新城市での算数・数学講演会に参加して

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 1月8日(金)に新城市立千郷小学校で行われた玉置先生の算数・数学講演会に参加させていただいた。中学校実習の前に玉置先生の著書『数学科授業成功の極意』を読んで授業づくりの原則を学んだが、今回は玉置先生のお話からさらに具体的なエピソードとともに算数・数学科の授業づくりについて学ぶことができた。

 講義と授業の違いや、物わかりが悪い教師になること、子どもの出力場面を増やすといった授業づくりの基本は私も教育実習のときから心がけていたが、玉置先生のお話を聞いてまだまだ不十分であったと感じた。意識することはできたので、教壇に立つときにはさらに子どもの様子を見て考えられるような次の段階を目指さなければならない。

 講演の後半では玉置先生の模擬授業があった。2つとも魅力的な授業であったため、最後に現職の先生から質問があったように、いかに教材研究をして玉置先生は教材を生み出しているのかという点が私も気になった。その質問への玉置先生の回答は、条件がえをして規則性を見いだしたり教科書の行間を埋めたりすることから始まるというものだった。教科書の問題を条件を変えて考えるといったことは、条件がえが大切であるということを知っていても実習の際にはできなかった。また、教科書の行間を考えたつもりでもいきなり完璧なものは生まれるはずがない。今後の授業づくりにおいてのヒントを先生から教わることができた。これから教科書を読む目も変わると思う。

 玉置先生の講演後には、子どもの前で早く授業がしたいと思った。そう思わせる先生の話術と授業づくりの原則に改めて感動した1日であった。採用試験に向けて力を入れていきたい。(松井)
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