7月3日9期生ゼミでの学び(小林)

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 今日、2回目の模擬授業をしました。小学校か中学校か悩み、より発展的な活動ができる中学校の英語科の授業を行いました。

 授業をしてみて思ったことは、「この授業で子どもが英語を楽しいと思える瞬間がなかったかもしれない」ということです。授業計画をする中で、文法に触れる時間、英語を自由に話す時間、英作文の時間、友達の英語を聞く時間と、なるべく多くの活動を取り入れて、「書く、話す、聞く」3つの技能を育てたいと思っていました。しかし、私のこの願いが先走ってしまい、「楽しい」「おもしろい」「もっと知りたい」と子どもが感じられる工夫ができていませんでした。

 私が英語を好きになれたのは、英語ができると思えた瞬間でした。実は高校2年生まで英語は全然得意ではありませんでした。しかし、知っている単語量がある程度のレベルに達し、「英語がわかる!」と思えた瞬間、英語が好きになりました。私は、この「わかる!」を子どもたちに感じてほしいです。そのためには、子どもが活躍する場を設け、褒め、自信を持てるような工夫を取り入れるべきでした。

 今回玉置先生に教えていただいたのは、机間巡視のときに個別で教えたものを、全体にも共有することです。その中でも、個別で教えた子どもに説明する機会を与える方法はまったく新しい方法でした。全体の前で説明できた子どもは、学んだことを定着することができ、自信を持つことへも繋がります。そして他の子どもたちにも学びが広がります。このように、これからは子どもたちにもっと活躍の場を与えていきたいと思いました。

 正直今回の模擬授業は、自分の中でもっとできたなと思う部分ばかりで悔しい気持ちでいっぱいです。次回はこの悔しい気持ちを晴らせるように、これからのゼミでさらに授業技術を磨いていきたいです。(小林)
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