6月13日 9期生第8回ゼミでの学び(安田)

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 みなさんこんにちは、9期生の安田です。6月13日に行われた第8回ゼミの模擬授業について書いていきます。

 今回から、2巡目の模擬授業がスタートしました。今まで、科目は「道徳」と決まっていましたが、次からは自由です。もちろん内容もです。授業の技術も、教材研究もレベルアップした仲間の姿を見ることができました。

 最初に授業を行ったのは、長谷川さんです。科目は「社会」で、国会についての授業でした。話している時の笑顔がとても素敵で、良い雰囲気の授業だったと思います。また、ワークシートやイラストまで用意してあって、念入りな授業準備に感心するばかりでした。
この授業で学んだことは、「知識」と「思考」の区別を行うことです。私たちは大学生なので、クイズ形式の授業に楽しく参加することができたのですが、小学生だと「知識」の割合が多くなるほど、途中で集中が途切れる子が出てきてしまいます。だからこそ、こちらから提供する「知識」を最低限にして、発問を工夫することで、「なぜ?」と自分で考える「思考力」を育む活動の時間を作り出すことができます。

 次に古川くんが授業を行いました。こちらも同じく「社会」で、温暖化についての授業でした。 その時々でやることが明確で、テンポがとても良い授業だと感じました。また、ICTを活用し、とてもハキハキと話していたことが見て楽しい・聞いて楽しい授業に繋がっていたと思います。
ここでは、大切なことを伝える方法ついて学びました。子どもたちに、先に「大事なこと言うよ〜」と声をかけてあげることで上手く注意を引くことができます。さらに、1回での定着は難しいため、「右側の子から左側の子へ」「その反対」と言うように自分の口で友達に説明させることで、理解したつもりになっていないかの確認とさらなる知識の定着を行うことが出来ます。加えて、授業中は発表者ではなく聞いている子を観察することで、意図的指名が可能になり、より授業を深めていけると学びました。

 とても勉強になる授業を見せてくれた2人、ありがとう!お疲れ様でした!授業で出てくる課題を「自分ごと」として捉えて、授業を見るたびにレベルアップしていけるよう頑張っていきたいです。まだまだ伸びしろがたくさんの私たちです。これからも、みんなで高め合っていこうね。(安田)
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