小学校教育実習で学んだこと(安田)

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 みなさんこんにちは、9期生の安田です。今回は、4週間の小学校教育実習で学んだことを記事にしていきます。

 私は、9月4日〜9月29日の小学校教育実習をすごく楽しんで過ごすことが出来ました。大変だと聞いて少し構えていたのですが、元気いっぱいの子どもたちに、パワーをもらう毎日で、とても幸せな時間でした。

 実習期間を経て子どもたちからは、何事にも全力で向き合うことの大切さを教えてもらいました。いえ、正確には、思い出させてもらったのです。

 子どもたちは、初めて見る大学生の先生にも、算数の問題にも、鬼ごっこにも、給食にも全力投球です。難しい問題でも「わからんー!」と言いつつ考えることをやめません。壁に直面しても、ヒントを求めるだけで諦めたり、逃げたりしないから彼らの成長は止まることを知らないのだと思いました。大人になると、逃げを正当化してしまいます。悪いことではないですが、いつもそれでは学びが減ってしまいます。昔は自分もこうだったのかなと思いを馳せながら、子どもと同じように全力で取り組むことで、見えてくることがたくさんありました。

 先生方からは、余裕をもつことの大切さを教えていただきました。時間にも、心にも、学習にも。低学年は特に、思っているよりも色々なことに時間がかかり、できないことがあります。余裕をつくっておくと、想定外の発言や出来事に何とか対応することができるのだと分かりました。日々、余裕をもち、一つひとつ丁寧に、取り組むことは、低学年として、学びの土台を作ることを大切にしているという先生の思いなのだと実感しました。

 10月6日には、実習でお世話になった先生方と子どもたちに会いに行ってきました。本来、実習レポートを提出するだけのはずだったのですが、校長先生のお気遣いで、クラスの子どもたちと触れ合う時間と職員室で先生方とお話しする時間をつくっていただきました。

 1週間ぶりに会った子どもたちは本当に可愛くて、先生になりたいなぁと思わせてくれる大切な存在です。そして、いつもあたたかく迎えてくださる小学校のみなさんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。こんな素敵な学校で4週間学ばせて頂けたことをとても嬉しく思います。2年後、教壇に立てるよう、みなさんへの感謝の気持ちを忘れず、勉強をがんばっていきたいです。(安田)
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