9月3日第3回教師力アップセミナーに参加して(石川)

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9月3日「第3回教師力アップセミナー」に参加させて頂きました。今回は佐藤暁先生を講師とし「実践の『考え方』を学ぶ」という内容での講演でした。

今回の講演に対しての正直な感想は、「難しい」の一言です。
私自身の力不足な面が大きいとは思いますが、自分の中にしっかりと落とし込むのにものすごく時間がかかりました。(未だに落とし込めていないところの方が多いですが...)そんな中、実体験をもって解釈することが出来たのが、「青い鳥」の《解釈学》のところでした。

佐藤先生は、解釈学について「人間は過去の出来事に対して自分の都合のいいように解釈する」と話されました。そこで出てきた例えが今回のオリンピックで惜しくも銀メダルを獲得したレスリングの吉田選手でした。吉田選手が獲得したメダルの色に対して、

○金メダル→「努力のおかげ」と、あたかもサクセスストーリーかのようになる。
○銀メダル→サクセスストーリーは作られず、むしろ金メダルの時とは真逆な解釈がなされてしまう。

と話されました。他にも不登校を例えとしていましたが、実体験において思い当たる節しかありませんでした。私自身、何か悪いことやちょっとした出来事が起こるとつい「あの時が...」と考えてしまいます。その逆も同じです。

今のところ、今回学んだことが子どもや特別支援教育にどう結びついていくのか捉えきれていません。しかし、昼食時の意見交流の時間に大西先生が「今回は佐藤先生の考えの根本について聞くことが出来た。これを覚えておくと今後何かしらの場面で必ず生きてくる。」と話されていました。この言葉を胸に、勉強を重ねて、今回学んだことを少しずつでも自分の中に落とし込んでいきたいです。

ありがとうございました。(石川)
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