終戦から70年の年に

今月の6日に、旧日本軍特攻隊員の生き残りで、知覧特攻平和会館の館長を務めた板津忠正氏が亡くなられた。

戦中は特攻隊員として、沖縄に向けて出撃したものの、エンジントラブルで不時着し生き残った。

戦後は、語り部として戦中に体験したことを伝えた。

実際に話を聞く機会があったが、正直なところあまり覚えていない。しかし、間違いなく言えることは、板津さんのような勇敢な若者たちがいたおかげで、今の日本があるということだ。

この夏、終戦から70年を迎える。語り部の数がますます減っていき、戦争経験者がいなくなってしまう。

そんな時代だからこそ、教師が正しい教育をし、戦争は絶対にダメだということを子供達に伝えていかなければならない。

過去から現在、そして未来へと。(中田昂)


写真は生前の板津忠正氏とともに小牧市民センターにて。2004年8月15日

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