9月11日安城市立今池小学校での学び(柴山)

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 こんにちは!採用試験が終わり、ひと段落した柴山です。今回は、安城市立今池小学校に学校訪問させていただきました。今池小学校は、児童が振り返りから新たな考えを持てるようにすることを大切にしていることを教えていただきました。

 2年生の生活科。ペットボトルロケットをより遠くに飛ばすにはどうしたらよいかを考える授業を参観させていただきました。

 導入は、「もっと遠くに飛ばしたい、○m飛ばしたい」などの児童の振り返りの紹介から始まっていました。特に印象に残った場面として、前時での工夫や困ったことを発表する場面があります。「飛ばすために発射台を長くした」という児童の発表に対して、「長くしていた子たくさんいたけど、それで困ったことある子はいない?」と投げかけ、課題の解決方法についても交流する場面をつくっていました。先生が子ども同士の課題や学びを共有することで、本時の自分の目標や、やってみたいことも見つけやすくなることを実感した授業でした。

 全体に子どもの発言内容が伝わるようにするために、「どのくらいの大きさのものを使ったの?」や「こうやってと身振りで説明していた部分をみんなに見せてあげて。」などの声掛けを行っていました。児童から児童へ内容が伝わりやすくするために、あえて分からないふりをするなど、発言の拾い方も工夫することが大切であることを学びました。

 児童が作成の途中経過を端末の写真で記録しておいたことや、使った輪ゴムの大きさや飛んだ距離を数字で記述していたことも印象的でした。今までの学びの過程を振り返りやすくなるため、わかりやすい形で学びを記録する方法を考えていきたいと思いました。

 小学校低学年の授業を丸々1時間見たのは今回が初めてでしたが、どの学年でも振り返りが重要であることを再認識した1日でした。振り返りを共有することで、自分と同じ意見の子や自分以外にもわかっていない子もいることが分かり、勇気を出して発言できることにつながることも稲垣校長先生と玉置先生の談話から学ばせていただきました。このような機会を与えてくださった玉置先生、今池小学校の皆さん、本当にありがとうございました。
(柴山)
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