居心地?しごこち?

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皆さんの「居心地のいい」場所はどんな場所ですか?

そんな「居心地」というテーマから玉置先生に貸していただいた、大阪府の池田小学校前校長である鎌田富夫先生著書の「しごこちのいい学校」という本を紹介したいと思います。

正直、始めは「どうして居心地じゃなくてしごこちなのだろう?居心地としごこちは同じ意味なのであろうか?」と疑問を持ちました。
しかし読み進めていくうちに、その2つの繋がりに気付くことができました。

居心地がいい場所は、人それぞれ思う場所が違うと思います。
もしかしたら、面倒なことをしなくてもよい、何をしても誰からも何も言われない、という場所を居心地がいいという人もいるかもしれません。
しかし、本当にその場所は居心地のよい場所と言えるのでしょうか?
この本には、「子どもや教職員が何事にも積極的に取り組み、それが周りから認められるような環境でやりがいを感じる場」を「居心地がいい場所」と書いてあります。
やりがいこそ、しごこちがいいと感じることで、それが居心地がいいということだと。

確かにその通りだと思いました。
学級で考えると、学級の1つの目標に1人1人が精一杯の力を出して頑張ることができたならば、どんな結果であれ「やってよかった!頑張ってよかった!」と自分を認め、互いを認め合うこともできると思います。
そこから居心地がいい学級へと繋がっていくと考えると、「しごこちのよさ」とは学級経営や学校経営の鍵となるのではないでしょうか。

「いごこち」よりも「しごこち」を。
私の中で考え方が少し変わりました。(浦)
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