デジ研合宿 (松井)

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卒業論文完成に向けて、ゼミ生の小川君・佐藤君と玉置先生の4人でデジ研合宿を行いました。今回はデジタル教科書の活用例を作り終えることが目標。研究室でじっくりと話し合いました。

中学校3年生の式の展開では、(a+b)(a-b)の展開公式を学習します。デジタル教科書には面積を求めることでこの公式を導けるようにアニメーションが入っていますが、それをどのように使うか話し合いました。様々な意見が出ましたが「アニメーションの意味を説明できますか?」と問いかけることが結論となりました。アニメーションを見せながら説明して終わるのではなく、その意味を考えて生徒が自分の言葉で説明することで、力を伸ばすことができます。この活用例は他の分野にも共通する大事なポイントになります。

「任意の4つの点を結ん四角形をつくり、その各辺の中点を結ぶとどんな図形になるか」考えたときには教材研究の奥深さと面白さを感じました。数学を専門としている学生3人で考えましたが、玉置先生には「もっとシャープに答えなさい」と言われてしまい、全ての場合を説明することができませんでした。

玉置先生はこの内容で何度も授業をされたことがあるそうで、教材研究にはかなり時間を費やしたそうです。これから始まる教師人生。この単元は得意だ、自信があると思えるように何度も何度も教材研究に励みたいと思います。

私の卒業論文のメインは「学び合いと子どもの自己肯定感」に関して。デジタル教科書の研究はあくまでサブですが、こうして玉置先生と数学を専門とする学生で数学に関して話し合うことができるのはとても楽しいです。大変貴重な時間を過ごすことができています。(松井)
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