6月20日第2期生ゼミでの発表(百瀬)

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 6月20日のゼミで2回目の発表をしました。今回は田中博史さんの『子どもが変わる接し方 9割の先生が気づいていない学級づくりの秘訣』を読ませて頂きました。その中で大きくわけて3つについて注目しまとめ、発表しました。

1、教師の仕掛け
 教師は仕掛けて待って子どもが動き出したら背中を少し押す、すなわち子どもが変わる最初の一歩を作るということが仕掛けるということ。仕掛けの具体的なこととして、子どもが自分で考える場をつくること、初めは具体的ではなくあいまいな指示を出すこと。子どもが作ったルールでクラスを動かすこと。

2、子どもを見る
 各教科で授業をする時教材研究をするように、学級指導をするためには子ども研究をすること。子どものその場の姿の『点』だけではなく、前後の時間の流れや人間関係をふまえた姿の『面』を見ること。見て、それを子どもに伝え、子どもに「私のことを気にかけてくれている」と思ってもらう。

3、褒める 叱る
 褒める時は何でも褒めるのではなく、「この子をこう褒めたら教室がこう変わっていくから全体で褒めよう」と、教室全体への影響も考える。叱ることに基準を決める。クラス全体の前で叱るのか個人的に叱るのか、叱り方の使い分けをする。

 田中先生が実践された例として、クラスの子に誕生日プレゼントとしてその子が真ん中に写った写真と花束をプレゼントすることや、全員が先生の隣になるように写真を撮ること、保護者の方との連携などが挙げられていてとてもわかりやすく「こうすればこうなるのか」という発見や、私自身今まで全くなかったアイディアがたくさん書かれていてとても勉強になりました。

 子どもとの接し方は知っていれば知っているほど、場面場面に応じて接することができると思います。教師の働きかけが子どもをどう活かしどう変化させていくのか、私の学びたいことが学べ少し視野が広がっていったように思います。

 まだまだですが、これからも様々な方の子どもへの接し方や働きかけを参考に自分の考えや視野を広げていきたいと思います。(百瀬)
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