勉強することほど楽しいことはない(野口芳宏先生)

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10月12日(月)、「第5回教師力アップセミナー」に参加させていただいた。講師である野口芳宏先生の著書「授業で鍛える」を読んでセミナーに参加したが、本の文章と同じように野口先生の力強さが伝わってくるセミナーであった。

第1部「やまなし」の授業づくりについてのお話では、教材研究の前に1人の大人として文章を読む「素材研究」があるということを知り、そのあとに初めて教員としての教材研究、授業者として指導法研究を行うということを学んだ。また、子どもの読みには「不備・不足・不十分」の「三不」があり、間違った読みを大切にするのではなく、正しい正しくないをはっきりとさせることの大切さも学ぶことができた。

第3部の「道徳の方向性」では、評価のあり方や基礎をどう身につけさせるのかなど、野口先生の考えをたくさん知ることができた。これからの道徳については自分自身でよく考える必要があると感じたので、まずは中学校実習で今自分にできる道徳の授業を目一杯して、経験を積んでいきたいと思う。

私たちゼミ生は懇親会にも参加させていただき、セミナーでは聞けない大変貴重なお話を聞くことができた。中でも印象に残っているのが、野口先生と玉置先生の会話の中で、「勉強することほど楽しいことはない」と野口先生が仰った場面である。長年の経験をもとに話される野口先生の言葉はとても私の中に響いた。勉強することの楽しさをもっと感じながらこれから精進していこうと決意した瞬間だった。

また、懇親会の終わりにはすばらしいお言葉をいただいた。これから野口先生にお会いしたときに「先生」と呼んでいただけるよう努力あるのみだ。(松井)
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