評価の工夫

先日から読んでいた「無気力の心理学」に効力感を伸ばす学校教育として、評価の工夫が書かれていた。


1.自分の活動のどこが良かったか、どこが悪かったかが分かるような評価
→具体的に示すことでその子どもが考え、次の活動に生かすことができる。

2.自分の進歩のあとが自分で分かるような評価
→50m走のタイムをずっと記録していくなど、努力や頑張りが見えることが効力感につながる。

3.ある目標に照らして、自分がどこまで達成したか分かるような評価
→いわゆる到達度評価。自分がどこまで到達したか、目標に対してこれから何を頑張ればいいのか分かることが効力感につながる。


聞いたことのある評価だったがどれを見ても次につながる形になっていた。たしかに先生からマルだけうたれたノートやプリントが返ってくるより、コメントがある方が嬉しかったことを思うと、効力感を引き出すのにも納得ができる。機会があれば教育実習で実行してみたい。(松井)
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