第4回教育と笑いの会に参加して(寺坂)

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12月10日に開催された教育と笑いの会に参加させていただきました。テーマはプロの落語家さんから学ぶ話術についてでした。

私は、中学校の教育実習で校長先生に伝えたいことが分からないと指導を受けたことがあるので、今回の話術と授業についての内容はとても勉強になりました。
今日の内容は、

1.声の高さは高い方が良い。
2.その言葉を伝えるのにリズムが悪くなるものは省く。
3.五七五調は相手が聞きやすい。
4.笑いは結果。うまく言葉が伝わったから、相手は笑う。
5.教師は、明石家さんまであるべき。
6.声が聞こえる教室のような場では、声をなくしてみると静かに聞いてくれる。
7.良い話術は、相手にわかりやすいかどうか。
8.話に、落差をつけること。
9.経験は、意図的に積むこと。

ということでした。特に2の内容は、私ができていなかったので、参考になりました。私の場合は、子供が理解してくれるようにたくさんの言葉をつけました。結果として、内容が多すぎて子供の情報処理がおいつかず、次は極端に言葉を削り「どう?」としか言わないでやると、何を答えたらいいのか分からなくなるということがありました。言葉の取捨選択というものの難しさを感じている分、深く共感をすることができました。

落語の時間は、セミナーに参加していることを忘れただひたすらに聴き入っていました。桂雀太さんの奇々怪界な落語と、林家花丸さんの人情話、落語ってこんなに面白いんだ、と感動しました。桂雀太さんとは、懇親会でもお話をさせていただく機会があり、雀太さんの人柄にも惹かれ落語にはまってしまいそうです。プロの方と話をさせていただく機会はそうそうあるものではないので、本当に幸せな時間でした。また、野口先生とも直接お話をさせていただきました。どの仕事でも楽しむことを忘れちゃダメだ!というお言葉をいただきました。先生になれば先生を楽しむ。まずは、大学生を楽しみたいと思います。

今までもセミナーに参加してきましたが、自分の体験をもとに考えることが無かったので、教育実習を終えて一段とセミナーで学ぶことが増えたなと思います。しかし、セミナーで学んだことを発揮するために、まず教員採用試験に受からなければいけません。気持ちを切り替えて、頑張りたいと思います。

最後に、なぞかけを。
落語家とかけまして、
温泉と解きます。
その心は
いつも オチつけます。(落ち着けます。)(寺坂)
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