小学校教育実習で学んだこと(由原)

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 こんにちは!9期生の由原希音です。9月4日からの4週間、小学校実習に行ってきました。今日は、実習での学びを記事にしていきたいと思います!

 まず、言葉がけの大切さです。私は、研究授業を見にきてくださった先生から、褒めるときの言葉がけが形式的なことをご指摘いただきました。私自身、児童をたくさん褒めようと心掛けているつもりでしたが、振り返ってみると「いいね」「すごいね」など、抽象的な言葉がけが多かったと思います。褒める言葉が形式的だと、児童が本当に見てくれているのかと不信感にも繋がると思うので、どんなところが良かったのかしっかり伝えることが大切だと思いました。

 先生方は、児童をよく見て些細なことでも褒めていました。ゼミでも習ったように、褒めることで児童のやる気も高まるし、授業の雰囲気も良くなると思うので、出来ていない児童を注意するのではなく、具体的に褒めることを意識していきたいです。

 次に、発問方法です。私の担当は1年生だったので、始めのうちは発問が児童に伝わらなかったり、教えたいことを上手く伝えられませんでした。そのときに、担当の先生から全部を答えさせようとするのではなく、例を提示して何を答えればいいのかを理解させることが大切だとご指導いただきました。

 私は、教師が誘導せず、児童の意見で授業を進めていくことが大切だと考えていました。しかし、実際何を答えてよいのか分からず、授業が進まないことがあって、例を提示するやり方を取り入れてみました。すると、ほとんどの児童が発問を理解し、多様な考えを引き出すことができました。同じ発問でも、発問するまでの過程で工夫することが大切だと思いました。1年生を担当して、どんな言葉なら伝わるか、言葉の一つひとつをしっかり考えて話すことが大切だと学びました。

 この4週間、悩むこともありましたが、本当に楽しく、充実した時間を過ごすことができました。また、教師になりたいという想いも強くなりました。この想いを忘れずに勉強がんばりたいです!!(由原)
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