成田市立西中学校研究発表会グラレコ(20240216)
2024年2月16日開催の成田市立西中学校研究発表会での様子をグラフィックレコーディング(グラレコ)が届きました。皆さんに紹介します。
製作はEDUCOMの近藤美沙さんです。とても分かりやすいです。私も若く描いていただけました。 教師の話術(玉置)
以下は、以前に、教師の話術について書いた拙稿です。ぜひお読みください。
「声の調子」と「間」で聴き手を引き付ける 夏の研修期間となり、全国各地からいただいた講演依頼で奔走している。講演後、よく「話術が素晴らしく、集中してお話をお聞きできました」と言っていただく。有り難いことだ。 講演では、1時間から2時間ほど、プレゼン資料を見せながらテーマに迫る話をしている。私自身、1時間を超える話を集中して聞くのは、かなりの努力が必要だと思っている。内容が良くても、同じリズムでの話が続いては、聴く側の集中力が途切れやすくなるからだ。 自分もこれまで多くの講演を聴いてきた。講演では、その方の人柄や熱量を直に感じられるのがいい。しかし、聴き始めは、淡々とした語りがその人らしいのだなと思っていても、同じ調子の話が続くと、眠気に襲われ、いつしか記憶がなくなっていることが、これまで幾度かあった。 こうした自分の経験から、意識して話すスピードを変化させたり、声の調子を上下させたりしている。また、聴き手の頭の中に、情景が浮かぶように心がけて話している。そして、自分のことをいつも見ていると聴き手に感じてもらえるように、講演中は、できる限り会場全体に視線を配っている。こうした工夫が、冒頭で紹介した私の話術への好評価につながっているようだ。 「玉置さんは落語の趣味があるので、面白い話ができる」という人がいるが、教育講演では、落語のように笑っていただける話材はなかなかない。しかし、「面白かった」という感想もいただける。これについて、思うことがある。 昨年までに「教育と笑いの会」を15回開催してきた。この会は、授業名人である野口芳宏先生の話や、人気落語家の桂雀太さんや柳亭小痴楽さんの噺を楽しんでいただき、最後は、教育をテーマに語り合う会だ。 野口芳宏先生の話が始まると、雀太さんや小痴楽さんは、必ず舞台袖に来て、話にじっと耳を傾けている。プロの落語家が野口先生の語り口から大いに学ぶことがあるというのだ。雀太さんは私にこう言った。「玉置先生、野口先生の話をテキストに起こして読んでも、まったく面白くありません。例えば今日は、『歯が抜けた』というだけの話です。ギャグもないのに、あんなに聴き手を笑わせるのです。 それは、ここだという時に声を「一調子上げる」ことと、聴き手を集中させて離す絶妙な「間」があるからです。ぜひあの技を盗みたい。身に付けたら落語家としてこんな楽なことはありません。単なる世間話で笑ってもらえるのですから」 なるほど!と納得した。噺で生業を立てている落語家さえ魅了する野口先生の話術を、私も少しでも身に付けたいと思う。相手に自分の気持ちや大切な事柄を伝えなくてはいけない場面が多々あるはずだ。地域によっては、すでに新学期が始まった。自分の話術を見直し、「一味違う」と言われるようなスタートを切りたい。(玉置) 【ご案内】いきいき邑楽舎「第5回いきいき寄席」に出演詳しくはここをクリックしてご覧ください。 2024年2月16日リーディングDXスクール事業(成田市立西中学校)講演
2024年2月16日リーディングDXスクール事業で、成田市立西中学校で講演をします。「心の天気」活用校です。
【お知らせ】東大阪市立布施中学校リーディングDXスクール公開NHK 首都圏ネットワークにて放送
11月21日、NHK 首都圏ネットワークにて、PTA活動に関する私のコメントが放送されました。
大学HPに「いのちの授業」支援プロジェクト(ワークショップ)掲載岐阜新聞に「いのちの授業」掲載
11月4日に岐阜市じゅうろくプラザで行った「いのちの授業」が岐阜新聞に掲載されました。
【案内】ちょっとした工夫で知的に面白くなる数学授業づくり講座
12月9日(土)午後に、「ちょっとした工夫で知的に面白くなる数学授業づくり講座」を岐阜聖徳学園大学羽島キャンパスを会場にして行います。
詳細はここをクリックしてご覧ください。 「日頃の中学校数学授業は、ちょっとした工夫でこんなに面白くなりますよ」という情報をたくさん提供します。お時間がある方、どうぞ。 拙稿「主体的・対話的で深い学びを教室で実現するために」掲載
(財)理数教育研究所発行の「Rimse38号 特集」に拙稿「主体的・対話的で深い学びを教室で実現するために」を掲載していただきました。
