小学校教育実習で学んだこと(古川)

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 こんにちは!9期生の古川です。9月4日から29日までの4週間、小学校実習に行ってきました。振り返ってみればあっという間で学びが多く充実した日々を過ごすことができました。

 今日は、実習での学びを記事にしていきたいと思います!

 まず授業作りについてです。授業に必要な要素として、十分な教材研究・事前準備・子どもの実態把握の3つが挙げられます。授業は教師が楽しめば子どもも楽しむものであり、いい授業をする為には、教師と児童の信頼関係があるからこそ成り立つものであると学びました。

 授業を作っていく中で今回何を学んで欲しいのか、何を押さえれば良いのかはっきりさせる必要性があると感じました。この4週間の実習で自分の中で「見通し」という言葉をキーワードにしてきました。教師がまず見通しをもって授業をすることはただ授業のまとめに向かっていく道筋だけではなく、これからやる単元を理解しやすくなるための布石として押さえることもいえます。単元同士の縦と横の繋がりをした授業作りをしたいと感じました。

 次に学び続ける姿勢と児童と向き合う重要性についてです。現状に満足するのではなく、授業を終えた後の振り返りの時間が本当に自分が成長し続けることができた要因だと感じています。なにがおかしかったのか、どうすれば改善するのか考え、次の日に授業があって何度も作り直したことで児童から「分かりやすかった」と授業を重ねる度に言われる数が増えていきました。担当教官だけでなく、児童にも聞いていい意見を取り入れた結果だと思います。

 子どもたちに分かりやすい授業をしたいと教材研究をしてたからこそ児童も挙手をしたりノートに沢山考えを書いてくれたり、児童1人1人が一生懸命な眼差しで自分の話を聞いてくれる姿勢から授業一つをとっても向き合い方を感じ取ることができました。

 最後にこの実習を通して、夢であった「教師」という存在が現実として近づき、改めて教師になりたいと実感しました。4週間という短い間でしたが子どもの成長を感じとることができる瞬間が多くありました。子どもたちから新しい発見を得ることができ自分も成長することができて本当に面白い仕事だなと感じました。また子どもだけじゃなく先生自身も学び続ける姿勢を崩さないことが重要であると再確認しました。

 実習期間中、上手くいかないことばかりでしたが

「上手くいかない時の方が学びが多い」

 という言葉をかけていただいた担当教官のお陰で力をつけることができました。担当していただいた小学校への感謝を忘れず、常に向上心を持って次の中学校実習へ繋げていきたい。(古川)

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