6月20日第2期ゼミ生記録(江口)

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 今回のゼミは、寺坂君、石川君、百瀬さんの発表でした。

 寺坂君は、「ステーション授業」と「クラス会議」について発表しました。前回に続き赤坂先生の本を参考にしていました。チームについて気になった寺坂君は、今回もチームとは何かについて、追究していました。

 まず、良い授業を行うことで、良い学級づくりになります。そこで、ステーション授業が挙がりました。ステーション授業とは、名前の通り、「駅」を現しており、学習と生活の間にある重要な存在です。朝の会、帰りの会、授業中に行うことができるそうです。次回、実際にどのようなことをやるのかやってくれるそうなので楽しみです。これを行うためには、感動の体験、継続、日常化が同時に行われなくてはなりません。小さなインパクトが続くことで、より良い授業が作れるということがわかりました。

 クラス会議は、自治ができることを最終目標としています。ステーション授業で学んだことを活かす場所です。約束事が4つあり、それらを守りながら実力を全員につけていきます。表を使用していてとてもわかりやすい発表でした。

 2人目は、石川君です。「乱れない学級〜学級経営100の原則から〜」というタイトルのもと発表しました。前回は、堀先生の10の原則についてでしたが、今回は100の原則についてでした。

 石川君は、発表を始める前に前回の復習をしていていました。100の原則は10の原理が基盤になっていました。100の原則が使える場所は多くあります。特に、給食指導と清掃指導を説明してくれました。給食指導では、分担をすることが必要だと分かりました。中途半端に分担するのではなく細部まで分担します。そうすることで、「効率性」「公平性」「楽しさ」を身につけていきます。給食の時間が乱れれば学級は崩れると言われるほど、給食は大切な時間で、きちんと低学年のうちから指導していく必要があると思いました。

 清掃ということで、玉置先生から黒板の消し方を学びました。角で消すことであんなにも綺麗に素早くなることが知れて良かったです。

 3人目は、百瀬さんの発表でした。百瀬さんは、教師の子どもとの接し方についてでした。接し方ということで、方法論ではないということがまず大前提です。百瀬さんは、大きく分けて3つのことについて発表しました。1つ目は、教師の仕掛けです。教師は、手助けをする存在であり、子どもたちがやりたいと思えるように仕掛けることが大切だそうです。具体例であった、誕生日にお花をあげるというものは、わかりやすく、どう仕掛けるのがいいのか分かりました。2つ目は、子どもをみるということです。子どものことを「点」ではなく、「面」で見ます。ささやき術では、その場の行動ではなく、日記や字について囁くことで、子どものことをしっかり見ているということを知らせます。3つ目は、褒める、しかるについてです。なんでも褒めていると、これをすれば褒められると間違った方向になっていきます。よって、褒める時は、今後の教室全体の影響を考える必要が有ります。

 石川君が言ったように、発表時のまわりの反応が悪いので、もう少し、反応しお互いに高め合えるようになるといいです。教育実習で使えることが学べました。3人のみなさん発表お疲れさまでした。(江口)
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