6月1日小牧市立味岡小学校での学び(安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です!
 教員採用試験まであと約1か月。“やっと試験か“という気持ちと、”もう試験か“という気持ちが入り混じってなんだか複雑です…!後悔のないよう、もうひと踏ん張り頑張ります!

 さて、6月1日に、小牧市立味岡小学校へ授業参観させていただきました。授業を観させていただいて、子どもありきの授業を進めていくことの難しさを感じました。私は、指導案や、自分の計画にとらわれすぎてしまうことがあるので、とても勉強になりました。
 早速、子どもの言葉で授業を進めていく秘訣を学んだので、3つに絞ってまとめてみます!

【待つ】
 ある児童が、中々答えられない場面がありました。しかし、先生は子どもが発言するまでまっていました。さらに、手を挙げている子をすぐに当てるのではなく、他の子も手が上がらないのか、間がありました。
 先生が説明するのでなく、分かる子だけで進めていくのでもなく、全員で子どもが学んでいくことが大切だと気付きました。子どもを信じて託してみる、そして、教師が出るときと、控えるときのメリハリをこれから学んでいきたいと思います。

【机の隊形は子どもがつながる授業秘訣】
 味岡小学校では、机が中心を向いて子どもが向き合っているクラスが多く、印象的でした。
 このようにお互いに向き合って、顔が見えることで何か伝える時、先生に向かって話すのではなく、他の子に伝えようとするので、繋がり、学び合う授業になっているのだと気付きました。
 繋がり合う授業にも、先生のちょっとした工夫が重要だと学ばせていただきました!

【子どもの呟き・反応を拾う】
 「さっき、〜って言っていたけれど、どういうこと?」と子どもの呟きをそのまま生かしている場面がありました。自分の発言を拾ってもらうと、子どもは嬉しそうに、夢中になって授業に参加していました。
 これは子どもありきの授業をつくるうえで、必要不可欠なことだと思います。また、子どもの呟きやちょっとした反応を拾うことで、その後、子どもたちが考えを言いやすい雰囲気にも繋がっていると気付きました。子どもの呟きに耳を傾けること。先生の都合のいいように言い変えてしまわないこと。この二つを特に気を付けて取り組んでいきたいと思います。

 今回も貴重な学びの機会をいただき、ありがとうございました。味岡小学校へ伺うと、毎回自分の思い描いていた授業観が180度変わります。子ども9割先生1割と言っても過言ではない、授業の進め方や机の隊形など、衝撃をうけます。
 さらに、子どもが一生懸命学びに向かう姿を見て、教師は子どもの学びの鍵を握っている、という責任も感じました。子どもが“やらされている“と感じるのではなく、”気になる・知りたい”という気持をもって取り組める授業ができるように、アップデートし続けていきます!
 改めて、味岡小学校の先生方、玉置先生、ありがとうございました!
(安藤)

※ 写真は味岡小学校のサイトから(玉置)
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