4月28日犬山市立犬山中学校での学び(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。4月28日に犬山中に訪問させていただきました。今回は、1年生家庭、2年生体育、3年生国語を参観させていただきました。全体を通じて、犬山中の生徒は書く、話すなどの自分の考えを表現する活動に慣れていたことが印象的でした。校長先生の朗らかな雰囲気が生徒にまで伝わっており、生徒が明るく、元気に活動に取り組んでいたことも記憶に残っています。

〇 家庭(食生活について)
 食生活に関したすごろくをグループで行う授業でした。班での活動が円滑に進むよう、説明を行った後に「〜の班なら、誰が何するってこと?」のように活動内容を確認していたことが印象的でした。今回のように、生徒自身が考えながらルールの確認を行う場面を設定して活動中のトラブルを減らすことが重要だと思いました。

 活動に入る前の注意点として、「班の中の4人に伝わるように。」と指示しており、生徒は落ち着いて活動に取り組めていました。話し合いの姿勢や、学級全体の雰囲気は、こうした授業中の指示の積み重ねからつくっていく必要があることを学びました、

〇 体育(ベースボール型)
 授業が終わると同時に、生徒は集中して自分の考えを振り返りシートに書いていました。多くの子があっという間にシートの欄を埋め尽くしており、書く活動にとても慣れている印象を受けました。

 勝村校長先生がある生徒に「なんで振り返るといいの?」と声をかける場面がありました。生徒はすぐに「振り返りを書くと、やったことが蘇ってきて自分の力になる。」と答えていました。生徒自身が振り返りの価値を理解しており、主体的に学ぶことができていることに驚いた場面でした。
 
 協議会から、前回大量失点されたという振り返りから、本時の「守備に重点をおいて、最少失点で抑えるにはどうするか」という目標につなげていたことを知れました。自分たちの振り返りが授業に活かされている実感を持ち、必然性のある目標設定につなげるためにも子どもの振り返りを授業に活かすことは大切であることを学びました。

〇 国語
 1〜4から自分の立場を選択し、最初に同じ意見の人たちと交流を行っていました。他の意見を持った子5人以上と話す場面や、少数意見の子の考えを全体に共有する場面を先生がつくっていました。活動中、少数派の意見を聞き、紙にメモしている子もいました。誰もが安心して意見を言える場面をつくることで、多数派の意見の子が少数派から学べる機会を私もつくっていきたいです。

 他クラスの子の学びの天気をスクリーンで共有していたことも印象的で、ICTを使うことで学級を超えて学びあえることを実感しました。

 今回も快く訪問を受け入れてくださった犬山中の皆様、ありがとうございました。学校訪問に行かせていただくたびに、教員になりたい気持ちがますます湧いてきます。教員採用試験が間近に迫ってきました。残された時間、ゼミ全員で精一杯がんばります!(柴山)
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