、「主任から校長まで学校を元気にする チームリーダーの仕事術」(明治図書)から、「気持ちよく働くことができる学校」を紹介します。この本、7刷目のロングセラーになっています。
2 気持ちよく働くことができる学校 人が「気持ちがよい」と感じるときは、どのような場合だろうか。学校組織であるために、すべてが自分の思うようにはならないことは、だれもが承知している。しかし思うようにならなくても気持ちよく働ける学校と、思うようにならないので気持ちよく働けない学校がある。 その違いはどこから生じるのか。リーダーの振る舞いが多分に影響していると考えている。その職員の気持ちに寄り添い、納得できる道筋を示し、仕事を進めているかどうかで、心情的な違いを生み出すと考えている。気持ちに寄り添う一言、パフォーマンスを上げるための仕事の段取りなど、気持ちを左右する要素は様々である。 教頭職で会った時に、その当時の校長から、正直に言うと、納得できない依頼を受けたことがあった。それは「自分の代わりに原稿を書いてくれ」というものだ。もちろん、その原稿は校長名で出される。忙しさを比べたら、間違いなく教頭である自分の方だ。しかし、上司からの依頼であり、勉強の場を与えてもらったと気持ちを押さえて、徹夜で原稿を書きあげて校長のところへ持っていった。もちろん、大いに褒めてもらおうという気持ちを込めての校長室訪問だ。 その校長は手渡した原稿にじっくりと目を通した後、こちらに目を向けて「あなたは、なぜこんなにも私の気持ちがわかるのだ」と言い放った。思わず「ありがとうございます」と頭を下げて、校長室を出てきた。 しばらくして気づいた。なぜ自分がお礼を言ったのだ。言うべきは校長だ。しかし、「なぜこんなにも私の気持ちがわかる」という一言で、すべてを許すことができた。リーダーの一言は大きい。校長となった時には、この言葉を吐きたいと考えているが、なかなかそのチャンスはない。 ライブ講演「教師になるための道」玉置崇 教授 / 岐阜聖徳学園大学WEBオープンキャンパス【お知らせ】2023年4月1日以降の前年度記事(メッセージ)の表示について
2023年度が始まりました。いつも玉置研究室のホームページを応援していただき、ありがとうございます。
今年度もゼミ生らと玉置ゼミ生や玉置の教育活動を随時発信していきたいと思います。 なお、2022年度(令和4年度)やそれ以前に掲載した記事はホームページ左下の◇過去の記事「例 2022年度」メニューをクリックすると閲覧が可能となっております。 またホームページ右上のカレンダーを操作することでも、過去の記事をご覧いただくこともできますので、ぜひご利用ください。(玉置) ※ 写真は卒業論文発表会後の7・8・9期生交流会での写真です。 |
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