第2回授業深掘りセミナーに参加して

12月5日に行われた「第2回授業深掘りセミナー」に参加させていただきました。学生でありながらこの場に参加せていただけたことに嬉しく思います。

佐藤正寿先生の社会、神戸和敏先生の数学の授業を見させていただきました。神戸先生の授業では生徒役として参加させていただきました。お二人の先生の授業は、今まで私が受けたことのない授業でした。というのも型にはまらず、先生方の授業に対する考えがはっきりわかる挑戦的な授業であったからです。

私は中学校実習で授業をさせていただきましたが、中々私自身の考えというものが持てず、教科書に沿った授業の流れをつくることで精一杯でした。このセミナーで学ぶことが多くありました。

特に印象に残ったのは、子供たちを主体的にさせるということです。ともすると、子供たちは、単に先生の発問に答えたり、「先生が課題を書きなさい」と指示したから書くというように、先生が敷いたレールを走っている子どもが多いと思います。

佐藤先生はこう言われました。「子どもたちが課題をノートに書いているかどうかではなく、一人一人が本当に課題意識をもっているかが大切である」と。このことから、子供たちが課題解決していくにあたって、「どうして先生はこのことを考えさせるのだろう」と深く授業に踏み込んでいくことが大切だと考えました。「授業の意図が伝わる」ということは、子どもたちに課題意識を持たせることにつながるのではないかも考えました。

このセミナーを通して学んだことは私自身の宝物であり、今後に活かしていきたいと思います。学生でありながら佐藤先生から名刺をいただきました。とても嬉しく、背中を押された気持ちで精進していきたいと思いました。(小川)
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