※ 許可を得て、私の原稿のみPDFで抜き出しました。ここをクリックしてお読みください。 【紹介】文部科学省へ言いたい!教員は神様ではない玉置流 教師論 第3回教育書を読み「教育観」を広げ深める
愛される学校づくり研究会サイトに、かつて「玉置流 教師論」を連載したことがあります。
順次、ここで、時々公開していきたいと思います。ぜひお読みください。 玉置流 教師論 【 第3回 】教育書を読み「教育観」を広げ深める 2016年6月20日 「こまきこども未来館」体験ひろばの「こまき冒険スライム村」が素晴らしい小学生から高校生まで70名ほどが、自ら計画し、運営し、振り返り、次に生かしていく過程が、心があったまる子どもたちの写真とともに発信されています。ぜひご覧ください。超お勧めです。 数学教育2023年10月号に拙稿掲載
月刊誌「数学教育」2023年10月号の巻頭に「『数学的な見方・考え方』を働かせる課題,発問づくりのポイント」と題した拙稿が掲載されました。
大学人となって364本目の原稿掲載です。ありがたいことです。 玉置流 教師論 第2回自分が受けた教育を土台にしてしまうこと
愛される学校づくり研究会サイトに、かつて「玉置流 教師論」を連載したことがあります。
順次、ここで、時々公開していきたいと思います。ぜひお読みください。 玉置流 教師論 第2回自分が受けた教育を土台にしてしまうこと 2016年5月23日 【紹介】拙著「スクールリーダーの“刺さる”言葉」の感想
8月に発刊した拙著48冊目の「スクールリーダーの“刺さる”言葉」への感想をいただきました。本学の福地淳宏先生からです。
先生ご自身の豊富な体験から、今の教育の方向までがしっかりと包み込まれていて、引き込まれました。思わず一気に読み終えてしまいました。 先生の本はいつも読みやすいと感じるのですが、今回も、どのページを開けても、教室や職員室や校長室や県庁など、まさにその場面が自分の目の前に浮かんできました。それは、きっと、「どう書くか」ではなくて、「読み手にどう伝わるか」を大切にしておられる先生の立ち位置のおかげだと感じました。連日連夜、各所で講演等を続けておられる先生だからこそと併せて敬服しました。 55のフレーズ以外にも、印象に残るフレーズは多々ありました。例えば「授業の良し悪しは参観者の視線で判断できる」などです。この本は、読み手にとっては、単なる55のフレーズの紹介ではなく、信頼される教師としての軸足とそれを決定付けている生き方の直伝本だと感じました。ありがとうございました。 こうした感想をいただきました。ありがたいことです。 ちなみに明治図書総合ランキングで、27位になりました。少しずつ上昇しています。 玉置流 教師論 第1回教師の影響力の大きさ
愛される学校づくり研究会サイトに、かつて「玉置流 教師論」を連載したことがあります。
順次、ここで、時々公開していきたいと思います。ぜひお読みください。 玉置流・教師論 第1回教師の影響力の大きさ 2016年4月25日 明治図書総合ランキング51位
7月21日発刊した単著「スクールリーダーの“刺さる”言葉 教職員、子どもの心を動かす55のフレーズ」が、おかげさまで明治図書総合ランキングで51位になりました。購入していただいた方からは、お褒めの言葉をたくさんいただいています。
真のリーダーにふさわしい、「言葉の武器」を持とう ここぞという場面で教職員や子どもたちの心を動かす、スクールリーダーのフレーズ集。「校長まで伝えたら、あなたの責任は0%」「エビデンスよりエピソード」…など、印象的なフレーズの数々と共に、その背景にある学校運営の考え方や工夫まで詳しく解説しています。 【案内】ちょっとした工夫で知的に面白くなる数学授業づくり講座
12月9日(土)午後の情報提供です。
「ちょっとした工夫で知的に面白くなる数学授業づくり講座 と題して講座を岐阜聖徳学園大学羽島キャンパスを会場にして行います。 詳細はここをクリックしてご覧ください。 日頃の中学校数学授業は、ちょっとした工夫でこんなに面白くなりますよ、という情報をたくさん提供します。お時間がある方、どうぞ。 志賀内泰弘公式サイト心がホッとする『いい話・いい仲間のプラットフォームに「玉置崇の教師奮戦記」掲載ここに「玉置崇の教師奮戦記」が掲載されています。その1は、「タマオキ!死ね!」だ。その13まで掲載されています。お時間があるときにどうぞ。 「タマオキ!死ね!」とバットを持って殴りかかってきた少年A。 絶対に忘れることができないあのとき。 昭和の終わり、中学校担任のときの廊下での場面だ。 |
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