5月16 日第9期生ゼミの振り返り(榊原)

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 こんにちは。玉置ゼミ9期生の榊原計人です。今回の第5回のゼミでは、前半に由原さん、後半に安田さんが模擬授業を行いました。この2つの授業とその後の反省で僕が学んだことを振り返っていきます!

1,スムーズな進行と文字の見やすさは理解度に直結する

 これは由原さんの授業で感じました。当たり前と感じることなので、新発見と言うよりも改めて再認識に近く、強く実感したことです。
 まず進行について、音読でつまることが少なく、かつ抑揚もしっかりあってとても聞きやすかったです。しかも、音読の間にいれる状況確認への以降もつっかえることなくできていました。そのお陰で話の内容の理解もしやすく、発問に対しての 「え、どういうこと?」がほとんどありませんでした。
 また、文字が大きく黒板がとても見やすかっです。黒板に書かれたみんなの意見や、状況の整理がパッと一目見てわかるので、授業の内容の理解がしやすく、置いていかれることなく受けることができました。
 由原さんの模擬授業はこの2つがしっかりのできていたことで、スムーズかつ、何をしているのか、何を聞きたいのかがわかりやすい授業になっていたと思います。
 
2,授業準備で生徒は大きく引き込まれる

 安田さんの模擬授業では画用紙で作った登場人物のカードやワークシートが用意してありました。それもカードの枚数が多く、準備の時間とそれへのこだわりが伝わってきました。
 登場人物のカードのインパクトから、一気に授業に引き込まれました。場面が変わる度に増えていくカードや、それを使った状況説明で内容の理解や心情を想像することが簡単にできました。最初から最後までずっと楽しく授業を受けていたことを覚えています。
 こういったカードなどをこだわって準備をすることにより、授業に対して興味が湧くことがわかりました。また、わかりやすさも増すので、生徒が狙った意見を引き出せるのではないかとも考えられます。

3,使う教材・場面の研究はとても大事

 2人に共通して、授業の進行はスムーズで面白いが、終着が上手くいかなかったり、他に良い終わり方が考えられたりと、その教材をつかってどんな道徳を学んでもらうかに改善が見られました。
 教材のねらいはどんなものなのか、どの場面をどんな風に使うと活かすことができるのかをしっかりと理解し、授業作りをしていくことが、生徒の道徳を育てるために大事なことなのだと思います。

 今日の2人の模擬授業はとても面白く、展開もわかりやすいもので、玉置先生も「実習でこれができたらすごい」と仰っていました。これからゼミで学んでいく中で教材研究の力がついてきたら、2人はすごい道徳の授業をするのではないかと思います。今回学んだことをに活かし、私も他のゼミ生に負けないような、先生方にすごいと思われるような授業をしていきたいです。(榊原)
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