特別支援学級で学んだこと(浦)

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先日から、教採前に何度か行った学校インターンシップを再度始めることになりました。
そこで、初めて小学校の特別支援学級の補助に入らせていただいたのですが、学ぶことが多かったので、記録として記事にしたいと思います。

1つ目は、交流しながらの授業が多いということです。
教科によっては通常学級で勉強していますが、特別支援学級で行う授業も多くあります。
その時に、児童の学習の進み具合によって、バラバラで学習するのではなく、交流しながら学習する場面がありました。
例えば、社会で県名を覚えれていない児童が読み、県の場所を学習中の児童がかるたのように取るという授業展開です。
2人の目標は違うものの、交流しながら学習できることで、互いに高め合えるように思えました。

2つ目は、授業中の教師の発問です。
通常学級で受ける社会の授業に付き添いで行かせていただき、そこでは先生の発問のテクニックを学ぶことができました。
難しいことを言われると物を投げたりしてしまう児童で、私は危険がないかを見ることで精一杯でした。
「店の中にはどんな工夫があっただろう」という発問がありましたが、難しいようでその子はなかなか書くことができません。
その中で授業者である先生は側に来て、「お肉は好き?野菜が好き?野菜はどれぐらいあったかな?」というように、まずはYesかNoで答えられる質問、そしてそれの多さと段階を踏んで尋ねていました。
そうすると、「野菜がたくさんありました」と1つの店の工夫としてノートに書けるため、難しく感じなくなったのか、集中して書くようになりました。
さっそくその後、全体の発問に対し、個別対応として実践させていただきましたが、物を投げずに、ノートも書けた状態で授業を終えることができました。

発問の工夫ができるようにするためには教材研究をしっかりと行う必要もありますし、交流型の授業は言語活動にも繋がると思います。
今後も、実際の学校で学ばせていただく機会を大切にし、精一杯活動させていただきたいです。(浦)
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