4月25日9期生ゼミ 模擬授業を振り返って(石上)

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 こんにちは!9期生の石上夕貴です。今回は第三回のゼミで行われた模擬授業での学びについて記事にしていきたいと思います!

 今回は「だれにたくさんあげようかな」を題材とした、取り得る行動の検討を取り入れた模擬授業と、「正直五十円分」を題材とした、ゆさぶり発問を取り入れた模擬授業の二つでした。その中で学んだ教師の声掛けについてまとめます。

 1つ目は子どもたちに発言させる際は「分かる人」と問いかけるのではなく、「思った」や「感じた」が適切であることです。「分かる人」と問いかけてしまうと、自分の意見は正しくないかもしれないと思い、発言しにくくなってしまうからです。

 2つ目は「他に意見がある子」と聞くのではなく、列ごとや手を挙げた子全員に当てるなどすることです。「他に」という聞き方をしないことで、同じ意見でも自分の言葉で説明できたり、新しい意見を引き出すことができると知りました。

 3つ目は挙手した子だけでなく、子供達の表情を観察し褒めながら当てるということです。表情に限らず「褒めながら」当てることで、本人だけでなく周りの子どもたちも真似しようとするので、学級全体で良い雰囲気を作ることができ、積極的な発言も増えると思います。

 これらは道徳意外にも言えることであり、教師の発言一つ一つで、子どもたちの反応や意見の広がりも大きく変わってくると感じました。また子どもたちの反応は、発言だけでなく、表情にも表れるため、子どもたちの様子をよく観察しながら授業をすることが大切だと改めて感じました。(石上)
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